「供養／調伏」と「祟り・祀り／穢れ・祓い」システム

私など真如苑信者が何となく理解しているのではないかなあ、、、と思われる「供養」の意味合いを他の言葉と対比して大変解かりやすく整理していただいているので掲載します。池上良正先生の「死者の救済史（供養と憑依の宗教学）」「第一章 苦しむ死者と日本の民衆宗教」より

親鸞聖人と涅槃経（真如苑講演会：山折哲雄先生）

お、山折哲雄先生の講演だ。私は参加できないので残念ですが、たくさんの方ご参加ください。そして、事務局のみなさん、民俗学系の先生方の講演企画をどんどん行ってくださいね。「開祖と涅槃経」講演会 （開祖＝伊藤真乗）講演会日時：12月9日（日）14時

死者の救済史（供養と憑依の宗教学）

またまた日が空いていました。このブログのタイトルにも入れている霊異の分野は以前からから関心が高かったのですが、今年に入ってから、その関心の分野は「民俗学」であることがやっと認識できた次第です。いくつか気になる本を揃えはじめたのですが、なかなか読めていない

仏・ホトケ・ほとけ（信仰心の根っこ）

久しぶりの記事です。自身の関係するwebサイト・ブログの中では、実はこのブログが一番お気に入りなんですが、あれこれ忙し過ぎるのと、つい力の入った記事を自分で望んでしまうので、後回しになってしまってます。お気に入りと言ってしまったのですが、つまり、自分らしいテ

心霊主義は自己宗教 「心霊の文化史」

心霊主義は自己宗教 「心霊の文化史」 吉村正和・名古屋大教授読売新聞 2010/02/01 http://www.yomiuri.co.jp/ 死者との交信、透視、自動筆記、空中浮遊といった心霊現象を探求する「心霊主義」の歴史を描いた『心霊の文化史』（河出書房新社）が刊行された。 19世紀イギ

「山川草木悉皆成仏」の謎

いつもは、宗教系のニュースは「ワープ航跡」に投稿するのですが、日本の宗教観・歴史に関わる内容が多いので、ここに投稿しました。 「山川草木悉皆成仏」の謎読売新聞 2010/01/22 http://www.yomiuri.co.jp/ 「山川草木悉皆成仏」実は古典にはない言葉だという。なぜこの語

映画「Ghost（ゴーストニューヨークの幻）」の霊異

死、幽霊、昇天、霊魂、霊能者など多くの霊異を含んだ映画として、まず、Ghost（ゴーストニューヨークの幻）があげられます。死亡して昇天するまでの流れのベースと霊的な細かな演出は、「チベット死者の書」の内容に合わせていると思われます。あらすじ映画の中での霊異：死

真如苑風タウン霊異記

真如苑風な霊異記とは、因果など霊的な不思議話が好きな真如苑信者のBlog管理人が、霊的な内容を含んだ映画やドラマ、美術品や建築物、歴史事件、そして、古典「日本霊異記」説話などを真如苑信者風（修行を積んだ僧侶ではなく単なる在家信者風）に解釈し、「現代タウンの霊

日本霊異記

日本霊異記とは、本書の説話には、前代までの神祇（じんぎ）信仰が仏教的な世界に包摂・同化される過程が鮮明に描き出されており、官寺仏教とは異なる民間仏教草創期の信仰の様態を知るうえで興味深い。 Yahoo!百科事典

霊異とは

霊異とは：不思議な・こと（さま）。霊妙。 れい‐い【霊異】 ［名・形動］人知でははかりしれない不思議なこと。また、そのさま。霊妙。りょうい。「―な出来事」[類語] 不思議 【霊異】 大辞林 第二版より （名・形動）[文]ナリ人間の知識では考えられないほど不思議な・