chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ロバート・キャパ写真展 MUSEO Camera

    久しぶりにMUSEOCameraに行ったら、偶然ロバート・キャパ写真展の初日でした。戦場の人間と市井の人間を映した写真の配置とコントラストから思いが伝わってきます。戦場では戦士の表情を間近からとらえ、彼が兵士と一緒に見ている戦場、その銃の先にある景色が見えてくるよ

  • Bookaroo 絵本フェスティバル 紙芝居「ちっちゃいこえ」

    BOOKAROOフェスティバルは、絵本の読み聞かせやアクテビティ、作者と子供たちが直接触れ合うイベントです。毎年この時期に開催されます。今回の会場はRAIL MUSEUM。大使館のたくさんあるチャナキャプリにあります。もう10年近くになるでしょうか。開催当初私が参加した頃とは

  • ありふれたインドⅡ #4「はやく元気になってほしい」

    ガーンディー・ジャヤンティ(生誕日)マハートマー(偉大な魂)の尊称をもつ、国民の父、ガーンディーの誕生日(1869年)です。世界平和を祈る日です。 インドに来てからずっと、もう20年以上もお世話になっている方が入院しました。集中治療室でもうすぐ一か月になり

  • ありふれたインドⅡ #3「インド、現地校の15年間」

    娘の通う学校には、スクールバス任務が2か月に一度あります。保護者は、当番の日は朝6時過ぎに学校に行き、スクールバスに同乗して生徒たちを見守るのが役目。オンライン授業が続いたコロナ禍以来、2年ぶりの任務に行ってきました。 娘が保育園に入学してから15年

  • ありふれたインドⅡ #2「熱波と学校閉鎖」

    年々、酷暑期が前倒しになっている気がします。私がインドに来た30年前くらいは5月末が45度くらいになる一番熱い時期だったと記憶しています。今年は4月に熱波が吹きはじめ、インド各地で警報が出ました。4月や5月は、熱波から子供たちを守るために学校閉鎖、オンライン授業

  • 東北写真展・10人の写真家が見た東北

    4月22日午後6時、国際交流金ニューデリー日本文化センターで開催された東北写真展のオープニングに参加してきました。1950年代から震災前までの東北の写真が並んでいます。10人の写真家の見た東北。50年代の写真は、福島の農家だった祖父母の家そのものでした。幼い頃、年に2

  • ありふれたインドⅡ #1「インドの人は助けてくれる」

    娘がメトロで往復三時間の通学をするようになった。メトロ通学が始まってまもなく、乗り換えなどに慣れていない娘が、駅から電話をかけてきた。迷ってしまったらしい。私もかなり焦ったが、電話で指示するにも限界があるので、こう教えた。「周りにお姉さんかおばさんがいた

  • 親子の絵・インド国立近代美術館 National Gallery of Modern Art

    家族でデリーのインド国立近代美術館 http://ngmaindia.gov.in/に行ってきました。久しぶりに訪れたので、展示作品や配置もずいぶん変わっていました。3階にわたって膨大な作品が展示されています。じっくり鑑賞しようと思ったらかなり時間がかかります。インド伝統技法の絵

  • インド古典舞踊カタック・巨匠ビルジューマハラージのご逝去

    インド古典舞踊カタックの巨匠ビルジューマハラージが1月17日逝去されました。マハラ―ジの舞踊は、世界最高峰。完璧な美です。 カタックは、足首の鈴を激しく鳴らして、打楽器タブラとの掛け合いなど躍動感のある一方、とても優雅で美しい動きで物語を表現します。ビルジュ

  • カメラ博物館・写真集「IN SEARCH OF DIGNITY AND JUSTICE(尊厳と正義を求めて)」

    カメラ博物館「MUSEO CAMERA」に行ってきた。カメラや写真家の歴史がきれいにわかりやすく展示されている。それにしてもものすごい数のカメラコレクション。古いカメラがたくさん並んでいる。ほんの100年くらい前までは、こんなレトロなカメラだったこと改めて気づいた。写

  • ありふれたインド #42:デング熱と子供集中治療室

    娘がデング熱になった。 DAY1, 熱が出たので、咳やのどの痛みは無かったがすぐにPCR検査。別部屋にひとりで休ませる。 DAY2コロナ検査は陰性。熱はかなり高い。40度くらい。 DAY4ワイラル(インフルエンザのような流行性の風邪)かなと思い、通常5日間は高熱が続くので明日

  • クンワル・ナーラーヤン生誕記念セミナー2021・翻訳作品朗読ビデオ

    近現代インドのヒンディー文学を代表する詩人クンワル・ナーラーヤン氏、生誕記念セミナーが、9月17 18 19日、3日間連続でオンライン開催されました。息子で同じく文学者のアプールワさん主催です。クンワル氏の詩は学校の教科書に必ず掲載され、インド人で知らない人はいな

  • 9月14日はヒンディー語記念日

    1949年9月14日、ヒンディー語は政府の公式の言葉と制定されました。それを記念して、毎年ヒンディー語の日(Hindi Diwas)として様々な催しがあります。今年は、マイトレイ大学のヒンディー語記念日セミナー「世界のテーブルの上のヒンディー」に参加しました。コロナ禍なの

  • 2021年8月6日広島原爆忌:紙芝居「ちっちゃいこえ」(ヒンディー語)をインドの子どもたちへ

    紙芝居「ちっちゃいこえ」は、丸木伊里、俊作の「原爆の図」に基づく珍しい作品です。脚本はアーサー・ビナードさん。丸木位里さんと俊さんが、原爆投下の直後に広島で目のあたりにした光景と、体験者の証言をもとに作った「原爆の図」は15部の連作。それぞれの作品の大きさ

  • ありふれたインド #41:はちみつ狩り

    暖かくなってくると、蜂がベランダにたくさん飛んできます。狂暴な種なので刺激してはいけません。ちょっと油断すると、クーラーの室外機や照明の隙間に潜り込んで、すぐに巣を作ろうとします。クーラーの掃除をしたら 5角形の並んだ可愛い巣が干からびて出てきたことがあり

  • ありふれたインド #40:初めての電子書籍エッセイ集「インド小景」が公開

    2014年から折にふれて書いてきたインド生活エッセイ「ありふれたインド」が電子書籍「インド小景」として読書サイト「明かりの本」に掲載になりました。「インド小景」菊池智子 https://akarinohon.com/indiaこちらから読めます ↑「インド小景」 もくじ 一 インドは多

  • 「ツイッター社に注意喚起、よくやったインド警察!」ヒンディー語日刊紙社説

    ヒンディー語日刊紙、1948年創刊の「dainik jagaran」の本日付け社説の翻訳です。「今のインドはもう東インド会社の出現を許しはしない」大国は強気です。・・・・・・・・・・・・SNSプラットフォームが政府の目をくらまそうとしているのは間違いない。WhatsAppが中央政府の

  • 【ありふれたインド】#39 文化の速度と情報の速度:インド株、遺体漂着、カレーポリス

    インドのコロナ感染第2波の中、5月に入って一日40万人以上の感染者がでた。身近な人がどんどん感染していく。家族全員が感染して自分も辛い中家事を支える友人たち。病院のベッドどこかないですか、酸素どこで手に入りますか?プラズマ治療が必要です、献血してくれる方いま

  • 東日本大震災から10年・「いのちの絵本」読み聞かせ(4) 報道

    3月10日の企画について、報道していただいたので、まとめておこうと思います。朝日新聞 THE GLOBEでは、絵本の力でインドの子どもたちに震災を伝えたい 現地在住の日本人が企画 として、国際交流基金ニューデリーの石丸さんと私の思いについて取り上げていただきました。h

  • 詩集「籠の中の果て・長老尼偈2014」アナミカ

    原題「Tokri men Digant : their gatha 2014」はサーヒティヤアカデミー賞2020受賞作品です。テーリーガーターは、仏陀の時代に生きた尼僧たちが読んだ物語詩と言われています。これをモチーフにアナミカさんが現代のインド女性の詠む物語詩を詠っています。。。。『ナーラン

  • 2020年サヒティヤ アカデミー賞受賞 女性詩人アナミカ

    インドを代表する文学団体、サヒティヤアカデミー(文学アカデミーの意)より、「サヒティヤアカデミー賞」2020年を、ヒンディー語のインド女性詩人アナミカさんの「tokri men digant theri gatha」が受賞しました。女性詩人としては初の受賞です。なんと同賞67年の歴史の中

  • インド女性文学・ポッドキャスト「インドの衝撃」

    クラブハウスに入って、いろいろ広がってきています。ヒンディー語や文学、翻訳、東日本大震災について、いろいろお話する機会をいただいて、準備する中で、たくさんのことにあらためて気づくことができました。東日本大震災についてをインドで話す意味は、という質問を受け

  • 東日本大震災から10年・「いのちの絵本」読み聞かせ(2)ポッドキャスト「インドの衝撃」

    NHK文化センター講師でジャーナリスト広瀬公巳さんがインドの魅力と最新情勢について伝えるポッドキャスト「インドの衝撃」シリーズでお話させていただきました。今回のイベントで紹介する絵本についてお話しました。といっても、10分にまとめることはできず(汗)4冊すべて

  • 東日本大震災から10年・「いのちの絵本」読み聞かせ (1)

    2011年3月11日、東日本大震災から10年です。「いのちの絵本」を含む4冊をヒンディー語に訳しました。3月10日にオンラインで読み聞かせ、たくさんの子供たちに届けます。国際交流基金ニューデリー日本文化センターとインドで児童文学祭を主催する公益信託Bookaroo Trustの共催

  • インドのコロナ禍は老後の予行演習になります

    今年ももうあと1日。あっ という間に一年です。コロナ禍のwork from homeは4月からずっと続いています。単調な生活が更に単調になり、時間経過も更に早く感じます。今の仕事で数字にカゼン強くなり、生まれてこのかたこんなに数字を見た年はなかったですね。頭の中がさっぱ

  • インドのコロナウィルス事情(3)やっぱりやさしいインド人

    先日、病院待合室でちょっと寂しい思いをした翌日。朝からの大雨で、夕方帰宅しようとすると、オフィス前の道路は川と化していました。いつものことですが、最寄りのメトロ駅へ続く道が完全に水没、池に姿を変えています。インド人はざぶざぶ歩いていますが、さすがに私は勇

  • インドのコロナウィルス事情(2)貧困層への感染拡大を阻止

    前回は、ウィルスを気にして、私たちに近づかない人たちの話をしました。でも、大多数のインド人は細かいことを気にしません。メトロに乗ってもマスクしている人は、20%くらいです。ニュースなどから正確な情報を得ているのは裕福層や知識層で、人口全体の半分もいないでし

  • インドのコロナウィルス事情(1)ウィルスと疎外感

    あっという間に年が明けて、あっという間にもう年度末です。昨年10月にめでたく就職して、時間が猛スピードで過ぎていきます。世界中で脅威拡大中のコロナウィルス。日本に暮らす方々は本当に心配な毎日かと思います。現在、インド国内の感染者数は約90人。とうとう日本人は

  • インド翻訳評議会 卒業式

    先日、インド政府公認の専門学校、翻訳協議会の卒業式に、参加してきました。知り合いに祝辞をお願いされて、初めてそういう機関がインドにあることを知りました。デリーの他、パンジャブ州、ハリヤナ州、ゴハティ、アッサム州など6か所でも翻訳過程が学ばれていて、主に英語

  • 【ありふれたインド】#38「トランプ禁止」

    学生仲間と初めてインド旅行したのは30年前。カルカッタの有名な安宿「パラゴンホテル」に泊まって南京虫に刺されたり、マンゴーが美味しすぎて三食たべておなかを壊したり、人気のない海辺を歩いて強盗にあったりと大変な旅だった。してはいけないことを知らないというのは

  • 【ありふれたインド】#37「インド・レストラン事情今昔」

    おいしいと評判のイタリア料理レストランへ行った。レトロ調の内装も可愛らしく、リゾット、窯焼きピザは本格的。衛生上心配なので普段の外食では避けているサラダもこの店なら安心して食べられる。おなじようなイタリアンレストランがあちこちにある。この20数年、インド

  • バリ島

    高校の頃から30年越し、長年の思い叶ってやっとバリ島に来ることができた。インド熱にかかっていた女子高時代の私が来ていたら、大興奮しそうな芸術溢れる街並み。イスラム教徒の多いインドネシアでバリ島だけは何故かヒンドゥ教徒が大多数を占める。でも、本場インドのヒン

  • 【ありふれたインド】#36「善意の公害」

    暑い。2015年のあの暑さよりはマシだけど、最近ずっと40度以上の日が続く。朝起きた時から暑い。さわやかな朝の風が無い。朝はせめて体温より低い温度を感じたい。窓を開けた時から熱風なのは結構つらい。子供たちは、この暑さの中サマースクールに通う。朝夕送り迎え

  • 【ありふれたインド】#35「ゾマト革命」

    ゾマトはインドのグルメサイト。設立2008年当初は飲食店ランキングサイトだったが、ここ数年はデリバリーサービスも展開している。レストランのメニューが家で手軽に味わえるようになった。スマホアプリから好みの飲食店を物色。もともとランキングサイトなので一目瞭然。食

  • 【ありふれたインド】#34「青空トイレと女性」

    世界奇妙な博物館ランキング第3位のスラブ国際トイレ博物館(Sulabh International Museum of Toilets)がニューデリーにある。この博物館は国際ボランティアNGOスラブインターナショナルが運営している。ビンデシュワル・パタク(Bindeshwar Pathak)氏が、ガンディーの

  • チャーヤーワード100周年国際セミナー atムンバイ大学

    3月14日夜8時 ムンバイ到着ムンバイは何度か訪れているが ムンバイ大学は初めて。今回のセミナーは主催の同大学ヒンディー文学学科長カルナシャンカル教授のお誘いで参加。氏とは以前ケララ州コチのセミナーでご一緒して以来。以前ブログでもご紹介した。本当に面倒見の良い

  • 演劇 ヒンディー語版「さがしています」公演 part4

    本日公演会場のLTG(The Little Theatre Group)は、マンディハウスと呼ばれるニューデリーの芸術の街にある。演劇、音楽、舞踊などなど芸術関連の団体が軒を並べる。連日文化行事が開催される場所。朝7時から舞台関係者は会場に入り、10時に役者が集合、12時に私は到着し

  • 演劇 ヒンディー語版「さがしています」part 3

    現在絶賛準備中の舞台「main dhoondh raha hoon」。公演まで3週間を切っているが、まだ衣装ができていない。こんなものなんだろうか。いや、インドだからに違いない。それに、一か月前には完成配布予定だったインビテーションフライヤーも、明日明日と仕上がりそうで仕上が

  • 演劇 ヒンディー語版「さがしています」part 2

    本当に実現するのが大変な舞台だ。2018年8月の公演が、監督の緊急入院で再度延期。もう変更は許されない。2月28日の公演を目指して、進行中。先日、初めて本格的なリハーサルを拝見してきた。12人の若い役者が体を張ってがんばっていた。全体像が見えてきて、なるほどと思う

  • 【ありふれたインド】#31 「LGBTQと今インド」

    「プリーズ マインド ザ ギャップ」はデリーメトロでおなじみのアナウンス。日本の電車アナウンスなら「足元にご注意ください」。LGBTQ関連のドキュメンタリー ショートフィルム祭で「プリーズ マインド ザ ギャップ」を観賞した。この場合「ギャップにご注意」のほ

  • 絵本「もったいないばあさん」絵画展

    絵本「もったいないばあさん」ヒンディー語版(英語版)( मोत्ताइनाइ दादी माँ mottainai grandma )は昨年、Prem Prakash氏が翻訳し、National Book Trust Indiaより出版された。モディ首相がインドで大々的に推進している環境美化キャンペーン「きれい

  • 【ありふれたインド】#30 「日印首相のスピーチは何語に訳す?」

    先日、モディ首相が日本を訪問した。ついこのまえ安倍首相がこちらに来たばかりのようが気がする。モディ首相はいつでもどこでもヒンディー語でスピーチをする。今回の日本でも彼のスピーチはヒンディー語から日本語に訳された。そして安倍首相のスピーチは日本語から英語に

  • インドール文学フェスティバル と ラスキン・ボンド

    12月21日、22日。ラクナウ、グジャラートに続いてインドール文学フェスティバル(Indore Literatute festivsl、以下ILF) に参加してきた。どの地でもフェスティバルの目的は、敷居の高い文学を人々がアクセスしやすいようにすることだ。インドールの役員によれば、他の街に

  • 【ありふれたインド】#29「インドで本格的テコンドーを習う」

    インドの子育ては、社会性と自尊心が重要なポイント。日本なら、嘘をつかないとか人に迷惑をかけないとかくらい大切だ。ちなみにインドでは注目されない。二人の娘はとても内気で、もう少し人前で話せるようにしてくださいと学校の先生に私が指導され続け、かれこれ10年く

  • 【ありふれたインド】#28「まずくて食べられない」

    一時帰国の日本で食べたもの。うどん、ラーメン、寿司、焼き肉、卵ごはん、コンビニ弁当。どれもこれも美味しかった。食べて呑んで遊んで、あっという間に時は過ぎた。帰りの飛行機ではいつも肥えた口の中がネバネバする。インドに戻ってきてしばらくは現地食がまずくて食べ

  • 【ありふれたインド】#26「私が悪い」

    「露出が高ければ乱暴されて当然」世界中の社会がそう思っている。被害者は「あなたが悪い」と言われ、本人は「私が悪かった」と悔やむ。この現実に釈然としない。ならば理想は、女の子に呪いをかけないことか。娘の服装には口出ししないほうがいい。あなたがどんな服を着よ

  • セミナー「ロマンティシズムとヒンディー文学」inケララ・コチ、maharajas college

    MahatmaGandhi university, maharajas college のヒンディー学科による第一回国際セミナー「ロマンティシズムとヒンディー文学」に出席するため、ケララ州 コチを3年ぶりに訪れた。 Kochi airport は、2年くらい前から完全ソーラー発電になった国内初の空港。空港周辺

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、shraddhaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
shraddhaさん
ブログタイトル
インド発・文学日記
フォロー
インド発・文学日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用