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2009/12/01

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  • 中国山地幻視行~吉和冠・黄砂のベール

    中国山地幻視行~吉和冠・黄砂のベール

    中国山地幻視行~吉和冠・黄砂のベール 4月18日、吉和冠 山頂で遅めの昼食をとっていると女性の二人組が登ってきた。随分元気そうで、そのあたりを歩き回り、記念写真を撮るとさっさと下りて行った。 以前登ったのは2021年12月半ば。2年と4か月ぶりの山になる。随分きつく感じた。かつては雪山に挑戦したこともあるが、若い女性の二人と比べるまでもなく、老いを実感せざるを得なかった。 この山に登るたび思うのは「ハナのなさ」である。「ハナ」は植物の「花」より「華」が近い。途中で展望はなく、変わった地形にも出会わない。それでも登ってきたのは、森の深さと巨木のたたずまいにひかれてであった。 この日は朝から「黄砂、黄砂」とテレビの予報が叫んでいた。悪い予感がしたが、山頂近く見晴らしのきく崖上に立つと、いやというほど実感させられた。いつも見える十方山、恐羅漢山は黄砂のベールの向こう。その..

  • 中国山地幻視行~恐羅漢山・冬と春の間

    中国山地幻視行~恐羅漢山・冬と春の間

    中国山地幻視行~恐羅漢山・冬と春の間 4月1日、恐羅漢山。 駐車場に車を止めると、冷たい風が吹き降りてきた。スキー場のゲレンデ上部に目をやると予想外の残雪。しかし、もう4月。予報は快晴。カンジキは持たず、斜面を登り始めた。 ゲレンデ横の急登も所々で雪に阻まれ、時間を要した。林間を抜け、山頂直下の緩い斜面に入ると、残雪は一面を覆っていた。春の腐った雪。油断すると空洞を踏み抜き、膝上まで埋まる。慎重に足を運んだ。 広島・島根県境、標高1346㍍の山頂は日当たりがよく雪はなかった。大きな岩の上から四方を見渡すと、白くかすんでいる。もやっているのか、それとも黄砂か。木々は新緑には早く、枯れ枝が冬の荒涼を漂わせていた。 昼飯をすますと、下山路の思案。いつもなら夏焼峠を回って帰るが、この日は登りで意外に時間を要した。峠回りも、雪があるのかないのか判断がつきかねた。そんなわけで、登った道を下った。人..

  • 中国山地幻視行~深入山・春ですよ

    中国山地幻視行~深入山・春ですよ

    中国山地幻視行~深入山・春ですよ 3月18日、深入山。 予報は晴れだったが、北風が強い。気温15度、体感はそれよりかなり低い。タカをくくってごつい防寒着は自宅に置いてきた。登りにとりついたころ、後悔したが遅かった。 息を切らして登るうち、汗ばんできた。止まると汗が冷えるのでそのまま歩くしかなかった。そんなことで、ほぼノンストップで頂上に着いた。具合のいいことに風がやんだ。青い空が高かった。 圧雪のためなぎ倒された草原が再び頭をもたげ、山肌は遠目に猫の丸い背中のように見えた。春近しの光景だ。それにしても、いい天気だ。こんな日に、登山者が誰もいないとはなんという不思議。そういえば、登山口の休憩所も出入り口にベニヤが打ち付けられ、冬の装いのままだった。みなさぁん春ですよ、と叫びたい気分だった。 登山口から見た深入山の全容。ただし、山頂は見えない ひと登りして振り返ると..

  • 中国山地幻視行~大峰山・春まだ浅き

    中国山地幻視行~大峰山・春まだ浅き

    中国山地幻視行~大峰山・春まだ浅き   2月27日、大峰山。 登山口に車を止め、杉林を抜けて最初の休憩地に着いた。ちらほらと舞う雪を受けて、二つのベンチは長方形に白くかたどられていた。座ってしまうのも惜しく、写真を撮ってザックを置いた。男性が一人おりてきた。「山頂は雪ですか」と声をかけた。「雪です」「でも、午後には解けるかも」とのこと。 座っていると北からの風が、氷の中を抜けてきたかのように冷たい。まだ日差しはなく、見上げた空はどんよりとしていた。たまらず歩き始めた。中間点あたりで、待望の日差しがさし始めた。薄雪をかぶった杉林に陽が当たり、絵画のように美しかった。 山頂から北を眺める。吉和冠は雪をかぶっているようだ。西へ目を転じる。山口県内に端正な三角形の山。莇が岳(1004㍍)であろう。この大峰山が1050㍍だから、ほぼ同じ標高の頂を持つ。南にのうが高原。山頂付近に..

  • 中国山地幻視行~三倉岳・様変わりしていた

    中国山地幻視行~三倉岳・様変わりしていた

    中国山地幻視行~三倉岳・様変わりしていた 三倉岳に登った。いつものAではなくBコースを選択した。青空が広がった2月12日。前回10月の登山で、縦走路のロープが外されていたからである。危険個所として認識されていたのは、中岳から夕陽岳に至るキレットと頂上手前の壁。歩いてみて分かったが、そこが大幅に補修してあった。事故の確率は減ったと思われる半面、フィールドアスレチックの趣となり、山に登る醍醐味は少なくなったともいえる。 しかし、これだけの補修には相当の努力が必要で、かかわった人々の事故を防ぐ・安全第一の気持ちも、当然理解できる。悪態よりまずは感謝をすべきだろう。 ふもとの駐車場に車を置き、A、Bコースの分岐点へ。細かい注意書きが目に付く。体力に応じて引き返すなどしてくださいとある。ここでBコースを選択。あとは急な石段登りが続く。いつもなら、ところどころの壁でクライミングに興じる姿が見られる..

  • 中国山地幻視行~窓が山・いつもと違う道

    中国山地幻視行~窓が山・いつもと違う道

    中国山地幻視行~窓が山・いつもと違う道 頂上までもうすぐだ。そう思い登山路をたどった。頭上から声がする。だれか降りてくるらしい。つづら折りの道に立っていたのは、かつて職場で一緒だったUさんだった。 窓が山は、いつもなら広島市佐伯区五日市の魚切(南側)から登るが、この日に限って安佐南区沼田の憩いの森(北側)を出発点とした。かつての山仲間が通い、登山道を整備してきたと聞いたからだった。確かに、丸太が整然と埋め込まれた道は階段状になり、歩きやすかった。倒木も見当たらない。活動の成果が出ていた。 実は、この情報を寄せてくれたのがUさんだった。この日は活動を共にするもう一人の男性と一緒だった。10分ほども立ち話をしただろうか。二人は下山、私は頂上を目指した。 窓が山の東峰。誰もいなかった。遥かに広島湾。前日より急激に上がった気温のためか、靄がかかっていた。広場には、ほうきの掃き目が清々しかった。..

  • 中国山地幻視行~厳島・恐る恐る石段を上る

    中国山地幻視行~厳島・恐る恐る石段を上る

    中国山地幻視行~厳島・恐る恐る石段を上る 昨年暮れ以来、腰痛に悩まされ「風と歩く」も1か月余りブランクが生じた。近くの外科クリニックに通いなんとか好転したので、果たして山登りは可能か、と1月9日厳島の弥山(535㍍)にトライした。 なんだ、500㍍の山か、と馬鹿にしてはいけない。連絡船を降りて海抜ゼロ㍍から。山頂の標高は正味、足で稼がなければならない。いくつかのコース(主要には三つ、ほかにもあるらしい)があるが、私が常用するのは大聖院横から石段を上る登山路。この日、船を降りるといくつかのグループが手ぐすねを引いていたが、大聖院コースを選んだ人はいなかった。そんなわけで前にも後ろにも人のいない山道を悠々と歩いた。 山頂、さすがに人が多かった。特に目についたのは外国人。最近、よく言われる観光ニッポンへのインバウンドであろうか。日本人より多いのでは、と思われた。予報では晴れだったが薄曇り、気..

  • 中国山地幻視行~大峰山・小春日和

    中国山地幻視行~大峰山・小春日和

    中国山地幻視行~大峰山・小春日和 11月20日、廿日市市と湯来町の境にある大峰山(1050㍍)に登った。我が家から1時間足らず。広島市内から最も近い1000㍍峰だ。朝から快晴、小春日和というやつである。気がかりは2日前に襲来した寒波。東日本だけでなく広島県北にも季節外れの雪をもたらした。大峰山は単独峰で、島根県側からの風を遮るものがない。これまでも予想外の雪に悩まされてきた。 麓から見上げると、山頂付近に雪はなさそうだ。車に積んだアイゼン、カンジキともこの日は用なし。終わりかけの黄葉を横目に、のんびりと(といえば聞こえはいいが、年とともにテンポは落ちるばかり)歩いた。 頭上に青空が広がる山頂から、カスミがかかり展望はきかなかった。気温上昇が影響しているようだ。気温計では12度だが、その割に北から吹く風が冷たい。フリースを一枚着込んだ。 駐車場に帰ると、タンポポが咲いているのに気付いた。..

  • 中国山地幻視行~比婆山群・紅葉の牛曳と毛無

    中国山地幻視行~比婆山群・紅葉の牛曳と毛無

    中国山地幻視行~比婆山群・紅葉の牛曳と毛無 秋口に夏日が続いたため、今年の紅葉のピークは予想がつかなかった。比婆山群に狙いを定め現地にも問い合わせたが、要領を得なかった。最近の天候不安(不順?)は罪深い。考えた末に4,5日遅らせ10月31日、現地に向かった。 時季はどんぴしゃりだった。ただ、寄る年波には勝てず、いつもの牛曳-毛無山縦走はやめ、牛曳は途中まで、毛無は山頂までの紅葉を楽しむことにした。縦走だと時間がかかりすぎるためだ。 牛曳の山すそは、当地では珍しい白樺林があり、紅葉と見事なコラボを見せる。これを楽しんだ後、毛無のゆったりとした登山路を山頂(1144㍍)まで歩いた。コース短縮が功を奏し(?)、山名の通り草原が広がる山頂にはまだ誰もいなかった。ススキが逆光に映えて美しく揺れていた。 帰途は出雲峠を回ったが、道は荒れていた。 秋が燃えるⅠ 秋が燃えるⅡ 秋が燃えるⅢ 秋..

  • 中国山地幻視行~三倉岳・やっぱり秋だ

    中国山地幻視行~三倉岳・やっぱり秋だ

    中国山地幻視行~三倉岳・やっぱり秋だ 久しぶりに三倉岳に登った。調べたら2月以来。8か月ぶりである。全コース、石段登り。しんどいことこの上ない。この日もあえぎあえぎ、山頂を目指した。 9合目を越えたあたりから様子が変わった。崩れたままだった急斜面が整備してある。旧来の朝日岳~中岳~夕陽岳のコースは封鎖され(それでも通る人は通っていたが)、夕陽岳往復を余儀なくされていたが、なんと通行止めのロープが外してある。看板を読むと、自己責任でコースを選びなさいということのようだ。 夕陽岳の南側にある大岩に陣取り、下界を眺めた。いつもながら、ここからの眺望は最高だ。稲穂は黄色く色づき、刈り取りを待つばかり。上空に広がる空は高い。 次回は、中岳からの縦走コースをとることにしよう。 縦走路のロープが外されている これまでは、こんな感じ(2021年7月撮影) ここからの眺望は最高だ 稲穂は黄色く色..

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    中国山地幻視行~恐羅漢山・一瞬の秋を満喫

    中国山地幻視行~恐羅漢山・一瞬の秋を満喫 中国大陸から高気圧が張り出した9月24日、広島県の最高峰、恐羅漢山(1346㍍)へ車を走らせた。島根県境に近いスキー場の駐車場に乗り入れると、既に10数台の車。近年にない光景だ。手元の気温計を見ると22度。強めの風が吹く。秋を実感した。 ゲレンデ横の細い道を登る。見上げるとススキの穂が揺れていた。その上に高く青い空。風は冷たいが陽光は夏を思わせる。ストーブとクーラーを同時につけた部屋にいるようだ。だがそれも、日差しを遮る林間に入ると、秋一色になった。 山頂は人であふれていた。岩の上から遠方を望む。気温が下がり風もあるので、遠くまで見える。東方、やや北寄りに高い山。大山だろうか(帰宅後に地図で調べたが、確実なことは分からなかった)。島根県側には発電用の風車の列。 下りは夏焼のキビレを経由。キビレは峠のこと。「くびれ」から来たと思われるが由来は知ら..

  • 「冒険」の意味を問う旅

    「冒険」の意味を問う旅

    「冒険」の意味を問う旅 「裸の大地 第二部 犬橇事始」(角幡唯介著) 古い話になるが、本多勝一著「カナダ・エスキモー」を読んでいて、エスキモー犬に「ヒューマニズム」や愛情は禁物だ、犬橇をひく犬は愛玩対象ではなく労働犬だからだ、というくだりに軽いカルチャーショックを覚えたことがある。半端な愛情をかければ、犬たちは確実にその人間に従わなくなるという。「犬になめられた」状態になるのである。氷点下30度の氷原で犬と生死を共にするための思想が、底流にある。 同じことを一冊の本で全面展開したのが、角幡の「犬橇事始」である。 「冒険とは何か」。これが角幡の永遠のテーマであるようだ。例えば、登山。8000㍍峰全14座登頂を達成したラインホルト・メスナーは「ヒマラヤより高い山に登ることは不可能だし単独行より少人数の遠征などありはしない」と山を断念した。点から点へ、どれだけ早く、どんな方法で..

  • 中国山地幻視行~秋を探しに

    中国山地幻視行~秋を探しに

    中国山地幻視行~秋を探しに この暑さ、なんとかならないものか。ブログも1か月休んでしまった。暑さで山に登る気がしないためだ。しかし、そろそろ更新しないと世間から忘れられそうだ。考えた挙句、1か月前の山を再登場させることにした。深入山の開放的な尾根筋、風が吹けばなんとかなる。しかし、無風・カンカン照りというリスクもある。そろそろ8月も終わり、前者の可能性に賭けた。 結論を言うと、前者に近い天候だった。「近い」とは…。さわやかな風が吹き抜ける程度なら心地よかったのだが、天気予報は外れ横殴りの強風に見舞われた。しかも雨交じり。広島県の最高峰、恐羅漢山を見やると、分厚い雲が不気味に山頂付近を覆っていた。あの雲がこちらへ来れば…。天気予報を信じ切っていたので、レインウエアは車の中。後悔先に立たず。ザックに付けた気温計は25度を上回ることはなかった。皮肉を込めて言えば、秋を探しに登った..

  • 中国山地幻視行~大峰山・やっぱり夏は暑い

    中国山地幻視行~大峰山・やっぱり夏は暑い

    中国山地幻視行~大峰山・やっぱり夏は暑い 列島を熱中症警戒アラームが駆け巡った7月24日、広島県廿日市・湯来町の境にある大峰山(1050㍍)に登った。暑い盛りに何を考えて、と言われそうだが、昔はよくこの季節に登った。北アルプスなどへ遠征を控えて体調を確認するためだった。 この日、駐車場で気温計を見ると30度。予想より低かったが、別荘地の舗装道では照り返しが厳しい。杉林に入るとほっとした。樹間を抜ける風が心地いい。だが、それもつかの間。昔のようにはいかない。木漏れ日が熱風を運んでくる。汗が滴る。しかし、ここで辛抱すると熱中症が怖い。休憩を取り、水分を補給する。おそらく、いつもの倍ぐらいの時間がかかった。 山頂は岩と濃い緑と夏の雲の競演。いいなあ、山は。でもやっぱり夏は暑い。今度は涼しいときに来よう。 樹間を抜ける風。杉林に入るとホッとする 一部崩落のため回り道。通って..

  • 中国山地幻視行~深入山・久しぶりの晴天

    中国山地幻視行~深入山・久しぶりの晴天

    中国山地幻視行~深入山・久しぶりの晴天 梅雨が明けきらない中、奇跡的に晴天が広がった。7月6日、芸北の深入山(1153㍍)へ。6月ついに山行ゼロ。ここを逃しては長期離脱になるとの思いからだった。 南登山口の駐車場に車を置き、斜面に取り付いた。新緑が目に染みる。気温30度。風があり、暑さは気にならなかった。ツアー客10人ほどが先行していた。 この山は8月になると百花繚乱になる。今は端境期。山道の両側にウツボグサが盛期だが、地味な花である。ササユリは終わりに近かった。風雨にさらされ、花弁は傷ついていた。その中から比較的整ったものをカメラに収めた。風に揺れるギボウシの隣に見かけない花?(写真参照)。登山口の案内所でも聞いたが名前は不明だった。 山頂で周囲の山々を眺めていると「あれは聖湖?」と聞く年配女性。「そう、左が聖山。右が高岳」と説明した。すると「もうすぐ常念へ行くんですよ」と楽しそ..

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    山岳美と厚みのある人生ドラマ~山の映画館

    山岳美と厚みのある人生ドラマ~山の映画館 「帰れない山」 北イタリアのモンテ・ローザ周辺を背景に、出会った二人の少年の友情、父との確執、生き方の模索が描かれる。「国際的ベストセラー小説」とのことだが、原作は未読。稜線の風景は美しく、かといって背景は美しいがドラマは貧弱…といった、ありがちな山岳映画ではない。一方で、長尺の割にところどころ説明不足の感があるのは、作り手が原作に頼りすぎたせいか。読んでいれば補完され、面白さは倍増したかも。 イタリア・トリノに育ったピエトロ(ルーボ・パルビエロ)は両親とともにモンテ・ローザ山麓グラーノ村で夏を過ごした。そこで牛飼いをしている同い年の少年(12歳?)ブルーノ(クリスティアーノ・サッセッラ)と仲良くなる。ある年、山好きの父ジョヴァンニ(フィリッポ・ティーニ)は二人を連れ、氷河に向かった。途中で村人に「子供連れは危険だよ」と忠告を受けながら…。大きな..

  • 庭の晴れ間に・庭の花~四季・彩時記

    庭の晴れ間に・庭の花~四季・彩時記

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  • 中国山地幻視行~道後山・寒気と青空

    中国山地幻視行~道後山・寒気と青空

    中国山地幻視行~道後山・寒気と青空 関東一円の季節が逆戻りしたと報じられた5月23日、中国山地で同じ目にあった。かねて予定していた広島県北・道後山(1269㍍)へ。イワカガミが見ごろ、と目算を立ててのことだった。予報は前夜に崩れるものの当日は晴れと出ていた。 駐車場に車を置き、見上げた岩樋山(1271㍍)の頂上付近はガスに包まれていた。それは秒速で広がり、駐車場まで降りてきた。ぽつりと雨粒。迷ったが、ここまで来て帰るわけにもいかないと思い直し(自宅から片道100㌔以上ある)、身支度を整えた。歩き始めると雨は本格化した。たまらず途中の休憩所でザックカバーをかけ、アウターを着込んだ。泥で滑る山道を慎重に登った。 岩樋山の山頂付近に、目当てのものはあった。時期は外していなかった。そこかしこに小さなピンクの花弁が、競うように開いていた。下を向いて歩いたので気づかなかったが、周囲の山々は相変わら..

  • 中国山地幻視行~船通山・カタクリはまだ咲いているだろうか

    中国山地幻視行~船通山・カタクリはまだ咲いているだろうか

    中国山地幻視行~船通山・カタクリはまだ咲いているだろうか 島根・鳥取県境の船通山(1142㍍)に5月9日、向かった。目当てはカタクリの花だった。時期は明らかに失していた。例年なら4月末か5月初め。しかし、今年のGWは悪天続きだった。人出も多く、駐車スペースもないだろう。そんなわけで、時季外れの山歩きとなった。 予報をにらんで決めただけあって、この日の天候は最高だった。中国山地を走る車から見る新緑は輝いていた。 広島県から183号を通り、鳥取県日南町から山腹に入った。予想通り? 車一台いない。駐車スペースは貸し切り状態だった。「熊に注意」の看板を横目に山道に入った。いきなり長い階段状の道。歩幅が調整できずつらい。汗が噴き出る。見上げれば、新緑が美しい。季節は夏間近を思わせた。スプリング・エフェメラル(春の妖精)とも呼ばれるカタクリはまだ咲いているのか。つい不安になった。 頂上直下の急登。..

  • 中国山地幻視行~高岳・沢に転落の一件

    中国山地幻視行~高岳・沢に転落の一件

    中国山地幻視行~高岳・沢に転落の一件 空は晴れていた。ルンルン気分で杉林を行った。…目の前の光景が、どこか違っていた。 橋がない。いや、橋はあった。真ん中がぽきりと折れ、渡れる状態ではなかった。落ち込んだ中央部に松の倒木があり、これが腐りかけた橋を破壊したに違いなかった。 4月17日、広島・島根県境の高岳(1054㍍)に向かう。 沢沿いをさかのぼり、渡渉地点を探す。かつては橋がなく、こうして渡っていた。最近は石垣などで整備が進み、その分渡るのは困難になった。 それらしい場所を探し、じゃぶじゃぶと渡った。対岸の崖は思ったより軟らかく、登るのに手間取った。 尾根伝いに快適な山道が続く。早春の木々はモノクロのたたずまいだったが、ところどころ淡いピンクの塊が宙に浮いていた。近づいて見ると、アカヤシオのようだった。やがて上りが増え始めると、右手に聖湖面が光って見えた。 山頂は、きれいに刈り込まれ..

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