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絵本、児童書、一般書、色んなジャンルの本の感想、評価。☆☆☆以上はオススメ本!

小さな図書館に勤めています。読んだ本の記録、感想、評価が主な内容ですが、子ども達への読み聞かせや、ブックトークのプログラム、図書館で人気の本なども、紹介していきたいと思います。

morinokaori
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2008/11/13

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  • 「教室に並んだ背表紙」相沢沙呼

    ☆☆☆私は欠陥品なのかもしれない。自分が大人になれるって、無条件で思い込めるみんながうらやましい」(本文より) 中学校の「図書室」を舞台に、クラスへの違和感や未来の不安、同級生に対する劣等感など、“読書”との出会いで変わっていく少女たちの思春期の心模様を繊細に描き出す全六編の連作短編集。...

  • 「放課後の嘘つきたち」坂井田貫太郎

    ☆☆☆+英印高校ボクシング部の寡黙なエース・蔵元修は、幼馴染で同級生の白瀬麻琴に誘われ、部活同士のトラブル解決を担う部活連絡会を手伝うことに。カンニング疑惑のある演劇部を探る修は、皮肉屋の部長・御堂慎司が黒幕だと推理するが……陸上部の幽霊騒動や映画研究会の不可解な作品改竄など、よく知るはずの放課後に潜む仄暗い謎と、その謎が呼び起こす修たち自身の噓――高校生たちの成長と再生を綴る青春ミステリ連作集...

  • 保育所5歳児向けブックトーク「めくってびっくり」

    勤めている図書館に毎月やってくる保育所の5歳児さんブックトーク(20分くらい)を聞いた後、自由に本を選び、クラス文庫を作ります。残りの時間は、複数のスタッフにひっついて本を読んでもらったり本と仲良くなる時間子供たちが帰ったら選ばれたコンテナ1はこ分の本を貸し出し処理して園にお届けします。この本は園で自由に読まれたり、家庭に貸し出されたりします。始まりは「いーとーまきまき いーとーまきまき ひーいて...

  • 「東四柳心霊相談所」青谷真未

    ☆☆☆☆暴力団松岡組の組員見習いの銀次は、腕っぷしは強いが極度の怖がりで「霊」がらみの話にはことさら弱い。ある日、兄貴分から「ある方のボディガードを頼む」との命を受ける。銀次が指定された場所へ行くと、そこには古風な名前を持つ女子高生がいた。しかも驚いたことに、彼女は「心霊相談所」なるものを開いており、「相談料五百円、除霊三千円、交霊五千円」で怪しげな商売をしているのだった。...

  • 「あの夏、ぼくらに降った雪」比嘉智康

    ☆☆☆きみのことが好きなわたしは、明日消えちゃってるかも――切なすぎる恋物語高校2年の夏休み。年齢を偽り、治験のバイトに潜り込んだ湊は、深夜の病棟で莉子に出会う。1日1つ(あるいは1つ以上)無関心なことが増える“無関心病”を患う彼女の、余命は1ヶ月。湊は彼女の闘病ドキュメンタリーに出演することになり、まだ興味があるものを全力で楽しもうとする莉子と共に北海道の夏を満喫する。自分とは真逆の明るくアクティブな莉子に惹...

  • 「明けない夜のフラグメンツ」青海野 灰(あおみの はい)

    ☆☆+引き裂かれた二人を繋ぐ、ノート一冊分の奇跡の物語。将来を誓い合った恋人を事故で失った燈は、心の傷が癒えないまま高校生となった。彼女の唯一の居場所は誰もいない図書室。日々読み終えた本の感想を共用の「読書ノート」に書き込んでいた燈はある時、同じノートを使う、顔も知らない生徒と文章を介した交流を始める。不思議と気の合う相手との文通に安らぎを感じる燈。ところがその相手が死んだはずの恋人「翼」だったこと...

  • 「ごいっしょさん」松本聡美

    ☆☆☆☆「ごいっしょさん」は、ひみつの言葉を唱えると、勇気をくれる妖怪だ。だけど本当は、妖怪博士のぼくが友だちをはげまそうと…。ふしぎな「ごいっしょさん」パワーが巻き起こすうれしい出来事と友だちの輪、友情の物語。...

  • 園児対象ブックトーク「いただきまーす」

    今日、図書館で行った年中さん、年長さんを対象にしたブックトークブックトークした本は全部幼稚園のクラス文庫となりそこから家庭へも貸し出されます。ブックトークの後は他の本も自由に子供たちが選んでクラス文庫となりますテーマは「いただきまーす」最初に「キャベツの中から」で手遊び...

  • 「だから僕は君をさらう」斎藤千輪

    ☆☆☆+辛い過去を抱えたミュージシャン志望の青年・守生光星は平穏無事に暮らすことを心がけて暮らしていた。そんな光星はある日、夜の墓地で一人の少女に出逢う。少女の秘密、そして自らの過去との巡り合わせ――光星は運命の奔流に流され、大切な人を守るために罪を犯す。読後、誰かと恋をしたくなる純愛ミステリー。...

  • 「さようなら、君の贖罪」半田畔

    ☆☆☆+朝食を食べた佐久が部屋に戻ると、パジャマ姿の見知らぬ少女が佐久のベッドで寝ていた。そしてアザラシがいた。窓際には信号機が。英語が書かれたシールの貼られた段ボール、札束が詰め込まれたボストンバッグもある。意味が分からず現実を受け入れられないでいると、少女が目を覚ました。自分がどこにいるのか分かっていないようで混乱した会話をかわしたと思ったら、少女が目の前から突然消えたと思ったらまたすぐ現れ、部...

  • 『夜長姫と耳男』坂口安吾+夜汽車

    ☆☆☆☆人気シリーズ「乙女の本棚」第12弾は坂口安吾×イラストレーター・夜汽車のコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。師匠の推薦で、夜長姫のために仏像を彫ることになった耳男。故郷を離れ姫の住む村へ向かった彼を待っていたのは、残酷で妖しい日々だった。...

  • 小学6年生ブックトーク『随筆って何を書けばいいの?』

    昨日、6年生の国語「随筆を書こう」の支援授業を行った担任の先生とは2回程打ち合わせを行って流れを決めた。「随筆って何をどう書けばいいの」の問いに答えられるよう作品から題材のヒントを貰えるようなブックトークをして子供たちに題材を決めてもらい図を使って事実や出来事と感想をわけて書きだし、どういう結末にするかを考える方法でこの図は、書く事の材料をとにかく思い出して書くものでこれを元に子供たちは随筆の下書き...

  • 『向日葵を手折る』彩坂美月

    ☆☆☆☆消えた向日葵。連続する不穏な事件――そこにいるのは…誰?慟哭必至の青春ミステリ! 少年少女の成長と、ラストで明かされる真相に、慟哭必至の青春ミステリ!父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。分校の同級生と心を通わせはじめた夏、集落の行事「向日葵流し」のために植えられていた向日葵の花が、何者かによってすべて切り落とされる事件が起きる。同級生たちは「あれは向日葵男のしわ...

  • 『空想クラブ』逸木裕

    ☆☆☆+ラスト16ページの「奇跡」を、あなたは体験する。青春ミステリの最新形。吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ「能力」によって、見たい風景を「見る」ことができる。小学生のときの親友・真夜の葬儀の帰り道、駿は河川敷で幽霊となった彼女に再会する。川で溺死した真夜は、死の瞬間の謎のために河川敷の、半径二十メートルの範囲に捕らわれてしまったという。塾からの帰宅途中、河川敷を自転車で走っていた真夜は...

  • 『アオハル・ミステリカ』瀬川コウ

    ☆☆☆ミステリカとは、知的好奇心をくすぐる、極上の謎。僕が愛してやまないものだよ――。となりの教室からのカンニング! ?同じ日、同じ時間に別々の女の子とデート! ?極上の謎=ミステリカを解き明かせ! 天才少年と、天才に勝てない少女の青春(アオハル)小説! ! 【あらすじ】中学校入学直後。学力テストの結果が貼り出されたその日、事件は起きた。1位以外とったことがない園崎咲久(そのざき さく)の名前の上に、全教科満点で三良井晴...

  • 『サイコーの通知表』工藤純子

    ☆☆☆1年生のときからずーっと通知表に「できる」とだけ書かれてフツーなことにコンプレックスを感じている朝陽(あさひ)も、「よくできる」がいっぱいの優等生の叶希(とき)も、体育以外は「もうすこし」ばっかりの大河(たいが)も、みーんな心の中では思っている。「通知表なんて、ただの紙切れじゃん。あんなので、ぼくらの何がわかるの?」「通知表があるから、よけいにやる気がなくなるんだ」「あたしだって、通知表なんて、いらな...

  • 『妖しいクラスメイト』無月兄(むげつあに)

    ☆☆☆二年前に両親を亡くし、祖母と二人で暮らす高校一年生・五木麻里(いつき・まり)には、妖(あやかし)が見える。しかしそれを周りに打ち明けると変人扱いされ、それを妖に知られると襲われる。彼女は自分の身を守るため、それをだれにも言わず秘密にしていた。麻里はある日の学校からの帰り道、妖に襲われる。彼女の悲鳴を聞いて駆けつけてきたのは、たまたま通りかかった麻里のクラスメイト、朝霧晴(あさぎり・はる)。彼はあ...

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