chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
アジアと日本のビジネス連携を考える https://asiaitbiz.blog.fc2.com/

世界のなかでアジアの果たす役割が増大しています。これからの日本企業のアジアにおける新しいビジネスのあり方について、ビジネス連携に基づく新しい価値の創出について動向の整理と視点の提示を行います。

東アジア(中国、台湾、韓国)、アセアン10カ国やインドと日本の産業・企業とのビジネス連携のあり方を考えていきます。とりわけ、中国と台湾の情報通信(含む半導体)領域に大きな力点を置いております。

ウラカミ
フォロー
住所
花見川区
出身
瀬戸内市
ブログ村参加

2009/04/25

arrow_drop_down
  • 【日韓連携】ホンダ、LGとEV用バッテリー生産で米国合弁企業設立

    本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)とLGエナジーソリューション(以下、LGES)は、8月29日、北米で生産販売されるホンダおよびアキュラのEV用リチウムイオンバッテリーを米国で生産する合弁会社設立に合意したとプレスリリースで報じた。   この合意に基づき、新たな合弁会社が2022年中に設立される予定である。両社は総額約44億米ドルを投資し、米国に工場を建設する。今後、建設地の確定を経て、2023年初頭に工...

  • JSR、中国に電子材料事業の現地法人を設立

    日本の化学メーカー、JSR株式会社(JSR Corporation、本社:東京都港区、以下、JSR)は8月25日付のプレスリリースで、中国における電子材料事業活動の強化のため、中国上海市臨港特別区に現地法人を設立することを決定し、臨港特別区政府と投資協議書を交わしたと発表した。8月末には会社登記を完了し、稼働開始は今年12月頃を予定している。 JSRは発表のなかで「中国半導体市場は今後も成長が見込まれております。今後の同市場...

  • 【輸出】韓国のICT製品の輸出は低調─通信、コンピュータ、半導体

    韓国関税庁(Korea Customs Service)は8月23日、韓国のICT(情報通信技術)製品の輸出が今月初めの20日間、対前年同期の数字を下回ったと発表した。具体的には、半導体の輸出は62 億7,000 万ドル、対前年同期比7.5% 減少し、無線通信デバイスとコンピュータ関連製品の輸出はそれぞれ、24.6%、32.8%と大きく減少した。一方、自動車、船舶、自動車部品の輸出はそれぞれ22%、15.4%、8.9%増加した。   韓国の産業通商...

  • 【WTO】物品貿易バロメーターと世界貿易の停滞

    WTO(世界貿易機関)は8月23日、世界貿易の複合先行指標である物品貿易バロメーター(Goods Trade Barometer)に基づきニュースリリースを出した。   物品貿易バロメーターは、最近の傾向に関連する商品貿易の軌跡に関するリアルタイムの情報を提供するものである。最新のバロメーターは概ね安定しているが、全体的なバロメーターは実際の物品貿易量を表す関連指数を下回ったままであり、対前年比の貿易の伸びはさら...

  • 【統計】中国の海外直接投資受入れ状況(2022年1-7月期)

    中国商務部は8月18日の定例新聞発表会で、2022年1-7月期における中国の海外直接投資の利用が、実行ベースで、7,983.3億元(1,239.2億米ドル)、対前年同期比17.3%増(米ドル21.5%増)になったと発表した。   産業別に見ると、サービス産業の外資の実際の使用は5,989.2億元、対前年同期比10%増と伸び率は高くないが、中国の外資利用総額に占めるサービス分野の比率は75% に達した。さらに、ハイテク産業における外資の...

  • 【動画】EngineeringDX~モノづくりを、次のステージへ。~(日立)

    日立製作所の動画ライブラリーは、製造、物流、小売り、ロボティクス、ユーティリティ、製品をカバー する分かりやすい動画シリーズである。   今回は、「EngineeringDX~モノづくりを、次のステージへ。~」を紹介する。本動画は、①設計業務の技術伝承と②熟練者と同品質のチェック、動画時間は3分弱。品質業務の向上で企業の競争力を強化しよう。    ...

  • 【雑感】ロシアのウクライナ侵略6カ月を踏まえて

    レーニンらによる1917年のロシア革命から105年になる。ソ連の歴史を振り返れば、1924年から1953年のスターリン体制を経て、フルシチョフのスターリン批判が1956年に行われ、1991年のソビエト連邦崩壊に至った。 ソ連崩壊の背後にソ連邦を構成する共和国が独立を回復しようとする意欲があり、最も重要な要因は、92%を超える圧倒的多数が独立に投票したウクライナの1991年12月1日の国民投票であった。ソ連の崩壊は1991年12月25日...

  • 【予測】WSTS、世界半導体市場見通しを下方修正

    WSTS(World Semiconductor Trade Statistics、世界半導体市場統計)は先ごろ、世界半導体市場の新しい予測を発表した。これによると、半導体製品の世界市場は2022年6,330億ドル、対前年比13.9%増となり、2023年は4.6%増の成長が見込まれる。   世界の半導体市場は昨年26.2%増となった後、①2022年は13.9%と2年連続で二桁成長を実現するとみられるが、②2022年の春季予測では16.2%増の予測であったので多少の下方...

  • 【覚書】台湾企業のインド投資の最近の動向

    インド政府は近年、電子産業の製造分野でさまざまなインセンティブプランを打ち上げ、外資との協力関係の構築に力を注ぐ。そして、台湾とインドは 2018 年に二国間投資協定 (BIA) に署名し、BIA は 2019 年に発効した。   台湾紙DIGITIMESは8月22日、インド台北協会代表のShri Gourangalal Das氏へのインタビュー記事を掲載した。英文記事なので記事の詳細は各位ご確認いただくとして、台湾企業の現在の状況のポイン...

  • 【法律】米国チップス法(CHIPS and Science Act of 2022)の意味と課題

    米国議会が審議を重ね進めてきたCHIPS and Science Act of 2022法案の上下院通過を経て8月9日、バイデン大統領が署名し法律として成立した。本件について、同日付ホワイトハウスのプレスリリス、FACT SHEET: CHIPS and Science Act Will Lower Costs, Create Jobs, Strengthen Supply Chains, and Counter Chinaを添付する。  2021年4 月に米国下院に登録された法案の原案であるUnited States Innovation and Compet...

  • 【投資】台湾企業の南方政策投資が中国投資を上回る

    アセアン、南アジア、オセアニアとの経済および貿易関係を強化することを目的とした新南方政策を推進する台湾の取り組みは投資拡大という点で大きな成果を上げている ─ 台湾DIGITIMES紙が8月18日付で報じた。   台湾のビジネス情報サービスプロバイダーであるChina Information Credit Service (中華徴信所、以下、CICS) の統計によると、この政策の対象となる 18カ国で台湾企業が行った総投資額は、2022 年上半期に...

  • 【速報】米国半導体市場の変化と半導体企業の投資削減の動き

    世界の半導体産業は歴史的に周期的な需要変動を頻繁に経験してきたことはご承知の通りであるが、米国業界が足もとで経験している変化は非常に複雑で、企業のみならず調査研究の専門家の頭を悩ませている。米国半導体業界が直面する問題の難しさを一言で言えば、市場と需要の変化、需給状況の複雑性ということになる。   現在、メモリ製品やパソコンのプロセッサなどの分野では急激な供給過剰が続いていますが、一方で...

  • 【調査】欧州経済の停滞とリセッションの可能性

    米国紙ブルームバーグが行ったエコノミスト調査によると、欧州経済圏ではエネルギー不足が深刻なインフレをさらに押し上げる恐れがあり、ユーロ圏の景気後退のリスクは2020年11月以来最高レベルに達している ─ ブルームバーグが8月15日付で報じた。   欧州で2 四半期連続で生産が縮小する確率は、前回の調査の 45% から 60% に上昇し、ロシアがウクライナに侵攻する前の20%から急上昇した。特に、ブロック最大の経済...

  • 【歴史記録】香港金融街の中国語 ─ 香港と中国大陸の架け橋

    香港というと国際的な貿易と金融センターのイメージがある。   古い話かつ私事で恐縮だが、筆者は、1989年から1994年の米国カリフォルニア勤務を終え、約一年日本勤務で欧州の仕事を担当したのち、1995年11月から2002年3月までの6年余り香港の地域統括会社(香港、中国、韓国における電機、電子、半導体など)の代表者として勤務し、香港を拠点に、中国ビジネスの基礎的な構築を中心に活動したことがある。  ...

  • 【香港発】香港SAR、経済見通しを下方修正

    香港特別行政区(以下、香港SAR)政府は2022年の経済成長率の予測をこれまでの1%~2%からマイナス 0.5% ~ 0.5% に引き下げた ─ 香港中通社が8月14日付で報じた。   陳茂波財政長官は 14 日、数字は理想的ではないことを認めたが、上半期の経済が対前年同期比で 2.6% 縮小したことを考慮すると、残りの期間は経済がわずかに改善するはずであるとの試算が示されている。   香港SAR政府は、今年 4 月、300億...

  • 【耳寄り話】ロシアで中国製スマートフォンの販売が急増

    ロシア・トゥデイTV網によると、ロシアの日刊全国紙「コメルサントКоммерсантъ」は8月11日、業界データを引用し、ロシアで中国ブランドのスマートフォン企業が世界最大のスマートフォン企業、アップルとサムスンを圧倒し、中国ブランドがロシアスマートフォンで最もシェアが高くなっている ─ と中国の「参考消息網」(新華社、参考消息(注)の電子版)が13日付で報じた。 レポートによると、中国ブランドのなかで、小米Xiaomi が...

  • 【業績】ファーウェイ、2022年度上半期の決算概要

    ファーウェイ(華為技術有限公司、Huawei Technologies Co., Ltd.)は8月12日、2022年上半期の業績(国際財務報告基準IFRS、未監査)を発表した。以下、同社プレスリリースで示された事項を記す。太字化は筆者が付した。 売上高は3,016億元、対前年同期比5.9%減、純利益率は5.0%と前年同期の9.8%からダウンした。2022年上半期の業績は当初の予想通りであった。 事業部門別の売上高は、①キャリア事業1,427億元、対前年同期比...

  • 【統計】2022年第2四半期における台湾IC売上の動向

    TSIA(台湾半導体産業協会)は8月10日、2022年第2四半期の実績を公表した。実績データなどについては、協会のウェブサイトのTSIA 2022 Q2 Statisticsをクリックすると統計文書(Word)をダウンロードできる。    同協会の調査によると、今年第 2 四半期における台湾 IC の売上高 (設計、製造、パッケージング、テスト) は 1 兆 2,372 億台湾ドル (418 億米ドル) 、対前年同期比25.4%増)であった。主要項目の内訳...

  • 【企業倫理】収賄事件が中国半導体チップ製造の野心に影を落とす

    7月中旬以降、中国最大の半導体産業投資ファンドと著名な半導体メーカーに関係する複数の上級幹部が収賄の疑いで調査を受け、先端技術の自給自足を求める中国の半導体業界に衝撃を与えている。   足もとでも8月9日、国家集成電路産業投資基金(北京市)を管理する華芯投資(Sino IC Capital、北京市直轄区、中国開発銀行45%出資)の幹部 3 人が、重大な懲戒・監督調査の対象であることが明らかになったと中国紙など...

  • 【休憩】日経:空飛ぶクルマ、有人飛行へ

    「空飛ぶクルマ」の事業化に向けて、三菱地所は日本航空(JAL)などと2024年度に都内の公共空間で国内初の有人飛行を行う。三菱地所が持つ高層ビルの屋上や郊外の駐車場に離着陸拠点を設ける ─ 日本経済新聞が8月5日付記事で報じた。 空飛ぶクルマは主に電動式の垂直離着陸機を指し、滑走路が不要で垂直に離着陸でき、機動的に動けるので、交通渋滞の解消につながるとされ、空港と観光地間の移動など「エアタクシー」...

  • 【分析】「ゼロコロナ」の試練で、より多くの中国女性が出産に否定的に

    中国で今、厳格な「動態ゼロコロナ」政策下での生活経験から、出産を遅らせたり、あきらめたりする女性が増えている ─ とロイターが香港発8月9日付の分析記事、”Analysis: More Chinese women delay or give up on having babies after zero-COVID ordeal”で報じた。   私は、4月下旬、本ブログで【新型コロナ】長引く上海のコロナ対応と「ゼロコロナ」の行方と題する記事を書き、その冒頭で「中国の中産階級はこの...

  • 【台湾発】アップル、新製品iPhone 14シリーズの動向

    アップルのiPhoneファンやマニアの間ではiPhone14とiPhone14 MaxやiPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxなどに関する業界筋の情報や噂にもとづく情報が飛び交う。おりしも、足もとで、米中の政治対立が激化するなか、アップルは台湾・中国大陸で新製品、iPhone 14の生産拡大を図る。聞けば、アップルは、今回のiPhone 14シリーズからインドでも生産を行うという。   台湾業界では今、アップルの製品群の生産を支える鴻海科...

  • 【覚書】地政学的リスクの中心にある台湾半導体産業

    近年の米中関係は、政治主導の貿易摩擦に端を発し、米国政府にみられるファーウェイなどの先端中国企業排除や規制などの常態化にみられるように、対話と協力の対極にあり、解決困難の様相を呈する。米中関係の緊張とせめぎあいは国際社会に深刻な影を落とし、経済のオープンで健全な発展と技術開発やビジネス経営の革新にとって負の影響を及ぼしている。   こうした政治的冷え込みの米中関係のなかで、ナンシー・ペロ...

  • 【米中関係】中国外交部、ペロシ氏への対抗措置を発表

    中国外交部は8月5日17時40分、米国下院議長ナンシー・ペロシ氏が中国の強い反対と厳粛な声明を無視し台湾を訪問したことへの対抗措置を以下のように発表した。 1. 中国と米国の軍事戦区の指導者間の電話をキャンセルする。 2. 中国と米国防総省の作業会議をキャンセルする。 3. 米中海上軍事安全保障協議と会議をキャンセルする。 4. 不法移民の送還における米中協力を停止する。 5. 米中の刑事司法援助協力を停...

  • 【台湾発】半導体ファウンドリー業界のブームは下振れリスクに直面

    S&P Globalの一部門であるS&P Global Ratings(S&Pグローバル・レーティング)は最近、グローバル経済の最近の状況について「逆風再来」を基調とするレポートを発表した。   台湾ではS&P Global Ratings(以下、S&P)の子会社、中華信用評等公司(中華信評Taiwan Ratings)が8月2日付で半導体ファウンドリー業界の下振れリスクを取りあげアラートを出し、同日、経済日報が「標普:全球晶圓代工...

  • 【台北発】ペロシ米下院議長の台湾訪問と両岸緊張・市場不安

    台湾紙、経済日報は8月3日早朝、「裴洛西訪台!台股重挫 全球市場焦慮(ペロシ台湾訪問! 台湾株暴落、世界市場不安」と題する記事を掲げ、海峡両岸の緊張と金融市場不安を報じた。   ペロシ米下院議長の台湾訪問により、海峡両岸の地政学的リスクが急激に高まっている。ブルームバーグはペロシ氏の台湾訪問が世界の金融市場を不安にさせていると指摘した。台湾株は一時300ポイント以上下落し、中国株と香港株が...

  • 【まとめ】記事インデックス(2022年6月6日~8月1日)

    2022/08/01:【実績】クアルコム、2022年度第3四半期業績を発表:米国動向2022/07/31:【統計】中国の海外直接投資受入れ状況(2022年1-6月期):中国ビジネス環境2022/07/30:【実績】インテル、2022年第2四半期期業績発表:米国動向2022/07/29:【資料】米国チップス法(CHIPS and Science Act of 2022):米国動向2022/07/28:【動向】最近のテレビ需要の軟調とパネル供給過多:世界の動向2022/07/27:【調査】ファーウェイ、パン...

  • 【実績】クアルコム、2022年度第3四半期業績を発表

    7 月 28 日、クアルコム(Qualcomm Incorporated、本社:カリフォルニア州サンディエゴ) は 6 月 26 日に終了した2022年度第3四半期の決算を発表した。クアルコムの売上高は、スマートフォン用ICチップの売上が大幅に伸びたことで、2022年度第3四半期109億3,600 万米ドル、対前年同期比36%増、純利益は37億3,000万米ドル、同84%増となった。    クアルコムは世界最大のスマートフォICサプライヤーであり、サ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ウラカミさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ウラカミさん
ブログタイトル
アジアと日本のビジネス連携を考える
フォロー
アジアと日本のビジネス連携を考える

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用