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君の記憶に沈む http://blog.livedoor.jp/margotte/

BL小説と思いついた単発で構成される小説ブログです。

小説は中世の某グランツィエ王国とザントレード皇国という両国を取り巻く時代が舞台で、記憶を失くした王子が主人公。 ブログ訓は「キャラは多彩、エロは詳細、主人公は何故かモテる」です☆ 以前「まほうのiらんど」で連載していましたが、忙しくて出来なくなりました。つっても、今も忙しいです。できるだけガンバリます。 つかPing送信がうまくいかない…orz

マルゴッテ
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住所
三鷹市
出身
千葉県
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2009/01/15

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  • 君ガ為惜シカラザリシ命サヘ

    悲しい悲しい君が死んだら悲しい悲しい悲しい君が消えたら悲しい手が無くなっても足が無くなっても構わないから君だけは死なないで頭から君を飲み込んで僕の一部になればいいのに足の先まで取り込んで魂ごと飲み込んでしまいたい君と一つ

  • 四、庭園のミカン

    翌朝。起きると共に、リハビリがてらカティとともに少し散歩に出ることにした。「うわ…ぁ、すごい庭園だな!」カティが最初に連れて行ってくれたのは噴水を中心に満開の花咲き乱れる庭園だった。私や他の王族の寝室のエリアからは遠いが、大広間につながる道沿いにあ

  • 参、 私は彼。

    「落ち着いたか?」 国王が部屋を去ってしばらく、カティがなだめるように聞いてきた。「……ちょっと驚いただけだ」 私は若干取り乱しすぎた感のある自分が恥ずかしくて視線を上げられなかったけれど、そんなことは気にしないのかカティは何かカチャカチャと音を立

  • 弐、対面

      起きてからしばらくはたくさんの男女が出入りしていた。脈を計ったり目に光を当てたり色々検査していくつか変な質問をしてきたけど、私が何も覚えていないと分かるとそそくさと部屋を出て行った。部屋にはあの赤い髪の男と私だけが残った。「大丈夫か?」「う、うん…」

  • 序、目覚め

    その世界は優しい白に満たされていた。 そこでは意識はふわふわと頼りなく宙を漂い、世界と溶け合ってカタチを失くしていた。最初はなぜ自分がこんなとこにいるのか分からなかったけど、感覚しか存在しない空っぽの思考回路がやがてそこが「夢」の世界であると知らせてく

  • 騒音アリア。

    あぁうるさいですね。僕の耳元でガタガタ大きな音を立てないでください。歯がムズムズするんです。僕の歯のまわりをウロウロするのもやめていただきたい。神経が焼き切れそうなんですよ。勘弁してください。ガタガタガタガタ、廻る釣り鐘の下。どうして?あんな重たいものが

  • 請け負う人ヒト。

    (ぐしゃりと、黒髪の男の手元から水っぽい音が聞こえてくる。それを聞いて、メガネのずるがしこそうな男がニヤニヤと近寄ってくる。)あっ、あぁっ!なんということでしょう!そんなにしてはいけないのです!あなたは自分が何をしたのかわかっているのですか?あなたは今、

  • あらいばる・クイーン

    気味が悪い。気味が悪いよその瞳。どうしてそんな目なのかしら?それも総ては夢。あなたの夢見る幻想。『夢が夢見る夢なのに』パプリカ……。

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