ぼくのネコはマイペース。 ある日のぼくはとても悩んでいた。 いつもより無口なぼくの横で、
ぼくのネコはマイペース。 ある日のぼくはとても悩んでいた。 いつもより無口なぼくの横で、 いつものように鼻歌を歌うネコ。 ぼくはちょっとイラッとして、 少し静かにしてくれないかな、と言った。 ネコはちょっと考えて、 少し小声の鼻歌になった。 鼻歌が一曲歌い終わったタイミングで、 ぼくはネコに話しかけた。 そう、意を決して相談したんだ。
窓越しに、あの子を呼ぶ君
ナデナデの効力は徐々に認知されてきてはいるものの、まだ取り入れている企業の少ない発展途上分野だ。モチベーションアップ作業時間の短縮それらによる利益率の向上これからは、ナデナデの重要性を認め、ナデ課を設置する必要があるだろう。
ぼくのネコはじぶんかって。ネコはたまに、グチをいう。「あいつはもっと、自覚を持ってくれないと。」あごをさすりながら、ななめにかまえて話すネコ。ネコはこう見えてもデキるやつなので、ネコだけど仕事をもっている。ぼくは「まぁまぁ」といいながら、ネ
ぼくのネコは星をもってる。あまい海をこおらせたみたいに、半透明でほんのり白くてピカピカしたやつ。空よりもっと高いところにあるから、ネコはさわれないんだけど、ネコがさわらないから、とけない。ネコだけの星だから、ほかのだれにも見えないんだけど、
ある日のぼくはブルーだった。なにもかもイヤになって、一日中冷たい床に寝転んでいた。そんなぼくの横で、ネコはひたすら絵を描いていた。ふたりとも朝から何も食べていない。近所から晩ご飯のおいしい匂いがする頃、ぼくはしぶしぶ起き上がってネコに聞いた
ぼくのネコはナルシスト。 ある日ふたりで買い物に出かけたら、 通りすがりのぼうし屋さんで ネコがだまって頭をさしだしてきた。 横を見ると赤い花のついたぼうし。 ぼくはだまってネコの頭にのせた。 ネコは嬉しそうな顔で鏡の前に行き、 誇らしげな
ぼくのネコはやっぱりわすれんぼ。 ある日ネコと中華料理店に行った。 ぼくは手羽先の五穀がゆスープを、 ネコは黒ゴマ坦々麺を注文した。 ネコは運ばれてきたそれを一口食べ、 この坦々麺は辛いね、と言った。 「すごく辛いの?」 「ううん、ちょっと
ある日ネコが、ぼくのネコ日記を読んでいた。 ぼくが「どう?」と聞いたら、 ネコは少し考えて「おにぎり」と言った。 また書こうと思った。---ぼくのネコとおにぎり
タマはたまにタマになる。 ネコだから気まぐれ。 タマはたまに甘えんぼ。 おなかがすいたときや、 毛づくろいしてほしいときは、 のどを鳴らしてすりよってくる。 たまのタマは貴重だから、 ぼくはついつい甘くなる。
ぼくのネコは義理堅い。 ある日ふたりでピクニックに行ったとき、 ネコにお弁当の殻付きゆでたまごをあげた。 そしたらネコは「ブツブツコウカン」と言いながら、 口から出したサクランボの種をぼくの手に乗せてきた。 ぼくは『なんで・・・?』と思いな
ぼくのネコはおにぎりを握ったことがない。 そんなネコのために、 おにぎり会を開くことにした。 「おにぎりはね、しあわせのかたまりなんだよ」と言いながら、 ぼくはきゅっきゅと炊きたてごはんを三角に握った。 それを真似して、ネコもきゅっきゅとご
ぼくのネコは猫が好き。 しっぽとか にくきゅうとか ふあふあのおなかとか 見せるとよろこぶ。 ぼくはネコがよろこぶと思って ネコの写真をたくさん撮って見せたら なんだかイマイチな顔をしていた。 草原の中うずくまっていたり 蟻の巣穴をほじくっ
ぼくのネコは意外とモノシリ。 近所の串屋さんで晩ご飯を食べていたら、 口の周りにビールの泡をつけたネコが、 突然ふしぎなことを聞いてきた。 ドナルドさんって知ってる? そんな知り合いはいないな、と思って、 ダック?マック? と聞き返しな
きみに名前をつけました。 タマたまにタマって呼んでみても、キョロキョロして返事しません。
ぼくのネコはマイペース。 ある日のぼくはとても悩んでいた。 いつもより無口なぼくの横で、 いつものように鼻歌を歌うネコ。 ぼくはちょっとイラッとして、 少し静かにしてくれないかな、と言った。 ネコはちょっと考えて、 少し小声の鼻歌になった。
ぼくのネコは歌が大好き。 いつも鼻歌を歌っている。 ポカポカ陽気の昼にくる電話は、 たいていネコからの鼻歌電話。 フンフンフフーン♪フンフフーン♪ ぼくはしばらくだまって聞いたあと、 フンフン? と鼻歌で返事をする。 そしたらネコは、 家に
ぼくのネコはわすれんぼ。だからぼくは、あらかじめ忘れられているのを想定して、ヒントなセリフを言う。「おすすめの本、読むの楽しみだなぁ」そうするとネコは、あたかも覚えていたかのように、「そうそう、昼休みに探そうと思っていたのだよね」と腕を組ん
しろいみけねこは夢をつなぐ きみとぼくが出会えるように ふわふわの匂いが消えるまで
みけねこはいつかまっしろくなる しろくなるためもようがついてる だからほんとうはみけはしろねこ
ぼくのネコはネコ語8段。 ことあるごとにネコ語を指導してくれるのだけど、 そういうときのネコは『エッヘン』という顔をしていて、 ひげが横にピーンと伸びてる。 『ニャー』だけでも108通りのニュアンスがあって、 見極めるには4年と1ヶ月かかる
ぼくのネコは本が大好き。 ネコは古本屋に行くと、 百円の本をかごに山ほど詰めこんで、 ボトボト落としながらレジまで歩く。 僕はそれを拾って歩き、 何事もなかったようにレジに置く。 ネコはお店のスタンプカードを必死に探すけど、 それは大抵見つ
ぼくのネコはちょっとずれてる。 街でみつけたステキなぼうし。 赤くてとがったステキなぼうし。 きっとネコに似合うとおもってすぐに買ってプレゼントした。 でもネコは、いつまでたってもかぶらない。 あたまに雪がつもってもぼうしを右手にもったまま
ぼくのネコはチョコレートが大好き。 だから今日はマタタビの代わりにチョコをあげようと思う。 食べたあと、ぼくは言うんだ。 「ちゃんとハミガキするんだよ」って。 そしたらきっと、ネコは「ニャー」って返事する。
ぼくのネコはやさしくていいネコ。 ごはんのおかずにワカサギあげたら きんぎょ鉢で飼いだした。 てんぷらなのに。 ある日しずかな夜だった。 ネコの口からはワカサギのしっぽがでていた。 ぼくはネコのおなかがしんぱいになった。
ぼくのネコはかしこくてかっこいい。 「ニャー」と言ったらなでてくる。 「お手」と言ったら手相を見せる。 ある日ネコとウィンドーショッピングしたら ネコはキリンの像を見つけて「ゾウ!」と言った。 ぼくは像なのか象なのかわからなくて ふわふわの
ユメをみた。 ボクはキミのネコ。 いろいろあるけどいっしょにたのしくくらしてた。 そしてしってた。 いつかキミは旅にでること。 ネコは連れてけないってこと。 ボクはかしこいネコだから きっとキミをおいかけない。
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