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  • 部屋のなかでくつろぐ

    坐禅をはじめて5、6年がたつ。つづけていられるのは遣っていて楽しいと感じているからだろう。習禅的な坐禅本を読んだのは最初の時期だけで、半分鵜呑みにしながら半分いい加減な理解でいい、つづけようと思った。自分のつづけたことのある経験をとおして知った、自分の

  • 散歩する人

    6月の夕暮れ時、ベランダで風に吹かれていた。1日でいちばん好きなひととき、薄明時刻である。まだ十分明るさが残っていて、照明がなくても屋外で活動ができる明るさ。晩ご飯の時間まで草原でボール遊びをしたり公園のジャングル・ジムにのぼったりブランコに乗っている

  • 一般紙を読む

    国内ではじめて武漢肺炎感染者がでてから拡大し1年すぎたころにみつけた札幌市内の変化のひとつに、ジャパン・タイムズの販売をキオスクがやめてしまったことがある。ゆいいつ置いてあるのがジュンク堂書店2階の外国書籍売り場で、しかも発行日から数日遅れだ。インバウ

  • かっこわるいあの国

    約9000万人の中国共産党幹部は英国圏で、悠々自適の老後を暮らしたいと望んでいるらしい。自己資金をドルやポンドで海外の銀行にためこみ、自分と子どもは英国圏の教育機関を利用し、中国へもどって共産党で働き、ころあいをみて渡航しチャイナ・タウンのある英語都市

  • 巣ごもりのままでいい

    いつのまにか街中のおおくの人が、つどってなにがしかの行動や働きをする日常となっていたように思う。人里離れた山間や沿岸で、ひとり自給自足暮らしをしていれば、他者とまじわらず生きられる。道内人口の過半数をかかえる札幌市で、人にまみえずかかわらず暮らしてゆく

  • やればできるジャン

    坐禅をはじめて2年半たつ。今思えばこの、コロナ巣ごもりのために習慣化したかのようなタイミングだ。いつでもどこでもひとりでもだれとでもできる、そして、お金がかからない。道具は坐蒲ひとつ。3年くらいつづけたら何かみえてくるかもしれません、とお坊さんにいって

  • コロナ巣ごもり

    手稲山の雪がほぼ消えつつある5月中旬すぎ、このところの緊急事態宣言により地元区にこもりつつ数日ごとにサッポロビール園へいっている。外国人観光客のいないビール園をみるのは何年ぶりか。犬の散歩がパラパラと、人っ子ひとりいない瞬間もある。桜の開花を楽しみそ

  • スマホ人災、コロナ人災、ビスケット

    岐阜県の機械メーカー「×田製作所」による「脱スマホ」手当、2代目社長が「一番大事は社員」が経営の基本方針。社長が「どこでもできる当たり前のことをやった」のとり組みのひとつが、「脱スマホ」手当。「当たり前」のとり組みだがこれが日本では、ユニーク扱いだとか

  • ジェンダーのこと

    スターリング城でタペストリーを織っていたとき、同僚アメリカ人がサンフランシスコ在住時にパーティへいくのにスカートをはいていったら、きていた女性から白い目でみられたとか話していたのを思い出したのが、安富歩氏の女装への転換である。彼も元同僚の場合もどちらも

  • 坐禅と食費

    稼いでは使い、使っては稼ぎなおす、をくり返して生きている。今までどおりしかやれない。坐禅をはじめて体調が良好で、高タンパク低脂肪で1日1食半を続けている。坐禅の定点観察のつもりで参加している会が3つある。どれも月1回だからつづけられる。坐禅がおわると

  • Archie Brennan、お世話になった人々

    年末までどうなるかわからぬがことしは、知人3人の他界を知った。ひとりはパリ在住の友人ジャンが2年まえに、10月末ニューヨーク州在住のアーチー・ブレナン(Archie Brennan)、そして11月にはいってからは北大でいっしょだった木村汎先生だ。ジャンは、おととし

  • ボロ・クィーンと呼ばれて

    パリの滞在先である友人宅に着くやわたしの、着ているものをみて彼女がつけたアダナが「ボロ・クィーン」だ。4年まえロンドンでもご厄介になったタペストリーの妹弟子で、おなじ師匠から習った。師匠はことしわたしより1ヶ月はやくアメリカからやってきていて、12畳く

  • 食べてる2019年度ロンドンパリ編

    パリ市内滞在中の今、なにを食べるか日本で考えてきたものの、街角でであうお菓子屋へフラリとはいるのが自流なのだと実感している。ストラスブールでであったみごとなクイニー・アマンには唸らせられたが、有名店ではないそこらのふつうの店だった。パリ市内もおなじで、

  • カトル・カールとメリー・ベリー

    メリー・ベリーという英国人料理家が審査員としてでているテレビ番組「British Bake Off」をみている。屋外にはった大型テントのなかで調理挑戦者7、8人が課題にだされた焼き菓子を時間内につくる。伝統的な欧米の焼き菓子が課題になるのが自分の気にいっている。メリ

  • 上腕三頭筋 Triceps Brachii

    「クール・ジャパン」という番組で、腹筋女子というのが今注目されているといっていた。ほんとかなあ……ウェイト・トレーニングをはじめた40年まえ、日本にそんな日がくると思っただろうか。やっと時代が自分の価値観に追いつたというべきか。では腹筋のつぎはなにか

  • 駅ビル空港ビル

    最近JR札幌駅の全体像が、新宿駅ほど複雑に思えてきた。40年まえの単純だったころの駅ビル、ステーション・デパートがあったときのように構内を通過したいと感じる。現在でも南北への直線コースはまっすぐ歩きぬけられるが、東西方向には何本もの通路が錯綜していて、つ

  • 今夏の旅のこと

    前々回渡英したとき、アメリカの師匠とロンドンで待合せ彼女のタペストリー弟子(わたしの妹弟子にあたる)の家に宿泊した。昨秋からむこう3年、弟子夫妻がパリ駐在となる、来年の渡仏時はそこへ泊まるよう師匠から連絡があったところ、気がかわって自分も行くといいだし

  • しあわせな朝

    目覚めて朝いちばんに煎れたコーヒーを飲みながら、パンを焼き、香ばしさの漂う部屋の掃除をはじめる。このしあわせ。冷蔵庫から出しておいたバタは室温にもどった。ジャムも出した。ポテト•サラダも作った。赤ワインをコップについで、パンを食べる。自家製サワ•ドー

  • ヘンな採用試験

    「ヘンな採用試験」という題で日経電子版だったかの記事を面白く読んだのがもう7年まえだ。バブル時代、東京ではそのような採用試験はたしかに存在した。ふぐ料理屋の採用試験で、ふぐ料理を食べながら応募者と面接するとか、面白い。相手の食文化を観察しながら質疑応

  • 檜山地方での生活

    11月中旬から檜山地方で投宿しながら、トマト栽培ハウスの現場通訳を遣っている。神谷町の森ビル建築以来、28、9年経っているというのにこの歳になってまだ、現場が好きなのだ。農業用ハウスというのでさらに興味は増した。現場まで徒歩で通える宿舎を希望した。冬

  • ミンス•パイ焼く

    英国在住中なぜ焼いてみなかったのか、それはスーパーで売っていたから。自分で焼いてみてこれほど味に差があるとは想像しなかった。テスコ、ウェイトローズ、アズダ、パン屋、肉屋その他で売っていれば必ず買って食べたミンス•パイ、これでもかというほど毎年食べた。シ

  • だってセリーナじゃん

    9月6日未明に起きた激震で目が覚めた。目眩または船酔いのような揺れだった。ドーンっという突上げ感がない。高層階ゆえ独特の頭揺れが3分ほどだったか。ガタガタガタガタ~、と棚の小物が落下する音。机部屋に立てかけてあった合板ドア3枚が倒れつつあったのが、

  • 日曜喫茶室

    はかま満緒さんが急逝したのを最近知ったのは昔、東京北区のアパートで毎週日曜午後1時から聴いていたラジオ番組「日曜喫茶室」にチャンネルをあわせても聞こえてこなかったのをユーチューブで発見したときだ。2年前、自宅で倒れていたのを発見されたそう。テレ

  • 阿弥陀如来を織る

    札幌へもどってからは、仏の顔を織りつづけて暮らしてきた。ほかに織りたい題材の思いつかない苦しさがあった。顔だけでなく立像を織ってみようと、経糸を張った。図書館から借りてきた本に出ていた、人様の描いたふつうの阿弥陀如来像を一寸伸ばしてカートゥー

  • 移動式花見

    苗穂駅の工事が進んでいる。順調にいくと年内に新駅がオープンする。線路上にはもうホームも出来ている。ああ苗穂駅、あの姿を見られるのも残すところあと何ヶ月か。桜の木の下でビールを飲みジンギスカン食べるのもあり、併しわたしはことし地元区内アチコチの桜

  • 醤油を仕込む

    いつか造ってみたいとおもっていた醤油。大分県時代に遣ってみるべきだった。近所に糀を売る店もあり、水は山水で、大豆も田んぼで自家製のができていたのに、もったいないことをした。味噌は毎年、作業が簡単だから造っていた。実際にことし初めて醤油を仕込んで

  • ジムを変えた

    同じ場所ばかり通っていると体が慣れてしまいたまには、気分転換と生活リズムの変換をしたくなる。英国時代には通っていたジムの予期せぬ閉鎖、帰国後も近くのジムで土日祝日閉鎖に遭ってきたがたまには、こちら側からも変えてやれと遣ったことのない手をつかって気分

  • 不一致

    既婚者が同じ寝室でふたりいっしょに寝るか別々に寝るかは、未婚の身としては他人事ゆえ興味がない、のを既婚者たちは知らない。会食時の話題にされたとき食べている物がまずくなるので無視する。自分の個人的事情を公共の場で、よくいいたがるものだなあと呆れてもい

  • 食べた、フランスで

    フランスはパリか、あるいはタペストリーに関係した土地へばかり行っていた自分が、南仏を訪れるのはデザイナーを辞め同時期に退職した同僚とふたりでニースへ旅したとき以来、30年ぶりだろうか。その辺へ行こうと決めるまでずいぶん時間のかかった今回だが、ピレネ

  • Ploughman's Lunch

    Ploughman's Lunch is an English cold meal which consists of cheese, pickle, and bread. Additional items such as apple, boiled eggs, ham, and pickled onions may be added. As its name suggests, it is more commonly consumed at midday.今回の渡英仏で

  • 腰回り100センチ

    夏の甲子園野球、上位入賞した野球部の選手たち。トレーニングで下半身を強化したという高校があって、全員腰回り100センチ目指し週1回、ウェイト•トレーニングしているのをみて、「ヤットかよ…」と思った。ノムさんがいっていた脚、腰、腕、は球投げるとき機動

  • 中高年期の調整力

    『チャンスを自分のものにするには、事前の準備が必要。プロ野球の代打要員の選手は、試合が始まるとバックネット裏で入念に素振りを繰返す。試合の展開次第でいつ監督から代打の指名が来るかわからない。代打を頼まれて、『すいません、準備がまだなので後にして』とは絶

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