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徒然なか話 https://blog.goo.ne.jp/np4626/

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話の書き綴りです!

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2009/09/19

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  • 古りし写真が語るもの

    ゆうべ不思議な夢を見た。加藤神社へと登る子供たちの群れ。といっても現在の城内に鎮座する加藤神社ではなく、まだ新堀町にあった頃の加藤神社だ。そして彼らが登るのは錦坂。もちろん今のような舗装された階段ではなく、草木に覆われた斜面を削って取り付けられた細い急坂。ところどころ雁木が敷いてある。小さな子供たちも健気に登ってゆく。目が覚めてから「あゝあの写真だな」と気付いた。あの写真とは、母が熊本師範女子部附属国民学校(現在の熊大附小)に勤務していた戦時中の写真である。戦勝祈願でもしたのだろうか全校生徒と全職員が加藤神社の階段で記念撮影したものだ。幼い頃から何度も見た写真だが、いつも、このあどけない子らが、今の城東小学校のところにあった校舎から整列して行進し、加藤神社までもう一息の錦坂を登る姿が目に浮かぶ。彼らはどん...古りし写真が語るもの

  • 熊本の花街(六・上)

    西南戦争後、新たに設けられた二本木遊郭を取り巻く厳しい経済環境と楼主たちの経営努力、そして娼妓達を襲う花柳病など、苦難の道をたどる花街。「熊本の花街」シリーズ第6回。熊本の花街(六・上)

  • 夏越の大祓

    今日は藤崎八旛宮段山御旅所での新町大祓。今年の上半期はお祓いしたいことがいろいろあるので猛暑の中出かけて行った。まず驚いたのは御旅所の能舞台が改修されて綺麗になっていたことだ。老朽化が酷く、9月の藤崎宮例大祭での御能奉納には人間国宝の友枝昭世さんなども来られるのにお気の毒な感じがしていたものだ。舞台だけではなく鏡之間や御役者之間なども檜をふんだんに使って見違えるほど美しくなった。今日のお祓いで世の中の風向きが変わってくれればいいのだが。今年は9月の例大祭の御能奉納も行われるようなので楽しみだ。改修なった能舞台。太鼓と笛の風雅な音色を聞きながら、巫女さんに御幣と鈴でお祓いを受ける。神職から八の字回りで茅の輪をくぐる。熊本の文化財の一つとして次世代へ受け継がれて行くだろう。夏越の大祓

  • 1年ぶりの再会

    昨年、検査入院して大腸ポリープ除去術を受けてからちょうど1年。退院時、女性の担当医から「また1年後にお会いしましょう」と言われていたので、今日は朝から受診、1年ぶりの再会となった。診察を受ける間、先生の優しいお顔を見ながら、まるで阿弥陀如来のよう、と思い描いたが、待てよ、阿弥陀如来はお迎えの時だから、と慌てて打ち消す。再検査の予約を済ませ、なぜかひと安心。昨年、入院時に病室から日がな一日眺めていた風景1年ぶりの再会

  • 創作舞踊 「花七変化 肥後六花」

    5月21日に城彩苑わくわく座で行われた「わくわく座春の特別舞台~肥後六花」のメイン演目「花七変化肥後六花」の映像編集がやっと終わり、YouTubeへ仮アップロードしました。いくつかチェックしたい点がありましたので、まだ限定公開としています。修正すべき点があれば修正後、公開バージョンをアップロードしたいと思います。全編、邦楽の第一線で活躍しておられる先生方によるオリジナルの楽曲と演奏で綴られており、4月、高校を卒業したばかりのはつ喜流月蘇女さん振付による花童たちの華麗な踊りや花童のリーダー、かなさんの作調など見どころ聴きどころ満載の映像です。創作舞踊「花七変化肥後六花」

  • マカフィーを装う偽のポップアップ

    先日、突然パソコン画面にウィルス感染を知らせるアラートのポップアップが表示され始めた。閉じるボタンを押しても押しても次々と現れる。「コンピューターが感染しています」だの「コンピューターが疑わしいプログラムによって破損しています」だの。現れては閉じる、現れては閉じるを繰り返していると、終いには「マカフィーアンチウィルス」のインストールを督促するようなポップアップが現れる。数分置いて再び同じことの繰り返し。そういえば1年以上前にも同じようなことがあったことを思い出し、その時はどうしたのだろうと記憶の糸を手繰った。そして、永年取引のあるパソコン関連会社のスタッフに問い合わせてメールで指導いただいたことを思い出した。過去のメールを探し出した結果、この問題への対応サイトを教えていただいていた。それが次のサイトである...マカフィーを装う偽のポップアップ

  • 二つの民謡「田原坂」

    「世界の民謡・童謡」というサイトがあります。日頃よく利用させていただいていますが、先日、このサイトで熊本県民謡の「田原坂」を見ますと、以前見た時に試聴動画として掲載されていた島津亜矢さんの「田原坂」が再生不可となっていました。そこで、本條秀美さんが唄っておられる「正調田原坂」を掲載していただきたいと、サイトへお願いをしておりましたところ、本條秀美さん唄う「正調田原坂」と歌謡曲調の「田原坂」の2本が掲載されました。それが下記のページですが世界の民謡・童謡~田原坂~紹介していただいたことはありがたいのですが、この2曲の違いが気になり始めました。以前から「田原坂」には熊本節と鹿児島節があるという話は聞いていましたが、細かいことは知りませんでしたので、本條流民謡三味線の本條秀美さんにおたずねしてみました。本條さん...二つの民謡「田原坂」

  • 緊急地震速報で「民謡魂」は中断!

    緊急地震速報で「民謡魂」は中断!

  • 今日の気になるニュース3題

    熊本県の今日の新型コロナウイルス感染者数は472人と発表された。前週の土曜日から4割弱増え、5日連続で前週の同じ曜日を上回っている。全国的には減少傾向が続いているが、熊本県は横這いの状態であると県も認めている。他府県と何か異なる要素があるのだろうか。気になるところだ。今日の全国感染者数世界遺産の法隆寺(奈良県)が、維持管理費などに充てるためクラウドファンディングを6月15日に開始したところ、わずか1日で目標金額の2000万円を達成。現在、6500万円に達したという。自然災害やコロナ禍などが続き、クラウドファンディングに対する認識や気運が高まったことや法隆寺の知名度が高いことなどが背景にあるというが、一方では子供の貧困問題に苦労して取り組んでいる人たちもいるという現実を考えると複雑な思いを禁じ得ない。ブラタ...今日の気になるニュース3題

  • 住吉大神とふるさとの祭り

    先日、FB友のNさんから「住吉大社御田植神事」のLIVE配信がある旨、お知らせいただいた。当日(14日)は見ることができなかったが、翌日にYouTubeで見た。何しろ2時間弱の長尺なので、ところどころ再生速度を上げて見たが、さすがに国の重要無形民俗文化財だけのことはある。歴史と伝統を感じさせる見ごたえのある映像だった。神職より早苗が植女に授けられる母のふるさと、玉名市大浜町の「大浜外嶋住吉神社」は、住吉大社の祭神、住吉大神(すみのえのおおかみ)を祀って約千年の歴史を有する。2020年は「年紀祭」が行われる年だったのだがコロナ禍のため延期され、未だいつ開催されるか未定の状態。この祭の由来は次のようだ。平安時代後期、延久元年(1069)、後三条天皇が住吉大神の御神像をつくらせ、小舟に乗せて浪速の浦に流したとこ...住吉大神とふるさとの祭り

  • オリンピックと水球

    久しぶりに海外の水球専門サイト「WaterPoloLegend」を見ていたら、懐かしい映像を見つけた。それは1964年の東京オリンピックにおける水球の決勝ラウンド「ハンガリーvsソ連」戦の映像だった。当時僕は大学生で、会場となった代々木オリンピックプールで補助役員をやっていたのでプールサイドで観戦した。事実上の決勝戦となったこの試合は、ハンガリーが5対2でソ連を破って優勝を決めた。この試合に出場したハンガリー水球チームの選手は次のとおり。アムブルッシュ(31)ボドナール(22)ボロシュ(35)ドモトル(29)フェルカイ(23)ジャルマティ(36)カニジャ(31)カルパティ(29)コンラード(23)マイエル(30)ポ-チク(24)ルショラ-ン(24)ベテランが多いが、実はこのうち、ボロシュ、ジャルマティ、カ...オリンピックと水球

  • 「野崎小唄」と大村能章

    昨日、笹木美きえ師匠のフェイスブックに昭和歌謡「野崎小唄」の譜面起こしをされた話を投稿されていた。久しぶりにこの題名を聞いた。この歌を歌った昭和歌謡の大御所・東海林太郎さんが亡くなってもう50年くらい経つので、さすがにこの懐かしのメロディも聞かなくなって久しい。僕は幼稚園から小学校へ上がる頃まで祖母によく歌謡公演を見に連れて行ってもらった。当時は歌手名の認識はなかったので明確には思い出せないが、東海林太郎さんも見たような気がする。「野崎小唄」は祖母が大好きだったし、この歌で会場の熊本市公会堂が大いに盛り上がったような微かな記憶がある。祖母も45年前に他界しているので確かめようがない。それはさておき、この「野崎小唄」を作曲した大村能章さんは昭和歌謡を代表する作曲家の一人。「同期の桜」や「麦と兵隊」などが有名...「野崎小唄」と大村能章

  • 「くまもと全国邦楽コンクール」を観ながら思ったこと

    昨日「くまもと全国邦楽コンクール」を観ながら感じたことを何の脈絡もなく書き連ねてみた。このコンクールは新型コロナ感染拡大防止のため、一昨年が延期となり、昨年は無観客で行われたため、観るのは3年ぶり。﨑秀五郎(当時は本條秀五郎)さんがわずか3分強という端唄「綱は上意」で最優秀賞に選ばれたのはついこの前だったような気がする。2011年から見始めて今年で11年になるが、いつも思うのは観客の少なさ。全国のトップレベルの邦楽演奏家たちが集うコンクールなのにもったいないなと思う。しかし、昨日は終わる頃には結構入っていて少し安心した。今回、熊本出身の筝曲の清原晏(きよはらはる)さんが最優秀賞を受賞したことは県民として喜ばしい。清原さんは昨年も出場しているのだが無観客だったので観ていない。後日公開された映像では、お仲間と...「くまもと全国邦楽コンクール」を観ながら思ったこと

  • 第27回くまもと全国邦楽コンクール(結果)

    今日、「第27回くまもと全国邦楽コンクール」が熊本市市民会館大ホールで行われ、熊本県内在住・出身者としては初めて箏曲の清原晏(きよはらはる)さんが最優秀賞に輝いた。清原さんは東京芸術大音楽学部邦楽科卒業後、熊本を拠点に演奏活動を続けている。今回は箏曲、尺八・笛音楽、三味線音楽、三曲等合奏の4部門に予選を通過した20個人・組が出場した。感想はまた日を改めて投稿したい。第27回くまもと全国邦楽コンクール(結果)

  • Shall We Gather at the River

    映画の中で聴いたあの歌この歌。いつまでも忘れられない歌の1曲や2曲は誰にでもあるものだ。僕にとってそんな歌の一つがジョン・フォード監督作品の中で聴いたこの「まもなくかなたの(ShallWeGatherattheRiver)」。日本では「たんたんたぬきの金時計」などと替え歌が作られているが、もともとはアメリカの讃美歌。詳しい説明は次の「世界の民謡・童謡」サイトを参照。♪まもなくかなたの(ShallWeGatherattheRiver)下の動画には次の7本のフォード作品の中で歌われた場面が収録されているが、僕が小学校から大学までに見た映画ばかりで懐かしい思い出が甦る。タバコ・ロード(1941)荒野の決闘(1946)幌馬車(1950)荒野の女たち(1966)駅馬車(1939)捜索者(1956)三人の名付親(19...ShallWeGatherattheRiver

  • 日本陸上選手権

    日本陸上選手権は2日目。今日の最注目は最速ランナーを決める男女の100㍍決勝。男子はサニブラウン・ハキームが10秒08で3年ぶり3度目の優勝。同女子は君嶋愛梨沙が日本歴代4位に並ぶ11秒36で初優勝した。また、もう一つ注目していた、女子1500m決勝は東京五輪8位の田中希実が4分11秒83で3連覇を果たした。小池や桐生ら実力者と台頭してきた若手を抑えて優勝したサニブラウン3連覇を狙った児玉とデッドヒートを繰り広げ僅差で初優勝した君嶋日本陸上選手権

  • 消えゆく京町の面影

    わが家の真ん前、京町2丁目東端の段丘の上には、戦前、群馬の製糸業で財を成した細谷家の広大な邸宅があった。大きな築山があって、僕らが子供の頃の格好の遊び場だった。威厳に満ちた老人がおられたが、そのお孫さんが僕の1級上の方で、後に「りそなホールディングス」会長などを務めた細谷英二さん(2012年没)。邸内は鬱蒼と茂った木々に囲まれていた。戦後の一時期、その邸内の一角に、小さな平屋が建った。今風に言えば、2DKほどだったろうか。そしてそこに米兵とオンリーさんが入居した。米兵の姿を見かけることは稀だったが、オンリーさんとはよく顔を合わせた。彼女は子供の僕らに笑いかけることもなく、いつも悲しげな表情を浮かべていた。その米兵も昭和30年に引き揚げて行った。オンリーさんがその後どうなったかは知らない。この敷地内には、明...消えゆく京町の面影

  • 谷汲観音さまの縁起

    しばらくご尊顔を拝していない浄国寺の谷汲観音様。近々お伺いするつもりだ。12年前に初めて訪れた時、観音様の表情とともにそのポーズに魅入られた。「西国三十三所観音霊験記」第三十三番の美濃谷汲山・華厳寺には概ね次のようなストーリーが書かれている。奥州の金商人である大倉信満は大慈大悲を深く信じており、その霊験か、ある時、文殊菩薩の化身である童子が現れ、霊木の松の木で十一面観音像を造って信満に与えた。信満は京都仁和寺でこの像の供養をした後、美濃垂井までやって来たが、背負った観音像を納めた厨子が重くて動けなくなった。すると厨子の中から観音様が出てきて、ここにゆかりの地がある。あと五里ほど行った辺りに鎮座させなさいと宣う。そこが谷汲という地だった。信満は観音様の大悲の御心に従い、そこに伽藍を建立した。観音像の蓮台の下...谷汲観音さまの縁起

  • YouTube映像とテレビ番組

    YouTubeチャンネルを開設して14年目に入り、アップした動画も公開・非公開合わせて800本に近い。この間、テレビ局や番組制作会社から「この動画をテレビで使わせてほしい」という依頼が時々ある。そんな依頼の中で全国区の人気番組がこれまで2回あった。一つは2019年9月23日にテレビ東京で放送された「Youは何しに日本へ?2時間SP」の中で紹介された「山鹿灯籠まつり・千人灯籠おどり」の映像。オーストラリアのクーマからやって来た山鹿市との交換留学生たちが、インタビューに答えて「ランタンフェスティバル(山鹿灯籠まつり)」が楽しみと言ったので下の映像の一部がインサートされた。オーストラリアの交換留学生たち二つ目は、2020年2月1日のテレビ朝日の「題名のない音楽会」。矢野顕子と上妻宏光が結成したユニット「やのとあ...YouTube映像とテレビ番組

  • 犬王(道阿弥)

    今、熊本でも公開されている注目のアニメ映画がある。その名は「犬王」。室町時代、近江猿楽で天女舞の名手と謳われ、将軍足利義満の寵愛を受けた人物である。普段はあまりアニメ映画は見ないのだが、この映画の原作となった古川日出男著「平家物語犬王の巻」を読んでいたので、どう映像化されているのか見てみたい。この物語には二人の芸能者が登場する。一人は近江猿楽日吉座の太夫の家に生まれながら、何かに呪われ異形の子として生まれた犬王。もう一人は子供の頃、壇ノ浦の水底で平家の神器に触れ、盲いられた友魚。犬王は親兄弟からも忌み嫌われながらも猿楽の能役者として成長していく。一方の友魚は数々の苦難を乗り越え、琵琶法師として大成していくのだが、この二人が出会うことにより物語は驚くべき展開を見せる。犬王の天女舞は世阿弥の能にも大きな影響を...犬王(道阿弥)

  • 高校総体陸上観戦

    3年ぶりに陸上競技を見に行った。今日は熊本県高校総体陸上の2日目。大好きな男女の100m決勝がある。思えばちょうど10年前、2012年新潟インターハイで九州学院の野林祐実さんが100m・200mの2種目を制してから後、スプリント種目で全国制覇をした選手は出ていない。当時は陸上競技の大会には足繁く通っていたが、その後、熊本地震やコロナ禍などがあり、いつの間にか足が遠のいてしまった。だから現在の競技勢力図がわからない。唯一、中央高校の山形愛羽選手が有望だと聞いているので今日のレースを興味深く見た。たしかに彼女の後半の伸びが素晴しく圧勝に終わったが、全国大会ではどうだろうか。仮に出場できたとしても決勝に残るのが精一杯といった印象を受けた。久しぶりの熊本県民総合運動公園スタジアム高校総体陸上観戦

  • 四季のもの売り

    先日の「万歳くずし」に続き古い動画の字幕付けに取り組んだのは「四季のもの売り」。2015年5月2日に水前寺成趣園能楽殿で行われた「第4回水前寺をどり」の中の1演目。新邦楽「大和楽」の曲で、江戸の町を「棒手振り(ぼてふり)」と呼ばれた、天秤棒を担いでいろんな物を売って歩いた「もの売り」を、四季の移ろいを背景に、西洋風のハーモニーも交えながら叙情豊かに歌い上げている。踊りを披露しているのは当時高校を卒業したばかりの舞踊団花童・中村くるみさん。天性の豊かな表現力をいかんなく発揮している。僕が子供の頃は、天秤棒を担いだり、リヤカーを引っ張った物売りのおじさんやおばさんたちがよくやってきた。野菜、アサリ、ナマコ、シャコ、たまご、金魚、納豆等々、実に様々な物を売りに来た。特に海産物は鮮度が命なので、上熊本駅で降りた後...四季のもの売り

  • 玉女サウンド in 総文祭

    今日は3年ぶりの熊本県高校総合文化祭パレードが行われた。マーチングバンド、バトントワリング、郷土芸能各部門合わせて23校が参加し、熊本市の新市街~下通~上通を練り歩いた。パレードの先頭を務めたのは全国でもトップレベルの実力を誇る玉名女子高吹奏楽部。先月、「笑ってコラえて!吹奏楽の旅」(日テレ)で紹介されたこともあってか、パレードコースの両サイドにギッシリの観客はいっせいにスマホを向け、注目度の高さを感じさせる。それに応えるかのように至近距離で聞かせる玉女サウンドの質とヴォリュームに圧倒される。久しぶりにいい音楽で元気を貰った気がする。玉女サウンドin総文祭

  • 熊本の風景今昔 ~胸突雁木(むなつきがんぎ)~

    今回の風景は、本妙寺の本堂から約百六十段を登り、加藤清正を祀る浄池廟へ至る磴道(いしだんみち)。その名も「胸突雁木」。昭和初期の風景と今年の春の風景を並べてみた。日清・日露から戦前までは軍神として清正信仰が盛んで、参拝者の数は今とは比べ物にならないほど多く、胸突雁木の両側には宿坊、茶店などが軒を連ねていたという。民謡「おかげ参り」に「名代は菜飯の田楽屋」と唄われるように小料理屋などもあったのだろう。また、一時期、ハンセン病の治療施設もあったらしい。文豪・森鴎外は、小倉の第十二師団軍医部長の時に熊本を訪問し、「阿部一族」など作品の題材を得たようだが、明治32年9月に本妙寺浄池廟に参拝している。小倉時代のことを記した「小倉日記」の中にその時のことが記されており、胸突雁木には三つの道があったが自分は真ん中を通ったと書...熊本の風景今昔~胸突雁木(むなつきがんぎ)~

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