「銀のアンカー」のあらすじや感想をまとめています。就職活動をしている方、特に大学生の方は必見です。
ー 三田紀房原作、関達也作画の「銀のアンカー」のあらすじや感想をまとめています。就職に役立つ漫画ですので就職活動をしている方、特に大学生の方は必見です。
銀のアンカー5巻 Log38「就活ハイ」のあらすじと感想です。 家も完成したことで、山小屋で白川の就職活動についての 勉強を受けることにした一同。 就職は何故大手から考えるべきがということは、 就職を恋愛に置き換えてみると分かりやすいでしょう。 男女が付き合うにしても、どう頑張っても交際できる範囲には限度があります。 しかし就職という視点で考えれば、それこそ地球全体から、 しかもとびきり美人といわれる人たち「ミスユニバース」。 会おうと思えば誰とでも会える、これが就職活動の本質なのです。 取引は無理かもしれないけれど、提案だけしてみる。 断られるかもしれないけれ..
銀のアンカー5巻 Log37「仲間」のあらすじと感想です。 白川に励まされ、自分たちで家を立てようと決めた関東学院国際大学の 学生一同のところに、冬美たちのいるテレビの取材班がやってきました。 学生たちは協力してどんどん家を仕上げていきます。 そうしているうちに、冬美は学生同士のチームワークが出来ていくことに気付きます。 白川が求めていたのもこのことだったのです。 仕事は一人でするものではなく、チームでするものあということを 体験を通して学ばせたかったのです。 最近採用に力を入れている企業でたまに見かける「合宿面接」。 共同生活の中で他人と一緒にやっていけるかを見..
銀のアンカー5巻 Log36「当たり前」のあらすじと感想です。 白川の広い土地に案内されて、「ここに家を建てるように」と言われた 関東学院国際大学の学生一同。 一同はそんなことできないと口々に言い、来た道を引き返そうとしますが、 「君たちは頑張れない」という白川の厳しい一言が。 仕事というものは、ネバーギブアップとチャレンジの二つが大事。 企業活動とは利益を追求する競争であり戦争。 他人や他社に勝つために頑張る人間が欲しいのです。 他人が横で努力しているとき、俺も負けないぞと思って努力する 人間を求めているのです。 三流大生は勝つための努力をしなかった、と見られても..
銀のアンカー5巻 Log35「キャリアセンター」のあらすじと感想です。 白川たちの前に、関東国際学院大学キャリアサポートセンターの 江戸山みはるが訪れます。 白川からの学生への就職指導の指南を受けに来たのです。 彼女の勤務する大学は平衡の聞きに見舞われているとのこと。 そこで就職率のアップ、学生のキャリア支援に力を入れていて 白川の力を借りたいということでした。 白川に学生への講演をしてもらいたいと頼む江戸山。 しかし講演料が500万円必要、という白川の発言に驚かされます。 それでも誠意を見せた江戸山はなんとか白川に依頼し、 開催日が明後日という急行スケジュール..
銀のアンカー5巻 Log34「レール」のあらすじと感想です。 もうひとつの大企業がいい理由、それは「格差の広がりと固定化の問題」。 失業者の急増により戦争に勝てるものと勝てないものが二分され、 階層の分裂が起こりました。 そして貧乏が教育の差を生み、貧乏が貧乏を再生産する 最悪のスパイラルが出来てしまいました。 だからこのスパイラルに絶対に陥ってはいけない。 レールに乗ること、載ったら絶対に降りないことが大切です。 転職が良いというわけでもありません。 なぜなら中途採用を受け入れる企業側の目的は、 ずばりその人の経験を手に入れること。 企業はその人の元の会..
銀のアンカー5巻 Log33「歯車」のあらすじと感想です。 大手にこだわる白川とは決別し、一人で就職活動をしようと決める田中。 白川は翌日特別セミナーを開いたのですが、 そこにも田中がやってくる気配はありません。 学生は「大きな会社の小さな歯車になりたくない」と考えがちです。 しかし小さな会社でも他の企業から何の影響も受けずに自己完結している例は ほとんどなく、あっても収益はほんのわずかな小さな企業なのです。 全てといっていいほど会社は取引先との関係で成り立っています。 小さな会社が自分の意思で仕事をしていると考えるのは大間違いです。 そして大企業も世界の市場、各..
銀のアンカー5巻 Log32「個人事務所設立」のあらすじと感想です。 白川の個人事務所設立の模様を取材する冬美。 田中たちも事務所設立祝いに、白川の元へと向かいました。 訪れた学生は自分たちだけだろうと思っていた田中たちのところに 一人の男性が。 彼は北越大学工学部3年・笹岡純二。 白川の出演する番組を見て富山からはるばるやってきたといいます。 そして初対面の笹岡に白川はいきなり「超一流メーカーを受けなさい」 とアドバイスをし始めます。 実は地方国立大学理工学というのは、今産業界が最も欲しい人材。 なぜなら地方の学生は遊ぶ機械や場所が少なく遊んでいない、 ..
銀のアンカー4巻 Log31「答え」のあらすじと感想です。 越山からの突然の電話に戸惑う千夏。 なんとその内容は、フジヤマテレビの関西系列局であるなにわっこテレビに 千夏を紹介してやるというものでした。 実は、千夏と似たタイプのアナウンサーがいてフジヤマに落ちてしまったのです。 しかし越山が千夏の中に光るものを見出し、推薦したいということでした。 まだ可能性が残っているんだと浮かれる千夏ですが、 関西へ行くべきか、大日本テレビへ行くべきか迷っていました。 そこで困ったときの救世主、白川に相談することに。 ある局で最終選考まで残る学生は、大体どこの局でも残るので..
銀のアンカー4巻 Log30「成長」のあらすじと感想です。 千夏のフジヤマテレビ落選を、田中も残念がっていました。 しかし松本は「落ちたのは縁が無かっただけ」と開き直っていました。 千夏を元気付けるという意味もかねて、勉強会を開くことに。 一方白川は「何が足りなかったか明らかにするべき」という意見。 そこで新しい発見ができるというのです。 就職活動とは、失敗を経験し乗り越え、成長するための場なのです。 ここできちんと答えが見つかれば、一段と大きく伸びるというのです。 それ以来千夏は、自分に何が足りなかったのか考えます。 そして勉強会の中で、あることが思い当たりまし..
銀のアンカー Log29「『B to B』と『B to C』」
銀のアンカー4巻 Log29「『B to B』と『B to C』」のあらすじと感想です。 田中たちは最大手広告会社の電博堂へと向かいます。 「B to B」(ビジネストゥビジネス)、つまり企業間での取引。 これとは対照に「B to C」(ビジネストゥコンシューマー)は企業と消費者の取引。 「B to B」は消費者に直接商品を届ける業態、 具体的には自動車・電気製品・住宅・食品などの小売業全般。 片や「B to C」は企業に商品やサービスを提供する業態、 鉄鋼・半導体・人材サービス・広告・商社などが上げられます 学生は「B to C」の企業ばかりを見るという傾向が..
銀のアンカー4巻 Log28「最終面接」のあらすじと感想です。 いよいよ千夏の上級セミナーでの面接の時間がやってきました。 テレビ局の役員面接は質問が矢継ぎ早に来ます。 早い質問攻めの理由は、放送業界では素早い頭の回転と 反射神経が求められるから。 だから決してあわてず、きちんと答えていく必要があるのです。 途中まではうまくいっていた千夏の面接ですが、好きな映画作品を聞かれ ライバル局の製作の映画を言ってしまったのです。 ショックを隠しきれず、白川に相談することにした千夏。 面接は、ひとつ答えに失敗したから落ちるということは無いそうです。 特にアナウンサー試..
銀のアンカー4巻 Log27「営業その2」のあらすじと感想です。 繁華街での待ち合わせに戸惑いながらも向かう田中と川上。 そこに白川と、引き続き女性3人がやってきたのです。 なんでもキャバクラで「営業という仕事の勉強会」をするとのこと。 このお店の商品はお酒とおつまみ、そして女性との会話。 女性との一次の恋愛空間、これがキャバクラで売っている商品なのです。 営業と一言で言っても、何を誰に売るかで仕事内容が大きく違うのです。 例えば彼女たちのようにサービスという形の無いものを売るのと、 車やテレビなどといった形のあるものを売るのとでは、 営業といっても全く内容は変わ..
銀のアンカー4巻 Log26「営業その1」のあらすじと感想です。 白川に「自分が営業に向いているはずない」と言い張る田中。 ところがその態度が白川を激怒させ「だったら就職はするな」と 怒鳴られ、部屋を追い出されてしまったのです。 落ち込む田中をどうにか元気付けようとする仲間たちですが、 やはり尊敬している人物からのお叱りはきついものでした。 そんな中田中は、大家さんがアパートの自転車のことで 困っていることに気がつきます。 そして停め方を改善するため、地面に斜めに白線を引くように 大家さんにアドバイスをしました。 「田中君は優しくて親切そうだから相談しやすく..
銀のアンカー4巻 Log25「エントリーシート」のあらすじと感想です。 自分という商品を流通させるために必要な「広告」 つまりエントリーシートについて見ていくことにした白川と田中たち。 うまく書けていないと面接で会ってもらうことさえできないので肝心です。 エントリーシートは書類選考・面接・そして採用会議まで使われます。 面接官は面接の後、次のステップへ上げるかどうか話し合いをします。 そのとき唯一手元に残る資料がエントリーシートなのです。 面接で顔を合わせても、時間が経てば忘れるもの。 だからもう一度エントリーシートを見直して面接の様子を思い浮かべ じっくりと考えます..
銀のアンカー4巻 Log24「自分という商品」のあらすじと感想です。 高柳グループの解体で、社会の注目の的となった白川。 田中が勉強会で「白川は自分の先生」と明かすと興味を持たれ、 みんなで白川に会いに行くことに。 その中の一人、川上翔太が名刺を渡すと、いりなり破かれてしまいます。 確かに名刺は情報交換の第一歩として欠かせない道具です。 しかし大切な情報交換の時間を省こうとしないで、 相手に自分をわかってもらう技術を身につけるべき、と白川は言います。 大人が最も嫌いなのは、変に大人びた子供なのです。 企業が新卒者を採用したがるのは、職場に新鮮な風を送り込みたいから..
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