病の床にて

◎ 咲くも花 散るも花なら 見るも花 雨にうたれて 生きるアジサイ◎ この身体 天にまかせて 晴れ晴れと こころ静かに 病（やまい）の床へ

真の幸せ

世の中の人は皆、幸せに成るよう努力しているのに、なぜ不幸が寄って来るのでしようか。世の中の多くの人が望んでいる幸せとは、自分本位の我が儘の通ることが幸せと思っている、他人を苦しめても自分だけ良ければいいのでは無いでしょうか？根本の原因を直さないと幸せなど

墓参り

◎ お彼岸に 家族揃って 墓参 ありし父親 母を思わん◎ 路の端 小さな草も 花咲かせ 春がきたよと 微笑かわす

◎ 親孝行したいとき

「親孝行したいときには親はなし、石に布団は着せられず」こんな諺が有りますが、寂しい話です。孝行と云うものは、したくなったからするのでは有りません。自分に余裕が出来たから、父ちゃん母ちゃん楽をさせてやるよ。何か親より上になった気分で、一流ホテルで食事をした

感謝の心

感謝、感謝と云いますが、感謝の心なんて作ろうと思って作れるものでは有りません。魂の感動と共に湧き上がる感謝こそ本ものの感謝です。 この本ものの感謝によって心は浄化されるのです。この本ものの感謝が心の奥から湧き上がるとき心のゆがみが消え去るのです。

夫婦の生き方

若いときは、夫婦は空気の様なものだ、などと云って居ました。居るのが当たり前、居なくなると困る。今考えると勝手な思い上がり、相手を見ていない心でした。年老いた現在は、一番の友であり、最高の師匠としていつも側に居て指導をしてもらいたい。これも、ボケた時の予防

人生の味

渋柿の 渋が甘さに なるように     己の強さ まるく納める(歳をとり自分の強さで他人にどれだけ傷を付けてきたかが分かったとき、ただ詫びるだけです。 

改心坊主

若いときの写真に「坊主刈り」で写って居り、その下に「禁酒・禁女と誓いし坊主頭も月日がたてば伸びてくる」こんな事が書いてありました。人間は心の動物ですが、心を改めるのは難しいものです。思い出せば、この写真を撮ってから50年、努力に努力を重ねたが無理でした。あ

心が元気

健康は 心が先で 肉体（からだ）後 心が元気 肉体が元気 （元の気とは、宇宙の法則に乗った働き、心の健康を元気と云います）

水のように

水は無色無臭でどんな形にも変わります。 人は物事を考える時、自分の経験や固定概念で考えてしまいがちです。水のようにどんな形にも変わり、自由な考えを持つことが出来るようになれば、今までとは違う明るい人生がおくれる、これが心に幸せを与えるのではないでしょうか

家康公遺訓

人の一生は、重荷（吾身）と吾身に纏（まつ）わる一切の出来事と共に、長い人生を歩まなければ成りません。急がなくとも必ず終りは来ます。吾身と云う重荷は、喜んだり、悲しんだり、辛さ苦しみを味わい、この身を進化させる有り難い荷である事に気付きたいものです。

平成28年元旦

年明けて 母なる海を ながめつつ 今年もひとつ 歳をとりけり昔は、元旦にひとつ歳をとる数え方でした。家族みんな揃って「おめでとう」と云う挨拶が有り、今年も仲良く元気に過ごしましょう。こんな会話の有る家庭が幸せです。

心が変われば行動が変わる

心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる。

自分と向き合う

一日に十分間だけ精神を集中させ、自分と向き合うことは誰にでも出来るはずだと思います。この十分間を毎日続けることが、今日まで生きてきた過去と、これから生きてゆく未来を、ここに現しているのです。自分を自分が知らなければ、自分は何のために生きているのか分からず

夢と現実

我われが見たり・聞いたり・感じたりしているものが現実世界であり、寝ている時が夢の世界である。現実世界には、苦しさも楽しさも数多く有り、自分で選択出来る素晴らしい世界です。夢の世界では、自分で選択は出来ず全てお任せであり、また、目を覚ますと消えてしまい、面