利尻と礼文

利尻と礼文

本土を離れれば その広大さは まるで境界線というものが存在していないんじゃないのかと 思うように 遥かなたに見えるサハリンと 丸腰の状態で対峙しているではないのだろうかと思うと 錯覚してしまう この島で暮らす逞しさを思えば 本土の中心の茶番など失笑する気にもならないのだろう 海...