chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
めでろぐ http://mede.kangonote.com/

総合病院で師長やっています。 勝手なこと書いています。 コメント・フォロー不要です。

めで師長
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2009/02/21

arrow_drop_down
  • 看護師の保証

  • 主体性を伸ばせ

  • 看護師とAIロボット

  • モノが無くなる

  • 無駄な人はいない

  • 仕事の態度を見直せ

  • お金と幸せ

  • 目を見ればわかる

  • アンガーマネジメントは必須

    師長の中に、スグに腹を立てる人がいる。 些細なことでグチグチ言い、すぐにキレる。 扱いにくい人間はどこの世界にもいるものだ。 よくあんな人間が師長になれたものだ・・・とある意味感心する。 任命した人間の責任を問いたいくらいだ。 自慢ではないが、私が働いている組織(病院)の中にもいる。 その人は周囲から「病気なのではないか」と心配されるほどだ。 同じ「師長」という立場で良かったと内心思う。 関わるだ

  • 「選択」と「集中」を意識せよ

    「『良いこと』を何でも取り入れる」 こういう思考の人は結局何も達成できない。 看護の世界にいると、「患者さんのために」という意識が強く、 「良い」と考えられる事を、何でもかんでも取り入れようとする傾向にある。 それは「良いこと」かもしれないが、最終的に成果が出ているのか・・・ 全体を俯瞰して判断することが必要である。 それで、スタッフが疲弊していないだろうか?という視点も大事である。 何を大切に

  • 辞めたいなら辞めろ

    スタッフと話していると、「A病棟で看護師が5人辞めるらしいですよ」 「B病棟は3人辞めるそうです」と言っていた。 人の少ない冬の時期に辞める事が話題になっているようだ。 全国的には看護師のニュースが広がっている。 看護師の『薄給』も話題になり、「業務と給与のバランスが悪い」と言っている人もいる。 命に関わる大変な業務を行いながら、この給料は安い・・・というわけだ。 一理あるが、そんなに「悪い」と思

  • 知識と生産性

    知識を得るだけでは生産性は上がらない 『知識』は大事であるが、『知識だけ』ではダメだ。 何でもそうだ。 「知っている」と「できる」は違う。 SNSなどで「認定看護師や専門看護師がマウンティングを取ってきて嫌い」という文を目にしたことがあるが、「マウンティング」と同時に、「あなた出来るの?」という疑問があるから拒絶したくなるのだろう。 『知識の量』だけで乗り切ろうとしても難しいのだ。 私が大好きな山

  • 我慢は3年が限度

    先日、大阪でコロナ特別病棟に「看護師が集まらない」とニュースで流れていた。 SNSでは「看護師を辞めたい」という文章を散見する。 また、「患者のため」なんて出来るわけがない・・という文章も散見する。 看護師は人気のない職種なのか? いや、違う。 看護師という職業は昔から人気がある。 今でも上位に位置する職業の1つである。 看護師になったことを後悔する人も多いかもしれないが、 看護師になったことの

  • 看護学会の質が悪い

    先日、地方の「看護学会」に参加してきた。 今までの経験上、「学会に行ってよかった」と思える学会は1つもない。 毎年、「相変わらずつまらん・・・」と思いながら帰ってくる。 研究の内容云々は各施設色々とあろうが、特に目につくのは「プレゼン力」。 とにかく、プレゼン力がひどい。 「人に伝える」という能力をもう少し鍛えてから出てきてはどうか・・・?と思う。 「伝えたい」という熱量が全く感じられない。 「緊

  • 全集中で呼吸を整える

    鬼滅の刃が流行して、「全集中!○○の呼吸」という言葉が人気を呈しているようだ。 水の呼吸・雷の呼吸・・・など、マンガの中では種類があるようである。 呼吸が乱れていると、鬼と戦うときに対処ができず、技も出せない。 鬼滅の刃の世界では「呼吸」が非常に大きな意味を持つ。 「呼吸の大切さ」は医療者として、とても賛同できる。 バイタルサインの中でも「呼吸」は非常に大切な指標であり、 患者さんを触らなくても、

  • スタッフに毒づくアホ師長

    Twitterを見ていると、若い看護師が師長の言葉で傷ついている言葉を目にする。 私は『師長』という立場なのだが、「なぜこんなもアホな師長がいるのか?」と腹立たしく思う時がある。 もちろん、それは「一部」の師長なのだろうが、ほぼパワハラまがいなセリフでスタッフを服従させようとしている。 https://twitter.com/hetohetons/status/13359098577911480

  • 睡眠時間、長い?短い?

    先日、スタッフの「寝坊」のことを書いた。 そのスタッフとの面接で、「何時に寝ていますか?」と聞いてみた。 すると、スタッフは「早く寝ています」と答えた。 「『早く』って何時?」と尋ねると、「0時ころ・・・」と言っていた。 私の「早く寝る」は21時頃である。 21時~22時が理想で、23時は『遅い』 『0時』なんて、「かなり遅い」と感じる。 人によって感覚が違うんだなぁ~と感じた次第である。 睡眠に

  • 目からの情報、耳からの情報

    「勉強しても頭に入らないんです」 「本を読んでも頭に残りません」 「勉強会に行ってもすぐに忘れてしまいます」 スタッフから時々、上記のような相談を受ける。 「忘れること」に関しては「エビングハウスの忘却曲線」を参考にしてもらえば良い。 人間は忘れる動物である。 忘れたくなければ、定期的に『復習』して、もう一度頭に入れるしかない。 また、『ラーニングピラミッド』についても知っておくと良い。 残念な

  • ポジティブ・ハロー効果を活用せよ

    過去に「身だしなみ」について記事を書いた。 「身だしなみ」については、賛否両論あるだろう。 見た目だけで判断してもらっては困る・・・ という言葉からも伺えるが、「服装くらい自由にさせてくれ」と思う人もいるだろう。 先日、ある介護タクシーのスタッフが病棟に退院患者さんを迎えに来た。 その介護タクシーのスタッフの風貌に思わず吹き出してしまった。 髪型は両サイドを刈り上げたモヒカンスタイル シャツは「

  • 突然休むスタッフへの対処

    「よく休むスタッフがいて困っている」 このような声を時々耳にする。 たしかに、突発的に休むスタッフが時々いる。 ただの「寝坊」なのか、「病気」なのかわからないが、現場のスタッフはこのスタッフの対応に時間を取られる。 私の部署にも、そのような「クセ」のあるスタッフが数ヶ月前から働いている。 業務は真面目にやってくれるが、「ちょっとした遅刻」や「土日に突然休む」という症状がある。 色々と情報を集めると

  • ダメなものはダメ

    お客様は神様です 患者さん第一に サービス業でよく耳にするセリフである。 医療もサービス業と言われ、「患者サービス」という視点で接するように指導されるようになってきた。 良いことであると思うが、医療関係者は世間を知らない「マジメさん」が多いので、何かを導入しようとすると過剰になる。 「◯◯さん」という言い方は失礼になる。 「◯◯様」と呼んで下さい。 と上層部が言い出し、 当院でも数年前に「◯◯さ

  • 『一生懸命』やってはダメ

    「一生懸命やって下さい」 「精一杯頑張ってください」 「できるだけ早めに・・・」 このような言葉を日常的に使っている管理者は、いわばマネジメントをやっていない。 管理者は「ここまでやれば及第点」という点を示さなければならない。 「ありったけの資料を集めて」などと言われたら、指示を出された方は、どこまでやってよいのか途方に暮れ、安心できない。 遅くまで残業し、肉体的にも精神的にも披露し・・・しかも

  • 整理整頓ができない管理者を信用するな

    管理者(師長)の中には、整理整頓ができない人がいる。 パソコンの画面の周りに『付箋紙』を貼りまくっている師長 横積みにされた書類が溜まっている師長 引き出しの整理ができていない師長 散らかった机 パソコンのデスクトップの画面がアイコンでイッパイ このような症状が見られる師長は信用してはいけない。 自分の管理ができないような人間が、他人の管理なんてできるわけがない。 頭の中がグチャグチャで、「目の前

  • アクリル板を買うのではなく、行動を変えよ

    新型コロナウイルスの広がりがまた世間を賑わしている。 東京では過去最多を記録し、北海道でも病院のクラスターが発生しているようだ。 個人的には「いずれにせよ、みんな一度は罹る」と思っているので、そろそろ順番が来るかな・・・と思っている。 できる限りの『予防』は必要だと思うが、予防効果の少ない方法には賛成できない。 コロナが流行し始めてそろそろ1年が経とうとしている。 テレビやネットで色んな意見がぶつ

  • 北海道の病院でクラスター 全階感染

    北海道の病院でクラスターが発生し、病院職員50人離脱、全階感染とのニュースが流れている。 病院で働く者としては、想像するだけで恐ろしい。 ネット上では「Go toを止めない政府のせいだ」と声を上げている人もいる。 ありがたいが、誰かのせいにしても解決するわけではない。 まずは「対策」を急いで頂きたい。 Go toはとりあえず一旦ストップ イベントの縮小 夜の飲食店の営業縮小 経済云々・・・の発言

  • ソフトバンクホークスとジャイアンツの違い

    『福岡ソフトバンクホークス』と『読売ジャイアンツ』の試合で、ソフトバンクが圧倒的に強さを見せつけ、4連勝の末に優勝した。 ネット上ではソフトバンクの『強さ』読売ジャイアンツの『弱さ』が強調された文が散見された。 ソフトバンクは勝ち方を知っている 読売ジャイアンツの選手は覇気がない 野球に取り組む気持ちが全然違う など、色んな側面から意見が書きこまれていた。 素人の私でさえ、見ていてその「力の差」

  • 身だしなみは手元を整える

    「身だしなみ」は整えておきなさい。 看護師なら一度は耳にしたことがあるような言葉だと思う。 人間というのは勝手に「イメージ」を持つ 男性が「長髪」で「茶髪」だったら、軽い人間 女性で「赤い」髪の色の人は「こだわりが強くてワガママ」 白衣のボタンを外している人は「だらしない」 など・・・ 外見の「一部」を見て、その人が信用できるかどうかを判断する。 アナウンサーは「身だしなみも会話のうち」と考えてい

  • 「言った」「聞いてない」は意味がない

    「言った」「聞いてない」・・・というトラブルは日常的にある。先日、「他科(たか)」の受診があった患者さんがいた。「内科」で入院している患者さんが「外科」を受診する場合、「他科受診」と言う。「内科」の先生が「外科」の先生へ相談するという意味で

  • 「死にたい」という電話

    先日、夜間に救急外来で勤務をしていると、一本の電話がかかってきた。「死にたい」「今から手首を切って死のうと思う」と電話口で言ってきた。さすがに「ハイ、お好きにどうぞ」とは言えず、しばらく話を聞いた。こういうケースは単なるアピールが多い。何か

  • 通読のススメ

    「わからない事は自分で調べる」社会に出て、よく言われる言葉である。最近はインターネットが当たり前の時代になり、たいていの事はググれば出てくる。わからないことがあっても、数秒後には「何らかの」情報は得られる。理解できるかどうかは別として、簡単

  • 師長は身体を動かしなさい

    師長になると事務仕事が増えて「座りっぱなし」の時間が長くなる。私は一カ所にじっとできないタイプなので、用事が無くても30分に1回は立ち上がってウロウロしている。スタッフは忙しくて走り回っているのに、師長はパソコンの前に座って何をやっているか

  • 心のブレーキを知る

    朝から問題☆********************************AさんとBさんが車で時速80kmを出そうとしています。Aさんはアクセルを全開で踏んでいます。Bさんもアクセルを全開で踏んでいますが、なぜか同時にブレーキも踏んで、サ

  • 先に「相手が欲しい言葉」を言いなさい

    結婚の報告をしたのに「おめでとう」と言ってもらえなかった 妊娠したのに、「困る」と言われた 結婚退職の報告をしたら冷たくあしらわれたダメな師長の例として、よく話題に上がるネタである。もう何十年も前からある話題なのだが、いまだにTwi

  • 睡眠負荷を減らそう

    突然ですが、寝不足は絶対にダメです。最近は『睡眠』に関する研究も進んでおり、睡眠に関する書籍も充実しています。睡眠はホモ・サピエンスにとって、大変重要なものです。「睡眠負荷」という言葉があります。睡眠を借金に例えた表現で、睡眠不足が毎日続く

  • 師長ブログ(師長日記)を考える

    師長ブログ(師長日記)は少ないのか?『めでろぐ』を書きはじめて5ヶ月半になる。勢いではじめたブログにしてはよく続いていると思っている。Twitterでも「いいね」を頂き、読んで頂いている皆さんには感謝している。先日、ふと思ったことがある。「

  • 『同期行動』が絆を深める

    私の部署では、毎朝「看護部理念」をスタッフ全員で唱和している。個人的には「唱和」なんてダサいと思うし、部活動みたいであまり好きではない。朝からみんなで声を出し合うなんで、ナンセンスだと思っていた。ただ、やりはじめてみると、デメリットばかりで

  • 免疫は腸から

    最近、めっきり寒くなってきて、空気が一気に乾燥してきた。我が家の温湿度計は「インフルエンザ注意」と表示されている。気温が下がり、湿度が下がるとウイルスが広がりやすい。「加湿をしましょう」と世間一般的によく言われている。大事なことであると思う

  • インスタグラム

    インスタグラムというものをキチンとやったことがない。若い子は『LINE』や『インスタ』をよく使っているようだが、「自分が撮った写真を自慢して何が楽しいのか・・・」と、インスタグラムについては、その程度の知識しかない。もうただの「印象」で批判

  • 上手に怒られなさい

    師長になると「スタッフを怒る立場」と思われがちであるが、怒られないわけではない。 患者のクレーム対応で患者や家族から怒られる 部署の事故報告時に看護部長から怒られる スタッフ教育ができていないと医者から怒られるなど、怒られる対象は変わ

  • ネガティブは頭を悪くする

    「看護師の世界は人間関係が悪い」という意見を散見する。私が今所属している部門(病棟)の人間関係は良好であると思っている。師長の「勘違い」で、私だけが「良い」と思っているのではないか・・・と思われる方も多いと思うが、他の部署の人からも良く言わ

  • 「結果」は一部でしかない

    師長になると、様々な「データ」から他の部署と比べられる。 褥瘡件数 転倒転落件数 入退院数 訪問看護数 のべ人数 回転数 加算件数など様々な「結果」が部署ごとに表示される。私なんぞは「くだらない」と斜に見ているので、何とも感じ

  • 悟られてはいけない2

    一昨日「悟られてはいけない」と記事にしたが、改めて「悟られてはいけない」という話をする。医療の世界は「大変な」世界である。しかし、その中でも「そうでもない」という人もいるし「こんなにヒドイと思わなかった」という人もいる。「科」によっても変わ

  • 悟られてはいけない

    先日、テレビを見ている時、「笑点」の師匠から言われた言葉・・・というものがあった。(何のテレビだったのか忘れてしまったのだが・・・笑点の運営を任されている女社長の話だったと思う)その「笑点」の師匠は、「悟られたらいかんぞ」と部下に言っていた

  • メンタル不調の原因

    近年、「メンタル不調」の話題をよく耳にする。当院でも、年々メンタル不調を訴える人は増えており、2020年度は2019年度の10倍らしい。おかげさまで自部署でメンタル不調者はおらず、「院内でメンタル不調者が増えている」と耳にしたときは、正直驚

  • インフルエンザとコロナウイルスの違い

    最近寒くなってきて、「インフルエンザ」の流行に神経を使う時期がやってきた。今年は「新型コロナウイルス」の流行も重なると予測されており、気が抜けない冬になりそうだ。冬になって気温が下がると、ヒトの免疫力が低下する。温かくして過ごさなければなら

  • 流行り物はおさえておく

    世間では「鬼滅の刃(きめつのやいば)」が流行している。これまでに無いスピードでコミックが売れ、映画も興行収入が100億円を突破したらしい。私は全くハマれなかったが、ハマる人は勢いがすごい。こちらが驚くほどの「熱量」で話してくる。私はコミック

  • 貧乏人にはこうやってなる

    誰しも「金持ち」になりたいと思っている。お金があれば、好きな物が手に入り、好きなことができる。人生を楽しむ可能性が広がる。小さい頃、「お手伝いをしたら、小遣いをあげる」とか「宿題をしたら小遣いをあげる」などと親から言われた人はいるだろうか?

  • 不安を持つことは大事

    3年目~5年目の若いスタッフと面接をしていると、「自信が無いんです」「不安です」という言葉をよく耳にする。昔は「不安があるという事は勉強不足」「経験不足」だと思っていたが、最近は違うと考えるようになってきた。この「不安」というものは非常に大

  • 見えるのが怖い

    看護師として働きだして20年になる。若い頃は「エキスパートナース」に憧れ、医療の最先端を身に着けたいと思っていた。私の若い頃は「医龍」というドラマがあり、それを見て「カッコいい」と思ったものだ。また、海外ドラマでは「ER」というドラマも好き

  • どこで働くか、誰と働くか

    良く聞く言葉だが、「どこで働くかではなく、誰と働くかが大事」と言われる。私もこれには同感で、「どこで」はあまり問題にならない。「問題にならない」と書くと語弊があるかもしれない・・・その「場所」も「人」の集まりなので、突き詰めれば「誰と」とな

  • ナースシューズはインソールが肝

    ナースシューズはここ数年「スニーカータイプ」が主流になっている。以前は「サンダルタイプ」が主流だったが、今は「足の甲」が覆われている「スニーカータイプ」が主流である。足の上に「針」などの危険物が落ちてきても、防げるように足の甲は守らなければ

  • 看護師の借金

    先日、スタッフの面接時、3年目のスタッフが「奨学金の返金」について話してきた。看護師は奨学金を借りている人も多い。奨学金の良いところは「利子が付かない」(付くものもあるが)という点。私も学生の頃、「奨学金」を借りていた。もう全額返したが、2

  • 相手のために話す

    何でもそうだが、話をする人は「相手のために話す」事を忘れてはいけない。師長(管理者)になると、「自分は偉い」と勘違いする人がいるが、そもそも「偉くも何とも無い」。「『偉い』って何だ」って話。師長になって、頭が良くなった気分になっているのであ

  • 「3」を続けなさい

    Twitterでは、「看護師という仕事」の批判を多く目にする。看護職は確かに大変な仕事であると思う。私はかれこれ20年この世界にいるのだが、「楽」だと思った事は無い。面倒な事は多いし、課題は多いし、勉強は続けないといけないし、批判されるし、

  • 文章力の上げ方

    看護師の中には「文章が書けない人」がある一定数いる。自分の考えを「レポート」にまとめられない。何を言いたいのかわからない文章を書く・・・という人たちである。私が若い頃、文章力を上げるには「本をたくさん読みなさい」と言われた。しかし、年をとっ

  • 熟成と三上

    医療者はせっかちな人が多い。周囲の人を見ているとそう思うが、自分自身もそう感じる。基本的に「待つ」という行為が苦手だ。そのくせ、レポートは提出期限ギリギリまで書かない人が多い。私はこれさえ「待てない」ので、課題が出たその日から書き始める。レ

  • 精神科ナースも身体を学習せよ

    夜中の1時ころ、ある精神科病院から転院依頼の電話がかかってきた。主訴は「意識障害」と「ショック」第一報を聞いたとき、突然の状態悪化(急変)かと思っていたが、よくよく話を聞くと・・・ 1ヶ月前くらいから殆ど食事が取れていない 1ヶ月で10

  • 仕事の効率を上げる方法

    師長になり「事務仕事」が増えた。もちろん、病棟内のトラブルや患者ケアに関わる時間がゼロになったわけではないが、パソコンの前で作業する時間が増えた。周囲から見ると「何をやっているのか?」と思うかもしれないが、チョクチョクした面倒な仕事が多い。

  • 池袋暴走事故の加害者から予測すること

    池袋暴走事故の加害者から考察すること池袋暴走事故の裁判があり、飯塚幸三被告(89)は「車の不備が原因と思っている」と話したらしい。車は事前にメーカー(トヨタ)が調査し、異常は無かったという。ネットには「『プリウス』が操作を誤りやすい構造にな

  • 声の効果

    あまり喋るのは得意な方ではないのだが、現場での「声」はとても重要だと思っている。ここでの「声」は「スタッフの意見」ではなく、普通の「発声」の方である。「声」に関しては、さまざまな研究もされており、「思考の整理学」(外山滋比古)には「声を出し

  • 名プレーヤーが名監督になるわけではない

    タイトルで書いたが、よく聞く言葉に「名プレーヤーが名監督になるわけではない」という言葉がある。看護の世界でもそうだが、「現場の仕事ができる人」が「管理職」になるケースは多い。天才的に仕事をさばき、質の高いスピードのある仕事をやるプレーヤーは

  • 病棟が変わった!?

    ちょうど今、上期の面接の時期なのだが、スタッフから「メデ師長が来てから病棟が変わりました」と言われる。1人2人だけでなく、よく言われるので、気分良く調子に乗っているのだが・・・ハッキリ言って私は何もしていない。「何もしてない」というのはちょ

  • リーダーシップとは

    先日、看護師2年目の研修があった。リーダーシップ研修という名称の研修なのだが、2年目の後半頃より「リーダー」について学んでもらう集合研修となっている。2年目でリーダーとは・・・・を学び、3年目でリーダー自立を目指す。ただ・・・突然「リーダー

  • 看護協会は方針を示せ

    看護協会ニュース相変わらず「紙ベース」の協会ニュース(そろそろ「紙ベース」は止めてもらえないだろうか)先日8・9月号が配布された。普段あまり読まないのだが、今回「病院および有床診療所における看護実態調査」の結果概要がまとめられていたので読ん

  • リミッターをはずせ

    歳をとってくると、だんだん「予防」に力を入れるようになる。 怪我をしないように 遅れないように 飲みすぎないように 疲れないようになど、若い頃に行っていた「無理」「無茶」をやらなくなる。これはこれで生きていく上での知恵なのだろうが、

  • 不安定なときに大事な決定をしない

    「不安定な時期に大事な決定をしない」私たちはわかっているようで、意外とわかっていない。例えば、親や兄弟が亡くなった時、冷静な判断ができなくなる。葬儀屋さんの言われるがまま、高いプランを選んでしまう例は良く耳にする。この場合、周囲がサポートし

  • 情動的ストレスは道徳的義務を打ち負かす

    昔々、ある実験が行われた。---------------------------------------------社会学史上でも意地の悪いことで指折りの実験である。1970年12月、プリンストン神学校の学生の一部を対象に行われた実験。この

  • 百日理論

    「百日理論」という言葉を聞いたことがあるだろうか?ネットで調べると、「どんなことであっても、 百日連続で真剣に継続すると、 習慣化され、 必ず大きな成果が表れる。」 という意味が書かれてある。私もうろ覚えであるが、『百日続けることで「習慣」

  • 他人に伝えるための2つのポイント

    また発表スライド(パワーポイントの手直し)の相談が来た。定期的に他部署の師長から「今度発表するスライドを見てほしい」と依頼が来る。私は暇だと思われているのだろうか?もしくは、看護部長に提出する前の登竜門とでも思われているのか?それだけ「慕わ

  • 第3波に備えよ

    余計なお世話であるが、第3波はもうそろそ来るのではないかと思っている。テレビではGoToキャンペーンのニュースで騒がしい。メディアは勝手なことを言うし、スポンサーの機嫌取りしかやっていないので、信用しない。インターネットはみんなが勝手な意見

  • 話すのではなく聞け

    病院で起こるクレーム対応Twitterにもつぶやいたが、先日救急外来(ER)夜勤で一発目からクレームの電話を受けた。前勤務の医師へのクレームだったのだが。。。 さっき対応した医者の名前を教えろ あの若造が、俺より若いくせにという「お怒り

  • リスクだらけ

    新型コロナウイルスの感染が話題になり、数ヶ月が経つ。この1年で大きく生活様式が変わり、それにもだんだん慣れてきた。私たちが生きている現実はリスクに満ちあふれている。交通事故で死ぬ人は年間3,000人以上いるのに、それよりも死亡数の少ない「新

  • 「ナッジ」という手法を活用する

    勉強したくない仕事したくない朝起きたくない人間は楽な方に流されやすい。更に言えば、「目の前の事象」に簡単に左右される行動を取る。肉を買いに行ったとしても、刺身が「90%Off」なら容易に刺身を買う。「○○をやらない」というネガティブ思考は辛

  • 情報はできるだけ絞る

    毎日毎日、色んな情報が飛び交っている。インターネットの世界を覗けば、時間があっという間に過ぎてしまう。一時期「情報過多」という言葉が流行っていたが、その「情報過多」もコモデティ化された。ドラッカーが「コンピューターリテラシーは当たり前のもの

  • 入院中に下着を着せてもらえない

    入院中の下着「シャツも着せてもらえないのですか?」「下着を持ってきているのに、洗濯物が無いなんて・・・使ってないのですか?」家族からこう責められたことのある看護師も多いと思う。特に急性期の病院では、下着が着れないケースがある。「着れない」と

  • 医療を優先するか、生活の質を優先するか

    病院に入院すると「医療」が優先される。今まで好き勝手に食べたり飲んだりしていた生活と突然切り離される。いわゆる「普通の生活」とは違う「非日常」になる。医療は契約であるが、医療側と患者(もしくは家族)間で齟齬(そご)が生じる。例えば、心不全の

  • 満足度の高い職場とは

    満足度の高い職場とはどんな職場?「働きやすい職場で働きたい」とみんな思っているはずであるが、集団になると色々とうまくいかないらしい。 スタッフを怒鳴り散らす管理者 口ばかりで仕事をしないお局 出来の悪い新人Twitter住民は「となり

  • 暴力患者の対応

    暴力をふるう患者にどう対応するか 入院患者さんに殴られた 叩かれた 蹴られた 首をしめられた 噛みつかれた 物を投げつけられたは、病院で働いていると結構ある。生活環境が突然変わったり、身体の状態が悪化する事による「せん妄」近年、

  • しばらくブログをお休みします

    突然すみません。本業(師長業務)が忙しくなってきた事と、他にちょっと取り組みたいことができたので、しばらくブログはお休み致します。もともと、好き勝手書いていますので、大した内容ではありませんが、読者の皆さんの生活の刺激になったならすごく嬉し

  • SUIT2というドラマ

    SUIT(スーツ)というドラマを見た事があるだろうか?織田 裕二主演のドラマで、今は「SUIT2」が毎週放送されている。織田 裕二が好きなので見始めたのだが、内容が好きで、毎回勇気をもらっている。(残念ながら視聴率は悪いようだが・・・)me

  • ネット情報による副作用

    「ネットを見て、ここで治療をやってもらえると知って来ました」突然救急外来に患者が県外から乗り込んできた。話を聞くと、聞いたことも無い治療方法を話し出す。「こんな治療方法をやってもらいたいのです」という要望。医師が困って「そんな治療方法は知ら

  • ナースの直感

    看護師をやっていると「直感」が働く事がある。患者が亡くなる前不穏になる前この人とこの人が付き合っているなど・・・「女の第六感」的な感じで捉えていたが、最近の研究では人間がどのように意思決定を行うかが、理解されるようになっているらしい。今、「

  • 医療費は節約すべきだ

    Twitterでもつぶやいたが、先日入院患者がエスケープした。先月1人、今月1人・・・先月の患者は認知症だったので、かなり必死に探して見つかった。今回の患者は「お得意様」であり、探す必要もなかったのだが「形式上」探した。この患者には過去に何

  • 精神科患者は何をしてもよいのか?

    精神疾患のある人が人を殺した・・・というニュースが時々流れる。精神疾患を抱える患者は、過去の歴史により法律が作られ、精神科患者は世間から守られる仕組みになっている。「判断能力が無い」という理由で実名や顔が公表されないケースがある。個人的には

  • 師長になんかなるもんじゃない

    師長になっている私が言うのも何ですが・・・看護師の「師長」という役職は、患者さんに直接「看護」をやりたい人にとって、全く面白くない役職です。 全体的なマネジメント(人・物・金) クレームコントロール 見た目(周囲からの印象)が好きな人

  • 相手の聞きたいことを話しなさい

    組織の中で経験を重ねていくと、「人前で話す」という場面が増えてくる。・会議の司会進行・発表・勉強会・挨拶・何かの説明など・・・・得意であろうが、苦手であろうが、必ず経験しなければならなくなる。私は人前で話すのが苦手である。昔から「他人に教え

  • 人が足りない・・・

    医療現場において、「人員不足」は日常的である。「人が多い」と感じることは殆どない。どこもかしこも「マンパワー不足」と叫んでいる。有名な話の中に、『2:6:2の法則』というのがある。聞いたことがある人も多いと思うが・・・優秀な人2割普通の人2

  • 風邪くらいで・・・

    新型コロナウイルスが流行し始めて、「ただの風邪」がひきにくくなった。「風邪」と書いたが、医学的には「感冒(かんぼう)」と言う。恥ずかしながら、突然「咽頭痛」の症状が出てしまった。クーラーを入れて寝るこの時期は、毎年「軽い風邪」をひいてしまう

  • 当事者にしかわからない

    新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止により、病院は「面会制限」が続いている。日本は4月頃から急激に「コロナ」の話題が続いているが、面会制限も長くなればなるほど「程度」が難しくなる。「新しい生活様式」が謳われる中、面会にも様々な工夫が取り入

  • 「型の伝承」を優先しない

    組織において「今までのやり方を変える」というのは本当に難しい。どの組織も同じような悩みを抱え、往々にしてそれを「人のせい」にしてしまう。●あの人がいなければ変わるのに●管理者が変われば変わるのに●社長が新しい考えに変われば良いのになど。組織

  • 常に変化する

    病院というのは、日々「何か」が起こる。Mr.Childrenの歌詞の中に「変わらないものがあるとすれば、『皆変わっていく』って事じゃないかな」という歌詞がある。(曲名は忘れた)何かの本でも、同じような文章を読んだことがある。「これからも変わ

  • 死ぬまで治らない

    今年の夏は暑い・・・各地で「観測史上最高温度」が出たり、一人暮らしの老人が熱中症で運ばれ、そのまま亡くなる・・・というニュースが毎日のように流れる。家にいるのに熱中症クーラーは家にあるのに、つけていなかったクーラーの設定温度が31度だったな

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、めで師長さんをフォローしませんか?

ハンドル名
めで師長さん
ブログタイトル
めでろぐ
フォロー
めでろぐ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用