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第三の建築様式を求めて https://3rd-architecture.blogspot.com/

新たな建築様式に至る過程を、幾何学・デザイン・造形そしてドーム構造をとおして語っていきます。

hiroshi murata
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豊橋市
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豊橋市
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2009/10/18

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  • 古代コンクリートたたき 、その施工法の確立

    【古代コンクリートたたきの特徴】 古代コンクリートによる「たたき」は伝統的な「たたき」やポルトランドセメント(以下通常のコンクリートと言う)を使った「たたき」とは異なるものです。 材料も異なれば、その性質や特徴も異なります。 「土間たたき」の範囲でその特徴を挙げると、湿度や水分を...

  • 古代コンクリーたたきⅤ

    4層目を仕上げ、これで 全ての作業が完了 最後の層はその表面をどう 仕上げるかで考えあぐねていた。 最初はコテ仕上げで表面を均一になしていたが、作業が中盤に差し掛かったところで、 おかしいことに気づいた。 コテでモルタルのように均ならしていくと表面に微粒子のペーストが集まり見た目...

  • 古代コンクリートの再現Ⅳ

    3層目の完了 生石灰 と 種土の割合 を1:10では硬すぎるような気がし、1:15に変えてみる。 1:10は長七の『人造石 』でも堤防の組石の間に詰め込む 場合の比率ではないだろうか。 床に施工する 『たたき』程度ならば1:15でも十分な強度を保つことができる。 練り具合は握った...

  • 古代ローマ時代のコンクリートは、今も強度を増していた──その驚くべき理由が解明される

      コンクリートは、年月が経つにつれてもろくなるのが普通だ。だが、古代ローマ時代に作られた岸壁のコンクリートは、時間が経てば経つほど強度を増していた。その驚きの理由が、米研究チームによって解明された。 https://wired.jp/2017/07/30/roman-concr...

  • 古代セメントの固まるメカニズム

     【海水からセメントを取り出し包丁を作る】 “the sharpest seawater knife” as if there are literally any other seawater knives in existence https://youtu.be/pFG-nX...

  • 長七の人造石工法の研究資料

    以下の研究資料から長七の人造石工法の重要な点を抜粋する。 服部長七と愛知の人造石遺構 天野武弘著 ・練り土(種土と石灰に水を加え練ったもの)は、十分たたき締めたとき表面に水がしみ出す程度がよい。 ・練り土では海水を用いることが少なくない。実験の結果、人造石を海水中に使用する場合は...

  • 古代コンクリート再現Ⅲ

      サバ 土が届いてようやく古代コンクリートによる『たたき』が始まる。 『長七たたき』の資料によれば、 石灰と種土の配分比率は1対10に落ち着いている。 この情報は当時仕事に関わっていた職人が漏らしたのかどうかは分からないが、嘘は言っていないと思う。 ただし 本当のことも言って...

  • 古代コンクリートと『長七たたき』

    土間はやはり粘土では亀裂が入りやすい。かといって砂を増して『たたき』風にする当初の案もあったが、そうなるとほぼほぼコンクリートモルタル仕上げのような肌合いになる。 ちょうど適した塩梅を調整する手間を考えたら、『たたき』の主材料のサバ土(別名、山土・真砂土)を取り入れた方が考えるこ...

  • 古代コンクリートの再現Ⅱ

    2層目に入る 一般の建材屋ではサバ土 もしくは 山土 と言われて販売されているものである。 細めの砕石に砂・粘土を混ぜて 骨材としてみたが、まだ粘りが強くて乾いてくると亀裂が入ってくる。 かといって粘土なしだと、もろ土間コンクリート感丸出しであの『たたき』のような 肌触りの良い柔...

  • https://3rd-architecture.blogspot.com/2023/06/2017-cnn-httpswww.html

     私は5年ほど前より古代コンクリート(またの呼び名をローマンコンクリート)を調査・研究・試作してきました。 現在使われているコンクリートは出来て数十年後からに徐々に劣化していきます。 それに対し、ローマンコンクリートは出来て数十年後からさらに強度を増し数千年から数万年もつといわれ...

  • 古代セメントによるコンクリート敷Ⅰ(一層目)

    2023年6月29日 一層目 古代セメントによるコンクリート敷 基礎固めの上にコンクリートを敷く。 セメントと骨材の比率は 通常のコンクリート 同様に 1対5で試みる。 1層目の前半はモルタルでやってみたが、厚さ5cm だと粘土成分が高いため 亀裂が入った。 古代 セメントは 『...

  • 火山灰の天日干し

      天気が良いので火山灰の天日干し 火山灰 と言っても色々あって、この地方で取れるものはベントナイトと言われているもの。 さらにベントナイト にも 2種類あって、国産のベントナイトで有名なのは山形・ 新潟のナトリウム ベントナイト 、別名 ナトリウム モンモリロナイト。水を吸うと...

  • https://3rd-architecture.blogspot.com/2023/06/youtube-video-player.html

    2017年に古代コンクリート(ローマンコンクリート)の主要な原材料が解明され発表されました。 私もそれに注目し、それ以来実験と検証を重ねてきました。 当時は情報も限られておりましたが、最近では続々と関連動画が出回っていてしかも完成度の高い情報となってます。 この動画では、そのコン...

  • 古代コンクリート(ローマンコンクリート)の再現Ⅰ

      古民家の土間や縁側に使われてきた、『たたき』、私はこれを古代コンクリートで再現する試みを始めることにした。 私の長年にわたる古代コンクリート再現プロジェクトもようやくこれで終盤を迎えようとしている。 たたき、は漢字で『三和土』と書かれ、粘土に消石灰に苦汁を混ぜて固めた和製コ...

  • 古代コンクリートを作る

     なぜ古代コンクリートは何千年も壊れないのだろうか? 今日使われない理由は? 古代コンクリートを作るにはまず、火山灰・石灰・海水を混ぜてモルタルを作製し、それをコンクリートの骨材となる軽石と混ぜて型枠内に流し込みます。 火山灰と海水と生石灰が混ざると、結合能力を持つ化合物が生成さ...

  • 巨人伝説

    巨人伝説は我が郷土にも伝えられています。 ダイダラボッチがそれで、足跡があったり、ダイダラボッチが石巻山と本宮山をまたぎ、小便をしたら豊川ができたという、ほら話があります。 天空を見上げるほどの巨人が存在したとは思えませんが、あながち空想でもない気がします。 それは地球の歴史から...

  • HA-DOME天蓋の設計に入る

      ドーム東西の 片流れ屋根の施工を終え、 ようやく中央天蓋の施工に移ろうとしている。 天蓋の設計は いくつもの 幾何解析を経て 出来上がるので 模型で再確認しながら慎重に進めている。 私は長年、物質の構造をなす仕組みを研究する過程において、近年発見された準結晶の構造に注目してき...

  • 美しいものには、我々に隠されてきた未知の機能が秘められている

     エーテル(電磁気を引き寄せる)エネルギー生成装置として使われていたドーム建築 人類は、電気を発見して以来その発電機(ジェネレーター)を回すエネルギーは石炭や石油・ウラン等の鉱物資源に頼ってきた。だが、それ以前すでに別の方法で電気をつくり、供給していた都市が世界には点在していた。...

  • GEOPAO プロジェクトⅡ案

    現在取組んでいるハドームの屋根が出来上がったら、次はようやく以下のプロジェクトに着手する予定です。 誰でもDIYが出来れば、世界のどこの国でも手に入る材料で作ることができ、必要に応じて分解して運べ、再度組み立てることが出来る、移動可能なドームハウス Once the H...

  • HA-DOME project の再開

    現在骨組みの外側をシートで覆っている ドーム中央より天井を見上げる 今 年度後半からはハドームプロジェクトを 再開しようと考えています。 2017年3月から初めて約半年間で中央のドームと西側ウイングを広げた小部屋を含む骨組みを完成させることができました。 ...

  • GEOPAO プロジェクト

    『世界のどこの国でも手に入る材料でつくることができ、分解して運べ、再度組み立てることが出来る移動式ドームハウス』 ダヴィンチドームの構造を用い軽量かつ安価で特別な材料や部品・機械工具を必要としないシンプルな仕組みを世に提供しようと思っている。 長年ダヴィンチ...

  • 光の幾何学(その5)Geometry of Light#5

    地球では、この100年くらいでようやく、小さくて肉眼で見ることの出来ない量子の世界と、現実に私たちがふれたり、肉眼で見ることが出来る世界は、切っても切れない関係性にあることが分かってきている。 一般的に言えば「目には見えないけど、その世界が無いわけではない」というこ...

  • 光の幾何学(その4)

    物質は光が凝縮してできているとアインシュタインは言っていた。 さらにその光は音であり色であり生命を作りだすエネルギーに変化するとR・シュタイナーは言っていた。 物質を成す光のエネルギーは様々な形態を持っている。 もっとも原初的な形態は幾何学的な立体図形のなかに見ること...

  • 光の幾何学(その3)

    幾何学に携わって25年。神聖幾何学については真髄を極めてきたが、この本に書かれていることは基本的なことはもちろん私にとっては未知なる内容も書かれ、ある意味ごく限られた私のような立場の人間だけしか知らないような高次な情報や知識も含まれている。 一体、この本の著者辻麻里子はこの...

  • 光の幾何学(その2)

    『物質は光が濃縮したものであり、心魂は希薄化された愛である』 ルドルフ・シュタイナー 物質は原子からできている。 原子は光・エネルギーからできている。 光を濃縮することで物質となる。 原子構造は幾何学的にプラトン立体の構造に準じており、原初的形態で...

  • 光の幾何学(その1)

    通常このような物体は物質的次元で自然界には見られない。 物質を構成している分子構造はある種の規則的な幾何学構造から成り立っている。 それらは主に正多面体、すなわちプラトン立体とも言い、神聖幾何学の立体的解釈に基づいている。 通常それらの形態は自然界に変容した形としてあら...

  • 図形の解読は覚醒・気付きを促す最短距離

    図形の解読がなぜ覚醒・気付きを促す最短距離になるか、その一つの例をここに挙げよう。 このダイヤの配置の中心には8がある。 目の前に展開する現象には裏表があり、あなたはそのことを知らなければ真相を見ることが出来ない。あるいは見えるのに時間がかかるだろう。 幾何学的な図...

  • 「22を超えてゆけ」を読んで(その2)

    光の糸・光の輪・ハイパーゼロポイント 光の糸と同様に、これらの幾何学模様や図形は、時空を旅するときに必要なコードとなります。 図形は、ある特定の時間領域を表す『ゲート』になるのです。特定の図形を組み合わせれば12次元の領域なら瞬間移動できます。あなたが描い...

  • 「22を超えてゆけ」を読んで(その1)

    日本人でスピリチュアル系幾何学の本を本格的に著している人はこの辻麻理子さんくらいだろう。 今年収穫した柿を切ったところ、 クロップサークルに現れた幾何学図形(後ろのスケッチ)とシンクロしていた。 私はといえば、1990年代中ごろから取組んでかれこれ25年ほど経つ。当...

  • Reciprocal Frame • Hiroshi Murata

    Full text reprint from 3D Warehouse: TaffGoch Geodesic sphere nexorade (aka, rotegrity,) comparable to the reciprocal-frame construc...

  • スターエッグ(その2)

    この建築は無限大の3Dモデル化であり、創造のボルテックスを具体的な形にしたものです。 その形を見ていくと、開口部の三角形の窓からは、望むものを満たすために必要なあらゆる宇宙意識を引き寄せ吸い込んでいきます。 創造を完成させるための疑問に応えるため、問題を解...

  • スターエッグ(その1)

    前回の続きからになりますが、無限大の視覚化についてお話してきました。 繰り返しになりますが、従来の幾何学では一次元・二次元まで視覚化が可能でした。 一次元は無限大の記号であり、二次元にするとメビウスの輪になります。 そしてこれを3次元化することを可能にしたのが...

  • 無限の形

    無限というイメージは非常に抽象的でとらえにくい。 簡単なものだと数学に無限大∞記号がある。一回向きを変えて元に戻るパターンだ。 元に戻るならば円でもよさそうだが、無限に至る核心はこの向きを変えているところにある。 この無限記号はフランスの数学者が使い始めたそ...

  • 「新たな社会システム」による自治区構想

    これは私が長年したためてきたヴィジョンをあらためてこの機会に描いたものです。 今まで行なってきたこと・創り出したものやアイデア・試作や実験してきたこと・これから行なって行きたいことなどを、「新たな社会システム」を軸に一つにまとめて行なう場であり、事業のランドマップです...

  • HA-DOME -The West Wing project Day 40 ドーム西棟 40日目

    ハドーム西側に取り掛かってすでに40日目の経過 ハドームの構造は10本の座標軸が規則的に織り成すことで成り立っている。 その内の一つ、西側を向く構成要素を延長させて屋根の骨組となる。 今後の予定は、その骨組みとコンテナー上部の空間構造とを一体化させて終了とし...

  • ガウディーが最終的にやりたかったこと

    Sagrada Familia大聖堂には3年後に訪れる予定を立てている。 ガウディーが最終的にやりたかったことがこの大聖堂のアーチ型のドームに顕されているから行って見たい。 ドームは内部空間に柱が無いため、両側に屋根や壁の荷重がかかってくる...

  • HA-DOME -The West Wing project・ドーム西棟

    今年は盆明けから雨続き、そのせいもあってコンテナーハウスの天井の錆びが膨れ上がって雨漏りがしてきた。 そのため、今頃ならばドームにシートを被せてその下で次なるプロジェクトを始める予定だったが、予定変更。以前何度も充填剤で補修してきたが、そろそろ限界。この際ついでに屋根をつけて...

  • プロジェクト ILLUMINA Andromeda

    イ ルミナ・ライトの第4作目 アンドロメダ の開発プロジェクトを開始することにしました。 原案はすでにシステム開発当初より出来上がっており、特許申請時に実施例に載せていたものの一つです。 それ以来12年近く今まで何も手を付けづにいました。 模型のみが埃をかぶってアト...

  • HA-DOME project Day 140

    HA-DOME's structure has been completed. It spent four and half months. We can not  see the framework of the ceiling from below yet.  I'm...

  • HA-Dome構造組立トラブルー設計変更

    2017年6月30日 全ての支柱を立ち上げて、支持材を取り付け始める。 設計の基準値をゆるくしておいたのだが、逆にきつくなってしまった。接合部の締め付けが前回(9年前)よりきつくなってしまった。 前回同様だと、最後のほうにきつくなるため、もう一度設定を見直すこ...

  • HA-Dome構造部材制作-組立開始

    2017年6月11日 構造材の組立を開始 取り組み始めて72日が経過 パイプの中心線を引き、構造材の接合部(クランプ)の位置を墨付けする。 2017年6月12日 構造材の交点=クランプの中心点を墨付 構造材の交点は、クランプ回転シャフトの中心か...

  • HA-Dome構造部材制作-パイプ切断

    パイプカッターをくるくる回して思っていたよりも楽にカット出来る 作業に取り掛かって今日で69日目が経過

  • HA-Domeの構造部材制作の開始

    各箇所に取り付けるクランプの位置を調整し、部材図面を書き上げ、墨付けをするための治具を作る。 今日は試しに一本カットする。 ハドームプロジェクトとは https://3rd-architecture.blogspot.jp/2017/05/project-ha-do...

  • Project HA-Dome ハドーム・プロジェクト

    継続投稿していた「新しい建築様式への道」の過程で現在制作しているドームが特化すべきプロジェクトになるため、今後、新たなプロジェクト名を設けてその過程について詳細に記していきたい。 プロジェクト名、HA-Dome Projectとは、 漢字で『波動夢』と書いて、波動とド...

  • Project GEOPAO-Dome プロジェクト・ジオパオドーム

    ダヴィンチ・ドームの構造を使ったドームハウス(ジオパオ)の開発開始 The outer shell of the Da Vinci Dome Designation: GEOPAO-Dome 2年前のダヴィンチ・ドームの再開発・発表以来、開発が棚上げになっていた。 ...

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