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地場・旬・自給 https://blog.goo.ne.jp/sasamuraailand/

あしがら農の会で、自給自足の生活を模索しています。 最小限の家のプロジェクトを現在進行中

地域生活(街) 関東ブログ / 神奈川県情報

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笹鶏
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小田原市
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2009/02/16

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  • 海上自衛隊の最新ヘリコプターが2機墜落

    鳥島の東海上で海上自衛隊のヘリコプターが2機墜落した。太平洋の真ん中と言いたくなるような、ずいぶんの沖合で訓練をしている。前回の宮古島での墜落機と同型機らしい。一年が経過して大変な事故が再発してしまった。どうも2機は互いに衝突して墜落したらしい。夜の海上で、潜水艦の探知訓練。潜水艦ににミサイルを撃ち込むような訓練をしていたのかもしれない。普通は高度を変えて飛行していて、ぶつかることはないらしいが、訓練中の見張りが不十分だったのかも知れない。素人が考えただけでも危険な訓練中の事故だ。日本を守るためにすごい場所で、必死の訓練をしていて、死亡事故に遭われた。申し訳ないような辛い思いだ。前回は10名。今回はまだ行方不明を含めて8名という、大変な数の方の事故だ。自衛隊は国土保全隊にした方が良いと考えている者だが、そ...海上自衛隊の最新ヘリコプターが2機墜落

  • 食料・農業・農村基本法の改正

    食料・農業・農村基本法は、農政の基本理念や政策の方向性を示すものとして1961年に作られた。しかし、それからの63年間、その法律は何の役にも立たないまま、農村は衰退を続けてきた。今では経済が農業中心の村は少ないことだろう。農業者は老齢化し、多くの地方社会が消滅を始めている。(1)食料の安定供給の確保、(2)農業の有する多面的機能の発揮、(3)農業の持続的な発展と(4)その基盤としての農村の振興、を理念として掲げ、もって国民生活の安定向上及び国民経済の健全な発展を図ることを目的としている。法律である。この農水省の挙げる言葉がいかにも空しく響いてくる。食料安全保障と言うことが、今度の改正では最重要課題となっている。当然のことで、何十年も政府は食糧自給率の向上と言いながら、向上どころか下落を止めることすらできな...食料・農業・農村基本法の改正

  • 208 水彩画 日曜展示

    462「英太郎さんの田んぼ」2024.4中判全紙463「竹富島が見える」2024.4中判全紙464「竹富島が見える」2024.4中判全紙465「竹富島が見える」2024.4中判全紙466「竹富島が見える」2024.4中判全紙今週は五枚までだった。中判全紙になると、今は1日で描けない。この間、水源の森作りで、100本の苗木を植える作業をしていた。もう30度を超える炎天下だから、かなり重い作業になった。絵の方もかなり重く描いていた。重くと言う意味は今度の相模原に出す絵を描いていた。キャロットタワーのロビーに展示させて貰う絵を描いていたと言うことにもなる。発表をするという意識で絵を描いていたので、少し気分が重かったと言うことになった。絵はどうだろうか。重いだろうか。人目を意識して描くと言っても、何かを変えると言...208水彩画日曜展示

  • もしトランプ後の米中関係

    アメリカではトランプ氏が世論調査では有利と言われている。その背景にあるものはアメリカの分断から崩壊への予兆なのだろう。社会の分断が進み、極端な意見になる人が増える。白人が少数派になること。押し寄せる移民難民の大波。格差と差別社会。そして中国に世界の覇権を奪われること。豊かになりすぎたアメリカ人は、首位転落の不安にさいなまれているのだろう。今も経済は好調なのだ。日本のように停滞の中にいるわけではなく、経済成長を続け、豊かすぎるような人達の国ではあるのだ。競争主義の限界をアメリカは迎えている。豊かさを分け合うことが出来ないアメリカ。能力があるから豊かなのだ。能力がないものは貧しいことは仕方がない。こんな独りよがりの考え方が、アメリカという、経済的には豊かであるが、心の貧しい人達の国にしたのだ。日本がアメリカに...もしトランプ後の米中関係

  • のぼたん農園田んぼの記録

    1番田んぼ担当:中川、笹村「台光」台湾の品種と言われる品種を栽培。120㎝に成るという品種。この田んぼは昨年7月に大規模な土木工事を行い、最初の状態から作り直した田んぼ。田んぼの土壌は新しいものである。一部にはまだ岩盤がある。柔らかく深いところが一部にある。トラックターは使えなかった。水牛で土壌を移動し、水牛のクルバシャーで耕した。水牛だけで作った田んぼである。昨年7月末土木工事完了。水牛ですべてが出来たという点でおもしろい田んぼである。一部に、蓬莱米台中65号が植えられている。石垣の気候にあう、とても元気な稲ということが分った。8月27日に苗代を作り、播種。9月23日に田植えをした。種籾は「西表安心米」の那良伊孫一さんが20年間作られていたお米の種籾を分けていただいたもの。1月13日に稲刈りをした。ネッ...のぼたん農園田んぼの記録

  • サプリメントは危険食品と考えたい。

    日本食品安全協会では、紅麹サプリ問題が起きた後、協会のウェブサイトで緊急に情報発信している。3回目のサプリ問題である。何度もで、申し訳ないが、これは以前からと手も気になっていた問題で、紅麹菌サプリ被害のこの機会に、気付いて貰いたいと思う。「要約すれば健康食品の範疇であるが、有効成分として入っている物質の本体は医薬品である。医薬品が医薬品名で届けたらダメなのに、医薬品を含む総称名なら機能性表示食品の場合OKという事実に私は違和感がある」「機能性表示食品には同じように医薬品を含んでいて総称名で届け出が受理されている物が他にもある」とある。サプリを今でも飲んでいる人は、一度協会声明を読んで欲しい。一般人の私がどれほど注意喚起したところで、サプリはなくならない。サプリが今も日本人の身体をむしばんでいる。問題はサプ...サプリメントは危険食品と考えたい。

  • のぼたん農園水源の森作り

    水源の森予定地のぼたん農園の田んぼは、わずかな湧水を利用した天水田である。この湧水は先枝の集落の基になった尊い歴史ある湧水である。かつて水が途絶えたことはないそうだ。ただその湧く水量は水道の蛇口から出る水と同程度である。つまり、1時間に1㎥メートルぐらいの水の量である。この1時間1㎥の水が倍になったり、半分になったり、雨量によって変化している。この水の量で、2反の田んぼまで、出来ると考えて始めた。それは経験的に、見てきた2反の田んぼを維持できる水の量だ。一年間365㎥の水があれば、2反の田んぼは出来る。2反の田んぼが湧水で出来るとは夢のようなことだった。湧き水であるということは山からの絞り水である。山の木々に降った雨がしずくになり、地中に染み込み地中をだんだんと浸み流れ、湧き水となって岩盤の間から湧き出て...のぼたん農園水源の森作り

  • 経済停滞の中、暮らしはどうなるか

    熱帯睡蓮のティナ若い人達はこれからの生活をどうしたら良いのかと、日本の長い停滞期の中で、不安だろうと思う。私が若い頃は、これからどんどん暮らしは良くなると思えたし、実際に多くの家がそうだった。そもそも大学に行くのに、自活できたのだ。フランスに行く資金も自分で貯められたのだ。50年前の日本は今よりも豊かな時代だった。ここ30年間徐々に時代は厳しいものになっている。若い頃にはまさか年々暮らしが厳しくなるなど思いもしなかった。それもあって自給生活に入る事ができた。自給の御陰でその厳しくなってゆく、生活の大変さの直撃を受けないで済んだ。自給が出来るようになったのが停滞の30年より前だ。食べるものが自給できれば、後はぎりぎりでも何とかなった。いよいよ到来の物価は値上げの春で、さらにものの価格は上がり始めた。値上げし...経済停滞の中、暮らしはどうなるか

  • アメリカにオベッカする岸田総理大臣

    岸田総理大臣が米議会上下両院合同会議で演説をする機会を得た。アベ氏に次いで2回目のことだそうだ。いずれの場合も、アメリカが希望している言葉を表明させられる場である。日本を「米国のグローバル・パートナー」と定義した。日本が米国と一緒に自由と民主主義を基調とする国際秩序を守る決意だと、表明した。となっている。その前段で、自分が子供時代アメリカで育って、アメリカの学校に通い、温かくして貰った話をした。この話はアメリカ人には、気に入られた事だろう。本来なら、原爆投下の広島で生まれ、アメリカを恨みに思い育った。アメリカに行って差別を受けた日本人の少年のはずだ。何か私の気分は晴れない話だ。日本の代表として話すのだから、日本の譲れないことは明確に伝える必要がある。これではアメリカは日本はすべて言いなりだと思っただけだ。...アメリカにオベッカする岸田総理大臣

  • 207 水彩画 日曜展示

    207水彩画日曜展示456「のぼたん農園」2024.4中判全紙457「石垣島赤崎」2024.4中判全紙458「岬」2024.412号459「漁港」2024.412号和紙460「島」2024.46号461「ハイビスカス」2024.43号今週は六点になった。最初の二点が時間がかかった。このどちらかを相模原である水彩人展に出そうかと思う。二点出すのだが、一点はもう決めてあるので、この二点のどちらかになると思う。今度小田原に行くときに、持って行って、額装をしておきたいと考えている。そのあと、その絵は三軒茶屋にあるキャロットタワーというビルの、ロビーに飾るつもりだ。3ヶ月に一回掛け替えつもりだ。絵を人に見て貰うことが必要かと考えたからだ。名前とバーコードを入れておき、意見を貰えるようにしようかと思っている。何しろか...207水彩画日曜展示

  • 好きなことを見付けることが子供の仕事

    父が何度も言ったことは「好きなことを見付けることが子供の仕事だ」と言うことだった。好きなことが見つかれば、どんな努力だって出来るようになる。というのだ。だから好きなことが見つかるまでは、無理に努力をする必要は無い。努力が出来ないのは、まだ好きなことが見つかっていないからだ。こんな風に話した。所が、好きなことが結構難しかったのだ。兄は中学生になって写真が好きになった。所が写真など無意味だと言って、決して好きなこととして認めなかった。写真など藝術では無いと決めつけていた。その違いはなんとなくは分ったが、父が言う好きなことは、なかなか難しかったのだ。もちろん遊びが好きでもそれはだめだった。子供の頃の好きなことは、まさに遊びだった。日がな一日黄鉄鉱堀をしていれば、満足だった。クワガタムシを捕っていれば、おもしろく...好きなことを見付けることが子供の仕事

  • 川勝平太静岡県知事の辞任

    川勝氏が失言で辞任になった。残念なことだった。右翼報道に狙われていたのだから、用心して欲しかった。川勝氏が早稲田大学の教授だったころに、農文協で企画した座談会でお会いし、話を聞いて頂いたことがある。小さな農家が政府の農政の結果継続できなくなる話をしたが、良く理解してくれた。何故政経学部の教授が農業の話のまとめ役なのか分らなかったが、これからは市民が自給農をする時代が来ると言うことを、理解して貰えたと思えた。何を答えてくれたのかは忘れてしまったが、紳士的な立派な方で、反政府の印象は強かった。その後静岡県知事になられた。リニアモーターカーの反対で目立っていた。いわゆる報道機関ではまるで工事を止めてしまう、元凶のように書かれることが多かったが、このリニアの中央アルプストンネルは、許されれない、破壊工事だと考えて...川勝平太静岡県知事の辞任

  • 紅麹菌、薬と毒は紙一重

    紅麹菌のサプリメント「紅麹コレステヘルプ」サプリで5人の死亡が疑われている。70代が3人、90代が1人、年齢不明が1人だったと公表した。また、日本腎臓学会の調査で、患者の初診日は2023年12月以降に集中していることも明らかになった。紅麹菌の問題では無く、混入していた何かしらの物質が原因しているらしい。しかし、このサプリ問題が、サプリという製品に伴う危険という、問題の本質に一行進まない点が気がかりだ。サプリは危険なものだ、使っていればすべて止めた方が良い。サプリを止めて、紅麹菌のように、薬成分を多く含んでいるものは、薬として扱い、薬としての扱いにして、国の検査体制内に置くべきである。薬であれば、他の薬と同時に服用して良いかも、医師や薬剤師の管轄になり、安全性が一段上がることになる。紅麹菌をあえて薬とせず、...紅麹菌、薬と毒は紙一重

  • 朝のテレビ小説「虎と翼」のシシヤマザキさん

    今度のNHKの連続小説は「虎と翼」この冒頭のタイトルバックがすごい。シシヤマザキさんというアニメーション作家の作品である。歌も流れるのだが、米津玄師さんが作詞作曲で歌う「さよーならまたいつか!」もわるくない。以前のこの人の作ったパプリカは良かった。合せて踊ったものだが、こんどの歌もまたいい。シシヤマザキさんは芸大のアニメーション科を卒業した人と言うことだ。芸大にそういう科ができていたと言うことすら知らなかった。34歳だという。この作品は主に水彩画を使いながら、動画としての新しい表現の映像だ。この新鮮さが素晴らしい。ともかく度肝を抜かれた。アニメーションが、絵画を越えている時代と言うことを思い知った。途中に出てくる墨絵もいい。目の表現の変化がまた良い。様々な手法で描く目。眼で見るという意味が、目を見ると言う...朝のテレビ小説「虎と翼」のシシヤマザキさん

  • 4月7日の「のぼたん農園の稲」

    1番田んぼはひこばえの田んぼ。品種は台光。1月13日に稲刈りをした。その後ひこばえを育てている。肥料不足で弱ったところがあり、追肥を多く入れた。その結果一気に成長して、大きな株は40分ゲツぐらいある状態になっている。田んぼ全体に見れば、株のばらつきが大きく、稲の生育をそろえて行くことが今後の課題。原因は田んぼの土壌の問題と肥料不足と見ている。また、稲刈りを遅くしたことが、イネ株の根を弱らせることになった。牛糞堆肥「よみがえり」を入れることで回復をしてきた。「よみがえり」の投入時期は、1,稲刈り2週前2,稲刈り後2週間3,穂ばらみ期の三回は必ず行う。稲が弱いようならば、さらに追肥を行う。「よみがえり」はアカウキクサを増やすので、あかうきくさを育てるつもりで、アカウキクサの様子を見ながら行う。2番田んぼの「ユ...4月7日の「のぼたん農園の稲」

  • のぼたん農園のひこばえ栽培

    写真はのぼたん農園一番田んぼの、ひこばえが出穂してきた様子。株は40本立ちになるほど大きく立派に育っている。ひこばえ栽培はやり方によっては、普通の田植え栽培よりも収量を上げられると言うことが証明できたと思う。ひこばえは前のイネ株よりも大きなイネ株になる可能性が高い。のぼたん農園の田んぼは、1月6日と13日が田植えだった。種を蒔いたのは12月3日である。そして、1月6日田植えの3番田んぼと4番田んぼでは、3月末が出穂。おおよそ70%の穂が出た日を出穂とする。出穂から45日で稲刈りだとして、5月18日が稲刈りの予定日になる。田んぼでの栽培期間は4ヶ月と12日。13日田植えの2番、6番、7番は5月25日が稲刈りの予定になる。この日は沖縄銀行の方達が、稲刈りの応援に来てくれることになっている。このところ、毎日出穂...のぼたん農園のひこばえ栽培

  • 206 水彩画 日曜展示

    206水彩画日曜展示449「樹木」2024.4450「リンコステリス」2024.4451「稲出穂」2024.4452「根府川」2024.4453「酔仙島」2024.4454「のぼたん農園」2024.4455「トスカーナ」2024.4田んぼのネット張りの毎日だったのだが、絵は描いていた。一休みするとがぜん絵が描きたくなる。休憩しに車に戻ると、絵を見る。絵を見ると絵が描いてくれと言っている。さっきまで見えていなかったことが、見えて来る。農作業をしていて眼が洗われている。農作業をしていると、絵のことを完全に忘れている。絵のあれこれを思い出すことは全くない。只管打農なのだろう。農作業は没頭できる。だから千日回峰行なのだろうが、こっちは食べるものを生産しているのだ。これを食べなければ死ぬのだ。担当を持ち歩いては居な...206水彩画日曜展示

  • 自民党裏金処分、責任者岸田氏の処分は無し

    何たることかと思う。パー券キックバックの裏金は、何に使われたのか、説明はあったとは思えない。未だこの腐りきった集金システムに対する、説明責任は誰も果たしていない。政治には金が必要だと言うぐらいが、説明されたに過ぎない。一帯そんな金のかかる政治なら止めて欲しいだけだ。お金のかからない政治をして貰いたい。それが国民の願いに違いない。国民は税金から政治にかかる費用を負担したのだ。それだけで足りないのであれば、増やせば良いのだ。裏金よりは公明正大になる。自民党議員に対する処分案が公表された。そこには最高責任者である、党総裁岸田氏の処分が無い。処分が重いとか、軽いとかでは無い。何とも気持ちが悪いのだ。これは、岸田氏が敵対勢力を潰そうと言うだけではないか。最初に裏金問題が明るみに出たときに、世間で言われていたとおりの...自民党裏金処分、責任者岸田氏の処分は無し

  • のぼたん農園のお米と野菜作り

    のぼたん農園は100坪の土地で一人の自給を学ぶ農園である。田んぼが2畝畑が1畝で一区画になっている。田んぼは33mの長さで巾が6m。畑は33mの長さで、4mの巾。1区画が33mの長さで巾が10mの面積が330㎡になる。100坪である。自分の力だけで、ここを耕して食糧自給が出来ることを学ぶ場である。この100坪で一つの家族の食糧が自給できる姿を実践する農園である。全部で12区画ある。このほかに、果樹園の区画、大きな畑の区画、放牧地、水源の林予定地が広くある。全体で3.6㏊になる。40年前山北で開墾生活で達成した、一人でやる厳しい自給自足生活を、みんなで協働する、楽しい自給生活に変えるものである。各田んぼにある畦の畑が、それぞれに野菜を作る場所である。まだ昨年の暮れから畦の畑は始めたところである。今までは田ん...のぼたん農園のお米と野菜作り

  • 沖縄県のミサイル基地配備

    自衛隊はうるま市のゴルフ場跡地にミサイル訓練基地を作ろうとした。しかし、何と驚くことに、今まで基地推進だった自民党県議団や、島尻衆議院議員までもが、木原防衛大臣にゴルフ場跡地の買い入れも辞めるように要請した。うるま市のありとあらゆる組織が、このミサイル基地建設に反対をしている。沖縄でもやっと、ミサイル基地かが自分たちが被害者になることが分ってきた。観光で経済を回している沖縄県では、ミサイル基地はマイナスなだけで何も良いことが無い。簡単なことで、リゾート地として注目されているうるま市にもし軍事訓練の爆弾の音が鳴り響くようでは、観光の価値が半減である。うるま市としては死活問題だ。このうるま市の基地はまさに日米共同訓練の舞台になる予定だ。対中国のミサイル部隊の中心になると考えなければならない。一方で、石垣島では...沖縄県のミサイル基地配備

  • 動禅体操とゆる体操とヨガ 2

    動禅体操が乞食禅状態から抜け出るためには、何かが必要な気がしてきている。ヨガのことを考えていたら、ヨガにある目的の要素が煩わしいと言うことになる。ヨガは乞食禅なのだと考えると分りやすい。乞食禅丸出しの私が書くのも何なのだが。別段ヨガに因縁を付けようと言うことではない。こういう乞食禅的、欲しい欲しいの浅ましい修行法は、やはり商業主義から生まれたものだろう。ヨガでも、今や禅でもカルチャーセンターである。生徒を集めるためには、先ずは効能の宣伝である。禅を行っても何かを得られるわけではない。本来の禅の修行では只管打坐である。ヨガにある効能が先に来る考え方は、インド哲学の要素なのではないだろうか。インド的に言えば、行動するには観念的な裏付けが必要なのだ。呼吸法に様々な尾ひれが付く。この最もらしさが、ヨガ教室が広がっ...動禅体操とゆる体操とヨガ2

  • 心拍数を100より上げない動禅体操

    東洋の体操である太極拳は心拍数を上げない運動法である。太極拳は本来体操と言うよりも、精神修養法と考えた方が良いものだったはずだ。オリンピック種目にするなどおかしな事だ。西洋の運動が身体の健康を目指すものであるならば、東洋の運動は精神の健康を目指すものである。自分の健康を考えるときに、この2つの方法の採り入れ方を間違えないようにしている。健全な肉体に健全な精神が宿るとするのが、西洋的な考え方である。東洋の肉体に対する考え方は、精神に重きを置き、肉体を消滅させるというような考え方になる。不老長寿法になるための断食というような、西洋の医学から見れば不健康極まりない方法が、自然治癒力を高める健康法として取り揚げられている。小田原にも断食道場があったが、それは宗教法人が行っていた。断食は宗教における修行法になる。西...心拍数を100より上げない動禅体操

  • 石垣島の1,2,3月の小雨

    石垣島の1月2月3月の雨量は記録が残っている限りの最低記録が、1948年の194.9㎜である。それが今年は何と171㎜である。通常の年の3分の1の雨量である。のぼたん農園では、この小雨の中でのイネ作りになった。12月3日播種。1月6日田植えの3番田んぼ4番田んぼが、3月末が出穂になった。この極限と言えるような厳しい干ばつ状況の中、のぼたん農園では天水田の田んぼをやっている。これはもう小雨災害と言える状態では無かったのだろうか。のぼたん農園では湧き水と井戸である。湧き水はこれほどの小雨でも水が涸れることがなかった。井戸も湧く量は減ったが、水は湧いている。1971年の渇水で稲が枯れたという年の年間雨量が、1113㎜であった。3月からの6ヶ月の合計雨量が203,5㎜だったとある。それでも今年の1月3月よりも多か...石垣島の1,2,3月の小雨

  • 205 水彩画 日曜展示

    205水彩画日曜展示441「ヨットハーバー」2024.34号442「ハナ」2024.310号443「漁港」2024.310号444「朝焼け」2024.33号445「砂州」2024.310号446「乗馬クラブ」2024.3447「丘」2024.310号448「らん」2024.310号40年前の絵「らん」の絵は古い。整理するためにも今回混ぜて展示した。随分と変ったとも思えるし、ほとんど変らないとも言える。東京に暮らしていて、東京の蘭友会に毎月参加させて貰っていた頃の絵だ。「蘭友」という雑誌があり、その表紙を頼まれて時々蘭の絵を描かせて貰った。多分その一枚だと思う。乗馬クラブの絵は忍野で描いた素描から描いてみた。これも古い。何故か続きを描きたくなって、着色した。だから、この絵は昔と今の合作のようなものだ。古い絵...205水彩画日曜展示

  • 新小岩レインボーサウナホテル

    最近東京に行くときには新小岩レインボーサウナカプセルホテルに泊めてもらうことが多い。今回が3回目だったので、おおよそ分かっていたので安心だった。成田から東京に出るわけだが、これは相変らずよくわからない。船橋で形成からJRへの乗り換えも今回初めてやってみた。京成船橋から東武野田線で成田へ行くルートがあるとは知らなかった。朝早く成田に行く場合、今までは上野に泊まって成田に行っていたが、船橋に泊まって成田に行く方法が一番良いと分かった。船橋にもサウナカプセルはあるので、今度泊まってみることにした。なぜ成田の飛行場傍に泊まらないかと言うと、ホテルを通る送迎バスが頼りなくて嫌なのだ。満席なら乗れないとか、遅れることがあるとか、余り早い時間はないとか。時間が不確かで安心できないのだ。それならまだ確実なのは電車で成田に...新小岩レインボーサウナホテル

  • 中国は前向きに変ろうとしている。

    日本で流れる中国に関する報道は習近平の独裁政治と、不動産バブルの崩壊と、台湾侵攻である。今にも中国が崩壊するかのような、間違った悪意のある情報の蔓延。中国は無謀な台湾侵攻を始めるほど愚かな国では無い。日本の右翼政治家達が妄想し、おかしな発信をするだけだ。中国は日本より、先進国に成ろうとしているし、経済政調も続けている。国力はまだまだ伸び続けているし、今後、多分あと20年すればアメリカを追い抜くと私は考えている。中国の不動産バブル崩壊は、政策転換で政府が意識的に行ったものだ。政府ぐるみの不動産投資で、富裕層が出現し、格差が広がった。不動産だけでは無く、膨大な公共投資が行われた。それは一帯一路政策で海外にまで公共投資は及んだ。このまま行けば、社会主義国家がおかしくなる。そこで「共同富裕」を習近平は打ち出したの...中国は前向きに変ろうとしている。

  • 「紅麴」菌で健康被害

    C放牧地小林製薬(大阪市)の製造した「紅麴」原料を使った製品が、相次いで自主回収される事態になった。小林製薬「紅麹コレステヘルプ」腎疾患の患者が死亡生前に約3年間サプリを摂取死亡との因果関係を調査会社側26日に遺族と面談予定、現在50人が入院中。サプリの危険については、前から繰返し書いてきたことだ。サプリメントの中には肝臓や腎臓に負担をかけるものがあるはずだ。今回その不安が的中した。サプリばやりで、これほど沢山のサプリがあれば、危険も増加している。あらゆるサプリに問題が潜んでいる可能性はある。サプリには薬のような審査体制がない。サプリで済ますという安易さに問題がある。紅麹菌が良いものと考えたならば、紅麹菌を使った料理を出来るだけ食べるぐらいにしておくべきだ。健康に成るためには普通の食事を重視することだ。普...「紅麴」菌で健康被害

  • 3月26日ののぼたん農園

    いよいよ稲の出穂が始まった。1月田植えで4ヶ月出穂期になりそうだ。立派な三日月型の角のさくら優しいのぼたん。パイナップルを植え付け、間に麻袋を敷いた。1番田んぼ2番田んぼ6番田んぼ3番田んぼ3番田んぼ7番田んぼ4番田んぼハッピーヒルの苗バナナの並木の道下に降りて行く道。8番田んぼやらぶの大木へ続く道。井戸から来る道。やらぶの大木へ向かう下の道。9番田んぼC放牧地への道。10番田んぼの菜の花緑肥9番田んぼの乾いたとこに植えてある稲。5番タンボ下の道10番田んぼ逆光の5番田んぼ西側からの4番田んぼ西側からの3番田んぼ。手前当たりの生育が良く30分ゲツ近くある。2番田んぼ西側から見たところ。溜め池一番田んぼ熱帯水連台中65号蓬莱米苗学校田予定場所。1番田んぼの一部上から見た1番田んぼ1番田んぼと2番田んぼハヤト...3月26日ののぼたん農園

  • 自給農は希望

    日本の農業の現状は、まさに老齢化である。農業者の半分が70歳以上になっている。産業としてはもはや消え去ろうとしている。政府は食糧自給率の向上を、国の安全保障政策だとしながらも、もう何十年も改善されないままである。農業に健全な未来は無い。農業が衰退する原因が、政府の推進する大規模経営や企業農業の優遇なのだから皮肉なことだ。農地が大規模経営企業に集約されて、より合理化された農業に変ることは間違いが無いが。そこには政府は莫大な補助金を投入されている。食糧自給率の向上という名目があるから、ある意味正当性がある。その結果、大規模経営の農業企業が補助金で競争力を高めていることになる。国際競争力の背景が補助金という現実。補助金を目的に作付けしている農作物はかなりある。大豆や小麦やサトウキビなどが、私もいくらか関わる事例...自給農は希望

  • 動禅体操とゆる体操とヨガ

    ハヤトウリが延びてきた。この向こう側に1番田んぼがあり、3m位の崖になっているので、崖を利用した懸垂造りにしたい。見た目もおもしろいかもしれない。肥料の無い場所なので、良く延びるように、少し堆肥でも入れておこう。ハヤトウリは漬物煮にすると美味しい。動禅体操は気持ちの良さを追求する体操である。硬くなった身体をほぐして行くことは気持ちが良いものだ。だからマッサージ店は石垣島にも沢山ある。台湾にも沢山あった。観光客はマッサージが好きなのだ。マッサージを自分でやるのが、動禅体操だと思えば一番近い。身体に力を込めて筋力を使う。そして緩めて、筋力を休める。この張りと緩めるを上手く動きに取り入れると、身体が気持ちが良いと感じるものだ。体操の序破急である。痛いと気持ちよいの境辺りにマッサージの良さがある。動禅体操も同じで...動禅体操とゆる体操とヨガ

  • 204 水彩画 日曜展示

    204水彩画日曜展示10号ぐらいです。434「花の咲く崖」2024.3435「紀伊半島」2024.3436「赤い花」2024.3437「蔵王」2024.3438「平戸遠望」2024.3439「雪の久住山」2024.3440「岬」2024.3絵には一応題名を付けている。風景を描くことが多いので、題名は地名が多い。全国に十数カ所描く場所があった。平戸、阿蘇、瀬戸内、吉野山、紀伊半島、長野各地、能登半島、山梨各地、伊豆半島、箱根、篠窪、蔵王、鳥海山、岩手山、三陸海岸、岩木山。そして今は石垣島。描きたいと感じる場所を探して、アトリエカーで出掛けた。良いと思った場所に、何度も似通って描いた。今は頭の中に景色が残っている。そして、その景色が現われてきたときに描いている。蔵王が描いている内に、阿蘇になるなどと言うことは...204水彩画日曜展示

  • 日本は韓国台湾と経済圏を

    のぼたん農園に昔からあるヒカゲヘゴ。この下に2番溜め池がある。溜め池のそばなら育つようなので、3本の苗を植えたのだが、上手く2本は根付いている。移植は難しいと言われていた。1本は少し上に植えたためか枯れてしまった。2本が根付いた。ため池の付近に、もっとあっても良いと思うのだが。日本は危うい停滞の中にいる。株価だけが41000円台と政府の目標通り、高騰している。そして円安が続き、1ドル111.43円がそもそも安いのかどうかも分からなくなった。いかにも実質の伴わない経済の張りぼて状態で、海外投資家からもてあそばれている状態こそ、今の日本の姿なのだろう。外国人投資家がぼろもうけして、逃げて行くだろう円安株価である。何かどうしようもないことが起こる前兆状態のような気がして、不安この上ない。日本経済の崩壊は仕方がな...日本は韓国台湾と経済圏を

  • バンライフ大学生

    昭和女子大に通う女子大生が、バンライフという車上生活をしているという。車上生活者というと、家賃が払えなくなり仕方がなく車上生活をしている人である。ところがバンライフ女子大生というと印象が変る。出来ればバンライフ大学生ぐらいにして欲しい。女子大生というブランドがあるのが嫌だ。やはり女子大生というところで、特別おしゃれなケイバンキャンピングカー生活らしい。親が居るとすれば、何か心配な気分ではなかろうか。私もアトリエカーで寝泊まりしていたことは何度もあるが、どことなく不安が無いわけでもない。慣れてしまえば何でも無いことではあるが。昭和女子大は三軒茶屋にある。長く住んだ場所なので、写真にある車の止めている場所がなんとなく分かる。駐車料金も馬鹿にならないはずだ。下宿と変らない費用がかかりそうだ。と思いきや大学には、...バンライフ大学生

  • 徴兵制度は憲法違反

    石垣島にもアメリカセンダングサが多い。この草は実にトゲがあり、くっつき虫である。身体に付くから、広がりやすい。アメリカから侵入してきた生物である。水牛はある程度は食べるようで、牧草地では広がることは少ない。畑では一番困る草である。日本国憲法では徴兵制度は憲法違反とされている。現在でも多くの国に徴兵制度がある。徴兵制度の無い日本に生まれたことを深く感謝している。徴兵制は日本国憲法「意に反する苦役」を禁止した憲法第18条に反すると説明されている。良い憲法のある国に生まれて本当に良かった。この憲法は改悪しないで欲しい。ウクライナも、ロシアも、イスラエルも徴兵制度がある。国防のための徴兵制度がある為に、戦争がしたくなるようだ。軍人が権力を持つからだろう。日本でも明治帝国憲法下、徴兵制度がおこなわれ、3回も戦争をし...徴兵制度は憲法違反

  • 石垣島に自衛隊基地が出来て一年

    石垣島に基地が出来て1年が経った。その後、島では迷彩服の隊員を見かけることがある。自衛隊の指示で外出時は迷彩服でと決められているらしい。自衛隊を見慣れるようにしたいのだろうが、こちらには違和感がある。特に観光の島なのだ。無神経な対応では無いだろうか。基地建設の是非について、住民投票条例に基づき、住民の3分の1の署名要求があった。その住民の要請を無視して作られた自衛隊基地である。住民としては反対する方法すら拒絶され、空しいまま作られたことは、忘れたことが無いほど腹立たしい。民主主義国家としてあっては成らないことだろう。日本は本当に自由主義国家なのだろうかと思う。自民党の異常な腐敗状況は、忘れた、知らない、のごまかしの繰返しである。この国の未来を真剣に考えている政治家は、政府与党には居ないとしか思えない。政治...石垣島に自衛隊基地が出来て一年

  • A放牧地が畑になった。

    A放牧地を全面的に畑にした。ネズミノオと言う雑草が広がってしまい、牧草が減ってしまっていた。そこで、ネズミノオを退治するために、トラックターで耕してみた。耕してみたら、A放牧地はなかなか良い土壌だったのだ。こんなに良い土壌ならば、放牧地にしておくよりも畑にしたくなった。自給のためには大豆はどうしても作りたいものである。大豆畑が必要だった。台湾では3月3日が播種すると良いということだった。台湾で2番目に大きい有機農家の黄さんの話だ。3月3日に大豆が播種できるように、トラックターで耕し始めた。耕しては石を拾うを、6回繰り返した。それでもまだ石は出てくるのだが、一応畑らしくなり、ネズミノオはなくなったようだった。また出ては来るだろうが、今度は出たらすぐに刈り取るつもりで居る。畑の管理だと思うえば、何とかやれると...A放牧地が畑になった。

  • イネ株一つでコンビニおにぎり1個が出来る。

    1反の田んぼにはイネ株が何本あるか。1反は300坪。1坪に60株植えならば、18000本のイネ株があることになる。1反の田んぼで畝取りすれば600キロお米の収穫がある。おおよそひと株で40グラムぐらい採れることになる。稲は一つの穂で2グラム近くある。1株に20本穂があれば、40グラムになる。40グラムのお米は炊けば100グラムぐらいのご飯になる。コンビニのおにぎりならば、これに具が付いて、110グラムになる。「イネ株1つでコンビニおにぎり1個」と見ておけば良いことになる。1反の田んぼのお米で、コンビニおにぎりが18000個できる。1個130円程度と単純計算すると、1反の田んぼで、1万8千個のコンビニおにぎりだから、234万円になる。お米を作るより、おにぎりを作る方がはるかに儲かることが分かる。1万8千個の...イネ株一つでコンビニおにぎり1個が出来る。

  • 203 水彩画 日曜展示

    203水彩画日曜展示10号か12号ぐらい427「戸隠山」2023.3428「蔵王」2023.3429「郵便船」2024.3430「蓼科山」2024.4431「放牧地」2024.3432「瀬戸内の島」2024.3433「瀬戸内の島」2024.3少し絵がおもしろくなってきた。描きたい絵を描いているのだから、当然かも知れない。大して代わり映えはしないと思うが、わずかに絵がおもしろい感じが出てきた。自分の絵を描く感覚が変ってきたような気がするのだ。絵が変ると言うことは、人間が変ると言うことだから、これは滅多にはないことだ。おもしろくなったということは、いい加減でも平気になったと言うことでもある。以前も省略したり、単純化する傾向はあった。かなり適当になったのだ。ないものを加えたり、作ってしまっていたりすることが平気...203水彩画日曜展示

  • 健康重視の暮らし

    C放牧地健康オタクだろうという自覚がある。何としても100まで絵を描くつもりだからだ。そのためには日々の暮らしを考える必要がある。最近あまり色々のことに興味が行かなくなって、ほぼ365日同じ暮らしの繰返しで、少しも飽きることが無い。コロナパンディミックは収束したわけでは無い。コロナが流行を初めて4年が経過して、日本人の半数が感染した。死亡したのは10万人だが、その大半が年寄と考えて良いのだから、老人のコロナ感染対策が今こそ重要だと考えている。感染者がマスクもせずに普通に暮らしている状態が出現している。それでも社会的にそれ程違和感なく、目立たぬようにやって行かなくては成らない。肺は弱い。コロナ感染は危険だと考えている。免疫力を高めて、できる限り危うきに近づかずである。感染したことは無い半数の側だが、有料にな...健康重視の暮らし

  • 白鵬宮城野親方と相撲協会

    小さな5番田んぼの苗代、「ハッピーヒル」大相撲は大阪場所が始まった。1横綱4大関の布陣である。若手が力を付けてきて、上位陣は荒れる春場所と言われるとおり、上位陣は安泰とは行かない毎日である。すでに横綱照ノ富士は4日目で2敗。大関霧島は4敗。震央関の琴ノ若は3勝1敗で順調。しかし、白鳳と相撲協会の関係がこじれて、場所中にもかかわらず雑音の方が大きい。宮城野部屋の北青鵬は先場所、破門に等しい引退になった。北青鵬はまさに大器で、今一番の横綱候補であった。相撲はまだ甘かったのだが、2mを超える身長でありながら、相撲の取れる動きである。白鵬親方はその弟子北青鵬の教育に失敗して、宮城野部屋の閉鎖が決まったと言われている。この処分が正当なものであるかどうか、今後問題化しそうである。モンゴルから来て、相撲協会に貢献してき...白鵬宮城野親方と相撲協会

  • 五島市の移住誘致と石垣島暮らし

    3月7日の3番田んぼ1月6日田植えなので、田植え8週間の写真。11葉期ぐらい。穂は入り始めているのだろう。分ゲツは13,4ぐらいか。予定通りの生育。後4枚葉がでて欲しいがどうだろうか。やや不安はあるが、期待もしている。石垣島を中心に小田原との2拠点の暮らしている。石垣島は移住する人がかなり多いのだと思う。5万人の人口の半分以上の人が他所から来たと言う感触がある。例えばのぼたん農園のある崎枝地域の人もすべて戦後石垣島に来た人なのだ。玉那覇酒造は石垣島最古の泡盛酒造会社だが、やはり本島からみえた方だと聞いた。だから生粋の石垣島の方は今まで3人しか知らない。時代に違いはあるが、移住者の方が多い島だから、新しい移住者でも居心地が良いのだろう。加えて観光客が活発に動いている島である。一次的な滞在者も1万にもいるので...五島市の移住誘致と石垣島暮らし

  • 稲作ひこばえ農法の経過

    のぼたん農園では「あかうきくさ農法」ともう一つ「ひこばえ農法」に取り組んでいる。ひこばえを利用し、一度田植えをしたら、3回収穫が出来る農法である。インドネシアでは7回連続で収穫すると言うが、むしろ1年3回の収穫の方が、農業利用には向いていると考えている。12月に種まきをして、苗作りをする。1月に田植えを行う。5月に一回目の稲刈り。ひこばえを育てて、8月に2回目の稲刈り。11月に3回目の稲刈り。その後、一度田んぼを乾かし、荒起こしをして、宿根草などの雑草を枯らして、1月に新たな田植えをする方が、合理性があると考えている。1番田んぼでは、台光という台湾の稲を1月13日に1回目の収穫した。現在、2回目の稲刈りに向けて、ひこばえを育てている。たまたま台光と言う台湾の品種が、昔から西表で作られていて、その種を頂くこ...稲作ひこばえ農法の経過

  • 稲作あかうきくさ農法

    一番田んぼのアカウキクサ浮草アゾラによる水田雑草防除と緑肥利用[要約]有機無農薬水稲栽培において、水稲苗移植後にアゾラを投入することにより、水面被覆による顕著な雑草抑制効果と緑肥効果が得られる。愛媛県農業試験場・生産環境室[連絡先]089-993-2020[背景・ねらい]水稲の無農薬栽培においては、雑草対策が大きな課題として残っている。アカウキクサ科に属する水生シダ植物であるアゾラ(Azollafiliculoides)を利用した雑草防除方法を検討する。あわせて、アゾラと共生するシアノバクテリアの窒素固定能に基づく緑肥効果についても検討する。[成果の内容・特徴]水稲移植後にアゾラを投入することによって、雑草の発生を抑制することができる。アゾラの投入量が多いほど大きな効果が得られる。アゾラを被覆度5%で投入...稲作あかうきくさ農法

  • 楽観を目指して生きる

    楽観的である。何でも上手く行くと思っている。自分だけは災難から逃れられると思っている。多分経験的にそう思えるようになったのだ。絵を描きに行くと、行ったところだけ雨が降らない。死んでもおかしくないような経験もあるが、大きな怪我もしたことが無い。幸いなことにお金に苦労したことは無い。生活力があるというか、運が良いということだろう。要領が良いからだとおもう。高校生の頃から、自分で生活費を稼いで暮らしてきた。大学も自分のお金で行った。フランスにも自分のお金で留学した。絵描きになろうとした頃は絵がよく売れた。開墾して自給自足で暮らしたときでも、卵を買いに来てくれたので、これなら養鶏業がやれそうだ、ということで自然養鶏を始めた。どうすれば卵で生計が立てられるか、色々工夫をして何とかしのいだ。今思えば山の中の開拓暮らし...楽観を目指して生きる

  • 202 水彩画 日曜展示

    202水彩画日曜展示419「三津富士」2024.312号420「大山」2023.312号421「妙義山」2023.34号422「赤いひと」2023.310号423「赤いひと」2023.35号424「紀伊半島」2023.38号426「雪の大山」2023.310号自分の絵から抜け始めている。自分の絵に戻っているとも言える。ただ自由な気持ちで絵を描いている。少し動き始めている気がする。感覚が変るためには時間が必要。絵を描くことを楽しめるようになってきた。色に対する枠も少し取れてきた。どれだけ描いた一週間かあまり分からなかったのだが、7枚の絵はあった。描きかけの物が3枚。もう少し描けるかと思って写真を撮らなかった。結局7枚あった。並べてみると色々の絵があると初めて分かる。赤い人の絵は昔描いたものを続けて描いた。元...202水彩画日曜展示

  • 労働と不労所得の問題

    日本は世界でビリクラスの格差社会になってしまった。よく富裕層のことが言われる中国やアメリカと大差ない格差社会になってしまったのだ。日本では2022年、上位10%の高額所得者が全所得の44.24%を占めた。今はさらに少し進んでしまっただろう。池田内閣のもとで所得倍増計画が打ち出された1960年には34.88%だった。多分この頃が日本の社会の均等化が一番進んだ社会だったと思う。江戸時代を試算すると50%位と書かれている。これは当時の世界で見ればむしろ格差は少ない方だった。当時の世界としては、権力者が富を独占していなかったのだ。戦後の日本社会は農業も食糧増産で元気で、一次産業でも普通に暮らせた時代だった。こういう時代に育つことが出来たことは幸せなことだった。身体を使って働くことが出来れば、何とか成る社会が見えて...労働と不労所得の問題

  • 腰が痛くならない農作業

    日本の農業者の数は116万人、平均年齢は68.4歳で、年齢構成でみると70歳以上の層がピークになっている。肉体労働の年寄仕事は未だかつて無いし、多分人類にとって食料生産を老人がになう、初めての社会が出現したのではないか。74歳の私が現役の農業者である事が、それ程不自然には思われない状況である。若い人の場合生活がかかっている。農業で家族の生活を支えるのは難しくなった。国の安全保障と言われる農業が、年金生活者がやるほか無いような仕事になったのだ。農業者の大半の人が年寄だから、腰が痛くて困っている人が極めて多い。農業の仲間でも、腰が痛くて止めたという人が何人も居る。国の安全保障が、腰痛にかかっている。幸い、私は腰が痛いということが無い。腰が痛くなったらば、農業も終わりだと思っているので、腰痛にならないように最善...腰が痛くならない農作業

  • トランプの世界が来る

    共和党の大統領候補はトランプに決まった。アメリカの選択はひどいものだ。トランプはどう考えても犯罪者だろう。選挙で不正が行われたと、根拠無く支持者を煽るような人物である。それで何人もひとが死んだのだ。一方のバイデンが81歳というのも普通のことでは無い。人材がいないのか。それでも、トランプが登場したことにも歴史的な必然があるのだろう。トランプとは一言に言ってしまえば独善のことだ。すべてを自分に都合良いように考える在り方だ。アメリカ人が自分のことだけを考えている人だとは、昔から思っていたが、それの度が越したのがトランプ主義だ。アメリカが第2次世界大戦後世界のリーダーとして、共産圏に対抗する、自由主義陣営の長として振る舞ってきた。それが終わるというととだろう。アメリカは自分の都合で、勝手にリーダーを語ってきたが、...トランプの世界が来る

  • 3月5日ののぼたん農園

    わかばが居ないので、寂しい二人。その分人間には寄ってくる。のぼたん農園ではA放牧地を畑にした。理由はネズミノオが広がってしまい、牧草が負けてしまったのだ。A放牧地に水牛を放牧しても食べる草が大してないと言うことになった。ネズミノオは水牛は全く食べない。これを取り除くために以前ユンボで掘り起こした。一度すべてのネズミノオを掘り起こしたにもかかわらず、すぐ再生してきて以前よりもひどい状態になってしまったのだ。除草剤は使うわけにはいかないし、どうしたら良いか、あれこれ考えあぐねたすえに、思いついたのがしばらく畑にして管理することだった。畑であれば、管理がある程度出来る。管理を続けている間にネズミノオが出なくなると考えている。苦肉の策であるが、災い転じて福となすで、トラックターでなんとか耕耘して、ネズミノオの根を...3月5日ののぼたん農園

  • 水彩画の気韻生動について

    追肥に堆肥よみがえりを撒いたところの玉ねぎ。今はそれから3週間ほど経過して、球が太り始めた。水彩画の「気韻生動」を考えてみる。中国の「気」というものは、分かりにくい曖昧なものであるが、魅力的な概念である。あるかないか分からないようなものだが、気という概念をあるものとすれば、色々分りやすいことが多い。気合いが入ると言えば、なんとなくその感じは誰にも分かる。気という言葉を使わないで、気合いの入った状態は、なんと言えば良いのだろうか。力が入るとも違う、真剣になるとも違う。本気になるとか、気力を振り絞るとか、気を使えばなんとなく意味が伝わることが多い。身体中を気が巡るというように使うと、少しどうかなと思う。丹田に気を集中させると言うことは、太極拳では良く出てくる。疑ってかかっている。意識を腸に集中させると考えた方...水彩画の気韻生動について

  • 「町中華」の話

    町中華は石垣にも沢山ある。「大富」沖縄県石垣市登野城555-6「高さんの店」沖縄県石垣市登野城168-7「金華園」沖縄県石垣市新栄町2-12「湖南楼」沖縄県石垣市新栄町2-7「心心」沖縄県石垣市石垣156-26「太門」沖縄県石垣市美崎町8-6「蓬莱閣」沖縄県石垣市浜崎町2丁目1-7「楼蘭」沖縄県石垣市美崎町7-8「龍翔園」沖縄県石垣市浜崎町2丁目1-17「琉家」沖縄県石垣市真栄里185-5食べログにでていた石垣の町中華一覧である。沢山あるので驚いたのだが、何とすべての店で食べたことがある気がする。コロナ前のことなのだから、あの頃は外食ばかりしていたということになる。今は弁当持参でアトリエカーで食べているが、それはコロナ後の暮らしである。「町中華」は新しい言葉である。10年くらい前に生まれた言葉のような気が...「町中華」の話

  • 201 水彩画 日曜展示

    201水彩画日曜展示412「朝靄の下田」2024.310号413「下田港」2023.310号414「吉野のサクラ」2024.3415「下津井」2024.310号416「鳥海雪桜」2024.310号417「伊豆」2024.310号418「妙高高原」2024.310号今回は10号Mサイズの横の絵が多かった。何かこの形に手が伸びた。いつも描いてきた場所の絵だ。何度も描いているので、見ているような気持ちで描いている。しかし見ていない方が自由に描ける。絵は何かを写しているのではなく、画面に自分の世界を創造しているものだ。海の色は青いと思っているが、実際の海は青いというようなことは無い。様々に変かを続けていて、留まるところが無い。絵は海のその様々を総合して海として表現する。そのためには一瞬の時である、今の海に引きずら...201水彩画日曜展示

  • 株価の異常暴騰

    株価が過去最高値を34年ぶりに更新したと大騒ぎである。とんでもないことだとしか見えない。地獄を前にして狂喜しているように見える。実質経済を伴わない株価上昇だ。上がった株価は必ず下がる。お金に踊らされている人には、もうそう言う冷静な考えは飛んでしまっているだろう。暴騰した分暴落する。多分熟練の投資家はすでに慎重になっているはずだ。最近政府に乗せられて投資に飛びついた人は、まだ上がると株に没頭していて、周りが見えないのだろう。いち早くやめた方がいい。株で大損するだけならまだましだ。不労所得に良いことなどない。今ならまだ間に合う。株価が無理やり上げられている理由はある。まず、世界中に投資先が無くなっている。特に中国では不動産投資の資金の行き場が無い。そのお金が日本に流れ込んでいる。そのお金はいつか日本を離れてゆ...株価の異常暴騰

  • 日本精神史 阿満 利麿 著 筑摩書房

    日本人の不甲斐ない精神性の理由を探ろうとしている本のようだ。問題は天皇制を作ろうとした、日本の政治のひどさにその理由の大半があると書いてある。確かに日本の政治は最悪のものが続いている。しかし、政治をこうも悪くしているのも日本人である。読んで思ったことは、精神性に関して、民族間に優劣などあるはずがないと言うことだった。どこかに素晴らしい精神を持つ民族がいて、それに較べて日本人の精神はひどいなど、言えないだろう。精神性というくくり方で、民俗全体でひっくるめて考えると、話が本質からそれて行くと思う。精神はどこまでも個人のものだ。お前のはどうなのかと常に考える必要がある。確かに日本人的な精神というものはあるだろうが、そこでとらえられる精神性は、傾向という程度のことに過ぎない。やはり精神性となると個人的なもので、親...日本精神史阿満利麿著筑摩書房

  • 石垣島と小田原の2つの自給活動

    舟原溜め池2018年の11月14日に石垣島に越した。石垣に来て5年と4ヶ月である。70歳を前にしての引っ越しだったのだが、引っ越しが移住になった。移住というのは、新しい土地で生活を行うことだと考えている。石垣では絵を描くだけだと考えていた。それで引っ越しのつもりだった。それが、干川さんという石垣島で開拓生活をした方と出会い、みんなでやる自給農場をやることになった。3.6ヘクタールもある大きな農場建設なのだから、どう考えてもこれは移住して、新たな生活を始めることになる。まさか、70歳近いのに農場を始めるとは考えていなかったことだった。伊能忠敬である。80歳まで農業が出来る身体でいる覚悟を決めた。それからは健康オタクである。80歳の農業者は結構居る。健康であれば、そのくらいまではなんとか農作業が出来る。身体を...石垣島と小田原の2つの自給活動

  • 絵に習うことはない。

    リーダーのわかばが種付けのために、出かけたので今は桜とのぼたんの2頭。人の後を着いてくる。絵を描くためには頭の中で、描く絵を想像できなければ絵は描けない。だから子供にお母さんの顔を描いて下さいと言っても、母親の顔を想像して描くことは出来ない。リンゴを見て、リンゴを描くこととはまるで違うことになる。お母さんを描く子供の絵は、一度知識に置き換えて描くのだ。例えば眼鏡をかけているとか、頭はくるくるパーマであるとか、太ってまん丸であるとか。言葉にすればなんとか描ける。図像としての母親を想像できて、その頭の中にある図像を写し取ることは、幼稚園児では出来ない。たぶん小学校三年生ぐらいまでは出来ない。だから子供は顔と言えば、へのへのもへじ的に、マルを描いて眼をヨコに二つ描くと言うように、実際の顔では無く、図像として出来...絵に習うことはない。

  • 新しい「山の人」に成る。

    わかばが留守なので、なんとなく物足りないサクラとのぼたん。山の人という言葉は柳田国男の民俗学の中に出てくる。「山の人」とは「原遊動民」と考えて良い。権力から離れた流浪の民である。定住をしないで移動しながら暮らしている人々。国家から離れた自由な集団と考えて良い。これからの時代に、新しい山の人が生きる余地が生まれるのではないだろうか。90歳まで生きていると、全国の自治体の半数が消滅しているらしい。地方社会が消えてゆき、どんな社会になっているのだろうか。人口減少から起こる地方消滅は困った問題と言われているが、案外に良い社会のように思う。私のように、山の中で自給自足を体験したものとしては、ずいぶん条件が良くなりそうに見えてくる。例えば、新しく開墾して畑を作る場合、山に戻っているにしても、その昔は農地であったところ...新しい「山の人」に成る。

  • 2月の小田原での農作業

    雨ばかりの小田原だった。この雨が石垣島で降ってくれればと思うばかりである。2月24日土曜日、一日だけ雨が降らない日があった。この日を溜池の整備の日に当てていた。何かの力が、晴れた作業日を引き寄せたと思った。こういう経験は何度もある。天我に味方する。この日がもし雨ならば、溜池工事は最悪な展開になった。トラック2台分の土が、この日の9時に運ばれたのだ。降ろしてもらう場所は道路の脇で早くどけなければ、成らない場所なのだ。工事現場までは一輪車で滑る鉄板の上を運ぶのだ。雨に濡れた土は重い。危なくて、工事は中止するほかない。当日は17人の人が集まってくれた。一人以外はすべて農の会の人たちだ。農の会の仲間の思いが結集する。こんなに有難いことはない。心より農の会の仲間に感謝をした。作業は一人一人が、精一杯やった。それで一...2月の小田原での農作業

  • 第200 水彩画 日曜展示

    第200水彩画日曜展示404「ヨットハーバー」2024.26号405「赤い林」2024.26号406「春の伊東」2024.26号407「フサキ」2024.28号408「花」2024.210号409「篠窪秋」2024.2中判全紙410「海辺」2024.210号411「マゴノ森」2024.215号200回目の日曜展示であるが、特別なことはない。考えないで続けている。絵は様々なものが表れてくる。毎日何の脈略もないが、自分の絵ではある。それでいいのかと思っている。無理やりどこかに向いたくはない。小脳的に、反応的に絵を描いて見ている。いつか絵を描く方法を忘れたい。歩き方は忘れても歩いている。歩き方を思い出すこともないが、何とか歩ける。たぶん姿勢も悪し、みっともない歩き方なのだろう。しかし、それが74年かかった歩き方...第200水彩画日曜展示

  • 日々の一枚の1400日

    日々の一枚で水彩画を描くことを続けている。何でこんなことをやっているのだろうかと思う日もある。ただ、決めたことなので続けてみよう、と思って何とか続けている。日々の一枚は葛飾北斎から学んだことだ。その心意気がすごいと思ったから真似をしている。描きたい思いが湧いて来るので、続いている訳なのだが。続けてきた今の状態を少しまとめておこうかと思う。日曜日には200回目になる。はじめて200週1400日ということになる。描いた絵の数は1411枚。これが私のすべてである。毎日1枚は描いてきたことになる。始めたのは2020-05-1704:00:46とある。こういうことが、すぐ分かるのがブログの良いところである。始めたのはコロナの流行が契機だった。絵を発表すること自体が難しくなった。水彩人も中止せざる得なかった。絵を描い...日々の一枚の1400日

  • ちばあきおを憶えていますか。

    昔自殺してしまった、一番すきだった漫画家、ちばあきおさんのことを思い出した。女性の漫画家の方が自殺されたからだ。それで、「ちばあきおを憶えていますか」千葉一郎著集英社(あきおさんの長男の方)という本を読んでみた。いろいろ思い違いがあった。「ふしぎトーボくん」が最後の作品と思っていたら、その後に「ちゃんぷ」と言う作品があったのだ。しかもその仕事が自殺をされる要因になったらしい。そんな事さえ知らなかったのだから、尊敬していたなどと言える資格がない。ちばあきおさんはうつ病での自殺だと思っていたのだが、実際は創作の苦しみから、アルコール中毒になり、飲み続けていて、漫画を書けなくなっていた。しかし、何とか再起しようとして、もう一度「ふしぎトーボくん」を書いた。その漫画の不思議に静かな透明感はさすがのものであった。も...ちばあきおを憶えていますか。

  • 岸田総理の説明責任

    見たことのない怪しげな舟が石垣島沖を通過した。多分クルーズ船だろう。何しろ大型船の向こうに見える竹富島が小さく見えるぐらい大きかった。岸田総理の口から良く出るのが説明責任である。問題があれば、当人から説明することが、まず行うべき事で、それをまってから岸田総理は判断するという考えのようだ。例えば、今国会では盛山文部科学大臣は、統一教会から選挙の支援を受けていたと疑われて居る。それは忘れたと説明した。岸田総理はそれなら良いという判断である。これが責任ある説明だろうか。その背景には統一教会の宗教法人資格を取り消す命令を文科大臣が行うことがある。政府は教団と戦闘状態だ。そのために教団は岸田内閣を潰すことで、教団を維持したいと言うことなのだろう。それで統一教会が情報を報道にリークしているのだろう。すべては暗殺された...岸田総理の説明責任

  • 2月20日ののぼたん農園

    水牛放牧地に出来た緑の円形。遠くにもある。これは何だどろう。分かる人はいるだろうか。私には分からなかった。放牧地に5つくらいこういう円形の牧草が緑になるところがある。どうしてもここだけ食べないのだ。何で緑で美味しそうな草なのに食べないのか不思議で成らなかった。ーーー最後に回答を書く。浸種から2週間。播種から1週間。発芽してきた。20㎜くらいになっている。随分大雑把な苗代なのだが、私がやることはだいたいこんなことになる。適当にどんどんやるのが好きなのだ。いつもあれこれやる作業があるので、一つのことを丁寧にやるよりも、早く終わらせて、そっちもやらなければと思っている。それで失敗することが無いわけではないが、だいたいは何とかなる。植物には大雑把な方が、良いと言うことも少なくないのだ。まあ、言い訳のようなものだが...2月20日ののぼたん農園

  • 日本人は無宗教なのか。

    一番成長の良い4番田んぼ。転がした後、分ゲツが始まっている。平均で15分ゲツある。日本人は宗教を問われて、「自分は無宗教だ。」と答える人が大半だろう。日本人は無宗教という言葉は、私が小学生の頃によく言われた記憶がある。外国では無宗教というと、信用されないという話がされた。私自身も信ずる宗教が無い、無宗教者だと思った記憶がある。このことは日本人の普通の意識だと思うが、果たしてそう言って良いのだろうか。何故日本人が無宗教と感じるようになったのかを考えてみる必要がある。私は山梨の藤垈にある向昌院という曹洞宗の山寺で生まれた人間で、しかも、現在曹洞宗の僧侶である。だから、当然仏教徒である。仏教の教えやお釈迦様を信仰しているのか、坊さんとして暮らしているのかと言われると、違うかも知れないと言わざる得ない。それでも道...日本人は無宗教なのか。

  • 中国脱出が始まっている。

    コロガシ後の田んぼの様子。濁りは3日はなくならない。粘土では無いが細かい土である。のぼたん農園の中だけでも随分、色々の土があるのだが、田んぼは水持ちは良い、4番田んぼは減水深で10㎜くらいだ。2番、3番田んぼは20㎜くらい。中国からの脱出が続いている。昔から中国人は世界中に出て行く人達であった。海外で孤立して暮らすことが平気なようだった。中国人は世界中どこにでも居て、中国人として暮らしてきた。最近また、中国からの脱出が始まっているらしい。習近平政権の独裁が進み、富裕層は資産保全のための脱出が始まっている。国家が個人資産を没収をするのではないかという、不安が出ている。若者達は自由な暮らしを求める脱出。香港の弾圧以来、政治的な圧迫からの脱出が始まった。アメリカには433万人の中国系の人が居る。アメリカは白人の...中国脱出が始まっている。

  • 第199 水彩画 日曜展示

    第199水彩画日曜展示397「ソルゴー」2024.210号398「海と空のあいだ」2024.28号399「のぼたん農園」2024.2中判全紙400「ヤラブダケ」2024.2中判全紙401「ブザマダケ」2024.210号402「農園」2024.210号403「岬」2024.28号絵に集中して描けた1週間だった。静かに描いていた。絵が動き出すのを待ちながら描いた。一枚一枚に時間がかかったかも知れない。苦しんでひねり出しているわけでも無い。楽しんで描いているわけでも無い。自分の中の大切な物が、画面に現われるのを待っている。何故か画面があるときに、強く動く。そう思うのは何か自分の命に触れたのだと思う。それをもっと強く感じたいと思って絵を描き続けている。何故絵は動き出すのだろうか。動くはずがない絵が立ち上がるとか思...第199水彩画日曜展示

  • 石垣島での自給の夢

    こんな感じになると、あかうきくさは増え始める。まだ増殖法は完全ではないが、今年はどこの田んぼでも広がり始めている。よくよく観察して、自給農技術として、安定してあかうきくさを増殖する方法を完成して行きたい。石垣島に来て、5年である。来る前には来たら絵だけ描くつもりだったのに、今の夢は石垣島に、10くらいの市民の行う自給の農業グループが出来ることを考えている。それぞれが自立して田んぼや畑をやっている。それが緩やかな連携で繋がっている10のグループ。そんな夢だ。のぼたん農園を初めてみて、自給農に関心を持つ人がそれなりに居ると言うことは分かった。しかし、実際に行える人が少ないことも分かった。人様々な生活の中に暮らしている。石垣島の生活は小田原よりも厳しいと思われる。生活費は小田原と同じで、給与は日本一安い。自給農...石垣島での自給の夢

  • 好きなことを好きなだけやれる幸せ

    生きていて一番嬉しいことは好きなことを好きなだけやれることだ。これ以上のことは他にはないと思う。幸いなことに今そういう暮らしが出来ている。生きる喜びは、一日の充実以外にない。それはやりたいことがあるという幸せなのだろう。74年かけてやりたいことにたどり着いたのかも知れない。井原西鶴は、『日本永代蔵』で、「二十四、五歳までは親の指図を受け、その後は自分の才覚で稼ぎ、四十五歳まで一生困らないだけの身代を築き固め、それで遊び楽しむのが理想の生き方ときわまったものである」と書いている。なんとなく人ごとではない。江戸時代で言えば隠居を意味している。私は30代後半で自給自足生活を目指した。そして、45の時にはあしがら農の会で、みんなの自給を始めている。自給自足を達成して、今度は一人の自給から、みんなの自給をしたいと考...好きなことを好きなだけやれる幸せ

  • 藤井8冠のタイトル戦20連勝

    藤井8冠が不滅の記録と言われた、大山康晴15世名人のタイトル戦19連勝を越えた。と言っても大山名人の時代はタイトルが4つから5つになった時代だから、38連勝しなければ、追いついたとは言えないのかも知れない。時代が違うのだから、どちらが強いとか考えるは止めた方が良い。どちらにも違った難しさがある。藤井8冠は今も強さを増しているので、さらにタイトル戦を勝ち続けると考えて良いだろう。38連勝と言っても勝ち続ければ2年少しで、達成してしまうのだから、無いとは言えないだろう。それくらい外の棋士を引き離して強い。タイトルを取ってから、奨励会の頃のどんどん強くなった頃と同じくらいの速度で強さを増しているのだから、人間として別格な人だ。藤井聡太8冠はまだ21歳である。まだまだ強くなって行く年齢である。現状でタイトル戦で勝...藤井8冠のタイトル戦20連勝

  • 台湾の自然農業の見学について

    「のぼたん」はもうすぐ2歳一月23日から、台湾の自然農法農家を訪問した。秀明自然農法の農家である。淡水の幸福農荘のレイさんと陳さん。それと南澳の黄世聡氏-南澳阿聰自然田「アコン自然フィールド」である。長い間どうすれば、台湾の農家を訪ねる事ができるか、調べていた。どうやって可能になったかをまとめておきたい。石垣島で農業を始めて見て、石垣島の農業が、日本の農政から見放されていることが分かった。亜熱帯の石垣島に適合する、作物の作出がまったく行われて居ないのだ。奨励品種という意味では、お米は東北系のものであるし、大豆も、小麦も、適合する品種はない。地方創生、自給率の向上と言いながら、完全に石垣島はこぼれ落ちている。稲も、大豆も、小麦も、十分には出来ない。どうすれば良いのだろうと考えているうちに、台湾の農業をみたい...台湾の自然農業の見学について

  • Xiaomi(シャオミ)のPAIの使い方

    建設中のラム酒工場。のぼたん農園のすぐ上に出来る。XiaomiMiBand6のスマートウオッチをしている。3千円くらいで買ったのだと思う。この価格では、正確な数値は測定できない前提で購入した。特にPAIの数値は使ってみて私には合わない。PAIと言うものは何かと言うことから、書いて行く。まだ良くは理解していないので、調べながら確認してみる。その前に睡眠時間について一つ。シャオミーのスマートウオッチの睡眠時間で言えば、一度寝て夜中に目が覚めて、2時間起きていて、また寝たとすると、その夜中起きていた2時間も寝ていたことになっている。以前のフィットビットの場合はそんなことはなかった。それは歩数計の精度でも同じで、歩き方や作業によって、歩数の把握がかなり不正確である。そのつもりでいないと、間違ったことになる。スマー...Xiaomi(シャオミ)のPAIの使い方

  • 台中65号の種籾を直播きした。

    台中65号蓬莱米を直播きにした場所。台中65号の種籾を頂いた。長く石垣島でも作られていたお米である。沖縄で30年前の1995年までに奨励品種として作られていた品種なのだ。今は日本ではほとんど失われてしまった品種のお米である。沖縄では未だに作る農家が残っていたのだ。それを、島根出雲市の台雲酒造会社が酒米として復活させた。台湾農業の父と言われ、台湾で勲章を授与された磯永吉博士と末永仁技師の作出した蓬莱米と呼ばれたお米である。1929年に作出されたとあるから、95年の歴史があるお米である。沖縄では奨励品種として30年前までは普通に作られていた。石垣島の農家の方は大正から昭和50年代まで、多くの農家の方がこのお米を作られていたはずだ。蓬莱米と呼ばれ、台湾で広く作られ、沖縄でも作られるようになったお米である。石垣島...台中65号の種籾を直播きした。

  • 第198 水彩画 日曜展示

    第198水彩画日曜展示390「三津浜富士」2024.28号391「八ヶ岳」2024.25号392「石垣島北部」2024.2393「夜の木」2024.2394「伊豆」2024.28号395「花」2024.210号396「つくも島」2024.24号397「やらぶ」2024.26号充実した気持ちの一週間だった。田植えが終わり、稲が順調に生長していて、見ているだけで穏やかな満足感に包まれていた。作業があるの訳でもないのだが、すぐに田んぼが見に行きたくなった。上の方にアトリエカーを止めていたので、何度もしたまで行った。下の方に車を止めたかったのだが、下の方に車を止めると邪魔になるような気がして上に止めている。今日明日と連休だから、人が多いかもしれないので、上に止めた方が良いだろう。時々アトリエカーから出るくらいが丁...第198水彩画日曜展示

  • ある漫画家が命を絶った

    ある女性漫画家の方が自分の作品をテレビドラマ化を許可した結果、勝手に作品の主旨を変えられてしまい、耐えられずに自殺してしまった。漫画というものが、テレビの衰退に変って、時代の表現の大きな手段になっている。この時代の中心になる表現法になっているのかも知れない。今では漫画家が芸術院会員になる。いつか文化勲章も貰う人が出てくるだろう。もちろんテレビプロデューサーよりも社会的に認められた創作家である。漫画家を軽く見ているテレビ関係者が未だにいるのかもしれない。テレビの方が、くだらない娯楽になってしまったのが現実だ。落ちぶれてきたテレビ局らしいひどい話である。漫画とテレビが主客転倒した為に起きているのかもしれない。漫画家が本気の創作家であり、表現者なのだ。テレビ番組を作る人は、何でも視聴率を稼げるものさえ、作ればい...ある漫画家が命を絶った

  • 文科大臣が統一教会議員で良いのか。

    盛山文部科学大臣は2021年の衆院選で旧統一教会から推薦状を受け取っていた。自民党から、統一教会との関係を問われさい、推薦を受けていたことを申告していなかった。たった3年前のことなのに、国会で問われて忘れていたと説明した。岸田氏は3年前のことを忘れたとする説明を、本人が言うのだから、そう受け取ると国会で答弁した。さらに、政策協定書にもサインをしたことが出てきたら、今度は今は関係を絶っているのだから、問題がないと答弁した。問題だらけだ。まず、3年前に自分に統一教会という反日組織が推薦状をくれたことを忘れてしまうような、忘れやすい人間を大臣に任命してはならないだろう。記憶力がほぼ無い人間だ。痴呆症かも知れない。また、この馬鹿げた説明を信ずるような、愚かな人間が総理大臣であるとすれば、日本の未来は暗澹たるものに...文科大臣が統一教会議員で良いのか。

  • 外国人労働者は日本の労働者の3%

    製造業が48.5万人、サービス業が29.5万人、卸・小売業が23.8万人、宿泊業・飲食サービス業が20.9万人合計182万人の外国人労働者が日本で働いてくれている。コロナ終わったことになり、また海外から日本に労働者の流入が再開した。2021年の外国人労働者の年収の平均は338万円となる。これは日本の労働者賃金調査全体の489万円よりは、3割ほど安くなっている。建設業で働く人の年収は278万円と建設業労働者の平均賃金水準を100とすると、その比率は51.7%とおおむね半分となる。日本ではどの分野でも労働者不足になっている。人口減少と高齢化で、特に身体を使う労働者が不足している。働く人を雇用できないために、バス路線がなくなったり、荷物の配達が遅れるようなことが出てきている。働く人が居ないためにお客さんはいるの...外国人労働者は日本の労働者の3%

  • 2024年のひこばえ農法

    2月3日の1番田んぼひこばえの様子のぼたん農園の自給の稲作の研究目標は「ひこばえ農法」と「あかうきくさ農法」。何も持ち込まない田んぼを作る。あかうきくさによる腐食の増加と窒素固定力を利用してお米を作ることが目標。そして、一度田植えして、3回の収穫を行う、ひこばえ農法と言う省力的な農法である。一番田んぼでは「台光」を作っている。8月27日播種。9月23日田植え。11月30日出穂。1月13日に稲刈りをした。4ヶ月かからないでお米が出来た。1番田んぼでは、今ひこばえが出そろったところである。台光は西表島で作られている台湾から来たお米だと言われている、栽培した感触では、インディカ米が交雑している品種のように見える。実際には台湾には台光という品種のお米はないようだ。石垣島に台湾の種籾を持ち帰り、作ったことが20年前...2024年のひこばえ農法

  • 上川大臣の立派さとルッキズムの問題

    自民党の麻生太郎副総裁が2日、上川陽子外相の容姿を揶揄した発言を撤回した。この問題をめぐっては、「どのような声もありがたく受け止めている」という上川氏の反応にも波紋が広がっている。「毅然(きぜん)と対応して欲しかった」との指摘があがる一方で、「責めるべきは麻生氏の側だ」と擁護する声もある。ーーー朝日新聞上川外務大臣は立派にみえるかたである。外交官として、日本の代表として見事な方だと思っていた。見た目の良い外務大臣で悪くないと言うくらいにみていた。そして麻生発言に対する対応も外交官らしい余裕のある態度と考えて良いだろう。いったい麻生氏は外務大臣にどんな見栄えが必要だと言うのだろうか。この思い違いが女性に対する評価の卑しさを表わしている。最初何を失言癖の麻生さんが言ったのか良く理解できなかった。そうしたら、見...上川大臣の立派さとルッキズムの問題

  • トヨタまで偽装していた。

    日本の一番の大企業のトヨタまで、データー偽装をしていた。トヨタ自動車は、ディーゼルエンジンで認証取得の不正があったとして、このエンジンの供給を受ける国内向けの6車種を含む合わせて10車種の出荷を停止することを決めた。ランドクルーザーとか、ハイエースディゼル車なのだろう。自動車業界の偽装の多発には。日本人がここまで腐ってしまったのか。誇りを失った国になったのかのため息が出る。その場をしのげればと、金になれば何でもやる人間になった。バレないで儲かれば正しいと思い込んでいる。次々に自動車会社の不正が出てきているが、先日は製薬会社の不正が報道されていた。日本人の劣化と言うことを考えなければ成らないのだ。認証制度のない分野では、企業倫理などそもそも無いに等しいのかも知れない。情けないことだが、きっと、あらゆる分野で...トヨタまで偽装していた。

  • 第197 水彩画 日曜展示

    第197水彩画日曜展示390「熱海夜景」2024.28号391「三津富士」2024.28号392「のぼたん農園」2024.23号393「花」2024.28号394「鳥海山」2024.28号395「名蔵」2024.25号396「戸隠山」2024.28号石垣の冬は晴れると、実に素敵な日になる。一番良い季節だといつも思う。旅行に来ていた頃はこの時期を狙っていた。しかし、本来この季節は雨が多い。所が今年は去年の半分しか雨がなかった。去年は一昨年の半分しか雨がなかった。何と今年は4分の1しか雨が降らなかったのだ。素敵な日が続くので、気分は爽快なのだが、また田んぼは水不足だ。田んぼを7つに減らせば、湧き水で足りるはずだったのだが、その湧き水も水量を減らしている。絵を描くには心地よいのだが、田んぼのことを考えると、雨が...第197水彩画日曜展示

  • 自給農業の原理

    あしがら農の会は市民が行う自給農業の会である。今始めた「のぼたん農園」も市民が行う自給農業の会である。35年前に農の会を始めた時に、「地場・旬・自給」を会の目的にした。山北で杉林を開墾をして、食料自給が達成できたときに、一人の自給から、みんなの自給に広げてゆくことを考えた。一人100坪毎日1時間の農業である。「地場」という意味は、食べ物の地域主義でる。これから食糧が不足する時代に、重要な課題になると考えたからだ。国は食料など輸入すれば良いという考えのため、何年経っても食糧自給率は38%を抜け出すことができないでいる。本当の安心のためには、自分でやるしかない。「旬」を掲げたのは、時季外れのものを作ることは、化石燃料の無駄であり、適期適作が一番良い食べ物が作れる、という当たり前の事である。満作の作物が一番良い...自給農業の原理

  • 牧草地の草管理、ネズミノオの駆除方法

    ネズミノオは石垣島の牧草地では一番やっかいな雑草である。何しろ、この雑草に勝てる草は他に見たことがない。例えば、グリンモンスターと呼ばれる葛とか。アメリカセンダングサとか、アメリカハマグルマとか、とてつもない迷惑雑草が、ネズミノオには勝てないのだ。それでも、強い鉄道敷地用除草剤を使って駆除することは出来るが、のぼたん農園で除草剤は使えない。自然農法的な駆除の方法はどうすれば良いかである。以前、ユンボを使い大きな株を根こそぎ抜く作業をしたことがあったが、忽ちに再生して、むしろ前以上に広がってしまった。種が原因だった。ネズミノオは無限と言えるような数の種を付けるので、すでに地中には恐ろしいほどの種があると考えなければ成らない。ネズミノオの種が野鳥の餌には成っていると言われる。雑草の種というのは数年立ったぐらい...牧草地の草管理、ネズミノオの駆除方法

  • のぼたん農園の新たな目標

    台湾の自然農法農家を見学させていただき、大切な学ぶところがあった。それを踏まえて、のぼたん農園の今年の目標を、新たな気持ちで考えてみたい。その一番は美しい農園である。そこに居るだけで、気持ちが明るくなるような農場を目指したい。具体的には花の咲いている農園である。花が至る所に咲き乱れたような農園が良い。花は人の心を明るく豊かにしてくれる。現状は雑草に負けている。これをなんとか制御して、花が咲くような環境を作り出したい。石垣島の旺盛な雑草に負けない。制御されている美しい農園でなければならない。のぼたん農園の名前にあるように、先ずはのぼたん園の整備をしたい。最近ススキがのぼたんを圧倒するようになっている。ススキを刈払い、のぼたんの群生地である事を大切にしたい。まず、ハンマーモアーで周囲をきれいにする。その上で、...のぼたん農園の新たな目標

  • のぼたん農園1月30日の様子

    1週間ぶりのワカバはどこか歓迎の態度で、寄ってきて膝を嘗めていた。それでも歓迎で頭を振るので、気を付けなければならない。目一杯の旅行だったのだが、水牛と遊んでいたら、疲れはいつの間にか消えていた。水牛はアニマルセラピーの動物だ。サクラとのぼたんが最初に慌てて寄ってきた。ああどうしてたのと言う感じだった。一週間居なかったことが水牛にはよく分かって居る。寄ってはきたが、ワカバが後から来ると、すぐ離れた。ワカバがどこか怖いのだろう。怖いと行っても何かするわけでもないのだが。これが水牛の序列なのだろう。1番溜め池の睡蓮が5つも咲いていた。睡蓮は一年中咲いてはいるが、今頃が一番元気になる時期のかも知れない。水牛が溜め池に入って一度は睡蓮は見えなくなったのだが、また広がってきた。睡蓮は驚くほど丈夫なものだ。7番田んぼ...のぼたん農園1月30日の様子

  • 稲の多年草栽培は農業なのか

    『稲の多年草化栽培』~小規模自給農への新たな道著者:小川誠目次を掲載させてもらう。目次を見ると読まないが、意味が半分は分かる。目次第1章なぜ耕すのか、なぜ耕さないのか第2章不耕起・冬期湛水の米作り第3章稲の多年草化栽培への道筋第4章稲の多年草化栽培第5章なぜ稲は多年草化したのか第6章「稲の多年草化栽培」の具体的な栽培方法第7章和み農第8章今後の課題と展開最近、稲の多年草栽培に多くの人に興味を持たれている。稲の一部が再生してくると言うことは、相模原でも無いとは言えない。しかし、全部が冬を越すはずがない。一部だけ再生したイネを、分けて、再生しなかった場所に田植えをして行くという事になるのだろう。農業にはならない気がする。最後に書かれている。「農家が認めるか。」とあるが、自給農を35年開墾から始めて行ってきた体...稲の多年草栽培は農業なのか

  • 台湾自然農場見学

    まず、淡水の幸福農荘の写真です。農園を見下ろす、テラス作業場食べられる台湾の野草ひこばえの枯れ残る姿。叢生栽培のパイナップルこの畑で3個だけ収穫があったそうだ。こちらは食べたパイナップルからの再生株。なかなか大きくならない。植え付けられたレタス苗。活着したところ。大きな石積みの階段。下には川が流れている。セイジは良く出来るとのこと。大根の叢生栽培大根の畑研修生の畑バナナ台湾固有種のユリ畑にはさまざまな花が植えられている。山東菜か、美味しかった。白菜が結球するかどうかイチゴ、株を結わき立ち上げるそうだ。エンドウの種取りジャガイモ、11月植え綺麗に育っていた。竹のオブジェ田んぼの冬の様子、水がしみてきている。田んぼ、ハザガケをしている。分かりにくいが、崖の下や畑の回りに溝を作る。気の流れを作るとのこと。足踏み...台湾自然農場見学

  • 第196 水彩画 日曜展示

    第196水彩画日曜展示小さな絵だけです。379「西伊豆」2024.1380「三津富士」2024.1381「沼津富士」2024.1382「箱根富士」2024,1383「和歌山漁港」2024.1384「あかい花」2024.1385「箱根富士」2024.1386「あかい花」2024.1387「森の家」2024.1388「赤崎」2024.1389「二子島」2024.1台湾の絵が描きたいと思って、苦労して画材は持って行ったのだが、描く時間がなかった。次に行くときにはぜひ描くつもりで、よくよく見てきた。4月ぐらいに行ければいいのだが。まだ予定がたたない。ともかく時間が足りない。絵を描く時間がもう少し欲しい。できる限り自由に描く。今はそれだけである。湧き出てくるものを出来るだけ無意識に受け止めている。見ているものをその...第196水彩画日曜展示

  • 天気予報と雨雲レーダー

    外仕事をするものはあさ、今日の天気明日の天気は確認するだろう。子供のころ、時間になると大人達がラジオの朝の天気予報を、耳をそばだてて聞いていた姿を思い出す。それがテレビになって、今は一人でスマホの天気予報で、確認する人が多数派ではなかろうか。金沢大学の学生の頃、気象学の授業を受けることが出来た。今の暮らしに最も役立っている授業だ。天気図を書く勉強をした。ラジオで「気象通報・海上気象解説」として、放送されていた。南大東島では北東の風、風力4、曇り25ミリバールとか、ずらずら言ってゆくあれである。記号で記載していって、最後に天気図を仕上げてゆく。そしてその後の展開を予測して、天気の変化を判断する。今でも役立つありがたい授業だった。今ならコンピュターで自動的に天気図など描かれるのだろう。しかし、天候の変化を推測...天気予報と雨雲レーダー

  • 災害に備える心の準備

    楽観主義である。まず悪い事は自分にだけは起こらないと思っている。病気にもならないし、災害にも遭わないだろうと思っている。中国が石垣島に武力攻撃をしないと確信している。そんな幸運のままに、100歳まで生きるだろうと思っている。これを認知バイアスと言うらしい。意識の偏りである。大災害は毎年日本のどこかで起こって居る。遭遇する可能性は高い。例えば先日居眠り運転の対向車が私の走っていた車線に向かって直進してきた。まったく驚いた。これに一種の天災のようなものだろう。何とかしのいで身体は無事だった。私が無事だったのは、冷静に対処できたからだと思う。最後の当たるときまで、最小限の衝突にするために運転をした。これは昔レーサーだった友人から言われていたことが生きた。心に備えがあったのだ。事故を避けられないとしても、最後の一...災害に備える心の準備

  • コロナにかからなかった幸運。

    ここまでは幸運にもコロナに感染しなかった。ありがたいことだ。ワクチン注射は全回打ってもらった。無料で打ってくれたので打ったのだと思う。有料なら打たなかったような気がする。効果があるのかないのか分からない上に、注射で悪い反応が起きた例がある。それでも無料ならまあ打つかと言うくらいだった。藁にもすがるという気分もあった。過去に他のワクチンというものは、小学校の頃に打った、BCG結核予防ワクチンである。フランスに居た頃結核になったらしい。フランスでは熱と咳が続いたが、病院にも行かなかった。戻って日本で病院に行きそう言われた。重症化しなかったのは、子供の頃のBCGの御陰かと思った。他には多分ワクチンは打ったことは無い。基本的に訳の分からないものを、自分の身体に入れるという不安が大きい。だから薬というものは飲まない...コロナにかからなかった幸運。

  • のぼたん農園の自給の畑

    ミニトマトの苗を直播きで作ってみた。それが意外に上手く行った。何でも丁寧なことは出来ない、雑な性格なのだが、トマトの苗は直播きでも問題なく出来た。大玉トマトが12本。ミニトマトが24本出来た。そろそろ良さそうなので、キュウリ棚を利用して植え付けた。今年から、のぼたん農園の3番田んぼに付随した、畦の畑で作物を作り始めた。田んぼの整備がほぼ終わり、少しだけ余裕が出たので、今度は田んぼと田んぼの間の畦にある。3m巾で33mの100㎡の畑を整備している。何が出来るのか、何が出来ないのか、先ずは試験栽培をしている。植えた作物は、トウモロコシ、大玉トマト、ミニトマト、玉ねぎ4種、ニンニク、ジャガイモ10種、サツマイモ2種、白クローバー。どの作物も成長が早い。11月27日に植え付けたものが、1月の内にジャガイモは収穫の...のぼたん農園の自給の畑

  • 自給農法の探求の意味

    水彩人展で絵を語る会をやっている。コロナ以来あまり開催できていないのだが、止めたわけではない。絵を語る会は誰も教えない、それぞれが自覚する会である。その根本にあるのは、偉大な思想家は疑問を示すだけで、解答を提示している訳ではないと言うことがある。藝術は大疑問であり、回答ではない。曹洞宗で行う坐禅には、何の回答もない。答えのない只管打坐である。道元禅師は正法眼蔵を書き残した。しかし、そこにあるのはどう読んでも回答ではない。大きな疑問に立ち向かっている姿のような気がする。何度読んでも私には回答を読み解くことが出来ないので、そう思っている。そもそも生きるというこに回答があるわけがない。生きると言うことは常に進行形である。死と言うことが結論であるのだろうが、理解しにくい終わり方であり、何らかの回答が出るわけではな...自給農法の探求の意味

  • 自民党派閥解散の欺瞞

    岸田派のパー券販売の3000万円が、申告されていなかったことがばれた。申告の事務的なミスだと、岸田氏は説明をした。日ごろ任命責任を問われ、言い訳に本人に説明責任を果たすようにと、ごまかしてきた。自分の番に成ったら、事務的なミスとは何事か。良くもそんな白々しいウソを言うものだ。裏金が必要だから、申告せずに裏金にしたのは、明白なことだろう。誰がこんな子供だましを信ずるだろうか。これが岸田氏の言うところの説明責任なのだ。平然とみじめなウソをつくのが、日本の総理大臣で良いのか。そして、慌てて岸田派の解散を言い出した。パー券キックバックがばれ始めたときに、岸田氏は岸田派の代表を辞めた。辞めた理由は裏金を作っていた責任者だったからだ。辞めれば済むはずもない。すべてごまかしである。アベ派、二階派を攻撃したブーメランが戻...自民党派閥解散の欺瞞

  • 第195 水彩画 日曜展示

    第195水彩画日曜展示今回は最初の中判全紙の2点ばかり描いていた。373「小山の田んぼ」2024.1中判全紙374「のぼたん農園」2024.1中判全紙375「富士」2024.16号376「佐世保赤崎港」2024.14号377「入江」2024.14号378「国仲さんのカボチャ」2024.13号何故か絵が進まず、眺めてばかりいた気がする。待っているだけで、絵のことをぼんやり眺めている。絵のことを考えないことにしているので、なにも出てこなければ、描き進めることはない。そんな一週間だった気がする。何かから自由になれそうな感じがしているのだが、それを抑えようとする自分が居るのかもしれない。カボチャの絵はのぼたん農園の地主さんの、国仲さんから頂いたカボチャ。随分立派なもので描きたくなった。入江の絵は石垣島の海。時々見...第195水彩画日曜展示

  • 石垣島の農業と堆肥「よみがえり」

    石垣市の耕地面積は約7,700㏊、畑の面積が7.300㏊、一番広いのがサトウキビが1、387ヘクタール。田んぼがその次で面積は約378㏊。マンゴー223㏊、パイナップル153㏊、野菜93㏊となっている。その他の畑が96ヘクタールとなっている。(沖縄総合事務所)しかし、このデーターはかなり不自然で、文章には「石垣市の耕地面積は約7,700m2、そのうち田の面積は約470m2です。」と書かれていながら、表の法ではでは378㏊となっている。そもそもこのM2は何を意味しているのだろうか。そもそも耕地面積が、7,700ヘクタールであるなら、記載された畑面積の内、葉たばこはかなりあるはずなのだが、その他の畑に入るのだろうか。今はほとんど無くなったと言うことかもしれない。5、000㏊という利用不明の土地の大半の面積は牧...石垣島の農業と堆肥「よみがえり」

  • 動禅体操の手順と要点

    朝の動禅がなんとか続いている。今年も根気よく続けたい。改めてそう書かなければ継続できないので書いた訳で、少し恥ずかしい。なかなか動禅体操が楽しいので、やりたいと言うところまでは進まない。やりたくないなぁー。おっくうだな。と言うのがやる前の気持ちなのだ。朝起きるとブログを書く。最近はブログを書きながら、あちこちの記事を読んだりしているので、それが2時間もかかることになっている。ブログが途中でも、6時に成ったら、動禅を始めることにしている。しかし、始めるときにはかなりおっくうである。そうかしょうが無い、スワイショウだけでもやろうか。と思いどっこらしょと始める。それでも、始めれば何とかなるのは分かっている。やっている内にやる気が出てくる。スワイショウで身体を回し、頭も振るので、脳の中でやる気のホルモンが絞り出て...動禅体操の手順と要点

  • 健康の自己管理と内観法

    自分の健康は自分が作るものだ。お医者さんでも、保健師さんでもない。自分がどのように暮らすのかが重要である。健康に日々を送ると言うことは、長生きだけのことではない。その一日を精一杯に生きるためには、健康心身が必要なのだ。指の先にトゲがあるだけで、十分の働きが出来ない。良い一日を生きたいと思えば、自分の身体を大切にして、最高の働きが出来るように供えなくてはならない。日ごろの整備が必要なのは、身体も心も機械も同じことだ。油断して整備を怠れば、病気を呼んでしまう。身体の計測は欠かさない。病気になりたくないからである。病院は嫌いだから、健康診断とかはやらない。自分の身体は内観法という自己診断を、身体の内部を感じることで行う。体重、血圧、体脂肪率、基礎代謝量、心拍数、睡眠時間、などは毎日確認している。体内の総点検の意...健康の自己管理と内観法

  • 諦めたら全体主義になる。

    日本では有権者の半分しか、投票に行かない。以前は7割を超える人の投票が行われていたのだから、このところ民主主義が成立するぎりぎりの投票率になっている。50%を切れば、半分の人の意志が示されていない。つまり、与党支持者は有権者の25%と言うことになる。民主主義が危ういと考えた方が良い。投票に行かない理由は投票に行ったところで何も変わりはしないという気分が、若者を中心に広がってきたからだ。投票などめんどくせー・どうせ無駄なことだ。となったのではないか。そんな気分に成るのも、無理とは言えない。説明責任を果たせば終了。などと言う、ごまかし政治がまかり通る、歪んだ独裁政治が近づいている。パー券キックバック問題は、派閥解消の問題などでは無い。派閥を解消しようがしまいが、裏金問題には関係が無い。自民党政治には裏金がいる...諦めたら全体主義になる。

  • 地震のニュースは避ける

    能登半島地震のニュースが続いている。寒いこの時期に避難所は苦しいことだろう。感染症も流行しているから、大変な状況だ。北陸には友人がいるが、気になって仕方がない。何も出来ない。災害ボランティアというのも行ったことがない。いくらか寄付させて貰う以外に何も出来ない。気持ちは災害現場を思い出さないでいたところだ。災害の場面を見たくないという気持ちが強い。想像すればどれほどのことが起きたかは分かる。地震、津波、火事。まさか元旦にこんなことが起こるとは、ひどすぎる。ただでさえ悲観的な日本の未来がさらに暗くなった。広島も長崎でも原爆資料館の前まで行ったが、原爆資料館は見ていない。高校の時の修学旅行では見学もあったが、入ることが出来なかった。テレビで能登地震の被災場面がニュースで流れるが、すぐ消してしまう。忘れていたいと...地震のニュースは避ける

  • 石垣島の稲作のこと2024

    4番田んぼ田植えがすべて終わった。日曜日には40人くらいの人が参加してくれたのではないだろうか。良い田植えになったと思う。気分爽快である。12月初めに種まきをして、1月初めに田植えをする。田植えをしている隣で、稲刈りもおこなう。石垣島は一年中稲づくりはできる。田んぼ好きには天国である。まだ、石垣島の稲作の一番良い耕作方法はわかっていない。今年は石垣で田んぼを始めて4年目になる。試行錯誤しながら、これがいいだろうという方法を始めている。やろうとしている稲作は「自給の稲づくり」である。経営農業ではない。同じことであるようだが、農法としては全く違うものになる。産業としての農業ということでは、経営が成り立たないものは、ダメな農業である。どんどん農家が減少してゆくのは当然の結果だろう。農業が成り立たない主たる原因は...石垣島の稲作のこと2024

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