メインカテゴリーを選択しなおす
憂愁のロシア、人々の織りなす哀切な愛と苦悩。対訳で人生の深淵を…。
ロシア語も文学も専門ではなく、誤りがあるかも知れません。ご意見をお待ちします。
本日のランキング詳細
2009/12/28
2024年2月
「いいから、お茶でもくれよ
どこかで僕は宝を見つけたかも知れないんだぜ
なけなしの金を未亡人にやっちゃうなんて
論争にけりをつけてくれませんか
君に健全な思考力があったかい
夜中までほっつき歩いていたんだ
あなた一人だけなのです
ぎごちない薄笑いを浮かべようとした
あなたの名前がはっきりと
あなたをここでお待ちしていた
大袈裟じゃなかったかな
悲嘆に暮れるに決まっているんだぞ
苛立ちを巧みに装って
形見として格別に大切なもの
目配せするかのように
金が工面できた時に
適当に書いてくれますよ
一度として目を離さなかった
気おくれさせて狼狽させる
真剣なものをその姿に添えていた
人を小馬鹿にするようなところ
気脈を通じていたのか
二人とも勝手にしやがれ
どうして僕に噛みつくのか分かりません
不快な衝撃が襲った
何一つ目に入らなかった
本物らしい愉快さ
やっと真面目な顔つきになって
笑いを吹き出さないように我慢して
「ブログリーダー」を活用して、mirさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。 画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。