幽霊、超能力、宇宙人、魔法使い、などのジャンルを包めた小説を作っています
ただいま公開、完結しているタイトルは、こちらです 『暇神 〜Idle Hands of Llighter〜』 『TUNAハウンテッド』※001〜008(ページ数) http://ameblo.jp/kunito-9210/entry-10380081583.html
玄関に三人が並ぶ。由良、父さん、それに、「だーかーら、マスケンでいーって」それにマスケン。舛田ケンヂ先輩。確かに恩人だ。クロレラの言っていたとおりだ。「マスケ…
ほんと馬鹿だ、俺。「あっは、カツヲ君、キミは本当に大馬鹿者だねー」我に返る。彼は俺の目の前にしゃがんでいた。「キミは勘違いをしているねー」そういって俺の胸ぐら…
マスケンが指をさす。俺に向けて、そしてゆっくりと右に移動する。その先には。「扉……?」洋風な扉、どこか懐かしい気がする、不思議な扉。その扉には表札がついてある…
円満である。見ればわかる。母親はキッチンで料理を作りながら、ソファーに座る父親と娘を嬉しそうな目で見ている。父親と娘は、ソファーの上で楽しそうにテレビのリモコ…
時刻はとうに0時を回っている。ドアを、開ける。当然のことながら光は漏れたりしない。街灯の明かりが玄関手前を、申し訳なそうに照らしている。それだけだ。いよいよ、…
先週の金曜日、妹の由良はこの家を訪れた。『平和な家』。この場所は全国的にも有名な心霊スポットで、インターネット上のオカルトサイト、都市伝説、某匿名掲示板にも度…
駅の時計をみる。待ち合わせの十分前、短針は0時を指そうとしていた。十一月の夜はとても寒い、白い息が濃く出る。携帯で天気予報を見ると、最低気温は3度と表示されて…
一階の購買に着く。ここはいわゆる溜まり場であって、下級生の俺らなんて滅多に近づかないところである。しかも、特進なんて総合のやつらから見たら目の敵であり、まして…
「枡居っていう人、いますか」昼休み。教室から出てきた生徒にやっと声をかける。これまで何人かの生徒に声をかけようとしたが、なかなかうまくはいかなかった。皆、チャ…
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