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こぶた部屋の住人 https://blog.goo.ne.jp/symc1361

訪問看護ステーションの管理者で、ケアマネや主婦もやっています。在宅緩和ケアを中心に載せています。

自分の家で、愛する家族のもとで最後まで暮らせるように、お手伝いをしています。 近くの在宅支援診療所での勉強会や、地域での在宅緩和ケアの現状も含めて情報提供していきます。 時には主婦として、日々のあれこれも。 ケアマネジャーも、ちょこっとやっていますので、介護保険のなんやかやも呟いております。

こぶたのはは
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住所
瀬谷区
出身
神奈川県
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2010/01/16

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  • ばあばになりました。

    2015.2.2112:18私は、おばあちゃんと呼ばれる人になりました。娘が、新たな命を授かり、この世に産まれて来てくれたのです。3118g元気な男の子です。娘も、昨夜からよく頑張って、ちょっと頼りないけれどお母さんになりました。娘の夫が、分娩室から出てきて、私の顔を見るなり泣きました。しばらく声にならなくて、お父さんとしての万感の思いがあったのでしょうね。私の娘は、随分と苦しい思春期を過ごしました。私は、見ている他なくて、いつもオロオロとするばかりで、娘に何もしてやれなかったような気がします。それでも、少しづつ、少しづつ自分の中で修復をして、咀嚼して、積み木を一つずつ積み上げるように大人になって行きました。そんな娘が今、お母さんになりました。最近は、仕事で忙しい私の代わりに、随分と家事を手伝ってくれたり、犬の...ばあばになりました。

  • 在宅の褥瘡について、あれこれ考える。その2

    明日書くといったからには書かねばなりません。今日は、夕方から3時間半に及び防災の初動シュミレーションを区役所でやっていて、これもなかなか考えさせらてたのですすが、今日はやはり在宅褥瘡の続きです。うちはラッキーなことに、開所当時から素敵な腕のいい皮膚科医と連携できていて、この18年相当数の在宅の褥瘡患者さんを治癒の方向に持っていくことができました。とはいえ、どうにもならない終末期の褥瘡や、在宅での限界例などもありました。また、いろいろな患者さんの褥瘡と向き合う中で、主治医や皮膚科医の同意や協力もあって、随分といろんなことを試させてもらったし、新たに導入させてもらったものも多くて、本当にありがたい環境にあったと思います。在宅の褥瘡で一番多いのは、仙骨部で、ついで大転子部、踵、腸骨部あたりに多く見られるようです。では...在宅の褥瘡について、あれこれ考える。その2

  • 在宅の褥瘡について、あれこれ考える。その1

    本当に、お久しぶりです。最後に更新してから、なんと2ヶ月も経ってしまいました。いろんなことがありすぎて、PC開くこともできず、いろんなこと書きたいのに、伝えたいのに、結局そこから逃げてしまう毎日です。今日は、久しぶりにパソコン開いたので、最近思うこと書こうと思います。褥瘡のこと、いろいろ考える機会がありました。神奈川県在宅皮膚科勉強会が主催する在宅褥瘡研究会には、毎回声をかけていただいて、本当に勉強させていただいています。去年の秋の時だったと思うのですが、講演のなかで平成26年の診療報酬改訂の在宅患者訪問褥瘡管理指導料についての説明がありました。簡単に言うと、在宅褥瘡チームによる在宅での褥瘡治療が行われた場合は、所定の計画に乗っとて行うと管理料を加算できるよ、というものです。ただし、このチームは他職種であること...在宅の褥瘡について、あれこれ考える。その1

  • イベントいろいろ

    なんだかんだ、もがいているうちに、今年も終わりですね。勉強会はじめ、イベントいろいろありましたが、今日は年に一度の瀬谷区訪問看護連絡会主催の在宅医療・介護セミナーでした。瀬谷区訪問看護連絡会は、瀬谷区内の訪問看護ステーションと、瀬谷区ケアマネット、区の高齢障害担当、基幹病院の聖マリアンナ医科大学横浜西部病院ホームケアとで構成されていて、毎年ケアマネやコメディカル対象に医療・介護のセミナーをやっています。12回目の今年は「統合失調症」をテーマに、区内の精神訪問看護ステーションからのケース発表と、長谷川式の長谷川先生の息子さんである長谷川浩先生の講義「統合失調症におけるアドヒアランス」を目玉に、行政からの精神疾患に対する制度・社会資源の紹介など盛りだくさんのセミナーとなりました。精神疾患と訪問看護は、切っても切れな...イベントいろいろ

  • お尻の体圧

    久しぶりです。書きたいこといっぱいあるのに、全然PCに迎えない毎日です。とりあえず、久々ですが先日行った車椅子のシッティングの勉強会でのお話です。圧迫骨折などを繰り返していて、背中が丸くなって前にかがむような姿勢のお年寄りってかなり多いです。円背(えんぱい)とか亀背(きはい)とか言いますが、体が小さいおばあちゃんに多いですね。昔は、農家など過酷な労働が多くて、それこそ農作業の形のまま固まったみたいになってしまって、歩いていてもまっすぐ前が見えないんじゃないかと思います。胸郭も変形して、肺も圧迫するし、胃も圧迫するので逆流性食道炎なども起こしやすくなります。こういう方に多いのが、座りだこです。他にも、大柄な男性でずっと座椅子や車椅子に座っている方にも、座りだこは多いです。比較的動けているうちは、座りだこで何度も瘡...お尻の体圧

  • いつか・・・。

    秋の柔らかな日差しが、窓越しに小さな陽だまりを作り、ベットの足元を優しく温めています。随分とやせ細った腕が、ピンクの花柄のパジャマからすっと伸びて、電動ベットに寄りかかったままで、ハードカバーの本をしっかりと支えていました。すっかり真っ白になった髪は、無造作に一つにまとめられていて、肩の横に流れています。「こんにちは、お加減いかがですか?」と部屋に入ると、パタンと本を閉じて、柔らかな笑顔で迎えてくれるのです。私も、来年初めには孫が生まれる年齢になりました。時々、友人とも「年をとったね。」なんて話をします。それでも、老人と呼ばれる年齢までは、まだも少し時間がかかります。もし、その年齢まで命があったとしたら、どんな年寄りになっているのかと、時折考えてしまいます。今までの人生で出会ったたくさんの人々。この仕事おかげで...いつか・・・。

  • 26年度後半 めぐみ在宅 <追想の集い>

    先日1年に2回開催されるめぐみ在宅クリニックの追想の集いに行ってきました。第一回から献杯の音頭を取らせて頂いている関係で、ずっと参加させてもらっています。私たちがお看取りのお手伝いをさせて頂いた患者さんのなかで、お二人のご遺族も参加され、お元気な姿を見て、嬉しいやら懐かしいやらで、歓声を上げて再会を喜びました。とはいえ、最愛のご家族をなくされまだ1年です。いまだ癒えぬ悲しみは、言葉の一つ一つから感じられて、1年前ご自宅で過ごされていた患者さんの、笑顔や静かな横顔など、まるで昨日のことのように身近に感じることができました。まるで、その方の息遣いが聞こえるような、ご家族の言葉や回想は尽きることなく、悲しくも楽しい時間を持つことができました。頑固で亭主関白、そのくせ奥さんがいないと少しもいられないようなOさん。当初熊...26年度後半めぐみ在宅<追想の集い>

  • 確かに面倒だけど・・・

    介護保険では必ずつきものの担当者会議。確かに面倒ですよね。ケアマネのお仕事の中でも、担当者会議の日程調整も大変だし、会議そのものよりも、終わったあとのまとめやらプランの変更やらで、かなりの時間と労力を余儀なくされますから・・。(ーー;)私は、元来事務仕事が苦手なので、ケアマネに必要な書類を揃えたり、まめに細かく支援記録を書いたり、この担当者会議をやったり、正直とてもしんどいので、3人ほどしかケアマネ業務はしていません。そんな私が言うのはなんですが、やっぱり担当者会議は大事です。大きく状態が変わって、環境のこと、これからのこと、サービスの変更もろもろ必要な時に、担当者全員が同じ方向で支援をできるようするためには、お互いの情報交換と、目標の共有を図る必要がありますから。だから、関係するサービス事業所に連絡をして、家...確かに面倒だけど・・・

  • 万年人手不足

    この業界、万年人手不足で看護師さんは金の卵状態です。大きな病院の人事担当者は、地方の看護学校まで青田刈りに出かけ、結構な支度金を積んで勧誘するなんて話も聞いたことがあります。そんな現状をビジネスに変えて、医療職の就職斡旋会社がひっきりなしに電話をかけてくるし、お金あげるから転職しよーよ!みたいなCM作ったりもしています。おかげで、働きながら他のもっと条件のいいところはないかなーと待っているNSは結構いるのかもしれません。登録しておけば、好条件で支度金までつけて話を持ってきてくれるわけで、売り手市場のこの業界では結構な登録数になるんじゃないかと思います。でも、でも・・・うちが求めているのは、訪問看護をやりたい人なわけで、優先順位が好条件一番の人では、たぶん難しいと思うのです。そこで求められるのは、スキルはもとより...万年人手不足

  • 孤独の受け止めは人それぞれ

    ひとりで暮らすこと、ましてや一人で死ぬことはどれほど不安なのだろうか。絶対に怖いし、不安だし、さみしいに違いない・・と、ついつい思ってしまうのだけれど、最後まで一人の方が楽な人だっている。うん十年前、私は6年ほど一人暮らしをしていて、そりゃあ、気は楽だったし今から思えばストレスなんてほとんどなかったように思える。でもその間に恋人と別れたりして、一人の生活が続くに連れて「私って悲しいほど自由だわ・・」なんて浜省の歌の題名を自分のテーマにして自虐ネタにしていたりした。つまり私には、到底一人で死んでいくなんて事はできっこない。これまでだって、何人かの独居の方のお見取りもしてきたけれど、みなヘルパーさんが入っていたり、近所の人が顔を覗かせてくれたり、縁者が来てくれたりしていた。でも、看護師と医師以外は来て欲しくなくて、...孤独の受け止めは人それぞれ

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