庭に出したテーブルで妻とお茶するのがこの頃の日課である・・・向いの八重山がだんだん薄緑に色づいてきた・・・歳時記にある・・山笑う・・の季節である・・・我が家の庭から見る八重山が一番形が良い・・・父は地区の名前を付けて「入間富士」と言って自慢の一つだった・・・お茶をしながら八重山を眺めていると・・頂上付近に、赤みがかった樹木が見える・・・しかも点々と数本はある・・「何の木の花?」妻の疑問に答えようと・・・子供の教材だった望遠鏡を探したが・・無い・・はたして花かどうかもわからない・・・何かの木の新芽かもしれない・・・分からないと益々気になるが・・・と言って件の位置まで登って確かめる気にもなれない・・・熊が怖い・・・秘密の花のままにして・・・庭でお茶をする時の夫婦の話題の一つにするのも一興である・・八重山の秘密の花?