ボカロ小説・シリアルナンバー~もうひとりのリン~40(最終話)
次々にごみ処理機達がゴミを片付けていく中、二人のリンは多忙を極めていた。「え~中京エリアは空家集積地を中心に山間部も・・・日本アルプスはどの辺まで?流石に山小屋は食べさせちゃまずいですよね?」『あ、山小屋もお願いします。新しいの建て直すんで』確実に担当者はこの件を『タダで好きなだけ厄介なゴミの処理をしてくれるキャンペーン』か何かと思っているのだろう。これまで予算や労働力の都合で出来なかった廃墟の撤...
2021/01/31 09:00