今後の掲載について

いつもご愛読いただきありがとうございます。さて、このたびブログをアメブロにまとめることにいたしました。=======================================岩野敬一郎の『よかったら、どうぞ。』http://ameblo.jp/axiaiwano=======================================引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。株式会社アクシア代表取締役岩野敬一郎今後の掲載について

立場が変わると見えてくる

リーダークラスの研修を企画するとき、「もっと視点をあげてほしい、視野を広くしてほしい」というオーダーを受けることがあります。リーダークラスを物足りなく感じている。でも、それ以上に期待しているからもっと成長してほしい！と。研修ではケーススタディを行ったり、ワークを行ったり、しますが、結構効果的なことが実際に立場を変えること。例えば実際に立ち位置を変える。・前に立って何かを教えてもらう・一段高い場所に上がってもらう・後ろからみてもらう視界を物理的に変えることで見えるモノ、感じるコトが大きく変わることを実感してもらうのです。そして徐々に抽象的な概念を変えていく。少し立ち位置を変えるだけで、見え方が大きく変わることを体感してもらうのです。小さな子供と話す時にしゃがんで目線を合わせるのと同じこと。この空間認知、想像力を高...立場が変わると見えてくる

ワークライフバランスについて語るときに僕の語ること

ダイバーシティ/女性活躍支援のセミナー9月6日に開催します。http://axia-samurai21.nlk.jp/seminar.html定期的に行っているので、女性の働き方について、いろいろ考えています。女性の働き方を考えるときに避けて通れない”ワークライフバランス”ということば。「ワークはそこそこ頑張って、ライフも充実させる働き方」と思っている人、多いような気がします。（特に女性メンバーを持つ管理職の方）「仕事をそこそこでは困る。だから女性はいらない」と。これが大きな勘違い。ライフを充実させようが、バランスをとろうが、”仕事は仕事”ワークは、真剣に本気で一生懸命取り組む。ことが当たりまえ。仕事には真剣に取り組んだ上で、ライフも充実させる。これがワークライフバランス。だから、ダラダラ仕事したり（時間つぶし...ワークライフバランスについて語るときに僕の語ること

ゴール設定が大事

先日とある営業会社の方と面談で、「営業目標を達成できていないのに早く帰るわけにはいかない」「個人の目標が達成できても、支店の目標が達成していなければ早く帰るわけにはいかない」「時短社員がいても目標数字を考慮してくれるわけではないから迷惑」という言葉がどんどん出てくるまだまだこんな会社多いのでしょうか。遅くまで残っていたら目標達成できる？そんなことはない。こんなのただの気合、精神論。「こんなにみんな遅くまで残って頑張ったんですが達成できませんでした。来月はもっと頑張ります！」「よし！最後は気合だからな！来月は頼むぞ！」って、茶番がいまだに繰り広げられているかと思うと泣けてきます。そういう会社の目標設定って、そもそも誰も達成するとは思っていない。ただ、気合を入れるための目標だったり、給与をあげないための目標だったり...ゴール設定が大事

やる気を失わせる会社という組織

女性リーダー、女性管理職をもっと増やしたい。本気で思っています。そして取り組んでいます。新人研修の時は、男女の割合が50：50リーダー研修になると男女の割合が70：30新任マネジャー研修になると男女の割合が85：15既存管理職研修になると男女の割合が95：5今まで研修をやってきた割合はこんな感じ。さらにシニアマネジメント研修になると男女の割合が100：0が普通これっておかしいですよね。なぜこのようなことになってしまうのか。先日のセミナーでひとつのヒントがありました。「入社前まではバリバリ働こうと思っていました。でも今はそこまで働く意欲がありません」なぜ？「女の子だから仕事はこのくらいでいいよ。と適当な仕事しかさせてもらえない」「女性の割合が少ないので、マネジャーも周囲の人も変に遠慮していて、はっきり言って放置状...やる気を失わせる会社という組織

叱ってますか？

昨日から8月。新入社員のフォロー研修の打ち合わせが増えてきました。新規商談中のある企業で、今年の新人はマナーがなってないと現場からクレームが入ったので、もう一度マナーを徹底したいと思っているんです。どんなクレームなんですか？新人歓迎の飲み会で、新人が真っ先につぶれてしまったり、朝礼に遅刻したり。それを人事でなんとかしてくれと？そうなんです。いやいや、それ違いますよ。会社の飲み会で真っ先に新人がつぶれたら次の日に新人全員集めて、きちんと叱れば済むことだし、朝礼に遅刻したなら、その場で怒ればいいことですよね？マナーを教えるチャンスじゃないですか。よくない空気が蔓延しているようです。遅刻したら「コラ！なんで遅刻した？絶対遅刻するなよ！」と頭ごなしで怒るのは逆効果。「一緒に遅刻しない方法を考えようか」と指導しましょう。...叱ってますか？

できることからやってみる！

「考えること」「計画すること」どちらも大事。でも、もっと大事なことは「できることからやってみる！」こと。やるかやらないか。この差はとてつもなく大きい。どうしようもないくらいに大きい。ビックリするくらい大きい。だって、「できることからやってみること！」をやっている人は、考えが深い。計画が的確。成功する確率が高くなる。だからやってみよう！のレベルが変わる。”とにかくやってみよう！”の瞬間に考えること、手を打つことが違う。できることからやってみようぜ！できることからやってみる！

ボランティアで感じる働くということ

最近時々ボランティアに参加しています。陸前高田に行ったり、いわきに行ったり。参加している方は様々。学生のグループ、何年もボランティア活動している壮年の夫婦、女性だけのグループ、同じ年代の男性などなど今の仕事も参加している目的も多分様々。で、現地に入ると黙々と一生懸命に作業。終了時間がくると「えーー、もう終わり？まだ続けたかった。」という雰囲気に包まれる。お金をもらうわけでもない。というよりお金を出してきている。誰かが監督しているわけでもない。でも、みんな一生懸命に作業している。そんな姿を見ていると。「働くって何だろう？」やっぱり、「誰かの役に立っている」「誰かのために自分ができることをやる」ことが働くっていうことの根っこにあるように感じます。だから仕事は楽しいし、止められない。はず。でも、「仕事は苦行」「やりた...ボランティアで感じる働くということ

他人は変えられる。過去も環境も

大津のいじめ自殺事件で思うこと。「変えられるのは自分と未来だけ」という偏った考えが世の中に蔓延しているのではないか。と危惧しています。いじめの加害者を変えることはできない。自分が変わるしかない。環境も変えることはできない。自分が耐えるしかない。という呪縛。他人も環境も過去も変えることはできる。自分一人で背負い込む必要なんてない。他人なんてすぐに変えることができるのだから。最近のあるビジネス誌のタイトルが気になりました。「あなたはなぜ変われないのか？」どうして自分を変えることを強要するのか？他人を変えるより、自分を変えることの方が、よっぽど難しい。私は研修の中でも「自分を変える必要はない」「変えるのではなく、もっと素の自分をさらけだそう」とアドバイスしています。素の自分が一番強いはずです。自分を変えるなんて難しい...他人は変えられる。過去も環境も

会社は仕事をするところです

部下に仕事をさせるために、部下を動機付ける・・・。部下のモチベーションを高めるために上司は何をしたらいいか？部下のモチベーションを上げることができないマネジャーは失格！って何言ってんだか。会社は仕事するところです。マネジャーは部下に仕事をさせなさい。仕事したくない、乗り気じゃないなら会社に来なくていい。ここは譲ってはいけないはず。さらに、仕事をさせるのに、その仕事の意味や目的なんて説明する必要もありません。仕事に意味や目的があるのは当たり前。説明しなくていい。考えさせなきゃ。仕事に本気で向き合えば、その仕事の意味、目的、達成基準、ゴールはおのずと見えてくるもの。マネジャーがやるべきことは、仕事に真剣に向き合わせることと逃げを許さないこと。つまり与えた仕事を完了させることそして、完了した仕事を評価することそれだけ...会社は仕事をするところです