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雲南市
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雲南市
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2010/01/02

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  • 八重山の秘密の花?

    庭に出したテーブルで妻とお茶するのがこの頃の日課である・・・向いの八重山がだんだん薄緑に色づいてきた・・・歳時記にある・・山笑う・・の季節である・・・我が家の庭から見る八重山が一番形が良い・・・父は地区の名前を付けて「入間富士」と言って自慢の一つだった・・・お茶をしながら八重山を眺めていると・・頂上付近に、赤みがかった樹木が見える・・・しかも点々と数本はある・・「何の木の花?」妻の疑問に答えようと・・・子供の教材だった望遠鏡を探したが・・無い・・はたして花かどうかもわからない・・・何かの木の新芽かもしれない・・・分からないと益々気になるが・・・と言って件の位置まで登って確かめる気にもなれない・・・熊が怖い・・・秘密の花のままにして・・・庭でお茶をする時の夫婦の話題の一つにするのも一興である・・八重山の秘密の花?

  • 射干の花

    射干の花が咲いている・・射干が咲くと次はアヤメだ・・そしてキショウブ、カキツバタ、花菖蒲と続く・・次々と美女に出会うようで楽しみである・・・射干は中国原産の花だそうだが、種子繁殖しないので人口的にさせたと考えられるらしい・・・今では、谷間に射干の群生を見ることがあるが・・射干の花の咲いているところは、かっては人が住んでいたことがあると推察できると言われている・・・わが家の射干は、今は山になっている、昔のたたら跡から移植したものだ・・空家になっている隣り家の庭にも今射干が花盛りだ・・・田舎の人口減少が止まらない・・何時かは、私たちの地区も無人の荒野に帰るかもしれない・・・そんな中でも・・無人の里で射干の花は群れを成して咲き誇るだろうか・・・思えば逞しい射干の花だが・・・寂しさを秘めた花でもある・・・射干の花

  • 山吹の花と蓑

    妻と終日、夏野菜用の畑の準備・・・筍も順調に生えて来出した・・・暑い、寒い、異常だなんだと言われながらも・・・多少のずれはあっても、季節は着実に、正常に推移している・・・作業の合間に今は空き家になって居る、隣家の庭先を見ると・・・山吹が咲き揃っている・・まだ子供の頃に、私は山吹の花の名前を知らなかったが・・空き家のおばあさんに太田道灌と村娘の山吹の花の話と一緒に教えてもらった・・・・今でもその時の話を山吹の花を見るたびに思い出す・・・今の子供に話しても・・・蓑を知らないのでなかなか意味を理解してもらえないそうである・・・太田道灌でも意味が分からなかったそうだから・・今の子供が死語になっている蓑が理解できないと言って驚くことはない・・・山吹の花と蓑

  • 御衣黄桜が満開だ

    桜は終わったが・・・・わが家から100メートルばかり下がった国道沿いに、今、御衣黄桜が満開である・・御衣黄桜の咲いている土地の所有者だった人が植えられたと聞いている・・・御衣黄桜が話題になった頃に、園芸店から取り寄せられたらしい・・地区内にはまだ数本の御衣黄桜があるが・・・花の色と葉の色が同じなので目立たないからか・・あまり知られていないようである・・・段々と大きくなり・・・今に地区内の花の名所になるかもしれない・・・すでに御衣黄桜の持ち主は他郷へ移転されて地元不在である・・・今の内に残された御衣黄桜に持ち主のお名前を冠につけて後世に残したら・・名所になっても名前は残る・・・・例えば・・・・万太郎桜の様に・・・今、わかっている御衣黄桜の持ち主は・・YさんとHさんのようである・・・御衣黄桜が満開だ

  • 初物の筍

    妻の実家の裏山で筍を発見・・・今まで、何度も歩いて見えなかった筍だったが・・・「あれ!筍じゃあないの・・」と・・山の下から見上げていた妻の一声は・・いとも簡単に初物の筍を発見した・・・大きい筍は、優に50センチはあった・・・食べごろの大きさの筍を6本も掘る・・・妻の目が良いのか、私の注意力が衰えて来たのか・・今まで見つからなかった筍なのに・・・3~4日でこんなにも大きくなるもののようである・・・早速いただいて帰って・・・我が家の裏庭の山椒の芽も摘み頃だ・・・焼サバも手に入った・・・新筍に山椒の芽、焼サバを入れた散らし寿司は・・・・昔から田舎の大ご馳走である・・・今日は妻の目に感謝だ・・・初物の筍

  • 山ツツヂの初咲

    アラ!山ツツヂ・・・妻の声で初めて山ツツヂの開花を知る・・・今年は筍の初掘りもまだなので、山ツツヂの開花も遅いだろうと思っていたのに・・なんのなんの・・山ツツヂはちゃんと自分の出番を承知していた・・今咲いている山は、我が家から川を隔てた向山の斜面だが・・昔は小山の頂上付近に弘法さんの祠が立っていた・・私達の地区でも弘法講が盛んな時期には札打ち行事の最終が向山の祠だったそうである・・今は祠も朽ち果てているが・・・当時、向山の祠への道は巡礼者で列をなしていたそうだ・・・その頃、小山の斜面いっぱいに赤い山ツツヂの花が咲いていたようだが・・・今は見る影もない・・・山ツツヂも大きくなった灌木の陰で細々と咲いている・・・一株、わが家の墓地へ移植した山ツツヂは幸いと元気である・・・毎年、我が家の庭から向山の山ツツヂの初...山ツツヂの初咲

  • 生活防衛

    妻と他一名の買い物送迎に頼まれて里に出る・・・今日は、スーパー玄関では土曜市がたつと言うので人出が多かった・・・男はどうも買い物が下手だ・・・私はもっぱらカート押しの係だが、油断すると店内で妻の行方が分からなくなる、人混みの中を逆走するのは、高齢者の自動車運転の逆走に繋がりそうで若い人の視線が怖い・・・お客さんの声を聴いていると、近頃は、何もかもがほんの僅かづつでも値上がりしているらしい・・・そう言えば・・健康保険、介護保険料なども上がった・・終活と称して自家用水間歩からの取水を公営水道に切り替えたばかりだが・・公設水道オンリーだと水道料金も馬鹿にならない・・・終活どころではない・・・生活防衛が大切だ・・・ホームセンターで、ひび割れた水道の止水栓を買って帰り取り替え・・自家水間歩と水道を両方使えるようにま...生活防衛

  • 人生百歳時代

    天気も良いので今日はこんにゃくと里芋を植える予定の畑を起こす・・・休耕田を畑にしているので湿気地を好む里芋は生育がいい・・・こんにゃくは反対に乾燥地がお好みなので高畦にするのが大変だ・・・7馬力の歩行型耕耘機に畝たて機を付けると・・82歳の老農には回転時の負担が大きい・・・何時まで耕耘機を扱えるだろか・・・と心細いが、・・・テレビ番組のポツンと一軒家で観た、80何歳かのおばあさんは・・・歩行型の大型耕耘機を苦も無く動かして畑仕事を一人でこなしておられた・・・「火事場の馬鹿力」とは意味合いが違うかもしれないが・・・人間誰も頼る人がいない時には、力が出るものらしい・・・人生百歳時代・・などとおだれられるがまずは自助が可能かどうかが一番だ・・人生百歳時代

  • 花も団子も

    わが家から少し国道を下がったところの隣りの集落では・・農道脇などに植えられた桜が見ごろである・・・中山間地域直接支払制度の初期の頃に、集落挙げて環境美化に取り組まれた結果だ・・・今では10戸ばかりの集落だが・・戸数よりサクラの本数が断然多い・・・各戸の庭からどこを向いても桜、桜、桜である・・・昨日、桜の咲く集落のおばあさんの来訪があった・・・「桜が満開で、他所へ花見に出掛けることも無いですね・・・」と言うと・・「そうよ、桃源郷みたいだわ・・・だけど花はあっても団子がない・・」綺麗な集落になったが・・・団子も欲しいようである花も団子も

  • 私の古時計

    若い頃に大奮発して買ったセイコーの腕時計を久しぶりに出してみた・・当時、4~5万円した自動巻きの腕時計である・・・勤めを辞めてから・・・というより、兼業農家だったので農作業の時は、傷がついてはと・・ケチな考えからカシオ製のデジタル時計を掛けて野良仕事をしていたが・・だんだんとカシオ製の時計が主力になり・・いつの間にかセイコーの腕時計は戸棚の中で忘れられた存在になっていた・・・年取って来ると・・見栄も外聞もなくなる・・・千円のカシオ製のデジタル時計が何かにつけて便利である・・軽い、見やすい、水中でも、傷ついても惜しげがない、電池交換も修理もほとんど無い・・・年寄りには強い味方である・・・久し振りにセイコーの腕時計を出してみたが・・数十年も戸棚の中だったので動かなくなっている・・・昔求めた時計屋はすでに無くな...私の古時計

  • どや顔も形無しだ

    地区内の上下水道が整備されるまでは、我が家もぽつんと一軒家の様に背戸の山の水間歩から飲料水や生活用水を引いていた・・・地区内に上水道がついてからも、生活用水は今まで通りの水間歩からの水を使っている・・・昨日修理した温水器もまだ地区内の公営水道が設置されてなかったときからだったので、水間歩から取っていた・・・高齢になって、水元の清掃管理などが辛くなったので、この際・・終活の一環として我が家の用水は公営水道に一本化することにした・・・今日は風呂の水を水道に切り替える工事をしたが・・・今までの水間歩よりも公営水道は水圧が高い・・・水間歩から引いているときは水圧も低いので漏水がわからなかったが・・公営水道に切り替えたら、給水栓のひび割れから水漏れがひどい・・・パイプ類も経年劣化でひび割れているので新しいパイプに交...どや顔も形無しだ

  • 無常

    折角我が家の桜が満開になったのに残念!午後から雨になった・・雨の桜も室内から眺める分には風情がある・・・田舎でも一時期・・やたらと村おこしがブームになって空き地には桜・・小川には鮎やヤマメの放流・・時期時期の節目には何とか祭りと称しての催事が頻繁に行われていた・・・流石に住民も草臥れて・・休日ぐらいは休ませて・と悲鳴が上がったが・・今では新興宗教のような家庭連合ではないが家庭を大事にする「市の家庭の日」が制定されている・・・村づくりブームの時代の桜の植樹も功を奏して・・今頃は庭先からどこを見渡しても、桜の開花時期にはソメイヨシノの花が眺められるようになった・・・花でも動物でも、珍しい内は大事にされるが・・視界にあふれかえるほどに多くなると興味も何も薄れるようである・・桜も、昔の谷ウツギの花や山ツツヂと同じ...無常

  • 温水器修理でどや顔

    昨夕・・妻がお風呂の湯を出していると「温水器の何処からかお湯が漏れているわ・・」すわ大変!点検すると温水器上部の給湯パイプの接合部からお湯が漏れている・・設置してから18年にもなるので経年劣化で割れが入ったらしい・・・メーカーへ連絡するようにと説明書に有ったので昨夜の内にメールを打つと今朝は早速、地元の電気屋さんから連絡が入った・・・故障の個所を説明すると・・・「そのくらいの故障なら、自分で修理されることをお勧めします・・部品は地元のホームセンターでこれこれしかじかの名前を言えば取りり揃えられます・・農家の方ならそれぐらいは直せるでしょう・・・業者なら、出張費、部品代、手間賃、10キロ単位での交通費その他諸経費が掛かりますのでご想像以上の修理費になりますよ・・」近頃はあくどい訪問業者が多いと聞いていたのに...温水器修理でどや顔

  • 老桜にカラス

    通院の送迎を頼まれて三刀屋まで出掛ける・・・桜は満開、土曜日でもあり天気も良い今日は・・・人の出が多い・・・スーパーの駐車場も満杯だ・・・昼になったので桜の下で弁当でも・・と思っても・・・肝心の弁当も品薄状態だ・・・桜土手の饅頭屋さんも行列が出来ている・・・人口減に悩む雲南市だそうだが・・・まだ捨てたものでもない・・・わが家に帰って庭の桜を見ると・・・老桜ながら・・それなりに花を咲かせている・・・頂上付近の枯れた枝先によくカラスが止っている・・・三刀屋土手などの桜の名所では、カラスの止まる桜の木など見たことも無い・・・わが家の老いた桜を馬鹿にしているようで癪に障るが・・・老夫婦二人だけの観桜では淋しかろうと・・カラスも気を利かせているようである・・・梅に鶯・・老桜にカラスだ老桜にカラス

  • 河原のこごみ

    前の川原にきれいな白水仙が咲いていた・・・わが家に無い種類の水仙である・・稲作を止めた田んぼの一画を水仙で埋めようかと・・家の周囲からいろいろな水仙を集めて植えていたが・・・もう少し、違った水仙が欲しいと思っていたところへ川原に流れ着いて自然に生えている白水仙が目に入った・・・スコップを持って、河原の白水仙を一株掘って持ち帰ろうとした・・・河原に流れ着いた水仙の株なら花泥棒にもならないだろうと・・・急な川土手を降りてみると・・・日当たりが良いからか・・一面にこごみが顔を出していた・・・わが家の田んぼに植えたこごみは、まだまだこごみの姿すら見えないが・・・河原のこごみは先の方は葉が開くまでになっている・・・肝心の水仙は・・・河原に生えているぐらいだ・・・増水のたびに藻屑が被さるからか、いくら掘っても水仙の球...河原のこごみ

  • 白椿

    庭の白椿がようやく咲き出した・・・例年なら。3月の中頃までには咲揃っていた白椿だが・・今年は如何したことか開花が遅かった・・・早速居間の花瓶に白椿を活ける・・・凛として清楚な雰囲気の白椿だが、椿に限らず白色の花は、すぐに色あせるのが難である・・一昼夜もすると・・純白を誇っていた花も花弁の外からなんとなく黄ばんできたかと思うと・・あっという間に茶色に変色して来る・・・兎角純白で綺麗なものは汚れるのも早い・・・花の色は移りにけりないたずらに・・美女と言われた小野小町もさすがに自覚は早かったようである・・・儚いからこそ・・・美しい物はより美しく思えるのだろう・・・居間に活けた白椿の純白の美しさをまずは愛でたい・・・白椿

  • わが家の桜

    一日中雨だったが・・・わが家の桜は雨の中でも少しづつ膨らみを増していた・・・雨が上がったら一気に花開くかもしれない・・・2日前に里方面へ出掛ける用事があり、桜名所の三刀屋土手を走った・・2日前にはほぼ満開状態だったが・・・今日の雨では折角の花の名所もどうなっているだろう・・?桜の名所を観光の目玉にする自治体は多いが・・自然相手では当たり外れが大きいので大変だろうと想像できる・・・近頃は満開の桜の下で車座になって花見をしているような団体の数も少なくなっている・・・車社会の田舎では、おちおち花見酒も飲んで居られないだろう・・・コロナで折り詰め弁当も食べ飽きた・・・野外でしかも観衆の中で飲み食いするには、田舎人でも抵抗を感じるほど日本人は上品になって来た・・・静岡県知事の放言は本音が出ている・・・日本の農村では...わが家の桜

  • 節句の草餅

    節句の草餅を搗く・・・今年はヨモギの新芽が柔らかかったので、餅つき機の中で捏ねるうちからヨモギの新芽の香りが立ち昇って来る・・・桃の節句に草餅を搗いて祝う風習は・・・日本の風習の中でも季節感にあふれた素晴らしい風習だと思う・・・3世代揃っての節句の行事ならもっと草餅が映えるだろうが・・・草餅のヨモギ色は・・・老夫婦だけで捏ねる空間には勿体ないような明るさである・・・出来たら・・・幼女のもみじ手の中の草餅を見ていたいものである・・・昼餉には早速草餅で節句のお祝いだ・・・良い節句だね・・節句の草餅

  • ラッキーな一日

    今日は花見を兼ねて、大東まで足を延ばし・・・日展初出品で入選を果たした、出雲市出身の人形作家、野崎千愛季さんの作品展を見に出掛けた・・・三刀屋土手の桜は8分咲きだろうか?今が一番艶やかな風情である・・・国道を走りながらの観桜で・・・満足した・・・本命は野崎千愛季さんの作品展である・・・弱冠18歳でこの表現力・・!芸術に年齢は関係ないが・・・これからが楽しみである・・・大東町の古代歌謡館で3月27日までの展示会が・・4月3日まで延長されたことを知って急遽出掛けたが・・・ラッキーだった・・・今年のお花見は良いお花見になった・・・ラッキーな一日

  • キショウブ

    一日中曇り空だった・・・木次土手では今日は雲南市の桜祭りだったそうだが・・・花を愛でる分には、今年は恵まれた祭りだったようである・・・わが家の桜もだいぶ赤味が差して来た・・・庭のシャクヤク、紫蘭、アヤメの芽も伸び出した・・・今日は花菖蒲の除草を妻と済ませる・・・父の代には菖蒲池だったがいつの頃からか池が枯れだして・・今は枯山水状態だ・・花菖蒲も、見た目の艶やかな花の株から弱って行く・・キショウブや白い花菖蒲などは繁殖力が強い・・・キショウブも美しい花だが・・・要注意外来生物に指定されていると聞いて驚いたことがある・・あまり繁殖力が強いので、田んぼや沼地で何処でも見られる花になってから・・顧みられなくなって来た・・・今では、草に埋もれて田舎ではほとんど見かけられなくなっている・・・・キショウブ・・という名前...キショウブ

  • 紅色には気を付けよう

    送迎を頼まれて三刀屋まで出掛けた・・・三刀屋土手の桜は3分咲き以上に見えた・・・天気にも恵まれて、今日明日の桜祭りは大盛況が予想される・・・昔から桜の大木が我が家の庭にはあったので、県下でも有名な桜名所である三刀屋土手の桜祭りにはあまり出掛けたことはない・・・桜の時期に桜並木を横目に見て国道を走るのが一番の花見だ・・・人混みの中で酔態を晒す様な花見は苦手である・・・帰宅して我が家の桜を見ると・・・・ようやく蕾が確認出来るぐらいまでにはなった・・・4月の中頃には花見が出来るだろう・・・桜はまだだが・・・庭の馬酔木は花ざかりである・・・馬酔木は万葉集にも詠われている日本固有の植物だが・・・あまり人気は無い・・・釣鐘状の白い可憐な花は上品で可愛い・・・玄人受けするような花だ・・・最近は園芸種でピンク系の馬酔木の...紅色には気を付けよう

  • 翁媼の若菜摘み

    ようやく春らしい陽気になった・・・松江市では桜の開花宣言が出たそうだが・・・わが家の老桜はまだまだ蕾も固そうである・・・・田舎ではひな祭りは月遅れの4月5日で祝うのが習慣だ・・・わが家にはもう節句を祝う子供達はいないが・・・ひな祭りにお供えする草餅は欠かさず搗いてゐる・・・・今日は、夫婦でヨモギ摘みだ・・・昔なら節句前になると・・田んぼの畔にはあちらこちらとヨモギを摘む女性たちの姿を見たものだが・・・・もう見ることも無くなった・・・「春の野に出て若菜摘む」万葉の時代からの春の風物詩も見られなくなった・・ヨモギを摘む手を止め休憩しながら・・・「春の野に翁媼の若菜摘みでは・・・絵にならないねー」ぼやきながらも・・・ついでに芹も摘んで帰った・・・翁媼の若菜摘み

  • コンニャクを作る

    今日は・・予報では午後から雨とある・・・風邪で2日間休んだので、練るのにも飽きた・・・人間は贅沢な動物である・・・「もし大金持ちになったらどんな生活がしたいですか・・」と尋ねられた若者が・・・「一生寝て暮らせる生活がしたい・」と答えて「入院生活がご希望ですか?」と呆れられた話を聞いて大笑いしたが・・・たったの2日間、床の中で過ごしただけでも身体が疼くのは百姓の性かもしれない・・・・丁度、産直市で買ったこんにゃく芋が残っていた・・・今年最後のこんにゃく作りをする・・・コンニャクの白和えが食べたくなった・・・コンニャクを作る

  • もうイノシシ被害?

    昨夜の内にジャガイモ畑はイノシシに掘り返されていた・・・折角芽が出そうになっていたジャガイモは、イノシシの歯型を付けて転げ出ている・・・足跡を見ると・・成獣のようである・・・喰い散らかされたジャガイモのまだ何とか芽を吹きそうな芋は・・もう一度畑の中に埋め戻したが・・・結局、植えたジャガイモの半分は食害にあったようである・・・まだ電牧を張るのは早いと思ったのが間違いだった・・・冬眠しないイノシシは、今は餌を探すのに必死なのだろう・・・足らなくなった種芋は買い足して捕植する予定だが・・・とりあえずはイノシシ対策だ・・・電牧を張る・・・もうイノシシ被害?

  • 風邪の二日間

    酷い誕生日だった・・とうとう誕生日からの二日間は夫婦そろって床の中で過ごした・・最初はインフルエンザにでも罹ったかと思ったが・・熱があまりない・・のどの痛みと咳と関節痛と体がだるいのが症状だった・・・素人診察で・・・風邪・・・と判断・・・家庭常備薬の中のかぜ薬を飲んでひたすら安静、就寝・・・・子供の頃からの田舎の風邪対策である・・・食事は卵粥・・・枕元には血圧計に体温計番茶ボトルを用意して・・・玄関には施錠・・誰が来ても起きない・・・田舎療法は効いたようである・・夕方には楽になった・・・27日まで大東の古代神楽館で開催されている人形展に行く予定だったが・・・風邪の病み上がりでは・・・無理だろうな・・残念・・・風邪の二日間

  • 誕生日と風邪

    今日は私の誕生日である・・・誕生祝にショートケーキを戴いていた・・・早速いただいたが・・・昨夜から夫婦共に風邪に罹ったようである・・夫婦ともに、寝る前にはかぜ薬を服用したが・・・効いたのは私だけだったようだ・・・とうとう私の誕生日は妻は床の中で過ごすことになった・・・最近の日本男子の平均寿命は81・64歳だそうである・・・誕生日を迎えて・・私は82歳になった・・・日本男子の平均寿命を僅かだが越えて来た・・・ちなみに日本女性の平均寿命は87・74歳だそうだが・・・妻はまだ10年は余裕がある・・・平均寿命を超えた夫は風邪にも負けないで起きているのに・・平均寿命までまだ10年からある妻は・・風邪でダウンするとは・・・分からないものだ・・・誕生日と風邪

  • 芍薬の芽が出ていた

    驚いたことに、シャクヤクがすでに芽を出していた・・・花菖蒲の芽を確かめに離れの庭を歩くと・・花菖蒲はまだ芽が見えないが・・芍薬は、何カ所からも芽を出している・・・このところの雨で庭の草取りも思うようにならない・・忙しくなって来た・・・昨日は、背戸の筍山に上ってみると・・・雪折れの竹が道を塞いでいる・・・チェンソー仕事だ・・・年寄りに用事があるのはいいことらしい・・・「お年寄りには教養が必要です」と言われて慌てたが・・・何のことはない・・今日も用がある事だそうである・・・教養と今日の用事をひっかけて年寄りを奮起させる作戦のようだ・・・年寄りには教養もだが教育も必要だそうである・・・教育も・・今日、行くところがある事のだそうである・・・田舎の老人には自然は黙っていても、今日行くところと今日の用事を与えてくれる...芍薬の芽が出ていた

  • 暑さ寒さも彼岸まで

    彼岸のお墓参りに来た娘の車のタイヤ交換を済ませてから・・・わが家の車もタイヤ交換をする・・・暑さ寒さも彼岸まで・・・もう雪の心配も無いだろう・・・昨夜遅く・・国道を走る消防車のサイレンの音がした今朝の新聞を見ると、隣町の頓原で家屋火災があったようである、一人住まいの高齢者のお家だったようだが、最近、田舎では一人住まいの高齢者の火災例をよく聞く・・・田舎に取り残された高齢者は、災害から身を守るにはどうしたらよいだろうかと・・体力知力の衰えを自覚して悩みは多い・・・里のスーパーなどでは売り場で買い物かごを下げて歩く人は、少し前までは、ご婦人の姿が主だったが・・・今頃は高齢男性の姿をよく見かけるようになった・・・家事に不慣れな高齢男性が一人取り残される例が多くなったのかもしれない・・火を扱う炊事や暖房器具の扱い...暑さ寒さも彼岸まで

  • 市役所からの配布物

    外出から帰宅して見ると・・市役所から今月の集落への配布物が届けられていた・・私はもう十数年前から集落の行政連絡員の係である・・・集落のいろいろな係りや、集落長などの役員は毎年改選があるが・・・集落内でも現役を退いた高齢者になってからは、行政連絡員を一手に引き受けている・・・他の役員や係は、夜間の会合が多かったり、市役所やいろいろな組織での集会に出席しなければならないことが重荷になってきたことが理由である・・行政連絡係とは・・・市役所からの月ごとの回覧物を各戸へ配布するのが仕事である・・・集落の戸数も10戸にまで減ったので、戸別配布でもそう苦にならなくなった・・・昔は全ての配布物は、集落内で回覧していたが、集落戸数が10戸になり高齢者家庭や一人家庭がほとんどになり、家と家との距離も、バス停2カ所分ぐらいに隔...市役所からの配布物

  • 家の光

    外出から帰宅すると・・玄関に「家の光」が配達されていた・・・今日はJAの外勤日だったらしい・・・「家の光」を定期購読するのは父の代からである・・・わたしが物心ついたころから「家の光」はいつも卓上に置かれていたように思う・・昔の農業雑誌も・・・今頃は家庭の総合雑誌のようになった・・・JA組合員には外勤日には配達してもらえるので、田舎に本屋も無い時代には便利な雑誌だったようである・・・JAの外勤日制度もいよいよ廃止されるそうだが・・・「家の光」の配達もどうなるかわからない・・・わが家に一世紀近く続いた「家の光」の定期購読もいよいよ終わる日が来るのが早いか・・・高齢夫婦の認知度が深まって雑誌も読めなく日が来るのが早いか・・・・世の中は・・・明日の日が分からないことが多い・・今日のニュースでは、大谷選手の通訳の賭...家の光

  • 雪の彼岸

    朝起きて見て驚いた・・お彼岸にこんな天気は珍しい・・・お彼岸と言えば・・・嫁いだ姉妹たちがお墓参りに来るのが定番行事だったが・・・こんなに荒れたお彼岸はあまり経験がない・・・彼岸過ぎての七雪・・・と言って彼岸が過ぎても7度くらいは雪が降ることがあるとは・・・昔の人は言っていた・・・・妻の里でも言われていたらしく・・・私が彼岸までにタイヤ交換を澄まそうとすると・・・「彼岸過ぎての七雪と言うこともあるわよ・・タイヤ交換は彼岸過ぎてからにして・・・」と・・・いつも牽制する・・・今日の妻の実家へのお墓参りも・・・タイヤはまだ冬用タイヤで全然心配はない・・・珍しく雪のお彼岸になったと思っていたが・・・長い歴史の中では珍しい天気でもないようだ・・・歴史から学ぶことは・・・多い・・・雪の彼岸

  • サンシュウの花

    朝一でかかりつけ医のS医院に行く・・月一回の定期検診の日である・・・月に一回の検診だが、一カ月経つのは早い・・・毎月、窓口で看護師さんと話すのは・・「もう一か月ですか?たったこの間お逢いしたばかりのような気がするのに」私は年取ったせいとばかり思っていたが・・まだ若い看護師さんも同じように感じて居られるらしい・・・一か月の経過が早いように感じていたのは、年取ったせいばかりではなかったようである・・・庭のサンシュウが満開だ・・季節の移り変わりが早く感じられるのは・・・年寄りが退屈しないための神の思し召しかと思っていたが・・・神は老若に関係なく、全ての人間に同じようなお心のようである・・・サンシュウの花

  • 山村の贅沢

    月末には出掛ける予定が多いので・・今日はジャガイモを植える・・昨年は、3月11日頃には植えていたので・・・もう大丈夫だろう・・ジャガイモ植を済ませてから・・・背戸の渓奥へワサビの葉を探しに上がる・・・近年、熊の出没情報を有線放送が流すようになってから・・渓川奥雪は妻の許可が下りない・・・一度渓の入り口で小熊に遭遇してからはなおさらだ・・・今日は妻の用意したラジヲに熊鈴、携帯・・・護身用の鉈鎌を腰に差して重武装だ・・まだ時期的に早かったのか・・ワサビの新芽は小さい・・・本当はこのくらいのワサビ葉が一番うまい・・・やわらかいし・・辛味も強い・・昔から春の新芽は「銭形ワサビ葉」と言って珍重がっていた・・・量が取れないので・・もい少し大きくなってから摘んでいた・・・今日はその勿体ない葉を、籠一杯に摘んで帰った・・...山村の贅沢

  • 源平咲き

    今日は49日法要に御呼ばれして参列・・・法要が終わって・・お座敷から庭先の梅の木を見ると・・今を盛りと梅の花は満開である・・・だが・・・良く見るとおなじ幹から出ている梅の枝には紅梅と白梅が咲いている・・どこかで接ぎ木でもされたのかと思ったが.其れらしき形跡もない・・・不思議に思ってお聞きすると・何も手を掛けたことも無いのに紅梅白梅は同じ木で咲いていたそうである・・・私は初めて見た・・「ひょっとした新品種?」帰宅して・・「同じ木に紅白の花が咲く梅の木」とネット検索してみると・・・梅だけではなく、桃やツツヂ、椿などにもみられることがあり・・もともと赤い花から、色素を作り出す遺伝子の突然変異から起こる現象だそうだ・・源平合戦に因んで「源平咲き」と言われているが・・狙ってできるものではないので珍しい現象のようだが...源平咲き

  • 富士山麓の樹海がいい・・

    天気も良い・・・彼岸も近づいたので墓掃除を済ませて置こうか・・・と・・朝一番で妻と墓掃除だ・・今・田舎から人の姿が消えて行くことと同時進行でお墓の姿も消えて行く・・墓仕舞い、永大供養、といった言葉が日常会話の中でも出てくるようになって来た・・・お墓の掃除をしていてもふっと自分たちの死後のことが頭をよぎることがある・・・ひと昔前までは、彼岸が近付くと、村中あちらこちらで一家総出のお墓掃除が始まってにぎやかだったが・・・第一お墓そのものが少なくなって来た・・・庶民のお墓の歴史はそう古いことではないそうだが・・・「人間いたるところに青山あり」と言っても埋まるところが無くなるのも寂しい・・・介護保険も出来て・・今頃は子供の養育も、老人介護も個人ではなくみんなで面倒見ることを分かち合いましょう・・という世の中だ・・...富士山麓の樹海がいい・・

  • 水菜は美味い

    秋に苗から育てた水菜が近頃元気が良い・・・青物がない時期に収穫できる水菜は、どうだろう?台所に喜ばれそうだと作っては見たが・・・意外や・・人気がない・・・第一に、調理方法が限られるそうだ・・・朝漬けかなべ物が水菜の定番料理だが・・・老人の入れ歯に入り込むそうで兎角老人には敬遠されるそうだ・・・レシピで調べると・・・沢山の調理方法が出て来る・・・簡単な処理で見栄えもよく、栄養価も高い水菜はいろいろな調理方法もあるらしいが・・・・今まで田舎では知らなかっただけのようである・・・私も、水菜の朝漬けはどちらかというと敬遠していた・・・歯の間に挟まりやすいし・・・第一繊維が固い・・シャキシャキ感が売りだが・・其のシャキシャキ感が曲者だ・・野草を食べているような気分になる・・レシピ本で得た知識では、朝漬けにするにも水...水菜は美味い

  • お安い御用だ

    雪国の車は、冬の間に道路に撒かれる融雪剤がこびりついている・・融雪剤は塩と同じ成分なので錆びやすいと言われていた・・・雪国では春になると一番に洗車する事が大事だと信じられているので・・・今日は久しぶりに朝から青空が広がっている中での洗車だ・・・しかもワックスまで掛けた・・・高齢者の車は、綺麗にしておかなければ、認知症を疑われるようになった・・まだ若い頃に、軽い認知症だとの噂があった人の車を、ぼこぼこの外観と泥まみれの様子で駐車場で見かけた時は・・・ショックを受けた・・・自分の老いた姿を見た感じがしたからである・・・以来・・気を付けている・・・・が・・・・高齢者になった今・・・何時、同じような様に落ち居るかわからない・・・気休めかも知れないが・・・洗車が予防になるものなら・・・おやすい御用だ・・・お安い御用だ

  • カエルの恋

    日が差す時に、前の水田の水たまりからカエルの鳴き声がするようになった・・覗いて見ると・・・おたまじゃくしの卵の塊が2個見えた・・・まだ、寒い朝には水面に氷が張っている事がある・・・毎年、一番早いカエルの卵は上手く孵化しないままに消えてしまう事がある・・カエルの世界でも早熟な蛙が居るのは人間の世界と同じらしい・・・テレビを見ていたら・・13歳と14歳の中学生男女の美人局による大学生の転落事故死事件のニュースを報じていた・・美人局と言えば・・色恋に通じた大人の話かと思って居たが・・・今頃は、中学生でもそんな知恵が働くものだろうかと驚いた・・・自分の中学生の頃を振り返ってみると・・・ほとんど子供だったような気がする・・美人局のような高度なテクニックなど思いもつかない子供だった・・・地球温暖化が原因なのだろうか?...カエルの恋

  • 見習わなくては

    2月はあんなに暖かかったのに・・・3月は寒さもだが・・天気が続かない・・豌豆、ジャガイモを植えたいと思っても畑がじゃぶじゃぶでどうにもならない・・今日は豌豆の藪を立てた・・・田舎では豌豆の藪は粗朶木を立てることが習わしだ・・・理由は判らない・・・なんでも豌豆のつるが他の材料では上手く絡まないからだそうだが・・・怪しいものだ・・若い頃に、豌豆の藪を竹の枝で作ったら・・いつの間にか父が木の枝に立て替えていたことがある・・・最近はホームセンターで売られている豌豆藪用のビニール網でもエンドウは絡みついているようである・・・ちゃんと豌豆も新しい時代に適応している・・年寄りも見習わなくては・・・見習わなくては

  • 初心に帰る事

    1キログラムのこんにゃく玉を貰って・・・今春最後のこんにゃくを作る・・・少々痛んでいた部分もあり、芽も動き出しているかもしれないので上手く出来るかと心配したが・・用心して、水加減なども慎重に計量しながら作ったので・・美味いこんにゃくが出来た・・・こんにゃく作りも何度目かになるとだんだんと杜撰になって来る・・・ソーダ―、水の量なども、目分量・・・ミキサーの時間も手加減だけで作っていた・・・前回作ったこんにゃくは、肌理も粗く、硬さ、ぷりぷり感など食感も悪かったので・・・今回は、ミキサーにかける時間も長くしたりソーダ―や水の量もちゃんと計測して作った・・・但し・・・最後の湯搔く時間は少なかったのか・・・妻からダメ出しが出たが・・・昼食でさしみコンニャクを食べてみると・・・固さ、ぷりぷり感は上々だ・・何事も初心が...初心に帰る事

  • ノカンゾウの酢味噌和え

    1昨日採って来たノカンゾウの新芽を酢味噌和えにしてもらった・・・妻の実家は、同じ市内でも下流にあるので余り雪も降らない・・・従って冬でも青物野菜が畑に残っていることが多かったらしい・・・ノカンゾウの新芽などあまり食べたことがなかったそうである・・・湯搔いて酢味噌の和えるだけなのでそう難しい料理でもない・・・昔ながらのノカンゾウの酢味噌和えが出来た・・・変わらない味だが・・・やや癖が・・・ネギのヌタに似ている味だが・・・やはりネギのヌタが美味い・・・冬でも青物野菜の有った妻の実家近くではあまりノカンゾウを食べる習慣も無かったはずである・・・ノカンゾウの新芽は、味だけの問題ではない・・・昔から肝臓に良い薬草として親しまれていたそうだ・・・ノカンゾウの効果だろうか・・わが家の祖先には酒に強いおとこが揃っていたそ...ノカンゾウの酢味噌和え

  • 季節の贈り物

    今日は出掛ける用事があったので早めに起きると・・・いきなりの停電・・!昨夜から積もった雪は重たい春の雪である・・・電線や木々に付着する重たい雪の為に停電することはよくある春の風物詩だ・・近頃は停電の回復も早い・・・2回の停電もすぐに回復した・・庭から見える雪景色は・・・夢の世界の様に美しい・・春の重たい雪は、野山の木々から家々の屋根から何もかも真っ白に覆っている・・10数センチの積雪も泡のように軽い・・・雪掻き用のスコップで幅広く掻けるので造作は無い・・・1時間も経つと消える春の淡雪は、雪国ならではの美しい世界を見せてくれる、季節の贈り物である・・・季節の贈り物

  • ノカンゾウの芯芽

    今年は蕗の薹が少ないらしい・・天候の具合かと思ったが、本当は親になる蕗の生育地が荒れて来たからのようである・・・猪の荒らした跡を点検に川端から畑の周囲を歩いてみると・・・それでも蕗の薹はまだ残っている・・・川端にはノカンゾウも芽吹いていた・・・少し前に採って帰った蕗の薹は、蕗の薹味噌から味噌汁の具でなくなったが・・少し物足らない・・・もう少し蕗の薹味噌を楽しみたい・・・ノカンゾウの芽は、私たちの里では「ベベンソウ」と言って、春になると包丁を持って根元から刈り取って帰るのは子供の仕事だった・・・ベベンソウは・・ノカンゾウの芽は先がとがって生えて来るので、ペンペンと生える草・・という意味だったようである・・・ノカンゾウの芯芽とは最近になってから分かった・・青物の無い春先には格好の野菜代わりになっていた・・・湯...ノカンゾウの芯芽

  • ひとりの夕餉

    妻が入院した・・・といっても明日の朝までである・・・検便に引っかかり、内視鏡検査でポリープがあった、取って貰ったら用心のために一日は入院だそうである・・本人はいたって健康の様子だ・・・が・・・昨夜からの食事制限で「お腹が空いた」が・・症状と言えば症状だ・・・一人居の今夜の私の夕食は・・・卵かけご飯・・・若い頃には・・・空腹を満たすためはご飯さえあればなんでもまぶして食べていた・・卵は勿論だが・・鰹節、マーガリン、バター、醤油、ソース、塩、のり、味噌、砂糖も一度掛けて見たことがある・・・ご飯に掛けられるものなら何でもかけて食べた経験があるので・・・何ら心配することはない・・・もし・・最後の晩餐は何がいいかと聞かれたら・・・熱々のご飯に蕗の薹味噌・・・ぐらいかな・・・ひとりの夕餉

  • 長浜人形

    昔は毎年この時期になると各家庭ではお雛様を出して飾った・・・田舎のひな祭りは月遅れに4月3日からだったが・・早く飾るのは、良縁に恵まれると言って・・3月中頃からでも飾る家があった・・女の子が多かった我が家でもお雛様が飾られたが・・・今のような段飾りのお雛様ではない・・・浜田の長浜で作られた、「長浜人形」と言われる土人形だった・・一応は男雛、女雛が主流だったが・・時には5月人形の金太郎、や武者人形も一緒に飾られていたものである・・・男雛、女雛は・・首から上が組み立て式になっていたり・・両腕や刀や扇子も組み立てだったので・・長い間には組み立て部分が痛んだり無くなったりし残っていないが・・一体型の官女や浦島太郎などは今でも我が家には4~5体は残っている・・・今は、長浜人形と言っても知らない人が多い・・・土人形な...長浜人形

  • 貯金箱が無くなる

    子供の頃の我が家には、人形やポストなどに模した貯金箱がいたるところに置いてあった・・・少なくとも、子供は一人一個は自分の貯金箱を持っていた・・・少ないお小遣いを貯金箱に溜めて・・いつかは大きな買い物をと胸を膨らませていたものだが・・・そんな貯金箱も、家庭から姿を消しているようである・・・もう・・・小銭を貯めて買い物をする時代ではなさそうだ・・・終活の一環として・・わが家の貯金箱を整理した・・貯金箱から出した小銭を、ATMで通帳に入れようと、硬貨入れに貯金箱の中身を移すと・・・「故障です・・係員が来ますのでしばらくお待ちください」とメッセージが表示された・・・出て来られた係りの人に硬貨を入れた旨を話すと・・「今、ATMで硬貨だけを入れると取扱料がかかります・・50枚までなら窓口での入金が無料ですので窓口にお...貯金箱が無くなる

  • 愛すべき宝物

    驚かせた春の雪も・・流石消えることも早い・・・今日の天気では田畑の斑雪が残っているぐらいである・・・風は冷たいので厚手のジャンパーは離せない・・・季節の変わり目には、訃報が多い・・朝夕の有線放送では毎日のようにお悔やみの放送がある・・有線放送のお悔やみの放送は、交流センターの宿直員のお仕事のようだが・・高齢の地元の方にもかかわらず・・標準語は達者なものである・・・昔の高齢者だったらこうは行かない・・・他所から転入された人からは出雲地方の方言は外国語のようだ言われたものである・・・・方言と言えば・・・日曜日に、NHK松江放送局の特別番組で、地元を題材のドラマ放送を観た・・題名は忘れたが・・・よく出来たドラマだった・・地方の放送局制作ドラマは、方言での会話が多いが・・・出演者は必ずしも地方の出身者ではないので...愛すべき宝物

  • 死後の世界

    お寺の総代会、地区委員会に出席する・・心配した雪もどうにか止んで・・少し早めに出掛けた県道も無事に走ることが出来た・・人口減少化社会は、お寺の運営にも影響が大きい・・・田舎を引き払って都会に移住された門徒さんとは、関係も薄くなり・・・連絡が取れなくなった例も多いと聞く・・・私達のお寺だけの問題ではない・・・宗派に限らず、・・・・墓仕舞い・・永代供養・・家族葬・・・樹木葬…散骨などと・・・一昔前には聞かれなかった言葉がよく聞かれるようになった・・・江戸幕府まで遡って宗門改でもしなければ・・・取り残された田舎の老人は・・・・どうしたらよいか・・・判らなくなって来た・・死後の世界

  • 今夜が心配だ

    朝起きてびっくり!予報通りの雪!もう雪は大丈夫かと除雪機は早めに片付けていたので・・積雪の量が心配だったが・・・これもびっくり・・・優に25センチは超えていた・・・これも運動にはなるかと・・朝飯前に手掻きで除雪をする・・・30センチ近い積雪はさすがに手で掻くのは辛い・・・田舎では昔から・・「彼岸過ぎての7雪」と言われていた・・・春の彼岸が過ぎても・・7度くらいはまだ積雪を見ることがあると言い伝えられていた・・・明日は、お寺の役員会で出雲市まで出掛けることになっている・・・春の雪なので、消えるのも早いが・・明日までに峠越しの県道は通行できるのだろうか・・?今夜が心配だ・・今夜が心配だ

  • 水田用長靴

    昨日の買い物行脚でホームセンターに行った際に・・水田用長靴を買った・・稻作を止めたので水田に入ることは無くなったが・・・蓮池の手入れや休耕田の隅に残っている芹の手入れなどでは水田用長靴が必要である・・・今まで使っていた水田用長靴は20年以上になるので経年劣化でひび割れが来ていた・・・今頃水田用長靴を履いている農夫は少ない・・・農業機械が乗用になってからは、水田の中へ長靴で入る事も無くなったようである・・・稻作も効率を重視するようになってからは、捕植などで水田の中へ入ることも無い・・・乗用の機械ならスリッパ履きでも作業が出来ると言われていた・・・そのくらいなのか、売られている場所が分からない・・散々探してようやっと見つけた・・・メイドインタイと書かれている・・・老農夫と同じで・・何時かは水田用長靴も忘れ去ら...水田用長靴

  • お家が一番

    妻の買い物に御供・・・昼時を過ぎたので久しぶりの外食である・・・近頃は、何処の食堂に入ってもあまり変わりはない・・・何処で食べても食事は美味い・・・すっかり研究されているのだろう・・・味に関しても・・・日本の出汁文化は世界に認められるほどの進化だ・・何処で食べても美味いと感じるのは・・年取ったせいのようだ・・加齢とともに・・味覚は鈍感になっている・・・今頃・・本当に美味さを感じるのは・・・わが家の慣れ親しんだ手前料理の味である・・・手前味噌の心理は・・歳と共に膨れて来るらしい・・・食堂で出されるご飯でも・・・わが家で作った、わが家の窯で炊いたご飯が一番口に会う・・・他家でご飯を頂いた時に・・炊きあがった新米は・・7~8万円もする最新式炊飯窯で炊いたご飯だそうだったが・・・我が家の1万数千円のガス窯で炊いた...お家が一番

  • 庭のサンシュウの木 ♬

    最近は春になっても、猫の恋鳴きは聞かれなくなったが・・カエル合戦はまだ健在である・・蓮池を掃除していると・・2~3カ所にカエルの卵があった・・・夜、鳴き声をあまり聞かなかったので、まだ合戦・・と言うところまで行かないかもしれない・・・早熟な蛙の密会だろうか・・?「一週間先に花が欲しいけど・・何かある・・?」と妻が聞くので庭に咲く花を探してみたが・・・紅梅、蝋梅は終わった・・侘助、猫柳は今が盛りだが・・一週間先まで持たない・・レンギョ、土佐水木はまだまだ・・・藪椿、サンシュウは・・・・つぼみが膨らみ始めた・・・サンシュウの花は・・春黄金花とも言うそうだが・・満開の時の小ぶりな小さなの花は本当に美しい・・・妻の要望に間に合えばよいが・・・庭のサンシュウの木♬

  • 高齢者と日めくり

    朝一番に日めくりを捲るのが日課である・・・近頃は歳末に新しい日めくりを戴くようなことは滅多に無い・・・わが家は、妻の親戚から「ボケ防止には日めくりが一番」だと取引先からの日めくりを毎年いただいている・・・ボケ防止に効果のあるのは本当だと思う・・自動車免許の更新時に認知症検査があるが・・最初の問題は・・「今日は何年何月何日ですか」である・・・この関門をまずくぐるのが認知症診断の第一歩だそうだ・・・認知症予防にもなるのなら・・高齢者への贈り物には日めくりが最適だ・・一人住まいの高齢者の安否確認には、日めくりの傍に押しボタンを設置して・・朝、カレンダーを捲る時に一緒にボタンを押していただくようにしたら安否確認にもなる・・ボタンの先は・・・屋根の上の黄色い旗が上がる装置を付けるか・・交流センターにでも繋がる回線で...高齢者と日めくり

  • 猫の様に丸まって・・・

    用水路脇の猫柳の芽がほころんできた・・用水路脇の猫柳は、ピンク猫柳である・・知人から頂いた枝を地に下ろして置いたら・・結構な株に成長して・・今では我が家に一番最初に春の訪れを知らせるようになった・・・山裾を流れる川のほとりには・・昔は一面に在来種の猫柳が枝を張っていたが・・・護岸工事が進められてからはだんだんと姿を消して行った・・・子供の頃には、柳の枝を割いて中の柳虫を川魚を釣る餌にしていたが・・・つり遊びをする子供たちの姿も川柳と同じで今頃は見ることも無い・・・ピンクの猫柳はきれいだが・・やはり銀色の穂が懐かしい・・・猫柳と言うくらいだ・・・ピンク色の猫など見たことがない・・・猫柳に春の訪れを知らされても・・このところ・・寒い日が続いている・・・今日は・・猫の様に暖房の中で「温泉女将の事件簿」だったか・...猫の様に丸まって・・・

  • 侘助 有楽

    庭先の侘助有楽が満開である・・・我が家の庭には、父の代から椿が植えてあるが・・田舎では、椿の花が首から落ちることから縁起が悪いと言って・・あまり庭木には好まれなかったが・・・変わり者だった父は・・構わずに椿を植えていた・・そんな父の植えた椿を私の代になってから縁起を担ぐのも大人げない・・・一層、椿が主役の庭だったら・・・花の散り際の潔さが面白かろう・・と・・今までなかった侘助、有楽の苗を買って門坂に植えていた・・・冬の除雪の際に雪を被る位置に植えたので・・なかなか大きくならなかったが・・この頃は、満開に花を咲かせている・・・茶花に好まれるそうだが・・・やたらと花をつけるので・・侘びさびの境地に遠いような気がするが・・・妻は、筒状の可憐な花が気に入っているようだ・・・陋屋の我が家に活けるには似合っている・・...侘助有楽

  • 初物・・蕗の薹

    川端を探して歩いて・・今年最初の蕗の薹を見つけた・・・暖冬だったので・・もう少し沢山顔を出しているかと・・・期待していたが・・例年より少ない・・少ないと言うより・・・いつものように群生しているところがない・・・気候のせいばかりではないようだ・・・休耕田が多くなって、川端まで草を刈る農家も少なくなった・・・川端には茅やよしの株が繁茂して来て蕗の薹が顔を出す余裕がなくなった・・又一つ・・・田舎ならではのお宝が消えて行く・・・もう少し暖かくなったらノカンゾウの芽が大きくなる・・・最近は食べなくなったが、子供の頃にはノカンゾウの芽を摘むのは子供の役目だった・・・今年はノカンゾウの芽を妻に頼んで調理してもらおう・・・初物・・蕗の薹

  • 頂けない

    毎月の終わりの週にはJAの外勤日があり・・・定期購読している農家には「家の光」が配達される・・・わが家は、母が読書家だったからか・・・私の子供の頃から「家の光」は定期購読していた・・・当時は農業専門雑誌の色が濃いかったが・・最近は家庭総合雑誌のようである・・一緒に各戸配達されるJA便りを見ると・・・いよいよJAの外勤日制度は無くなるようである・・・一度は廃止になると言われていた地元のJA支所は、組合員の強い要望で残ることにはなったが・・・JA便りによると・・金融窓口は予約制のような扱いらしい・・・隣の県の鳥取では、JA系列のスーパーが一斉に閉店になり全国ニュースになったことがある・・・人口減少化での中山間地域社会の限界がいよいよ足元にまで忍び寄った感がある・・・人口減少社会など・・・国家間の殺戮の争いなど...頂けない

  • コスパが良い

    「白菜漬けを出して―」「ホイホイ」漬物桶から白菜漬けを取り出して台所へ運ぶのは私の役目である・・・私は白菜の漬物が好きだ・・・好きだからこそ・・・漬けるのも私の仕事である・・・漬ける以前の・・・白菜の栽培も私が受け持っている・・・毎年50株近くの白菜を作っている・・・鍋用もあるがほとんどが漬けもの用だ・・・食の医学雑誌などを見ると・・・白菜の栄養効果は他の野菜と比べても高い・・・私が健康なのは白菜好きが原因かもしれない・・・考えて見れば・・・安上がりな身体だ・・現代風に言えば・・コスパの良い体のようである・・・コスパが良い

  • 自然に教わる

    門坂の紅梅がようやく咲き出した・・いままであまりに暖かい日が続いたので。てっきり開花の時期を間違えて咲かないのではないかと思っていたが・・・人間と違って、自然界の植物はちゃんと季節を読んでいる・・・勝手に気をもんでいた私が愚かだったようである・・・思えば・・まだ2月だ・・・幾ら暖かい日が続いたと言っても・・・本来なら寒の最中ではないか・・・もっと・・地に足の着いた心で日々を過ごすことが大切だ・・・年取ってもまだ庭の木々に教えらようでは・・情けない私達の短歌会へ他団体から記念歌集の贈呈があった・・・明日の月例会での披露の前に目を通して置いたが・・・・私達の会より歴史があるだけに立派なものである・・・毎年正月に一つだけ一年の計を考えていたが・・・今年はまだ何も立てていなかった・・・頂いた歌集から目標が浮かんだ...自然に教わる

  • 鞭打たれても走れない

    90歳を越した姉からひさしぶりに電話があった・・・近頃耳が遠くなって来て・・・遠慮なのか、あまり電話もしなくなったので心配していたところである・・・最近は近所のお年寄りも少なくなって、話し相手も無く寂しい・・と何時もの嘆き節だが・・・電話口の声はまだまだ元気そうで安心した・・・身体機能の衰えた高齢者は・・出掛けることに恐怖感がある・・・足腰が弱って歩行が心配・・トイレが心配耳が遠くなり記憶力も弱まって会話が心配・・食事は誤嚥が心配・・・結局・・・「家が一番だ・・」で終わる・・市の広報ウエブを開いてみると・・・掛合では、日曜日に「牡蠣祭り」があったようである・・・合併前の旧町時代には、姉妹都市縁組の瀬戸内の島との交流事業で・・牡蠣祭は春の一大イベントだった・・・当時のことを思うと・・・人であふれていた祭り会...鞭打たれても走れない

  • 野菜には旬がある

    今年度最後のこんにゃく作りだ・・・まだ親戚のおじさんが健在の頃・・・我が家で3月に入ってから自家栽培の4年生こんにゃく玉を使って母がこんにゃくを作っていた時に・・・「こんにゃくは、3月までに作らないと自家栽培のこんにゃく玉は春になると芽が動き出すので美味くない・・・」と聞かされたことがある・・・稲作を止めてから、田んぼに高畦を組んでこんにゃくを作ったら・・・昨年は、土地柄が珍しかったのか大きなこんにゃく玉になった・・・種を残した後に、4年生のこんにゃく玉が残っていたので、今日は雨ふり仕事にこんにゃくを作る・・・早速、お昼に出来たばかりのこんにゃくを刺身で食べた・・・昔、親戚の叔父さんに聞いた話は本当本当だったようである・・・ペロンペロンでつるんつるんとした食感ではない・・・妙に違和感のあるこんにゃく刺身に...野菜には旬がある

  • 偕老同穴

    ゴボウも自家栽培したいが・・掘るのが大変だ・・・わが家のゴボウ栽培は、肥料袋の上下を切って袋状にした中に土を入れて種をまいている・・・掘るときは鎌で袋を切り裂くだけだ・・・収穫は簡単にできるが種をまくまでの準備が大変である・・・今日は20袋のゴボウ床を作った・・・春先一番に種を落とすのがゴボウとジャガイモである・・・ポツンと一軒家と言う番組がある・・最初の頃は、山の中で自由に生きる高齢者の生き生きとした姿に共鳴して観ていたが・・・だんだんと自分の身体の衰えを自覚するようになって来ると・・・取り残された感のある高齢者の日常生活が身につまされて見るのが辛くなって来た・・・いくて古代から人の一生は3世代が身を寄せ合い助け合いながら生活していたのだろう・・・ぽつんと一軒家での生活に憧れはあったが・・どこかに無理の...偕老同穴

  • ジャガイモ畑を起こす

    雲一つない快晴の一日である・・・堆肥場に残っていた肥を花畑などに配り終えて~・・・ジャガイモとゴボウを作る予定の畑を起こす・・・わが家は7馬力の歩行型耕耘機を使っているが・・段々と回転する時にロータリー部分を持ち上げるのが重たくなった・・・80歳の体力の衰えは意外な所で思い知らされることがある・・・耕耘機のエンジン部分の前にバランスを乗せたらハンドル部分が軽くなるだろうと思ったが・・果たして取り付けられるようなバランスが売られているだろうか・・わからない・・・耕耘機の設計者は、80歳の老人の体力までは計算に入っていなかったのだろう・・・畑を起こす前に・・周囲の枯れ草や木くずを集めて燃やしていたら・・「そんなところで煙を出したら・・通報されてパトカーが来るわよ・・」妻が大慌てで家から飛び出して来る・・・枯草...ジャガイモ畑を起こす

  • 所得税申告相談

    今日は私たちの地区の所得申告相談日である・・もう・・稲作も止めて、年金収入だけの高齢者になったので・・申告相談にも縁がないものと思っていたが・・・中山間地域直接支払でまだ交付金を戴いている・・・妻の扶養もあるので年金相談会場に出掛けた・・・会場には沢山の人である・・・順番待ちの整理券を貰って待っていると・・・整理券に書き込んだ相談項目が少なかったからか・・・早めに呼び込まれた・・・年金+少額の雑収入では・・あっという間に「はいご苦労様」で終わった・・・スマホをお持ちならイータックスで簡単に申告が出来ますよ・・・私はスマホを持たないが・・妻のスマホでも申告が可能らしい・・・来年からは・・・妻のスマホから在宅で申告に挑戦だ・・・運転免許証と一緒で認知症検査に合格出来たらの話だが・・・所得税申告相談

  • 鈍感力

    暖かい一日だったが関東地方には「春一番」が吹いたそうである・・・春一番は昔から気象庁の発表があるものかと思っていたが・・意外と新しいようである・・なんでもキャンデーズのヒット曲から始められたと聞いて驚いた・・子供の頃には聞いたことも無かった季節の便りは他にもある・・・花粉症の季節・・周囲が山に囲まれている田舎では、花粉症などは話題になることも無かったが・・今では身近な近所の人でも花粉症で悩む人は多い・・田舎のドラッグストアーなどでは花粉症対策コーナーまである・・・幸いと、私も家内も花粉症に悩むことはない・・・背戸山の杉の木からは、今の季節ともなると風に乗って霧のように花粉の舞うのが見られるが・・・身体には何の変調も感じない・・・子供の頃から杉の花粉の中で育ったからだろうか?抗体でも出来ているのだったら・・...鈍感力

  • 降る雪や 明治は 遠くなりにけり

    積み肥を配り終わった畑で、積み肥を広げたり・・芽を出した豌豆の藪に使う小枝を切りに背戸山に入ったりと・・畑仕事で動くと・・汗ばむほどに暖かい・・・ようやく、野良仕事が出来る陽気になって来た・・・田舎に住んでいると・・これからだ一年の始まりだ・・・今年はどんな一年になるだろうか・・?近頃は一年一年が異次元の世界に入り込む様なほど世の中の移り変わりが早い・・テレビで、卒業と言えば思い浮かべる歌を聞いていたが・・・今、定番だった「蛍の光」や「仰げば尊し」など思い浮かべる人などほとんどいないようである・・・「建国記念日」の歌など知っている人もいない・・・雲にそびゆる高千穂の・・・・などと歌おうものなら・・何処の国から来た人?と聞かれるぐらいだ・・・俳人中村草田男の名句を借りれば・・降る雪や昭和は遠くなりにけり降る雪や明治は遠くなりにけり

  • 蓮池の代掻き

    来週から気温も平年並み以上に上るようだ・・先を見越して今日は蓮池の代掻きを済ませる・・・春先に蓮根の芽が動くまでに、水を張って代掻きを済ませておくことは・・荒神谷の千年蓮を管理されている人に教わった・・・以来・・・我が家は2月中に蓮池の代掻きを済ませている・・・効果があるかどうかはわからないが・・・丁度盆近くになると開花が始まるので盆の供花にするには良い結果が出ていると信じている・・・稲を作らなくなったので、耕耘機の水田用車輪は蓮池の為だけの農具になった・・わが家の蓮の花は・・妻と私と先祖様だけが鑑賞する花だ・・・専用の農具や管理にかかる時間が勿体ないようだが・・・晩年、生きる目的は・・こんなものなのだろう・・・蓮池の代掻き

  • 三ちゃんから九ちゃんへ

    能登地震の復興再建につけて・・・集団移転論争が起こっている。他人事ではない・・・高齢化率50%以上の集落など。私たちの地区にはいくらでもある・・・能登地震のような災害でもあったら・・もう自力で復興再建できるような力はない・・・集落維持さえできない・それこそ限界集落になるほかはない・・・行政連絡員をしていると・・月の終わりには役所からの伝達文書を戸別配達しているが・・・だんだんと集落内の耕地が荒れて行くのを見るのが辛い・・・耕地の少ない山間集落では、高度成長期には現金収入を得るためには、殆んどが兼業農家になった・・・農地は、じいちゃん、ばあちゃん、母ちゃんで作る・・三ちゃん農業と言われていた・・其の内に母ちゃんも勤めに出るようになり・・じいちゃんばあちゃんの二ちゃん農業になったが・・・とうとう・・・じいちゃ...三ちゃんから九ちゃんへ

  • ごもっともです

    朝起きて驚いた・・・外は真っ白である・・・夕べの内に積もったらしい・・・今日はお寺の門徒総会の日である・・・お寺は県道を峠二つ越した隣の市にある・・・最初の峠は、昔から雪の名所として有名だった・・・国道は車の通行量が多いので降った雪も大半は蹴散らかされていたが・・流石に県道沿いには朝の雪が残っている・・・雪道に時間を取られて、門徒会の開会時間に遅れそうになったが・・・出雲市に入ってからは雪も無いのでスピードを上げて何とか間に合った・・・「雪道は余裕をもって早めに出掛ける事」妻の助言が効いた・・・ごもっともです

  • 行列のできる処より

    病院送迎・・・公共交通機関も少ない田舎では、自家用車が住民の貴重な足になっている・・人口減少化と共に・・田舎では、合併前の旧町村単位では理髪店から美容院、商店など、サービス業が次々と姿を消して行く・・・勢い・・合併して市となった中心部まで出掛けなければならなくなって来た・・・出掛けようにも片道20~30キロでは歩いて出掛けるわけにもいかない・・サービス業が成り立たない位だから公共交通も採算割れで消えて行く・・・タクシー利用は・・年金生活者には贅沢で手が出ない・・後は・・親戚や知人間での助け会いだが・・親戚や知人も若い層は仕事があり頼めない・・高齢者の活躍の場として期待されてはいるが・・・老老共助では先が危うい・・・それにしても田舎は人が少なくなったものだ・・お昼に寄った食堂は貸し切り状態だ・・・行列のでき...行列のできる処より

  • ようやく咲いた蠟梅

    わが家の蠟梅がようやく花開いた・・蕾だけならまだ寒の真っ最中に・・もう蕾が?と思わせぶりな我が家の蠟梅だったが・・その後は蕾のまま状態がずっと続いていた・・・部屋なら花開くかもしれないと思い花瓶に活けて見たが・・・もう数週間になるのにまだ花が開かない・・・庭の蠟梅のその後を今朝確かめると・・・ぼちぼちと花開いているではないか・・・!テレビなどの蠟梅開花情報では、随分前に開花の映像が流れていた・・今では、すっかり蠟梅の開花時期は過ぎたようで・・・噂にもならない・・・時代に取り残された山間の限界集落の扱いに似ている・・・花の開花時期が今までと違うように感じられるのは地球温暖化の影響だろうか・門坂の紅梅は、何時もなら雪を被るぐらいの一月に花が咲いていたが今年は・・開花の気配もない・・・今年は暖冬なので、春の花は...ようやく咲いた蠟梅

  • 髀肉之嘆

    晴れ間も見えるようになった・・・今日から堆肥配りを始める・・・冬の間に休んでいた身体がなまって来ている・・髀肉之嘆・・と言えば格好がいいが・・高齢農夫の嘆きでは絵にならない・・午前中・・運搬機4台分を運んで今年の農作業始めは終わりだ・・・1月の終わりだったか市内の80代男性の、竹林へ堆肥を配る作業中に運搬車の転落で亡くなられたニュースが流れた・・・新年早々の事故だった・・同じように運搬車を使う作業をしていると・・同年齢のお年寄りの事故は他人事とは思えない・・・年取ってからの身体の衰えは寂しいものだ・・髀肉之嘆

  • 寒い一日

    寒い一日だ・・・向いの八重山も霙でかすんで見える・・・こんな日は炬燵が一番・・テレビは、「温泉おかみの事件簿」「捜査一課長〇〇〇」とやたら殺人事件の連続で・・流石に飽きて来た・・・今月の短歌会の当番が当たっているので、送られて来た詠草を清書する・・・作品は地方紙の「私の作品」欄へ載せてもらっているが・・「私の作品」欄にも、最近は短歌の投稿が少なくなって来た・・今朝の作品欄にはとうとう短歌の投稿は見当たらず・・川柳と俳句の投稿作品だけになっていた・・・NHKの大河ドラマは今、紫式部が主人公の物語である・・・毎日曜日を楽しみにしている・・当時の男女は交際の手段は和歌の交換だったそうだ・・ドラマの中にはふんだんに和歌が出て来る・・・今は視聴率が悪いそうだが・・だんだんと視聴率が伸びて来たら・・短歌に興味を抱く人...寒い一日

  • 車を洗う

    ちょっとの晴れ間を縫って洗車をした・・・わが家の車は、2~3日前に泥土状態の山道を走ったので、泥だらけになっていた・・・車の色もブルー系なので汚れ方は半端ないほど目立つ・・・3日後には出掛けなければならない用事がある・・今頃は、国道は勿論だが・・田舎の小さな道路でもほとんどが舗装されているので、泥だらけになった車を見かけることはほとんど無くなった・・・そんなところへ・・泥だらけの車を乗り付けたら・・乗っているもの全員・・・ごみ屋敷に住んでいる住民のように思われそうである・・洗車は、自分の為ではない・・・家族愛だ・・・それに・・・SNSで発信された松田哲也氏のお笑い芸人松本人志氏擁護の呟きが炎上している・・我が家の車はマツダ車だ・・・車が泥だらけだと・・あらぬ方向に人の目線が行きそうである・・・車の為にも泥...車を洗う

  • 高齢者の生活改善

    朝から小雨降る寒い一日になった・・・時折小雪迄混ざる有様だ・・天気なら、雪融けの国道を走って汚れた車の洗車をする予定だったが・・この寒さと小雨では・・・諦めた・・・炬燵に入って確定申告の準備をする・・・「お昼、何にする・・?」妻の問に答える前に・・・どうして人間は、一日に3度の食事をとるのだろう?何時から朝昼晩と、3度の食事を取るようになったのだろう?・・と考えた・・・考え出すと・・2食でも、1食でもいいんじゃないか?とも思えた・・高齢者になったら、そうそう身体も食事を要求しなくなる・・ましてや今日の様に体を動かさない日にはなおさらだ・・テレビを観ていると・・口さみしいのでお茶だけは飲む・・朝から何度目かのお茶を飲みながら・・・・妻に疑問を話すと・・・「飲食業では、食事は一日に1回~2回の人も多いそうよ、...高齢者の生活改善

  • 豌豆の芽

    畑に積もった雪もようやく消えて、秋蒔きの野菜が顔を出して来た・・豌豆も秋に播くが、、豌豆の播種時期はその年の降雪具合を確かめて蒔かないと・・・積雪の具合では折角芽吹いたエンドウの苗も雪の下で腐ることがある・・わが家では毎年12月1日に撒くことにしている・・・一度、早や撒きをした豌豆の芽を、春に遅い雪の下で腐らせてから12月まで播種を我慢することにしている・・・今日、豌豆の発芽を確かめて見ると・・・ようやく2センチぐらいの芽が伸びだしたところだ・・・このころの豌豆の芽は寒さに強い・・節分も過ぎた今なら・・もう芽の腐ることも無い・・・終戦当時、食糧難だった時代の子供の頃には、エンドウ豆入りのご飯が苦手だった・・・たまに食べる分には旨いが・・毎回毎回エンドウ豆やサツマイモ、などの入ったご飯には・・それも白米より...豌豆の芽

  • 長寿眉毛

    娘の婚家のおばあ様が亡くなられた・・・午前中には、妻とお悔やみに行く・・・100歳の長寿だったそうである・・・枕元には、100歳長寿のお祝いの額が飾られていた・・市長と総理大臣からの額だが・・総理からは銀杯が付いている・・・100歳とは思えないほどの若々しいお顔だった・・100歳と言えばまだまだ遠い話かと思えるが・・・今年82歳になった私とは12歳の差である・・・後12年頑張れば私も銀杯がもらえるような気がする・・近頃、私はなぜか長生きしそうな気がしていた・・・村山元総理は眉毛の長さで有名だったが、私も村山総理の様に眉毛が伸びだした・・・長い眉毛は長命の印だと聞いている・・・中国の仙人の画像などを見るとほとんど垂れさがるほども長い眉毛である・・・私も5センチばかり伸びていたので・・そのまま鼻の横まで伸ばし...長寿眉毛

  • ドラッグストアー

    節分の買い物に妻とお友達を連れて里の大型スーパーへ行く・・途中・・体温計の電池を買いにウエルネスへ・・・ドラッグスストアーと言えば薬屋と思いがちだが・・・最近は薬や化粧品どころか・・日用品、生鮮食品からアルコール飲料、百均市迄ある・・・珈琲の焙煎豆なども、品揃えが多いので最近はドラッグストアーで買うことが多い・・・体温計の電池などはホームセンターでもあるが、体温計のメーカ―によってボタン電池も形が違うので・・・健康器具関係の部品はドラッグストアーで求めると何となく安心感がある・・・気休めだけの安心感かも知れない・・・血圧計、体温計、体重計は高齢老人家庭の必需品になった・・何はともあれ・・老人の一日の始まりは、体温と血圧と体重を測ることから始まる・・通院したら必ず聞かれる身体の必須測定値だ・・そんな家庭の健...ドラッグストアー

  • 折り込み屑入

    スーパーのレジに、折り込み広告で作った屑入が置いてあった・・・「ご自由にお使い下さい」とある・・・新聞紙で折った屑入は、何とか自分で折れるようになり、近頃は我が家の食卓に於いて重宝している・・折り込み広告で作った屑入は一回り小さいが、より使いやすそうである・・・何でも介護施設などで入所者の方のリハビリで折られる屑入らしい・・・2~3枚、頂いて帰って、早速自分で折って見た・・・丁寧に折られたところを広げて、折り直してみたが・・なかなかに元通りにならない・・簡単なようで意外と難しい・・・奮闘1時間・・どうにか似たような形にはなったが、折り方が悪いのか綺麗な形にならない・・・「こんなに屑入ばかり作ってどうするの、屑入用の屑入が居るじゃないの」妻の小言が背中に刺さるが・・奮闘の甲斐あってどうにか折れるようになった...折り込み屑入

  • 他山の石

    節分も近づいたので餅を搗く・・正月に他家でご馳走になった善哉餅が我が家の餅より伸びがあって柔らかかったことから・・今回はもち米の浸漬時間を伸ばして搗いた・・結果・・・なんだか肌理も細かく柔らかそうに搗きあがったような気がする・・揉んでも心地よい感触だ・・親戚時間を長くしたことは・・良かったかも・・期待出来る・・・たまには他家の餅も食べてみるものだ・・・暮れから正月にかけて、市内では3件の住宅火災が続いた・・それを受けてだろう・・消防署から毎日火災予防の放送がある・・まだ、炊事もお風呂では薪炭に・・部屋の暖房はたどんや木炭,練炭に頼っていた頃は・・子供も大人も火の扱いは日常的に身近にあったが・・今頃は、炎を直接目にする機会は少ない・・・熱源なども電気や石油、ガスなどで、点けたり消したりが容易である・・近頃の...他山の石

  • コスパがいい

    今日は妻の実家の新年会におよばれ・・・ご馳走になった・・・コロナ禍以来・・・高齢者の会合からアルコール類は姿を消した・・・良い傾向である・・年取ってみると・・アルコール類には何の魅力も無い・・・身体も欲しがらない・・・国の為には税金徴収の一手段ぐらいの物である・・・大麻に酔うのもアルコールに酔うのもあまり大きな違いはない・・・大麻が非合法なら・・アルコールも非合法になってもおかしくない位だが・・アメリカの禁酒法時代の失敗もあるのでそう簡単に物事は行かないようである・・アルコールを飲まないので宴会が終わっても帰宅は自家用車でルンルンだ・・・里に向かうには良い機会なので、ホームセンターで灯油を買って帰る・・・今の若者に言わせると・・行動のコスパがいい・・コスパがいい

  • 見つかったタジン鍋

    退職して一人で留守番をしていた頃・・・モロッコ料理で使うタジン鍋を放映していた・・水や油を使わないで野菜のうまみを引き出すにはもってこいのタジン鍋での調理はダイエットにも効果があると聞いて・・飛びついた・・早速通販で鍋を買い・・当時我が家に定期的な訪問をしていた宗教家の若夫婦に野菜と魚をごっちゃ混ぜに入れたタジン鍋料理をご馳走した・・・妻に披露する前のお試しみたいなものでる・・・最初にしては評判が良かったので・・妻への披露は本格的に野菜もたっぷり、豚肉、ニンニクなども加えたタジン鍋レシピ本通りの調理にしたが・・・いつも辛口評価の妻は。まあまあ・・と普通の反応・・私が期待した反応は得られなかった・・3~4回・・私が専業主夫当時はタジン鍋を使ったが其の内に妻には飽きられてしまった・・・雪の日が続いたので今頃に...見つかったタジン鍋

  • 苦難を潜り抜けてこそ幸せになる

    雪は止んだようである・・朝から曇り空だが・・・山野、畑の積雪はあまり寒も強くないのに意外と減らない・・・・大根を貯蔵している畑の室に積もった雪もまだ30センチはある・・節分前後は昔から(節分の大荒れ)と言ってよく荒れていた・・今年も節分までは油断がならない・・まだ降るかもしれない・・畑の穴を掘って埋めて置いた大根は、今頃掘り出して食卓に上るが・・甘く柔らかい大根の煮物は今頃食べると本当に美味い・・・寒中の土の中に活けて置くと、甘さとみずみずしさを増した大根は秋に食べるより数段美味く感じられる・・・人間も同じだが・・一度苦難を潜り抜けた後に上質の性格が生まれるようである・・・夕餉は大根の煮しめだ・・・苦難を潜り抜けてこそ幸せになる

  • 断捨離

    片付けをしていると、本棚の奥から、農高生の頃に読んだ農業関係の本が出て来る・・当時は夢があった・・農業関係のどんな本でも目に付いて興味を持ったものなら小遣いの範囲内で買い求めていたようである・・稲作も止め、家庭菜園程度の老人にはほとんど用は無いが・・・捨てるに忍びない気持ちが残っていたのだろう・・カビの匂いのする小冊子を手にとって・・ページをめくると・・やはり捨てがたい気持ちがあるが・・・終活とはこんな気持ちを捨て去ることだろう・・・明日は、破棄処分用の段ボール箱の傍まで運んで置くつもりだ・断捨離

  • リコーダーで訪問演奏

    子供達が使っていた部屋の片づけをしていたら・・・レコーダーが出て来た・・しかも3本もある・・小学生用と中学生用らしい・・・私たちの世代は、音楽が苦手だ・・楽器となるともっと苦手意識がある・・小学生中学生当時の音楽の時間の楽器と言えば・・タンバリン、木琴、ハーモニカ、トライアングル、カスタネット・・位の記憶しかない・・・リコーダーと言う名前も最近知ったばかりである・・小学生でも鳴らせるぐらいなら、老人でも鳴らせるのではないだろうか・・?早速、組み立てて鳴らしてみると・・これがどうにもならないほど難しい・・中学生用ともなると、私の指では穴の位置まで届かない・・・小学生用でどうにか所定の位置に指が当たる・・音は出るが音程が分からない・・添付してある「運指表」を見て指を所定の位置に当てて見ても・・・鳴らすだけで精...リコーダーで訪問演奏

  • 大雪警報

    島根県に出ていた大雪警報は解除されたが・・それでも一日中小雪が舞っていた・・・国道に面した我が家の門口は朝、昼、夕方と3回除雪をする・・其の内の2回は除雪機を使ったが、夕方の一回は燃料の節約と、運動を兼ねて手動のスノーダンプを使っての除雪である・・・今日は本当なら掛合短歌会の例会日だったが、昨夜から会員からの電話が続き・・例会は取りやめになった・・・会員は高齢のご婦人が多いので・・昨日来の大雪では出入りがままならないようである・・・会場の交流センターへ取りやめの電話をすると・・・今日はさすがに、他のクラブからも取りやめの電話が続いたようである・・「不急の外出はお控えください」市役所の大雪警報に加えての指示放送には、高齢者は素直である・・・良い運動の出来た一日だった・・・大雪警報

  • ネクタイ

    朝から雪の一日・・終活もいよいよ身の回りの片付けに入った・・今日は、ネクタイの整理・・若い頃からのネクタイは溜まりに溜まっていたが・・古い物から段ボールに入れたままになっていた・・・ろくなネクタイは無い・・焼却処分でも良さそうなものだが・・たかがネクタイ・・されどネクタイだ・・・意外と思い出が詰まっている・・始めてスーツを着た時のネクタイ・・旅行先で買ったネクタイ・・プレゼントされたネクタイ(プレゼントの相手はそれなりに覚えてい)る・・お祝いに戴いたネクタイ・・・父のおさがりネクタイ・・・後期高齢者にはもうネクタイの用はない・・せいぜい、喪服用のネクタイぐらいのものだ・・・ネクタイを締めるような場所へも・・出来るだけノーネクタイで済ませるようにしている・・北朝鮮の「金正日」前将軍は、どんな場所でもジャンパ...ネクタイ

  • 他家の餅

    朝から15センチの積雪・・大雪予報にしては我慢できる積雪だったが・・・病院の待合室での話では・・本番は明日の朝だそうである・・・今日は頼まれて病院への送迎だった・・・送迎を終えてから、鏡開きのぜんざいをご馳走になる・・・お供えは、市販のお重だそうだが・・我が家の自家製のお供えの餅より伸びがいい・・・やわらかい・・・マシュマロのような食感だ・・・お餅を搗くときに何か添加物でも入れられるのだろうか・・?時には他所のお餅を食べて見るのもよいものだ・・・何でも比較対象がなければ自己満足に終わる・・・勉強になった・・・他家の餅

  • ジートバー探偵事務所

    雨の降る日はついついテレビの前で過ごすようになる・・・毎日が日曜日の・・特にテレビ局も限られている田舎の老人には興味を持って見る番組は少ない・・・そんな時は・・・広島放送のサスペンスだ・・毎日毎日・・日本の人口減少もこれが原因かと思えるほどの殺人のオンパレードである・・・近頃はだんだんと筋書きも込み入って来て・・腑に落ちない犯行理由の犯人像もある・・「相棒」も良く見ていたが・・最近の相棒は、国家権力も巻き込んでの大大事件に発展するようになって来た・・田舎の老人には異次元の世界の話のようで少し観るのに負担がかかるようになった・・・サスペンスを妻と一緒に観ていると犯人探しの競争になる・・だんだん・二人も探偵感が冴えて来て・・いづれは2人で探偵事務所が開業出来るかもしれない・・・「ジートバー探偵事務所」「ジートバー探偵事務所

  • 捨てがたい物

    2~3日雨が続いている・・・来週は雨どころか雪になる予報も出ている・・・丁度良い機会だ・・雨の日には終活で片付けるはずだった、若い頃に使っていた部屋の中の整理をする・・私も意外とこまめに日記をつけていたようだ・・古い日記が出てきたが・・あまり褒められた内容でもない・・・妻に発見されない内に焼却処分だ・・終活と言いながらも・・若い頃の思い出はなかなか捨てきれない・・・人間の執着心は根強い・・人生の終焉は・・風に舞い散るちり芥の様に終えたい・・新井白石の生涯を描いた小説を若い頃に読んだことがある・・「市塵」と言う題名だったような記憶があるが・・小説の中で新井白石が望んだ終焉の姿だった・・片付けようとしても捨てがたいものもある・・・少年の頃から可愛がってもらっていた従兄妹からの頂き物に・・わら細工の鶴亀がある・...捨てがたい物

  • 高齢者の勝負所

    稲作を止めてもまだ組合員だ・・JAから今年の稲作ごよみが配布された・・・水稲の肥料や農薬その他もろもろの注文書が付いているが・・一番役立つのは、最新の稲作技術だ・・・稲作初心者が見てもよくわかる稲作ごよみである・・・百姓の経験がなくても失敗なくお米は出来る・・・近頃は、農業に限らず経験がなくても、そこそこのものが出来る世の中になりそうだ・・みんなコンピューターが教えてくれる・・今まで、経験値で若者に勝っていた高齢者の出番がだんだんと無くなって来た・・さて・・これからは何で勝負しようか・・?高齢者の勝負所

  • 田舎の幸せ

    毎週金曜日には、牛乳屋のおじさんが朝一番に「おはよーございます」と元気な声で玄関に立たれる・・・気持ちの良い挨拶だが・・もう一つ・・牛乳屋のおじさんは、我が家の玄関に入るまでに見つけた門坂の花の蕾などを見つけると・・いつも話題にされる・・・草花に興味を持たれる牛乳屋さんだ・・田舎では、何処でもいつでも・・庭や野原で花の開花や莟のふくらみを目にすることは多いが・・口にされる叔父さんはほとんどいない・・日常的に目にするので関心が薄くなるからだろうか・・?妻と玄関口で花の話で盛り上がっているところを聞いていると・・一度、牛乳屋さんを見てみたい・・・どんなに優しい風貌のおじさんだろうかと・・勝手に想像が膨らむ・・今朝は、我が家の庭先のミツマタの蕾の話だったようである・・私は気が付かなかったが・・改めてミツマタを見...田舎の幸せ

  • 三題噺

    小雨の一日だった・・2日後は大寒なのに今日は春のような温かさである・・・もうすぐ春だ・・・恋の季節になった・・恋の季節と言っても猫の世界の話だ・・・まだ山村に沢山の人家があった頃には・・春の訪れは恋猫の狂おしい鳴き声から始まったものである・・・わが家でも雄猫を飼っていた・・・春になると2~3日・・・あるいはもっと長かったかもしれないが・・突然、家を空けることがあった・・暫くして帰って来た雄猫は・・すっかりくたびれた姿になっていた・・・恋は成功したのか・・失敗だったかと・・家族一同知らぬふりをして飼い猫の恋を思いやっていたものである・・・近頃は恋猫の鳴き声など聞くことは無い・・日常的にも猫の姿を見ることは無くなった・・・村の猫たちはどこへ行ったのだろう・・?何でも・・市の広報誌では、「飼い猫は繋いで飼いまし...三題噺

  • 手前味噌搗き

    今日は我が家の味噌搗きである・・朝の8時に大釜の浸漬済みの大豆を煮沸・・11時から改良餅つき機で味噌搗き・・・どうにか半日で1斗の味噌搗きが終わった・・・思えば・・昔の山村の女性は良く働いたものである・・・農繁期の多忙は想像がつくが・・体を休めるはずの農閑期でも仕事は切れ間がなかったようである・・・農閑期の冬場の女の仕事は・・・機織り、針仕事、菰網み、縄綯い、豆腐作り、味噌造り、こんにゃく、漬物、餅つき、張り子張りなどの農具の補修、小豆や大豆の選別、粉ひき・蕎麦打ち、挽き餅、牡丹餅、うどん、塩辛作りと休む間もない仕事量だったようである・・今日の我が家の味噌搗きは・・夫婦二人で一日仕事だが・・・トータルでは働く時間より休憩時間がダントツで長い・・・「今日は働いたから、今夜は鍋ね・・」今の山村は何と贅沢だろう...手前味噌搗き

  • 蠟梅の蕾

    裏庭の畑へ野菜採りに向かった際に、離れ屋の庭の蝋梅を見ると・・・今年は如何したことか・・・沢山の蕾が付いている・・・植えてから数年経っているのに・・昨年までは数個の開花を見ただけだったが・・今年は期待できそうだ・・これも暖冬の影響だろうか・・?今まで近所にもあまり蠟梅を見かけることがなかったので・・蠟梅の花は私たちの村では無理かと思っていた・・今日は、30キロばかり国道を下がった歯科医院まで妻を送って出たが・・民家の垣根越しに満開の蠟梅の花を発見・・帰って、我が家の蠟梅を確かめるのが怖いような気がした・・蕾を一杯に付けた我が家の蠟梅を見て・・・信じてよかった・・愛は裏切らない・・・乙女のこころに・・一瞬浸った・・・蠟梅の蕾

  • 占いが当たる

    朝から雨・・今日はこんにゃくを作る・・3月に入ると芽が動き出すので、節分頃までには4年生のこんにゃく玉は使い切ることにしている・・・こんにゃく作りも最初の頃はソーダの量から水の量まで教科書通りに測って・・丁寧に作っていたがだんだんと目分量と手加減で作るようになった・・夫婦の共同作業で作るので・・こんにゃくの出来上がり具合では夫婦げんかの火種になる・・最後には水加減を担当する私の責任と言うことで落ち着く・・お蔭で水加減には慎重になった・・・最初に出来上がりを試すのは・・昼食に食べる刺身こんにゃくである・・・今日は・・・美味い刺身こんにゃくを食べることが出来た・・・今朝の新聞の占い欄でも夫婦円満の一日と出ていたが・・あたり・・の一日になった・・・占いが当たる

  • 真宗徒なら

    午後、出雲市のお寺の門徒会に出席・・・このところ、高齢を理だっだっ車での遠出を控えていたので久しぶりの運転だった、幸いと春の様な陽気の県道は。対向車も無いのでルンルンのドライブが楽しめた・・高台に建つお寺は、父が自慢にしていた小さいが風情のある浄土真宗のお寺である・・・数日前、田中角栄元首相の屋敷の火事がニュースになっていた・・火元は仏壇の線香だったそうだが・・・浄土真宗徒なら、仏壇の線香で火災が起こることなど考えられない・・浄土真宗では仏壇の線香は立てないで、高炉へ横にして入れるよう指導がある・・火のついた線香は倒れない・・・流石親鸞さん・・信者の生活の隅々まで気をお使いになっている・・僧侶の有髪、妻帯、肉食などにも何の制限も無い・・・当時の世相から見たら破壊的な思想に見られがちだが・・今では他宗派でも...真宗徒なら

  • 楽しいお店

    病院への送迎で里へ・・病院派もちろんだが・・正月明けの街中は人出が多い・・スーパーに立ち寄った際に・・隣接の100均の店で妻の買い物に付き合う・・久し振りに100均の店を覗いたが・・・これが100均かと驚くほど進化していた・・我慢さえすれば、高齢者なら100均の店で生活用品なら何でも揃いそうである・・しかも・・・いろいろと老人に便利そうなアイデア商品も揃っている・・便利そうだが・・いざ、使って見ると意外と使い辛く・・最後には邪魔にもなることがある、いつの間にかごみの収集袋の中で診ることもある・・・が・・店内を見て歩く分には楽しみが多い・・なぜか、生活が豊かになるような気がする・・・袋いっぱいに100均商品を買い求めた妻は・・千数百円払っていた・・・楽しいお店

  • 食い意地だけは達者になった

    稲作を止めた理由の一つに・・田圃の周囲の山の荒廃もある・・里山が薪炭供給の目的を無くしてからは、中山間地域では、田んぼの周辺の山の木々が大木になり、田んぼに日が当たらなくなって来た・・周辺の木々を伐採しようにも、山の所有者が幾重にも重なっている事が多いので、伐採もままならない・・・日の当たらない中山間地域の田んぼでは稲作は無理である・・と言って・・畑作でも日陰で出来る作物などない・・わが家の日陰になる稲作休耕田は・・・こごみや蕗、茗荷、などを植えているが・・昨年からシイタケのほだぎも置いてみた・・・今年は新たに、なめことヒラタケの榾木を伏せることにした・・・自家消費分なので、ほだぎもそれぞれ5本程度である・・・今日は、用意していたなめことヒラタケの種駒を打つ・・・・・キノコ類は、収穫が一年先になるので・・...食い意地だけは達者になった

  • とんどさん

    日が差してから一番でとんどさん・・お神酒を持って来た妻も参加して火を入れる・・「一戸だけのとんどさんにしては派手なとんどさんね・・」老夫婦だけのとんどでは・・燃やすものが少ない・・・大半は、元日からの広告と新聞だ・・・今年は正月から災禍続きだったので・・厄払いにはなったかもしれない・・・朝は鏡開きのぜんざい・・・天気も良い一日だった・・良い一年が期待できる一日になった・・・とんどさん

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