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眩しい太陽・・美しい月・・そして世の中所詮金でちゅ https://blog.goo.ne.jp/hiyokotati

Online gameで友達になった仲間たちの交換日記型ブログ小説です。(c) 2008 hiyoko.

笑いあり泣きありバトルあり感動ありのファンタジー小説です。西洋中世の戦時下の中で生まれた伝説の獅子たちが織り成すストーリーをお楽しみ下さい。

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2009/01/26

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  • 第弐百五拾弐話

    最後に現れた巨大な海賊船。しかし甲板では大きな爆発と怒声が聞こえている。既にそこでは戦闘が行われているようであった。ドーーーーーーンッ!!!『あああぁぁぁ!!!』『うぉぉぉおおおぉ!!!』りん達の船に乗り込んだ敵艦隊の隊長は訝しげに頭を傾げた。『…なんだ…何が起きてる?』『わかりません。母船との連絡が先ほどから途絶えております。』ドゴーーーーーーーンッ!!!『そこだぁ~!!!』『うぉぉおおあぁぁ!!』母船からは火の手が上がり、聞き覚えのある怒号と共に海賊兵らは海へ投げ飛ばされるように吹き飛ばされている。りん『…え…う…嘘でしょ?』ハプティ『っ!!!』よろめきながらクルツは海賊母船の甲板を眺めると息を呑むように驚いた。クルツ『っ!!!』敵兵の群がる足元に倒れながら、その脚の隙間から垣間見るその船上には見に覚えのあ...第弐百五拾弐話

  • 第弐百五拾壱話

    オムー『りん!!』りんの一瞬の陰りある目に気づいたオムーは奮起させんと叫ぶと、りんはすっくと立ち上がりエビちゅに指示を飛ばした。りん『エビちゅ!!!!キャビンで攻撃魔法を!』エビちゅ『承知ちまちた( ̄ω ̄)』キーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!ドゴーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!床が壁になったかと思える程にまたも大きく船体が揺れる。必死に柱などに掴まり堪える一同の体力は限界に近い。hanana『落ちるですぅ~><』オムー『絶対に柱から手を離しちゃ駄目だぞ!!』徐々に周囲の敵の船は接近をしている。りん『ハプティ!!!前方の船がこっちへ来るまで左からの侵入を防いで!!!』ハプティ『うんわかった(>w<´;)!!』りん『クルツも左!!私が援護射撃する!オムーは後方を!はなちゃんは回復を続けて!!』オムー『...第弐百五拾壱話

  • 第弐百五拾話

    それは僅かに開いた窓から入る一本の矢であった。枕に頭をあずけたままのハプティは、目を見開き音のある方へ向かせると、向かいのドアに刺さっているのがわかった。ハプティ『え・・・・うそ・・・』すると今度は窓ガラスを割り、何本もの矢が部屋の中に入ってくるのだった。バリンッバリンッ!!!!カカカカカカッ!パリンッ!!ハプティ『キャッ(>w<=)』たまらなくベッドの横に転がり落ち、床にへばりつきながらハプティは壁にできた矢の様を眺めている。バリンッ!!!!カカカッカカッカッ!パリンッ!!一頻り窓のガラスを全て割り、とめどなく壁へ、寝ていたベッドへ刺さり、壁から落ちた矢は身を引いたハプティの目の前へ落ちてきている。カカカカカカッ!!!!カッ!!バラッバラバラッ!!ハプティ『あわわわわわ(>w<´;)』すると離れた場所で弾道の...第弐百五拾話

  • 第弐百四拾九話

    深夜にもなれば、空も海も黒い。上も下もない真っ暗な世界の中に明かりを灯したいっせきの船が佇んでいる。エビちゅの昔話が終わり、現実に戻る一同の耳には置き時計の音が響いてきていた。チク・・タク・・チク・・・タク・・・・乾いた喉を潤すため、一升瓶のいいちこを喉を鳴らして飲みゲップをしたエビちゅの目は眠たげだ。エビちゅ『・・・hananaの入隊の話はこんなとこでちょうか・・( ̄ω ̄*)ゲフ』クルツ『(゜∀゜*)ノおもしろかったぁ~!はなちゃん優勝したんだねっ!!』hanana『恥ずかしいノ-ノ;』さっちゃん『楽しかったぁ~^^ノ』王子『ふぉっふぉっ(*´ω`*)』ハプティ『思い出すなぁ…(・w・´)』オムー『そういえばはなたん初代優勝者だったなぁ=ω=.』hanana『まぐれ過ぎなのでし^^;(滝汗』ヌコル『りんさんの...第弐百四拾九話

  • 第弍百四拾八話

    雲が大きな太陽を隠しては見させ、夏も終わりかけた昼下がり。王様から呼ばれ、図書室に併設された書斎にやや足早に向かうりん。石造りのその廊下とりんのブーツの足音は、豪華な絨毯にて和らげられている。コッコッコッコッ城が盆地にあることも手伝い、天井と胸あたりまである横壁の間から来る風はやや強めだ。壁には円柱の石塔が等間隔に並び、その間からはファブルグ町が一望できる。心地よい風を受け、町を見渡しながらりんは呟いた。りん『なんだろ・・。王様からのお呼びって久しぶりね。』書斎前につくと衛兵1がかかとを音を立てて合わせ、きびきびと敬礼をした。カッ!!!!衛兵1『ご苦労様ですー。-ゝ!!!』りん『おつとめご苦労さまです(*´▽`*)入ります』衛兵1『どうぞ!今王様が図書閲覧中であります。』衛兵の敬礼に足を合わせ挨拶をしたりんは分...第弍百四拾八話

  • 第弐百四拾七話

    クルス『ぜぇ・・はぁ・・忠告するぜ・・戦いには型は必要ねんだ・・遊びも必要ってことだ・・・さぁ・・立てよ・・もっと見せてくれ』息絶え絶えにクルスはオムーが言うと、オムーはいまだフラつく頭をブルブルと震わせて焦点を合わせようと必死だ。オムー『ぜぇ・・はぁ・・想像以上だったぉ・・・でも・・俺からも忠告することがあるぉ・・』クルス『あぁ?』剣を杖がわりにやっと立ち上がったオムーは、再度唾を飲み込みながら喋った。オムー『・・・確かに型に縛られては柔軟性はないかもしれない・・でも・・遊びすぎは禁物だぉ!!!!』突如、クルスの上空からエネルギー弾が舞い降りてくるのだった。ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!司会者『おおおおぉとぉ~...第弐百四拾七話

  • 第弐百四拾六話

    オムー『おぅ、みせてやんよ=ω=.』オムーの魔法剣が再び光り出す。しかしその輝き及びその音は今までとまた違う。ヴゥルルルルーーーーーン・・・王様『バルタルトの強さはその技数にあり、じゃったなーωー?ニコシア』ニコシア『うむ(`ω´.)同じ相手に同じ魔法攻撃はせん。』りん『すごい・・手の内を見せずに勝つということなのね?』クルスの突進により再びの剣の攻防が始まった。クルス『うぉぉおおおおおぉぉ!!』オムー『うぁあああぁぁぁぁ!!!』ジャキーーーーーン!!ジャキーーーーーーーーーーーーーン!!!やっと追いついた歓声のボルテージは高く、夕暮れの闘技場をさらに熱している。王様『されど相手はクルスーωー奴は別名を各地にもっておった』ニコシア『別名・・じゃと(`ω´.)?』王様『奴は掛け試合に幼少から参加しておる猛者じゃよ...第弐百四拾六話

  • 第弐百四拾五話

    空気が突如張り詰め、再び動きの止まった二人を見た司会者も生唾を飲み凝視している。頭上にいくつかの魔方陣を形成させたオムーは鍔を両手で握り締め目を閉じた。司会者『こ・・今度はなんだ・・。』ニコシア『どういうことじゃ・・奴は・・・詠唱を待っている(`ω´.;)?』王様『まったく律儀な奴じゃなクルスはーωー』オムーは両手剣をゆっくりと下げ、強く握り締め詠唱を始めた。3万人以上の観客が見ているなど嘘であるかのように二人の周りには音がない。耳鳴りがするほどに静寂なリングに、魔法剣の鍔元から不思議な電気流体が迸る音だけが響いている。・・ビビッ・・・・バチバチッ・・・そしてオムーは目を見開くと同時。見合わせたクルスの怒号に合わせるかのように突進した。クルス『うぉぉぉおおおぉぉぉおお!!』オムー『うぁぁぁああああ!!!』剣の攻...第弐百四拾五話

  • 第弐百四拾四話

    身の危険を察知した鳥獣はその土地を離れると言われている。クルスとオムーの戦いも例外ではない。鳥や虫の鳴き声さえも辺りからは消えていた。選手観覧席に来ているボルケノゴーレムの足がまた僅かに震えているのがわかったhananaは、何倍も大きくゴツゴツとしたゴーレムの手をさすりながらゴーレムの顔を伺うように見上げ呟くように言った。hanana『ボルケノさん・・・』下がり始めた太陽の横にボルケノゴーレムの赤黒い顔がある。大きな体がhananaへの太陽の直射を遮り、優しい光がhananaへあたっている。ボルケノ『グフ・・・』挨拶代わりとなる切り抜き攻撃を終え、凄まじい波動を伴う攻撃を繰り出したクルス。それを魔法剣により受けきり、距離を取るオムーの肩には、雷が落下したかのような衝撃を受け飛散した石畳の破片がパラパラと上空より...第弐百四拾四話

  • 第弐百四拾参話

    夏の日は長い。大会開催から時間の経過はしており、やや日が暮れ始めているとはいえ、まだ太陽の日は強い。プルグという砂地にのみ咲く花には、寄り添う大きな葉があることが特徴的だ。夏の暑い日はみなその葉を仰ぎ、ほのかに甘い香りを漂わせ、暑さを凌いでいる。りん『まだ暑いわね(*^▽^*;)』エビちゅ『エビちゅはアイス買って来るでちゅ( ̄ω ̄;)』りん『てら^^』ニコシア『プハァー(`o.´♯)この酒うまいのぉ』王様『じゃろう(*´ω`*)ファンブルグの地酒じゃぞ?』hanana『おじーちゃんお酒くさいでし(>_<)!!モゴモゴ』慌てて母親がhananaの口を塞いだ。母親『ご無礼を申し訳ありません><!』りん『いいんです(*´▽`*)じじぃで』王様『国王で(ーωー;)』・・・・・・・・・・・薄暗い闘技場地下の連絡通路に響く...第弐百四拾参話

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