登山口地蔵落ち梅山の材木場シモツケノリウツギイワガラミ角川源義/白南風やきりきり鷗落ちゆけり白南風の美人消へゆくスタバかな/パセリ芥川龍之介/白南風の夕浪高うなりにけり
今日の夕散歩↑カモたちが増えてきた来月から気温が上がるらしいこれは↓モチノキかな❔まつげに綿蟲少年兵のたんじようす/森青萄
日が短くなり午後4時半でこの暗さ今日は価格も一応落ち着いたガソリンを入れに行きついでに木彫りの里周辺の紅葉具合を見る最近の寒暖差は申し分ないが猛暑と干ばつが続いたせいか色付きと同時に葉も慌てて落ちている感じで秋景色としては閑散としていた鉄・非鉄買取りします金秋も/森青萄
手前にヨモギの花↑背高泡立草後ろは林檎畑天井のなき監獄に秋の月/森青萄
雨のあと午後5時にあがってきた栗名月2枚軽鴨もナントナク漂っている↓山口澄子/振りむけばみんなひよつとこ十三夜横山万兆/犬の尾に冷たき土間の十三夜空爆や子ら打擲す冷やかに/森青萄今日は一日遅れの十三夜月
キャベツ畑(ワタシもまだトマト育てています)↑そろそろ冬眠の準備に入るらしい青蛙↓中村千絵/甘藍(かんらん)の渦の真上の月の出よ加藤楸邨/甘藍の一片をさへあますなし石田波郷/雷の下キャベツ抱きて走り出す能村登四郎/白鳥の翅もぐごとくキャベツ挘(む)ぐ今日のキャベツ(甘藍)畑など
野見山朱鳥/火の山にたましひ冷ゆるまで遊ぶ及川貞/いつの間の峡のいり日ぞ肩冷ゆる胡桃の落果↑コシオガマ↓加藤楸邨/脚冷えて靴をひそかにうち鳴らす杉田久女/紫陽花に秋冷いたる信濃かな秋冷2
秋の季語 冷やか・ひゆる・ひやひや・下冷・秋冷・朝冷・雨びえ
ハッとする赤マムシ草の実2枚ヒメジョオン↓野菊の呼び名は野生の菊というほどの意味です飯田龍太/秋冷の黒牛に幹直立す藤井亘/高原の冷えしみとほる細身の銃橋本鷄二/冷やかにただ一言の美しき香西照雄/月の出は何時も冷やか戦あるに秋の季語冷やか・ひゆる・ひやひや・下冷・秋冷・朝冷・雨びえ
好きなクサギの実2枚ノコンギク↓数年前にもカエンダケが出たが…今年も別のところで出ただいたいは古めの切り株の辺りで一見地味な月夜茸の被害も出ておりますヒラタケに似ているようですが毒ですからけむり茸はユーモラスです踏むとバフンと白い煙を吐きますよねただそれだけですが〰️西東三鬼/紅茸を怖れてわれを怖れずや原子公平/朽木に高く赤き菌の輝けり小林黒石礁/けむり茸踏む強力の腰つよしふたたびみたびくさぎの実
ナギナタコウジュ↑ヤマウルシ↓篠田悌二郎/うるし紅葉水なにかはと燃えうつる角川源義/漆紅葉一葉にをれば唇のごと今日の漆紅葉(うるしもみぢ)
農園のダリア(天竺牡丹)↑茶の花↓古舘曹人/妻不撓不屈のダリヤ咲きふゆる清水基吉/ダリア剪る生涯の妻の脚太しダリアの首たれて気温のほどのよき/森青萄
本宮銑太郎/枸杞摘むや雲噴きあがる海の方枸杞(クコ)高橋謙次郎/枸杞は実となりて救世軍士官今日の枸杞
猛暑が続いた今年は蜂の活動も盛ん↑ハチの巣駆除で頼む業者に詐欺的トラブルが多いらしい零余子(むかご・ぬかご)が売っていたのでを買ってみた↓ほぼ食べ馴染みがないため零余子飯ではなくただ塩茹でしてつまんでいるがかなり独特の風味である?長谷川零余子/枯枝にからみて枯るゝ零余子かな宮部寸七翁/二つづつふぐりさがりのむかごかな細川加賀/わが庭の零余子を拾ふものもなし斥候の蜂かきまはす空に傷/森青萄
けっこう花期の長いボタンクサギ(牡丹臭木)の花↑下から這い出してきたフッキソウ(富貴草)↓高橋淡路女/頬杖に深き秋思の観世音稲垣きくの/人憎し秋思の胸に釘うちこむ丁寧に噛んでこめかみより秋思/森青萄
枝先に数輪ジュウガツザクラが見えたやはり十月である山口誓子/蜂死して十月の峰天聳(そそ)る相沢静思/十月の電車忘れし帽子のるほつ枝(え)先あはと十月桜咲く/森青萄
スポーツセンターの裏口のヤクシソウ(薬師草)↑今日は銀杏の下見だけ↓センター正面の並木は銀杏の雄木のみ奥には雄木と雌木の並木↑両方揃ってないとギンナンは落ちてこない今はまだ落果は↓少しだけ太田一陽/ぎんなん焼き夜の怒濤を聞きをれり恩讐のかなたの銀杏雄木かな/森青萄
今日午後5時の散歩道↑まずは日光連山那須の方面↓軽鴨とオオバンが少し来ている先日は遭難者4人が亡くなった那須の朝日岳方面↑単独行ではなかったから下山できなかったのかなぁ?山小屋の人の意見は聴くべきかと…井上宗雄/秋夕映森はマラソン吐き続け野口大輔/妻の刻いつもときいろ秋夕焼け秋夕焼原子力潜水艦航行中/森青萄
躑躅の帰り花↑カンポーシャゲキという言葉は聞いたことがある小さい頃親たちが話していたから今回は地中海から艦砲射撃を行ったとの話だが?いつの世の艦砲射撃帰り花/森青萄
サラシナショウマ(晒菜升麻)の様子を見に行った…思ったより増えて広がっていたたばかりて風なし崩し攝津の忌/森青萄
この秋空を鷹(たぶんサシバ)30数羽が悠々と渡って行きました市貝からかな?鷹は空の王だなと思う🦅鷹柱吟行会たあしやらくせえ/森青萄
ヤマグリシロヨメナ↓寂しければAmazonに購ふ秋風鈴/森青萄
カントウヨメナ❔↑チカラシバ↓イタドリ↓けっこうキレイな川原の風物隙あらば来てをり一文字せゝり/森青萄
ムラサキエノコログサ↑今日の散歩で久しく見なかったママコノシリヌグイ発見↓何年ぶりだろう…ミゾソバやアキノウナギツカミやママコノシリヌグイが消えてより井戸祓いは季語ではなく土地の所有者や業者の意向で神社などにお願いする行事なのだろうたぶん禍がないようにと無季句だが高野先生は採ってくださった井戸はらふ神まだありと仮定して/森青萄
明るい秋の菊と書いてシュウメイギクなのだが…↑散歩コースに黄花秋桐(キバナアキギリ)が群生中暗く湿ったところを好む花秋桜よりも秋明菊さびし/森青萄
散歩コースの曼珠沙華↑群れるコシオガマ(小塩竃)↓半寄生植物とはいえ➰自分でもしっかり光合成をしているコシオガマある時一斉に消えてしまい又ある時には何処かで群れ咲いている花熱帯魚どれがわたしの領布(ひれ)かしら/森青萄
カワラナデシコが咲き残っていないかどうか見に行きましたが…どこにも見当たらず…男体山とススキばかりです↑川沿いでは勝手にキャンパーもおりバーベキューの用意を始める高齢組もしかし風が強く冷たくとても外でものを食べる状況にはないような↓すっかり諦めていた帰り道↓まるで待っていてくれたようなたった一輪すっくと綺麗な河原撫子に遭えました~😆💕池上樵人/撫子や雌伏のさまの日本海秋元不死男/岬に咲く撫子は風強ひられて颶風の王おそれガソリン満タンに/森青萄
午後5時過ぎ↑日光連山には昨日と同じような雲…一気に気温が下り風が強い群れるヤマハッカの仲間かカメバヒキオコシに似ているキツネ顔ランボーの腕の太さや神輿棒/森青萄
オトコエシ(男郎花)↑ヒヨドリバナ(鵯花)↓去る7/11の生物担当学芸員さんのブログより画像拝借↑繁殖させるために少数を羽化させた蚕だがこれは少ししか飛べないし目もあまり見えていないだろうと思う羽化しても自力では活きられないように蚕はプログラムされています↓貴重な画像です学芸員さん❗️たいへん勉強になりました~ありがとうございます🙇上掲の句は高野ムツオ先生に「すべてなく」とご添削いただきました(推敲)活くるすべてなく這ひだす蚕羽化/森青萄活くるすべなくて這ひ出す蚕羽化/森青萄
コシロノセンダングサ(小白の栴檀草)↑彼岸花↓待ちびとに大波は来ず攝津の忌/森青萄
彼岸花↑自販機と共に建つ餃子の無人販売所↓お客はほとんど見ないが➰柿が色づいてきている↓秋元不死男/柿の種うしろに吐いて闇ふかし山田みづえ/少しづつ真面目になりて柿を食ふ柿びより上司の仕事ハンコ押し/森青萄飯田龍太/吊鐘の中の月日も柿の秋
田畑の際から高さの違うバイパスの歩道に向かって擁壁が作られているそこを上って来て陣地を広げるマメアサガオ安住敦/蕾あるかぎり朝顔咲きにけり小沢碧童/始めから朝顔小さく咲きにけり杉田久女/朝顔や濁り初めたる市の空日野草城/朝顔やおもひを遂げしごとしぼむ朝顔や長さのちがふ箸のこる/森青萄擁壁を上りくるくる豆朝顔(マメアサガオ)
秋の田・稲田・早稲田・晩田田(おくてだ)・稲熱田(いもちだ)・山田
刈り入れが早かった田圃は既にひつじ田になっています↑これは日照りで枯れたらしい稲↑立っているのも実が入っていないようです🌾山口誓子/秋の田にものを落して晩鴉(ばんあ)過ぐ下村槐太/秋の田の大和を雷の鳴りわたる葛山たけし/秋の田のいづれの道をかへらむか秋暑し葬式饅頭わたし終へ/森青萄秋の田・稲田・早稲田・晩田田(おくてだ)・稲熱田(いもちだ)・山田
「ブログリーダー」を活用して、青萄(せいとう)さんをフォローしませんか?
登山口地蔵落ち梅山の材木場シモツケノリウツギイワガラミ角川源義/白南風やきりきり鷗落ちゆけり白南風の美人消へゆくスタバかな/パセリ芥川龍之介/白南風の夕浪高うなりにけり
クジャクチョウキリンソウシモツケソウ曾祇もと子/摩の一字書きてつまづく夏経(げぎやう)かな志田素琴/雑炊の淡さ馴れ来し夏書(げがき)かな
ハナチダケサシヤマユリウバユリヘビトンボ昨夜は地震が来たよね部屋にムカデ🐛も出て来て外にホオッたよね雨は今日は降ったり止んだり☔️富安風生/畜生に戒名はなし夏花供げ宇佐美魚目/夏花摘(げばなつみ)あるけばうごく山の音
霧降の夏2トリアシショウマクガイソウツツジフジバカマ朴の花三谷露外/たまゆらに朴の花散る夏断かな河東碧梧桐/夏断(げだち)して仏の痩を思ひけり
シロバナニガナハナニガナ霧降の夏ツマグロヒョウモンエルタテハアサギマダラ川上一郎/黒揚羽絶えず飛びゐる安居かな藤後左右/まつさをな雨が降るなり雨安居富安風生/杉深くいかづちに居る夏行かなたましひの寄りくる解夏やおほき蝶/パセリ夏の季語/安居(あんご)・夏安居(げあんご)・雨安居(うあんご)・夏(げ)・一夏(いちげ)・夏行・夏籠・夏の始・一夏九旬・夏百日・百日の行・後安居(ごあんご)・解夏(げげ)・夏の終
カサブランカコオニユリハスシオカラトンボノウゼンカズラ飯田蛇笏/砂走(すばし)りの夕日となりぬ富士詣勝又一透/雨ながら麦藁蛇に灯ともりぬ夏の季語/富士詣(ふじまうで)・富士道者・富士行者・山上詣・富士講・浅間(せんげん)講・篠小屋
ヒメヒオウギズイセンクサアジサイクサカゲロウの卵↑タマアジサイ↓田村木国/烈風にかゞりを焚いて祭かな冨田木歩/街折れて闇にきらめく神輿かな平畑静塔/葉つぱの子てんとう虫も祭の子
山百合ナナフシの仲間鈴木花簑/四囲の山あをあをとある競馬かな亀井糸游/一文字に烏帽子の葵賀茂競馬志田素琴/競馬果てゝ人散る左京右京かな
蓮いろいろ服部畊(こう)石/蓮の葉に雨と見る間に豪雨かな中野たか緒/やすやすと白鳥孵り蓮巻葉黒く迅く沈む飛燕や蓮青葉/森パセリ浅井啼魚/蓮の葉や雷雨の中に飜り
シモツケコウホネ(下野河骨)三島晩蟬/水馬休めばすぐに流さるる滝春一/水路にも横丁あつて水馬村上鬼城/水馬水に跳ねて水鉄の如し
ルコウソウドロバチの仲間キカラスウリコムラサキシキブ西本一都/しろがねの水くろがねの水すまし輪を描くまひまひ乱世の螢とも/森パセリ村上鬼城/まひまひやかはたれどきの水明り
シチダンカ白花七段花💬風船虫とはコミズムシのこと岩井野風男/ふうせんむし腓返してしづみけりまぼろしの昼間さまよふ七段花/森パセリ田村了咲/風船虫学習の子に紙あぐる
ネムの花盛り寝冷子❔小谷猫氏(=^ェ^=)秋元不死男/寝冷えして昼啼く鶏を悲しめり捨駒も犬死もなし炎帝戦/森パセリ阿部みどり女/髪こはして枕に沈む寝冷かな
ヒサカキの花モミジイチゴの実↑茶漬け↓山根村笛/国譲りの嚴真榊の花白しながさく清江/朝市や涼しき雨の榊売阿部みどり女/裏庭のさかきの花も卑しからず
松の花白花ムラサキツユクサ山田みづえ/木斛の花うすあをき別れかな竹田啞子/木斛の花降りつづく雨のあと
トキワナズナ・ヒナソウ昼蕎麦トキワナズナ上川井梨葉/敷紙や黒き板戸もあけ放ち室生犀星/渋ゆとんくちなしの花うつりけり本田あふひ/故郷は油団(ゆとん)に暗し客主
マタタビの花蕾涼風の座敷に寛ぐ老猫高田蝶衣/魚屑を鷗に投げつ沖膾百合山羽公/ただれ眼の漁夫の庖丁沖膾河東碧梧桐/沖膾流るると舟中の人知らず
オオムラサキツユクサニッコウキスゲ↑ハコネウツギ↓ハナショウブ菖蒲と勿忘草ワスレナグサ石橋秀野/短夜の看とり給ふも縁かなひとの短夜カミも仏も鬼もなし/パセリ与謝蕪村/短夜や蘆間流るる蟹の泡
高野素十/一汁の一菜の夏館かな宇野端/夏館主客の微笑木の間より
ゼンマイランチ八木林之助/水貝や父ばかりなる父の家曾祇もと子/水貝を出されて奈良の茶飯かな
シュウメイギク↑アジサイに寄りかかるヤマユリ↓名前がしかとわからない花も↑↓夏鶯とニイニイゼミも鳴き出しました本宮銑太郎/梅雨明けのもの音の湧立てるかな
梅雨の山百合梅雨明けと言われても…あと2日くらいは梅雨なのでは?山口誓子/七月の青嶺まぢかく鎔鉱炉
ナナカマド↑青柿↓ネムノキ↑ヒメコウゾの実↓海馬いま見失ふ刻合歓の花/森青萄
雨がパラパラの時に出てきたが着いたら本降りに…ワタシは雨女なのかな(笑)とりあえず山百合(前回とは別の場所)の最終確認にこちらは自生の茗荷↑リョウブ(令法)の開花↑ヤマアジサイはもう終盤↓擦り切れしパンジャビスーツ巫医の夏/森青萄
農道散歩トウモロコシ↑青田↓余り苗↓↓ミニひまわり❔↓↓↓驟雨の森歩兵となりて跋渉す/森青萄
農道散歩ヤブカンゾウ↑オオハンゴンソウ↓アメリカセンダングサ↓↓生き神の供儀に藪萱草の首/森青萄
農道散歩ヨウシュヤマゴボウ↑オオイヌタデ↓ヒルガオと貰い物のパンナコッタ↓神野三巴女/よく剪るる鋏失せけり黴の宿野見山朱鳥/交響楽運命の黴拭きにけり黴の宿サムソナイトは要りません/森青萄里見信子/モンローの写真を壁に黴の家
夏萩↑今日はクルマの定期点検終わってデリカminiの袋をもらう↓受付にワンコのぬいぐるみ~可愛いので撫でてみました~ViViちゃんからもらったスイーツ↑車が早めに上がったので散歩コースに行き~ずいぶん少なくなりましたがこちらにも山百合大株のものは前から盗られて今は在りません大野林火/夏萩やすいすい夕日通り抜け几帳面なる大男の夏帽/森青萄波多野爽波/夏萩やとくとく愽てる男の血
日光連山↑獣にも似てヤマユリ↓左手前にヤブカンゾウ↓奥はヤマユリとウバユリの混成部隊山口誓子/夏の暮れ駅の水栓飲み勤む武田鶯塘/水色のものなべてよし夏夕べ夏の暮嘔吐の口のガーゴイル/森青萄夏の夕(なつのゆふ)・夏夕(なつゆふべ)・夏の暮
金尾梅の門/槍穂高晴れ極まりし夏暁かな平井照敏/夏暁のこゆきみどりの時間かなインクブルーの空へ山百合一斉開花/森青萄夏の暁(なつのあかつき)・夏の夜明・夏暁(なつあけ)
今日の農道散歩花期の異常に長いクサノオウ↑一日花のヤブカンゾウ↓林を切り開いて分譲地にしているA設計のそば↓ハルジオンの中にアレチハナガサ静寂の耳押しつぶす夏の昼/森青萄北野民夫/炎昼や手掴みで売る油揚
散歩コースの高く巨大化するネムノキ遠く離れないと全容が見えないほどに梅の実落ちやまず↓俳句に全く気が向かず…オヤスミ長し🥵永田耕衣/夏の夜の木をこぼれたる蝶々かな久保田万太郎/夏の夜のふくるすべなくあけにけり
コマツナギ↑キキョウ↓ヤマハギ↓両足が重い…脚気のように…皆吉爽雨/年々にそれとも言はず脚気かな松本たかし/あなどりし四百四病の脚気かな平畑静塔/ふくらはぎマリアに見せて脚気なり
ヤマアジサイ↑消えたかに見えたが…貧相なアサザ↓山口誓子/行楽の日焼は撫でて消ゆるほど堀米秋良/さきがけて獣医の我の日焼せり小川軽舟/七夕や砂に落ちたる耳飾日焼・潮焼・日焼止め
西洋アジサイ↑ユッカ↓桔梗↓清原枴童/もとよりも淋しき命水中り森川暁水/貧乏のもらひぐすりや水中り水中り(みづあたり)
ヤマアジサイ↑ヤマブキの花後↓たぶんオルレアの花後↓森川暁水/一晩にかほのかはりぬ暑気中り林翔/低き蝶を見るに甘んず暑気中り暑気中り(しよきあたり)・暑さあたり・暑気負け・中暑
ヤマユリ蕾↑ハス蕾↓枯れ気味のアジサイ↓西東三鬼/光る森馬には馬の汗ながれ平畑静塔/神父の汗どつと惜し気もなし場末池内たけし/汗ばまず急がず歩くこれぞ虚子汗・玉の汗・汗ばむ・汗みどろ・汗匂ふ・汗水・油汗
紫陽花と合歓の花斎藤空華/短夜のあさきゆめみし寝冷かな海馬すでに失ひし刻合歓の花/森青萄久保田万太郎/あぢさいのいろの褪めしは寝冷かな
ワスレナグサ(エゾムラサキ)ヤマホタルブクロ↓今日はかなり気温が上ったため汗だくの散策でした💦ワスレナグサわつと振り向く水置き場/森青萄
オカトラノオの花茂呂緑二/虎の尾の花を抱き落つだんご蜂をかとらのを誰の遠忌か白き藪/森青萄虎尾草(とらのを)・をかとらのを・珍珠菜(ちんしゆさいを)