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酒仙庵 http://blog.livedoor.jp/hibara/

唎酒師が綴る酒とグルメの随想日記。酒の薀蓄やつまみの作り方がびっしり詰まっている。

酒仙庵
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住所
長崎県
出身
山口県
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2009/01/12

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  • 無垢の酒(むくのさけ)

    酒造りに最も適した寒い時期に、その年の米質や造りの特徴を充分に把握し醸される「無垢之酒」がある。生まれたままの美味しさを楽しむため、加水しない"原酒"を、加熱殺菌しない "生" のまま、"無濾過・素濾過"で瓶詰めする。また搾りにもこだわり、上槽時の“責め

  • 小半酒(こなからーざけ)

    井原西鶴の「好色一代男 巻三」の中に、「家請(いゑうけ)の機嫌を取り、小半酒(こなからざけ)に両隣をかたぶけ」という一節がある。「家を借りる時の身元保証人の機嫌を取って、二合五勺の酒が入った徳利を両隣に傾けて」という意味合いであるが、この「小半酒(こなからざ

  • おやじの酒

    父の日に、息子から四国は愛媛県の銘酒「梅錦」の父の日限定吟醸酒『おやじの酒』がプレゼントされた。親爺らしく辛口ではあるが、さすが「梅錦」、米の旨味も感じさせる吟醸酒で、ラベルの親爺が手酌で酒を呑んでいるイラストも面白い。

  • Tre Grappoli

    スーパーでイタリアのフルボディ・赤ワイン「Tre Grappoli」1200円を見付けて買って来た。このワインは、プーリア州サレント半島に昔から侯爵家として門を構え、ワイン造りにおいては500年以上の歴史を持つゼッカ家。現在のワイナリーは現当主の祖父アルチビアテ・ゼッカ

  • 100人の唎酒師 生原酒

    昨日「コスモス」長与店で沢の鶴の「100人の唎酒師 生原酒」という珍しい名前の日本酒を見付けて買って来た。早速沢の鶴のホームページで調べると、次のような解説が載っていた。美味しい日本酒をつくるには、誰よりも日本酒を知らなくてはならない。沢の鶴には、100 人

  • BATCH 106 chardonnay

    年末年始に飲んだ酒(10/10)BATCH 106 chardonnayオーストラリア産のコクのある白ワイン。

  • CRANE LAKE cabernet sauvignon

    年末年始に飲んだ酒(9/10)CRANE LAKE cabernet sauvignonカリフォルニア産のCPの優れた赤ワイン。

  • NATIVA Carmenere

    年末年始に飲んだ酒(8/10)NATIVA Carmenereフルボディのチリ産赤ワイン。

  • 浦霞 純米酒

    年末年始に飲んだ酒(7/10)浦霞 純米酒やや雑味を感じるが、ぬる燗で美味しい酒。

  • 大七 純米生酛

    年末年始に飲んだ酒(6/10)大七 純米生酛ぬる燗にすると、日本一美味しい酒。

  • 五橋 発砲純米酒 ねね

    年末年始に飲んだ酒(5/10)五橋 発砲純米酒 ねねアルコール度数5%で、ジュースのような酒。

  • 五橋 純米 木桶生酛造り

    年末年始に飲んだ酒(4/10)五橋 純米 木桶生酛造り樽の香りのする旨味のある酒。

  • 田酒 特別純米酒

    年末年始に飲んだ酒(3/10)田酒 特別純米酒常温で美味しいコクのある酒。

  • 梵 純米大吟醸

    年末年始に飲んだ酒(2/10)梵 純米大吟醸大吟醸でありながら、旨味も感じる酒。

  • 獺祭スパークリング

    年末年始に飲んだ酒(1/10)獺祭 純米大吟醸 スパークリング45強い酸味が特徴の弾ける酒。

  • 桃川 ひやおろし純米原酒

    近くのスーパーで「桃川 ひやおろし純米原酒」を見つけて買って来た。青森県上北郡おいらせ町に在る酒造会社「桃川」が醸造した日本酒で、社名の「桃川」は、創業時、仕込み水に使用していた奥入瀬川の地元での通称「百石川」の名にちなんで、百を桃に代えて酒名を「桃川」

  • 酔鯨 特別純米酒

    息子が近くのスーパーから「酔鯨 特別純米酒」を買って来たので、早速その晩家族皆で美酒に酔った。「酔鯨」は高知県の酒造メーカー「酔鯨酒造」の看板清酒で、酔鯨の名前の由来は土佐藩第15代藩主山内容堂が自ら名乗った「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」(“鯨のいる海の酔

  • 賀茂鶴 但馬守

    東広島市西条に住む兄から大変レアな日本酒が送られてきた。その酒は酒処西条の賀茂鶴酒造の「賀茂鶴 但馬守 浅野氏三代当主 長晟(ながあきら)」という酒で、江戸初期の酒造りのやり方を再現して醸した非常に珍しい酒である。浅野家初代広島藩主浅野長晟の時代、江戸時代

  • 獺祭の酒米山田錦を販売

    「獺祭」の醸造元旭酒造が「獺祭」の酒米「山田錦」のNET販売を開始した。新型コロナウイルスの影響で飲食店への「獺祭」需要量が激減し、「獺祭」の生産量を減量せざるを得なくなり、結果として酒米の「山田錦」が大量に余ることとなった。しかし、農家が「山田錦」の生

  • オンライン飲み会

    新型コロナウイルスへの感染予防のため、シニアネット長崎日本酒サロンが毎月第4火曜日に長崎市内の居酒家「再来居」で開催していた「ほろ酔い塾」は3月から中止になっている。会員の強い要請で、替わりに「オンライン飲み会」を開催することになり、Zoomを使って4月

  • 浜福鶴 純米大吟醸

    いつもの近くの酒販店で「浜福鶴 純米大吟醸」を見つけ、ちょっと気になったので購入してきた。この酒の醸造元は、全国の酒処のなかでも生産量で全国一を誇る灘五郷と称される灘浜の地にある。江戸時代中期から海運が発達することで、その馥郁たる香りや味わいから"上方の下

  • 越乃景虎 ひやおろし 純米原酒生詰め

    インターネット上で「越乃景虎 ひやおろし 純米原酒生詰め」という珍しい季節限定酒を見つけ、残り1本という際どいタイミングでゲットした。厳冬期に醸造された酒は、春先に火入れして静かに夏の土用の日を越す。そして、秋口になると熟成が進み、香味も円熟の時を迎え、

  • Robert Mondavi

    カリフォルニアワインの父と呼ばれる、ロバート・モンダヴィ(1918~2008)。世界中の偉大なワインと肩を並べるワインをカリフォルニアで造るという彼のヴィジョンは、その革命的精神と伝統を尊ぶ精神により見事に結実し、数々のプレミアムワインを世界中の食卓に届けている。1

  • 日本酒の作法

    日本酒の作法1.徳利の注ぎ方徳利の注ぎ口には絞ってある部分があるが、注ぐ際は上を向けた状態にするのがマナーである。細く絞った方を上にすると宝珠の形になり相手にきれいに見えるから、絞った部分は「円の切れ目」=「縁の切れ目」となり縁を切りたいという意

  • 十四番目の月

    6月15日長崎市銀屋町にパンの美味しいまちバル「十四番目の月」がオープンした。パン屋で修行した女将がお店で焼き上げる出来立てパン、寿司職人が作るパン寿司など昼夜楽しめるまちバル で、昼メニューは、長崎の行事や季節にちなんだキューブパンが13種類、夜メニュー

  • 酒々井町

    千葉県の印旛郡に「酒々井町」(しすいまち)という珍しい名前の町がある。気になるので、その名前の由来を調べてみた。『昔むかし、印旛沼の近くの村に年老いた父親と孝行息子が住んでおった。父親はたいそう酒好きでな、親思いの息子は毎日一生懸命働いて父親に酒を買ってい

  • KAPUKA Sauvignon Blanc

    最近、日本の卸や小売といった流通業者が自ら企画した製品を、仕様書によって外部の製造業者に生産させ、自社ブランドとして販売するプライベート・ブランド(PB)の比率が多くなっている。大手コンビニストアのセブンイレブンもPBワインに力を入れており、海外からワイ

  • 裏鍋島

    2月23日、長崎市内の「鍋島特約店」に入荷次第連絡を依頼していた『裏鍋島』の入荷連絡が入った。早速特約店に直行し、念願の『隠し酒 裏鍋島』を手に入れた。通常、純米吟醸酒などの上級酒には醪(もろみ)を搾る過程の最初の部分「あらばしり」と最後の部分「責め」は

  • 酔中八策

    酒に酔った勢いで、これからの生き方について思いを巡らせ、8項目に纏めてみた。名付けて『酔中八策』。一、毎日一万歩の速歩を続ける。一、毎日筋トレをする。一、酒は一日二合までとする。一、満八十三歳で車の運転を止め、歩いて移動する。一、自分誌「追憶」のブラッシ

  • チリ産赤ワイン「SANTA」

    いつもの酒店で、シラカベ(シラーとカベルネの混醸ワインの通称)でありながら税抜き438円という破格の安値のチリ産赤ワインを見つけ、早速買って帰った。チリのSANTA CAROLINAというワイナリの「SANTA」という銘柄のワインである。夕食が肉とチーズを主体としたワイ

  • 大七 純米吟醸 皆伝

    近くのスーパーで約1年前に造られた日本酒が定価の半額で売られていた。<オヤ オヤ?>と思ってよく見ると、その酒は山形県の銘酒「大七 純米吟醸 皆伝」という高級な酒で、1年間寝かされていたわけだから、熟成がかなり進んでいて、酒質が劣化している可能性も考えら

  • 樽出し生ワイン

    今住んでいる町に新しく出来た「イオン・タウン」の中に有るケーキ店「Chateraise(シャトレーゼ)」で、国産の樽出し生ワインを買うことが出来る。ワインの種類は、赤が「カベルネ・ソヴィニヨン」白が「シャルドネ」の二種類であるが、注文すると、写真のような蓋が付いた

  • SANTERO PINOT CHARDONNAY SPUMANTE

    家族で祝うため、久し振りに美味しいスパークリング ワインを求めて行きつけの酒店を訪ねた。ずらりと並んだスパークリング ワインの瓶の中で、写真のイタリア産の「SANTERO PINOT CHARDONNAY SPUMANTE」が目についた。値段も1,300円と手頃なので、早速買って帰った。

  • 鍋島 ひやおろし Harvest Moon

    春先に搾られ一度火入れされた新酒は暑い夏の間涼しい蔵の中で熟成されるが、やがて秋風が吹き始め外気温が蔵の中と同じ温度になる頃、二度目の火入れをせずに生詰めで出荷される。この酒を「ひやおろし」と呼び、旨味たっぷりのまろやかでトロリとした円熟の味わいが魅力で

  • 国産無濾過生ワイン

    行きつけの酒屋で「国産無濾過生ワイン(白)」を見つけて、珍しいので買って来た。醸造元は山梨県の蒼龍葡萄酒(株)で、山梨県産甲州葡萄で醸造した後、熱処理をせず、無濾過で生詰めしたワインである。自然のままの旨みが残った力強い白ワインです。

  • 六十餘洲 純米吟醸 雄町

    友人から長崎県波佐見町今里酒造の「六十餘洲 純米吟醸 雄町 1.8L」を戴いた。「六十餘洲」と言えば波佐見町産の「山田錦」を酒米として使用した酒がほとんどだが、岡山県原産の「雄町」を酒米として使用した「六十餘洲」は初めてである。赤色基調のラベルが大変斬新であ

  • 幾何紋ぐい呑み

    祭事に出席するため広島を訪れた際、次兄から写真の「幾何紋ぐい呑み」と西条の銘酒亀齢酒造の「亀香 純米大吟醸」を戴いた。「幾何紋ぐい呑み」は有田の村上玄輝陶房の俊彦・邦彦兄弟の内の弟の方の村上邦彦氏の作で、幾何紋ぐい呑みは大変珍しい。形も手にしっくり収まる

  • Koalife Shiraz Cabernet

    安くて美味しいワインを探しておられるワイン好きの方に自信を持ってお勧め出来る赤ワインをスーパーのワイン売り場で見つけた。その名は「Koalife Shiraz Cabernet(コアライフ シラーズ カベルネ)」で、値段は何とたったの580円!シラーズとカベルネというフルボディ

  • 鍋島 純米吟醸 雄町

    長崎市内の鍋島特約店で「鍋島 純米吟醸 雄町」という珍品を見つけた。岡山県産の赤磐雄町(あかいわおまち)という酒米を使って醸した純米吟醸酒で、雄町特有の酸の強い味わいを愉しむことができた。まず一口含むと、舌の奥の方の両側に強い酸を「ガツン」と感じる。しかし

  • ヤルンバ ザ ワイシリーズ シラーズ ヴィオニエ 2013年

    長崎市魚の町の「ウミノ酒店」で珍しいワインを見つけて買って来た。 このワインは南オーストラリアの赤ワインで、「ヤルンバ ザ・ワイ・シリーズ シラーズ・ヴィオニエ2013年 (YALUMBA The Y Series Shiraz Viognier 2013)」という。赤ワイン用のシラーズと白ワイン用

  • 完全発酵 日本酒

    完全醗酵とは、日本酒の製法上の重要概念の一つで、並行複醗酵において、酵母が醪(もろみ)の中の糖分をほぼ分解しつくしたことによって自然に衰弱し、これによって醗酵作用が止まること、あるいは、そこまで自然に醗酵を全うさせることをいう。完全醗酵させれば、それだけ

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