やさしさと包容力に溢れたヴォーカル カーラ・ボノフ(Karla Bonoff)は、ウエスト・コースト(西海岸)を代表する女性シンガーソングライターの一人で、1970年代後半にメジャー・デビューを果たした。前年
ロック、ジャズ、ポップス、ラテンなど、名盤や名曲を紹介する独り言です。
ザ・ローリング・ストーンズ 『イッツ・オンリー・ロックン・ロール(It's Only Rock'n Roll)』
表題に違わぬ“これぞロックンロール”な1枚 ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は、人気絶頂を保ったまま、1970年代を駆け抜けていった。70年代のストーンズの作品の中で“もっともロックしてい
リトル・リバー・バンド 『栄光のロング・ラン(First Under The Wire)』
大きなヒットとなったスタジオ第5作 リトル・リバー・バンド(Little River Band,リトル・リヴァー・バンドとも表記)は、オーストラリア、メルボルン発のバンド。1975年にデビューし、とりわけ1970年代後半
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フェイセズ 「ステイ・ウィズ・ミー(Stay with Me)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その10) 1970年代のロック・ポップス曲選、最後はこのナンバーです。フェイセズ(Faces)はイギリスのロック・バンドで、前身のスモール・フェイセズを発展する形
バグルス 「ラジオ・スターの悲劇(Video Killed the Radio Star)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その9) 前回のザ・ナックの「マイ・シャローナ」に続き、今回もある種、一発屋的な印象の強い70年代ヒット・ナンバーです。バグルス(The Buggles)は、イギリスの
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その8) 今回は、70年代の“華麗な一発屋”、ザ・ナック(The Knack)のヒット曲です。1979年発表のデビュー盤に収録された曲で、シングルとしては、ビルボードのチャ
ウイングス(ポール・マッカートニー) 「心のラヴ・ソング(Silly Love Songs)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その7) 70年代の名曲選を続けていますが、今回は、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)を率いるウイングス(Wings)による有名なヒット曲(全米1位、全英2位
スティーヴィー・ワンダー 「愛するデューク(Sir Duke)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その6) 今回は、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)が1977年に大ヒットさせた「愛するデューク(Sir Duke)」です。言わずと知れた超名盤『キー・オブ・ラ
ビリー・ジョエル 「素顔のままで(Just the Way You Are)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その5) さて、今回は1970年代を代表するビリー・ジョエル(Billy Joel)のナンバーで、「素顔のままで(Just the Way You Are)」です。彼のシングル曲としては、
エルトン・ジョン 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(Lucy in the Sky with Diamonds)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その4) 第4回は、エルトン・ジョン(Elton John)の1974年リリースのシングル曲です。ビートルズ・ナンバーのカバーで、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダ
E.L.O. 「テレフォン・ライン(Telephone Line)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その3) 続いては、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ、Electric Light Orchestra)の1977年のヒット曲、「テレフォン・ライン(Telephone Line)」です。
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その2) 続いては、ハート(Heart)の初期のアルバムからのお勧めの好曲です。彼女らのファースト作『ドリームボート・アニー』は1976年に発表され、複数の曲がシン
ヴァン・ヘイレン 「悪魔のハイウェイ(Runnin' with the Devil)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 7(その1) 1970年代のロック&ポップスの名曲選、何だか機会を逃した感じで長らくやっていませんでした。その続きをこの辺でお届けしたいと思います。前回から2年半以
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ボン・ジョヴィ 『7800°ファーレンハイト(7800° Fahrenheit)』
大ブレイク前夜のセカンド作 ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)は、1986年発表の『ワイルド・イン・ザ・ストリート(原題はSlippery When Wet)』が爆発的なヒットとなり、一気にスターダムにのし上がった。けれど
イーグルス 『オン・ザ・ボーダー(On the Border)』
音楽面でもも、人気の面でも、大きくステップアップしたサード作 イーグルス(Eagles)は、1972年にファースト作(参考過去記事)をリリースし、翌72年にセカンド作を発表した。これら最初の2作は、カントリ
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やさしさと包容力に溢れたヴォーカル カーラ・ボノフ(Karla Bonoff)は、ウエスト・コースト(西海岸)を代表する女性シンガーソングライターの一人で、1970年代後半にメジャー・デビューを果たした。前年
バンド活動停止前、最後の盤 1980年のロッド・プライスの脱退後、シングル曲「サード・タイム・ラッキー」が成功した後の彼らの道のりは決して順調ではなかった。バンドの新たな方向性を模索しようとするも結
世界的バンドへ飛躍した時期の力作 アイアン・メイデン(Iron Maiden)は1970年代後半に形成され、1980年にデビュー盤を発表した。その後、セカンド作の後にヴォーカルの交替もあったものの、毎年のようにア
新メンバーで臨んだ盤 ジェフ・ベックが主導したバンドであるジェフ・ベック・グループ(The Jeff Beck Group)は、一般に“第1期”と“第2期”に分けて語られる。前者は1967~69年の期間で、ロッド・スチュワー
多彩な演奏を見せるギタリストのデビュー盤 スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)は、1964年、カリフォルニア州サン・ディエゴの出身で、ネイティヴ・アメリカンの血をひくギタリスト。1980年代から活動し
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社会的テーマを中心にした意欲作 メタリカ(Metallica)が1988年に発表した第4作が、本盤『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』である。交通事故で死去したクリフ・バートンに代わってジェイソン
アフリカをテーマにした盤 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マー
コステロ、変化の兆候 1977年に『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でデビューしたエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、当初はパンク調の曲を演じる“怒れる若者”、ニューウェーヴのミュージシャンといっ
完成度の高い好盤 マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、1955年、西ドイツ出身のギタリスト。彼は、1973~78年にUFOのメンバーとして、このバンドの成功に貢献した。そして、UFOを脱退した後は、自身
力強いロックを聴かせる好盤 1971年、スピリットを脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)とマーク・アンデス(Mark Andes)がロサンゼルスで結成したのが、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)というバ
新時代への移行を代表するお勧め盤 ハードロックとヘヴィメタルというのは、その境界線が時に不明瞭で、国やら時代やら、あげくの果てには評論家によって定義が大きく異なったりする。1979年にイギリスの音楽
出世作となったセカンド盤 ドッケン(Dokken)は、1980年代に活躍したヘヴィメタルのバンド。ドン・ドッケンを中心に構成され、ギタリストのジョージ・リンチが在籍したことでも知られる。このバンドは、1970
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その5) 締めくくりの今回は、スペインのアーティストです。ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年、スペイン南部のグラナダ出身のシンガーソングライター。1960年代から
スペイン語ロック曲選・PART 5(その4) メキシコのアーティストが続きますが、今回は女性シンガーで女優としても活躍してきたセシリア・トゥーサン(Cecilia Toussaint)です。1980年代にソロ・デビューし
スペイン語ロック曲選・PART 5(その3) リラン・ロール(Lira N’ Roll)は、アントニオ・リラ(Antonio Lira,愛称はトーニョ・リラToño Lira)をフロントマンとするメキシコのロック・バンド。1990年代か
スペイン語ロック曲選・PART 5(その2) ソエー(Zoé)はメキシコのオルタナ・ロックのバンドで、本ブログではこれまでにも何度か取り上げています。今回は、「アルージョ・デ・エストレージャス」と並び、2
スペイン語ロック曲選・PART 5(その1) 通算5度目となるスペイン語ロック曲選です。これまでと同じように、5回にわけてスペイン語圏のアーティストによるロック・ナンバーを取り上げていきたいと思います。
古き良きアメリカン・ポップスの残響 ポール・ウィリアムズ(Paul Williams)は、1940年生まれの米国のシンガーソングライター、俳優。2009年からはASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)の会長も務めている人
夫婦共演の第二作 当時、夫婦だったジョン&ビヴァリー・マーティン(John & Beverley Martyn)2人の名義で発表された2枚目にして最後の作品が、この『ザ・ロード・トゥ・ルイン(The Road to Ruin)』(19
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一聴の価値ありの一枚 バンド名が“目玉焼き”(片面焼きではなく両面焼きにしたもの)、アルバム表題が“うまくて安い”、ジャケットが食堂の絵というのは、第一印象としては、ふざけているとしか思えない。だが
短いながらも魅力の伝わる好ライヴ作 エディ・マネー(Eddie Money)は、1970年代後半から1980年代にかけて人気を博したアメリカ人のロック・ヴォーカリストで、2019年に70歳で没している。生涯で11枚のスタ
アルゼンチン人ロッカーによる円熟の好ライヴ盤 ミゲル・マテオス(Miguel Mateos)は、1954年ブエノスアイレス出身のアーティストで、“スペイン語ロック界のボス”とも呼ばれる。1970年代末から1980年代に
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坂本龍一、追悼 日本を代表するアーティストの一人、坂本龍一の死去が報道されました。がんの闘病が続いていましたが、1952年生まれの71歳、3月28日に亡くなったとの発表で、早すぎる死が惜しまれます。YMO(
異色アーティストの経歴の中での異色作 ドクター・ジョン(Dr. John,1941年ニューオーリンズ生まれ、2019年に77歳で死去)は、若い頃に手を負傷し、ギタリストからピアニストへと鞍替えしたという過去を持
ギターを堪能できる好盤 ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)は、1939年生まれのアメリカのギタリスト。一般にはあまり名前を知られておらず、マイナー・アーティストであるかのように扱われてしまうことが多い
“最も売れなかった盤”の実態は 1975年のデビュー盤『ドリームボート・アニー』以降、1980年代にかけて、ハート(Heart)というバンドは2度の成功を手にした。最初の成功は1970年代後半(シーンへの登場以降
アイドルからの脱皮(その2) 前回に続き、もう一つ、森川美穂のシングル曲を取り上げます。「おんなになあれ」に続くシングル曲は同じ1987年後半にリリースされた「PRIDE」(アルバムとしては同年発表で、
アイドルからの脱皮(その1) ずっと前(かなり昔の話です)、森川美穂の『ヌード・ヴォイス』というアルバムを取り上げて、“アイドルからヴォーカリストへ”という路線変更の例としての話を書きました。厳密
新ラインアップで臨んだ東京でのライヴ盤 1974年の『461 オーシャン・ブールヴァード』から1978年の『バックレス』まで、エリック・クラプトンのバンド・メンバーは固定されていた。しかし、『バックレス』制
バンド絶頂期における、オーケストラとの共演ライヴ盤 EL TRI(エル・トリ)は、現代メキシカン・ロックの草分け的存在で、1980年代以降、現在に至るまでメキシコのロック・シーンに君臨してきた現役バンドで
晩年の2枚組ライヴ盤 ルイス・エドゥアルド・アウテ(Luis Eduardo Aute)は、スペイン人のシンガーソングライター、作曲家で、画家や映画監督としても活躍した。スペイン出身の両親のもと、1943年にフィリピ
グラミー受賞につながったソロ作 記憶に間違いがなければ、筆者がカルロス・サンタナ(Carlos Santana)のソロ作で最初に聴いたのが、本盤『サルバドールにブルースを(Blues for Salvador)』だった。詳しい
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脇道からフルアルバムへの結実 ザ・ラヴモンガーズ(The Lovemongers)は、アメリカのロック・バンド、ハートの中心人物であるアンとナンシー(ウィルソン姉妹)が、1990年代、サイド・プロジェクト的に作り
夫婦名義での最初のアルバム ジョン・マーティン(John Martyn)は、1948年イギリス生まれのシンガーソングライター。フォークやジャズなどジャンル横断的な間口の広い作風のアーティストで、多くの作品を残
1978年発表のサード作 ジョン・ライオン(John Lyon)ことサウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)率いるバンド、サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス(Southside Johnny & the Asbury Jukes