18日、朝7時のNHKテレビのニュースで、悲痛な声を聞いた。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保護局長・清田明宏さんがガザで聞いた声。 看護…
近所の公園の南の田んぼが鋤返されて、水が張られたのでそろそろ「お田植え」 だなと待っていた。昨日散歩に行ったらもう田植えがすっかり終わっていた。 …
秋山令一さんの作品の前に立って、ぼくは「命」という漢字をめぐる白川静先生の言葉を反芻する。「命」という字は、「礼冠を着けた人が跪(ひざまず)いて、しずかに神…
冬のスフィンクス 2011 個人蔵 視ることの意味(セリーヌの場合) 1984 山梨県立美術館 比喩から引喩へ Ⅰ 1986 山梨県立美術館 微笑曲線 199…
北海道 稚内に行ってきました。 北の海は深い青でした。 海沿いを車で走ると、利尻富士がよく見えました。 …
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18日、朝7時のNHKテレビのニュースで、悲痛な声を聞いた。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保護局長・清田明宏さんがガザで聞いた声。 看護…
相変わらず、性懲りもなく毎日、「戦時下日本の美術」のことを調べ、考えている。今日はふとこんなことに気が付いた。図版をご覧いただきたい。 上は、194…
1966年10月公開 監督:恩地日出夫 脚本:山田太一 音楽:武満徹 ゴンチチのFM番組を録音しておいたのを毎日少しずつ聴いている。 …
不染鉄 秋色山村 昭和初期 奈良県美 不染鉄 廃船 1969 京近美 中村君、奈良県美での「不染鉄」の展覧会のこと、お知らせいただきありがたく存じます。 こ…
幸徳秋水の甥・幸徳幸衛の人と画業を探求している。 幸衛の作品「室戸岬の風景」(1931年)が、平塚市美術館に寄託されていることを神奈川県立近代美術館の方に…
https://youtu.be/R0xoMhCT-7A Israel Kamakawio'ole ハワイの歌手 What …
ウイリアム・モリス 柳の枝 1887 菅季治と鹿野武一、この二人のシベリヤ抑留者のカラガンダ第十一分所における稀有な出会いを記した菅の文章を再読し、今年一年…
幸徳幸衛 風景 1927神奈川県立近代美術館蔵 幸徳幸衛と幸徳秋水 塩谷さん、こんばんは。 先日、葉山の神奈川近美で、幸徳幸衛の「風景」を再見しました。こ…
今年も暮れつつある。 今年は、アガサ・クリスティーを文庫でいくつも読んだ。 登場する人物たちの、自分の人生への懸命なあがきがとてもよかった。 この『ポ…
「 出逢い 」 玉置浩二×デイヴィッド•ガルフォース×東京フィルハーモニー交響楽団youtu.be 玉置浩二「出逢い」古いテレビ・ドラマの最後にこの曲…
毎日新聞 2020・06・29 「金子文子研究会」の世話役を長くつとめて来られた佐藤信子さんが先日亡くなられ た。追悼文集に、私もごく短いものではあるが次…
「100年前の未来 移動するモダニズム 1920⇒1930」。 神奈川県立近代美術館(葉山)でこの展覧会を観てきた。 幸徳秋水…
榎並和春さんの個展会場の一番奥にあるのが、国展出品作「泉にて」。 岩の割れ目から清冽な水が湧き出している。 思いは、<水>という特別な存在へとうながされる…
11月16日のNHKテレビ「おはよう日本」でこれを知った。ウクライナのオデーサ州に住む若い女性オレーナ・イワネンコは兵士となることを決めた。 老いた両親のも…
永田紅歌集 『いま二センチ』 永田紅さんが、第28回若山牧水賞を受賞されたとのこと。 永田さんの歌と言えば僕はこの歌を思う。 毎日が休暇のようだ 鴨川の流…
11月7日朝7時のNHKテレビニュースで、空爆下のガザで生きる20歳の画家を志す青年のことを知った。 その青年から7枚の絵がネットを通じて日本に届いた。空…
宮城 与徳(みやぎ よとく、1903年~1943年) 洋画家、アメリカ在住中に左翼運動に参加する。帰国後、ゾルゲ諜報団に参加。 ソ連のスパイとし…
榎並和春さんの甲府での個展が今年も、いつもの場所で いつものように始まります。 いつものところで、いつものように会えることが、 こんな不安な時…
山梨県 現代美術作家の作品 ふるさと納税の返礼品に NHK TVニユース 2023年10月11日 07時42分 今朝、NHKテレビのローカ…
この写真、わたくしの幼少の砌の晴れ姿であります。 甲府市三日町の秦野写真館で撮影されたもので、初めての我が子の成長の姿を 残そうとした若き日のわが…
日曜日朝のNHKテレビ「小さな旅」がとてもいい。 16日は、「春待つ山里で 信州新町」。 おのれの仕事につとめながら、春を待…
『あいだ』第262号(2023年3月20日)が今日届いた。この発行を喜びたい。ぼくはこれに、「戦時下日本の美術は、<空白>だったか」という一文を載せて頂いた…
奈良岡朋子さん(劇団「民芸」代表)が93歳で亡くなったという新聞記事の最後に、「父は洋画家の奈良岡正夫さん。」とあった。えっ、あの奈良岡正夫の娘だったんだと遅…
毎年、桜の花が開くと、思い出す言葉がある。司馬遼太郎の『古往今来』で読んだ、歌人・安田章生の言葉。 「桜が陽の中で散ってゆくさまを見ますと、花びらの一枚…
中村奈津美さん、展示会の案内をありがとう。素材に向かう丁寧で正直な姿勢が伝わってきます。こうして作られたまっすぐなものが僕らの暮しを支えてくれます。奈津美…
人待ち顔のベンチ バスはまだか2009年10月 山梨県長坂にて 画家・榎並和春さんが昨日のブログで、「2011・03・ 18の日記」を、大震災・原発事…
3月2日。初美さん、誕生日おめでとう。 オクノ修さんのアルバム『唄う人』の中の「できたら僕は」の詞を僕の気持ちに代えて贈ります。(オクノ修さん、勝手をご容赦…
画家・榎並和春さんが23日のブログでこう書いておられた。 私は絵のようなものを描いて生業にしていますが、純粋な意味で絵を売っているのではない気がするな。「絵…
今度の三月、三年ぶりに京都に出かけます。京都の桜に出会いたいと思います。 国立近代美術館で「甲斐庄楠音展」を観ます。そして、榎並和春さんの個展を拝見しま…
深夜11時に開店して、夜明け前の3時に閉店する古本屋が 尾道にあるそうです。その名は、「弐拾dB」(にじゅう デシベル)。藤井基二さんがその御主人。 京都…
どうです、これ。なんだか、むねがざわざわします。 甲斐庄楠音。 かいのしょう・ただおと。 名前を呼ぶだけで、この世ならぬ何者かがそこに姿を現すようです。…
2月の冷たい空気を肌に感じると、半世紀が過ぎ去ったにもかかわらず、大学受験が目前に迫った張りつめた気持ちを思い出します。 1973年僕は京都大学入学試験に…
アブドゥーラ・イブラヒム Abdullah Ibrahim 。1934年南アフリカ共和国生まれの黒人ピアニスト、ダラー・ブランドという名で知られたこの人…
今日はもう19日。ああ、あの声が聴きたいな、とふと思った。映画「パリ、テキサス」の中で、主人公の一人を演じるハリー・ディーン・スタントンがメキシコの古い歌…
お世話になっております妙石庵から今年も恒例の「御札」を頂戴いたしました。 私、歳を重ねたからでありましょうが、神仏のご加護を願う気持ちが急に深くなり、今年…
スウェーデンのヴォーカリスト「ザ・リアル・グループ」と指揮者エリック・エリクソンのアルバム「スタムニング」に耳を傾ける。静かに心に染み入るような声。 先…
「命がけで活動していれば必ず誰かが見ている。 作家の姿勢が正しければ誰かが必ず見つけてくれる だろう。」 榎並さんの覚悟を記したこの言葉。 …
伊良湖に行ってきた。島崎藤村の詞による「椰子の実」で知られるこの地を一度は踏んでみたいと思っていた。 高台にある宿の窓から伊良湖の海辺を眺めて、「椰子…
榎並和春さんの甲府での個展が明日からはじまります。 ことしはどんな絵に会えるでしょうか。楽しみです。 榎並さん、また無駄話をしにうかがいます。よろしく。
画家・榎並和春さんのブログ「あそびべのHARU・ここだけの日々」を毎日、拝見している。11月6日の「晩秋の午後」と題された回の写真には見入ってしまった。静か…