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u9271さんのプロフィール

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タイ
出身
千葉県

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ブログタイトル
タイ骨董日記
ブログURL
https://thaiart.blog.ss-blog.jp/
ブログ紹介文
自称東南アジア仏像コレクターがバンコクの骨董情報、タイのお守りプラクルアン、仏教美術を発信します。
更新頻度(1年)

75回 / 365日(平均1.4回/週)

ブログ村参加:2008/12/18

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u9271さん
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u9271さんの新着記事

1件〜30件

  • ピマーイ国立博物館

    年末の博物館回りのラストです。ここも初めてでした。館内は広く展示物も多くかなり楽しめました。展示品はピマーイ遺跡で発掘された石像や青銅品がメインですがそれ以外にもナコンラチャシマ県内(コラート)で出土したドヴァーラヴァティー時代のものが小部屋に集約して展示されており8世紀頃の貴重なブロンズ像も見ることが出来ます。またポストアンコール期のものやラオス美術の影響を受けたランチャーン様式の木製仏や青銅仏も展示されていました。博物館外の敷地内にも館内に収めけれない石造彫刻が展示されていますのでこちらも必見です。石造彫刻は大きくてなかなかコレクションは難しいですが残欠だけでもすごく迫力があっていいものです。 Adoration and Glory: The Golden Age of Khmer Art出版社/メーカー: Art Media Resources Ltd発売日: 2003/12/01..

  • ピマーイ歴史公園(ピマーイ遺跡)

    記事の順番が入れ替っていますが年末に行ってきた博物館と国立公園の続きです。コラートのマハーウィラウォン国立博物館を訪れた翌日にピマーイ歴史公園(ピマーイ遺跡)に初めて行ってきましたので写真を掲載しておきます。朝7時の早朝から見学しましたが空気が澄んでいて気持ち良かったです。次はこの後に行ったピマーイ国立博物館の写真を掲載します。

  • ドヴァーラヴァティー美術の造形

    一昨年前からコレクター等から譲ってもらってきたドヴァーラヴァティー期のテラコッタ製人物像ですがここまでで胴体部分(トルソー)が4つ集まりました。すべて手のひらサイズのテラコッタ像です。塼仏と違い両側から型取り(型押し?)されており立体感があり造形が美しい。非常に素晴らしい作品だと思う。博物館のように台を作って並べたい気もするが穴を開けたくないので両窓のステンレスケースを作って保管する予定。年代は7〜8世紀頃のものです。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: Guy, John出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • アルカイックスマイル (ドヴァーラヴァティー美術)

    特注のステンレスケースが届いたのでさっそくテラコッタ製の人物像を入れた。サイズはピッタリ、これでこの像も一生安泰だろう。写真2枚目は以前にも掲載したドヴァーラヴァティー期砂岩製の仏像(8世紀、ボストン美術館所蔵)との比較です。仏陀像と人物像との違いはありますが全体的に顔のバランスが共通しており、口の形状はとてもよく似ています。この笑みが「アルカイックスマイル」と呼ばれるものではないかと思っています。アルカイックスマイルは日本の飛鳥仏や白鳳仏、また百済仏に見られる特徴の一つのようですが東南アジアの初期の砂岩製やテラコッタ製、また漆喰(スタッコ)製、ブロンズ製の仏像にも同様の微笑んだ形状の口が見られます。ドヴァーラヴァティー美術の特徴でもあり、魅力のひとつだと思います。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast As..

  • パヤオ県チェンカム郡 プラナンディン寺の仏像

    前から欲しかったプラチャオ・ナンディン仏の古い写真を手に入れた。プラチャオ・ナンディン仏とはタイ北部パヤオ県チェンカム郡ワット・プラナンディン寺に祀られている砂岩製の仏像で約500年前のチェンセン・パヤオ様式の仏像です。この仏像の名称でもある「ナンディン」とはタイ語で「ナン」は座る、「ディン」は土という意味で、その名の通り台座ではなく、土(地面)に直接座っている珍しい坐像で地元のチェンカム郡の人々に親しまれ、パヤオ市内中心部のプラチャオ・トンルアン仏と並んで御利益がある仏像としてとても人気があります。写真2〜4枚目は現在のプラチャオ・ナンディン仏(冬衣装?)です。仏像後方の壁画が当時のままということが分かると思います。またこの写真の右下隅(写真5枚目)にはエンボス印で「写真室 センサネー チェンカム郡」と入れられており60年ほど前に当時チェンライ県チェンカム郡(現在はパヤオ県チェンカム郡)..

  • シュリーヴィジャヤ期の塼仏(スラータニー県出土)

    春節前からいろいろと大変なことになっていますが、タイでは例年通り新年を祝い朝から爆竹が鳴り響き、多くの人が赤い服を着て過ごし、家内安全、金運向上の縁担ぎをしていました。私の所にもタイミング良く赤い塼仏(写真1〜4枚目)が届きました。スラータニー県プンピン郡出土、シュリーヴィジャヤ期のもので前から欲しかった小型、お守りサイズの塼仏です。さっそく以前ついでに買っておいたステンレスケースに入れてみたところ、何とサイズがピッタリ。スッ素晴らしい、、。話はまだ続きますが、写真5枚目は同出土地の同型の塼仏でタイ南部のコレクターのほぼ完品のコレクションです。中央は瞑想する仏陀、左側は法輪、右側は仏塔、上は菩提樹を表しています。また仏陀の下は蓮の花模様の台座になっています。私の入手した塼仏はここまで状態は綺麗ではありませんが赤茶色のとてもいい風合のある塼仏です。表面が艶のある赤茶色になったのは出土前のいろ..

  • ドヴァーラヴァティー期(漆喰製)ナコンパトム出土

    かなり前に入手したドヴァーラヴァティー期 漆喰(スタッコ)製の仏像 or 菩薩像です。ナコンパトム県出土のものでプラパトムチェーディー国立博物館(ナコンパトム)やバンコク国立博物館で展示されている漆喰の仏像頭部(文献写真3、4枚目)と同時期、かつ出土地も近いものだと思います。写真5枚目はボストン美術館の展示品(左側、砂岩製・8世紀)との比較です。この時代の特徴でもある薄い衣をまとったシンプルな像で細くしなやかな身体つきがそっくりです。年代的にもかなり近いものだと思います。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • マハーウィラウォン国立博物館(ナコーンラーチャシーマー)

    次はコラート(ナコーンラーチャシーマー)市内のマハーウィラウォン国立博物館です。前日にラーチャブリーとウートン国立博物館を回り、翌日は朝からロッブリー市内のソムデット・プラナラーイ国立博物館を見学後にタイ東北部の玄関口と言われるコラートまで移動し閉館1時間前にギリギリ間に合いました。ウートンとロッブリーの国立博物館については以前記事にしたので飛ばしますがドヴァーラヴァティー期のテラコッタ製の人物像をじっくりと見てきました。さてマハーウィラウォン国立博物館は今回が初めてです。市内中心部にある小さな博物館ですがやはり県内で出土したドヴァーラヴァティー期の仏像がありました。クメール美術の石像や青銅仏陀像もありましたがこれらは翌日に行ったピマーイ国立博物館が圧倒的に多いです。あとはアユタヤ時代の青銅仏やラタナーコシン時代の木製仏があり、タイ東北部に入ってきたことでラオス、イサーン美術のものもありま..

  • ラーチャブリー国立博物館

    年末に行ってきたタイ国内の国立博物館の展示品を掲載していきます。まずはラーチャブリー国立博物館です。ここは20年以上ぶりです。ラーチャブリー県(ラーブリー県)にはドヴァーラヴァティー時代の遺跡が何ヶ所かありますが特に有名なのがクーブア遺跡で市内からも近いです。そのためドヴァーラヴァティー期の展示品が豊富でスタッコ製のドワーフ像やテラコッタ製の塼仏等かなり楽しめました。またその後、クメール美術の影響を受けたロッブリー時代のもの、そしてアユタヤ初期に移行しラタナーコシン美術までタイ初期の仏教美術から近代の美術品までタイ中部のほぼ全ての時代と美術様式がこのラーチャブリー県を通り過ぎ現在に至っています。展示物も洗練されています。現在は小さな町ですが、バンコクからミニバスやロットゥー(ワゴン車)で 往復すると便利です。私の場合はその後スパンブリー県のウートン国立博物館に移動し見学後にその日のうちに..

  • 浮彫伝薬師三尊像 白鳳〜奈良時代・7〜8世紀

    今朝の読売新聞で15日から東京国立博物館で特別展「出雲と大和」が開幕すると記事があった。写真には出展予定の重要文化財・浮彫伝薬師三尊像が載っており、思わずタイ同時期の塼仏(ドヴァーラヴァティー期)と比べて見た。美術の相関性がとても興味深い。また4月頃からは同じく東京国立博物館で特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」が開催され、そこで展示される国宝・百済観音は一度は拝みたいと思っていたもの。タイミングが合えば是非行きたいと思っている。関連記事を貼りつけておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2019-09-14

  • ドヴァーラヴァティー期 猿を連れた人物像

    年末12月28日から1月1日までタイ国内の国立博物館と一部の国立公園の入場料が無料だったので数ヶ所を回って来ました。結局今回行ったのは3日間でラーブリー、スパンブリー(ウートン)、ロッブリー、ナコンラチャシマ、そしてピマーイの歴史公園と国立博物館の計6ヶ所でその後コンケンにたどり着きましたがすでに満腹状態で結局コンケンでは博物館には行きませんでした。まだ記事にしていない国立博物館については後日写真を掲載していきたいと思います。前置きは以上で、写真1枚目(右)のテラコッタ像「猿を連れた人物像」はこの旅行の最中に入手出来たものです。昨年2月に入手した同じ「猿を連れた人物像」ですが今回はチャンセン出土のもの、前回入手したものはウートン出土のもの(下のリンクで見れます)で型が少し異なります。写真2枚目は今回行って来たソムデット・プラナラーイ国立博物館の展示品ですが中央奥が(今回入手した)チャンセン..

  • 仏陀ストーリー 青銅の象

    青銅製の大型の象です。2002年頃、ミャンマー国境に近いタイ北部で入手したシャン州から来たものです。可愛い象ですが動きがあってとても迫力があります。ブロンズの材質や象使いの表情から18世紀頃に作られたシャン(タイヤイ)様式の仏陀ストーリーセットの一部だと思います。写真4枚目は同時に出土したペアの象です。以前記事にしていますのでリンク貼りつけておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2017-04-09 Buddhist Art of Myanmar作者: 出版社/メーカー: The Asia Society Museum発売日: 2015/02/24メディア: ハードカバー

  • バガンで見た壁画(後編)

    今回のバガン遺跡探索で運良く見ることが出来たパガン時代 11〜12世紀頃の仏陀ストーリーの壁画です。パガン様式の切れ長の目の仏、菩薩等、当時の色彩が残っており迫力が伝わってきます。非常に素晴らしい壁画です。やはり西側のインド北部からバングラデシュ付近のパーラ美術の影響や中国、唐の影響も受けているように思います。観光客向けの少しディープな見学ツアーに参加すると拝めると思います。 Buddhist Art of Myanmar作者: 出版社/メーカー: The Asia Society Museum発売日: 2015/02/24メディア: ハードカバー

  • バガンで見た壁画(前編)

    バガン遺跡のパゴダ内に描かれているパガン時代13世紀頃の壁画です。非常に繊細で素晴らしい作品です。遺跡内の壁画は大きな仏像同様に他の場所に移し保管することが困難なものです。現在では一部に柵や透明のアクリル板でガードされている箇所もありますがまだまだ十分ではありません。今後も継続してこれらの貴重な壁画を保護していかなければなりません。 Buddhist Art of Myanmar作者: 出版社/メーカー: The Asia Society Museum発売日: 2015/02/24メディア: ハードカバー

  • 銀製ランチャーン仏(お守りサイズ)

    (写真1枚目)だいぶ以前に入手したお守りサイズの銀製ランチャーン仏を写真撮影して来た(写真2、3枚目)。今回この仏像とタイ東北部の聖地、仏塔プラタート・パノム(ナコンパノム県)の博物館に展示されているランチャーン時代の青銅仏(写真4枚目)を見比べて見た(写真5枚目)。サイズはまったく異なりますが特徴的な目や口の形状がよく似ています。年代的には17世紀頃のものです。タイミングが合えばいつか東北部で開催される仏像、お守りコンテストに出品したいと思っている。 Lao Buddha: The Image and Its History作者: Somkiart Lopetcharat出版社/メーカー: Art Media Resources Ltd発売日: 2001/09/01メディア: ハードカバー

  • バガンで見た仏像

    バガンの続きです。今回はeバイクで回ったのでサンライズからサンセット後まで、昼間の熱い時間帯は休んでたっぷりと見て回って来ました。小型〜中型の重要な仏像の大部分は博物館等で保管されているようですがパゴダ内の大型の仏像はパガン王朝時代(11〜13世紀)のもので表面は塗金や白や朱色の塗料が塗られていますが造形は流石は本物の美術様式で迫力満点でした。 Buddhist Art of Myanmar作者: 出版社/メーカー: The Asia Society Museum発売日: 2015/02/24メディア: ハードカバー

  • バガン考古学博物館

    先週10年ぶりにバガンに行ってきました。今回はeバイクを借りてじっくりと回って来ましたので3回に分けて記事にしたいと思います。先ず考古学博物館からです。3度目のバガンで初めて入りましたが内容は質量共にかなり良かったです。やはりバガンの寺院等で発掘されたパガン王朝時代(11〜13世紀)のものはほぼこの考古学博物館に集められているのだと思います。展示室はかなり広く、展示品は砂岩、スタッコ、テラコッタ(塼仏、タイル等)、碑文、ブロンズ、木製品他、材質ごとに分けられており見やすかったです。じっくりと見て回ると半日時間をとっていいかもしれません。またバガンエリアで発見されたピュー時代のものやパガン時代以降のものも展示されていますが圧倒的にパガンのものがメインです。 Buddhist Art of Myanmar作者: 出版社/メーカー: The Asia Society Museum発売日: 20..

  • ベトナム国立歴史博物館(ハノイ)

    先週初めてハノイに行って来ました。首都ハノイのあるベトナム北部は中国国境にも近い位置にあり、西側の山岳部はラオス国境と接しており、ベトナム南部と異なりカンボジアには接していません。ベトナム中部のチャンパ王国のあったミーソン遺跡はクメール美術(カンボジア美術)の影響を受けていますがベトナム北部やハノイ周辺の発掘品は純粋なベトナム美術と言っていいのかも知れませんが古い時代のものは中国・唐の影響(写真12枚目、15枚目)を受けおり、南部とは美術様式が違ってきています。そのことからハノイに来るのが後回しになってしましました。ところが今回訪れたハノイ中心部にあるベトナム国立歴史博物館には南部のオケオ(oc eo)やホーチミン周辺の出土品の展示室がありホーチミン市歴史博物館でも見られた貴重な東南アジア最初期(4〜6世紀)の大型の仏像が2体展示されています(写真1〜9枚目)。本当に素晴らしい一木造の仏像..

  • チェンセン・チャイプラーカーン(ファーン)様式

    少し前ですがチェンセン時代の青銅仏を入手しました。チャイプラーカーン(ファーン)様式というチェンマイ北部のものです。蓮の花と舟形を組み合わせた高さのある台座はこの様式に見られるもので全体のバランスもよくとれていると思います。また台座最下部は珍しく透し彫り風になっていますがおそらくこの部分はチェンセン・ランカー様式の影響を受けていると思います。年代は16〜17世紀頃のものです。写真2枚目以降はチェンライ市内のワット・プラケオ寺院に展示されている大型の台座とその記述です。参考まで。 Buddhist Sculpture of Northern Thailand作者: Carol Stratton出版社/メーカー: Serindia Pubns発売日: 2003/06/01メディア: ハードカバー

  • ガラー・ランナー 1対の仏

    神聖な力が宿っていると言われているガラー・ターディアオ(1つ目のガラー)と呼ばれる稀にしか出てこないココナッツの殻に1対の仏が彫られたお守り(タイ北部のクルアンラーン)です。瞑想する仏の姿がクラシックで気に入っている。入手する以前よりプラスチックケースに入れられていたので中の状態はとてもいいがプラスチックが劣化しており銀枠ケースに入れ替えようと思っている。その前に元の状態を撮影しておいた。

  • ドワーフ像(ドヴァーラヴァティー期)

    また博物館級のものを入手しました。今度はスパンブリー県ウートンで出土したドワーフ像がデザインされたテラコッタ片です。全体はどのようなものだったかは分かりませんがドヴァーラヴァティー期のものです。写真2〜4枚目は文献の写真ですが2枚目はナコンパトム県の仏塔ベース部分のドワーフ像です(現在はなくなったか、ドワーフ像は別に保管されていると思います)。写真3、4枚目はナコンパトム国立博物館のものですが今回入手したテラコッタ片のドワーフ像両脇と同パターンの模様です。文献の解説ではインド グプタ朝の影響を受けた美術と記載されています。ドワーフ像は守り神(守護神)的なイメージがありますが文献ではヒンズー神のクベーラ(毘沙門天)やラクシュミー(吉祥天)同様、豊かさのシンボルと解釈されているようです。最後の3枚の写真はウートン国立博物館のスタッコ製のドワーフ像や獅子像です。年代的には7〜8世紀頃のものだと思..

  • 洞窟寺院ポーウィン山(モンユワ)

    先週行って来ました。マンダレー西側にあるモンユワの洞窟寺院ポーウィン山です。直線距離ではパガンに近いかもしれません。インワ時代の仏像や壁画が残っている素晴らしいところです。たくさん写真を撮って来たので掲載しておきます。ここは超おすすめです。

  • パキスタンの菩薩像 残欠(テラコッタ製)

    約2年前に入手したテラコッタ製の残欠です。ずっと年代と出処が気になっていたのですが先日メトロポリタン美術館で同じ美術様式の像を見つけることが出来ました。それが写真2枚目から5枚目パキスタン北部サワット渓谷のものです。その下の写真はそれらの胴体部を拡大したもので最後2枚はテラコッタ像と比較した写真です。体の形状、肉づきや腰部の布の表現方法が同一ということが分かると思います。またテラコッタ像と同じく肩には螺髪がかかっていました。材質は異なりますがテラコッタ製の残欠で分かる美術様式のほとんどが共通しており、入手先がガンダーラと言っていた点も最初は信じていませんでしたがインド北西部ガンダーラ地方に近いパキスタン北部のサワット渓谷となればまんざらてきとうな説明ではなかったのだと思いました。また展示されているこれらの菩薩像は7世紀と記述されており、とりあえずこれで年代と出処がおおよそ分かり良かったので..

  • 弥勒菩薩像 プラコーンチャイ様式(ブリラム県)

    写真1枚目はかなり以前に入手した青銅製の弥勒菩薩像(プラコーンチャイ様式)の上半身です。写真2枚目は今回メトロポリタン美術館で最も見たかったブリラム県プラコーンチャイ郡カオプラーイバットⅡ寺院出土の大型の青銅製菩薩像(こちらは観音だと思います)です。そして写真3枚目は実物を見ることは出来ませんでしたが同出土地でロックフェラー3世のコレクションである大型の弥勒菩薩像です。今回、博物館の展示物と比較して見て、サイズ状態は異なりますが髭がある点や後頭部の髪型等、細かい美術様式も共通していることから写真1枚目のものも同出土地のものだとほぼ確信出来たと思っています。年代的にも同時期8世紀のものです。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Mu..

  • メトロポリタン美術館(ニューヨーク)

    そしてメトロポリタンミュージアムです。細かくは書きませんが一言だけ「最高」でした。カンボジアのプレアンコール期、タイのドヴァーラヴァティー期、そしてブリラム県プラコーンチャイ出土の大型の青銅菩薩像、タイ南部からインドネシアにかけてのシュリーヴィジャヤ美術(ジャワ美術)等々、1000年〜1400年前の東南アジア初期の超一級品を間近で見てきました。ニューヨーク滞在中は毎日通いました。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • ボストン美術館 (Museum of Fine Arts, Boston )

    先週ボストンとニューヨークに行って来ましたので美術館の写真をアップしておきます。先ずはボストン美術館です。文献で何点か東南アジア初期の美術品があるのを確認していましたがインドやインドネシア、チベット等を含めて結構楽しめました。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • ボストンとニューヨーク(祝!! 200万アクセス)

    昨日からボストン入りしています。今回はボストンとニューヨークの美術館を回って東南アジア初期の美術を見てまわる予定です。後ほど記事にしたいと思います。題名にあるように今朝カウンターが200万を通過致しました。今後とも本ブログを宜しくお願い申し上げます。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • ハリプンチャイ期仏像頭部 比較

    チェンマイ国立博物館蔵の砂岩製仏像頭部(写真1枚目)とハリプンチャイ期のテラコッタ製仏像頭部(写真2枚目)を比較してみた。顔部分をアップした比較(写真3、4枚目)はかなり似ているが全体を比較すると印象は変わってくる。美術的に非常に興味深いのでもう少し詳しく調べてみたいが砂岩製の仏像頭部は現在展示されていない。おそらく砂岩製の方が100〜200年ほど年代が古いのではないかと思っているがまたチャンスを見つけて追究して行きたいと思っている。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • ドヴァーラヴァティー期と白鳳の塼仏

    かなり以前に入手したドヴァーラヴァティー期の塼仏(テラコッタ製)です。下の写真は奈良県明日香村の川原寺裏山出土の方形三尊塼仏で日本最古(7世紀)の塼仏と言われているものです。見比べてみて、顔つきや細かい点は異なりますが同じ薄い衣を見にまとった倚像(いぞう)で、丸顔や肩幅のある体型も近い。また左右の脇侍菩薩については表情も似ている。その他、蓮の花の台座、光背と菩提樹等、美術様式の共通点が多く、興味深い作例です。タイ東部、プラーチーンブリー県出土。 Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia作者: John Guy出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art発売日: 2014/05/06メディア: ハードカバー

  • パヤオの大仏 プラチャオ・トンルアンの古い写真

    パヤオ市内中心部、パヤオ湖のほとりにあるワット・シーコムカム寺院にはランナー時代最大の仏像プラチャオ・トンルアン仏(約500年前)が祀られているが、この仏像の古い写真を蒐集している。最近またレアな写真(写真1、2枚目)を入手した。仏暦2495年(西暦1952年)前後だと思う。コレクションの中では2番目に古い写真で仏像の足元に10人の僧侶が座っている貴重な写真です。ちなみに写真3枚目は現在の写真です。一番下の写真は集めたコレクション写真8枚です。あと1枚どうしても入手したい写真があるが現オーナーのお気に入りの為、なかなか譲ってもらえないが引き続きチャンス見て交渉にしていく予定。 Lanna: Thailands Northern Kingdom (River Books Guides)作者: Donald M. Stadtner出版社/メーカー: River Books発売日: 2006/..

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