少し前までは手の爪を毎週月曜の朝に切るのが習慣だった。 でも、この頃、爪の伸びるスピードが遅くなったようで、 爪を切る曜日がまちまちに。 それでも、まだ、月曜の朝には爪をチェック。 そのうち、この習慣もなくなっちゃうのかな。 爪切りとセットだった耳掻きは、まだ月曜の朝にしています。
毎朝、駅まで歩く途中ですれ違う人達の中に、 顔をスカーフで隠しながら歩いている人がいます。 それは日除けのためだとわかっていながらも、 もしかしたら彼女はあの有名な口裂け女という可能性も棄てきれず。
モコモコ靴下を履いてから、朝食を準備。 湯気のたった玉子スープ。 食事の後には、押し入れに仕舞っておいたホットカーペットを床に敷く。 冬がすぐそこに。
身近な人や置かれている状況に対する愚痴は、 自分の無力さの宣伝。
国道には黄色い砂塵がもうもうと舞い上がっていた。 男のタクシーはしきりに車線を変え、 トラックや乗用車の波を泳いでいった。 ウインカーのレバーに掌を何度も打ちつけながら、 男はふと、これら路上を埋める自動車が今朝、 それぞれの駐車場を出て、今この場所に至るまでの軌跡はすべて、 ただの一本の線で描きだせるという、ごく当たり前の事実に気がついた。 さらに、それぞれがどこかの工場で作られ、十何万キロを走破し、 やがて、どこかの廃車置き場で骸をさらすまでの線も、 むろん同じくこの地上に、切れ目なしにたどることができる。 (みずうみ p173/いしいしんじ) これまで僕が引いてきたのは点線。 間隔が短いの、長いの。 いろいろ混ざってる。
お腹の減りがやけに早い。 昨日は昼までお弁当を我慢できず、 10時に全部食べてしまった。 秋ですね。
2歳になった僕の姪が利かす迫力のある睨み。 あの視線が夢に出てきたら、きっとうなされる。
ベタベタから逃げ出せず、羽虫が囚われの身に。 おでこでの話し。
アイスが好き。 冷凍庫を開けてたら出てくる白い冷気。 主役登場への期待感が高められる。高まる。 ガツガツ食べたいけど、冷たすぎて少しずつしか口にできない。 悔しくも焦らされてしまう。 早く食べないと溶けてしまう。 「待ってちゃだめ、自分からいかなきゃ」と思わせられる。思う。 今日も食べよう。
目を閉じ、膝を抱え丸くなり、水に浮かぶ。 浮いたその体をぐるぐる前後左右に回してもらう。 すると、無重力状態のような浮遊感。 宇宙は身近な場所にあります。 例えば、家から自転車で15分のプールに。
「鶏のお尻から出てきて汚いんだから、 そんなに風に遊んでちゃだめ。」 玉子をうどんに入れる前に手の中で転がしていたときに、 お母さんに怒られたことを思い出しました。 小学生の頃の話しです。
長いことほったらかしにしていたクロスバイクをメンテナンス。 そのあと1時間ばかし川沿いをサイクリング。 雲一つ無い快晴、風もあって気持ちいい。 夏だ。 家に帰ってからの時間が経つにつれ、 腕と顔が蛍光の赤みを放ち、熱を持ち始めた。 太陽光線でやけど。 無念。 あー、これじゃまるで、日に当たることができないドラキュラ。 いや、アスファルトに転がっている干からびたミミズか。
人通りのある歩道をみんなと同じように歩いているだけなのに、 なぜ、私にだけ蜘蛛の巣のようなものが絡まるのでしょうか。
人の体の代謝は早く、絶えず分子の入れ替わりが起こっているようで、 半年から一年もすれば体の構成物は総入れ替えされているらしい。 ー肉体というものについて、私たちは自らの感覚として、 ー外界と隔てられた個物としての実体があるように感じている。 ーしかし、分子のレベルではその実感はまったく担保されていない。 ー私たち生命体は、 ーたまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい「淀み」でしかない。 (生物と無生物のあいだ p163/福岡伸一) これまでの長い間、ゆるく淀み続けてきた僕とあなた。 いつか溶けて混ざりあう日がくるのでしょうか。
電車で長いすの端、扉に近い席に座ったとき。 扉のそばに立っている人のお尻が 座っている僕の顔のすぐ脇にくることが。 立っている人の性別・年代に関わらず、 「顔の脇にお尻」という慣れない状況にソワソワ。 立っているのが太った汗かきおじさんだと、 特に緊張感が高まります。
ケムシとクモが戦っている映像を見たら、 手の甲に蕁麻疹が出た。 それは少しくすんだ赤色でした。
毎朝の起床時間が一時期に比べて1時間ほど自然に早くなった。 日が昇るのが早くなったせいか、 それとも、夏生まれの血が騒ぐのか。 一人サマータイム。
この前、新しい傘を買いました。 赤いストライプの模様が爽やかで好き。 少し雨漏りをして、 僕の頭と手に雨の強さを伝えてくれるところもお気に入りです。
かゆい、むずがゆい。 今年もブンブン・ザ・モスキートとの戦いが始まるのか。
1、2、3、ブハァ、ゴボゴボ。 1、2、3、ゴブバァ、ゴボゴボォボ。 ゴボポポボボゴポボ。 息継ぎも満足にできない私です。
「ブログリーダー」を活用して、subrhymeさんをフォローしませんか?