私の視点が欧米化してたことに気づかせてくれた1冊。「テレビや新聞を通して一定の情報を得ただけの私たちにはわかりようもないことが沢山あるはずです。」By養老孟司さん。もうひとつ「十六世紀のフランスの思想家、モンテーニュが語っていた゛常識゛とは、誰が考えてもそうで
何のために読書をするのか。自分ではおよそ体験出来ない・・であろう(殺人や詐欺などなど)人物や堕落した人間を盗み見るような刺激を求めたり、素敵な間合いで笑いのツボを押されその作家をむさぼるように読んだり。ミステリで騙される快感やら派手なドンデン返しで悦に入
米原さんの書評集。何を読もうか迷ってる方に。これはもう永久保存版。1995年から2006年の全書評を集めた1冊。2006年では闘病中にも関わらず黙々と癌に関わる本を読破している姿は壮絶です。内部はふたつに分かれてて、第1部が『私の読書日記』で、第2部は各
魅せられます。なんて素敵な文章なんでしょう。前回読んだ『阿修羅の如く』では脚本とされた内容だったのでそんなに文章というものに目が行かなかったのですが、本書はエッセイで一節一節から向田さんの人柄と文章の綺麗さをモロに感じることが出来ました。こういった本を手
ローマ特派員が書くカトリック総本山の現在。(といっても2007年版)ユダヤ教やイスラム教の本に食指は動く。でもキリスト教に関して興味薄な理由は何なんだろう。塩野七海さんの作品をもっともっと愉しく読む方法として、やはりもう少し私自身の関心をイタリアへ(とな
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