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2009/02/01

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  • 津軽鉄道 金木駅発行嘉瀬から金木ゆき片道乗車券

    1986(昭和61)年8月に津軽鉄道金木駅で発行された、嘉瀬から金木ゆきの片道乗車券です。灰色津軽鉄道自社地紋のB型相互式大人・小児用券で、日本交通印刷で調製されたものです。同社では硬券式の普通乗車券は一般式で作成されることが多いですが、この券については相互式で作成されておりますので、通常の乗車券として作成されたものではなく、企画乗車券等のイレギラーな券として作成された可能性があります。窓口で発券された駅員氏によれば、「この券は駅名が金木になった印刷ミスなんだ」と言われておりましたので、本来であれば発行駅名を嘉瀬駅とすべきところ、金木駅として調製されてしまったものと思われます。相互式乗車券については、戦前の昭和10年代後半から20年代前半にかけてと、戦後の昭和30年代初頭の2回、入鋏を発駅の下に入れるとい...津軽鉄道金木駅発行嘉瀬から金木ゆき片道乗車券

  • JR九州 道ノ尾駅発行 ◯企 長崎空港きっぷ

    1992(平成4)年8月にJR九州長崎本線(長与支線)道ノ尾駅で発行された、「長崎空港きっぷ」という企画乗車券です。桃色JRK地紋のD型大人・小児用券で、門司印刷場で調製されたものと思われます。ただし、券面は印版印刷となっており、民間印刷場に外注されたものの可能性もあります。発駅および発行駅名は記入式になっており、同じ運賃帯の駅間で融通されていたものと思われます。長崎空港きっぷは、JR線とかつて長崎本線(長与支線)内にある大草駅から出航していた長崎空港への航路(海上ルート)をセットにした企画乗車券で、航路部分については安田産業汽船という地場の海運会社が運航していました。券面には乗車ルートが記載されていますが、鉄道(JR九州線)部分については電車のイラストが、航路部分には船のイラストが描かれており、あまり他...JR九州道ノ尾駅発行◯企長崎空港きっぷ

  • 中野車掌区乗務員発行 車内補充券

    発行年は不明ですが、1957(昭和32)年5月以前に中野車掌区乗務員が発行したと思われる車内補充券です。桃色こくてつ地紋の地図式特殊区間用特別補充券(図補)になります。国鉄の地図式特殊区間用特別補充券には発行年月の表示はなく、発行日のみが示されていますので、御紹介の券は21日に発行されたとしか確認できませんが、中央線の国電区間の電車から2等車が廃止されたのが1957(昭和32)年6月20日になりますので、同年5月21日以前に発行されたところまでは推測できます。中央線の御茶ノ水駅から四ッ谷経由で大久保までの区間で、3等車から2等車への上級乗換として発行されています。事由欄付近の拡大です。事由欄には現在では見かけない「乗換」「換越」「換方」「換経」「誤購求」「下級換」などの文言があり、方面を示す欄には与瀬・氷...中野車掌区乗務員発行車内補充券

  • 吉祥寺駅発行 振替乗車票

    日付はありませんが、1986(昭和61)年8月に中央本線吉祥寺駅で発行された振替乗車票です。白色無地紋のB型券で、東京印刷場で調製されたものです。様式としては国鉄時代の末期の硬券式の振替乗車票のように見えますが、昭和40年代末期より使用されております最終様式の一世代前の様式で、現行様式であれば「当日限り有効」となっている箇所が「通用当日限り」となっています。こちらは東京駅で発行された振替乗車票になりますが、国鉄の最終様式のもので、やはり昭和61年に発行されたものです。「当日限り有効」と記載されています。裏面です。裏面については最終様式のものと相違はないようです。吉祥寺駅の振替乗車票がなぜ古い様式となっていたのかは不明ですが、同駅は京王帝都(京王電鉄)井の頭線との接続駅ですので発行枚数は少なくなかったハズで...吉祥寺駅発行振替乗車票

  • 秋田駅発行 五城目ゆき片道連絡乗車券

    頂き物なのですが、1977(昭和52)年9月に秋田駅で発行された五城目ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型一般式大人・小児用券で、新潟印刷場で調製されたものです。一見すると国鉄線内の片道乗車券に見えますが、着駅の五城目駅は国鉄線の駅ではなく、秋田中央交通という会社線の駅になりますので、連絡乗車券ということになります。五城目駅は国鉄八郎潟駅から接続していました秋田中央交通の秋田中央交通線の終着駅でしたが、同線は鉄道線としては1969(昭和44)年7月に廃止され、同社のバスに転換されています。そのため、1977(昭和52)年当時にはバス転換後の五城目駅はバスターミナルとなって「秋田中央交通五城目営業所」となっておりましたが、国鉄線との連絡運輸が残されており、その関係で五城目駅と呼ばれていたようです。御...秋田駅発行五城目ゆき片道連絡乗車券

  • JR東日本 下諏訪駅発行 八王子・新宿までの急行券

    1988(昭和63)年2月に中央本線下諏訪駅で発行された、八王子・新宿までの急行券です。桃色こくてつ過渡期地紋のA型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。東京印刷場では、急行券などの料金券の発駅を表示するのに使用する活字は16ポイントの大きさを使用するようになっていたようですが、着駅が2つ以上ある場合、16ポイントでは2段書きができないために12ポイントの活字を使用することになっています。ところが、この券の場合、本来であれば発駅の「下諏訪」は16ポイントの活字を使用するべきところ、何らかの理由があったのでしょうか、着駅と同じ12ポイントの活字が使用されています。JR東日本下諏訪駅発行八王子・新宿までの急行券

  • 東京急行電鉄 二子新地前駅発行 10円区間ゆき片道乗車券

    1960(昭和35)年9月に東京急行電鉄(東急電鉄)田園都市線の二子新地前(ふたこしんちまえ。現・二子新地)駅で発行された、10円区間ゆき片道乗車券です。若草色PJRてつどう地紋のB型地図式大人専用券で、山口証券印刷で調製されたものかと思われます。同社の硬券時代の地図式券は独特で、当時の同社鉄道路線がすべて記載され、運賃有効区間のみ太線になっています。当時の田園都市線は溝ノ口駅までしか開通しておらず、溝ノ口以遠についての記載はありません。裏面です。券番のほか、発駅・「表面太線区間内の1駅ゆき」および「通用発売当日限り」の文言・発行駅名と循環番号「㉘」の表記があります。二子新地前駅は近くを流れる多摩川の「二子の渡し」があった二子地区の歓楽街のあった場所に位置し、関東ではなじみがありませんが、歓楽街のことを「...東京急行電鉄二子新地前駅発行10円区間ゆき片道乗車券

  • 東武鉄道 C11形123号機営業運転記念乗車券 ~その2

    前々回エントリーにて東武鉄道が発売した「C11形123号機営業運転記念乗車券」を御紹介いたしましたので、今回は封入されている硬券の子細について御紹介いたしましょう。封入されている硬券は、下今市駅から東武ワールドスクウェア・鬼怒川公園間ゆき(260円区間ゆき)と鬼怒川温泉駅から260円区間ゆき、南栗橋駅から480円区間ゆきの3枚で、ちょうど発売額の1,000円分の券になっています。まず、1枚目の券です。下今市駅発行の東武ワールドスクウェア・鬼怒川公園間ゆきの260円区間ゆき片道乗車券になります。黄褐色TRCとぶてつ自社地紋のB型一般式大人・小児用券になっています。小児断片の表記は「ワ130」とシンプルです。かつて同社で硬券が一般的に使用されていたころ、一般式券の着駅が2駅以上あるものについては行間に横線が引...東武鉄道C11形123号機営業運転記念乗車券~その2

  • 運輸通信省 飯田橋駅発行 3等10銭区間ゆき 乗車日指定特殊乗車券

    本日は終戦の日です。終戦の日は、昭和天皇が「玉音放送」によって、日本政府がポツダム宣言の受諾、すなわち日本軍の降伏表明を連合国側に通告したことを、正午(午後12時)に国民に放送を通じて公表した1945(昭和20)年8月15日とする一般的な日本の解釈によって制定されています。毎年、終戦の日頃にエントリーさせていただきます記事には、戦争の影響を受けた乗車券類を御紹介させていただいておりますので、今回もそのような乗車券を御紹介したいと思います。1944(昭和19)年2月に運輸通信省(国鉄・JRの前身)の飯田橋駅で発行された、3等10銭区間ゆきの片道乗車券です。白色無地紋のB型地図式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。1943(昭和18)年11月から、国鉄(JR)の前身である鉄道省は運輸通信省に変わり、...運輸通信省飯田橋駅発行3等10銭区間ゆき乗車日指定特殊乗車券

  • 東武鉄道 C11形123号機営業運転記念乗車券 ~その1

    2022(令和4)年7月より東武鉄道が発売した「C11形123号機営業運転記念乗車券」です。同社鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間で運転されているSL列車「大樹」を牽引する、SLの3号機となる機関車が営業運転を開始することになったことを記念して発売されました。二つ折りの台紙に硬券が3枚ついて、発売額は1,000円です。普段はあまり記念乗車券には手を出さないのですが、仕事帰りに見かけ、つい購入してしまいました。台紙の裏面です。東武鉄道に搬入された時の写真と整備完成後の写真が並び、「ビフォーアフター」といった感じです。台紙を開いてみますと、機関車の説明と、整備の記録の写真が掲載されています。この機関車は滋賀県にあった江若鉄道が「ひえい」号として発注して製造された、国鉄のC11と同型機ではありますが、国鉄籍を持たな...東武鉄道C11形123号機営業運転記念乗車券~その1

  • 上野駅発行 日暮里接続 京成線100円区間ゆき 片道連絡乗車券

    1985(昭和60)年1月に東北本線上野駅で発行された、日暮里駅接続の京成線100円区間ゆき片道連絡乗車券です。桃色こくてつ地紋の金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。この券は上野駅の広小路口にありました86番窓口で発行されたものですが、広小路口から歩いて2分、わずか200メートル離れた場所(横断歩道を渡ったところ)に京成電鉄の京成上野駅がありますので、なぜこのような口座が設備されていたのか、また、どのような需要でこの券が必要であったのか、大変疑問な一枚です。国鉄上野駅広小路口にあります86番窓口と京成上野駅の位置関係を示す地図です。日暮里駅から京成線100円区間というのは当時の京成電鉄の最短区間の運賃区間帯であり、わざわざ割高になる連絡乗車券を購入し、日暮里駅で跨線橋を渡って乗換えなく...上野駅発行日暮里接続京成線100円区間ゆき片道連絡乗車券

  • 南田辺駅発行 天王寺接続 南海線90円区間ゆき 片道連絡乗車券

    1985(昭和60)年2月に、阪和線南田辺駅で発行された、天王寺駅接続南海線90円区間ゆきの片道連絡乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。御紹介の券は、前回エントリーで、>金額式券で発行されていたのは大阪印刷場および東京印刷場で調製されたものだけのような気がします。と申し上げました、大阪印刷場で調製された金額式の連絡乗車券です。東京印刷場の金額式券を再掲いたしますが、基本的な記載事項は同じですが、様式がかなり異なります。御紹介の天王寺接続の南海線といってもピンとこない方もいらっしゃると思いますが、かつて、天王寺駅には南海天王寺支線という路線が乗り入れていました。天王寺支線は南海本線の天下茶屋駅から分岐し、天王寺駅までを結んでいた営業キロがわずか2.4km...南田辺駅発行天王寺接続南海線90円区間ゆき片道連絡乗車券

  • 上野駅発行 高田馬場接続 西武線90円区間ゆき 片道連絡乗車券

    1984(昭和59)年12月に東北本線上野駅で発行された、高田馬場駅接続の西武線90円区間ゆき片道連絡乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。国鉄では社線への連絡乗車券を各種発行しておりましたが、金額式券で発行されていたのは大阪印刷場および今回御紹介の東京印刷場で調製されたものだけのような気がします。また、国鉄末期には新潟・仙台印刷場の閉鎖や名古屋印刷場所管分の一部移管などによって東京印刷場の所管範囲が広がっており、いままで金額式の連絡乗車券の発行例がなかった口座についても金額式に変わったところもあるようです。どちらの印刷場においても、連絡社線の表記については「◯◯線」という表記がされており、御紹介の券の場合は西武鉄道への連絡乗車券でありますので「西武線」...上野駅発行高田馬場接続西武線90円区間ゆき片道連絡乗車券

  • 西武鉄道 400両突破記念乗車券

    1965(昭和40)年2月に西武鉄道で発行された「400両突破記念」乗車券です。しおり型のオーソドックスな形の記念乗車券で、左側に写真があり、右側に乗車券が付いています。400両突破記念乗車券は同社の在籍車両(電車)が400両を超えたことを記念したもので、御紹介の高田馬場駅の他、池袋駅や西武新宿駅といった主要駅で発行されました。乗車券片部分は若草色西武鉄道自社地紋の金額式10円区間ゆきとなっており、どの駅も購入しても、購入駅から10円区間ゆきという金額設定は変わらなかったようです。裏面です。時代を感じさせる文章と、その下には5年毎の在籍車両の変遷がグラフで記載されています。昭和20年から25年までの5年間は22両の増備にとどまっていますが、昭和25年から30年の5年間と昭和30年から35年の5年間は64両...西武鉄道400両突破記念乗車券

  • JR東日本 稲荷山駅発行 篠ノ井接続しなの鉄道屋代高校前・屋代ゆき 片道連絡乗車券

    前回エントリーでJR東日本篠ノ井線稲荷山駅で発行された、篠ノ井駅接続のしなの鉄道戸倉ゆき片道連絡乗車券を御紹介いたしました。同駅には他に、しなの鉄道屋代高校前・屋代ゆきの口座もございましたので御紹介いたしましょう。2006(平成18)年7月にJR東日本篠ノ井線の稲荷山駅で発行された、篠ノ井駅接続、しなの鉄道屋代高校前・屋代ゆきの片道連絡乗車券です。桃色JRE地紋のA型一般式大人・小児用の千切り軟券です。再掲いたしますが、様式的には前回御紹介の戸倉ゆきの券と同じで、こちらは着駅が2つあることから二段書きになっている点が異なります。小児断片には最初の着駅である屋代高校前の方が記載されている点は、硬券時代と変わらないようです。JR東日本稲荷山駅発行篠ノ井接続しなの鉄道屋代高校前・屋代ゆき片道連絡乗車券

  • JR東日本 稲荷山駅発行 篠ノ井接続しなの鉄道戸倉ゆき 片道連絡乗車券

    2006(平成18)年7月に、JR東日本篠ノ井線の稲荷山駅で発行された、篠ノ井駅接続、しなの鉄道戸倉駅ゆきの片道連絡乗車券です。桃色JRE地紋のA型一般式千切り軟券で、大人・小児用券となっています。同駅は国鉄時代の昭和60年代には駅員無配置の駅になっていますが、地元自治体に出札業務の委託が行われており、当初は硬券による常備券の発売が行われていましたが、JR化後の硬券廃止により、常備券類は軟券化されて発売が継続されていました。御紹介の券はJR東日本が発売する常備軟券としては、直営駅用と業務委託駅用を含めても珍しい社線への連絡乗車券となっていました。様式的には同社が発売する近距離用の一般式常備軟券とほぼ同一ですが、「篠ノ井経由」と経由表記が入っていることと、同社の社線との常備式連絡乗車券の特徴である小児運賃の...JR東日本稲荷山駅発行篠ノ井接続しなの鉄道戸倉ゆき片道連絡乗車券

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