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  • 「ごくごく私的な平成広告31年史」年表

    ●1989年(平成元年) 1月7日、昭和天皇が崩御。翌8日より元号が変わり、昭和64年から平成元年となる。前年9月の昭和天皇の吐血報道以降、テレビはバラエティー番組を中心に自粛ムードが広がる。危篤報道から崩御、その翌日まで、テレビは報道特別番組一色となり民放はCMの放映を自粛した。日本の広告費は初めて5兆円を突破する。バブル景気の中、国内消費は極めて堅調だった。リクルート事件の影響等で国内の政局...

  • 書籍『超広告批評 広告がこれからも生き延びるために』 付録:「ごくごく私的な平成広告31年史」年表/まえがき

    もともとは書籍『超広告批評 広告がこれからも生き延びるために』 の付録として収録つもりだった原稿で、ワードファイルを見ると約3万文字くらいの分量がある。収録しなかったのは「これまで常態化していた〝褒める批評〟を封印し、あえて問題広告を対象とすることで、現代日本の広告や社会が持つ課題を根源的かつ鋭角的に提起する」という書籍のコンセプトから外れることから。収録することで1冊の書籍としての軸がブレ...

  • Riskという概念

    加入している生命保険の担当者に新人さん(とは言っても入社したての人ではなく、3年の経験を経て顧客の担当ができるという制度とのこと)が補佐で付いて、ご挨拶ということでいろいろ話を聞く機会があった。僕の場合、この年で独身で子供もいなくて、そのうえ親も亡くなってしまっているので生命保険の必要性が希薄になっているので時間を取らせるのも申し訳ないなあと思いつつつ、話を聞いていた。 新人さんなので、いろい...

  • ある小さな違和感

    大きな災害が起こると現在の放送メディアのあり方についていろいろと考える。 放送は許認可事業で、誰もが参入できるわけではない。だから災害時には許可された放送エリアにあわせて様々な役割を担うことが求められている。国が考えている役割は、NHKは全国を対象とし、災害時においてはその公共放送という性格から、何においても災害時に必要な情報を提供することが求められる。民放については、現在では全国の放送局を結...

  • 「同和」という言葉をめぐって

    本当は専門家が語るべきだろうと思うが、今回の騒動で問題となった同和という言葉を中心に少しだけ。僕らの世代では当たり前でも、今の若い人たちはあまり知らないことなのかもと思うし、極めて党派的対立が強い分野なので、専門家ではない一般人がアウトラインを語る意味は少しはあるだろうと思う。 もともとこの言葉は被差別部落の環境改善と差別解消を目的とした事業を、差別によって立ち遅れていた生活インフラや都市環境...

  • オムレツの謎

    ウェブで『「今残さないと、調理文化が消える」 食研究家たちが支持するレシピ本、危機感から制作』という記事を読み、その関連で、なんとなく食べ物のことを考えていて、ふと、昔、母がつくってくれたオムレツのことを思い出し、僕の母は甘く煮た牛肉そぼろが中に入ったオムレツをよく作ってくれて、20歳くらいまではオムレツは中に肉そぼろが入ったものと思い込んでいたけど、それは国が進めていた栄養運動の中の推奨レ...

  • 「多弁マーケ」の副作用

    9月12日の朝、ヤフーがZOZOを買収するというニュースがあった。この買収については、ヤフーのEコマース事業の強化という発表があったものの、憶測記事も含めてほとんどノーマークだったので驚きを持って迎えられた。前澤友作氏は社長を辞任することになった。現在(午後6時過ぎ)、会見が開かれている。Tシャツ姿で吹っ切れた表情が印象的だ。AbemaTVの生中継を観ているが、前澤氏からは沢田宏太朗新社長の紹介...

  • 2年前に流れていたテレビCMから「かんぽ生命不正販売」を考える

    かんぽ生命不正販売という不祥事が起こることは、2年前に流れていたあるCMが予言していた―― そう言われたら、あなたはどう思うだろうか。CMに何かの暗号が仕組まれていたのか。はたまたタレントが話すセリフがアナグラムになっていたのか。それとも、特定の人にしか見えないメッセージが電波とともに送られていたのか。 期待された方には申し訳ないが、そういうオカルトめいた陰謀論を書きたいわけではない。CMが...

  • 久しぶりにコメント欄が荒れた

    と言っても転載先のBLOGOSで、だけど。 昨日、このブログに投稿した「映画と広告と文在寅」という記事がBLOGOSに転載された。なぜかいつも僕はBLOGOSは相性が良いらしく、このエントリーもかなり読まれた。政治家さんや政治評論家さんなどの強めのオピニオン記事が多い中、僕のものはちょっと異質な感じなんでしょうね。 知らない人もいるかもしれないから念のために書いておくと、BLOGOSは、登録...

  • 映画と広告と文在寅政権

    日韓関係が揺れて続けている。 考えたところで僕にはどうすることもできないけれど、それでもやはり考えてしまう。Twitterであれやこれやつぶやいてみるも、長文のブログで書くことはなかなか難しかった。僕の専門分野でもないし、僕の能力を超えてしまっているからだ。韓国のことを知りたいと思う。多くの日本の人たちも同じだろうと思う。だから、テレビやラジオでは韓国について特集されるし、雑誌や書籍は韓国関連...

  • 本を書きました。『超広告批評 広告がこれからも生き延びるために』池本孝慈(財界展望新社刊・9月1日発売)

    私ごとで恐縮ですが、本を書きました。かつて書籍の編集に関わったことがあったり、他の方の書籍に自分の文章が載ることは何度かありましたが、自分が著者の書籍を作るのは初めてだったので、ほんの少し緊張しています。出版社は財界展望新社です。 発売日は9月1日で、今は印刷所で製本されているところですのでまだ現物は手にしていないので実感はありませんが、書籍名は『超広告批評 広告がこれからも生き延びるために』...

  • 大大阪時代について

    大阪ダブル選の結果についての言及を眺めていて、「ああ、大大阪時代と呼ばれる時代が大阪にあったということがあまり知られていないんだなあ」と思った。大阪人にとってどうかというと、そこはそこで微妙ではあるのだけど、それでも大阪の本屋さんには、大大阪時代の名建築を歩く的な散歩本が平積みされていたりもするし、関連の専門書もたくさん置いてある。それに歴史的な事実を知らなくても、大阪、特に大阪市は大大阪時代が...

  • 大阪ダブル選雑感

    2015年の大阪市住民投票後に「大大阪と大阪都」という記事を書いたこともあるので、今回の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙の結果について僕が感じたことをこのブログに残しておきたいと思った。 結果は大阪維新の圧勝、大阪自民、立憲民主、共産などが共闘を組んだ反維新陣営は惨敗だった。 僕は大阪都構想については大大阪幻想を喚起する「大阪都」というレトリックを軸に、そのレトリックが大阪府民、大阪市民にど...

  • 『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと

    僕がこのイベントを知ったのは少し遅くて、Twitterのリツイートで流れてきた例の「冷笑」ツイートを見て、なんか嫌な感じのことをつぶやいているなあ、何があった、と少し不可解かつ不愉快な気持ちになって、それから2、3日後のことでした。リツイートでおぼろげながら例のツイートの理由みたいなものが分かってきて、少し時を遡って調べてみると、通常のしくじりや、Twitterで起こりがちな派手で面白そうなもの...

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ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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