ゆきずりの関係なら、何度か。それ以上「映画」と深い関係になったことなど、ない。そう思っていた。だが、「映画」のほうはそうではなかったらしい。気がつくと10本を…
『アール・ブリュット 動く動画』展に関するラジオでの辻自身の発言より 私の普段の仕事はキャメラマンをやっております。テレビのドキュメンタリーや劇映画の撮影を担…
美術企画展『アール・ブリュット 動く壁画』について 言うまでもなく、ぼくはドキュメンタリーのキャメラマンだ。そのぼくが今年2018年の2月3日よりアー…
ぼくは主にはドキュメンタリーのキャメラマンを生業としているから、ドキュメンタリーについて語るとき、おのずとキャメラマンからの視点が多くなる。必然的に、日々の…
「新・若松組のキャメラマン」というレッテルを貼られていたらしい僕は、若松孝二監督がこの世を去ったのち、なかば自然と劇映画の現場から遠ざかっていた。 といって何…
2015年3月。僕は原因不明の感染症に倒れて生死の境をさまよった。会社を立ち上げてから5年、激務が免疫を低下させていたのか急速に症状が悪化、入院した夜から8日…
三頭谷鷹史さんの著書「宿命の画天使たち」を読んで以来ずっと気になっている画家がいる。沼祐一。映像化に向け企画を考えているが出口をみつけるのは極めて困難だと自覚…
15年ほど前の「ラストシーン」という映画のなかで、うろ覚えだが「役者って、いつも裁かれる仕事でしょ。疲れちゃったのよね、裁かれることに」というセリフがある。当…
映画『靖国・地霊・天皇』のキャメラマンとして、大浦さんの表現への挑戦の旅の道行きを、また共にした。折口信夫の小説「死者の書」から多く啓示をうけたのだという。僕…
5/16に放送される「地球絶景紀行」を撮影した。その撮影中報告の抜粋紀行番組『地球絶景紀行』の撮影を初めて担当する。この番組は、圧倒的な風景や壮大な建築物など…
畏友、井賀孝がすごいスピードで矢継ぎ早に新刊を出している。生き急いでいるのかな?いやいやそんなはずはない。かってブラジルでバーリトゥードファイター・ペケーニョ…
約半年ぶりのブログ更新。書くべきことは多くあった気がするが、多忙という言い訳にかまけてうっちゃっているうちに、すでに2012も5カ月が過ぎようとしている。この…
11月、東紀州で、『千年の愉楽』という映画の撮影をしていた。その最中に書いた短い撮影便り。紀州を描き続けた小説家故・中上健次氏の小説『千年の愉楽』を原作とした…
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