福島県羽鳥に建てたログハウス。その四季の中で考えたこと、読んだ本の感想を中心に語ります。
会社生活も50歳を超え、そろそろゴールをイメージしなければなりません。「成仏」と表現した人もいますが、なるほどギラギラしたものを廃して感謝の気持ちで日々を送れれば良いですね。
2021年2月
放送大学の2021年度前期で、はじめて対面受講となる講座を申し込んだ。放送授業では意外に文学関係が少なく、むしろ対面講座の方が文学系は多いような印象を持つ。5月連休明けの8日~9日で8コマの授業が予定されているのが『フランス実存主義:文学と哲学』。サルトルとカミ
もうずいぶん前の事だが、NHKの番組で、『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯』が放映された。再放送もあるのだろうが、最初はかなり昔である。この番組がすこぶる面白く、ずっと欠かさずに視聴していた。フィレンツェの名前と共にメディチも刷り込まれている。大学4年の時、就
『ラファエル前派』ローランス・デ・カール著 高階秀爾監修 村上尚子訳
『ラファエル前派』を読む、あるいは、鑑賞する。B6変型判なので大きな図版はないが、高階さんの監修によりラファエル前派の主要な作品は網羅されていると思う。文章よりもポケット版美術図版本といった体裁。創元社の定価を見ると1,500円だが、神保町の古本屋(昼のお散歩コ
今日は会社を有給休暇として、ただいま4連休の第2日目。のんびりしている。少し前に趣味のジョギングから帰って汗を流したところ。天気予報ほど気温が上がらず、軽めであがろうと思っていたのだが、今スマホの距離計を観たら9.18km。意外に走っている。安心してビールをいた
『テス』に続けて本作である。子供の学校授業で教材で使用したとかで、『テス』の悪口をしゃっべている父に、じゃあこれは、と言って置いて行った。文庫本カバーが好みに合致(深緑の面にいかにも英国カントリーの廃屋モノクロ写真があしらわれている)したことと、帯のコピ
ハーディという作家は名前さへ知らない。ましてや作品を手にすることは一度もなかった。直接の理由は例によって放送大学で受講した講座で、必読の書とされていたため。丹治愛・山田広昭両先生が主任講師となる「文学批評への招待」である。「文学批評」という行為においては
毎回、久し振り、を口にしている。ここしばらくここに書いた内容は、放送大学で受講した講座で提出したレポートをベースにした文章だった。だいたい800字から1,000字で提示された課題に対してレポートするのだが、四択みたいな試験ではなく、「講義を通じて関心を持ち、さら
2021年2月
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