この巻からインターネットを介してのオンライン出版が始まっているだろうから、読んでる方々はもうしばらく前に読了されてると思う。PDFファイルで、書店で入手する半額くらいの値段で先行出版されているものを読...
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【読書メモ・感想】『月光魔術團vol11おばあちゃんのスグレモノの夢の遺伝子』(平井和正) 1998/1/3
この巻からインターネットを介してのオンライン出版が始まっているだろうから、読んでる方々はもうしばらく前に読了されてると思う。PDFファイルで、書店で入手する半額くらいの値段で先行出版されているものを読...
【読書メモ・感想】『千尋の闇』(ロバート・ゴダート) 1997/12/28
イギリス史には疎いので、どの程度歴史的事実を踏まえてこの物語が描かれているのかは判らないのだが、そうしたことを抜きにしても文句なく楽しめる凝った展開のストーリーである。元歴史教師の主人公は、気晴らしに...
【読書メモ・感想】『薬指の標本』(小川洋子) 1997/12/28
そのなんともいえぬなまめかしい題名に魅かれて購入した。サイダー工場に勤めていた主人公の女性は、機械にはさまれて薬指の先を失ってしまう。工場を辞した彼女は「標本室」で働きはじめるのだが、そこでは生物にと...
【読書メモ・感想】『チ。―地球の運動について―』(魚豊) 2022/11/27
「コペルニクス的転回」という言葉がある。天文学者コペルニクスが、天動説を捨て地動説を唱えるようになったことにちなみ、物事の見方が180度転換した状態を言う。これは、そのコペルニクスに至るまでに「地動説...
【読書メモ・感想】『忠臣蔵元禄十五年の反逆』 (井沢 元彦) 1996/12/6
歴史ミステリというと、まず思い浮かべる作家は井沢元彦です。梅原猛の『水底の歌』に材をとった秀逸なデビュー作『猿丸幻視行』以来コンスタントに発表され続ける作品群はとてもすばらしいものです。ノンフィクショ...
【読書メモ・感想】『秘密なら、言わないで』 (ジョイ・フィールディング) 1997/1/10
未読だったフィールディングの邦訳第2作。ちょっと滅入ってしまうようなストーリーでけっこう読むのに手間取った。主人公は女性検事で、レイプ事件だのアーチェリーで妻を撃ち殺した男の事件だのを担当しているのだ...
【読書メモ・感想】『スワン・ソング』 ロバート・R・マキャモン 1997/1/5
「現代の聖杯伝説」というふうに謳ってあります。最終核戦争後の北米において、生命の復活の鍵を握る少女とそれに関わる人々の物語。ちょっと、「風の谷のナウシカ」を思い出しました。マキャモンは「第三の男」と呼...
いろいろと思うところあってデータを整理中。古い読書メモが新しい日付で更新されていたり、順序がおかしかったりしますが、ご寛恕あれ。整理した読書メモはタイトル欄に日付を入れております。というか、現状では、...
『屋根裏に誰かいるんですよ。都市伝説の精神病理』 (春日武彦) 感想 2022/10/31
小説ではなく、精神科医の作者が集めた「屋根裏に誰かがいる」という幻の同居人といった類の妄想ケースの解析。新聞記事や諸外国の事例にととまらず、国内の座敷牢や、作者が実際に出会ったケースもあり。乱歩・横溝...
『機械仕掛けの太陽』 (知念 実希人) 感想 2022/11/3
サイン本を三省堂で入手。COVID-19との戦いが、コロナ病棟の医師、同看護師、町医者の三者の立場から時系列に語られる。事実の積み重ねが基になっているからこその、現場の臨場感が伝わってくる。きっと同じ...
【読書メモ・感想】『お父さんの会社』(草上 仁) 1996/12/31
世の中にコンピュータ・ネットワークを素材にした小説は数多くあるのですが、その中でもイチ押しです。草上仁というと短編作家というイメージがあったのですが、この長編でぼくの思い込みを嬉しい形で裏切ってくれま...
【読書メモ・感想】『フェミニズムの帝国』 (村田 基) 1997/1/5
男女の立場が逆転、というと差別表現か?とにかく、女性優位社会を描いた悪夢のような物語である。女性とは何か?男性とは何か?いわゆる「女らしさ」とか「男らしさ」の常識を徹底的に打ち砕いてくれる。職場の女性...
【読書メモ・感想】『ホット・ゾーン』(リチャード・プレストン) 1997/5/17
この本の感想、とっくに書いたつもりになっていたんだけど、どこにもないじゃないか。昨年にテスト版を作った時に書いて破棄したんだっけ。 それはさておき、本書はエイズより怖いエボラ出血熱について書かれたノ...
『緑の我が家』(小野不由美) 感想冒頭の「『緑の扉』という小説」はウエルズの短編かな?O.ヘンリーの方ではあるまいと強く思うが、主人公の高校生が手に取りやすいのは後者かも。いずれにせよ緑の扉の向こうは...
『屋根裏に誰かいるんですよ。都市伝説の精神病理』 (春日武彦) 感想 2022/10/31
小説ではなく、精神科医の作者が集めた「屋根裏に誰かがいる」という幻の同居人といった類の妄想ケースの解析。新聞記事や諸外国の事例にととまらず、国内の座敷牢や、作者が実際に出会ったケースもあり。乱歩・横溝...
情報の発信はtwitterがメインになっており、もう何年もこのブログも放置してい...
「坊主の壺」、「お文の影」、「博打眼」、「討債鬼」、「ばんば憑き」、「野槌の墓」...
@nifty ホームページの終焉 ~HP版書庫の彷徨人は自動的に消滅します~
久しぶりにエントリをあげてみる。最近、発信はほとんどTwitterによるものにな...
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』観てきました。全般的に言えば、い...
第55回 神田古本まつり / 神保町ブックフェスティバルに行ってきました。まず...
『思い出のマーニー』 観てきました。先に新潮文庫から出た原作本を読んでいたので...
『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯! 』 感想
『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯! 』 観てきました。...
『必殺仕事人2014』をみました。なんというか、じつに必殺らしい必殺でしたね。...
世田谷文学館で開催されている、「日本SF展・SFの国」に行ってきました。目玉は、...
第54回神田古本まつりに行ってきました。神保町駅に降りるのも、ずいぶんとひさしぶ...
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イギリス史には疎いので、どの程度歴史的事実を踏まえてこの物語が描かれているのかは判らないのだが、そうしたことを抜きにしても文句なく楽しめる凝った展開のストーリーである。元歴史教師の主人公は、気晴らしに...
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「コペルニクス的転回」という言葉がある。天文学者コペルニクスが、天動説を捨て地動説を唱えるようになったことにちなみ、物事の見方が180度転換した状態を言う。これは、そのコペルニクスに至るまでに「地動説...
歴史ミステリというと、まず思い浮かべる作家は井沢元彦です。梅原猛の『水底の歌』に材をとった秀逸なデビュー作『猿丸幻視行』以来コンスタントに発表され続ける作品群はとてもすばらしいものです。ノンフィクショ...
未読だったフィールディングの邦訳第2作。ちょっと滅入ってしまうようなストーリーでけっこう読むのに手間取った。主人公は女性検事で、レイプ事件だのアーチェリーで妻を撃ち殺した男の事件だのを担当しているのだ...
「現代の聖杯伝説」というふうに謳ってあります。最終核戦争後の北米において、生命の復活の鍵を握る少女とそれに関わる人々の物語。ちょっと、「風の谷のナウシカ」を思い出しました。マキャモンは「第三の男」と呼...
いろいろと思うところあってデータを整理中。古い読書メモが新しい日付で更新されていたり、順序がおかしかったりしますが、ご寛恕あれ。整理した読書メモはタイトル欄に日付を入れております。というか、現状では、...
小説ではなく、精神科医の作者が集めた「屋根裏に誰かがいる」という幻の同居人といった類の妄想ケースの解析。新聞記事や諸外国の事例にととまらず、国内の座敷牢や、作者が実際に出会ったケースもあり。乱歩・横溝...
サイン本を三省堂で入手。COVID-19との戦いが、コロナ病棟の医師、同看護師、町医者の三者の立場から時系列に語られる。事実の積み重ねが基になっているからこその、現場の臨場感が伝わってくる。きっと同じ...
世の中にコンピュータ・ネットワークを素材にした小説は数多くあるのですが、その中でもイチ押しです。草上仁というと短編作家というイメージがあったのですが、この長編でぼくの思い込みを嬉しい形で裏切ってくれま...
男女の立場が逆転、というと差別表現か?とにかく、女性優位社会を描いた悪夢のような物語である。女性とは何か?男性とは何か?いわゆる「女らしさ」とか「男らしさ」の常識を徹底的に打ち砕いてくれる。職場の女性...
この本の感想、とっくに書いたつもりになっていたんだけど、どこにもないじゃないか。昨年にテスト版を作った時に書いて破棄したんだっけ。 それはさておき、本書はエイズより怖いエボラ出血熱について書かれたノ...
『緑の我が家』(小野不由美) 感想冒頭の「『緑の扉』という小説」はウエルズの短編かな?O.ヘンリーの方ではあるまいと強く思うが、主人公の高校生が手に取りやすいのは後者かも。いずれにせよ緑の扉の向こうは...
小説ではなく、精神科医の作者が集めた「屋根裏に誰かがいる」という幻の同居人といった類の妄想ケースの解析。新聞記事や諸外国の事例にととまらず、国内の座敷牢や、作者が実際に出会ったケースもあり。乱歩・横溝...
情報の発信はtwitterがメインになっており、もう何年もこのブログも放置してい...
「坊主の壺」、「お文の影」、「博打眼」、「討債鬼」、「ばんば憑き」、「野槌の墓」...
久しぶりにエントリをあげてみる。最近、発信はほとんどTwitterによるものにな...
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』観てきました。全般的に言えば、い...
この巻からインターネットを介してのオンライン出版が始まっているだろうから、読んでる方々はもうしばらく前に読了されてると思う。PDFファイルで、書店で入手する半額くらいの値段で先行出版されているものを読...
イギリス史には疎いので、どの程度歴史的事実を踏まえてこの物語が描かれているのかは判らないのだが、そうしたことを抜きにしても文句なく楽しめる凝った展開のストーリーである。元歴史教師の主人公は、気晴らしに...
そのなんともいえぬなまめかしい題名に魅かれて購入した。サイダー工場に勤めていた主人公の女性は、機械にはさまれて薬指の先を失ってしまう。工場を辞した彼女は「標本室」で働きはじめるのだが、そこでは生物にと...
「コペルニクス的転回」という言葉がある。天文学者コペルニクスが、天動説を捨て地動説を唱えるようになったことにちなみ、物事の見方が180度転換した状態を言う。これは、そのコペルニクスに至るまでに「地動説...
歴史ミステリというと、まず思い浮かべる作家は井沢元彦です。梅原猛の『水底の歌』に材をとった秀逸なデビュー作『猿丸幻視行』以来コンスタントに発表され続ける作品群はとてもすばらしいものです。ノンフィクショ...
未読だったフィールディングの邦訳第2作。ちょっと滅入ってしまうようなストーリーでけっこう読むのに手間取った。主人公は女性検事で、レイプ事件だのアーチェリーで妻を撃ち殺した男の事件だのを担当しているのだ...
「現代の聖杯伝説」というふうに謳ってあります。最終核戦争後の北米において、生命の復活の鍵を握る少女とそれに関わる人々の物語。ちょっと、「風の谷のナウシカ」を思い出しました。マキャモンは「第三の男」と呼...
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小説ではなく、精神科医の作者が集めた「屋根裏に誰かがいる」という幻の同居人といった類の妄想ケースの解析。新聞記事や諸外国の事例にととまらず、国内の座敷牢や、作者が実際に出会ったケースもあり。乱歩・横溝...