その愛ゆえ/これまでのあらすじ・中編

その愛ゆえ/これまでのあらすじ・中編花鈴との突然の出会い傍に寄り「どーしたの」と問いかけると花鈴のその目から大粒の涙がこぼれていた花鈴を食事に誘うとその涙の訳とは派遣会社の都合により他の人と交代になりそうなの「やっと仕事にも人にも慣れてきたのに・・・」と花鈴の過去の恋愛事情一度手に入れたその愛を失う怖さに怯えなかなかもう一歩が踏み出せない会話をしながら「花鈴」の虜になりそう髪、眉毛、まつ毛、瞳、鼻、唇、耳、黒子は？まるで獣が獲物を見定めるように・・・「花鈴」の容姿をチェック『ねえ私なんか嫌いでしょう？』★続編は只今出筆中、近日中より公開予定ですのでお楽しみに・・・☆あなたの就活応援します☆飲食業界の求人【クックビズ】その愛ゆえ/これまでのあらすじ・中編

その愛ゆえ/これまでのあらすじ・前編

その愛の初めての出会い500円硬貨を自販機へ入れようとしたらコインを落としてしまった「はい、これ使って！」と差出す女性ベテランの受付嬢が「新入りさんです・よろしくね」「あっ」と驚いた。今朝の120円の女性だ名前は「福永花鈴」・カリン電車の窓越しに目が合う「あっ、120円の女性だ」何故かドキドキ。その時は軽く会釈をして別れた元カノとの再会「吉沢ゆかり」は元カノ別れて6年くらいになるのかその時は懐かしさもあり、下心もあった続きは次号・その愛ゆえ/これまでのあらすじ・中編へ☆あなたの就活応援します☆飲食業界の求人【クックビズ】その愛ゆえ/これまでのあらすじ・前編

Vol-13 その愛の入口 /恋愛序曲

これはカリンの恋愛論？・体験編でしょうか？夕立のように、一気に言葉が降り注ぐ心に潜んでいた想いが爆発し・て・る～ぅこれはアルコールの魔力なのか・・・こうなったら、お手上げですねこちらは聞き上手に徹するに限ります!!カリンに相槌をしながら時々同情してみせる公太カリンの恋愛感は、女性なのでした韓国ドラマにある、その愛の姿に憧れている～だから韓国ドラマが女性に人気があるのでしょうその点、男性はわかっているけど、恥ずかしがりや日本男子はその愛に素直には表現できないのです最近は時代の変化で少しは変ってきている特に、公太自身もそうでありたい、そうしたいと日々努力はしていると自負する公太・・・適度に的を得た相槌をカリンに返していたらついにカリンの口から突然あの【言葉】が『ねえコウタ、私なんか嫌いでしょう？』きた、きた、きた～...Vol-13その愛の入口/恋愛序曲

Vol-12 その愛の始まりとなるのか /恋愛 その愛

その愛に深入りできない性格、そして・・・一度手に入れたその愛を失う怖さに怯えなかなかもう一歩が踏み出せないそんな恋愛感の背景を話す「花鈴」一種の自信喪失のため心にバリヤーを張っている失うことへのトラウマモードなのでしょうか心の葛藤を話す「花鈴」の話に耳を傾けつつ「花鈴」の容姿をじっくりチェックをする瞳の奥に写るじぶんの姿やら自然に時々瞬きする目の動きポツリポツリと話す言葉と同調して動くその唇所々でジェスチャーする手と体話すと微妙に見せる「仕草」「癖」などに興味深く細かく目線を配る自分の姿どれもが新鮮で眩しく、愛おしくなるばかり男女間では接近戦が一番なのでしょうか？色々と話をしている間に、そう、もう何年も前からこういう関係だったような不思議な感覚に侵される「山蔵クン飲もうよ」との声にハッと我に返り「じゃあ飲もう」...Vol-12その愛の始まりとなるのか/恋愛その愛

Vol-11 まるで小説かドラマのようなその会話 /恋愛 その愛

「花鈴」の口から滝のように噴き出る言葉に相槌を返しながら「花鈴」の容姿をチェックする自分がいた髪、眉毛、まつ毛、瞳、鼻、唇、耳、黒子は？まるで獣が獲物を見定めるように・・・「ね、聞いてるの？」との声に我に還る平然を装って、慌てて問いかける自分がいたで、どーするつもりなの？急なことなのでまだ考えが・・・との返事「じっくり考えたほうが良いよ、落ち着いてね」とその話題を取りまとめに入り日常会話モードへと引き込むいよいよこれからです、お互いの家族関係やら日常生活など話題は尽きないもの男女間の会話のメインテーマ「恋愛経験」に突入!!当然のように自分から先に話始めることにした学生時代は普通に数人(人数は明かさず)と交際をした経緯や今の会社に入社し、社会人となってからの交際経験名前を伏せ「ゆかり」との一度は結婚まで考えた関係...Vol-11まるで小説かドラマのようなその会話/恋愛その愛

Vol-10 花鈴との初めての・・ /恋愛 その愛

座った一番奥の端の席には思い出があったそー、「ゆかり」と最後の別れ話をした席かあそんなことが脳裏を駆け巡る自分がいたはっと、気を取り直して現実に帰り福永「どーしたの、何かあったの？」と問いかけたウンと小さくうなづく花鈴、ハンカチを取出して涙をふき取る改めて近くで花鈴の顔をマジマジと見つめるすごい美人ではないが、なかなか可愛ゆい、やっぱりね良く見ると鼻の右側に黒子がひとつあった店員が注文したおでんと生ビールを持ってきたその店員が立ち去るのを確認してからやっと花鈴が口を開き話し始める「ごめんなさいね」と言う花鈴に「どーした？」と言いつつ生ビールで乾杯を誘う男の自分花鈴は蓄積していた言葉を吐き出した今の会社に派遣で来てひと月になり、ようやく慣れてきたのに派遣会社の都合により他の人と入替となる連絡を受けたとのことまあ本...Vol-10花鈴との初めての・・/恋愛その愛

Vol-9 恋愛、その愛からの終焉シーンなのか

あまりにも突然のことで動揺はしたが「福永どーした」と言って声を掛けたこちらを見てほっとしたような表情で「花鈴」はペコリと頭を下げこちらを見つめ直してきた傍に寄り、再び「どーしたの」と問いかけると花鈴のその目から大粒の涙がこぼれた～まわりの目を気にしながらこれはマズイ、マズイ・・・この光景は周りから見るとまるで恋愛の縺れかその恋愛、その愛ゆえ、からきた終焉、別れのシーン!!男性側にしてみれば最悪の役柄となっているハッと我にかえり、「ち、ちょっと場所を変えよう」と言って花鈴をその場から連れ出した二人並んで歩きながら「何かあったの？」と聞くと「花鈴」は小さな声で「うん」と答えてきたこのような状況、そんな経験もなく、どうしょう・・・そ、そうだ、この前「ゆかり」と立寄った居酒屋にするか「話を聞くから、ちょっと寄っていこう...Vol-9恋愛、その愛からの終焉シーンなのか

Vol-8 仕事帰りに突然の涙、涙、涙

じゅあ、行ってきま～すと言い花鈴にきっと出口まで見送られているはずと公太は勝手に思い込み、微笑みを浮かべ電車に乗込む足取りがとても軽かったのです今日は絶好調、当然ですよねトラブルも無く、今日は何か良いことがありそうな予感がする帰社の途中、車中で携帯を見てみる今朝、花鈴からメルアドもゲットしていたので期待もあった当然メールのひとつでも送ってきているはずとの自信過剰のような思い込みなのですしか～し、残念スメールすら届いていませんでした、なぬ、こういう状況に置かれると、男という生物は不思議ですたったひとつの期待から妄想が超拡大します女性はテクのひとつにしてもいいのでは？届かぬメールを何度も捜しまくるあのビルは電波が弱いからね・・・・何度もメールセンターへの確認をしやっと諦めるので～すよその後もまた、たいへんです自問自...Vol-8仕事帰りに突然の涙、涙、涙

Vol-7 今日は何か良いことがあるでしょうか？

エレベーターに乗込み上階へ向かい自分の机に座り込み・ふぅ～さて今日の予定は何だっけ？手帳を開き確認をする・普通のパターンですからパラパラ各ページを目で追い再確認後ろのアドレス欄に目が止まった仕事関係が書いてあり、その次ページには友人が・・・昨夜逢った「ゆかり」の欄・・・書いてあるではないですか、そしてしっかりとね電話番号は変わってないのかなあ昨日確認しておくべきだった、と後悔下心も若干あるし男なのですからふと「花鈴」の記述がないことに気づいた今度の機会に聞いておこうかな、なんて我を忘れて妄想の世界に入り込むおっと、仕事、仕事しましょう今週はボーナスの支給がありますのでいまさら忙しいふりをしても査定には影響しないのに人というのは浅ましいものですよねハハハ外回りにご出発で～す公太行ってきま～すそう言って営業部を飛び...Vol-7今日は何か良いことがあるでしょうか？

Vol-6 今日もまた、いつもの電車でご出勤です

今日もまた、いつもの電車でご出勤ですいつもと同じ道を歩き、同じ時間の電車に乗り人波にもまれながら、ご出勤です。この味気ない、あまり変化のないパターンの繰り返しが退屈だが平和だね、ホント車中、昨夜のゆかりとのやり取りを思い出す・・・不思議なもので別れてから時間が経つとインパクトの強いシーンしか思い出せない初めて出会った時二人で出歩いた時ケンカしたこと嬉しくて喜びあったとき初めて結ばれた時・・・そして最後の別れ・・・今でも何故別れることとなったのかははっきりと原因がよくわからないのです・・・僕の身勝手なのか、マンネリからくる馴れ合いのため気配りが足りなかったと思う、仕事のせいにしてねまあ、若かったからでしょうか？そんなことを考えつつふと周りを見渡して捜している自分がいるそう誰でもない、花鈴を・・・男はこんなものかな...Vol-6今日もまた、いつもの電車でご出勤です