40歳くらいかと思われるA医師は、あたしの生育歴や初潮の時期、友達の数などをあたしと両親から淡々と聴取しながら、「まずは患者さん自身が自分を理解することが大切な病気ですから」と言った。あたしを見て、「52kgという適正体重を受け入れられないうちは、病気は治ら
A医師のクリニックを袖にしたあと、もうひとつ別の病院を経て、3つめの病院でセンセイに巡りあった。2番目の病院――仮にB病院とする。このB病院のせいであたしは半年分の人生を棒にふったようなものなので、述べておきたい恨み辛みはたくさんあるのだが、とりあえず今回はBM
小6当時は何のことだかわからなかったが、初診した心療内科医(以下A医師)は、あたしの身長と体重を測定すると、電卓を叩いて、15.8という数字をあたしと両親に告げた。今なら一般的知識として知っている、BMI(ボディ・マス・インデックス)のことだった。この細かい数字を
体重が減り始めたのは小6の夏休みで、45kgあった体重がみじかい期間で40kgまで減った。理由は自分でもわからないが、減らそうと思って減らしたわけではない。身長が高いほうだったので、親戚のおばちゃんなどに「naoちゃんは体格がいいね」と言われることはあったが、それを
心療内科や精神科を合わせて、これまで3件の病院を受診した。(センセイは、その3番目の病院であたしの主治医になった人だ)。短期間にこんなに病院を変えたのは、単純な話で、はじめの2件の病院ではぜんぜん良くならなかったから。あたしを診た医者たちの決め付けたような物
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