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神融心酔 https://blog.goo.ne.jp/leonpyan

千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰。ブログ歴12年です。

中国茶を中心に、お茶の世界をとことん楽しむ茶飲み日記です。

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松戸市
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文京区
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2008/12/29

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  • 麗茶のレッスンリニューアルのお知らせ

    麗茶の中国茶レッスンを五月からリニューアルいたします。初心者向けのベーシックコース、中級者向けのビマンスリーコース、より深く探求したい方向けのエキスパートコースの3コースとなります。ベーシックコースはしばらくお休みいたします。今年度は開講予定はありません。従来のマンスリーコースはビマンスリーコースと名前を変え、これまで通り隔月で行います。内容にも変更はありません。中国茶を淹れる、味わう、楽しむ、麗茶の看板コースです。年6回、レッスン費用は5回分前納で20,000円です。新しく加わったエキスパートコース。隔月のレッスンでは足りない、もっと知識を深め、技術を体得したい、というご要望をいただき、開設いたしました。茶席を作り、もてなしができるようになるのが目標です。毎月一回、年10回(8月と12月はお休み)のレッ...麗茶のレッスンリニューアルのお知らせ

  • 麗香茶課 田中優伊先生の鳳凰単叢講座第二弾

    3月9日〈土)、13日(水)の両日、横浜香流サロンにて田中優伊先生の「単叢講座第二弾~烏トン山・石古坪・嶺頭へ茶旅をしよう~」を開催いたしました。先生が去年4月に訪れた産地の写真を見せていただきながら次のようなテーマでお話しいただきました。石古坪烏龍と畲族紅茵を探し求めて人民公社時代の鳳凰水仙古樹浪菜饒平県嶺頭村へ現場での新しい動きまた、内容に合わせて5種のお茶を味わっていただきました。■茶譜■石古坪烏龍紅茵鳳凰老叢浪菜蜜蘭香紅茶茶虎踏み込んだ内容で単叢への理解を深められた珍しいお茶を飲めて参加して良かったなどのご感想をご参加の皆さまからもいただいています。ありがとうございました。麗香茶課田中優伊先生の鳳凰単叢講座第二弾

  • 春節中国茶会2024~虹色の竜~を終えて

    2月17日(土)、全聚徳丸ビル店にて「2024春節中国茶会~虹色の竜~」が開催され、私も茶席を担当させていただきました。丸ビル36階からの眺めは絶景。8つの茶席は8色に彩られ、お客さまにはそのうち2席を楽しんでいただきました。赤の席古樹紅茶桃の席雪山紅茶橙の席単叢紅茶黄の席東方美人緑の席武夷老叢水仙青の席宮廷普洱茶紫の席武夷大紅袍藍の席白牡丹私の茶席は橙色、お茶は雲南省の古樹でつくられた単叢紅茶を召し上がっていただきました。後半には桂花を加えて味変も。一回目の茶席と二回目の茶席の間に全聚徳の点心盛り合わせを楽しんでいただき、王霄峰氏の二胡演奏も堪能していただくという盛りだくさんの内容。主催、茶葉提供は中国茶専門店RIMTAEさん。RIMTAE丸の内店のスタッフの皆さまにもお世話になりました。そして、企画・...春節中国茶会2024~虹色の竜~を終えて

  • 麗香茶課 田中優伊先生の鳳凰単叢講座のお知らせ

    麗香茶課から講座のお知らせです。茶課のメール会員の皆さまには既にお知らせをお送りしていますが、若干数のお席がございますので、公開募集をさせていただきます。この講座はある程度中国茶の知識をお持ちの方向けとなっています。初心者の方向けの基本的な説明は予定しておりません。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。田中優伊先生には2020年夏に茶旅第一弾としてオンライン講座、2022年6月には「鳳凰単叢品茶会」を開催していただきました。今回は田中先生が2023年春に鳳凰単叢の産地を訪れた際の写真や資料を基にお話しいただき、講座の内容に沿った五種類の茶を味わって頂きます。コロナ禍でなかなか訪れることのできなかった現地の情報を田中先生のお話で更新する機会になるかと思います。皆さまのご参加をお待ち申し上げております。■セ...麗香茶課田中優伊先生の鳳凰単叢講座のお知らせ

  • 2024年1月北埔の旅

    先日、台北1泊、北埔2泊の短期間ですが、台湾に行ってきました。台北ではまずは九壺堂へ。冬茶をたくさん飲ませていただきました。詹老師に久しぶりにお会いできたのも嬉しかったです。夜は茶友の案内で、凍頂の茶農、林明秋茶師のお宅へ。新茶を茶師自ら淹れていただきました。何煎淹れても味が衰えないのはびっくり。慌ただしい日程の中、充実の一日でした。(でも、お茶の飲み過ぎでなかなか寝付けず。10年くらい前までは大丈夫だったのにw)さて、今回の旅の主目的は北埔で美味しい東方美人をいただくこと。高鐵(台湾新幹線)で新竹へ向い、そこから車で30分ほどで北埔老街に到着します。北埔の街はまだまだ素朴な雰囲気が残っています。古いレンガの建物が並び、旧家の屋敷も残っています。メインストリートには客家料理の屋台や店が並び、路地に入れば客...2024年1月北埔の旅

  • 春節中国茶会2024~虹色の竜~のお誘い

    全聚徳丸ビル店にて、2月17日(土)に春節と辰年にちなんだ中国茶会を開催いたします。真冬の澄み渡った丸ビル36Fの絶景と二胡の雅やかな演奏が皆さまをお迎えし、フロアには8卓の美しい中国茶席が並びます。お客さまには2茶席2種類の香り高い中国茶と全聚徳特製の点心を召し上がっていただきます。場所:全聚徳丸ビル店住所:東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル36F日時:2024年2月17日(土曜日)15:00~16:30(開場14:50)定員:48名会費:お一人様11,000円(税込み)お申し込み方法:Webサイトの予約ページからお申し込みください。お申し込みの際、茶席コースをご選択いただきます。茶席主と茶名をご確認の上、お選びください。お支払いはクレジットカード決済のみとなっておりますことをご了承ください。予約ペー...春節中国茶会2024~虹色の竜~のお誘い

  • モンブラン茶会を終えて

    自宅サロンにて7年ぶりにモンブラン茶会を開催しました。白茶果工作室のヒロエさんにその場で絞っていただく和栗のモンブランを中心に栗尽くしの贅沢な時間でした。お茶は三種。それぞれ一煎目はそのお茶の優しい甘さを出し、二煎目以降はお菓子に合わせて少しギアを上げました。お茶、お菓子、集う人、全てが交錯してその場の空気感を醸し出します。一期一会の貴重なひととき。ご参加の皆さま、ありがとうございました。ヒロエさん、お疲れさまでした。謝謝!◆茶譜◆極品白牡丹2020武夷岩茶石乳2022梨山紅茶2021◆点心◆白茶果モンブラン栗子餅栗子雞批(チキンパイ)by白茶果工作室◆茶請け◆レーズンナガノパープル(午前)・シャインマスカット(午後)マカデミアナッツピーカンナッツ栗きんとん(自家製)モンブラン茶会を終えて

  • 中秋節茶會 月と 茶と

    今年の中秋節も去年に引き続き、月悦さんの企画により、旧中村商店で茶会の機会を持たせていただきました。今回は整備されたばかりの1階書院の間にて。端正な欄間や昔の雰囲気を残した庭を眺めながらお茶とお菓子と会話を楽しむひととき。茶会は空間芸術でもあることを実感します。古民家のゆったりとした和室を月悦さんが丁寧にしつらえてくださいました。花を飾るガラス瓶、茶席のスツールなどは古道具実のる屋さんのご協力を得てお借りしました。中秋節のために特別に白茶果工作室さんにお願いした奶黄月餅は大好評で、家族に食べさせたいと半分お持ち帰りになる方も。蜜香烏龍との相性も抜群でした。日常の喧噪を忘れて静かにお茶をいただく。夏の暑さに疲れた身体へ少し栄養を与えてくれるような気がします。ご参加の皆さま、ありがとうございました。★茶譜★文...中秋節茶會月と茶と

  • モンブラン茶会のお知らせ

    ご存じの方も多いかと思いますが、私は栗菓子が大好物です。特にモンブランと栗きんとんには目がありません。その中でも白茶果工作室のヒロエさんのモンブランが私にとって今まで食べたモンブランの中での最高峰。これを食べてしまうと、その年は他のモンブランはいらなくなってしまうほど。麗茶では7年前にヒロエさんをお招きしてモンブラン茶会を開催しました。以来、ジワジワと口コミで人気が拡がり、各所で引っ張りだこになってしまったため、なかなか麗茶でお願いする機会が持てませんでした。この度、特別企画として一日限りですが、作りたてのモンブランを茶会で提供していただけることになりました。人数に限りがありますので、今回は麗茶に今までご縁のあった方にのみご参加いただけます。応募多数の場合は抽選とさせていただきますことをご了承ください。(...モンブラン茶会のお知らせ

  • 中国茶会「 月と 茶と 」開催のお知らせ

    今年も9月の中秋の名月の日に、旧中村商店にて、月悦さん主催の第3回中国茶會「月と茶と」を開催いたします。会場の「旧中村商店」は昔の雰囲気を残しながら再生中の築120年の古民家。醤油の町、千葉県野田市にあります。今回は1階の書院で椅子席での開催となります。先日のスーパームーンもとても綺麗でしたが、茶會の日も月のパワーを感じる日になることでしょう。三種の中国茶・台湾茶を厳選して淹れさせていただきます。暑かった今年の夏を終え、秋を迎えて身体と心の癒やしになるようなお茶を考えています。お菓子は白茶果工作室のヒロエさんにカスタード月餅をお願いする予定です。一度食べたら忘れられない美味しさです!*******於旧中村商店一階書院の間日9月29日(金)時午前11時_12時半午後14時_15時半定員各回4名会費4,500...中国茶会「月と茶と」開催のお知らせ

  • 本年度最後のベーシックコース開講のお知らせ

    中国茶教室「SalondeLeecha麗茶」のベーシックコースの開講が決定しました。開講日は10月5日(木)です。ベーシックコースは中国茶・台湾茶をこれから学んでみようという方向けの講座です。全5回の中で、基礎的な知識を学び、代表的な中国茶・台湾茶を飲んでいただきます。内容は下記の通りです。第1回は中国茶の六大分類について、実際の茶葉を見ながらご紹介します。第2回は香り高い大陸の青茶(烏龍茶)を味わいます。第3回は日本でもなじみの深い台湾のお茶をいただきます。第4回は中国茶の中でも独特な製法の白茶、黄茶、黒茶について学びます。第5回は茶器の使い方、美味しい入れ方のコツを学びます。受講費は5回分前納で20,000円となります。基本的には平日の火曜、水曜、木曜の13;00から15;00まで。第2回以降の日程は...本年度最後のベーシックコース開講のお知らせ

  • 中国茶教室ベーシックコース受講者再募集のお知らせ

    中国茶教室「SalondeLeecha麗茶」のベーシックコースを秋から新規開講いたします。今年のベーシックコースは7月から始まっていますが、数名の方から問い合わせをいただきましたので、クラスを増やして再募集することといたしました。あと1、2名ご参加いただいた時点でスケジュールを決定します。ベーシックコースは不定期開催としており、次に開講できるのがいつになるかは分かりません。現在はマンスリーコースのみ隔月にて開講しています。こちらはいつでもご参加可能です。(マンスリーコースは旬の中国茶・台湾茶を飲み、淹れ方を学ぶコースです。)ベーシックコースは中国茶・台湾茶をこれから学んでみようという方向けの講座です。全5回の中で、基礎的な知識を学び、代表的な中国茶・台湾茶を飲んでいただきます。内容は下記の通りです。第1回...中国茶教室ベーシックコース受講者再募集のお知らせ

  • 麗茶茶会2023を終えて

    6月は茶会の月でした。8回の日程を終え、一息ついているところです。ご参加の皆さま、ありがとうございました!ここ数年は外部での茶会は開いていましたが、自宅での茶会は4年ぶり。前回から自宅での茶会は教室の生徒さん優先としています。普段はお茶淹れする順番が回って来るまで緊張している皆さんも今回は終始リラックスされていましたね。5月に台湾で購入してきた茶葉を中心に茶譜を組み立てました。今年は雨が降らず、製茶が遅れたということで私が訪れた台北の茶荘にはまだ春茶があまり到着していなかったこともあり、購入した茶葉の中から今回は阿里山特集にすることにしました。ちょっと珍しいお茶も手に入ったので、普段のレッスンではあまり飲めない顔ぶれになったかと思います。★茶譜★迎茶水出し文山包種茶黄山毛峰富溪郷新田村2023初摘み阿里山...麗茶茶会2023を終えて

  • 中国茶教室ベーシックコース受講者募集のお知らせ

    中国茶教室「SalondeLeecha麗茶」ではこのところ、初心者の方の問い合わせも増えてきましたので、この夏にベーシックコースを開講しようと思います。ベーシックコースは不定期開催としており、次に開講できるのがいつになるかは分かりません。現在はマンスリーコースのみ隔月にて開講しています。こちらはいつでもご参加可能です。(マンスリーコースは旬の中国茶・台湾茶を飲み、淹れ方を学ぶコースです。)ベーシックコースは中国茶・台湾茶をこれから学んでみようという方向けの講座です。全5回の中で、基礎的な知識を学び、代表的な中国茶・台湾茶を飲んでいただきます。内容は下記の通りです。第1回は中国茶の六大分類について、実際の茶葉を見ながらご紹介します。第2回は香り高い大陸の青茶(烏龍茶)を味わいます。第3回は日本でもなじみの深...中国茶教室ベーシックコース受講者募集のお知らせ

  • 2023年5月台湾の旅

    5月22日から26日まで、3年半ぶりに台湾に行ってきました。今回は茶旅というよりは、久しぶりの台湾を味わう旅。旧友と会って、美味しいものを食べて、買物を楽しんできました。やはり台湾は穏やかで親切で落ち着きます。台湾茶は今年は雨があまり降らず、春茶はかなり遅れていました。例年であればこの時期、高山茶の清香はだいたい出揃っていたはずなのですが、今回手に入ったのは阿里山のみ。新茶の収穫は少なかったです。九壺堂にて。詹老師にはお会いできませんでしたが、スタッフの皆さんと談笑しながら8種類ほどお茶を飲ませていただきました。2日目は迪化街近くに移転した鴻徳茶業行へ。2019年に麗茶ツアーで凍頂に案内していただいて以来お世話になっています。10年物、20年物の老茶や特別に仕入れたという岩茶をご馳走になりました。3日目は...2023年5月台湾の旅

  • 2023年6月の茶会@自宅サロンのお知らせ

    自宅での台湾茶会のお知らせです。この2月に開催する予定でしたが、事情により延期しておりました。今月末に台湾へ3年半ぶりに参ります。台湾茶と台湾のお菓子を中心とした茶会を開こうと思います。生徒さま優先で募集しましたので、残席はわずかですが、キャンセル待ちも承ります。ご興味ある方はご遠慮なくお問い合わせください。日時・募集人数:13:00~15:006月7日(水)2名募集6月8日(木)満席6月13日(火)2名募集6月15日(木)満席6月20日(火)満席6月22日(木)満席6月28日(水)満席6月29日(木)満席場所:SalondeLeecha麗茶常磐線・新京成線松戸駅より徒歩12分会費:5,000円(お申し込み後、指定口座にご送金いただきます。)キャンセルについて:今回の茶会は基本的にキャンセルはご遠慮いただ...2023年6月の茶会@自宅サロンのお知らせ

  • 久しぶりの茶会@JMTカフェ

    4月27日から5月3日まで、代官山のJMTカフェにて茶壺天堂主催で『プーアル茶を楽しむ会」が開かれました。プーアル茶の販売と試飲があり、全国からのお客さまで賑わったようです。(茶壺天堂店主による試飲コーナー)5月3日には、カフェのスペースをお借りして、「世界のお茶を楽しむ会with茶壺天堂」を開催、茶席5テーブルを4回、中国茶、台湾茶、日本茶、ネパール紅茶などバラエティに富んだお茶を楽しんでいただきました。」(第一回の茶席の様子)SalondeLeecha麗茶も第一回の茶席に参加。二種の東方美人を召し上がっていただきました。茶譜:①東方美人(定美)大慢種2013年石碇産高定石茶師②東方美人青心大冇種2015年峨眉産徐耀良茶師高茶師の定美は開封後10年経って、さすがに香りは飛んでいましたが、身体にスーッと染...久しぶりの茶会@JMTカフェ

  • JMTカフェで東方美人をご一緒しませんか?

    新緑の季節となり、今年の新茶も上市され始めましたね。新型コロナの脅威はまだまだ収まったとは言えませんが、お茶のイベントも今年は再開されるところが多そうです。私も東京での茶会はしばらくご無沙汰しておりましたが、4月27日(木)~5月3日(水)に代官山のJMTカフェで開かれる茶壺天堂さんのお茶イベントにて、5月3日(水)11時~12時の茶席を担当します。イベント内容「プーアル茶を楽しむ」4月27日(木)~5月3日(祝・水)11:00-17:00場所:代官山JMTカフェ期間中、プーアル茶の試飲、ワークショップ、お茶や雑貨の販売があります。「世界のお茶を楽しむ会wich茶壺天堂」5月3日(祝・水)1)11:00〜12:002)12:30〜13:303)15:30〜16:304)17:00〜18:00茶席4テーブル...JMTカフェで東方美人をご一緒しませんか?

  • 茶話② 茶器

    先日、拙ブログの蔡暁芳工房訪問の記事を読んで問い合わせをくださった方がいた。もう10年前に行ったきり訪れていないので、お役に立てるようなお返事ができず申し訳なかったのだけれど、、。久しぶりに暁芳窯の茶器を出してみた。これはクコの実柄。私が中国茶の勉強を始めた2000年ごろは台湾茶器の最高峰といえば暁芳窯だった。造形も磁器土も絵付けもほかの器との違いがはっきりしており、茶も美味しく入る、との評判で、台湾茶ファンの憧れだった。その後中国での中国茶ブームが始まると、値段も上がり、品薄で手に入りにくくなった。同時に日本でも茶器を制作する陶作家さんが増え、個性や多様性を求めるユーザーの目はそちらへと向かっていく。茶器は使い勝手の良さや好みから一軍選手が自ずと決まっていくもので、教室でも普段使いでもよく使うものは茶棚...茶話②茶器

  • 茶話① 花見茶

    気がつけばこのブログを始めてから、今年の11月で20年目に入ります。記事数は1275件。ここ数年は手軽なInstagramへの投稿が増えて、ブログの記事はめっきり減りましたが、そもそもブログを始めたきっかけはお茶の感想や茶旅で経験したことを文章化して整理し、アーカイブとして残すため。今一度、自分の茶に対する想いをブログ20周年に向けて素に立ち返り、反芻しようと思います。*****土曜日の午後、不安定な空模様で、予定していた隅田川散歩が中止に。家でぼんやりと花見茶を決め込む。我が家の庭にはハナミズキが一本。巷の桜狂想曲が終わると自分の出番、とばかりに白い花を咲かせる(実際は花ではなく、苞というものだそうだ)。春先にはメジロも遊びに来るこのハナミズキ、新緑も紅葉も美しい。ガラス茶器で淹れたのは定石野茶の萬秀2...茶話①花見茶

  • 麗香茶課 井上菜津子先生「茶樹は山の上」出版記念講座ご報告

    2月27日(月)、28日(火)に横浜香流サロンにて井上菜津子先生の『茶樹は山の上』出版記念講座を開催いたしました。午前の部は「近代プ―アール茶の成立と現在」と題し、清朝末期から現在までのプーアール茶の流れをお話いただきました。代表的な国営三茶廠(勐海、下関、昆明)のお茶をたっぷりと飲ませていただき、体の隅々まで温まりました。中華街でのランチを挟んで、午後の部は「茶と人間の出会いはヤオ族から始まった」をテーマにお話いただきました。茶の引用はミャンマーのヤオ族から始まったという説から現代のミャンマーの茶事情のお話まで、ミャンマー果敢茶をいただきながら拝聴しました。後半は日本の番茶(山茶)のお話を日本の品種で日本で作った晒青緑茶をいただきながら伺いました。スペシャルとして、中国でも人気の小青柑の作り方を説明いた...麗香茶課井上菜津子先生「茶樹は山の上」出版記念講座ご報告

  • 麗香茶課 井上菜津子先生「茶樹は山の上」出版記念講座のお知らせ

    厳寒の折、お健やかに新年を迎えられたことと存じます。ウィズコロナの状況はまだ続いておりますが、茶課では、昨年夏より、直接参加型の講座再開しております。今年も、できる限りの感染予防対策を取りながら、講座を開催していきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。2023年初の企画は、昨夏「茶樹は山の上」を出版されました、井上菜津子先生による記念講座です。~井上菜津子先生「茶樹は山の上」出版記念講座のご案内~井上先生といえば、2009年に出版された「一年365日、プ―アール三昧」を読まれて、プ―アール茶にご興味をお持ちになられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。昨年、13年の時を経て新たな本を刊行されたのは、「私自身がスタートだと思い、もう一度、基本的な資料を纏めて、皆さまとプ―アール茶を考え...麗香茶課井上菜津子先生「茶樹は山の上」出版記念講座のお知らせ

  • 2023年2月の茶会@自宅サロンのお知らせ

    2023年。自宅で開いている「SalondeLeecha麗茶」の中国茶教室も2017年4月の開室以来丸15年が過ぎようとしています。最初の数ヶ月は茶会を開いても参加者が集まらず、試行錯誤を繰り返したことが今では懐かしい思い出です。この2月に茶会を開きます。ここ数年は思うような活動はできませんでした。自宅での茶会は4年ぶりになります。皆さまへの感謝を込めて、おもてなしをさせていただきたいと思います。内容は4種のお茶とそれに合わせたお菓子をお出しします。また、同時に茶器や茶葉のOUTLET販売会も行います。どうぞお楽しみに。生徒さま優先で募集しましたので、残席はわずかですが、キャンセル待ちも承ります。ご興味ある方はご遠慮なくお問い合わせください。日時・募集人数:①2月7日(火)13:00~15:00満席②2月...2023年2月の茶会@自宅サロンのお知らせ

  • 新年快楽!2023

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年は2月に4年ぶりに自宅での茶会を開きます。麗茶の中国茶教室も開室以来丸15年を過ぎようとしています。これまでのご愛顧に感謝を込めて、おもてなしをさせていただきたいと思います。生徒さま優先でお申し込みをいただいておりますので、残席はわずかですが、これまで麗茶の教室に通ってくださった方、これから通ってみたいと言う方、よろしければお問い合わせください。日程など詳細をお知らせいたします。こんな時代だからこそ、穏やかなお茶のひとときを皆さまと少しでも共有できればと思います。SalondeLeecha麗茶新年快楽!2023

  • 中国茶会 at ANTIGUA

    師走に入り、だいぶ冬らしい気温になってきましたね。温かいお茶の美味しい季節到来です。12月8日、流山の「Cafe&GalleryANTIGUA」さんにて中国茶会を開催させていただきました。すっきりと晴れた冬空の下、ANTIGUAの庭の風景もすっかり冬模様。一歩店内に入ると、そこには別の景色が。源川彦峰先生の作品展が開催中でした。茶会会場のギャラリー室にも作品がずらりと並びます。その中に、源川先生が中国で購入した1958年産の普洱磚茶が飾られていました。ここで中国茶会を開くということをお聞きになった先生からの粋な計らいでした。縦29×横19×厚さ4センチのかなり大きなタイプです。表面には「雲南茶磚一九五八」と彫られています。どんなお味に成長しているのでしょうね。ANTIGUAでの茶会は去年の10月以来、2回...中国茶会atANTIGUA

  • 「中国茶会 at ANTIGUA」開催のお知らせ

    秋もすっかり深まり、お茶の美味しい季節になってきました。今年最後の茶会のお知らせです。千葉県流山の人気古民家カフェ「カフェ&ギャラリーアンティグア」にて、「中国茶会atANTIGUA」を開かせていただきます。ギャラリーでは源川彦峰先生の作品展も開催中です。おおらかで心和む書画・版画・刻字・篆刻・漆の作品に囲まれての茶会、私もとても楽しみにしています。日時:2022年12月8日(木)午前の回11:00~13:00午後の回14:00~16:00場所:Cafe&GalleryANTIGUA千葉県流山市加3-4-23(つくばエクスプレス流山セントラルパーク駅より徒歩11分)募集人数:各回5名様会費:4,000円(税込)3種の中国茶をお菓子とケーキと共に楽しんでいただきます。ご予約・お問い合わせはcoyanikki...「中国茶会atANTIGUA」開催のお知らせ

  • 「もみじの頃の台湾茶会」のお誘い

    暑かった夏も終わり、最も過ごしやすい季節となりましたね。麗茶の中国茶教室に通ってくださっている料理家の沼口ゆきさんが台湾料理レシピ本『おうち台湾菜』を上梓されました。その出版を記念して、沼口さんとのコラボ茶会を開催いたします。私は茶葉のセレクトとお茶淹れを担当させていただきます。沼口ゆきさんの手作り点心もお楽しみいただけます。ゆったりとした秋のひと時、台湾茶と点心でどうぞお寛ぎください。お作法など特にありません。(椅子席になります。)台湾茶会が初めての方もお気軽にご参加くださいませ。『もみじの頃の台湾茶会』日時:①11月2日㈬10:30~12:30②11月2日㈬14:00~16:00③11月3日㈷10:30~12:30④11月3日㈷14:00~16:00定員:各回5名会費:5500円会場:沼口自宅(大江戸...「もみじの頃の台湾茶会」のお誘い

  • 中秋節 茶会

    9月10日(土)、旧中村商店二階の「月悦」にて、「中秋節茶会」を開催させていただきました。「月悦」では6月の睦月の茶会に続き、2回目の開催です。前日9月9日は重陽でしたので、ウェルカムティーにはキク科のレモンマリーゴールドの花茶を。中国語名は芳香萬壽菊、台湾花蓮産です。(上野桜木の中国茶喫茶室「閒茶」さんにて購入可能)最初のお茶は顧渚紫筍茶。浙江省湖州の歴史ある緑茶です。(中国茶教室「PrivateTeaSalonyu:yu」にて購入)二つ目のお茶は台湾台東で作られる紅烏龍。横浜華正樓の仲秋月餅に合わせました。用いた茶壺は紅茶用に使っている褚婷圓氏作の線圓壺。紅烏龍は私の理解では、台湾で発酵度が最も高い球形烏龍茶。ウンカ芽が使われることもあると言います。茶会前に家で試飲した際、烏龍茶用の水平壺で淹れてみま...中秋節茶会

  • 中秋節 茶会@月悦のお誘い

    残暑お見舞い申し上げますまだまだ厳しい暑さが続きそうですし、コロナの第7波もしばらく予断を許しませんが、何とか気合いで乗り切っています。(本当はだらだらやり過ごしています・・・💦)・・・が、そろそろ活動再開です!9月の中秋の名月の日に、「旧中村商店」母屋2階の「月悦」で第2回の中国茶会を開催することとなりました。会場の「旧中村商店」は昔の雰囲気を残しながら再生中の築120年の古民家。醤油の町、千葉県野田市にあります。茶と月に向き合う静かな時間をご一緒しませんか。和室での開催となりますが、楽な姿勢で過ごしていただければと思います。於月悦(築120年の古民家「旧中村商店」の二階)日9月10日(土)時①午前11時〜12時半②午後14時〜15時半定員各回4名会費4,500円3種の中国茶と菓子のペアリング。✯お申込...中秋節茶会@月悦のお誘い

  • 台湾料理好き必携『おうち台湾菜』

    コロナ禍で、台湾に行けずに嘆いているあなたへ!家で身近な食材・調味料で作れる台湾料理のレシピ本をご紹介。著者は麗茶のお教室にも通ってくださっている、料理家の沼口ゆきさん❤️『はじめてなのに現地味おうち台湾菜』(主婦の友社)料理のお仕事に携わる沼口さんは台湾料理が好きすぎて料理留学までしてしまったという台湾ラヴァー。そんな沼口さんが提案する台湾料理レシピは日本でも比較的簡単に手に入る食材や調味料を使ったもの。この本があれば、鹹豆漿、魯肉飯、鶏肉飯、葱油餅、酸辣湯など台湾お馴染みの料理を手軽に再現できそうです。台湾ベジタリアンメニューもレシピも紹介されているのも嬉しい。台湾の素食(ベジタリアン料理)もおいしいんですよね。この本を参考に、私もさっそく色々作ってみようと思います!台湾料理好き必携『おうち台湾菜』

  • 鳳凰単叢品茶会@麗香茶課

    6月末に中国茶サロン「TEA&TEAWARECHANOME」の田中優伊先生をお迎えして鳳凰単叢品茶会を横浜「香流」にて開催いたしました。麗香茶課では2年4ヶ月ぶりの通常の参加型講座でした。前半は先生が説明を加えながら、蓋碗と茶壺を使った単そう茶の淹れ方を披露してくださいました。現地スタイルに習い、日本の環境も考えながら、先生が提案してくださる単そう茶の淹れ方には美味しさのヒントがたくさん詰まっていました。後半は4~5人のグループに分かれて4~5種の単そう茶の品茶会を行いました。自分はどんな香型が好みなのかを知る機会にもなりましたが、同じ香型でも品種によって印象が全く違うものもあり、鳳凰単そうの奥深さと面白さを再確認できたと思います。鳳凰単そうは中国茶の中でも美味しく淹れるのが難しいと感じる方が多いお茶。田...鳳凰単叢品茶会@麗香茶課

  • 睦月 中国茶会

    6月2日(木)、旧中村商店二階の「月悦」にて、「睦月中国茶会」を開催させていただきました。旧中村商店は千葉県野田市の流山街道沿いにある築120年の古民家。昔ながらの趣をそのままに、リノベーションを施し、現在は数軒の店舗や工房が入り、今後も店舗が増えていく予定。母屋前の軒先での「一日一舗」などのイベントも不定期に開催されています。「月悦-yue-」はその旧中村商店の母屋2階にあり、新月1日〜十五夜15日、月の満ち欠けとともに開店するお店です。アロマやキャンドル、アクセサリー、鉱物、服などオーナーの悦子さんセレクトの商品がセンスよく並び、癒やしの空間が広がります。今回はフリースペースである奥の和室で茶会の機会を持たせていただきました。オーナーご自身がリノベーションを施した空間には月のモチーフがたくさん。茶会で...睦月中国茶会

  • 睦月 中国茶会@月悦のお誘い

    新緑の美しい季節になりました。ちょっとお出かけをしたくなりませんか。この度ご縁あって、「旧中村商店」母屋2階の「月悦」で中国茶会を開かせていただくこととなりました。会場の「旧中村商店」は昔の雰囲気を残しながら再生中の築120年の古民家。醤油の町、千葉県野田市にあります。麗茶の茶会では初めての和室での開催です。今までとは少し趣向を変えて、月のパワーを感じながら、静かに茶と向き合う時間を共有させていただきたいと思います。於月悦(築120年の古民家「旧中村商店」の二階)日6月2日(木)時①午前11時〜12時半②午後14時〜15時半定員各回4名会費4,400円3種の中国茶と菓子のペアリング。✯お申込み方法✯お名前、電話番号、参加人数、参加希望時間、来店手段(車、電車など)を下記メールアドレスまでお知らせお願い致します。...睦月中国茶会@月悦のお誘い

  • 茶壺遊び

    先週末、LEAFMANIAさんで開催中の「豊増一雄茶器個展」に行ってきました。会場で催された白茶果工作室のヒロエさんの茶会も目的のひとつ。豊増さんの茶器を使い、中国茶とチョコレート菓子をテーマとした茶菓ノ會「茶有喜喜事」。美味しく楽しい時間を過ごしました。(こちらの様子はInstagram→☆にてUPしています。)さて、豊増さんの茶器はといいますと、オープン前から整理券が配られるほどの人気で、私が到着した時には白磁の中国茶用茶器はもうだいぶ売り切れておりました。茶盤や茶杯置きがあれば欲しいな、と思っていたのですが、影も形もなく(苦笑)。残ったわずかな茶器の中で目に止まったのが、紫砂の茶壺と同じ素材で焼いた口広の茶杯。宜興の紫砂のような素材を探していてたどり着いたのが唐津の紫砂だったのだそう。茶杯は教室でも活躍し...茶壺遊び

  • 新しい年

    明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2022年元旦2022年が始まりました。ここ2年は思うように行動できない日々が続き、まだしばらくは収束しそうにありません。そんな状況でも、中国と台湾から友人を通じて新茶が届いています。新年最初のお茶は凍頂烏龍茶2021年冬茶。凍頂の重鎮、林茶師のお茶です。清香ではありますが、しっかり発酵され、軽い焙煎が施され、ほのかな香ばしさと甘い香りが部屋一杯に広がります。私にとってはやはり原点のお茶。教室では昨年10月から新規の募集を再開し、新しい生徒さんも増えてきました。まだ季節の茶会や台湾ツアーや忘年会など教室恒例の行事はままなりませんが、レッスンではゆったりとした時間を皆さんと過ごしています。新規申し込みは随時受け付けておりますので、HPのCon...新しい年

  • antigua的中国茶会

    先週の金曜日、流山の「CAFE&GALLERYANTIGUA」にてantigua的中国茶会を開催いたしました。あいにくの雨模様でしたが、ANTIGUAにはしっとりとした雰囲気も似合います。午前と午後の2回、5名ずつのお客様に台湾茶、中国茶を茶菓子と一緒に楽しんでいただきました。今回の茶会は麗茶に通ってくださるcoyanikkiさんが企画してくださったもの。流山にこんなに素敵な古民家カフェがあるなんて!ちょうど高瀬美和子さんの素敵な絵も展示されていて、エスニックなムードを醸し出してくださいました。こういう空間での茶会もいいですね。コロナ以降1年9ヶ月ぶりの茶会。皆さんといただくお茶は体にしみわたり、指先まで温まるようでした。ご参加の皆様、ANTIGUAのスタッフの皆様、ありがとうございました。★茶譜★有機文山包種...antigua的中国茶会

  • 麗香茶課 須賀努先生の「茶旅ベストセレクション」講座のご案内

    新型コロナ感染症流行以降、茶文化講座「麗香茶課」では当面座学スタイルの講座をお休みしておりますが、オンラインを使った講座を企画しています。今回はアジア各地の茶畑、茶荘を訪ね歩く「茶旅」でお馴染みの須賀努先生による「茶旅ベストコレクション」講座のご案内です。須賀先生がお茶をテーマに旅を始めてから、昨年がちょうど20周年。これまでの旅を振り返り、年代別に構成した特別バージョンを麗香茶課のために企画していただきました。お茶好きも旅好きも気軽に渡航できない今だからこそ見ていただきたい、スタッフいち推しの講座です。全部で8本のシリーズ配信となります。8本を4回に分け、月に1~3本配信を予定しています。今月は第一回配信として、3本配信します。【第一回配信】視聴期間は2021年10月21日(木)から11月21日(日)まで。期...麗香茶課須賀努先生の「茶旅ベストセレクション」講座のご案内

  • 突然の別れ

    麗香茶課でも講師をお願いしたことのある、龍愁麗先生が急逝されました。先日、都内某所の霊安室にてお別れをしてまいりました。夫君は切り絵画家の故宮田雅之氏。ご自身は中国芸術研究院名誉教授であり、中国のみならず日本の美術にも造詣が深く、日本の大学でも教鞭を取っていらっしゃいました。個人的に2015年から2年ほど、先生の私塾にて『茶の本』をテーマに勉強をさせていただきました。5人グループで教えていただいたのですが、とても厳しい先生でした。今でも5人で集まると怒られた話で盛り上がります。私も怒られてばかりで全然いい生徒ではありませんでしたが、私の淹れた中国緑茶は美味しいと、唯一褒めていただいて、嬉しかったのを思い出します。ここ数年はお会いする機会もなく、こんな形での再会に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ご冥福を心よりお祈...突然の別れ

  • 中国茶教室ベーシックコースの募集について

    昨晩の中秋の名月は綺麗でしたね。気がつけば庭のハナミズキの葉も色づいてきました。茶産地では秋の茶摘みが始まっている頃でしょうか。この一年半は立ち止まってじっと雨が止むのを待つような感覚でしたが、少し小降りの時には思い切って門から一歩を踏み出そうと思います。教室へのお問い合わせもずっとお待ちいただいていましたが、10月からベーシックコースの新規受付を再開することといたしました。第一回のレッスン日は10月5日(火)13:00~15:00となります。あと1、2名お席がございますので、ご興味ある方はHPのContact欄からお問い合わせください。ベーシックコースの内容についてはコチラ→https://www.leecha-salon.com/?page_id=7をご参照ください。SalondeLeecha麗茶の現在の状...中国茶教室ベーシックコースの募集について

  • 「antigua的中国茶会」開催のお知らせ

    千葉の流山に人気の古民家カフェがあるのをご存知でしょうか?閑静な住宅街にひっそりと佇む隠れ家、「カフェ&ギャラリーアンティグア」。一人でゆったりと本を読みながらお茶するもよし、テラス席で緑豊かな庭を眺め、風を感じるもよし、ランチをいただきながら友人との語らいを楽しむもよし。こんなカフェが家の近くにあればなあと思います。そんな素敵な空間で中国茶会の席を持たせていただくことになりました。日時:2021年10月22日(金)午前の回11:00~13:00午後の回14:00~16:00場所:Cafe&GalleryANTIGUA千葉県流山市加3-4-23(つくばエクスプレス流山セントラルパーク駅より徒歩11分)募集人数:各回5名様会費:3,300円(税込)3種の中国茶を茶菓子・アンティグアのケーキと共に楽しんでいただきま...「antigua的中国茶会」開催のお知らせ

  • ワークショップ「台湾茶を美味しく淹れよう!」

    千葉県柏市のT-SITE柏の葉でワークショップ「台湾茶を美味しく淹れよう!」を開催いたしました。2020年1月によみうりカルチャー柏で茶会を開いて以来の外部イベントでしたので、私自身もとても楽しみにしていました。やはり広い空間で皆さまとご一緒にお茶を楽しむ時間は貴重ですね。国道16号線に面したT-SITE柏の葉は蔦屋書店を中心に専門店、土産店や飲食店のある複合エンターテインメント施設です。特に二階は児童書が充実しており、子供の遊び場も併設し、近隣の若いファミリー層に大人気です。そんな二階の一角にアクアテラスに面したラウンジがあり、今回はここで午前と午後、計3回のプログラムでお客様をお迎えしました。まずは阿里山烏龍茶を皆様に味わっていただきました。呈茶は麗茶の生徒さんでもあり、ご自身でもサロンワークをされている渡...ワークショップ「台湾茶を美味しく淹れよう!」

  • アジアンカルチャー2021 workshop @ 柏の葉T-SITE

    千葉県柏市にある「柏の葉T-SITE」では、8月9-15日に『アジアンカルチャー2021』というイベントが行われます。アジア各国の魅惑的な文化を、食や雑貨を通して楽しんでいただくもので、平日はワークショップ、金土日の夜には「アジアン夜市ビアガーデン」、土日の日中には「フェアトレードマルシェ」が開催されます。このイベントで、SalondeLeecha麗茶として、8月11日(水)にワークショップを行うことになりました。テーマは「台湾茶を美味しく淹れよう!」。内容は麗茶スタッフの淹れた台湾茶を味わっていただいた後、実際にご自身で台湾茶を淹れてみるという実践型ワークショップです。簡単に家で台湾茶を楽しめるコツをお伝えしようと思います。日時:8月11日(水)11:00~12:00/13:00~14:00/15:00~16...アジアンカルチャー2021workshop@柏の葉T-SITE

  • 自宅サロンの新規受け付けを再開します

    去年の4月から自宅サロンの新規受け付けはストップしておりましたが、今年の10月から受付を再開します。まだまだ新型コロナウィルスは落ち着く様子を見せませんが、感染予防対策をしっかりと意識しながら皆さんと前を向いてこの状況を乗り切っていきたいと思います。こんな時こそお茶の力を借りようではありませんか。レッスンの詳細につきましては、HPをご覧ください。SalondeLeecha麗茶のHPはこちら→https://www.leecha-salon.com/自宅サロンの新規受け付けを再開します

  • 単叢茶菓ノ會@小林千恵茶器個展

    先月末のことになりますが、入谷にある「LEAFMANIA」で開催された白茶果工作室さんの単叢茶菓ノ會に参加してきました。陶作家、小林千恵さんの茶器展とのコラボ茶会です。小林さんの器は以前パラジウム彩蓋碗を購入したことがあり、その美しいフォルムは銀彩との相性も良く、茶会でも使っています。LEAFMANIAさんで扱う美味しい単叢、小林千恵さんの白い美しい茶器、そして白茶果工作室さんの工夫をこらしたお茶淹れ、お茶とマッチングさせたお菓子。とても豊かで感動的なひと時でした。ご馳走さまでした。小林さんの新作の蓋碗と茶海もしっかりお持ち帰りしたのは言うまでもありません。ご一緒した皆さま、ありがとうございました。単叢茶菓ノ會『清・甘・細・淡ニシテ活』◆茶果譜◆宋種2020&雫蜜烏鮒魚2020&hachisunomi単叢紅茶2...単叢茶菓ノ會@小林千恵茶器個展

  • 交種茶会@工芸青花

    だいぶ長い間ブログをお休みしてしまいました。自宅での教室は細々と続けていますが、外部での茶会やイベントを全くしていないので、なかなかネタがありません。でも、ブログを止めたわけではありませんので!先々週の週末、神楽坂の工芸青花で開催された茶会に参加しました。安藤雅信さんのお茶とお話と菓子屋ここのつさんの糧菓を楽しむ茶話会。三種のお茶に三種の糧菓を合わせたコースを堪能しました。印象に残った糧菓は、単そうに合わせたもの。なんと、道明寺の海苔巻き!また、今回安藤さんは二番目のお茶として「煤と棲む」のコーヒーを二通りのドリップ法で淹れてくださいました。点滴法と名付けられた、まさに点滴のように蒸らす淹れ方、こちらがコクがあるのに後味さっぱりとしていてとても美味しかった。お二人の茶会は五感を刺激する仕掛けがあって、いつも新鮮...交種茶会@工芸青花

  • 粛々と

    ご無沙汰しています。このところあまり外出もしないので、家にいる時間は長いはずなのですが、時間があるとかえってブログやインスタを開けないものですね。自宅サロンは粛々と続けております。現在は新規募集を休止し、茶会も行っておりません。以前から通ってくださっている生徒さんを対象に、2か月に一度の割合で淹れ方レッスンをしています。台湾茶は知り合いのお茶屋さんから季節の茶葉を送っていただき、大陸の中国茶は茶葉を扱っている日本の友人たちから譲ってもらうので、幸い美味しいお茶は手元にあるのですが、やはり現地に行けないのは悲しいですね。今は生徒さんたちと静かにお茶を飲みながら、また麗茶ツアーで台湾茶の旅に行ける日を夢見ています粛々と

  • 謹賀新年2021

    明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年は本当に大変な年でした。新しい年になったものの、再び緊急事態宣言が出ることになりましたね。今年もまだまだ自由に皆さんとお茶をご一緒することはできませんが、こんな時こそ一人飲みでお茶の力をいただきましょう。いつも飲んでいるのはやはり中国茶ですが、先日日本茶を送っていただいたので、お正月の気分にふさわしく、とっておきの茶器を出して淹れました。お茶は「つきまさ」の釜炒り茶、会。香ばしく、すっきりとした味わい。露地栽培の自然製法茶だそうです。中国茶・台湾茶も丁寧に作る高級茶と量産茶に二極化していますが、日本茶もその方向に舵取りされているのでしょうか。「つきまさ」さんの取り組みも注目していきたいと思います。謹賀新年2021

  • 茶禅一味×和魂漢才=唯一無二 後編

    「茶禅華」での上海蟹コース&ティーペアリングレポ、後編です。ここまでで多分2時間はたっていると思います。先に種明かしをすると、お開きになったのは11時半。何と、4時間半も食事をしていたことになる。サービスが特別遅いと感じたわけではないので、それだけ時間を忘れてゆったりディナーを満喫したと思えばいいのでしょうが、シンデレラ体質の方は要注意です(笑)。’四川鶏翅’大小の唐辛子、山椒、パクチー、葉ニンニクの中に突き刺さる(笑)手羽先。手羽先の中には上海蟹が詰められていて、赤い山から取り出してハスの葉を巻いてかぶりつく。これまでのお料理は、懐石か、ヌーベルキュイジーヌか、という盛り付けだったのが、ここで一発、中華的な見せ方をしてきましたね。手羽先の皮がパリパリで夢中で食べてしまいます。あとで口先が「麻」で痺れてましたが...茶禅一味×和魂漢才=唯一無二後編

  • 茶禅一味×和魂漢才=唯一無二 前編

    「茶禅華」に行きませんか、とお声をかけていただいたのが2か月前。以前から行きたいと思っていたお店だったので、二つ返事で快諾しました。折しも先週はミシュラン東京2021の発表で三ツ星獲得というニュースが入り、期待は高まります。午後7時開始。ホールの奥の席に4名で予約していただきました。ご一緒したのは皆さん食べることとお茶に興味のある方ばかり。今回は全員が上海蟹コースにティーペアリングをお願いしました。最初にお茶の感想を少し書きますと、ティーペアリングが素晴らしかった。茶葉のチョイスとクオリティー、淹れ方すべてに深いこだわりが感じられ、そこにはお店の名前の元となった「茶禅一味」の精神が生きていると思いました。料理をいただきながらこんなにお茶を美味しく堪能できたのは初めてです。ただ、お茶を美味しくいただけるのは、川田...茶禅一味×和魂漢才=唯一無二前編

  • Mont Blancへの道

    先週のことになりますが、白茶果工作室さんの「2020秋天白茶果茶菓ノ會~甘しMontBlancへの道~」に参加してきました。今年はコロナ禍の関係から、ヒロエさんの自宅で、ごく少数の知り合いのみに声掛けをする形でしたが、ゆったり、ゆっくりお茶とお菓子を楽しませていただきました。迎茶杉林溪烏龍茶2019冬茶猪彎産栗子糊英紅九號春秋ブレンド2017紅玉林檎の薄焼きタルトキャラメルサレクリーム添え雲南滇邊古喬木束茶2012荷葉珍珠栗子鶏飯白毫烏龍茶2018冬北埔産和栗のモンブラン茶ジュレ梨山炭焙烏龍茶2020春茶&柘榴お菓子は素材を厳選し、ルセットは常に完全な状態が求められる。茶果譜はお茶とのマッチングが念入りに考えられており、器もしつらえもとことん吟味されている。すべてに妥協を許さない、その美しい形を写真だけではお伝...MontBlancへの道

  • 茶・人・器

    先週と今週の土曜日、本当に久しぶりに中国茶会に参加しました。先週はLEAFMANIAで開催された清水志郎急須本展での、清水さんのお茶の師匠である堀口一子さんによる「品土品茶会」。清水さんの茶器を使って三種類の鳳凰単ソウをいただきました。今週は友人でもある彗星菓子手製所のようさんの出版記念茶会「彗星菓子手製所の和菓子」へ。今月末に上梓される『彗星菓子手製所の和菓子』(筑摩書房)の中から選んだ数種類のお菓子と、それに合わせたお茶をいただきました。どちらの会もゆったりとして、心に染み入るひと時でした。今年の1月によみうりカルチャーで茶会を開いて以来、自分主催でも、他の方の主催でも、茶会からは遠ざかっていました。お茶は一人でも飲めるけれど、茶会というのはそれ以上に不思議な力を持っています。お茶や料理、菓子をじっくり味わ...茶・人・器

  • 煮出す!

    もう8月も終わるというのに、厳しい残暑が続いていますね。ここのところ冷蔵庫のミネラルウォーターをがぶ飲みしていたのですが、暑気あたりも気を付けなくてはいけません。先日お友だちに宮古島産のレモングラスをいただいたので、老白茶餅と一緒に煮出してみました。爽やかな香りとほんのりとした甘さ。これは想像以上に美味しい!白茶もレモングラスも去熱作用があるので、夏にピッタリの組み合わせです。しばらくヘビロテしそうです。今週は麗茶の生徒さん向けにオンライン講座を開きました。慣れないZOOMとパワーポイントを使って、私が今まで訪れた茶畑の写真を説明を加えながら見ていただきました。教室では写真をお見せする機会があまりなかったので、意外と新鮮だったかもしれません。ご参加の皆さま、ありがとうございました。煮出す!

  • 新しい挑戦

    新型コロナ感染症の流行で求められる新しい生活様式。ソーシャルディスタンス、マスクの着用、手洗いの徹底。手洗いは従来から当然としても、他の二つの遂行はお茶のレッスンにとっては壊滅的な打撃。それでも何とか少人数制にしたり、アクリル板を使ったり、できる限りの対策を取りながら教室を続けております。8月は去年から前半に夏休みをいただいて、後半に茶会を開いていたのですが、今年はオンラインで集まることにしました。オンラインでの茶会は5月に一度開いています。その時はLINEを使って各々好きなお茶をいただきながらの雑談でした。それはそれで楽しかったのですが、しゃべるタイミングがわからないという声もあり、今回は私がZOOM画面で旅の写真をお見せすることにしました。今、鋭意パワーポイント作成中です。私のオンライン茶会は遊びの要素が強...新しい挑戦

  • 夏の宝

    久しぶりのブログUPです。教室を少人数で再開したことに加え、家のことで少し慌ただしくしていて更新が滞ってしまいました。(「あつ森」にハマっていたことも白状してしまおう・・・・w)今年の教室は少人数制ということもあり、二か月に一度のレッスンになっています。6~7月のラインナップは今年の新茶の西湖龍井、安溪鉄観音、梨山烏龍茶、そして老白茶でした。老白茶は福建省福鼎産、2009年のもの。今年の春は台湾に行けなかったので、去年の秋の麗茶台湾旅行でもお世話になった林さんにお願いして凍頂茶や高山茶を送っていただいたのですが、教室の皆さんで飲んでください、と同梱してくださったのがこの老白茶でした。台湾では白茶がブームのようで、台湾国内でも生産者が増えています。去年秋の台北茶博でも白茶の出品が目につきました。白茶は「一年茶、三...夏の宝

  • 今月の冷茶

    自宅サロンでは6月から9月にかけて、水出し冷茶をウェルカムティーでお出ししています。駅から歩いて来てくださる皆さんに、まずは涼をとっていただくためのもの。茶葉は前年度の文山包種茶、白茶、東方美人などが定番。茶葉を軽く水で洗ってから茶葉1gにつきミネラルウォーター100ccを目安に前の晩から仕込みます。私自身は夏でもあまり冷たいお茶を飲まないので、サロンで使い切るようにしているのですが、まれにあまりに美味しくて、自分でもがぶ飲みしてしまうようなお茶があります。私にとってのこれまでのトップオブ冷茶はグリーニッシュシャンピン。数年前にご逝去された蘭亭の藤原さんの思い出とともに印象に残っています。今年はそれを凌駕するかも?と言うようなお茶が!ARYA(PEAYL)WhiteTea2019F/F去年の6月にダージリンを訪...今月の冷茶

  • 凍頂春茶2020

    来週からの教室再開に向けて少しずつ準備をしています。中国緑茶の新茶に続いて、台湾茶の春茶も届きました。本当なら今頃台北でマンゴーかき氷に舌鼓を打ち、行きつけの茶荘で新茶の試飲をしていたはずなのですが、今年は知り合いに数種類送っていただきました。今飲んでいるのは凍頂の重鎮による定番。凍頂烏龍茶2020年春軽発酵、極軽焙煎の飽きの来ない、普段使いとしても優秀なお茶。マグカップでガブ飲みもよし、冷やして夏の外出のお供にもよし。和菓子ともよく合います。先日、情報サイト「エイルナビ」にインタビュー記事を載せていただきました。40代から50代をターゲットにした大人女性のライフスタイル発信サイトです。私が中国茶教室を始めるに至った経緯、これからの展望などを僭越ながら語らせていただきました。よろしければご訪問ください。http...凍頂春茶2020

  • 梅家塢龍井

    少しずつ街の活気が戻りつつありますが、東京アラートが発動されるなど、第2波の襲来も心配されるところです。麗茶は6月中旬から教室を再開することといたしました。参加人数は2~3人とし、マスクやフェースシールドを使用してお茶淹れレッスンを行います。教室に通うのが難しい方には、ご希望があれば、リモートレッスンを行います。また、残念ですが、年内は新規の受講者募集は見合わせることといたします。状況を見ながらのWithコロナレッスンとなりますが、細心の注意を払いながら、少しずつ前に歩いていければと思います。昨日、中国の春茶が届きました。やっと、やっと、真打の登場です。新茶上市の代名詞と言えばこれ。気が付けばもう初夏ですが、それでもこの状況で手に入れることができるのは本当にありがたいことです(Sさん、謝謝!)。梅家塢龍井202...梅家塢龍井

  • 古木蘭的故事

    緊急事態宣言が解除されました。とは言え、すぐにコロナ前と同じ生活に戻れるわけではなく、コロナとの共存を将来的に見据えていかなくてはなりません。教室は6月中旬からの再開を考えていますが、遠くから通ってきてくださる生徒さんはまだ公共交通機関を使うことに抵抗があるかもしれません。リモートレッスンも並行していきたいと思います。今日は麗茶初の試みとしてオンライン茶会を開きました。急な招集だったので、とりあえずLINEのビデオ通話機能を使ってみました。4名の方が参加してくださり、久しぶりに皆さんとお話ができて楽しかったです。個々の通信事情からか、若干不具合もありましたが、ハプニングも一興。それぞれお茶を用意し、簡単に近況報告をしていただきました。去年凍頂ツアーで購入した凍頂紅茶をチョイスした方がお二人、数年前に木柵で購入し...古木蘭的故事

  • 武夷岩茶 水金亀

    このところの寒の戻りでまたひざ掛けを引っ張り出しました。少し体を温めたいと思い、今日のお茶は武夷岩茶。武夷岩茶水金亀2007年このお茶は台北の茶人、小Yの工作室を初めて訪れた時に譲ってもらったもの。淹れ方も丁寧に指導を受けた覚えがあります。私の淹れ方は、基本はXiangLe中国茶サロンで習った形ですが、お茶に対峙する姿勢というのかな、小Yからもかなり影響を受けました。先日ある方とオンラインで話していて、何故中国茶教室を続けているのかという話題になり、思い至ったことがあります。もちろんお茶そのものが大好きだし、お茶のことを知るのは楽しいけれど、私は誰かにお茶を淹れている時間がとても大切なのだと。客人や生徒さんたちを前にしたときの緊張感。そして目の前で「美味しい」という表情をいただいた時の高揚感。日常の些末事や体の...武夷岩茶水金亀

  • 蒙頂甘露

    おうち生活は嫌いじゃないけれど、さすがに3か月目ともなるとちょっと気分転換が欲しくなります。とうとうニンテンドースイッチに手を出し、「あつ森」を初めてしまいました。私は魚釣りが下手です・・・・(笑)。さて、例年であればもう今年の春の緑茶が手元に一通り揃う頃ですが、今年はやっと一種類だけ入手できました。高山手工蒙頂甘露2020年明前(品種老川茶)毎年「オーガニックプーアール」さんから届けていただいています。謝謝!熟年茶師によって揉捻された産毛の豊富な釜炒り茶。淹れ方によって風味がかなり変わります。甘さを楽しみたければ、低い温度で、上投法など、湯を直接茶葉にあてないようにじっくりゆっくり淹れてみます。すっきりとした春の苦みがお好みであれば、茶葉は少なめにして少し高めの温度でさっと淹れます。四川のお茶は江南よりも早め...蒙頂甘露

  • 北埔の老烏龍

    自粛生活も3か月目に入ると、体調管理も必要になってきますね。私はもともと春先に体のバランスが崩れやすく、この数年いつもギックリ腰をやっているので、かなり気を配っています。精神的にもイライラしやすくなっている気がするので、ティーブレイクは大切。北埔老烏龍1979年去年の5月に台北を訪れた際に購入した老茶です。甘さと酸味がバランスよく折り重なっています。ちょっとモカコーヒーにも似て、温度を下げて濃く淹れると酸味が際立ち、高温でさらりと淹れるとすっきりとした甘さを感じます。1979年。私がちょうど二十歳の年。まだ台湾茶と出会っていない頃に作られたお茶。北埔の名産、東方美人とも違う。その頃一世を風靡していた凍頂烏龍茶とも違う。出来立てのころはどんな表情をしていたのでしょう。ヴィンテージになる運命と知っていたのでしょうか...北埔の老烏龍

  • 月光白

    緊急事態宣言が延長され、まだしばらく続く自粛生活。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。例年なら、春は私にとって茶旅の季節。今年も福建省や台湾に行く計画を立てていましたが、どうやら叶わず。行きたいところに自由に行けるというのがどれほど有難いことなのかを実感します。茶旅に想いを馳せていて、2016年の雲南省の旅のことを思い出しました。どんどん開発されていて、昔ながらの風景は変わっていってしまいそうでしたが、それでも樹齢1000年超の茶の木が茂る景色はほかの産地とは違う趣がありました。月光白2016年秋長宝茶廠(景邁山)低めの温度でゆっくり抽出します。優しい甘さが広がります。樹齢600~800年の古樹からつくられるお茶。古樹たちはどんな歴史を見てきたのでしょうか。5月10日は母の日。毎年アトリエオルタンシアの落合さん...月光白

  • 武漢を想う

    今日は八十八夜。今年は春先が少し冷えることが多かったけれど、♪夏も近づく八十八夜♪の歌詞の通り、だいぶ暖かくなってきました。茶畑では新芽が綺麗に色づいていることでしょう。日常生活ではまだまだStayHome!が解除されない様子です。家でのひとり飲みもしばらく続きそう。早く皆さんと楽しく語らいながら新茶をいただきたいですね。今日選んだお茶は宜紅工夫茶2016年湖北省の宜昌、恩施の山間部で採れる茶葉で作られる紅茶です。祁門などと並び、歴史のある紅茶ですが、戦後の混乱で生産量が落ち、その後新興の紅茶に押され、日本でもあまり名前を聞かなくなっていました。このお茶は2016年秋の西双版納ツアーで武漢を経由した時にガイドさんにお願いして購入してもらったものです。武漢での宿泊は空港に近い郊外だったため、武漢市内のお茶屋さんに...武漢を想う

  • 九龍窠肉桂

    ああ、今日もお宝を開けてしまいました。この調子ではコロナ自粛が終わるころには茶棚からお宝が一掃されていそうです。とは言え、極少量しか残っていないものばかりなので、この機会を逃すとまたいつ飲めるかも分からず、こうしてゆったりと飲める時に飲まないでどうする、と自分を正当化していたりもします。九龍窠肉桂2013年九龍窠は武夷山風景区の中の大紅袍がある場所の谷の名前です。ブルゴーニュワインで言えば「グラン・クリュ」の格付けになるような茶畑、でしょうか。武夷岩茶の魅力の源はやはりその土壌。白亜時代に海底から隆起してできたとも言われる砂岩質に山水に恵まれた温暖湿潤な気候。加えて長い年月で培われてきた製茶技術の伝統。ただ、本当に美味しい岩茶に出会うのはなかなか難しいところです。おまけに最近は価格が高騰し、正岩茶ともなれば多少...九龍窠肉桂

  • 木陰でお茶を

    朝晩はまだ少し冷えるとはいうものの、日が高くなれば外でお茶をするにはいいお日和。お友だちとお好みの茶葉を持ち寄って野点するにはもってこいの季節ですが・・・・自宅の庭でひとり花見茶と洒落込みました。ちょうどハナミズキも今が見頃、大きく茂って木陰ができているので、その下にテーブルと椅子を置いて、碗泡でジャスミン茶をいただきました。愛莉花茶天香7韵2007年「おいしいお茶みつけたっ♪」の愛子さんが産地を訪れて作ったジャスミン茶。伝統的な製法で作る茉莉花茶、という言葉に惹かれてセット買いした中の一包、大事にし過ぎて棚の奥に未開封のまま残っていました(汗)。封を切ると、ふわっとジャスミンの香りが舞い上がります。おおっ!?と思いましたが、飲んでみるとやはり飲み頃は過ぎてしまったかな。ちょっと梅茶のような酸味がありました。で...木陰でお茶を

  • 珈琲『珀』

    おこもり生活にもそれなりにリズムが出てきたというか、一週間の中で何をいつやるかという優先順位が決まってきました。そんな中でも毎朝欠かさないのがコーヒー。最近ちょっとハマっている珈琲豆のお話を。台東区三筋にある珈琲とチョコレートの専門店「蕪木」。お店には行ったことがありません。店主の蕪木祐介氏にもお会いしたことはありません。オンラインショップで豆を買うだけなんですが、送られてくる商品に同封される一筆箋の端正な文字と丁寧な言葉、それだけで店主の誠実さや凛としたお仕事ぶりが伺えます。何より、その珈琲豆がすべてを語ってくれているのですが。去年1月に「菓子屋ここのつ」さんで開かれた菓子的朝食で蕪木の珈琲を初めていただきました。とても美味しかったので、その時販売していた珈琲豆を購入しました。家でドリップ式で淹れてみたら、そ...珈琲『珀』

  • 定石野茶 定美

    春の天気は行ったり来たり。風も冷たかったり、暖かかったり。この季節、庭の掃除や雑草取りがひと苦労なのですが天気のいい日はカメたちと一緒に外に出て、いそいそと庭の手入れをしています。今年はずっと家にいるので、かえって例年よりも日焼けしてしまうかもしれません。草花に触れていると、台湾のとある茶人を思い出します。石碇で生態茶園を営む高定石氏。完全無農薬有機栽培でブランド茶の定美(白毫烏龍茶)、紅玟(紅茶)、萬秀(包種茶)などを作っていらっしゃいます。2009年に茶園を見学させていただいてからのお付き合い。最近は私の手の届かない価格になってしまったので、アポイントを取ってお会いする機会はほとんどなくなってしまいました。去年の秋、京都で高さんの茶会があるというので、行く予定にしていましたが、あいにくの台風直撃で断念せざる...定石野茶定美

  • 文山包種茶

    最近の投稿はすべて一人飲みでしたが、今日は違います!去年の6月にダージリンツアーにご一緒した方々とLINE電話でのおしゃべり茶会。インドー京都ー東京ー千葉と離れていても、一緒にお茶を楽しむことができました。今日飲んだお茶は文山包種茶2004年11月摘み(冬茶)生産者張約旦(故人)張老師についてはこのブログでも何度か書いていますが・・記事はこちら→☆このお茶は張老師がまだご存命の時に日本のネットショップで購入したもの。去年、自宅サロンで開いた華甲茶會の時に開封し、皆さんと飲みました。15年たっているとは思えない清涼感と旨味に、驚き感動したのがついこの間の事のようです。それが一回分だけ残っていたので、飲んでしまうことにしました。開封して一年たっているし、崩れ葉が多く、さすがに去年飲んだ時のような感動はありませんが、...文山包種茶

  • 雲南下関蒼洱七子餅茶

    欧米諸国と比べ、日本はこれまで感染者数を抑えてきましたが、本当のコロナ第一波が来るのはこれから。私の住む市内でも、今日は8人の新たな感染者が出ました。一日あたりの感染者数としては最高です。それも、ほとんどの人が感染経路不明。自分は大丈夫・・という過信は禁物ですね。ウィルスは人を選んでやってくるわけではありません!こんなときは景気付けに秘蔵のお茶を。17年温めてきた普洱餅茶を崩してみました。雲南下關蒼洱七子餅茶2003年3月雲南下關茶廠出品特制版FT雲南省大理にある下関茶廠による生茶の鉄餅です。「蒼洱」という名は大理の名勝地、蒼山と洱海から取ったとか。もともとは1959年に下関茶廠が中華人民共和国建国10周年を記念して礼品「蒼洱沱」茶を生産開始したのが始まりで、それは1979年まで続きました。2000年に下関茶廠...雲南下関蒼洱七子餅茶

  • GOOMTEE MUSCATEL VALLEY

    今日あたり、7都府県に緊急事態宣言が出される模様ですね。とは言え、既におこもり生活なので、それほど変化はないかもしれません。ネット社会になって、いろいろな情報が瞬時に受け取れるようになりました。それに伴い、フェイクニュースやソースの不確かな情報も多く、玉石混交といったところ。SNSでも情報をリンクしたり拡散する動きが活発です。様々な情報を目にできるのは有難いのですが、やみくもに発信せず、シェアする前にはソースを確かめ、フェイクではないかどうか、悪意のあるサイトではないかどうか、冷静になって判断することも大切かなと思っています。今日のお茶はダージリン。GoomteeFTGFOP-12019年6月16日摘みグームティー農園のマスカテルバレー、セカンドフラッシュです。去年の6月のダージリンツアーで訪れたグームティー農...GOOMTEEMUSCATELVALLEY

  • 炭焙凍頂烏龍茶

    うちの地域の宅配業者から感染者が出たそうです。新型コロナウィルスがひたひたと忍び寄ってきている感が半端ありません。いつ感染してもおかしくないし、もう既に感染しているかも!?こうなったら、よく食べよく寝て体力をつけ、自分の免疫力を信じるしかないですね。うつらないようにする、そして、人に決してうつさない。家にいよう!StayHome!待在家!今日のお茶は炭焙凍頂烏龍茶2018年。作り手は鹿谷郷農会の重鎮。去年の秋、麗茶のツアーで訪問する予定でしたが、前日にご家族のご不幸があり、急遽ご親戚の工場見学に変更となりました。同じ作り手の電気焙煎の烏龍茶も手元にあるのですが、やはり炭焙煎の方が深みがあり、煎もきくような気がします。電気焙煎のお茶も十分美味しいのですけれどね。凍頂烏龍茶は私にとって原点となるお茶。気が付けば、こ...炭焙凍頂烏龍茶

  • 竹葉単叢

    新型コロナウィルス感染症が世界中で猛威を振るい、皆さまも不安な日々をお過ごしのことと思います。現状を踏まえ、4月中は教室をお休みすることとしました。私自身も都内への外出を控え、心静かに家で過ごす時間を楽しむことにします。家での一人飲みが増えそうなので、ぼちぼちとお茶のことを記録していこうかと思います。今日のお茶は竹葉単[木叢]2019年昨年10月に開催されたゆいさんの講座「単叢茶の今」で飲ませていただいたお茶です。(同じ講座は麗香茶課でも2月末に開催する予定でしたが、延期となっています。)名前の由来は茶葉の長さが笹の葉のように長いことから。標高800-950mの鳳凰鎮大庵村で作られています。香りは芝蘭香型。派手さはありませんが、品のある花香、口に含むと複雑でミネラル豊富な味わいが広がります。生産量は多くはないよ...竹葉単叢

  • 玉山白茶

    新型コロナウィルスの影響による「緊急事態宣言」発令がいよいよ現実的になってきました。自宅サロンは2月末から2週間お休みし、先々週から人数を制限しながら、茶会形式で教室を再開しましたが、来週以降はどうするか、様子を見ている状況です。一日も早く収束に向かうことを祈っています。もともと3月は通常のレッスンはお休みして「春の茶会」を開催する予定でした。その主役にと考えていたのが、玉山白茶。昨年6月に訪台した際に久しぶりに訪れた小Y工作室で譲っていただいた希少茶。玉山茶区で作られ、ウンカ香があり、一煎目はブラインドで飲まされたら東方美人?と思うかもしれません。ただ、後味は烏龍茶とは違っていて、すっきりとした上品な甘さが広がります。いいお値段でしたが、これこそ一期一会のお茶。教室の皆さんと飲みたい、と持ち帰ってきたお茶です...玉山白茶

  • 松宮先生の「中国紅茶講座」@麗香茶課

    今年最初の麗香茶課の講座は京都「ラ・メランジェ」の松宮美惠先生の「中国紅茶講座」でした。1月31日と2月1日の二日間、午前と午後の2テーマでお話いただきました。ほとんどの方が午前と午後通しで受講くださり、中国紅茶漬けの濃厚な一日となりました。午前は「ボヘアを追いかけて~ラプサンスーチョンの歴史」と題し、正山小種と河口紅茶についてスライドを見ながらお話を伺いました。正山小種の歴史、産地の様子、薫香についてなど、興味深い話題満載。正山小種は桂圓香、松煙香、妃子笑の三種を飲み比べました。近年注目されている「万里茶路」の起点として清代に栄えた茶の集積地、河口についても言及され、河口紅茶として売られているものも三種飲み比べました。最近の中国での紅茶ブームにより、現在は各地でブランド紅茶が作られています。午後は松宮先生がご...松宮先生の「中国紅茶講座」@麗香茶課

  • 新春の台湾茶会@よみうりカルチャー柏 終了しました

    思わぬ方向から「春節」がクローズアップされましたが、今年は1月25日でしたね。旧正月のこの時期に合わせて、27日に「よみうりカルチャー柏」にて新春の台湾茶会を開催いたしました。しつらえは赤を中心にして、少し華やかな雰囲気に。茶葉は昨年11時月に訪台した際に購入してきたものをお出ししました。玉山地区で作られた蜜香のある珍しい白茶が特に人気でした。お菓子は午前の会に白茶果工作室のヒロエさんがいらして、金柑タルトレットをその場で仕上げてくださいました。このお菓子には「好事多多」というおめでたい名前が付けられています。台湾のお話、お菓子のお話、お茶の入れ方のお話などに花が咲き、午前・午後ともに和やかな雰囲気の中、台湾茶とお菓子を楽しんでいただきました。ご参加の皆様、ありがとうございました。カルチャーのスタッフの皆様にも...新春の台湾茶会@よみうりカルチャー柏終了しました

  • 新年快樂!

    本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年も美味しく楽しくをモットーに、中国茶・台湾茶を皆さんとご一緒にいただきたいと思います。早速ですが教室およびイベントについてのお知らせをさせていただきます。1.よみうりカルチャー柏「新春の台湾茶会」こちらのブログ記事でもお知らせしましたが、1月27日(月)によみうりカルチャー柏にて台湾茶会を開催いたします。午前のお茶会は10:30~12:00、午後のお茶会は13:30~15:00。参加費用は4,180円(受講料2,860円+設備費220円+教材費1,100円)です。午前、午後とも若干名お席がございます。お申し込みはよみうりカルチャー柏(TEL:04-7164-3151)までお願いいたします。2.麗香茶課松宮先生の「中国紅茶」講座下記の通り横浜の香流サロンにて講座を開催いた...新年快樂!

  • 今年もご訪問ありがとうございました

    今年も残すところあと一日。皆さま、2019年はどんな年だったでしょうか?私個人としては、3月に多治見の「ギャルリ百草」で李曙韻氏をお招きして開催された『中国茶のこころ茶味的麁相』出版記念大茶会にて茶淹れを担当したことが大きな出来事でした。6月にはインドのダージリンへ。中華圏以外の海外の茶産地を初めて訪れました。また、今年は外部での活動を減らし、「SalondeLeecha麗茶」のイベントを新た企画しました。8月に生徒さん限定での茶会、11月には台北と凍頂を訪問する麗茶台湾ツアーを実施、12月には松戸の中華料理店「天廣堂」にて忘年会を行いました。台湾ブームのお蔭でしょうか、ベーシックコースへのお問い合わせも増えています。中国茶の美味しさ、楽しさをより多くの方に知っていただけるよう、これからも教室の活動を中心に、外...今年もご訪問ありがとうございました

  • 「新春の台湾茶会@よみうりカルチャー柏」のお知らせ

    早いもので、今年もあとひと月を残すのみ。気が付けば、来年の茶会のご案内をする時期になりました。単発の茶会のお知らせです。JR常磐線・東武野田線の柏駅東口からすぐにあるよみうりカルチャー柏で2020年1月27日(月)、『新春の台湾茶会~台湾茶と手作り菓子を楽しむ』と題し、午前と午後の2回、台湾茶会を開催いたします。今年の9月にも台湾茶会を開催し、ご好評をいただきましたので、第二弾を行う運びとなりました。既に募集が始まっておりますので、ご興味ある方はお早めにお問い合わせください。厳選した台湾茶3~4種と、お茶請けには白茶果工作室さんの果物のタルトレットをお出しする予定です。少人数の茶会形式で、ご一緒に新しい年をお祝いしたいと思います。★午前のお茶会1月27日(月) 10:30~12:00 募集人数 8名参加費用 受...「新春の台湾茶会@よみうりカルチャー柏」のお知らせ

  • 麗茶台湾ツアー2019

    3年ぶり、3回目の麗茶台湾ツアー。11月14~16日に台北集合で9名の生徒さんにご参加いただきました。14日の朝、台北を出発して南投県の凍頂へ。当初予定していた訪問先の茶農さん(「紫藤蘆」とも繋がりの深い凍頂の重鎮)は前日にお母さまが100歳でご逝去され葬儀の日と重なり、ご親戚の茶工場を見学させていただきました。製茶はシーズンが終わっていたため見ることができませんでしたが、工場内の設備や製茶の過程などを説明していただきました。比較的規模の大きな工場で、烏龍茶と紅茶を中心に作っています。今年の冬茶の試飲も。紅茶は3年置いたものもいただきましたが、グンと美味しくなっています!標高1,500m、大侖山の観光茶園「銀杏森林」にも連れて行っていただきましたが残念ながら霧で景色が見えず。本来なら眼前には凍頂地区を見渡す雄大...麗茶台湾ツアー2019

  • 茶菓の会『霜降』

    久しぶりに訪れた「やどり木studio」。彗星菓子手製所の茶菓の会『霜降』に参加してきました。晩秋から冬にかけての季節。この季節の会は初めてなので、楽しみにしていました。旬の栗を素材に使ったお菓子と干柿が登場。どちらも大好き。期待通り。ようさんの茶会はお菓子の外観や味だけでなく、空間的にテーマを体感できるところがすごい。その秘密はどうやらようさんのベースに建築があるということらしい。センスの良さだけではなく、そこには地道に構築された土台があるようです。氷霜  琥珀糖 茶花入りウバの水出し初霜  金団 さえみどり手もみ紅茶朝霜  道明寺 干柿 べにふうき紅茶露霜  浮島 蜜香紅茶ようさん、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。茶菓の会『霜降』

  • コラボ茶会『三華物語』 ご来場御礼

    やっと秋の深まりを感じてきた10月最後の週末に三軒茶屋の台湾茶藝館「桜樺苑」にて、コラボ茶会『三華物語』を開催いたしました。上海小町さん、うらりんさんと三人で始めたコラボ茶会『三〇物語』も今年で10回目を迎えます。茶侶は今年もまりこさんにお願いしました。待合では、うらりんさん作のこれまでの茶譜の展示も。これを見ると、その時々の茶会の様子が甦ります。ウェルカムティーは雲南産のメイクイ冷茶。アクセントにローズチップを浮かべました。お客さまには三人の席を順番に回っていただきます。今回のテーマは華=花。上海で中国茶サロンを主宰する荒田博子さんのご協力を得て、書画家房雷氏の花を題材とした掛け軸をメインに据えました。まずは上海小町さんの席をご紹介。花は藤。お茶は香り高い桐木紅茶。カウンター席でワンショットバーのような和やか...コラボ茶会『三華物語』ご来場御礼

  • ゆいさんの講座『単欉茶の今』

    茶友のゆいちゃんこと田中優伊さんの講座『単欉茶の今』が横浜の香流サロンで開かれました。講座はゆいさんが撮った写真とビデオにキャプションを上手に付けて編集したパワーポイントを中心に、産地の情報、単ソウの種類、製茶、歴史、繁殖についてなどをわかりやすく説明する形で進行しました。講座の副題「写真やビデオで烏トン山の茶旅をしよう」の通り、聴いている私たちもまるで烏トン山を訪れているかのような感覚になりました。ゆいさんは現在広州在住、この3年で鳳凰山を3回訪れ、広州でも茶学の講座を受講し、研鑽を積まれてきました。今回の講座ではゆいさん自身がしっかりと咀嚼してインプットした知識を本当にわかりやすく、聞き手に寄り添うように、丁寧にアウトプットしてくださいました。写真とビデオでイメージを定着させ、しっかりとした数字を提示し、理...ゆいさんの講座『単欉茶の今』

  • 台湾茶会@よみうりカルチャー柏

    まだ暑さの残る9月最終日、よみうりカルチャー柏にて『気軽に楽しむ台湾茶&手作り月餅』の会を開催いたしました。午前、午後の回、共に募集人数を超えるご応募をいただき、席数を増やして対応しました。「手作り月餅」というテーマも人気だったようです。月餅は白茶果工作室のヒロエさんにお願いし、香港式の奶皇月餅をお出ししました。台湾茶の茶会は初めて、と言う方も多く、皆さんお茶はもちろん、茶器にも興味を示してくださり、活気のある茶会となりました。次回、1月27日(月)に同じよみうりカルチャー柏にて新春台湾茶会を開催する予定です。11月後半にはお知らせできると思いますので、ご興味ある方は、よみうりカルチャー柏のHPやこちらの記事をチェックしてみてください。ご参加の皆さま、ありがとうございました。■茶譜■拉拉山烏龍茶 2019春蜜香...台湾茶会@よみうりカルチャー柏

  • 『三華物語』今週末募集開始です

    9月に入っても暑い日が続きますね。台風15号の影響でまだライフラインの復旧されていない地域も多いようです。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。ブログでは3回目のお知らせとなりますが、10月27日(日)に開催するうらりんさん・上海小町さん・私ちょしによるコラボ茶会『三華物語』は今週の土曜日9月14日の午前10時よりお申し込みの受付を開始いたします。お申込みの状況につきましてはこちらのブログ及びツイッターで随時お知らせいたします。どうぞよろしくお願いいたします。■テーマ:第10回記念茶会「三華物語」■日時:10月27日(日)第1部 10:30~12:30第2部 14:00~16:00*各席30分で3席すべてを回って頂きます。途中30分の軽食タイムを設けます。第1部・第2部とも同じプログラムです。■募集人数...『三華物語』今週末募集開始です

  • ラ・メランジェ松宮先生の講座@麗香茶課

    先週のことになりますが、8月30日と31日に中華街の香流サロンにて京都の「ラ メランジェ」オーナー、松宮美惠先生をお迎えし、「インド紅茶の歴史と今 ~アッサムとダージリン~」と「白茶についてのお話 ~白毫銀針とシルバーチップは同じ?~」の2つのテーマで麗香茶課の講座を開催いたしました。「インド紅茶の歴史と今 ~アッサムとダージリン~」ではこれまでイギリスのサイドからの紅茶の歴史については多く語られてきましたが、インドのサイドからのアッサムの歴史に着目し、アッサムに最初に茶園を開いた一人としてインドでは有名なマニラム・デュワンのお話を伺いました。また、松宮先生が今年4月に訪れたアッサム、6月に訪れたダージリンの写真を拝見しながら、アッサム茶1種、ダージリン茶5種を飲み比べました。「白茶についてのお話 ~白毫銀針と...ラ・メランジェ松宮先生の講座@麗香茶課

  • 茶会@よみうりカルチャー柏のお知らせ

    単発の茶会のお知らせです。JR常磐線・東武野田線の柏駅東口からすぐにあるよみうりカルチャー柏で9月30日(月)、『気軽に楽しむ台湾茶&手作り月餅』と題し、午前と午後の2回、台湾茶会を開催いたします。厳選した台湾茶3~4種と、お茶請けには白茶果工作室さんのカスタード月餅をお出しする予定です。少人数の茶会形式で、夏の疲れを癒していただける機会になればと思います。★午前のお茶会9月30日(月) 10:30~12:00 募集人数 7名参加費用 受講料2,808円+設備費216円+教材費1,080円お申し込みはこちらから→☆(よみうりカルチャー柏のHPに移動します)★午後のお茶会9月30日(月) 13:30~15:00 募集人数 7名参加費用 受講料2,808円+設備費216円+教材費1,080円お申し込みはこちらから→...茶会@よみうりカルチャー柏のお知らせ

  • 夏の麗茶茶会

    8月はサロンのレッスンをお休みさせていただく代わりに第三週に生徒さん限定参加の麗茶茶会を開きました。昨年は出版記念ということもあって外部での茶会が多かったのですが、今年はサロン内のイベントを充実させるべく、その第一弾としての試みです。通常のレッスンではクラスのメンバーが固定しているので、初対面やイベント以来久しぶりに会うという生徒さんたちもいらして、新鮮な雰囲気がありました。夏と言うことは冬もあるんですか?という質問もあったので、皆さんのご希望があれば、次は3月くらいにやろうかなんて考えています。◆茶譜◆ウェルカムティー三峡白茶水出し茉莉花茶拉拉山烏龍茶2019春鳳凰単そう夜来香2018日月潭紅茶紅韻2018(日月潭紅茶評鑑臺茶21號種組頭等奨)◆茶菓子◆緑豆汁粉(自家製)カッサータフローズンフルーツチーズケー...夏の麗茶茶会

  • コラボ茶会『三華物語』のお知らせ

    年一回恒例のうらりんさん、上海小町さん、私ちょしの三人によるコラボ茶会を10月27日(日)に開催する運びとなりました。今年は第10回という節目を華やかに迎えたいという思いから、テーマを『三華(サンファ)物語』としました。茶席も三種の花で彩られます。会場は三軒茶屋に今年開店した台湾茶藝館「桜樺苑」をお借りします。「桜樺苑」がこの茶会のために特別に用意してくださる軽食とお菓子も味わっていただきます。皆さまのご参加をお待ち申し上げております!★コラボ茶会『三〇物語』とは…まだコラボ茶会がそれほどポピュラーではなかった2010年9月に“ひとりではできないことを3人でやってみよう“という思いから始めた遊び心満載の中国茶会です。3人の茶席を順番に回っていただくシステムです。第1回の『三都物語』から『三山』『三岩』『三古』『...コラボ茶会『三華物語』のお知らせ

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.7 Dargeelingから再びKolkataへ(完)

    Goomteeを後にして、Dargeelingの中心街へ。この時もMr.ジーニーの先頭車に乗っていたのですが、途中、道路の真ん中に立つ少女が1人。Mr.ジーニーは車を停め、運転席の収納ボックスから取り出した飴玉を彼女の手に握らせ、何かをささやいてから発進しました。Mr.ジーニーによれば、その少女は盲目で、よくそこに立っているのだそう。彼女を見かけると車を停め、お菓子を渡して「綺麗だよ」と話しかけるようにしている、そうすると、彼女は微笑むのだ、と。Mr.ジーニーは優しい。でも、危険な場所に立つ少女のことを思うと少し切なくなります。この日の宿泊はHotelMayfair。ダージリンの街の中にあるリゾートホテルです。部屋は清潔で快適。ただ、ベッドマットレスが柔らか過ぎたのが腰痛持ちにはちょっと辛かった。ホテルから繁華...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.7Dargeelingから再びKolkataへ(完)

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.6 DHRでGoomteeへ

    ダージリン滞在もあと一泊を残すのみとなりました。いつもの車で早朝Singtomを出発し、KurseongTouristLodgeで朝食を取り、DHR(DargeelingHimalayanRailway)のKurseong駅へ。途中の渋滞を見越してかなり余裕を持って早めに出発したのですが、予想通り、途中でトラック同士がなかなかすれ違えず、長蛇の列ができています。この日は私は4台のうち、先頭車の助手席に乗っていました。先頭車のリーダー格の運転手さんは、一番運転が上手くて、『アラジン』のジーニーに似てると私たちの間では密かに噂されていました。Mr.ジーニー、渋滞の状況を見て取り、すかさず車を降りて、周りの車の采配をしています。何だかその様子がとても恰好よくて、対向車が何とか通り抜けて渋滞が解消した時には、先頭車両の...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.6DHRでGoomteeへ

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.4 Singtom

    ダージリン滞在も後半です。Chamongが位置するロンボン・バレーから、次の宿泊先SingtomTeaEstate&Resortのあるダージリンウェストへ車で向かいました。1862年に建てられ、イギリス統治時代の雰囲気を残すヘリテージホテル、SingtomTeaEstate&Resort。ツアーメンバーのIさんはこの建物の写真を以前見たことがきっかけで紅茶の世界に入られたそうです。正直言いますと、ホテル設備も旧態依然・・・(苦笑)。部屋も少ないので、私たちツアーで満室となり、ベッドも足りないのでエキストラベッドを入れてもらいました。でも、ここでの滞在の2日間はとても刺激的で面白かった!インドお約束の停電を経験したり、アットホームな雰囲気の中で、インドの身分上下関係の現実を垣間見たり・・。プチ料理教室も。キッチン...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.4Singtom

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.3 Chamong

    Chamongは本当に霧が出やすく、いつもうっすらと霞がかかっていて、全景を見渡すことはできませんでした。この霧が美味しい紅茶を作る元なんですよね。街の喧騒から完全に解き放たれた環境。スパも併設されているので、滞在型リゾートとしても人気です。スパのマッサージも受けてみたかった!朝はモーニングティーから始まります。昼食後はChamongの工場見学へ。茶畑や小さな村を抜け、谷を更に降りたところにあります。工場内のトイレ。女性用と男性用、モデルがいそうな絵は誰が描いたのでしょう?Chamongグループはアッサムに5茶園、ダージリンに13茶園(HPより)を経営する大企業です。その中の一つであるChamonTeaEstateだけでも、地図の通り広大です。工場内はGingと同じように清潔で、機械化も進んでいます。今回のダー...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.3Chamong

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.3 GingからChamongへ

    GingTeaHouseでの朝。日本との時差は3時間半、どうしても朝5時前には目が覚めてしまいますが、ベッドの中で聞く鳥のさえずりが心地よくて、しばしまどろみを楽しみました。朝食の後、GingTeaEstateの見学へ。ゲストハウスから車で5分ほどの場所に工場があります。工場への道は更に狭くデコボコしているため、チャーターした車ではなく、茶園のジープに乗せて行ってもらいました。緑の屋根が茶工場です。日本ではそれほど名前が知られていませんが、Gingはダージリン・ウェストに位置する歴史ある茶園です。今はChamongグループに属しています。工場内は撮影禁止でしたが、萎凋棚、揉捻機、発酵棚、乾燥機、ソーティング機などを、時間や温度を丁寧に説明していただきながら見学しました。工場内はとても清潔で、整然としています。見...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.3GingからChamongへ

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.2 コルカタ~バグドグラ~ダージリンへ

    コルカタのホテルは「SwissotelKolkata」。とても快適でした。特に朝食がバラエティに富んでいて、美味しかった。サービスの女性が淹れてくれるチャイも美味でした。朝食後、バスで再びコルカタ空港へ向かいます。国内便でバグドグラへ、約1時間ほど。この国内線の荷物重量制限が厳しくて、今回は皆とても苦労しました。受託手荷物は1個のみ15kgまで。持ち込み手荷物は1個のみ7kgまで。帰りはお土産や茶葉が増えるのでとっても心配・・・。バグドグラはダージリンから一番近い空港です。ここからは車で3時間半ほど。しばらくは平地を走りますが、両脇には既に茶畑が広がっています。だんだんと山道に入ってきました。豊かな緑の景色に変わります。距離的にはそれほど遠くはないはずですが、勾配が険しく、道が広くないので(おまけに路面電車のよ...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.2コルカタ~バグドグラ~ダージリンへ

  • ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.1 プロローグ

    いつの頃からか、「ダージリン」は高級な大人の紅茶として私の中にインプットされていました。たぶん、実家でお歳暮によくいただいていたトワイニングのティーバッグセットの影響でしょう。落ち着いた色合いの紫のパッケージに包まれた「ダージリン」を、好きなものは最後に食べる派の私は最後まで取っておいたものでした。本当の意味で「ダージリン」の美味しさに感動したのは20年ほど前のこと。当時家族や友人とよく通っていた渋谷のフレンチレストランで、サービスの方に薦められたセカンドフラッシュを飲みました。水色の美しさ、香りの華やかさ、甘さの中にきりっとした渋み、喉に残る余韻。「ダージリンはこんなに美味しいのか」と驚いたのを覚えています。それは初めて凍頂烏龍茶や鳳凰単そうを飲んだ時と同じ感覚でした。その後はルピシアやリーフルの試飲会に参加...ラ・メランジェダージリン紅茶紀行Vol.1プロローグ

  • コラボ茶会「三〇物語 2019」開催日決定しました!

    先日、移転オープンした「恵比寿 小町堂」を訪問。上海小町さん、うらりんさんとのコラボ茶会の打ち合わせをしてきました。年に一度、三人で開催する中国茶会も今年で10回目を迎えます。今回は場所を替え、10月27日(日)に行うこととなりました。詳細はまた追ってお知らせいたします。お馴染みの方々も、新規の方々も、たくさんの方とお茶をご一緒できるといいな、と思います。とりいそぎ、プレ告知でした!コラボ茶会「三〇物語2019」開催日決定しました!

  • 茶遊記-お多福茶会-@日本の夏じたく

    5月というのに連続夏日となったこの週末、横浜の三渓園まで足を運びました。三渓園で毎年5月に開催される「日本の夏じたく」、今年は13回目とのこと。染め、織り、陶磁器、ガラス、刺繍、細工などの手仕事の展示やワークショップを楽しめるイベントです。今年は3月の多治見の大茶会でご一緒した季の雲さん、市川さん、堀口さん、小澤さんがご参加されるということでしたので楽しみにしていました。まずは「白雲邸」で開かれる「茶遊記-お多福茶会-」へ。西遊記にヒントを得て、テーマを「お茶で遊ぶ」とする「茶遊記」。オリジナルメンバーの方々を中心として、日本各地のみならず中国でも茶会活動を行っていらっしゃいます。今回の淹れ手は市川孝さん、堀口一子さん、出野尚子さん。最初は市川さんのお席へ。白雲邸の裏手に設えた茶車8號。後ろの岩の空洞から湧き水...茶遊記-お多福茶会-@日本の夏じたく

  • 美の向こうにあるもの

    浅学で芸術に疎い私ですが、茶盌の観賞は大好きです。文化財級の展覧会にはできるだけ足を運ぶようにしています。現在国宝に指定されている8碗のうち、大徳寺龍光院の曜変天目だけはまだ観ることができていませんでした。好きな茶盌、手にしてみたい茶盌を考えるとまた別の観方がありますが、やはり曜変天目の三碗は別格。5月19日までMIHOMUSIUMで開かれる『大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋』で公開されるというのを聞き、たぶん混むであろう連休を避け、この日しか空いていない、という平日に日帰りで甲賀まで足を運んできました。JR琵琶湖線の石山駅からバスに揺られて約50分、甲賀の山深くに位置します。(甲賀市のイメージは忍者と信楽焼。そういえば愚息が以前「忍者検定」なるものを受けに甲賀に行っていた・・。)駐車場から美術館までは5分ほ...美の向こうにあるもの

  • 春守茶菓會

    春は芽吹き、色づき、さえずる季節。お茶好きは新芽が伸びるのを想像して何となくソワソワしてしまいます。こんな時は旅に出るのもいいけれど、都会の真ん中で柔らかな春を味わうのも悪くありません。眼下に明治神宮と代々木の森が広がり、その向こうに新宿新都心のビル群を臨む。オーナーさまのご厚意により、そんな素敵なロケーションでヒロエさんがひとり白茶果工作室の会を開きました。しつらえは薄桃色を基調として、白い磁器やガラスなどの透明感のある茶器が並びます。そこにいるだけでふんわりと風に漂っているような心地よい空間。ヒロエさんの茶菓会のすごいところは茶と菓子のマリアージュを考え抜いていること。それはヒロエさんがお菓子だけではなく、お茶にも精通していることが大きいと思うのです。事前に試飲と試食を重ねてその調和を吟味する、口で言うのは...春守茶菓會

  • 台湾茶講座第三弾 ~坪林の祥泰茶荘四代目・馮懷謹氏に学ぶ~

    麗香茶課では先週末に坪林・祥泰茶莊四代目の馮懷謹(フォン・ホアイジン)氏と弟君をお迎えし、『台湾茶史を変えた、ふたつの茶葉の真実』をテーマに講座を開いていただきました。一昨年・去年に引き続き、三回目の講座です。コーディネートと通訳はいつも通りルハンさんが担当してくださいました。講座は台湾茶初期の重要輸出茶の二つ、包種花茶と東方美人をテーマに、午前の部は「包種窨花茶――花の香りと茶の香りの出会い」午後の部「東方美人――ウンカに噛まれた茶、蜜香の物語」をお話しいただきました。包種花茶の講座では台湾茶輸出史の中での花茶の起源と成長、そして現在について中国大陸の花茶の状況も交えながらのお話で、とても興味深いものでした。また、ジャスミンだけではなく、キンモクセイやジンチョウゲ、クチナシ他様々な花の香りを着けた花茶を10種...台湾茶講座第三弾~坪林の祥泰茶荘四代目・馮懷謹氏に学ぶ~

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