みやぎの醸造家 阿部信之の味造り
「良いもの」が作り手の自己満足ではなく、実際に使っていただく御客様にとって本当の「良いもの」になっているか、その事をいつも忘れずに味噌・醤油をベースにした数多くの製品の開発もしています。
東日本大震災から4ヶ月が過ぎ、梅が枝荘の梅も収穫の時期を向えました。 梅の実を見ていると、何もなかったかのようにまるまると大きな実を実らせて、自然の恵みを与えてくれています。 自然の恵みに感謝に、早
3月11日に発生した東日本大震災から早くも2ヶ月近くが過ぎようとしています。 毎日余震が続き不安な日々を過ごしておりますが、あっという間に時間が過ぎ去っているように感じます。 未曾有の大震災の後も、自然
梅が枝荘の梅の花も満開の見頃を迎えています。(4月5日作成時) ここ大河原が別名「梅が枝荘」と言われるようになったのは、平安時代の中古三十六歌仙の一人「藤原実方」が陸奥守に赴任する為、多賀城に向かう途
弊社の商品に「梅しずく」という、梅とグラニュー糖(北海道産)だけで造った商品があります。 梅の実をグラニュー糖に漬け込み梅のエキスをグラニュー糖で抽出したトロリとした液状の商品です。 約5倍に薄めて、
「土産土法」(どさんどほう)という言葉があります。 「その土地の産物をその土地の技法での味造り」という意味です。 本来、味噌・醤油は地域に根差した保存食品でした。 単なる調味料としてだけでなく、貴重
私も、この道に入り早くも30年が過ぎました。最初の10年間が味噌・醤油の発酵食品としての醸造(微生物の働きによって醸し出される)の基礎を勉強した10年間であり、次の10年間は、醸造についての経験を積ながら、味
私も、この道に入り早くも30年が過ぎました。最初の10年間はひたすら良い味噌、良い醤油とはという事で麹造りや発酵管理など目に見えない微生物の事を考えながらいろいろ条件を変えたりして時にはわざと基本からはず
私も、この業界に入りみそ・醤油造りに携わり約30年になりますが、振り返って最初の10年間は、良いみそ・良い醤油を造ろうと工場に家から布団を持ち込み(冬はコタツを持ち込み)泊まり込み(徹夜)で麹(こうじ)の
現在の食品衛生法では、味噌・醤油は加工品に分類されます。 広い意味では農産加工食品と言えますが、味噌・醤油は単なる素材を混ぜ合わせた加工品とは違う、発酵食品・醸造品との思いが強くあります。 それは
味噌・醤油は日本の文化を代表する伝統食品です。単なる調味料としての役割だけでなく、日本人の健康維持に大変重要な食べ物として受け継がれて来ました。 日本には医食同源の考え方があり、食がすなわち病気を防
私は、高校卒業後進学せずに早く社会で働きたいと考えていたので、野球部の顧問、監督の勧めもあり高校卒業後、宮城県内の味噌醤油屋に入社しました。 私が入社した会社は、50、60代の年配の方々で、経験がモノを
子供の頃から当たり前に食卓にあったみそ汁。 何も意識せずに食べていたみそ汁でした。 当然、仙台生まれの私は、仙台味噌を食べていたと思います。 (子供の時は仙台味噌の名前すら知らずに) 農業高校
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