東京にほぼ行かなかった一年

東京にほぼ行かなかった一年

今年ももう終わろうとしている。 コロナで委縮を強いられる中で、楽しいことがそうあろうはずもなく、自営業や飲食店のように苦境に立たされたわけではないが、心身を開放する機会が著しく奪われたのも確かだ。 中でも、東京に行く機会をほとんど得られず、友人たちと顔を合わせられなかったこと、毎年楽しみにしている野球のラジオ中継が観客の大幅制限で盛り上がりに欠け、気持ちに張り合いを得られなかったことが大変痛かった。 年の暮れには、毎年今年も仕事があったこと、何事もなく平穏無事に終えられることに感謝するのだが、日々の生活に楽しみがなく、友人の顔も見られないというのはあまりに潤いがなさす..