ユーロピアノ社長の戸塚亮一が、ドイツで起業した会社の社員物語。ドイツの社会経済現象、制度、歴史も綴る
カワイ初代欧州駐在員としてデユッセルドルフに滞在した数多くの体験談からドイツへ進出したい日本企業への生のアドバイスまで、ノンフィクション「わが愛すべき、ドイツ人社員の物語」として記す。
日本のように、何歳と区切ってそれまでは一切支給はしない、ということはない。法律の運用面についての例外規定が沢山ある。それが、ドイツの法律を複雑にしているが、細…
「経理」婦人は、前任者の退職で、約50歳で部長となったが、全く地味な存在で、独身であった。身長、約190cm、体重も相当ありそうな大柄な彼女は、既に猫背になっ…
第十話 その5 <約25年間で、もっとも誇るべき有能な社員、秘書の「フォーク」嬢と「経理」婦人>
見習い社員の中の「秘書」という職業にも、そのレベル・難易度に応じて3段階の階級がある。彼女は、「ボス秘書」という最上級の秘書である。彼女に対して、ある程度高い…
第十話 その4 <約25年間で、もっとも誇るべき有能な社員、秘書の「フォーク」嬢と「経理」婦人>
秘書嬢は、その日に仕事や雑事が多ければ、手紙はその日に返事が書けない。翌日の朝に出来ている場合もある。秘書を会議に同伴すれば、そこで、速記で議事録がすぐ出来る…
第十話 その3 <約25年間で、もっとも誇るべき有能な社員、秘書の「フォーク」嬢と「経理」婦人>
有能な上司(ボス)の場合、特に、ボスが弁護士などの場合、今でも、ボスはカセットに文章をそのまま吹き込み、「段落」とか、「点」、「丸」なども言葉で吹き込み、正確…
第十話 その2 <約25年間で、もっとも誇るべき有能な社員、秘書の「フォーク」嬢と「経理」婦人>
10時から11時くらいになると、秘書は当日に来た手紙を全部開封し、内容を見て、当日受領のスタンプを押し、夫々の部門へ直接配達に行く。私宛の手紙は、1件毎に先ほ…
第十話 その1 <約25年間で、もっとも誇るべき有能な社員、秘書の「フォーク」嬢と「経理」婦人>
今までどちらかと言えば、話題性に富む社員を上げてきたが、そう珍しい、妙な社員ばかりではない。先ず、「フォーク」嬢は、秘書としてやはり新聞広告で募集、採用した。…
先日も又ドイツへ1週間ほどですが、行って来ました。主に弁護士とか、会計士との話のためです。今も、ドイツの会社はずいぶん縮小しましたがドイツ・日本、いずれもピア…
第九話 番外編その7 <関係したドイツ人弁護士15:5の話>
5.最後の極め付きは、私が、現在、被告として「詐欺罪と私文書偽造罪」で裁判所決定がおりている話である。濡れ衣の濡れ衣の話なのだが、ドイツでは、「ここまでやれる…
第九話 番外編その6 <関係したドイツ人弁護士15:5の話>
4.またまた、悪徳弁護士「呉亭」くん。 弁護士に、良し悪しがいるのは当然として、弁護士資格獲得への道について、と、そもそも裁判制度について更に述べてみたい。ド…
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