chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
喫茶ポプリ http://kissa-p.at.webry.info/

記事で多いのは、平沢進/P-MODEL関連です。

濃ゆいヒラサワ話をお求めのアナタにはおすすめ。

音楽ブログ / 男性ミュージシャン応援

※ランキングに参加していません

FOO
フォロー
住所
東京都
出身
未設定
ブログ村参加

2009/05/17

arrow_drop_down
  • 火事場のサリー

    平沢進 Vol.5 (10) 『ホログラムを登る男』発売に連動したコンサートの後に、平沢さんがネットで1時間程の生配信を行ったことがある。 その時、平沢さんは「火事場のサリー」に関する噂を「違います」と明確に否定した。 サリーは福島第一原発の事故処理に導入されたセシウム除去装置SARRYの事に違いないという解釈だ。 かの原発事故についてある種のメッセージを含んだ曲だと思っ…

  • プログレ人脈

    平沢進 Vol.5 (9) アナログ盤のサイズでしか確認できないのだが、Pモデル『アナザー・ゲーム』の裏ジャケットには Thants to の欄に Ako(Zelda)とクレジットされている。 ZELDAは同時期に活動していたバンドなので、交流があっても不思議ではないにしても「なぜアコだけ?」という疑問が長い間わたしの脳内に鎮座していた。 小澤亜子がZELDA加入前に“新月”(正確な表記は“新…

  • 美術館に火をつけるよ

    平沢進 Vol.5 (8) 小説家や映画監督のデビュー作には、その人が描き続ける永遠のテーマが凝縮されているという。 Pモデルのデビューシングル「美術館で会った人だろ」を狂気のラブソングと語る人は多いが、本当にそれがテーマだろうか。 とにかくタイトルが印象的だ。しかし、「僕」と「あんた」が出会う場所が「美術館」なのは何故? 実体験ではないだろう。平沢進と美術館、、…

  • 鉄切り歌

    平沢進 Vol.5 (7) まずは「アヴァター・アローン」の話から。 曲が出来たときは、(道に)あああー あおーん♪だったはず。 歌詞がハマればいいのだから、ここは「アジャパーだよ~ん」でもよい。 よくないか。 しかるに、あおーん には「アローン」が選ばれた。 平沢さんが好きなSF小説『人間以上』からのチョイスだろう。 天涯孤独だった青年ローン(自分でつけた名前は「…

  • 愛を知る刃で一刀両断

    平沢進 Vol.5(6) 表題は気にしない。 幻の断崖であがく「ホログラムを登る男」は、地に足を付けていない愚か者なのか。 虚業にうつつを抜かす蒙昧な現代人を蔑んでいる歌のように聴こえたが < 死よりなお悪辣と・・停滞を撃つ >のフレーズがその解釈を否定した。 現状を良しとせず、不確かな岩場に足をかけ、幾たび滑落しようとも前人未到の頂を目指す不屈…

  • ホモ・ゲシュタルト

    平沢進 vol.5 (5) グボグボグボグボボボ・・・・ 潜水服から漏れるような泡音から始まる「ホモ・ゲシュタルト」は、衒学的な言葉が乱舞する『big body』の中ではタイトル以外は平易な単語で綴られた歌ですが、平沢進の歌詞の魅力が凝縮されているという点は、個人的には代表作に挙げていいくらい深みのある曲だと思っています。 そのタイトルは、平沢さんが「一…

  • Kingdom

    平沢進 vol.5 (4) 作風の変化からファンを戸惑わせた『Sim City』。収録曲の中でも<去勢の歌手団>という歌詞が鮮烈な「Kingdom」は、迫害を受ける性的マイノリティを歌った曲だと思われた。 しかし、奇妙なのは散見されるキリスト教のモチーフだ。 仏教徒が多い Kingdom of Thailand(タイ王国)が舞台にもかかわらず、遥か遠いバチカン市国にあるシスティナ礼拝堂が登場するのは何故…

  • 『悪童日記』(アゴタ・クリストフ著)

    書店の文庫本コーナーに『悪童日記』の文庫本が平積みになってて「何で?」と思ったが、帯に書かれた「映画化」の文字で納得した。 この小説には国名も人物名もいっさい表記されていないが、第二次世界大戦中のヨーロッパ、それもドイツ軍に占領された国の話なのは読み始めればすぐにわかる。 主人公は双子の少年で、『悪童日記』という秀逸な邦題のとおり、特異な感性を持った彼らが戦時下で体験する出来事を書いた日記(短い…

  • 脳動説

    平沢進 vol5.(3) 天が回って天動説。 地球が回って地動説。 であれば脳が回って脳動説。 これって何を主体として捉えるかって話ですよね。 この世はあなたの脳(=考え)しだい。 世間ではなく、キミの認識が動いているのだ。 「それでも私はこうやりたい」 (OK!) 遠慮なし前へ 我々がとらわれてる世間なんて幻なのかも知れません。 『架空のソプラノ』でコンテクス…

  • 平沢進リマスター・ベスト盤の音質レビュー

    平沢進 vol.5 (2) 平沢進ソロ・デビュー25周年 Project Archetype として展開されるアルバム再リリースの企画のひとつ『Archetype 1989-1995 Polydor years of Hirasawa』のレビューを音質の話に限定して書きます。アルバムの詳細はこちら→ http://moderoom.fascination.co.jp/modules/info/index.php?page=article&storyid=179 実は、これまでCDのリマスター盤というものを聴…

  • キミはまだ見えない

    平沢進 vol.5 (1) 惑星ENOLAに暮らす<キミ>に危機が訪れる。 いざ、救いにいかん。されば、ENOLAはいずこ? 『電子悲劇 ENOLA』はそんなアルバムだった。 <キミ>を苛む病とは。。 「衛星ALONE」がヒントになるだろう。ENOLAはALONEを反転させた綴りだ。この鏡映しの対称性はパラレルワールドを暗示させる。 <星を二つ生きて>と歌われる<キミ>は、別の宇宙に存在する自分そっくり…

  • 年齢へのこだわり

    「縄文人特集か、それは観たいな」と予約録画していたTBS『世界ふしぎ発見!』を再生しようとテレビをつけたら、明石家さんま司会のバラエティ番組をやっていた。その番組では大勢の芸能人が出演していて、画面には名前と一緒に必ず年齢がテロップで表示されていた。かなり高齢の女性タレントであっても例外ではなく、ちょっと失礼だと思った。 名前と年齢の併記は、女性週刊誌の記事見出しでは昔から必須で、広告等で見るたび…

  • 『現象の花の秘密』の秘密

    平沢進 vol.4 (21) 発売から一年経ったので、書きましょうか『現象の花の秘密』を。 タイトルの元ネタは『黄金の華の秘密(太乙金華宗旨)』という道教の・・・という話をしたいわけではなく、前作が還弦主義シリーズなので、還元主義と現象主義の絡みから・・・という(わけのわからない)話でもありません。ようするに普通のアルバム・レビューであります。 極力ロック的なド…

  • 遅れをとってはバツ

    平沢進 vol.4 (20) 前回の記事を読んだ人から<古代の涙ひとつも流させて>の意味がよくわからない、との意見があった。 私は「フローズンビーチ」を聴くと、こんな光景が目に浮かぶ。 1901年12月11日、実験施設のタワーを背に冬の荒れる海を眺めているテスラ博士。 時空を超えて、その傍らに佇むヒラサワ。 ・・・これから貴方に降りかかる出来…

  • FROZEN BEACH

    平沢進 vol.4 (19) <…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、FOOさんをフォローしませんか?

ハンドル名
FOOさん
ブログタイトル
喫茶ポプリ
フォロー
喫茶ポプリ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用