HAROBARO

p100 アクリル今回の作品は始めて二桁号数の大作に挑みました。過去から現在への時間の流れ、歴史を表現出来ればと思い制作しました。完成まで一年以上かかりましたが、70回記念現展に出品する予定です。今回の作品は小品で培ってきたスキルを大作にうまくアジャスト出来た

城と飛行船

アクリル f3次回作品展のための小品です。エメラルドの中に城を描いてみました。右上に浮かんでいるのは飛行船です。杉戸洋さんの絵がとても好きで、そんな感じで描いてみようと思って描き始めたのですがけっきょく自分ぽくしか描けませんでした。これから同サイズの作品

ハート

アクリル モデリングペースト 小品カフェギャラリーでの個展で展示していたハートのシリーズの中の一つです。次回の個展のために新たに額装しなおしました。今はその個展の準備をしているのですが、見に来て頂いた人に本当に満足してもらえる展示ができるかどうかものすご

キーホール

アクリル 天然木 この作品は天然木を塗装したものに水彩紙を貼り付け、その上にセラミック粒子を下地として塗り描きました。天然木は買った状態ではでこぼこしていて紙が貼り込めないので大阪港の木材業者に電気カンナをかけてもらいました。セラミック粒子を塗ると筆が引

カサブランカ

油彩 F4油彩で描いたカサブランカの絵です。小さな作品ですが強い思い入れのある作品です。 花は造花を見て描いたのですが、2週間で仕上がったので生の花でも良かったかなと思います。生の花だとつぼみが開いてきたり大変そうですが。

神戸ビエンナーレ アート イン コンテナ国際展

神戸ビエンナーレに行ってきたので簡単なレポートをしたいと思います。コンテナは荷物を輸送するでこぼことしたあれですが、その中にアートを展示して並べてあります。閉じられた狭い空間という制約の中あれやこれやと作家が知恵を絞った事がうかがえ面白かったです。まっ暗

火口

アクリル f40今年の関西現展に出品した作品です。どこか特定の場所ではなくイメージの中の火口を描きました。キャンバスの中に何か爆発するようなエネルギーを定着させたいという思いと、三角形に惹かれこの作品が生まれました。自然物を単純な形態の中に収めたいという

私の断片

アクリルこの作品は自画像に変わるものとして、自分の心の中を断片的に切り出しつなぎ合わせた作品です。裏面にボルトと鉄板がしこんであり、表からはキャンバスがそのままむき出しで見えるようになっています。少し説明すると、左下は以前飼っていた犬で今は天国にいるので

リンネ

アクリルこの作品は前々回の関西現展に出品した作品です。生まれては消えていく命の循環がテーマになっています。多くの悲しい別れが続き、創作に逃げるように没頭する毎日を過ごしていましたが、そうした日々が続くにつれ作品が独りよがりなものになってしまったのではと反

サンクチュアリ

アクリル f50これは次回の個展のための作品で、大阪の海遊館がモチーフになっています。サンクチュアリ（聖域）は人の生活域の方を指します。自然は時として人の生活域に浸食し、大きな傷を残します。自然の持つ美しさはそういった怖さを含んだものだと思うのです。ガラ

Article 9

油彩 F80家に飾られていた模型を元にして描いた鎧武者です。Article 9は憲法九条ですが、その精神を刀を持たない侍に例えて表現しました。東アジア情勢の雲行きが怪しくなってきている昨今ですが、人種差別に走るのではない健全なナショナリズムはもう少しアートの世界に

関西現展 展示風景

作品の搬入が無事終わり、あとは開催を待つのみとなりました。僕の作品は写真上段の真ん中で、題は輪廻です。輪廻という題を付けたのには理由があって、この所身近な人が立て続けに亡くなるという事が続き、自分の中で生まれては消えて行く命の循環というものを深く意識する

陰謀に遭うダビデ

ガッシュイスラエルの王であるダビデが息子に裏切られ、服を裂きながら逃げて行くシーンです。写真を撮るために絵を所有している方を久しぶりに訪ねたのですが、自分が覚えていたよりとても暗く当時は本当に絶望しているダビデに感情移入して描いていたんだなと自分でも驚き

谷川の鹿

油彩油彩の小品です。なかなか機会はないのですが、動物を描くのはとても好きです 。小さい作品なのですがしっかりと時間をかけて描いたのを覚えています。

蛍

アクリル F60この作品は福島で震災ボランティアをする中、色々な人に話を聞いたり触れあったりしているうちに心の中に形を持ち始めたイメージが元になっています。大切な故郷や人とのつながり、そして多くの亡くなられた方々への鎮魂の祈りを込めて描きあげました。