今年は債券投資の年。特に米国債。FRBがすでに5.25%~5.5%から利上げをしない状況になってきている。いつ利下げをするかに話題は移っている。図表の文字が小いさすぎて読めないこと以外は、よくわかりやすい債券、国債、イールドカーブ、デュレーション、クレジット
中小企業の経営者ですが、時代小説、歴史小説、文学、経済、経営、雑誌、新聞、web等なんでも載せます。
#2024-002「投資家のための債券投資ハンドブック」上田祐輝著 5バリューアカデミー
今年は債券投資の年。特に米国債。FRBがすでに5.25%~5.5%から利上げをしない状況になってきている。いつ利下げをするかに話題は移っている。図表の文字が小いさすぎて読めないこと以外は、よくわかりやすい債券、国債、イールドカーブ、デュレーション、クレジット
#2024-001 「遺伝と平等」キャスリン・ペイジ・ハーデン著 新潮社
遺伝子に関する研究をもとにポリジェニックスコアという指標を使った社会心理学によった研究。また遺伝くじ、日本では「親ガチャ」と言われる両親の遺伝をうけつぐのに選択権がないということについて、書かれている。「遺伝子がいかにして社会的不平等を引き起こすか」(第7
#2023-030 「日本の国難」中野剛志著 懇談者現代新書
コロナ前の日本の経済状況であるので、あまり当たっていない。日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 (講談社現代新書)中原圭介講談社2018-04-19
#2023-029 「パレスチナー聖地の紛争」船津 靖著 中公新書
ルポタージュ風の解説書。現地で駐在した記者の現場の事実を積み重ねた内容。そのため、紛争、殺人、対抗、抵抗、そして自爆テロと現実のパレスチナとイスラエルの状況が、続く。パレスチナPLO アラファトイスラエル シャロンこの二人の対立と不信が世界をさらに不安に落と
#2023-028「脱植民地化とイギリス帝国 」北川勝彦編者 ミネルバ書房
脱植民地化とイギリス帝国北川勝彦編者ミネルバ書房イギリス帝国と20世紀第4巻帝国論に対するさ「まざまな素材を提供しうる検討対象がイギリス帝国」というシリーズの巻頭趣旨に出てくる。私にとっては、大英帝国の衰退というテーマは初めてで、産業革命や政治経済のテーマ
#2023-027 [国家は巨大ITに勝てるのか」 小林泰明著 新潮新書
読売新聞の記者として巨大IT GAFANと政府の戦いを記録したるポタージュ。テクノロジーで国家以上の力を持ち、資金力に物を言わせた政治ロビイスト活動による工作。正直、読後感はこれからも巨大IT企業は世界を制覇していくだろう。しかし、これらの企業が、現在のビジネス
暦は日本の古代エリートが中国から輸入した。目的は日本国全体の統治のための装置であった。百済の元嘉(げんか)暦を使用していた。欽明天皇14年(553)に医博士、易博士、暦博士が来日。持統天皇4年(690) 元嘉暦と儀鳳(ぎほう)暦の併用。天平18年(746)、21
オープンAI 生成AI 機械学習 ディープラーニング 様々なAIのツール、手法が新聞紙上で毎日でている。経営戦略上、必要と思いまず簡単の書籍からよむが、大変興味深かった。確率論によるコンピュータの学習は実は確率論が基本であった。今まであったAIブームは失敗の歴史
#2023‐024 「変異する資本主義」 中野剛志著 ダイヤモンド社
シュンペンタ―の資本主義の定義1.物理的生産手段の私有をもつ2.私的利益と私的損失責任をもつ3.民間銀行による決算手段(銀行手形、預金)の創造社会主義の定義生産過程の運営をなんらかの公的機関にゆだねる制度バイデン政権の静かな革命新自由主義からポストケイン
#2023-023 「見えないものに耳をすます」 大友良英 稲葉敏郎著 アノニマ・スタジオ
大友良英 ジャズギタリスト、NHKFM「Jazz Tonight」の司会者稲葉 敏郎 心臓専門医者 音楽、能に造詣が深い大友さんはともかく、稲葉さんはどこかのTVで観たことがあり、印象が深かった。NHKの対談番組での収録と追加対談をまとめたものである。音楽と医療の交わりの深さ
#2023-022 「英雄の心理学 時代が求める新しいヒーローヒロインたち」 小此木圭吾著 PHP文庫
1984年発刊。中古本屋でかったもの。「モラトリアム人間の時代」というベストセラー作家である精神医学者。私も読んだ。日本の過去のから現代にいたる間に出現した「英雄」について、それを称賛する日本人の心理を開設する。1.NHK大河ドラマの影響2.家庭環境の変化3
久しぶりに塩野七生先生の小説。やはり、大変面白かった。女性でありながら、男性的な視点で書かれている。しかし、女性の怖さを充分伝えている。渾身の一打という感じ。大公比妃ビアンカ・カッペラの回想記エメラルド色の海 ビアンカリエリ伯爵夫人の2つの話がロマンティ
#2023-020 「風と雲の武士―河井継之助の士魂商才」 稲川 明雄著 恒文社
河井継之助に関する本。以前長岡に訪れた時に買った本。再度河井継之助の生き方、合理的実利的な生き方、その上に「武士」であること。学びました。一番面白かったのは、戊辰戦争の時に奥羽列藩同盟であったはずの新発田藩が官軍に寝返った時の、「新発田の裏切り」という報
#2023-019 日清・日露戦争: シリーズ 日本近現代史 3 (岩波新書) 新書 原田敬一著
この本はなぜか書庫にあった。たぶん、古本屋で大量に買ったときの一冊と思う。読み終えて、すなおに知らなかった史実が多いと感じた。事実のみを積み重ねたように書かれているが、最後の方で著者は日本の太平洋戦争に至る経緯の一つとして日清日露戦争を書き、その愚かさを
#2023-018 「河井継之助の言葉」 稲川明雄著 (株)新潟日報事業社
新潟長岡花火を観に行ってきた。8月2日。翌日は市内観光。河井継之助記念館を再度訪れた。以前来た時に友の会に入った。河井継之助は、長岡藩の家老として抜擢され、戊辰戦争の時に東軍として戦った。司馬遼太郎の「峠」で描かれその人物像が多くのフアンを作った。私もその
#2023-017 [レビナス入門] 熊野純彦著 ちくま新書
フッサールやハイデガーを師として仰ぐが、存在の了解を、さらに時間軸を加えた解釈をしている。 それは、私が現在、存在しているということを気づいたときにはすでに「現在」は過去となっており、<私>の誕生は、私が<私>に対して存在し、私は<私>を所有して
$2023-016 「小林秀雄全作品14 無常ということ」 小林秀雄著 新潮社
前回の「日本の7大思想家」(小浜逸郎著)に小林秀雄が入っていた。思想家というより文学評論家と思っていたが、文学に対する純粋な考え方は、日本人の古からの文学に対する心構えを小浜は思想と呼んだ。今回¥「無常という事」という昭和16年から20年までの戦争という
#2023-014 「日本の七大思想家 丸山眞男/吉本隆明/時枝誠記/大森荘蔵/小林秀雄/和辻哲郎/福澤諭吉」 (幻冬舎新書) 小浜 逸郎 幻冬舎
現代思想の表紙を飾る丸山眞男 丸山眞男を私は、庄司薫の「赤頭巾ちゃん」シリーズにでてくる、黒メガネのおじさんとして知った。ここではまず丸山眞男を取り上げて、批判をしている。戦後の革新勢力の先方に立って本来の日本の中世政治史という専門の枠から外にでて活動家
#2023-015 「歴史人口学で見た日本」 速水融著 文藝春秋
歴史人口学の日本の先駆者 速水融の書。歴史人口学を日本に導入した自伝でもあるが、他の書と異なり日本の江戸時代の姿を生き生きと描いている。また人口転換という課題は多産多死から少産少死、人口減少という事実に早くらか警鐘を鳴らしている。都市と農村、宗教、言語、
#2023-013 「令和に語り継ぐ 豊橋空襲」岩瀬彰利緒人間社
余り人々の話題にならない豊橋空襲の記録。戦争末期日本全国の都市に米軍の空襲があった。名古屋、岡崎でもあった。民間の市民が爆撃で被害にあったことは、戦後 東京裁判でも非難されることがなかったが、現在ロシアによるウクライナ各地の爆撃はロケット砲によるものであ
#2023-012 「復刻版 ボブ・ディラン・ディスク・ガイド 復刻版 ボブ・ディラン・ディスク・ガイド」 ミュージックマガジン
2023年4月19日 愛知県芸術劇場にてコンサートへ行く。そのための予習として読む。ディランの偉大さはすでに20歳代にして神格されている。その後の彼の人生をなぞるように読む。自分が大学のころのアルバムがリアルに感じた。ただキリスト教に改宗したことはそれほ
#2023-011 「正法眼蔵随聞記講話」 鎌田 茂雄 (講談社学術文庫)
私は曹洞宗派である。以前に買っておいて相当置いていたが、キリスト教の歴史を読み急に読みたくなった。特に記憶に残ったものを記す。「今是を案ずるに志の至と至らざるなり。真実の志を発して随分に参学する人、得ずということなきなり。 先づ只だ欣求の志しの切なるべき
#2023-010 「エマニュエル・トッド大いに語る――コロナ、中国、日本の将来 ~フランスが生んだ欧州の知性~」 WedgeONLINE PREMIUM 大野舞/ウェッジ編集部 株式会社ウェッジ
人口学の権威。地政学的な見解が多い。日本と中国、ウクライナとロシア。人類の行く末と人口学の貢献。予言というより、既定路線を教えてくれている。エマニュエル・トッド大いに語る――コロナ、中国、日本の将来 ~フランスが生んだ欧州の知性~ WedgeONLINE PREMIUM大野
#2023-009 苦しみの中から立ち上がれ アントニオ猪木「闘魂」語録 アントニオ猪木 宝島社
アントニオ猪木が逝ってから半年。私たちは失ったものの大きさに気が付き始めた。猪木に始まり猪木に終わる。それが20世紀だった。苦しみの中から立ち上がれ アントニオ猪木「闘魂」語録 (宝島SUGOI文庫)アントニオ猪木宝島社2022-06-07
#2023-008 「キリスト教の歴史」 小田切雅也著 講談社学術文庫
キリスト教の歴史をテキスト的に書いたもので、時代を追ってゆくと、西洋におけるキリスト教の役割と哲学や、政治統治との関係が明らかになる。特に中世史が知らなかったことが知っている事実で繋がった。454年ヴァンダル族 ローマ侵入476年西ローマ帝国 滅亡ローマ
#2023-008 「ウクライナ戦争の200日」 小泉 悠著 文藝春秋
ウクライナ戦争が始まった後、複数の人との対談集。小泉氏はにわかにTVに出るようになったわけではない。2014年のウクライナ紛争の際にも登場していた。今回戦争状態になったことにより、より深い解説がもとめられ本書対談にもでてくる高橋杉雄氏や笹川平和財団特任研究
#2023-007 「ヴィタ セクスアリスト」森鴎外著 岩波書店
金井湛(しずか)という哲学者名が主人公であるが、森鴎外の自伝である。性欲的生活を赤裸々に語るが、最後の解説で斎藤茂吉がいうように「性欲だけがすべてではない」という。フロイトのリビドー説が、小説となって日本へ伝搬する時期でもあった。自然主義小説の黎明でもあ
#2023-006 「睡眠品質」革命 一流を支えるエアウィーヴ成長の軌跡 高岡本州著 ダイアモンド社
エアウィーヴの会社の創業と成功事例の会社本。確かに、高岡社長の事業転換、創業は発想といい、ビジネス感覚の鋭さは勉強になる。ただ、人の行き方はそれぞれの持ち味があり、自分自身同じようなビジネスモデルでは出来ないと感じた。「睡眠品質」革命―――一流を支えるエ
♯2023‐005 「ドウルテル 強肩大統領はいかに国を変えたか」 石山永一郎著 角川新書」
私の会社がフィリピンへ進出して2年たつ。コロナ禍で稼働率が低い。フィリピンについて学ぶために読む。読後感。「ドゥテルテ前大統領は素晴らしいリーダー」に尽きる。・少年のころ、相当のワルであったこと。その後法律を学んで大学をでたこと。・大統領職によって自分の利
#2023-002 「ハイデガー 存在と時間 入門」 轟 孝夫著 講談社現代新書
現存在が存在するとは時間性の三つの次元が相互に連関しながら統一を形づくっている事態そのものを指している存在するとは過去現在未来の時間軸の中で生きていること。現在に存在すること。このような現存在の存在が「時間性」として捉えなおされたことによって時間
#2023⁻003「日本人が知らない! 中国・ロシアの秘めた野望」 近藤大介・廣瀬陽子 ビジネス社
テレビによく出ている廣瀬さんが今度豊川に来る。講演会があるので、予習で読んだ。近藤氏との対談となっており、読みやすくわかりやすい。ソ連の成り立ち、中国人民共和国の成り立ちから始めないと、今のウクライナ戦争は理解できない。さらに中央アジアの国々が中国とロシ
#2023-001 「伝えることから始めよう」 ジャパネットたかた 創業者 高田明著 東洋経済新聞社
頂いた本を読む。結構、気に入った個所があった。今を生きる、過去にとらわれない、未来に翻弄されない。一生懸命今を生きると、課題が見えてくる。できない理由ではなく、できる理由を考える。思いの強さ。分りやすく伝える。面白く伝える。何を伝えたいのか。伝えたいこと
目が悪くなってきたのか読書時間が続かない。しかし、じっくり読み込むということができている。数より質ということか?!来年も新たな知に巡り合う楽しみがある。
#2022-032 「ハイデガーの思想」 木田 元著 岩波新書
5度目の完読。ようやく少しわかるようになった。「現存在(人間)は存在に先立つ」 から 「存在は現存在に先立つ」ハイデガーが考えたプラトン、アリストテレス以来西洋哲学思想に脈々と受け続けられた 現前性の存在 その存在論の否定。ハイデガーの思想 (岩波新書)木田
#2022-032 「キリスト教入門」 山我哲雄著 岩波ジュニア新書
キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)山我 哲雄岩波書店2014-12-20
#2022-031「絵で見る十字軍物語」 塩野七生著 新潮社
絵で見る十字軍物語塩野 七生新潮社2010-07-01
蕎麦の千秋庵さんにお昼でお邪魔しました。天ぷらざるそばが、美味しい。信州のそばを堪能しました。
#2022-029 「ジョージ・イーストマン」 ニュートン2005年6月号
カメラの印画紙フィルムの発明に貢献した人。イーストマン・コダック社の創業者光学技術はドイツから渡ってきたと思っていたが、コダックフィルムの歴史はアメリカの化学技術の進歩とともにあった。
#2022-028 「マーク・ブルーネル」 ニュートン1996年8月
マーク・ブルーネル(1769年~1849年)トンネルのシールド工法を考案した人。造船技術にも詳しくグレート・ブリテン号を創った。シールド工法の発案は、フナクイムシの観察から得たというエピソードが面白かった。
#2022-027 「徳川吉宗」 ニュートン2007年2月号
父親が買い続けた雑誌ニュートンを整理し捨てようと思った。17年間遺言であるニュートンを頼まれたが、そろそろ時期である。歴史や科学者の記事があり、読み物としては面白そうなので紹介してゆく。吉宗の出自、将軍になるまでの経緯、財政立て直しの享保の改革など18世紀の
♯2022⁻026 「富国と強兵 地政経済学序説」 中野剛志著 東洋経済新聞社
590ページの大著であるが、一気に読めた。基本的に経済学のとらえなおし、地政経済学と言われる分野の説明と、現代的な意義を唱えるものである。古典経済学ケインズ経済学新古典経済学などの経済学の主流として考えられている経済学による政策をいまだに施策している国に
#2022-024 「日本再生の基軸――平成の晩鐘と令和の本質的課題」 寺島実郎著 岩波書店
令和時代の日本の最大の外交課題は、「同盟の質」を再点検し、米国への過剰依存を脱して、日米関係の再設計を真剣に模索すること。である。21世紀に入って・・・日本は累計15兆円を超す軍事きゅよくをしている。・・・三沢から沖縄まで、すべての米軍基地、施設をテーブ
#2022-025 「徹底検証 日清・日露戦争」半藤一利 秦郁彦 原 剛 松本健一 戸高一成
ロシアウクライナ戦争の戦後処理はどのように行われるか、過去から学ぶ。徹底検証 日清・日露戦争 (文春新書)郁彦, 秦文藝春秋2011-10-20
#2022-023 「方法序説」 ルネ・デカルト著 谷川多佳子訳 岩波文庫
デカルト 読み直し方法序説第1部 学問に関するさまざまな考察第2部 方法の主たる規則第3部 道徳上の規則第4部 神の存在と人間の魂の存在の証明第5部 自然学の諸問題の秩序 心臓の運動や医学に属する他のいくつかの難問第6部 自然の探求において必要と考えるこ
#2022-021 「デカルト入門」 小林道夫著 ちくま新書 再読
デカルトは青春の思想である。学問や知識に対する姿勢を若いころから決めて律を打ち立てた。それは若者の特権であり、いくらでも修正が可能な律であった。しかし、それは近代の学問、哲学を構築する基礎となった。「方法序説」で「あらゆることがらの認識に達するための真の
#2022-022 「ウクライナ紛争 歴史は繰り返す」 馬淵睦夫著 WAC文庫
アメリカがユダヤ資本に牛耳られ、大統領といえどもその配下にあるという前提で書かれた本。ルーズベルトの陰謀といわれるものであるが、それはセオドア・ルーズベルト、ウイルソン大統領などにもあてはまる。ウクライナ紛争 歴史は繰り返す馬渕睦夫ワック2022-04-29
#2022-020 「人間と宗教 あるいは日本人の心の基軸」 寺島実郎 岩波書店
尊敬する知識人 寺島実郎先生の最新書。数年前から研究を始められた宗教、とくに浄土真宗 親鸞の生き方、考え方から展開され、仏教、神道、キリスト教、朱子学や鈴木大拙など日本人の心の在り方を解説されている。一番印象に残ったのは、「それからのキリシタン 江戸期の
#2022-019 「付加価値の法則――社長がブランディングを知れば、会社が変わる!」 関野 吉記著 プレジデント社
著者から送られてきた広告本。インナーブランディング 社内、社員向けのブランディングが大切。付加価値の法則――社長がブランディングを知れば、会社が変わる!関野 吉記プレジデント社2021-12-18
#2022-017 「150ヤード以内は必ず3打で上がれる!!アプローチのお約束」 タケ小山著 日経プレミアムシリーズ 再読
ウエッジの芝生と球の間に入れる入れ方が分かりやすい。再読して、知人に差し上げた。150ヤード以内は必ず3打で上がれる!! アプローチのお約束 (日本経済新聞出版)タケ小山日経BP2015-09-04
#2022-018 「 Excel実践的グラフ作成術』早坂清志著 技術評論社
自己啓発。古本屋でみつけた1冊。Excelのグラフ作成のみに特化したテキスト。散布図が難しい。一発OKが出る企画書・報告書! Excel実践的グラフ作成術早坂 清志技術評論社2012-05-25
1.ハルノートを書いた男 須藤眞志著 文芸新書2.日米開戦の正体 孫崎 享著 祥伝社3.ルーズベルトの開戦責任 (草思社文庫) ハミルトン・フィッシュ著 渡辺惣樹訳 早想社「真珠湾の真実 ルーズベルトの欺瞞の日々」に関連して、真珠湾攻撃はアメリカは知っていた
#2022-015「現代ロシアの軍事戦略」 小泉 悠著 ちくま新書
ウクライナとロシアの戦争により一気にマスコミに登場した著者、小泉悠氏。2021年5月の発行であるからウクライナ紛争は2014年ことである。ロシアプーチンのウクライナ、クリミア半島に対する侵攻の軍事的な意味、作戦について詳細に書かれている。プーチンが恐れた
#2022‐014 「人新世の『資本論』」 斎藤幸平著 集英社新書
脱成長コミュニズムということについて書かれた本であるが、筆者の主張が伝わってこない。2回読み直したが、わかったのは他の人の引用が多く、解説書となっているからだ。主張だけかいたのは、第7章のみ。気候変動に対する対策は批判は多いが書いてはいない。マルクス経済学
#2022-013 「真珠湾の真実 ルーズベルトの欺瞞の日々」ロバート・B・スティネット著 妹背作太男監修 文芸春秋社
どのようにして手に入れたか忘れたが、いわゆるルーズベルト大統領太平洋戦争陰謀論でと思ったが、読後はこのスティネット氏の経歴とカーター大統領が公開を命じた資料を丹念に調べあげ、存命の関係者に対するインタビューを行い、書き上げたもので、裏付けがある第1級の歴史
#2022-012 「『太平洋の巨鷲』山本五十六 用兵思想からみた真価」 大木 毅著 角川新書
山本五十六というの日本海軍のヒーローであった。しかしそれは戦時中から戦後にかけて英雄論として語られ、利用され、誤解された面もあったようだ。この本は「用兵思想」について論じているので、彼の人柄や英雄的態度については限定的であるが、その個性や性格抜きには用兵
#2022-011 「こころをよむ 数学者たちのこころの中 」 三浦伸夫著 (NHKシリーズ NHKこころをよむ)
知っていた数学者2.ピュタゴラス3.エウクレイデス『原論』6.ケプラー7.パスカル8.ライプニッツ11.フーリエ知らなかった数学者4.フワーリズミーとオマル・ハイヤーム5.ピサのレオナルド9.アニェージ10.『レイディーズ・ダイアリー』と数学愛好者たち1
#2022-008「宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」 加藤 文元 角川学芸出版
友人のKからNHKBSスペシャルのこの番組おもしろいので観ろと言ってきた。NHKBS スペシャル数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語京都大学数理解析研究所の望月新一教授が数学学会で1985年に提唱されたABC予想が2012年に証明されたという。査読 第三
うちには日本古典文学全集がある。親父が買ったものだ。親父もいつか読もうと思っていたのだろう。その中で、土佐日記を読んだ。日記文学の日本の原点である。紀貫之が土佐から京へ帰任する物語で、当時の人々が生き生きと描かれている。しかし、貫之にある唯一の真実は、命
#2022-009 「1976年のアントニオ猪木」 柳澤 健著 文藝春秋
私の中でプロレスはアントニオ猪木、ジャイアント馬場。それに尽きる。アントニオ猪木はスーパースターであり、プロレスの中の神である。それを知ったのはモハマド・アリとの異格闘技試合のあの試合を観た日からだ。1976年は私がオーストラリアの留学から帰ってきた年だ。1年
#2022-007 「参河国 公宣卿伝承Ⅰ 文武天皇の勅使がたどった道」杉下五十男著 一粒書房
東三河にある鳳来寺山まで文武天皇の特使が来たという伝説がある。孫である文武天皇の健康を危惧した持統天皇が派遣したといわれる。蓬莱伝説にもとづく伝承であると思われるが、鳳来山、鳳来寺、参河一之宮砥鹿神社、その奥宮がある本宮山。公宜卿は2度鳳来寺山を訪れている
#2022-006 物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 (中公新書) 黒川祐次 中央公論新社
ロシアのウクライナ侵攻、戦争は絶対に許されない戦争犯罪である。この残虐性はプーチンだけのものでなく、その歴史や文化に仕組まれたものであると感じた。元、駐ウクライナ大使の黒川祐次氏の2002年の発刊の新書である。初めて知るウクライナの歴史ばかりであり、今ま
♯2022‐005 「音楽航海日誌」 荻原和也著 アルテスパブリッシング
世界の音楽の旅。まずは、アジア、台湾香港中国、インドネシア、ベトナム。Spotifyとハイブリッドで聴いてゆく。少し浮気をして、アフリカ音楽も並行で聴いてゆく。レコードジャケトット写真が美しい。また、各国の郷土品の置物、アートもきれいに撮れている。音楽航海日誌荻
ようやく読み終えた。経覚と尋尊という興福寺の門主の残した記録に基づく歴史書。書かれた文書にもとづくものなので、それなりに史実に基づいていると思う。ただ本人たちの感想や希望も入っており、そこは割り引いて考えなければならない。日本を二つに割った戦いは、実は畿
#2022-003 「渦巻いて 三河牧野一族の波瀾 〈下巻〉」 岩瀬崇典 文芸社
牧野一族の物語の下巻。下巻のピークはやはり牛久保城の戦いの部分。今川勢として松平元康(家康)と戦う。その戦いはのちの徳川家康が、牧野氏を敵対していた武将であるが、信頼することになる。当然、優秀な部下が欲しかった家康である。自身も今川へ人質に取られたことも
#2022-002 「渦巻いて 三河牧野一族の波乱(上巻)」岩瀬 崇典 文芸社
豊川の牛久保にあった一色城と牛久保城を築城し、牧野古白の時に吉田城を築城した牧野一族の小説である。豊川の企業の経営者が書いた。牧野氏に関しては地元でもそれほど詳しく歴史を伝承しているわけではない。ただ、牛久保地域ではそのころの栄華を受け継ぎながら、江戸時
#2022-001 「これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史」 中塚 明著 高文研
正月からとんでもない本につかまされた。古本屋でとってしまったので、読んでみた。韓国擁護のサヨクの方が書かれた本だと思う。歴史を切り取って都合のよいことを書くというのは、右翼左翼、論壇にはあることではある。旧日本帝国が、欧米列国の中で行動したことは歴史の事
♯2021‐031 「MOJO Springsteen Glory Days 1949-2021」MOJO
あれからもう36年、1985年4月11日に代々木競技場のプールで行った東京公演に行った。その時の写真とプログラムがしたのものだ。今だにスプリングスティーンを聞いている。青春、人生そのものである。彼がヒットさせた「Born To Run」に吉祥寺の飲み屋で一晩中聴いて、友人に
#2021-030 「市制施行と横浜の人ひと ~明治20年代の横浜~」横浜開港資料館
長野県上伊那郡辰野町小野から明治時代に横浜に出て行って成功した小野光景・光賢親子が私の本家筋の家柄である。その子供の光賢が町役人から市会議員、商工会議所会頭、横浜正金銀行頭取となっていったことは知っていた。この資料誌には、貿易業などで成功した実業家と地主
#2021-029「三遠の民族と歴史 第9号」三遠地方民俗と歴史研究会
豊橋の精文館で買い求めた地元出版の本。東三河と遠州の民俗学、歴史学を研究する団体が編集したもの。私の興味を持った論文は「正徳2年の吉田藩牧野家・大河松平家所替えについて」久住裕一郎氏が書かれたものだ。江戸時代で有名な三方領知替えで有名なのは、天保11年(
#2021-028 「郷土豊橋を築いた先覚者たち」 豊橋市教育委員会
私は愛知県豊川市に住む。豊川の先人たちのことは少しはわかっていると思っている。しかし隣町の豊橋市については全く知らない。これは、郷土史を語ってくれなかった大人たちに恨み節でもある。場所によっては、郷土の偉人たちをいまだに語り続けている地域がる。それは長岡
#2021-027 レコード・コレクターズ 2021年 6月号 株式会社ミュージックマガジン
1971年は昭和46年、私は中学校2年生。まだ洋楽はサイモン&ガーファンクルくらいでギターを弾いていたので、そのころのフォークが中心だった。1974年オーストラリアに行った。当然洋楽ばかり。1977年大学に入り、夏、運命の出会い「Born To Run」Bruce Spring
♯2021‐025 「古地図で楽しむ 三河」松岡啓二著 風媒社
豊川の古地図だけでなく、東三河、西三河の古地図があり興味深い。ふるさと愛知のことをもっと知ろう。古地図で楽しむ三河 (爽BOOKS)敬二, 松岡風媒社2016-04T
#2021-026 「豊川史話 第9号 豊川市内の旧町村名の起源考」 豊川市郷土史研究会
豊川市に住んで50年余り。地元の地名の由来の情報はあまりにも少なく、この研究会の会誌はありがたい。豊川の川にちなんだ名前が昔から好きだったし、不思議だった。少し、長年の疑問が解けた。当古土筒行明六角面白かった。
#2021-024 「ルート66を聴く アメリカンロードソングは何を歌っているのか?」 朝日順子著 青土社
ジョンケルアックのOn The Road に影響された若者たちが60年代に西海岸に向かい、ヒッピームーブメントを生んだ。ジョンケルアックの小説は1957年に発表された。その一つのルートでありそうな「ルート66」、これもまたチャックベリーによって音楽世界では有名な道路である
#2021-023 「持統天皇と藤原不比等日本古代史を規定した盟約 」 土橋 寛著 (中公新書)
やはり日本古代史は面白い。今回は持統天皇と藤原不比等の関係について読む。持統天皇は私の住む東三河に関係が深い。草壁皇子を亡くした後、その子 軽皇子の即位をさせ、御津から鳳来寺山を目指したといわれる。その行動は謎である。1.草壁皇子の黒作佩刀(くろづくりか
#2021‐022 「タブレット純 音楽の黄金時代 レコードガイド [素晴らしき昭和歌謡」 タブレット純著 シンコーミュージック
かなりキワモノっぽい本である。タブレット純の名前を聞いたのが、NHKの日曜カルチャーというラジオ番組で昭和歌謡の話を5回も放送したことがあった。本人も言っているが、「NHKはすごい、こんな自分を選んで放送させてくれるなんて。」私もそう思う。昭和35年から昭和50年ま
#2021-021 「社団法人財団法人の設立の実務」 長澤栄一郎著 同文館
ある事情があって社団法人をつくることになった。そのための、予習としてざっとよむ。法人制度の説明があり、資本主義による会社の設立が、法人の設立を容易にした。目的によって社団法人、財団法人種類によって公益社団法人公益財団法人、学校法人、宗教法人、社会福法人、
#2021-020 「昭和レコード超画文報1000枚」 チャッピー加藤著 303BOOKS
マイブームで昭和の懐かしの音楽を楽しんでいる。著者のチャッピー加藤さんニッポン放送のディレクターで名古屋出身らしい。ラジオ日本の毎週土曜日18時から放送されているタブレット純の「音楽の黄金時代」という番組が火をつけた。和田弘とマヒナスターズ出身の芸人さん
#2021-019 「バブルの物語」 ジョン・K・ガルブレイス著 鈴木哲太郎訳 ダイヤモンド社
バブル経済から学ぶことは、(1)群集心理が熱狂する。熱狂が終わると人々は、自分が熱狂していたのにもかかわらず、バブルの原因を政府、政策、金融、銀行など他人のせいにする。(2)いわゆる「天才」が現れ、その人間に騙される。(3)そのバブル経済の経験は、世代間
#2021-018 「洋楽ロックしを彩るUDOライブ伝説」 シンコーミュージック出版
それほど多くのライブに行っているわけではないが、来日したミュージシャンの話題としてライブについてはよく耳にしてきた。2019年は多くのライブに行けた。リンゴ・スターエリック・クラプトン、テデスキトラックスバンドダニー・コーチマーボズ・スキャッグスそして東
♯2021‐016 「『通貨』を知れば世界が読める」 浜矩子著 PHPビジネス新書
最近すっかり干されてしまった浜先生。アベノミクスをバカ呼ばわりしていたが、その口調は政治に対するものの言い方というより、現状すべてに対する不満を学者っぽく批判しているだけだと思う。学術的な成果がどこにも感じられない。しかし、再読してみたが、その感想はかわ
♯2021‐016 「華岡長州の妻」 有吉佐和子著 新潮文庫
NHK第2放送で「朗読の時間」という番組がある。ラジオが好きな私は、録音しては聴いている。その中に「紀の川」有吉佐和子があり、藤田三保子さんが出演朗読していた。Gメン’75に出ていた方だ。ハスキーボイスにも誘われ50回を一気に聴いた。有吉佐和子の何かあったなと
久しく思い出さなかった作家であるが、確か70年代80年代には人気作家として活躍していた方と思う。買ってあったものを読む。文章は端麗、川端や三島を思い起こす。ストリーが、少し奇異で夫婦とも別の男女と付き合っているが、あいびきするレストラン、バー、ホテルにみ
#2021-012 「ローマ帝国衰退史 (3)」 エドワード・ギボン著
しばらく読んでなく、第4巻に行く前に、ユリアヌスのところを再読する。背教者として有名であるがそれはキリスト教社会からの見方。ギリシャ神話に傾注し、たぶんであるが文学的な解釈で迷走してしまったのだと思う。文学を宗教と同一視してはならない。それが彼の人生を縮
#2021-014「ユングの心理学」 秋山さと子著 講談社現代新書
だいぶ前に買ったユング心理学。秋山さと子さんという当時は有名だった人の本。ユングの生涯とその理論について簡潔にまとめられている。1982年出版であり、その当時の状況から判断された内容も多い。引用する。「今日ほど、子どもの問題が注目されている時代はない。・
#2021-013 「国道16号線 日本を創った道」 柳瀬博一著 新潮社
ラジオNikkei第1に「BIZ&TECH TERMINAL」という番組がある。柳瀬さんという東工大の教授がやっている番組だが、日経ビジネス記者出身らしく、ビジネスや政治に身近な話題を提供していて拝聴している。彼が書いた国道16号線に注目した地理的なエッセー。少し我田引水的な
#2021-011 「投資ティリングハストの株式投資の原則 ーー小さなことが大きな利益を生み出す」 ジョエル・ティリングはスト著 パンローリング株式会社
youtubeを観ていたらこの本が良いということで読んだが、読みずらい。和訳の問題というより、原著が読みずらいと推測する。エピソードの羅列で、エピソードとエピソードの繋がりが分かりずらい。読者が推測して章立てを考えないと読めない。ただし、最後に載っている、株式の
#2021-010 「歴史人口学の世界」 速水融著 岩波現代文庫
日本における歴史人口学の開拓者である速水融(あきら)さんの著。江戸時代のキリスト教禁止のための宗門改帳をもとづいて、ベーシックデータシート(BDS)を使い家族構成や年齢、出生時期などを調べる画期的な方法で情報を収集した。それにもとづき、人口学と歴史を融合して、
Music#2021-001Weather Report Heaven Weather 1977
https://open.spotify.com/album/2M9F2yYsUvqiBPwUGeNvn1?si=aJVFxVopSoGedOMQswcrbgへヴィー・ウェザー(期間生産限定盤) https://www.amazon.co.jp/dp/B01B3IKC00/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_A9CE2FJXM015JDZ9PQA9
#2021‐009「江戸時代の地方役人と村人の日常的日々―「三河国八名郡岡部藩半原陣屋御用状留帳を読む」 神谷 智著 (愛知大学綜合郷土研究所ブックレット)
渋沢栄一の大河ドラマが放映されている。以前から新城市の富岡という場所の名前に、違和感を覚えいた。そこは、八名郡と呼ばれた地域であり、その中心が富岡という地名になっている。古い呼び方ではない。今回その理由を多分であるが、わかる気がした。それは岡部藩という小
#2021‐008 「フロイト以後」 鈴木晶著 講談社現代新書
フロイトからユングを読んで、昔かった本があることを思い出した。同じ著者であった。今回はフロイトの解説とその弟子たち、その後の精神分析学の発展をラカンまで解説した本となっている。1992年発刊ということにも驚いた。アルフレード・アドラー、ユング、ウイルヘルム・
#2021-0007「フロイトからユング 無意識の世界」 鈴木晶著 NHK出版
久しぶりに心理学の本を読む。フロイトとユングについて集中的に書かれている。著者は心理学者ではなく翻訳家に近い立場であるが、昔から心理学に関する本の著書が多い。これはNHK放送の放送原稿がもとになっているようだ。1.フロイト超自我 前自我 エス <= 意識
#2021-006 「研究者失格"のわたしが阪大でいっちゃんおもろい教授になるまで――弱さと向き合い、自分らしく学問する 」千葉 泉著 明石書店
私の古い友人 千葉さんのエッセー。高校2年の時に同じクラスになり、ギターがうまく英語が得意で仲良くなった。昼休みにはバスケットボールを体育館で楽しみ、彼の苦手という漢文や古文の暗唱会をやったり、楽しい思い出が多い。言語に対する表現が独特で、ゴキブリの変化
#2021-005「超カリスマ投資系YouTuberが教える ゴールド投資 」高橋ダン
「こんにちは、高橋ダンです。」で始まるyoutuberだ。若いがすでに金融で財をなし、引退をしているヘッジファンドガイと自己紹介している。その彼が金、銀などの商品投資について書いた本。テクニカルな面もあるが、長期で金銀に投資をすることを勧めている。戦争後には株ブ
#2021-004「バビロンの大富豪」ジョージ・S・クレイソン著
できるだけ早くから、収入のうち1割を貯金すること。その貯金を正当な投資に向かわせること。生活はできるだけ楽しむこと。労働に努めることこれがゴールデンルール。小説版 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則ジョージ・S・クレイソン文響社2
#2020-003「歴史人口学事始め」 速水 融著 筑摩書房
エマニュエル・トッドの「思考地図」に紹介されていた速水融氏に興味を持ち読んだ。大変な立派な学者が日本にいたという驚きと、1昨年91歳で逝去されたという残念な気持ちがわいた。昭和元年のお生まれで私の父親とほぼ同年代。父は昭和2年。自伝ともいえるこの本を読む
#2021-002 「エマニュエル・トッドの思考地図」 エマニュエル・トッド著
フランスの著名な歴史人口学者でソ連邦の崩壊を予言した人として知られている。歴史人口学というのは人口の出生や死亡、婚姻などにより人口の歴史を研究する学問。過去のある国での人口を推定することで、その国の歴史や発展を研究する。この本の中で速水融(あきら)という
#2021-001 「逆・タイムマシン経営論」 楠木 建、杉浦 泰 日経BP社
10ミニッツで楠木先生の話を聞いて読むことにした。よくぞ日経BPは楠木、杉浦著者のようしゃない日経新聞、日経ビジネス批判を受け入れてこんな本をだしたなというのが感想だ。新聞や雑誌は寝かせてから読めということで、後からならその当時の記事の批判はいくらでもできる
#2020-047「新・冒険投資家 高橋ダンの世界新発見!人生が劇的に変わる「旅」の極意 」高橋 ダン 扶桑社
旅行家高橋ダンの旅行記。これも旅行記というより、冒険記。投資と冒険、素晴らしい書。若さが感じられ、こちらまで旅行をしている気分。自分も多くの国を訪れたが、同じような気分であった。新・冒険投資家 高橋ダンの世界新発見!人生が劇的に変わる「旅」の極意 (扶桑社B
#2020-046「僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します
これは投資術の入門書でもあり、若い投資家ダン高橋の青春の書でもある。僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します高橋 晴美KADOKAWA2020-12-01
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今年は債券投資の年。特に米国債。FRBがすでに5.25%~5.5%から利上げをしない状況になってきている。いつ利下げをするかに話題は移っている。図表の文字が小いさすぎて読めないこと以外は、よくわかりやすい債券、国債、イールドカーブ、デュレーション、クレジット
遺伝子に関する研究をもとにポリジェニックスコアという指標を使った社会心理学によった研究。また遺伝くじ、日本では「親ガチャ」と言われる両親の遺伝をうけつぐのに選択権がないということについて、書かれている。「遺伝子がいかにして社会的不平等を引き起こすか」(第7
コロナ前の日本の経済状況であるので、あまり当たっていない。日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 (講談社現代新書)中原圭介講談社2018-04-19
ルポタージュ風の解説書。現地で駐在した記者の現場の事実を積み重ねた内容。そのため、紛争、殺人、対抗、抵抗、そして自爆テロと現実のパレスチナとイスラエルの状況が、続く。パレスチナPLO アラファトイスラエル シャロンこの二人の対立と不信が世界をさらに不安に落と
脱植民地化とイギリス帝国北川勝彦編者ミネルバ書房イギリス帝国と20世紀第4巻帝国論に対するさ「まざまな素材を提供しうる検討対象がイギリス帝国」というシリーズの巻頭趣旨に出てくる。私にとっては、大英帝国の衰退というテーマは初めてで、産業革命や政治経済のテーマ
読売新聞の記者として巨大IT GAFANと政府の戦いを記録したるポタージュ。テクノロジーで国家以上の力を持ち、資金力に物を言わせた政治ロビイスト活動による工作。正直、読後感はこれからも巨大IT企業は世界を制覇していくだろう。しかし、これらの企業が、現在のビジネス
暦は日本の古代エリートが中国から輸入した。目的は日本国全体の統治のための装置であった。百済の元嘉(げんか)暦を使用していた。欽明天皇14年(553)に医博士、易博士、暦博士が来日。持統天皇4年(690) 元嘉暦と儀鳳(ぎほう)暦の併用。天平18年(746)、21
オープンAI 生成AI 機械学習 ディープラーニング 様々なAIのツール、手法が新聞紙上で毎日でている。経営戦略上、必要と思いまず簡単の書籍からよむが、大変興味深かった。確率論によるコンピュータの学習は実は確率論が基本であった。今まであったAIブームは失敗の歴史
シュンペンタ―の資本主義の定義1.物理的生産手段の私有をもつ2.私的利益と私的損失責任をもつ3.民間銀行による決算手段(銀行手形、預金)の創造社会主義の定義生産過程の運営をなんらかの公的機関にゆだねる制度バイデン政権の静かな革命新自由主義からポストケイン
大友良英 ジャズギタリスト、NHKFM「Jazz Tonight」の司会者稲葉 敏郎 心臓専門医者 音楽、能に造詣が深い大友さんはともかく、稲葉さんはどこかのTVで観たことがあり、印象が深かった。NHKの対談番組での収録と追加対談をまとめたものである。音楽と医療の交わりの深さ
1984年発刊。中古本屋でかったもの。「モラトリアム人間の時代」というベストセラー作家である精神医学者。私も読んだ。日本の過去のから現代にいたる間に出現した「英雄」について、それを称賛する日本人の心理を開設する。1.NHK大河ドラマの影響2.家庭環境の変化3
久しぶりに塩野七生先生の小説。やはり、大変面白かった。女性でありながら、男性的な視点で書かれている。しかし、女性の怖さを充分伝えている。渾身の一打という感じ。大公比妃ビアンカ・カッペラの回想記エメラルド色の海 ビアンカリエリ伯爵夫人の2つの話がロマンティ
河井継之助に関する本。以前長岡に訪れた時に買った本。再度河井継之助の生き方、合理的実利的な生き方、その上に「武士」であること。学びました。一番面白かったのは、戊辰戦争の時に奥羽列藩同盟であったはずの新発田藩が官軍に寝返った時の、「新発田の裏切り」という報
この本はなぜか書庫にあった。たぶん、古本屋で大量に買ったときの一冊と思う。読み終えて、すなおに知らなかった史実が多いと感じた。事実のみを積み重ねたように書かれているが、最後の方で著者は日本の太平洋戦争に至る経緯の一つとして日清日露戦争を書き、その愚かさを
新潟長岡花火を観に行ってきた。8月2日。翌日は市内観光。河井継之助記念館を再度訪れた。以前来た時に友の会に入った。河井継之助は、長岡藩の家老として抜擢され、戊辰戦争の時に東軍として戦った。司馬遼太郎の「峠」で描かれその人物像が多くのフアンを作った。私もその
フッサールやハイデガーを師として仰ぐが、存在の了解を、さらに時間軸を加えた解釈をしている。 それは、私が現在、存在しているということを気づいたときにはすでに「現在」は過去となっており、<私>の誕生は、私が<私>に対して存在し、私は<私>を所有して
前回の「日本の7大思想家」(小浜逸郎著)に小林秀雄が入っていた。思想家というより文学評論家と思っていたが、文学に対する純粋な考え方は、日本人の古からの文学に対する心構えを小浜は思想と呼んだ。今回¥「無常という事」という昭和16年から20年までの戦争という
現代思想の表紙を飾る丸山眞男 丸山眞男を私は、庄司薫の「赤頭巾ちゃん」シリーズにでてくる、黒メガネのおじさんとして知った。ここではまず丸山眞男を取り上げて、批判をしている。戦後の革新勢力の先方に立って本来の日本の中世政治史という専門の枠から外にでて活動家
歴史人口学の日本の先駆者 速水融の書。歴史人口学を日本に導入した自伝でもあるが、他の書と異なり日本の江戸時代の姿を生き生きと描いている。また人口転換という課題は多産多死から少産少死、人口減少という事実に早くらか警鐘を鳴らしている。都市と農村、宗教、言語、
余り人々の話題にならない豊橋空襲の記録。戦争末期日本全国の都市に米軍の空襲があった。名古屋、岡崎でもあった。民間の市民が爆撃で被害にあったことは、戦後 東京裁判でも非難されることがなかったが、現在ロシアによるウクライナ各地の爆撃はロケット砲によるものであ
2023年4月19日 愛知県芸術劇場にてコンサートへ行く。そのための予習として読む。ディランの偉大さはすでに20歳代にして神格されている。その後の彼の人生をなぞるように読む。自分が大学のころのアルバムがリアルに感じた。ただキリスト教に改宗したことはそれほ
私は曹洞宗派である。以前に買っておいて相当置いていたが、キリスト教の歴史を読み急に読みたくなった。特に記憶に残ったものを記す。「今是を案ずるに志の至と至らざるなり。真実の志を発して随分に参学する人、得ずということなきなり。 先づ只だ欣求の志しの切なるべき
人口学の権威。地政学的な見解が多い。日本と中国、ウクライナとロシア。人類の行く末と人口学の貢献。予言というより、既定路線を教えてくれている。エマニュエル・トッド大いに語る――コロナ、中国、日本の将来 ~フランスが生んだ欧州の知性~ WedgeONLINE PREMIUM大野
アントニオ猪木が逝ってから半年。私たちは失ったものの大きさに気が付き始めた。猪木に始まり猪木に終わる。それが20世紀だった。苦しみの中から立ち上がれ アントニオ猪木「闘魂」語録 (宝島SUGOI文庫)アントニオ猪木宝島社2022-06-07
キリスト教の歴史をテキスト的に書いたもので、時代を追ってゆくと、西洋におけるキリスト教の役割と哲学や、政治統治との関係が明らかになる。特に中世史が知らなかったことが知っている事実で繋がった。454年ヴァンダル族 ローマ侵入476年西ローマ帝国 滅亡ローマ
ウクライナ戦争が始まった後、複数の人との対談集。小泉氏はにわかにTVに出るようになったわけではない。2014年のウクライナ紛争の際にも登場していた。今回戦争状態になったことにより、より深い解説がもとめられ本書対談にもでてくる高橋杉雄氏や笹川平和財団特任研究
金井湛(しずか)という哲学者名が主人公であるが、森鴎外の自伝である。性欲的生活を赤裸々に語るが、最後の解説で斎藤茂吉がいうように「性欲だけがすべてではない」という。フロイトのリビドー説が、小説となって日本へ伝搬する時期でもあった。自然主義小説の黎明でもあ
エアウィーヴの会社の創業と成功事例の会社本。確かに、高岡社長の事業転換、創業は発想といい、ビジネス感覚の鋭さは勉強になる。ただ、人の行き方はそれぞれの持ち味があり、自分自身同じようなビジネスモデルでは出来ないと感じた。「睡眠品質」革命―――一流を支えるエ
私の会社がフィリピンへ進出して2年たつ。コロナ禍で稼働率が低い。フィリピンについて学ぶために読む。読後感。「ドゥテルテ前大統領は素晴らしいリーダー」に尽きる。・少年のころ、相当のワルであったこと。その後法律を学んで大学をでたこと。・大統領職によって自分の利
現存在が存在するとは時間性の三つの次元が相互に連関しながら統一を形づくっている事態そのものを指している存在するとは過去現在未来の時間軸の中で生きていること。現在に存在すること。このような現存在の存在が「時間性」として捉えなおされたことによって時間
テレビによく出ている廣瀬さんが今度豊川に来る。講演会があるので、予習で読んだ。近藤氏との対談となっており、読みやすくわかりやすい。ソ連の成り立ち、中国人民共和国の成り立ちから始めないと、今のウクライナ戦争は理解できない。さらに中央アジアの国々が中国とロシ
頂いた本を読む。結構、気に入った個所があった。今を生きる、過去にとらわれない、未来に翻弄されない。一生懸命今を生きると、課題が見えてくる。できない理由ではなく、できる理由を考える。思いの強さ。分りやすく伝える。面白く伝える。何を伝えたいのか。伝えたいこと
目が悪くなってきたのか読書時間が続かない。しかし、じっくり読み込むということができている。数より質ということか?!来年も新たな知に巡り合う楽しみがある。
5度目の完読。ようやく少しわかるようになった。「現存在(人間)は存在に先立つ」 から 「存在は現存在に先立つ」ハイデガーが考えたプラトン、アリストテレス以来西洋哲学思想に脈々と受け続けられた 現前性の存在 その存在論の否定。ハイデガーの思想 (岩波新書)木田
キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)山我 哲雄岩波書店2014-12-20
絵で見る十字軍物語塩野 七生新潮社2010-07-01
蕎麦の千秋庵さんにお昼でお邪魔しました。天ぷらざるそばが、美味しい。信州のそばを堪能しました。