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神話探偵団 第1作 スサノオを捜せ https://blog.goo.ne.jp/konanhina

古代史大好きの7人が神話時代の英雄を訪ねる推理小説。天皇家の歴史前の、スサノオ〜大国主神話を解明。

日本人にとって漢字は全て当て字であり、例えば、「ひみこ」は「日(霊)御子」「日(霊)巫女」「卑弥呼」と、「ひと、ひこ、ひめ」は「日(霊)人」、「日(霊)子」「日(霊)女と書くことができる。「ひつぎ」は「日(霊)継」「日(霊)続」「棺」「柩」などと書ける。 7人の男女は、ネット上の研究会で、霊人(ひと)の「霊(ひ)の国」の神話時代の謎解きに挑戦している。

日南虎男
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住所
埼玉県
出身
兵庫県
ブログ村参加

2008/11/23

  • 「縄文ノート164 生活者の女と戦士の男の「民主主義・平和・宗教」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート164生活者の女と戦士の男の「民主主義・平和・宗教」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/別テーマのまとめに1週間ほど集中していましたが、今回は縄文社会研究会のテーマである縄文時代の母系制社会から、現代の民主主義と平和、宗教について考えてみました。生活者の女の「民主主義・平和・宗教」と、戦士の男と戦士の「民主主義・平和・宗教」は異なり、母系制社会の前者から、父系制社会の数千年の後者への移行が行き詰まりを見せているのが現在のウクライナ戦争や新冷戦であり、その打破には数万年の母系制社会の歴史を見直してみる必要があると考えます。本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主建国が弥生人征服国あるいは他部族征服国ではなく、米鉄交...「縄文ノート164生活者の女と戦士の男の「民主主義・平和・宗教」の紹介

  • 「邪馬台国ノート49 『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」の紹介

    Seesaaブログ「ヒナフキンの邪馬台国ノート」に「49『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」をアップしました。https://blog.goo.ne.jp/konanhina古代史の話をする機会があり、資料として『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)からピックアップした「邪馬台国ノート45『正使陸行・副使水行』の邪馬台国甘木高台説(200206)」後の分析を加筆・修正したレジュメを作成しました。母系制社会の縄文時代から、米鉄交易によるスサノオ・大国主の委奴国(ふぃな=いな・ひなの国)建国の延長上に筑紫大国主王朝の卑弥呼の女王国があり、魏書東夷伝倭人条と古事記・日本書紀の地名・人名・距離分析から卑弥呼(霊御子)=アマテル(大霊留女:オオヒルメ)の...「邪馬台国ノート49『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」の紹介

  • スサノオ・大国主ノート147 出雲大社を中心とする「八百万神(やおよろずのかみ)信仰」の世界遺産登録へ

    1.日本の宗教施設の世界文化遺産登録わが国の宗教施設の世界文化遺産としては、次のものがあります。神道系7、仏教系6,キリスト教系1となっていますが、縄文時代から続くわが国の根本宗教である「霊(ひ)信仰」(神名火山(神那霊山)・神籬(霊洩木)崇拝など)を受け継いだ「八百万神信仰」の拠点となる出雲大社を中心としたスサノオ・大国主系の神社がすっぽりと抜け落ちています。2.世界遺産の登録基準を満たす「八百万神(やおよろずのかみ)信仰」「八百万神信仰」とその宗教施設は世界遺産登録の次の4つの基準を満たします。具体的には、施設としては出雲大社(出雲市)・神魂神社(松江市)・熊野大社(松江市)等、宗像大社・志賀海神社・住吉神社・麻氐良布神社・海神神社(和多都美神社)・月読神社等、広峯神社(姫路市)、大神神社(桜井市)、...スサノオ・大国主ノート147出雲大社を中心とする「八百万神(やおよろずのかみ)信仰」の世界遺産登録へ

  • スサノオ・大国主ノート146 古代出雲大社復元に取り組んだ馬庭稔君逝く

    同窓会の案内の続きかと思ったメールで、同期生の馬庭稔君が3月16日に急逝されたことを知りました。なんとも悲しく、残念でたまりません。2020年春には出雲に行き、スサノオ・大国主建国論や八百万神信仰の世界遺産登録などを話し合いたいと新年に入って約束していたのですがコロナでダメになり、そのままで過ごしてしまったことが悔やまれます。馬庭君は建築史を専攻して京都・出雲・東京に設計事務所を開き、住吉大社造を始めとする神社・寺社建築や宗教施設、公共施設などの設計で多くの功績を残し、出雲の古代史では京大建築学科同期生では一番詳しいと自負し、出雲では高齢者福祉施設や保育所を経営する郷土愛にあふれる方でした。私が『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』の原稿を書いた時には読んで「間違いない」と出版を...スサノオ・大国主ノート146古代出雲大社復元に取り組んだ馬庭稔君逝く

  • 「縄文ノート161 絵文字・記号・シンボルー『謎の記号 祖先からのメッセージ』から」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート161絵文字・記号・シンボルー『謎の記号祖先からのメッセージ』から」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/縄文土器の表面の造形について、「縄文ノート22縄文社会研究会八ヶ岳合宿報告」において「9.『縄文Emoji(絵文字)説』」として、日本発の「Emoji(絵文字)」が今や世界標準となっていることから、線画による絵物語や浮世絵・劇画・アニメ文化が縄文時代から続く「象形文字の前段階の絵文字」の伝統を受け継いでいるのではないか、との仮説を提起しました。今回、山下フルーツ農園の絵文字と、コズミックフロント「謎の記号祖先からのメッセージ」から、「絵文字」を「記号(サイン)」と「シンボル」に分けて整理するとともに、西洋中心史観(男中心史観・肉食進...「縄文ノート161絵文字・記号・シンボルー『謎の記号祖先からのメッセージ』から」の紹介

  • 「縄文ノート161 『海人族旧石器・縄文遺跡群』の世界遺産登録メモ」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート161『海人族旧石器・縄文遺跡群』の世界遺産登録メモ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/2週間近く別件に集中しており、しばらく縄文・古代史研究はストップしていましたが再開したいと思います。「日本中央部縄文遺跡群」は、採集栽培・漁労・狩猟の土器鍋食による、豊かで平和な1万数千年の妻問夫招婚による霊(ひ)信仰の母系制定住社会を示しており、その文化は現代まで色濃く引き継がれているとして、前回、世界遺産として新規登録申請の提案を行いました。しかしながら、すっぽりと抜け落ちているテーマがあり、新たに「海人族旧石器・縄文遺跡群」の世界遺産登録申請にむけてメモしました。世界各国の先史時代の文化遺産について詳しい分析はまだ行っていませんが、旧新石器...「縄文ノート161『海人族旧石器・縄文遺跡群』の世界遺産登録メモ」の紹介

  • 「縄文ノート160 『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録へ向けて」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート160『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録へ向けて」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/「日本中央部縄文遺跡群」は、採集栽培・漁労・狩猟の土器鍋食による、豊かで平和な1万数千年の妻問夫招婚による霊(ひ)信仰の母系制定住社会を示しており、その文化は現代まで色濃く引き継がれています。この「日本中央部縄文遺跡群」は世界の新石器時代(土器時代)の全世界の文明・文化の解明に寄与するとともに、持続的発展可能な平和な世界に向けての「顕著な普遍的価値」を示す世界遺産であり、登録運動を提案しています。「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産は、登録基準の「ⅲ文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証」「ⅴ伝統的居住形態、土地利用、環境共生の顕著な見本先進的...「縄文ノート160『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録へ向けて」の紹介

  • 「縄文ノート159 縄文1万5千年から戦争のない世界へ」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート159縄文1万5千年から戦争のない世界へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/多くの尊い犠牲者を出しているウクライナ戦争の先にどのような未来が描けるのか、「戦争なき1万5千年の縄文社会」をもとに「戦争なき平和」な未来を想像してみました。Imagineallthepeople想像してごらんみんながLivinglifeinpeace平和に生きているとマルクスは「原始共産社会」を理想とし、一神教をマルクス主義に置き換えた男中心の私有財産の争奪戦(階級闘争・戦争)による共産社会を目指しましたが、「戦争による平和」な未来の実現など可能でしょうか?私有財産だけに着目した「原始共産社会」像からではなく、縄文1万5千年の社会史から未来を想像(夢想・妄...「縄文ノート159縄文1万5千年から戦争のない世界へ」の紹介

  • スサノオ・大国主建国論7 イヤナミ・イヤナギの神生み

    古事記はイヤナギ(伊邪那岐)・イヤナミ(伊邪那美)の国生みに続いて、神生みについて述べている。繰り返しになるが、通説の「イザナギ・イザナミ」読みに対し、伊邪那美が松江市東出雲町揖屋の揖屋神社に祀られている以上、「イヤナミ・イザナギ」読みにすべきである。「邪馬台国」を「やまたいこく」と読んでいる方は、「邪」を「や」と読んでいただきたい。⑴イヤナミ(伊邪那岐)・イヤナギ(伊邪那美)の神生み古事記に書かれた神々は次の表のとおりである。これを読むと、あまりにも多い御子の数、イヤナミの排泄物やカグツチ(火之迦具土)の血・死体、イヤナギの持ち物や黄泉の汚垢から生まれた神々など、実に不合理・不自然な神話といわざるをえない。⑵「不合理神話無視」か「合理的解釈追究」か?「聖書・キリスト」を後世の創作としたドイツのヘーゲル左...スサノオ・大国主建国論7イヤナミ・イヤナギの神生み

  • 「縄文ノート158 ピラミッド人工神山説:吉野作治氏のピラミッド太陽塔説批判」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート158ピラミッド人工神山説:吉野作治氏のピラミッド太陽塔説批判」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/TBSの12月4日の「ピラミッドの真実!5000年の封印を破る鍵は太陽の船と科学とツタンカーメン」をやっと見ました。果敢にエジプトで発掘を続けた吉村作治早大名誉教授は昔から大好きな学者ですが、氏の「ピラミッド王墓説」批判には賛成ですが、氏の「ピラミッド太陽塔説:太陽パワー塔説」「ピラミッド日本伝播説」を批判し、「ピラミッド人工神山説:神山天神信仰説:ピラミッド神名火山(神那霊山)説」「三角文の神山信仰アフリカ起源説」をまとめました。神山信仰と人工の神山・ピラミッドの世界への伝播は、熱帯のアフリカで魂魄分離(魂と死体の分離)宗教思想と死者...「縄文ノート158ピラミッド人工神山説:吉野作治氏のピラミッド太陽塔説批判」の紹介

  • スサノオ・大国主ノート145 岡野眞氏論文と「引橋長一町」「出雲大社故地」

    縄文社会研究会・東京で事務局長であった山岸修氏がALSを発症し、昨年の8月末、「小生も日日、前向きにガンバル所存です」のメールとともに手持ちの縄文社会研究会の資料を送っていただいたのですが、12月19日治験入院中に感染で亡くなられたという残念な悲しいことがありました。そこで、遅まきながらその資料を子細に見直すと、私が入会する前に岡野眞氏(香川大学教授)が報告された2010年3月発行の『社叢学研究』の「古代・出雲大社の立地場所をさぐる」という論文の抜き刷りがありました。そこには図-3の宝治2年(1229年)造営と図-4の8世紀頃の立地環境図が載せられており、私の「引橋長一町=桟橋・浮橋説」と「出雲大社故地八雲山-琴引山線上説」を裏付けていたので、ここに紹介したいと思います。<参考資料ブログ>・スサノオ・大国...スサノオ・大国主ノート145岡野眞氏論文と「引橋長一町」「出雲大社故地」

  • 「縄文ノート157 中ツ原遺跡の8本柱巨木拝殿は天狗岳を向いている」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート157中ツ原遺跡の8本柱巨木拝殿は天狗岳を向いている」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/これまで茅野市の中ツ原遺跡の巨木8本柱痕の建物を神山天神信仰の巨木拝殿(楼観)とし、信仰対象の神名火山(神那霊山)を蓼科山として書いてきましたが間違っており、八ヶ岳連峰の天狗岳に変更したいと思います。この8つの柱痕からの建物の復元について、縄文人は現代人と同程度の判断力を持っていたと考える私は、①柱の太さから当時の森林の樹高を超える高さの建物であり、②その大きさ、③柱の数、④戦争社会ではないこと、④「御柱祭」のような多大な共同作業を必要とすること、⑤集落中央の高台の800基以上の土坑群の中心に立地していること、⑥傍から「仮面の女神」の土偶が見つか...「縄文ノート157中ツ原遺跡の8本柱巨木拝殿は天狗岳を向いている」の紹介

  • 「縄文ノート156 山岸修さん(縄文社会研究会・東京 事務局長)逝く」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート156山岸修さん(縄文社会研究会・東京事務局長)逝く」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/昨年の12月19日、縄文社会研究会・東京の事務局長の山岸修さんがALSの治験入院中に肺病で亡くなりました。2011年、ネットで検索して国際縄文学協会共催の「原発問題を考える」の今井一氏の「国民投票」の講演を聞きに行ったのですが、なんと、京大工学部建築学科西山研究室の大先輩の上田篤氏(当時、助教授)の講演が同時に行われたのです。そこで石飛仁氏(出雲古代史研究家・劇作家・演出家)の講演チラシ「縄文出雲古代序説―オオクニヌシは縄文最後の大王だった」を受けとって聞きにいき、かつて『現代の眼』編集長であった山岸修さんに40年ぶりに出会い、2013年から私は...「縄文ノート156山岸修さん(縄文社会研究会・東京事務局長)逝く」の紹介

  • 2023年 賀春

    明けましておめでとうございます。戦争と気候大変動、新興感染症、巨大地震、バブル崩壊、格差拡大・固定化などの時代を迎え、どう新たな世界を切り開くのか、スサノオ・大国主建国論、縄文社会論、さらには人類起源論から考え続けています。そもそもの出発点は「ヒョウタンから縄文人」でした。若狭の鳥浜貝塚(12000~5000年前)や青森の三内丸山遺跡(約6000~4000年前)から発見されたヒョウタンの原産地が、次女が青年海外協力隊員として赴任していたアフリカ西部のニジェール川流域であることから、私の人類史の探究は始まりました。Y染色体C型から分岐したD・E型人のうちのD型縄文人に近いE型人がニジェール川・コンゴ川流域に住み、「主語-目的語-動詞」言語族が西アフリカ―エチオピア―インド・ミャンマー―日本に分布し、イモやコ...2023年賀春

  • スサノオ・大国主建国論6 壱岐・対馬の海人族の国生み神話

    前回の「別天神(ことあまつかみ)五柱」「神世七代」に続き、その最後の伊邪那岐(いやなぎ)・伊邪那美(いやなみ)(以下、イヤナギ・イヤナミと表記)のオノゴロ島への「天降り」、「14の島生み」について分析を進めたい。⑴「淤能碁呂嶋(おのごろじま)」は意宇川河口の揖屋天神(あまつかみ)たちは「この漂へる国を修理し固め成せ」と言って、イヤナギ・イヤナミを天の浮橋に立たせて「天の沼矛」を指し下して塩をこおろこおろにかきまぜ、矛の先よりしたたり落ちた塩が積もって「淤能碁呂嶋(おのごろじま)」ができたとし、倉野・古事記注は「天の浮橋」を「神が下界へ降りる時に天空に浮いてかかる橋」とし、「オノゴロ島」は「自然に凝って出来た島の意。所在不明」としている。この「オノゴロ島」については、淡路島北岸の淡路市「絵島説」(本居宣長)...スサノオ・大国主建国論6壱岐・対馬の海人族の国生み神話

  • 「縄文ノート155 素晴ら怪しい縄文論:COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン〜『縄文〜Jomon~』」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート155素晴ら怪しい縄文論:COOLJAPAN~発掘!かっこいいニッポン〜『縄文〜Jomon~』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/スサノオ・大国主建国論に集中しており、やっと「COOLJAPAN~発掘!かっこいいニッポン~」の9月24日「縄文〜Jomon」の録画を見ることができました。各国の人たちが縄文をどうとらえているかに興味があったのですが、学校でイタリアではローマから、アメリカでは航海時代からなど、旧石器・新石器(日本だと縄文時代)の歴史については教えられていませんでした。世界の中で日本がもっともこの時代の研究と国民の理解は進んでおり、世界史解明に貢献すべきことが改めて確認できました。番組が北海道・北東北縄文遺跡群の世界遺産登...「縄文ノート155素晴ら怪しい縄文論:COOLJAPAN~発掘!かっこいいニッポン〜『縄文〜Jomon~』」の紹介

  • 「スサノオ・大国主建国論5 天神五柱・神世七代の高天原」の修正

    「スサノオ・大国主建国論5天神五柱・神世七代の高天原」の次の表2を修正し、図1を追加しました。情報が多すぎてわかりにくい図ですが、高天原卑弥呼王都説、邪馬壹国(邪馬台国)甘木高台説の要となる図ですので追加しました。雛元昌弘「スサノオ・大国主建国論5天神五柱・神世七代の高天原」の修正

  • スサノオ・大国主建国論5 天神五柱・神世七代の高天原

    古事記は「高天原(たかまがはら)」での「別天神(ことあまつかみ)五柱」「神世七代」から始まり、その最後の伊邪那岐(いやなぎ)・伊邪那美(いやなみ)(以下、イヤナギ・イヤナミと表記)の「天降り」「14の島生み」「35の神生み」に続く。「高天原(たかまがはら)」については、天上の国とする本居宣長らの皇国史観(天皇神の国史観)、「高天原」を8世紀の創作神話とする反皇国史観、高天原を地上の場所とする3つの歴史観に分かれ、高天原の「天津神(あまつかみ)=天皇家」、地上の葦原中国の「国津神(くにつかみ)=スサノオ・大国主一族」と区分する皇国史観亜流(天皇の国史観)の歴史家が未だにみられるが、古事記のまっとうな解釈から反論したい。高天原地上説では古くは奈良県御所市高天説(金剛山=高天原山)、茨城県説(常陸国多賀郡:新井...スサノオ・大国主建国論5天神五柱・神世七代の高天原

  • スサノオ・大国主ノート144 「じんざい→ぜんざい」はズーズー弁から?

    「国生み地図・表」を作成中ですが、ちょっと一息入れたいと思います。日テレの「遠くへ行きたい」11月6日、『「羽田美智子の島根旅!電車運転に挑戦&奥出雲でキノコ採り」』の録画を見ていたら、神在月で振る舞われていた「ぜんざい」は昔は「神在(じんざい)餅」とよばれ、ズーズー弁で「じ」が「ず」になり「ずんざい」と発音し、さらに「ぜんざい」になった、という説明がされていました。このズーズー弁由来説に対し、私はGooブログ「倭語論15古日本語は『3母音』か『5母音』か?」(200218)などで明らかにしましたが、古日本語は「あいういぇうぉ」5母音であり琉球弁は「あいういう」母音が残り、本土弁は「あいうえお」母音に変わりますが、出雲弁にも「あいういう」5母音が残り「じんざい」と発音していたものが、「じ→ぜ」の変化により...スサノオ・大国主ノート144「じんざい→ぜんざい」はズーズー弁から?

  • 「スサノオ・大国主建国論1・2」の修正

    三雲・井原遺跡、今宿五郎江・大塚遺跡、板付遺跡、那珂遺跡で環濠城(集落)の発掘が進んでおり、「スサノオ・大国主建国論1」の図2を修正しました。パソコンを何度か変えたためイラストレーター(作図ソフト)が使えず、ワードの稚拙な図になっています。なお、伊都国―奴国―不彌国間がそれぞれ百里(約8㎞)の距離であることから、三雲・井原遺跡(伊都国)と須玖岡本遺跡(不彌国)の中間に奴国の王都・奴城(のき)があったと考えており、古代母音「ie=い、え」から「き→け」の転換があったと考え、野芥(のけ)櫛田神社あたりに奴国の王都があったと考えており、今後の発掘を期待しています。また、「スサノオ・大国主建国論2」では、文言の小修正を行いました。<修正図><元図>「スサノオ・大国主建国論1・2」の修正

  • スサノオ・大国主ノート143 纏向遺跡は大国主一族の祭祀拠点

    「141出雲大社の故地を推理する」(221027)で、「2019年3月に「纏向の大型建物は『卑弥呼の宮殿』か『大国主一族の建物』か」というレジュメを書いて関係者に配布し、『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本第2版:2000年1月)にも入れたのですが、なぜかブログにはアップしておらず、次回に掲載します」と書きましたが間違いでした。2000年1月28日、Seesaaブログ「ヒナフキンの邪馬台国ノート」に「邪馬台国ノート44纏向の大型建物は『卑弥呼の宮殿』か『大国主一族の建物』か」として掲載していましたので、訂正いたします。―邪馬台国ノート2纏向の大型建物は「卑弥呼の宮殿」か「大国主一族の建物」か:ヒナフキンの邪馬台国ノート(seesaa.net)スサノオ・大国主ノート141では、出雲大...スサノオ・大国主ノート143纏向遺跡は大国主一族の祭祀拠点

  • スサノオ・大国主建国論4 古事記神話(伝承)の構成

    前置き的な部分が長かったが、ここから本論に入りたい。⑴古事記中心史観対日本書紀中心史観古代史、特に建国史の文献分析では、私は古事記を中心として日本書紀・風土記・万葉集、魏書東夷伝倭人条・三国史記新羅本紀、神社伝承、地名などで補充するという方法をとってきた。通説は日本書紀を正史として中心において分析しているが、私は古事記を日本最初の正史として扱い、分析の中心に置いたが、その理由は次の通りである。第1は、古事記編纂を命じた天武天皇は、日本の統治・軍事機構、都、宗教、歴史、文化の原型を作った天皇であり、その国家形成の一環として古事記・日本書紀の編纂を命じたのであり、古事記は名実ともに最古の史書であり、この国の建国史の基本を決めた歴史書であるからである。第2は、天武天皇は稗田阿礼に帝皇日継と先代旧辞(せんだいくじ...スサノオ・大国主建国論4古事記神話(伝承)の構成

  • スサノオ・大国主ノート142 綾子踊のルーツは出雲の阿国の「ややこ踊り」

    11月1日の東京新聞夕刊は綾子踊などの「『風流踊』無形文化遺産登録へ」という記事を「ジブリパーク」の記事の隣に載せていました。この綾子踊については、1990年代に出雲大社の巫女であった出雲の阿国の「ややこ踊」がルーツであると書いたことがあり、今回、その原稿を探したのですが見つからなかったため(ワープロ・オアシスの時だったのでしょう)、再度、書いておきたいと思います。風流踊(ふりゅうおどり)は「中世芸能のひとつで、鉦・太鼓・笛など囃しものの器楽演奏や小歌に合わせて様々な衣装を着た人びとが群舞する踊り」「後世、亡者慰霊のための念仏踊や盆踊り、雨乞踊、虫送り、太鼓踊、浮立(ふりゅう)、剣舞(けんばい)、迎講、仏舞(ほとけのまい)、小歌踊、願人踊(がんにんおどり)、綾踊、奴踊、花笠踊、棒踊、祭礼囃子、三匹獅子舞、...スサノオ・大国主ノート142綾子踊のルーツは出雲の阿国の「ややこ踊り」

  • スサノオ・大国主ノート141 出雲大社の故地を推理する

    私は2007年2月に出雲大社、2013年9月には島根県立古代出雲歴史博物館を見学して、次に記す2つの疑問を持っていました。建築史の授業にはほとんど出られなかった建築学生でしたが、仕事ではプランナーとして施設立地や都市計画に携わってきた経験からの疑問です。<出雲大社建築計画の2つの疑問>疑問1出雲大社が神名火山(神那霊山)である八雲山を向いていない。疑問2長い直階段は横風に対して構造的に弱い。建築時に足場が不要となる内階段(廻り階段)の可能性が高いのでは。「スサノオ・大国主ノート140(縄文ノート154)縄文建築から出雲大社へ:玉井哲雄著『日本建築の歴史』批判」をまとめている作業中に、大国主時代の古出雲大社の位置がほぼ推定できたので、ここに紹介したいと思います。大国主の八百万神神道は、縄文時代から続く霊(ひ...スサノオ・大国主ノート141出雲大社の故地を推理する

  • スサノオ・大国主ノート140 縄文建築から出雲大社へ:玉井哲雄著『日本建築の歴史』批判

    私がいつも利用しているさいたま市中央区の与野図書館では、毎月、テーマを決めて本を集めたコーナーがあり、帰りにたまたま目についた2冊、玉井哲雄千葉大名誉教授(東大卒)の『日本建築の歴史』(河出書房新社;ふくろうの本)を借りてきました。今、スサノオ・大国主建国論のまとめに集中しているのですが、返却期限がきているのでざっと目を通したところ問題が多く、出雲大社論にも関わりますので、玉井氏建築説の批判をメモしておきたいと考えます。1.建築=宗教建築起源説最初のイナバウアー(びっくり仰天の大のけぞり)1は、「雨風をしのぐための住宅いうよりは、人間として生きていくためのよりどころとなるような精神的な施設を最初の建築として考えた方がいいかもしれない」という玉井哲雄氏の奇妙な「建築=精神的施設=宗教建築」説です。なんと、建...スサノオ・大国主ノート140縄文建築から出雲大社へ:玉井哲雄著『日本建築の歴史』批判

  • スサノオ・大国主建国論3 記紀伝承・神話の真偽判断の方法

    7月5日に「神話探偵団135記紀神話の9つの真偽判断基準」としてアップしましたが、「スサノオ・大国主建国論」に組み込むために、以下のように加筆・スリム化修正しました。スサノオ・大国主建国論3記紀伝承・神話の真偽判断の方法刑事裁判での自白の真偽判断の基準は、「客観的証拠との整合性」「経験則からみた合理性」「不自然な変遷のない首尾一貫性」などであり、記紀伝承・神話の真偽判断についても、判定基準から検討する必要がある。前著の『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』では、古事記・日本書紀のスサノオ・大国主建国伝承・神話を中心において分析しておらず、今回、記紀を中心にスサノオ・大国主建国の歴史を明らかにするにあたり、次の14の「記紀伝承・神話の真偽判断の方法」を提起しておきたい。①「伝承・表...スサノオ・大国主建国論3記紀伝承・神話の真偽判断の方法

  • スサノオ・大国主建国論2 私の古代史遍歴

    「スサノオ・大国主建国論」の全体を俯瞰するために、私がこれまでいろんな人や本との出会いで考えてきた縄文社会から続くスサノオ・大国主建国論の全体像を紹介しておきたい。詳しくは、以後の本論で述べたい。①「日本中央」からの開始門外漢の私が古代史に取り組むようになったきっかけは、きわめて特異な偶然と必然からである。たまたま仕事先の青森県東北町で2002年に「日本中央」と彫られた石碑に出会い、大きな衝撃を受けたからである。この石碑は「石文集落」近くで見つかり、坂上田村麻呂が矢の矢尻で文字を書いたとされる「つぼのいしぶみ」の可能性が高いことは、津軽十三湊を拠点とした安藤水軍の安藤氏が「日之本将軍」と称していたこととも符合する。この石碑にショックを受けたのは、私の父方の先祖は岡山県井原市の30戸の山村で、もともと全戸が...スサノオ・大国主建国論2私の古代史遍歴

  • スサノオ・大国主建国論1 はじめに

    これまで書いてきた「スサノオ・大国主建国論」を年内目標にまとめるにあたり、下書きを連載していきたいと思います。これまで書いてきたことと重複が多いのはご容赦下さい。いずれ、アマゾンキンドル本としてまとめるとともに、スリム化して出版したいと思います。雛元昌弘スサノオ・大国主建国論1はじめにこの国の古代史は、私のような建築学科卒(大学院離籍)で、まちづくりの調査・計画・助言を主な仕事としてきた門外漢には実に不可解な世界である。古事記・日本書紀・出雲国風土記(以下、記紀と略)などはスサノオ・大国主一族の「葦原中国(あしはらのなかつくに)」「豊葦原(とよあしはら)の千秋(ちあき)長五百秋(ながいほあき)の水穂国」の建国をはっきりと書き、古事記は大国主は少彦名と「国を作り堅め」、少彦名の死後には美和の大物主と「共に相...スサノオ・大国主建国論1はじめに

  • 「縄文ノート153 倭語論(縄文語論)の整理と課題」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー153倭語論(縄文語論)の整理と課題」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/これまで、倭語論(縄文語論)については、糖質・DHA食と女・子どものおしゃべり人類進化論、母系語から父系語への転換論(良字悪字論)、「主語-目的語-動詞」言語伝播論、農耕・宗教語のドラヴィダ語起源論、性器語・宗教語の東南アジアルーツ論、倭音倭語・呉音漢語・漢音漢語3層構造論、琉球弁の北進・東進論、母音・子音の音韻転換論、漢字分解解釈論、掛詞論(同音異義字使用論)などの小論を書いてきました。ここで整理して紹介するとともに、記紀や風土記の分析に欠かせない点として、「倭音倭語分析」「母音の音韻転換分析」「子音の音韻転換分析」「山人(やまと)族天皇家の掛詞(ダブルミーニン...「縄文ノート153倭語論(縄文語論)の整理と課題」の紹介

  • 「縄文ノート152 朝鮮ルート、黒潮ルートか、シベリアルート、長江ルートか?」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー152朝鮮ルート、黒潮ルートか、シベリアルート、長江ルートか?」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/日本列島へやってきた旧石器人・縄文人のルートとしては、陸続きであった頃にナウマンゾウなどの大型動物を追ってやってきた朝鮮半島ルート説やヤシの実の漂着からの黒潮ルート説を子どもの頃には習いましたが、Gm遺伝子や細石刃文化からのシベリアルート説や照葉樹林文化や稲作からの長江ルート説なども出てきており、複数ルート説なども出てきています。私は西アフリカ原産のヒョウタンが若狭の鳥浜遺跡や青森の三内丸山遺跡から発見されていることと日本人に多いY染色体D型のDNAからみて、縄文人はアフリカ西海岸の熱帯雨林で7万年前頃に誕生したC型人から4万年前頃にⅮ型...「縄文ノート152朝鮮ルート、黒潮ルートか、シベリアルート、長江ルートか?」の紹介

  • 「縄文ノート151 『氏族社会』から『母族社会』へ」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー151『氏族社会』から『母族社会』へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/1週間前、別々の友人と話す機会に、これまで書いてきた縄文ノートから、「食べ物からの人類史・日本史」と「女・子どもからの人類進化論」をリストアップしたのですが、これまで「氏族社会」と書いてきたものを「母族社会」に書き換えるべきと考えるようになりました。縄文ノート「148『地・姓・委・奴・卑』字からの母系社会論」「149『委奴国』をどう読むか?」などで、中国の甲骨文字時代の「地=土+女性器」であることに気付き、縄文文明・メソポタミア・エジプト・インダス・ギリシア文明だけでなく、地母神信仰の母系制社会が普遍的に世界に存在することが確認できたからです。そこで、これまで文明...「縄文ノート151『氏族社会』から『母族社会』へ」の紹介

  • 「縄文ノート150 人類・イネ科と恐竜の起源はアフリカ(パンゲア大陸)」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー150人類・イネ科と恐竜の起源はアフリカ(パンゲア大陸)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/9月2日付の「ナショナルジオグラフィック日本版」の、「アフリカ最古、2億3000万年前の恐竜化石が見つかるー竜脚類の祖先、恐竜が発祥地から広がった過程の解明に役立つ発見」という記事は実に衝撃的でした。というのは、私は縄文人の起源がアフリカ西部の熱帯雨林であるだけでなく、コメや粟、麦、トウモロコシ、サトウキビなどの全イネ科植物のルーツもまたパンゲア大陸南半分のゴンドワナ大陸の現在のアフリカ大陸と南アメリカ大陸が接していたあたりではないか、と考えてきたからです。さらに恐竜の起源もこの熱帯雨林地域の可能性がでてきており、「イネ科植物と恐竜、人類のふる...「縄文ノート150人類・イネ科と恐竜の起源はアフリカ(パンゲア大陸)」の紹介

  • 「縄文ノート149 『委奴国』をどう読むか?」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー149『委奴国』をどう読むか?」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/記録上確かなこの国の建国は、「建武中元二年(注:紀元57年)倭奴國奉貢朝賀」(3~5世紀の後漢書)と記録され、博多湾入口の志賀島で発見された「漢委奴国王」の金印に記された百余国の連合国家の「委奴国・倭奴国」に遡ります。そして、記紀は「葦原中国」「豊葦原水穂国」の建国者はスサノオ・大国主一族であるとはっきりと記しています。私はこの中日の記録から「其国本亦以男子為王住七八十年」の男王がスサノオ・大国主7代であり、卑弥呼(霊御子)の「鬼道」(祖先霊信仰)はこのスサノオ・大国主の霊(ひ)を祀る宗教であることを解明してきました。ただ「委奴国・倭奴国」をどう読むかについては、最初は...「縄文ノート149『委奴国』をどう読むか?」の紹介

  • 「縄文ノート148 『地・姓・委・奴・卑』字からの母系社会論」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー148『地・姓・委・奴・卑』字からの母系社会論」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/古事記冒頭が「天地初めて発(はな)れる時」から始まっているように、「天と地」は中国人にとっても日本人にとっても世界の基本的な2つの構成要素でした。現代人的合理性だと「宇宙と地球」となるのでしょうが、目に見える範囲で「天と地」と考えるのは古代人的合理的にかなっています。この「地」についていつものように漢字分解を行ってみると「地=土+也(女陰)」であり、中国人は「地」は「土+女陰」と考え、倭人は「土からなる」と解釈していたようです。人類の文明史の解明において、私は今や世界標準となった、縄文人から続く日本の「Emoji(絵文字)」と中国人の象形文字である漢字分...「縄文ノート148『地・姓・委・奴・卑』字からの母系社会論」の紹介

  • 「縄文ノート147 『ちむどんどん』からの古日本語(縄文語)解明へ」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー147『ちむどんどん』からの古日本語(縄文語)解明へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/「NHK連続テレビ小説や大河ドラマは視聴率が低い地域を舞台地とする」と誰かが言っていましたが、そもそも忙しくて時間もなくほとんど見ていませんでしたが、まちづくりの仕事で気になるところとか、縁のある土地などを偶然のきっかけでたまに見ることがあります。『ちむどんどん』は沖縄言葉や祖先霊信仰が知りたくて録画してみているのですが、「た行とか行の音韻転換」と「あいういう5母音」について、確証がえられました。また、ウクライナ戦争から、ライブドアブログ「帆人の古代史メモ114『和をもって貴し』は『倭をもって貴し』である」では新羅侵攻を進めていた聖徳太子は好戦派か...「縄文ノート147『ちむどんどん』からの古日本語(縄文語)解明へ」の紹介

  • 「帆人の古代史メモ114」の図修正

    ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「114『和をもって貴し』は『倭をもって貴し』である」の図7を修正しました。http://blog.livedoor.jp/hohito倭語論・倭人ルーツ論に関わる重要な論点の図7の古日本語の「あ、い、う、いえ、いお」5母音が、琉球では「あ、い、う、い、う」、本土では「あ、い、う、え、お」になったとした最後の文字などが、コピーの際に欠けていました。ワード図のコピー作業は油断できません。これまで、琉球弁は本土弁が変化した方言とされてきましたが、私は共通の古日本語から、琉球弁と本土弁に分かれたと考えてきており、今回、チベット東部からきたとされる雲南省などの「イ(夷・倭)族」が「a、i、u、e、ie、o、uo」母音であることに気付き、雲南の「イ(夷・倭)族」と日本列島の「委...「帆人の古代史メモ114」の図修正

  • 「帆人の古代史メモ114 『和をもって貴し』は『倭をもって貴し』である」の紹介

    ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「114『和をもって貴し』は『倭をもって貴し』である」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito聖徳太子についての各説を極論的にまとめると、右派は「日出処天子致書日沒処天子」と「新羅侵攻」に着目して独立・武闘派であると主張し、左派リベラルは反天皇制から「聖徳太子架空説」を唱えるか、「和を以て貴しとなす」から現憲法9条などに繋がる協調・和平派ととらえ、あるいは人道的な立場から仏教思想を広めた「聖王」とみるなどの大きな相違が見られます。このような分岐は、ロシアのウクライナ侵略がおこり、米中両覇権国に挟まれた現在のわが国の政治的・軍事的な立ち位置にも密接に関わるテーマでもあり、私は歴史的な分析として、聖徳大王(おおきみ)は若き独立・武闘派...「帆人の古代史メモ114『和をもって貴し』は『倭をもって貴し』である」の紹介

  • 神話探偵団139 史聖・太安万侶の古事記からの建国史

    私のスサノオ・大国主建国論は、古事記(ふるのことふみ)を中心に置き、日本書紀・風土記・万葉集、魏書東夷伝倭人条・後漢書・三国史記新羅本紀などの文献、神社伝承や民間伝承、地名、物証(農耕痕跡・石器・玉器・青銅器・墓等)などを総合的に検討してきましたから、古事記の評価が何よりも重要となります。これまで「古事記偽書説」「記紀神話8世紀創作説」「太安万侶非実在説」など、シュリーマン以前の19世紀のヘーゲル左派の「キリスト神話説」「キリスト非実在説」に倣った「日本神話否定史観」に対し、私は太安万侶こそが日本の「史聖」であり、古事記こそが「日本最初の根本史書」であると考えています。「スサノオ・大国主建国論と天皇家建国論の2層構造」の古事記と、「ドキュメンタリー・ミステリー・ファンタジー3表現」で書き上げた太安万侶の復...神話探偵団139史聖・太安万侶の古事記からの建国史

  • 「NoWar45 元寇(蒙古襲来)とウクライナ」の紹介

    楽天ブログ「NoWar2022」に「45元寇(蒙古襲来)とウクライナ」をアップしました。https://plaza.rakuten.co.jp/nowar2022/プーツァーリ・プーターリンのロシア帝国のウクライナ侵攻に対し、「ロシアとウクライナはもともと同一民族」「ウクライナは和平(降伏)を選ぶべきであった」などの意見が見られますが、日本の3つの侵略戦争と元寇(蒙古襲来)の歴史から、モンゴルの攻撃・支配を受けた歴史を持つウクライナの戦争を考えてみましたので紹介します。本ブログの「スサノオ・大国主建国論」とは直接は関係しませんが、世界史と日本史の繋がりを考える参考にしていだければと思います。雛元昌弘「NoWar45元寇(蒙古襲来)とウクライナ」の紹介

  • 「縄文ノート146 日本人似の外国人」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー146日本人似の外国人」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/私の母親ゆずりの丸顔・広額は中国南部系では、ガッシリ短足は縄文系か、母方の祖母・曾祖母・叔父の長身足長体系はドラヴィダ系では、父方の叔父の長身胴長体系は北方騎馬民族系では、高校時代に好きだった同級生や長男の妻は東南アジア系ではなどと夢想していましたが、リタイアして増えたテレビ番組を見ていると、ブータン人にはかなりの割合で日本人に似た顔があり、チベット人やブリヤート人にも似た顔がみられ、中国の雲南省・四川省などのイ族(夷族、烏蛮族、ロロ族など)やミャンマー・タイなどの東南アジア山岳地域の少数民族にも日本人似がかなり見られます。エチオピア人にも日本人似がいてびっくりすることもありま...「縄文ノート146日本人似の外国人」の紹介

  • 神話探偵団138 「神武東征」についてー若御毛沼命の河内湖通過時期

    もともとFC2ブログ「霊(ひ)の国の古事記論54若御毛沼命の河内湖通過(「神武東征」)時期について」(2014.10.19)にアップしていたのですが、当時、忙しかったのか図を掲載しないままになっていました。この論点は、スサノオ・大国主建国にとっても欠かせないテーマであり、FC2ブログ「霊(ひ)の国の古事記論」で再掲するとともに、ここに掲載しておきたいと思います。「スサノオ・大国主建国」「邪馬壹国(やまのいのくに:筆者説は筑紫大国主王朝)」と「天皇家建国」を結ぶ接点の1つである「神武東征」について考えていただければ幸いです。雛元昌弘1.「神武東征」か?記紀に書かれた五瀬(いつせ)と稲氷(いなひ)、御毛沼(みけぬ)、若御毛沼(わかみけぬ)(後の伊波礼琵古=磐余彦(いわれひこ)、8世紀に神武天皇と諡(おくりな)...神話探偵団138「神武東征」についてー若御毛沼命の河内湖通過時期

  • 神話探偵団137 建国・国・文明・国家

    スサノオ・大国主建国論をまとめる以上、「建国」や「国」「文明」「国家」の定義について、検討しておく必要があります。私はよく「趣味は古代史です」などと言ってきましたが、「古代はいつからなのか」と質問されるとどう答えようか面倒だなと思っていたこともあり、ここで整理しておきたいと考えます。⑴建国記念の日日本では1872年(明治5年)に制定された「紀元節」を復活し、1967年より2月10日を「建国記念の日」としています。日本書紀に書かれた若御毛沼(ワカミケヌ:神武天皇名は8世紀の忌み名)が即位したとされる日は1月1日ですがなぜか1月29日を記念日とし、さらに翌1873年には2月11日に変更しているのですが、こんな「建国記念の日」を定めているようでは、日本書紀の紀元前660年建国も公認されたことになりかねません。弥...神話探偵団137建国・国・文明・国家

  • 「縄文ノート145 『もちづき(望月)』考」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート145『もちづき(望月)』考」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/「縄文ノート142もち食のルーツは西アフリカ」に追加して、長野県佐久市の望月町などの地名や知人の名字にも見られる「望月」について考えてみたいと思います。望月(ぼうげつ、もちづき)は「満月」の異称とされていますが、「望」は呉音・宋音「モウ」・漢音「ボウ」、訓読み「のぞ-む」であり、「もち」と読むことはできませんから、本来は「餅のように丸い餅月」であったと考えます。この「もち」語のルーツはどこからかですが、私は「倭音倭語・呉音漢語・漢音漢語」の日本語の3層構造において、農業語・宗教語などの倭音倭語がドラヴィダ語系であることを大野晋さんの『日本語とタミル語』からまとめましたが...「縄文ノート145『もちづき(望月)』考」の紹介

  • 神話探偵団136 私の方法論―最少矛盾仮説、仮説検証、総合的判断

    私の市町村・都府県・国の各種(総合計画・産業・都市・インフラ・防災・福祉・教育・文化・行財政・施設・住民活動・広域連携など)の計画づくりでの調査・分析・計画の方法論は、ボトムアップ型(積み上げ型・問題解決型)とトップダウン型(分割型・将来像実現型)の両方からのアプローチで最適解を「総合的調査・分析・判断」により見つけるという方法によっています。素粒子学や遺伝子学などのように基本単位・基本原理の解明に向かう研究とともに、他方では宇宙科学や人類学、生態学、都市・地域学、医学、経済学などのように基本単位・原理の複雑な関係の総合的な解明をめざす分野や、工学のように基本原理・法則の解明はできないまま仮説実験で実用的な最適解を求める分野もあります(各分野の科学の知識は乏しく、この私の整理はまだ「仮説段階」です)。この...神話探偵団136私の方法論―最少矛盾仮説、仮説検証、総合的判断

  • 神話探偵団135 記紀神話の9つの真偽判断基準

    2-1⑶記紀神話の9つの真偽判断基準刑事裁判での供述の真偽判断の基準は、手元に司法研究所などの資料がないのでおぼろげな記憶によりますが、「客観的証拠との整合性」「経験則からみた合理性」「不自然な変遷のない首尾一貫性」などが、事例分析や行動心理学などをもとに挙げられていました。歴史学においても、文献の真偽判断に判定基準を設けていると思いますが、私なりに「記紀神話8世紀創作説」への批判として「神話の真偽判断基準」について9つの基準を考えてみました。①客観的物証との整合性この客観的物証との整合性という真偽判断基準については、何人も異存はないと思います。問題はこの基準を誤解し、「考古学的裏付けのない神話は虚偽」と決めつける論理的誤りがみられることです。かつて「出雲にはめぼしい考古学的発見がないから、スサノオ・大国...神話探偵団135記紀神話の9つの真偽判断基準

  • 「縄文ノート144 琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどん」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート144琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどん」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどんをもとに、琉球を起点とした交易と言語から日本列島人起源について考えてみました。本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、日本列島人起源論・縄文論とスサノオ・大国主一族の建国、琉球弁と出雲弁の関係、海人族のルーツなどについて、考えてみていだければ幸いです。雛元昌弘□参考□<本>・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)<雑誌掲載文>2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊日本主義』1...「縄文ノート144琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどん」の紹介

  • 「帆人の古代史メモ112 沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」の紹介

    ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「112沖縄復帰50年記念特別展『琉球』」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito最終日直前の23日、東京国立博物館の「沖縄復帰50年記念特別展『琉球』」(5月3日~6月26日)を見てきました。「王国時代の歴史資料・工芸作品、国王尚家(しょうけ)に伝わる宝物に加え、考古遺物や民族作品などのさまざまな文化財が一堂に会します」という案内に惹かれてでした。戦災を免れた琉球王家ゆかりの独特のデザインの漆工芸や衣装や、中国の影響の濃い書画など、初めて目にする豪華な国宝や模造復元は、明・清の朝貢国となり、日本と明・清、朝鮮、東南アジアなどを結んだ中継貿易の「万国津梁(ばんこくしんりょう:津=港、梁=橋)」の海人族の琉球国の文化の広がりと交易の...「帆人の古代史メモ112沖縄復帰50年記念特別展『琉球』」の紹介

  • 「縄文ノート143 「124 『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート143「124『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/岡本太郎氏は「縄文に帰れ」でしたが、私はさらに遡り「アフリカに帰れ」「イモ・マメ・魚・昆虫食に帰れ」になりつつあります。ウクライナ戦争と気候変動・アメリカの化石水枯渇が世界的な食料危機を招いてきていますが、森林を破壊してきた農業と砂漠化を進めた過放牧、化石水依存の工業型農業・畜産からの転換とともに、アフリカの森林保護(太陽エネルギー利用への転換)を前提としたイモ・マメ・水田農業の内発的発展とその結果としての人口抑制が喫緊の課題と考えています。私ははてなブログの「ヒナフキンの縄文ノート」において、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の批判から、彼のオリジナル...「縄文ノート143「124『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」の紹介

  • 「縄文ノート142 もち食のルーツは西アフリカ」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート142もち食のルーツは西アフリカ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/私が「イモもち」に関心を持ったのは、鳥浜・三内丸山縄文遺跡で発掘されたヒョウタンの原産地がニジェール川流域であることを知り、ナイジェリアで「アフリカ水田農法」の指導を行っている若月利之島根大名誉教授から「イボ族(とヨルバ族)の主食はヤムもち(日本の自然薯と同種)で、大鯰と一緒に食べるのが最高の御馳走。古ヤムのモチは日本のつき立てものモチよりさらにおいしい。貝は大きなタニシをエスカルゴ風に食べます。男性の精力増強に極めて有効」という返事をいただいてからでした。もちが大好きな私としては、「もち食のルーツ」を確かめないわけにはいきません。ナイジェリアで縄文人由来のY染色体...「縄文ノート142もち食のルーツは西アフリカ」の紹介

  • 「縄文ノート141 魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート141魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/私が西欧中心史観の「肉食進化説」を批判するようになったのは、縄文社会研究で「縄文狩猟社会説」と「縄文人ドングリ主食説」に反発したことからでした。その出発点は、私などの戦後に育った世代の生活実感として、そもそも肉食はめったいないごちそうであり、瀬戸内海の沿岸では毎日のように魚介類を食べていたことや、夏休みに田舎に行くと、1か月の間、毎日網を持って従兄弟と川に行き、時々、海にも行き、キスやハゼを釣り、アサリ・ハマグリ・マテ貝などを獲っていた体験にあります。春には、毎年、親戚一同で潮干狩りに行くなど、川や海の幸は実に豊かだったのです。また従兄弟たちと...「縄文ノート141魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」の紹介

  • 「縄文ノート140補足:Y染色体・ミトコンドリア図の追加」の紹介

    はてなブログ「縄文ノート140イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」(220603)に次の2つの図を追加するとともに、図6からの図番号を入れ替えました。https://hinafkin.hatenablog.com/「肉食・狩猟民史観」「男性中心史観」「ウォークマン史観」「西欧中心史観」の思い込みにより、水・果物・イモ・魚介類などの豊かな熱帯・亜熱帯の「海・海辺の道」ではなく、水や食料の乏しい砂漠地帯や草原地帯での狩りをしながらの人類大移動の思い込みが強いのですが、図9は珍しく「海・海辺の道人類拡散説」をとっています。また、図9のY染色体遺伝子は男性だけに継承されるのに対し、図10のミトコンドリア遺伝子は女性だけに継承されるのですが、両者はいずれもアフリカの熱帯雨林地域をルーツとして家族ぐるみの...「縄文ノート140補足:Y染色体・ミトコンドリア図の追加」の紹介

  • 「縄文ノート140 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート140イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/ヘブライ大学教授のユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』の「第2部農業革命」批判を書いていますが、「ユダヤ人によるアラブのイスラエル占領・建国を正当化するための嘘話人類史観」のお粗末なトンデモ説の批判は楽しくもなく、先に私の「アフリカ熱帯雨林人類起源説」「糖質・DHA食進化説」の補強を行いたいと考えます。私の縄文への取り組みは、次女が青年海外協力隊員として赴任していたニジェールに見事なヒョウタン細工やイネがあることを知り、ヒョウタンの原産地がニジェール川流域であることを確かめ、若狭の鳥浜貝塚(12000~5000年前)の南方系のヤシの実やヒ...「縄文ノート140イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」の紹介

  • 「縄文ノート139 『サピエンス全史』批判5 狩猟採集民の『平和と戦争』」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート139『サピエンス全史』批判5狩猟採集民の『平和と戦争』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/ウクライナでのロシア兵の殺戮・略奪行為について、私は遊牧民モンゴル軍の侵略・支配の影響や、ツァーリ(皇帝)のロシア帝国軍やスターリンのソ連軍の伝統を考えるとともに、旧約聖書に書かれた神の命令を考えないわけにはいきませんでした。一方、人類誕生と進化について、私はユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』の批判を進めてきており、ここに「平和か戦争か」について、採集漁労狩猟民の縄文人と狩猟遊牧民のユダヤ人の末裔のハラリ氏との大きな違いを実感せずにはおれません。縄文人の母系制社会の「未来志向・生類生命尊重・生活文化充実・自然継承・持続可能型農耕」の霊(ひ...「縄文ノート139『サピエンス全史』批判5狩猟採集民の『平和と戦争』」の紹介

  • 「帆人の古代史メモ 『琉球論8 天皇家と沖縄を考える―龍宮=琉球説から』」の紹介

    ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「琉球論8天皇家と沖縄を考える―龍宮=琉球説から」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito/5月15日の「沖縄復帰50周年記念式典」において、徳仁天皇は御所からオンライン出席し、「一方で、沖縄には、今なお様々な課題が残されています。今後、若い世代を含め、広く国民の沖縄に対する理解が更に深まることを希望するとともに、今後とも、これまでの人々の思いと努力が確実に受け継がれ、豊かな未来が沖縄に築かれることを心から願っています」とのメッセージを寄せました。この発言に触発され、『季刊日本主義』43号(2018年秋)の「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ-記紀の記述から『龍宮』=『琉球』説を掘り下げる」、『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(ア...「帆人の古代史メモ『琉球論8天皇家と沖縄を考える―龍宮=琉球説から』」の紹介

  • 「縄文ノート138 縄文人の霊(ひ)宗教と『旧約聖書』」の紹介

    はてなブログに「縄文ノー138縄文人の霊(ひ)宗教と『旧約聖書』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/楽天ブログ「NOWAR2022」の「26ロシア兵の残虐性は『旧約聖書』ゆずり?」において、縄文人の女神・霊(ひ)信仰とそれを受け継いだ大国主の全ての死者を神として祀る「八百万神」宗教とはあまりにも異なるユダヤ・キリスト・イスラム教の聖典「旧約聖書」について、ウクライナ戦争でのロシア兵の残虐行為から考えてみました。以下、参考のために転載しておきたいと思います。なお、本日アップした「27ユダヤ教聖典の『旧約聖書』と『タルムード』の残虐性」と合わせてご覧になっていただければ幸いです。―記事一覧 NoWar2022-楽天ブログ(rakuten.co.jp)本ブログの「スサノ...「縄文ノート138縄文人の霊(ひ)宗教と『旧約聖書』」の紹介

  • 「縄文ノート137 『サピエンス全史』批判その4 嘘話(フェイク)進化説」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート137『サピエンス全史』批判その4嘘話(フェイク)進化説」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/旧約聖書を聖典とする世界で5割を占める「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教」の嘘話が、いつ誰によって何のために作り上げられたのか、王や皇帝を首長とする神権帝国主義やヒトラーの「アーリア民族」の嘘話がいつ誰によって何のために作られたのか、イスラエルのヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授のユヴァル・ノア・ハラリ氏はこの人類にとって重要なテーマについて歴史的・具体的な検討・証明を行うことなく、「嘘話が協力を可能にした」と嘘話があたかもホモ・サピエンスの普遍の法則であるかのように一般化しています。ホモ・サピエンス(「賢い人間」)が他のサピエンスのネアンデルター...「縄文ノート137『サピエンス全史』批判その4嘘話(フェイク)進化説」の紹介

  • 「縄文ノート136 『銕(てつ)』字からみた『夷=倭』の製鉄起源」の紹介

    はてなブログに「縄文ノート136『銕(てつ)』字からみた『夷=倭』の製鉄起源」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/最初に漢字を習った頃、「林=木+木」「森=木+木+木」という漢字は面白く、偏と旁で漢字を覚えたものです。近くの埼大の中国人留学生に聞いてみても、やはり必ず漢字を分けて意味を考えると言っていました。従って、「漢字分解」してその字源を考えるというのは、「倭音倭語・呉音漢語・漢音漢語分析」と沖縄に残る「あいういう5母音分析」と合わせて、私の古代史分析では欠かせません。「縄文ノート132ピュー人(ミャンマー)とピー・ヒ信仰」で「イ族(夷族)」の先祖の烏蛮(うばん)族について書き、司馬遼太郎氏が中国の雲南を歩いていたことを思い出して『街道をゆく7』を図書館で借りて...「縄文ノート136『銕(てつ)』字からみた『夷=倭』の製鉄起源」の紹介

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神話探偵団 第1作 スサノオを捜せ
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