精霊の歩兵を彫っています。しばらく彫ってみましたが、どうもやりにくいので、途中から、「目」だけ先に彫る手順に変えました。なんだか不思議な光景ですね。歩兵がニコニコしているので、吊られて笑顔になってました。妖精~その2~
将棋駒を通じた「快適な将棋ライフの提供」を目指す駒師(駒作家)日向の情報サイトです。
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駒師の麻雀 ~その34~ 六段坂を二度登って思うことまとめ⑥
【六段坂を登る条件6~副露~】鳳凰卓での直近30戦の結果が1位・・・・10回2位・・・・12回3位・・・・5回4位・・・・3回と恐ろしい事になってまして、何か悪いことが起きる前触れかと心配しています。こういう時、一番いけないのが慢心ですよね。成績は実力によるもの、なんて思うと成長が止まりますので、まとめを書きながら、復習したいと思います。面前(めんぜん)とは碰(ぽん)や吃(ちー)などをしない手のこと、副露(ふーろ)はその反対で、一般的には「鳴き」といいます。冒頭の画像は、矢島亨プロが書かれた「鳴き」の基本技術に関する戦術書です。面前の手作りと副露の手作りは同じ部分もありますが、大きく異なる部分もあります。それを気づかずにプレーしていると、和了のチャンスや点棒を大きくロスしている場合があります。どうも鳴きが苦手、...駒師の麻雀~その34~六段坂を二度登って思うことまとめ⑥
代行出品中の香月作水無瀬書御蔵島黄楊柾目板目交り彫埋め駒です。クリーニングと仕上げだけお手伝いさせて頂きました。⇒YAHOOオークション香月作水無瀬書御蔵島黄楊柾目板目交り彫埋め駒
清定の一字書です。試作品を参照しながら、字母紙を修正しました。字母を作っている時は、それでいいと思っていても、作品になると感じが違うケースはよくあります。全体的に文字のサイズを一回り小さくし、右斜め上に数度傾きを入れました。横幅を狭めたものも多かったです。また、修正するかも知れませんが、いったんこの辺りで字母の修正は終わります。清定Round2~その19~
清安の一字書です。通常(二字)の清安と同時進行で作ることにしました。この一字の清安の字母、10回以上作り直しましたので、かなり気に入ってます。特に歩兵がいいですね。五角形の駒形に程よく収まっています。二字の歩兵⇒一字の歩兵、二字の香車⇒二字の香車、という順番で作業を進める予定です。清安Round1~その2~
国井香月作の天童楷書、本黄楊、彫駒です。随分昔にある方から譲って頂いたのですが、入手の段階で王将と余り歩がありませんでした。長いこと放置しちゃってゴメンナサイ。余り歩が無いのは理解できますが、もっとも大事な王将が無いって、一体どういう事情だったのか気になりましたが、訳は聞かずに黙って保全をするのが私の仕事です。王将、新木地なので浮いちゃってますが、半年も使えば馴染むと思います。新たなオーナーを探します。⇒YAHOOオークション天童楷書物語~その60~
駒師の麻雀 ~その33~ 六段坂を二度登って思うことまとめ⑤
【六段坂を登る条件5】3対1の構図を避けるおかげ様で七段の原点付近で打てていますので、麻雀に関する発信を続けます。さて、一番ラスを引きやすい状況は、自分1人がラス目になることです。「ラス目1人」対「点数を持っている3人」の構図は絶対に避けなければなりません。25000点スタートの30000点返しなど、いわゆる「オカ」ありのルールの場合は、トップのポイントが凄く大きいので、トップをマークして独走させない様に打つのがセオリーですが、順位戦は誰かにラスを押し付けることを優先する、がセオリーとなります。したがって、大きく離されたラス目は通常以上にマークされ、また厳しく打たれるので更に勝てなくなります。駒師の麻雀~その33~六段坂を二度登って思うことまとめ⑤
清安書です。ちょっと色々と考えていることがありまして、いきなりですが、全ての歩兵が彫り終わりましたところから記事スタートです。彫っている時はこんな感じです。ひたすらに彫るだけです。駒師は気長な性格の方が向いていると思います。何を企んでいるかは、徐々に明らかになります。清安Round1~その1~
駒師の麻雀 ~その32~ 六段坂を二度登って思うことまとめ④
【六段坂を登る条件4】雀力を総合的に上げる(1)なんだか麻雀本の紹介みたいになっていますが、作者の皆さんとは無関係ですので、最初にお断りしておきますね。さて、麻雀に限らず将棋もそうですが、ゲーム書籍は大別すると、総論と各論に分かれていることが多いです。各論(特定のテーマ)に特化して学べば、部分的に上達しますが、それが即実践で効果を発揮するとは限りません。成績を安定させるには、総合的に雀力を上げる必要があり、各論と総論を並行して学ぶのが有効だと私は思います。そういう観点で私がセレクトした総論本の一つが、渋川難波プロが著された「魔神の読み」です。タイトルどおり読み(局面ごとの考え方、見方)に関する本ですが、基本技術の解説にもかなりのページを割いていますので、中級を目指す方にもおすすめです。私は蛍光のラインマーカーを...駒師の麻雀~その32~六段坂を二度登って思うことまとめ④
先ほど修復が終わりました駒乕號本店龍雲作の彫駒です。結局駒乕號本店の情報が少なく、この駒の正確な制作時期は分かりませんでした。プレーに支障がないぐらいには修復できたかと思います。私の工房は駒のドックみたいなもの、活躍の場を求めて新たな旅に出発しました。⇒YAHOOオークションリサイクル駒駒乕號本店~その4~
駒師の麻雀 ~その31~ 六段坂を二度登って思うことまとめ③
【六段坂を登る条件3】形式聴牌の技術天鳳は「形式聴牌あり」で親は「聴牌連荘」がルールです。このルールにおいて形式聴牌の技術は極めて重要です。形式聴牌固有の技術なんてあるの?と思う方もいるでしょうが、答えは「あります」です。私は専門家ではありませんので説明しませんが、ASAPINこと朝倉康心プロが書かれた「新次元麻雀」に詳しく書かれていますので、この技術について自信が無い方は読んでみて下さい。形式聴牌の基本技術について詳しく書かれた本を、私は、他に見たことがありません。和了もしていないのに、1人聴牌なら相手と4000点の差が開きます。2人聴牌なら聴牌していなかった人と3000点差が逆転します。ベースに守備の技術が必要ですが、まずは聴牌の重要性を認識し、聴牌を取ろうとする考えが重要です。なお、私と朝倉康心プロとは全...駒師の麻雀~その31~六段坂を二度登って思うことまとめ③
昨日の試合に勝利され、B級1組への昇級を決められた澤田真吾七段です。おめでとうございます!画像は師匠であり、また相互フォロー頂いております森信雄七段のツイッターから拝借致しました。キラリと光る手が多く、棋譜並べが楽しい棋士のお一人です。王位戦は度々リーグ入り、竜王戦は1または2組、順位戦は「鬼の住処」まで登ってきました。対戦相手が更に強くなりますので、ご本人は大変かと思いますが、1ファンとして棋譜を楽しみにしております。祝!昇級澤田真吾七段
洗浄してみました。表面にこびり付いた茶褐色の物体は、砂糖の類(たぶん飴)だと思いますが、これが木地の内側まで染み込んでいて、奇麗には落とせませんでした。角行と銀将各1枚が他の駒師による作品でしたので、その2枚は作り直しますが、全体をどのレベルまで修復するかは未定です。リサイクル駒駒乕號本店~その3~
日本将棋連盟棋士の高田尚平七段がプロデュースされた、プラスチックの将棋駒です。一字書です。プラ駒の一字書はおそらく世界初(?)だと思います。書体は王羲之ベースのオリジナルです。初心者や外国人の方が誤認しやすい「成銀・成桂・成香」は二字になってますね。見た目より重厚感があります。角が丸いので盤を傷つける心配が少ないですね。駒の重さと面取りのバランスがよく、とても指しやすいです。駒箱の代わりに、お洒落な駒袋が付いてます。将棋連盟のデジタルショップで購入できるようになりました。@1,540円(税込)⇒日本将棋連盟デジタルショップ(楽天)将棋大会に行くと、複数の種類が雑に交じっていたり、読み難い駒が用意されていることがあります。そういう時、私は相手の許しを得て、持参したプラ駒で対局するようにしています。相手の方も安心し...高田尚平七段プロデュースプラスチック一字駒
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精霊の歩兵を彫っています。しばらく彫ってみましたが、どうもやりにくいので、途中から、「目」だけ先に彫る手順に変えました。なんだか不思議な光景ですね。歩兵がニコニコしているので、吊られて笑顔になってました。妖精~その2~
三人麻雀の七段を目指して精進中です。某麻雀プロが、役満を和了した際、「役満に頼るようじゃ、全然だめですね」みたいなコメントされていたのを良く覚えています。この様なコメント、将棋なら、相手の明らかなミスで勝ったようなケースなんでしょうかね。役満は麻雀の「華」と表現する方もいらっしゃいますが、冷静に考えると、三麻の国士無双や四暗刻はかなり出現率が高く、個人的には倍満ぐらいで良い気がします。駒師の麻雀~その54~
さて、こちらも完成しました六清です。木地はお客様からご支給頂きました、中国黄楊の赤銀目杢です。木地の性質がよく分かりませんでしたので、全工程、恐る恐る進めました。かなり時間を要しましたが、何とか完成に漕ぎつけました。六清Round2~その17~
精霊です。先ほど完成しました。直ちにお使いになられるようで、鏡面仕上げは施しておりません。過去に多くの新書体を作っております経験からしますと、おそらく、ここはこうした方がいいなとか、あーした方がいいな。という感情を覚えられると思います。筆記用具で書かれたものと、刀で彫ったものは、全然違います。多くの有名書体も、その過程を経て、現在の字母になってます。でも、始めないことには、何も残りませんので、その行動力に敬意を表したいと思います。精霊~その8~
じじじつは、、、、普通二輪(AT限定)免許取りました。ロードバイク(自転車)は最近まで、若いころは原付に乗ってましたので、そもそも二輪は好きなのですが、更に行動範囲を広げようと思いまして、AT(オートマ車)限定ですが、免許取りました。画像はこちらのHPから拝借したもので、私の雄姿では、まったくありません。教習所はほぼほぼ若い男女しかおらず、かなりこっぱずかしい感じでしたが、何かを始めるのに年齢は関係ありません。レンタルバイクで慣らし運転からスタートの予定です。良い写真が撮れましたら、アップ致します。取り急ぎご報告まで駒師のバイク~その1~
随分と時間を要しましたが、天鳳の三麻、ようやく六段まで来ました。長かったですねー。三段まで転落していた頃と比べますと、押し引きの判断がまあまあ正しくなり、手組が安定して、粘り強くなり、そして、かなり押し返せるようになりました。運の要素が大きい麻雀ですので、当然のことながら、他家ばかりが和了しまくる様なケースもあります。こういう劣勢の時に、どの様に打つか?正解は神のみぞ知る、なのですが、自分より強い人の打ち方を参考に、自分なりの仮設を立て、それを検証する、みたいなことを繰り返していると、将棋と同じで「手が覚える」感じが少しします。この先も継続して、三麻でも七段を目指します。駒師の麻雀~その53~
六清です。研磨には水で研ぐ水研ぎ、乾いた状態で研ぐ空研ぎ、があります。この状態は空研ぎが半分ほど終わった状態です。私の場合、面取りもここまでに済ませておきます。残るは磨き上げるだけになります。六清書Round2~その16~
漆を水研ぎしました精霊です。まだ濡れてます。薩摩黄楊の明るい黄色がいいですね。板目は水を含むと曲がることがあるので、一旦乾燥を待って、それを確認します。15年以上乾燥させた黄楊材なので、大丈夫だとは思いますが、ビビりなので、こういうところで手が抜けないのです。精霊~その7~
六清です。一回目の研ぎ工程を終えたところです。白いのは木の粉です。鏡面仕上げまで予定していますので、更に研磨を重ねます。六清書Round2~その15~
いやはや、楽しい作業です。あっという間に彫り終え、目止めもして、漆まで入れてしまいました。字母から伝わってくるんですよ、字母を作っている人の楽しい感情が。豊島字母帳をはじめとする、現代にまで伝わる字母も、それを作った人は、「この書体で将棋をしたら、さぞかし楽しいだろうなぁ」そういう感情だったのだろうと思います。駒師はその想いを駒に込めないといけませんね。この書体の制作でそれに気づかされました。精霊~その6~
引き続き、お客様が自作された字母で本格的な将棋駒を作ります。書体名は「妖精」とのこと。そう言われますと、一つ一つの駒が妖精っぽく見えます。可愛らしい書体ですね。妖精~その1~
精霊の王将と玉将です。どちらが王将で、どちらが玉将か、はたまた、両方とも玉将なのか王将なのか、これは字母の作者以外わかりません。角行です。カクカクしてますね。こちらは飛車。独創的なデザインです。精霊~その5~
精霊の金銀です。書体の統一感はあまりありませんが、それも自由でいいですね。ある芸術家の方から言われて、木地の厚さがバラバラの駒を作ったことがありますが、それはそれで味があって、楽しくプレーできました。伝統的なスタイルも大事ですが、それにとらわれる必要はないと思います。精霊~その4~
精霊の桂馬と香車です。桂馬の一番上の横棒が、風にそよぐマフラーみたいですね。精霊~その3~
精霊はお客様が自ら作られた字母です。歩兵ですが、人の顔の様にも見えます。自由で良いと思います。アマチュアの将棋は「遊び」ですから、プレーヤーが楽しめることが一番大事なこと、私はそう思って駒を作ってます。精霊~その2~
麻雀プロについて将棋のプロ(棋士)に比べると、麻雀のプロは随分と多いなぁ、という印象です。競技人口に比例するんでしょうね。将棋に比べると、プロとしての入口は易しい様ですが、将棋の棋士が得ている対局料の様な収入はほぼ無いらしく、ゴルフのツアープロとレッスンプロの中間、みたいな感じらしいです。プロになる前よりも、なってからの方が大変な世界の様ですね。ある士業の方が言ってました、「先生と呼ばれるけど、自分で営業しないとご飯は食べられません。」と。奨励会を厳しすぎると見る向きもあるようですが、ハードルを下げると、「食っていけない将棋プロ」が増えちゃうんでしょうね。2000人以上いる麻雀プロで、しっかり業として成り立っている方は、いったいどのぐらいいるのでしょう?駒師の麻雀〜その52〜
六清です。漆を入れ、研ぎ出し、乾燥させているところです。今日の名古屋は、ちょっと寒いですが、良い天気です。六清書Round2~その14~
六清です。仕上げも含め全ての彫りが終わり、目止めをしたところです。乾燥も含め、しっかり時間をかけて、丁寧にやらないと滲みの原因になります。六清書Round2~その13~
お客様が自作された書体で駒を作ります。書体名は精霊、仕様は彫埋め駒です。私自身が鹿児島まで黄楊材を仕入れに行き、大阪の木地師さんに形成をお願いしました、薩摩黄楊板目を使用します。世界に一つだけ、お客様専用の駒です。精霊Round1~その1~
六清の成銀、成桂、成香、です。残るはと金20枚です。六清書Round2~その12~
久しぶりに麻雀について。三人麻雀を中心に続けてます。三人麻雀は四人麻雀よりも打点が高いので、牌の巡り合わせが自分にとって不利な時は、あっという間に点数が消え、ラスになります。私の場合ですが、それを防ぐにために相手の手の進行度合いと打点の高さと、自分の手配のそれらを比べて、勝てる確率が高そうな時だけ勝負し、そうではない時は専守防衛、これを基本としています。でも、それだけだと勝てないんですね。なので、勝てる可能性が無いときは仕方ありませんが、低くてもその可能性が残っている時は、リスクはあるけど、ギリギリまで降りずに粘る、というのが重要なんだと思います。これは、強い人の牌譜を見て気づきました。粘り過ぎて放銃なんて場面もまだまだありますが、和了率が上がったおかげでしょうか、六段の真ん中より上あたり、レートで言うと...駒師の麻雀~その45~
水無瀬兼成です。漆が入りました。最近は源平仕上げばかり作ってましたので、裏面に黒色漆を入れる寸前、一瞬筆が止まりました。。。なお、端っこの赤いと金は、別の駒の足し駒(不足を補う駒のこと)です。水無瀬兼成Round2~その12~
次作の準備に入ります。書体は故・肥塚一登實氏が作られた紫電書です。人気ありますね。廃れない書体というのは、日本人を惹きつける何かがあると思います。その何かを考えながら作業を進めたいと思います。木地はお客様からご支給頂いた、御蔵島黄楊、斑入りの柾目です。紫電Round3~その1~
目止めの乾燥を待っている水無瀬兼成です。今日は良い天気なので、屋外に出していますが、直射日光はNGなので、ご覧の様に影干しのような感じです。水無瀬兼成Roud2~その11~
水無瀬兼成です。全部の彫工程が終わりました。仕上げ彫もしましたので、もう大丈夫だとは思いますが、明日の朝、もう一回点検してから、目止めをします。臆病ですね、でも、やり直しは嫌なので。。。水無瀬兼成Round2~その10~
水無瀬兼成です。少し間があきましたが、作業は進めておりました。残りは龍馬と駒銘だけになりました。水無瀬兼成Round2~その9~
開始日時:2023/03/12持ち時間:0分+10秒場所:81Dojo手合割:角落ち下手:某四段上手:日向【第1図】までの指し手△6二銀▲7六歩△4二玉▲7八飛△5四歩▲6八銀△8四歩▲4八玉△8五歩▲7七角△6四歩▲3八銀△6三銀▲3九玉△5二金左▲5八金左△7四歩▲2八玉久しぶりに角落ち上手の将棋を発信したい。プロはもちろん、アマチュアでもある程度指せる方から見れば、こんなミスだらけの将棋は何の役にも立たないが、級位者の方にはお役に立てている様で、実はアクセス数が多い記事ジャンルの一つである。局面は下手三間飛車本定跡のオーソドックスな出だし。対振り飛車の場合、上手の王将は△4二王としておくのが最初のポイント。ちなみに、下手は四段で同段位かつレートも自分より少し上だ。自分の感覚では、同段位の相手に角を落...角落ち上手戦記~下手三間飛車本定跡編~
水無瀬兼成です。表面の彫が終わり、裏面の字母紙を貼りました。木地が想定よりも柔らかく、彫るのに注意が必要で、その分スピードが上がりませんが、あと一か月弱で完成までこぎ着けたい。ただし、糊が乾くまでは彫れないので、ここは静観するしかありません。頑張ります。水無瀬兼成Round2~その8~
水無瀬兼成の飛車角です。先に角行を彫るいいイメージが湧いたので、金将より先にこちらを彫りました。字母紙が剥がれておりますが、これはちゃんと彫れているかを、字母紙を捲ったり、剥がしたりして確認したためです。水無瀬兼成Round2~その7~
水無瀬兼成の銀将です。棋王戦第3局を見ながら彫ってます。形勢は互角です。昨年まで住んでおりました新潟市が対局場です。食べ物がとにかく美味しいところです。水無瀬兼成Round2~その6~
水無瀬兼成の桂馬です。良い書体だと思いますが、彫るのは結構難しい。苦労しましたが、無事に終えられた感じです。水無瀬兼成Round2~その5~
勘亭流の飛車角です。ご覧のとおりの太字ですので、幅は広く、そして深く彫る必要があります。深すぎて裏側を彫った時に、貫通したりしないよね?勘亭流Round1~その4~
ハチワンダイningバーさんから一時戻りました山華石一字書です。多くの方々に使って頂いたおかげで、角が少し落ちて、マイルドになってきました。汚れを落とし、油を補って、しばし休憩です。山華石Round2~その11~
水無瀬兼成の香車です。字が太いので、その余白部分が少ないのですが、刀が少しでも入り過ぎると、余計に彫ったり、あるいは剥がれてしまったりする危険性があります。特に柔らかい木地の場合は注意が必要です。水無瀬兼成Round2~その4~
一部の駒を作り直しました初代書です。新たに作った駒を混ぜてしましましたが、違和感は既になさそうです。永年の胸のつかえが取れた気分です。羽生さんの将棋をならべてみようと思います。初代書Round7~その15~
自分用の初代書です。ハチワンダイningバーさんで使って頂いておりますが、よそ様の目に触れるので、出来の悪い駒の存在が気になります。そこで、その分の駒、桂馬2枚、歩兵4枚を作り直しております。初代書Round7~その14~
勘亭流の玉将です。江戸文字、、、、、、いいですねぇ~って思えるのは、日本人だからでしょうね。DNAのどこか、端っこの方に、反応する遺伝子がある気がします。ん?線が出てない!油断大敵ですね。勘亭流Round1~その3~
水無瀬兼成の歩兵です。表面を彫りました。例外もあるのかと思いますが、一般的に虎斑の木地は柔らかいので、彫り過ぎに注意が必要です。水無瀬兼成Round2~その3~
手入れをしております清定一字書です。汚れが付着していましたので、固く絞った水ぶきタオルを使ってそれを落とし、その後油を補いました。水ぶきしていると驚かれることが多いですが、私が作る駒は、制作の過程で、その程度の水分で木地が曲がったりしないようにしていますので、安心してください。お手入れが簡単なのもよい駒の条件の一つと考えています。清定Round2~その22~
三麻で再び六段まで着ました。実は、ひと月ぐらい前にも六段になったのですが、ブログを書く暇もなく、わずか半月で五段に戻されました。そこで色々反省を重ね、戦術書を読み直したところ気づきがあり、半月で三度目の三麻六段に戻りました。また五段に戻されると思いますが、多分、六段に戻れる速さが、少しずつ上がって行く印象を持ってます。駒師の麻雀~その44~