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フランス人の夫と一男三女の六人家族ニースの風景写真とともに大家族の日常をお届けしています

kyotachan
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住所
フランス
出身
佐世保市
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2008/10/19

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  • ご本ゴホン、ゴーホーム。

    落ち着いたら本を送ります。と言ってくださっていた特異な方々がいらっしゃって。落ち着いた、とも言えないのだけど、でも読みたくて。本が。送ってー!(いやもう、...

  • お引越し。

    ついに。お引越し。まだ家具さえ揃っていないけど。段ボールに埋もれて生活してるけど。ベッドは買ったから。ちゃんと眠ってはいるから。ちゃんと食べてもいるから。...

  • さあ、これからだ。

    ここのところ、たびたび自分にいう言葉。さあ、これからだ。わたしの人生は今やっとはじまったばかりだ。さあ、これからだ。ずっと誰かの庇護のもとでの人生だった。...

  • おしょうゆ。

    白いごはんにおしょうゆをかけた。食べてそのおいしさにびっくり。それほど空腹でなかったのにいくらでも食べられる。え、ごはんとおしょうゆって?これほどまでに最...

  • 西澤律子写真展。@Tokio/Aoyama

    行きたーい。みなさーん!ぜひぜひ行って楽しんできて!!!

  • 再会した気しかしない。

    やっとね、会えました。はじめて会ったはずなんだけど。ねえ?楽しかったね。また来てね。ニースはよかとこばい。あ、そーいえば、方言で話さなかったかも。

  • 年をとるって悪くない。

    香水を買った帰り、お腹も空いたしバスで帰ることにする。雲が出てきてなんだか急に寒い。バス停に向かうと今まさにバスが発車しようとしている。大きく手をふってバ...

  • 111!

    日曜日の朝。朝ごはんの前にお気に入りの香水を買いに行くことにする。ヴュー・ニースの市場ぞいにあるフラゴナール。ここの石けんと香水がお気に入り。ヴュー・ニー...

  • ニュートラル。

    健一に出会っていなかったら。想像するとゾッとする。健一と出会えたのは幸運だった。健一と出会えたことはわたしの財産だ。知らないことを恥じるつもりはない。わた...

  • francophone フランコフォン/ フランス語を話す人

    ……ということばがある。フランス人ではないけどフランス語を話す人。アフリカなどフランス語圏の人たちなどに使われる。わたしも一応、フランス語を話すのだけどレ...

  • おいておくとうまくいく。

    裁断して放っておいた黄色い生地。離婚が決まって家を出る時持っていた布は一つのスーツケースにまとめた。正確にいうと元々、置き場所のなくなった布はそのスーツケ...

  • え、お母さん?

    台所のスポンジが落ちた。カサ?シュパ?チト?みたいな音がした。え、お母さん?思わず出たことばに笑う。連ドラでタケルくん演じるオバケを見た影響だ。えー、でも...

  • 匂い。

    匂いで忘れていた風景がよみがえる。小学生のころ通っていたバレエ教室は年一で発表会があった。地方の田舎町のバレエ教室だったけれど東京の一バレエ団と契約をして...

  • え、そんなのあり?考察。

    読んでいる本にあった「絵ハガキ」という文字を見て思い出した。わたしは確か大学生だった。実家に帰省していた。母親にハガキが届いた。絵ハガキではなく官製ハガキ...

  • ひのえうまの会 2023

    年が明けるなあ、あ!ひのえうまの会、ズームだ!Kyoko さんに連絡!と思っている途中で年が明けたよ。来年はもうちょっと段取りよくやるよ。去年はさあ!もう...

  • ゾロ目ずき。

    66年生まれだからなのかゾロ目が好きだ。ふと時間を確認すると「22: 22」。これだけで気分が上がる。車が通り過ぎて行き、理由もなく振り返る。目に入ったナ...

  • わたしにはある。

    「書くのは好きだし楽しい。想いを文字にするとそれだけでストレスが発散する。でもそれだけなんだよね。それで稼げるわけでもないし」。友人宅にランチによばれてい...

  • 恋の季節とお引っ越しと。

    恋の季節は続いている。それも叶わないほうの。恋なんて叶って当たり前だった。あれ?なんで叶わない?不思議に思って鏡をのぞく。あれま。そうか。白髪になると恋っ...

  • すてきな夏休み。【7・了】

    なんてすてきな夏休みだったろう!翌日の夜中、トリノから戻ったわたしは心底そう思った。思い切り散財はした。するはずの就職活動は手つかずのままだ。それでもいい...

  • すてきな夏休み。【6】

    トリノのバス停でワダシノブはイタリア人のアモーレと一緒に待っていてくれた。思わずシノブとハグ。ちくしょう。来たぞ。お初トリノの第一印象はというと。道幅でか...

  • 秋、でも海。

    夏休みの記事の途中だけど秋の話題。昨日、日曜日の朝、普段通りに海へ。足が冷える気がしていつものサンダルじゃなくて運動靴にする。ワンピースは綿素材の長袖。十...

  • すてきな夏休み。【5】

    あーあ。新しい仕事、決まらないままこの週末で夏休み終了かあ。という時に一本の電話。イタリア・トリノ在住のイラストレーター、ワダシノブだった。数年前に家族で...

  • すてきな夏休み。【4】

    そしてカンヌ。ブロ友のラパンさんがパリからカンヌへ引っ越して来たのだ。こんなことって、ある???パートナーさんがコートダジュール出身で「いつかは」という計...

  • すてきな夏休み。【3】

    隣の県にあるサン・ラファエルという海沿いの街。ここの新築(!)マンションへ引っ越したばかりの友人夫婦に「遊びにおいで」と言われていた。仕事を引退した日仏カ...

  • すてきな夏休み。【2】

    夏休み最初の週の最大イベントはわたしの誕生日だった。想像以上にすてきだった五十五歳にさようなら。もっとすてきになるに違いない五十六歳にこんにちは。わたしは...

  • すてきな夏休み。【1】

    とびきりすてきだった今年の夏休み。アルバイト先がお休みに入る前、退職することを決めた。快適な職場とは言い難かった。それでもわたしが快適な場所にすると決めて...

  • おひとりさま。

    休みの日は海へ行く。今朝は八時半に家を出た。海までは徒歩で約三十分。太陽はもう充分に上がっているのに街はまだ眠っている。この時間が好きだ。車の数もまだまば...

  • マッシンギー通りの奇跡。

    いま住んでいるアパートの近くにマッシンギー通り、という名前の道がある。百メートルにも満たないくらいの短い通り。両側にアパートが並ぶ、何でもない通りだ。はじ...

  • こわいくらいの。

    海の見えるアパートにはひと月とちょっといた。四月に入った頃、別の友人から「(訳ありで賃貸に出せないアパートがあるけど見にくる?)」と言われてすぐにそこへう...

  • 歓喜の涙。

    引っ越しをすませるとその足でマルセイユへ。マルセイユには日本領事館がある。離婚に必要な戸籍謄本の翻訳ができあがったのだ。この日は美しいとしか言いようのない...

  • ギリギリセーフ。

    引っ越しの日まで約二週間。ミチルは今後必要になるであろう書類をまとめる。両親が作ってくれたアルバム、幼稚園から大学まであった卒業アルバム、日本の写真屋さん...

  • ひとすじの光。

    あの時、ミチルの額に表示された「二月中に引っ越し」の文字。あれはなんだったの?このちいとも発展しない状況ってなに?どうあがいてもどうにもならない、と思いは...

  • 見えない出口。

    二月に突入した。この時の敗北感といったらなかった。一月の間、何やってたんオレ?離婚の方はミチルの戸籍謄本待ち。アパートの方はどうにもこうにも八方ふさがりの...

  • プチ・カラン。

    一月最終土曜日。週末は混むのでサービスは三人体制だ。この日はミチルプラス、ソフィアとレオ。二人とも2003年生まれの学生。とてもいい子たちで一緒に働きやす...

  • つけられてる?

    朝、通勤時。ミチルはいつも通る通勤経路から離れて電話をしていた。この頃、ミチルのできることといえば友人に電話をして「(離婚することになった。至急でアパート...

  • 消えた電話番号。

    アルバイト再開。リノのいない職場は空っぽに感じる。自分のカラダの一部がなくなってしまったようだ。それでもいつも通りに時は過ぎていく。そしてリノの不在は同時...

  • 八方ふさがり。

    「(ムチュエル、お持ちですか?)」薬局でこう聞かれたミチルは「おや?」と思う。ムチュエルとはカルト・ヴィタルと呼ばれる保険を補助するもの。薬局では年の初め...

  • この山を越えれば。

    年末から年始にかけてアルバイトは十日間の休み。ベッドの上にスーツケースが広げて置かれる。「(さあ、荷造りして。今すぐ出てって)」。怒り口調で相手が言う。と...

  • じゃあ、がんばってね。

    リノのアルバイト最終日は静かだった。年末でお客さんはまばら。サービス中に「椅子の足をふけ」と言われ本当にふたりで椅子の足をふいた。ミチルはこれでもうリノと...

  • ウィ、からのパタパタパタパタ。

    ミチルが言い放った「ウィ」。この瞬間からミチルの人生はひっくり返った。ひっくり返った、というより、ミチルは何も頼んでいないのに相手が、まるでミチルの望み通...

  • 思いもよらない展開。

    クリスマスの翌日はアルバイトはお休み。午前中、ミチルはPC前に座っていた。相手が来てミチルの横に立つ。顔が赤らんでいてひと目で怒っているとわかる。あれ?な...

  • クリスマスの夜。

    その年のクリスマス。二十四日はミチルがアルバイトだったため二十五日の晩になった。長男は入院していて二年連続不在。去年のクリスマス、すでに「まさか!」だった...

  • あの角。

    そこはリノが右折する角だ。野球帽をかぶったリノがトロチネットに乗って行ってしまう。ミチルはリノの後方を歩きながら、リノが右に曲がるのを確認する。ミチルはそ...

  • 覆水盆にかえらず。

    リノの退職日は十二月二十九日。その後お店は十日間の休みに入る。十二月に入るとミチルはカレンダーをにらみつつその日を迎えるこころの準備をはじめた。リノへの一...

  • ソフィアとキャリマ。

    十二月に入るとリノの後任候補者がちらほらと現れはじめる。最初に来たのはソフィアだった。一日、お試しで入る。引き継ぎは当然リノ担当だ。二人が肩を並べて何やら...

  • ぼくの同僚。

    サービス前、ミチルとリノはふたりでテーブルセッティングをする。それが終わるとまかないの時間だ。ミチルとリノのテーブルにいままでふたり分のコップを置いていた...

  • まさかの未登録。

    「(来週の木曜日、親知らずを抜くんだ)」リノが言う。「(歯医者いうにはその日は仕事ができないんだって。だから休むね)」リノは自分が来ないとミチルががっかり...

  • ともだち。

    十一月の初旬。誘われてふたりの友人とランチをした。レバノン料理のレストラン。マユミさん、アキコさん。ふたりともミチルよりずいぶん若い。ふたりともご主人がフ...

  • 寒い夜。

    九月後半からはじめたアルバイト。最初はまだ残暑が厳しくて暑かった。季節はめぐってだいぶ寒くなっていた。リノはホテルマンを目指す学生だからこのアルバイトは年...

  • セックスとか性欲とか。

    ミチルは二十七年間、ひとりの男性と生活を共にしてきた。その間一貫して「この相手が最後」ということを肝に銘じていた。いいな、と思う男性に会えば即、目をそむけ...

  • 66 vs 96。

    年齢差、ということをよく思った。奇しくもリノとミチルの年齢差はきっちり三十歳。リノはミチルの長女のボーイフレンドと同い年。つまりはミチルの子どもの年齢だ。...

  • 母性愛 vs 恋心

    「(つつつ、冷たっ!)」ミチルは氷で冷えた手でリノの二の腕をぎゅっとつかんだ。冷たい手で急にさわられたリノはというとちょっとだけぴくりとしただけで特別な反...

  • わたしはお母さん?

    「(ミチルー!ミチルー!来てー!来てー!)」リノがミチルを呼ぶ。「(ミチルー!ホッチキス持ってトイレにきてー!)」まかないを食べ終わってお店の開店まであと...

  • 伝えてはみたけれど。

    かわいいリノと老練したリノの間を行ったり来たり。気がついた時にはミチルはリノに夢中だった。寝ても覚めてもリノのことばかりを考える。そして今日も夜になれば会...

  • 老練している。

    店が混んでいててんてこまいのときミチルはあやまってリノの足を踏んでしまった。「(ご、ごめんごめん。思い切り踏んだよね今)」あやまりながら足元を見るとリノの...

  • かわいいなあ。

    ホールとキッチンの仕切りはバネ式のドア。ホールから汚れ物を持って押して入るとドアはその反動で勝手に閉じるから後ろに人の気配がある時にはドアを支えて待つ。リ...

  • 重い vs 軽い。

    「(どこから来てるの?)」「(それは出身、て意味?それとも住んでる場所?)」「(えーと、じゃあ住んでる場所から)」ミチルはリノがニースのだいたいどのへんに...

  • まかない。

    「(小さいころさ、ほこり(poussière) を入れて作るジュースがあってさ、あれ、大好きだったんだよなあ。また飲みたいな。まだあるのかな)」「(ほこり...

  • 出会う。

    アルバイト初日、仕事の流れについて説明を受けているときだった。ひとりの青年が店に入ってきた。「彼も先週入ったばっかりなんだよ」。そう言われてミチルはその人...

  • いまの自分が未来をつくる。

    『女五十五歳、一文なし』本を書くとしたらタイトルはこれだな。ミチルはアルバイトへ行く道道、そんなことを思う。幸運だったのはアルバイト先が早々に見つかったこ...

  • tu vas bien? チュ ヴァ ビヤン/ だいじょうぶ?

    銀行口座からお金が消えた日、友人の誕生日会に呼ばれていた。フランスでは自分の誕生日会を自ら主催するという文化がある。その友人は七十歳の誕生日に自分から友人...

  • もう一つのくるくるくるくる。

    大家さんは同じアパートに住んでいる。お兄さんと妹さん、ふたりで一軒のアパートを管理・運営していて、それぞれがそれぞれの家族と一緒に同じアパート内に各々、居...

  • くるくるくるくる。

    ミチルの当時のアルバイト先はパパ・ママ・息子の三人のフランス人家族でやっている小さなお店。コロナ禍のコンフィヌモン(自宅待機)中にパパが引退。数年前に六十...

  • 長女と次女。

    クリスマスが過ぎて、年が変わるとすぐに長女が近所のアパートに引っ越した。一年ほど前からボーイフレンドと一緒に住むアパートを探していた。ようやく予算に見合う...

  • 砂上の楼閣。

    その年のクリスマス。過去記事へ飛んで、過去の自分をはげましてあげたくなった。がんばれキョーター!ミチルが「今年はない」ととっさに思ったクリスマスは家賃滞納...

  • ちょっと休憩、ちょっと変更、ちょっと言い訳。そして感謝。

    リベルテでは子どもの設定は男男が年子で来てちょっと離れて女。これはわたし自身に年の離れた兄がふたりいるからそうしたのだと思う(記憶はあいまい)。ジョワでこ...

  • それは子どもを守る手段なのだろうか。

    ある年の十月の終わりだった。同じアパートに住む大家さんがピンポンを鳴らして家に来る。相手は不在でミチルが出ると開口いちばんに言われたことは。「(おたくは二...

  • 自分が変わるしかない。

    違和感とうざったいという感情を抱き続けながら過ごした二十五年間という時間。ミチルはその間、ずっと地獄のような時間を過ごし続けたのか、というとそうではない。...

  • 愛している、は最強なのか。

    ミチルがひとりで出かけている時、必ず携帯電話が鳴る。時にはそれは二度、三度鳴ったりした。「いまどこにいるの」。「いまなにしてるの」。電話がならないことの方...

  • 守られている、がうざったいに。

    やっと手に入れたと思った自由。それが違和感に変わった。もうひとつ。守られている、と感じた心地よさは気がつくとうざったさに変わってしまった。ミチルが気まぐれ...

  • 積み重なる違和感。

    ミチルはぼんやりと思った。手に入れたと思ったはずの自由が違和感にかわったのはいつだっただろう。違和感、違和感、違和感。最初に感じたのはたぶんあれか。長男、...

  • おばあちゃんになったチルチルミチル。

    リベルテを書いてから十三年。十年以上は読んでいないだろうその記事をかけ足で読みかえしてみた。その時の気持ち、その時というのは書いた時の気持ちではなくてミチ...

  • マルセイユせっけん。

    二月二十八日は快晴だった。運転席に長女、後部座席に三女、助手席がわたし。わたしの頬には拭ってもぬぐっても歓喜の涙が落ちてくる。「ママ、泣くのはもういいかげ...

  • 小型自動車二台分。

    二月最終日は月曜日だった。早朝六時すぎ、長女のボーイフレンドの車でわたしの荷物を運んだ。行き先は車で五分、友人が好意で貸してくれることになったアパート。ぎ...

  • いま・ここ・ニース。若者たち。

    長男・三女・長女・次女 2017たったひとつだけ、そうじ用のゴム手袋を買うために入ったカルフール。レジには思いがけず長い列ができていて出直そうかと自問。小...

  • 新型コロナウィルス感染記録。

    photo: 2017 aôutわたしは7月16日に、次女(18)はそのすぐ後に、一回目のワクチン接種を終わらせていた。ふたり共々二回目は8月の幾日ですよ...

  • ワクチンよもやま話あれこれ。

    ここのところちまたの話題といえばワクチン。ワクチンといえばここのところちまたの話題でもちきり。周りではほとんどの人がワクチン接種に積極的。え、そうなの?び...

  • さあてこれから。

    ニースへ来て気がづけば十五年以上になる。十五年、という時間は三十八歳だったわたしが気がつけば五十五になろうとしていて若いお母さんだったわたしが子どもたちか...

  • コロナ禍、今日のニース。

    三月の終わりに次女(18)が夫の誕生日のために帰省。まだ夏時間になる前だったから消灯政策は十八時。それまでに移動しなくてはならない。滞在日数はわずか三日。...

  • カタカナ学習法。

    カタカナ記述に弱い。覚えることができない。という理由で世界史・日本史の選択時には日本史を選んだくらいだ。小説も翻訳ものが苦手なのは登場人物の名前がカタカナ...

  • 何が正解かはわからない。

    AかBか、と問われて、どちらがいいかわからないことがある。Aはとんがっていて土台がしっかりしていそうでよさそうだし、Bは丸みがあって、それもふたつも重なっ...

  • 長兄と次兄。

    母親が死んだのは1999年1月21日。その三日ほど前から意識はなくなっていて、ついに死んでしまった、とわかってからはわさわさと色んな人が家の中を出入りし、...

  • キッスの思い出。

    新聞をとらなくなって久しい。フランスに来てからはもう、それはもう気の向いたときに買うものになってしまった。フランスでは新聞配達の文化はない。パン屋さんやタ...

  • 見えない話。

    わたしの小さい頃、コカ・コーラはあたらしい飲み物だった。「飲むと骨がとけるらしい」といううわさがくっついていた。そのうわさのせいかわたしはどちらかというと...

  • 福あり?福なし?

    板チョコを二枚買うつもりで棚から二枚取ったら、残りが一枚だった。こういう場合、たいていその一枚もとってしまう。「残りものには福がある」を思い出すのだ。え、...

  • 散髪好き。

    三つ子の魂百までこれはわたしのことだなと思う。小さいころから何も変わっていないなと思うことが多い。いちばん最初の記憶にたったひとりで床屋へ寄ってたったひと...

  • おたがいさま。

    料理中と食事中は着ている服を汚すので必ずエプロンをつける。時々、そのエプロンを裏表につけてしまう。ポケットに手をいれようとして「あら」と自分で気づく。かな...

  • manquer モンケ/ 欠けている

    manquer モンケ/ 欠けているということばが好き。J'ai manqué le tran. ジェモンケルトラン/ 電車に乗りそびれた。(わたしの乗る...

  • 気分的には『そして誰もいなくなった』。

    長女が引越しで出て行き、次女が大学そばのアパートにもどった。風呂場のバスタブ脇に並んでいたビン類がすかすかになった。なんだ、あれ全部、あいつらだったのか。...

  • まめさんの世界に飛びこもう。

    サラダ菜をボールに入った冷水につけておいた。そのボールが重たすぎてつい水が床に!くつしたもぬれた。エプロンもぬれた。ち!まめってしまった!……と口づさむほ...

  • 新型コロナウィルス・ニースの「灯をおおう」政策。

    指を切った。左の中指。なんと走っているミシンに指をつっこんでしまったのだった。こんなこと、はじめて。ここのところ、ミシン針の足の運びがおそいのだ。向こう側...

  • 第十四回ひのえうまの会・オンラインでオフ会。

    あけましておめでとうございます。2021年が明るいほうへ向かっていることを信じたい一年のはじまり。一月一日、第十四回ひのえうまの会、かつ第一回オンライン・...

  • nöel 2020

    イベントものはもうすべて子どもたちまかせ。へんに出て行くとややこしくなるからわたしは後でひっそりと。六人家族中、未成年は三女だけになってしまった。さあさ。...

  • 悪者はわたしでいい。

    今年中に書いておきたいとずっとこころのすみにある。それはやっぱり我が家の長男・風のこと。いままで三度同じクリニックに入院した。そしていままた四度目の入院中...

  • オンライン・オフ会やります。参加者募集。

    オンラインでオフ会やります。日時は2021年1月1日 日本時間で夜の8時から約1時間。zoom ズームを使うので、このアプリケーションをインストールしても...

  • いいことが続いている。

    昨日は九時予約にあわせて八時すぎにたまごごはんを食べた。おそばをゆでている時間はないと判断した上でのたまごごはん。その後ヘーゼルナッツ入りの板チョコとコー...

  • フランス人の身分証明書更新事情。

    フランス人必携の carte identité カルト・イドンチテ/ 身分証明書は市役所で発行してもらう。十年前、子どもたちの身分証明書を申請したときは、...

  • 次女十八歳。

    十二月十五日、次女は十八歳になった。この日、三女も入れて同じテーブルでお祝いできたことはいま思えばそれこそが最大のプレゼントだったんだな。イベント係の長女...

  • 一難さってまた一難

    三女を新型コロナウィルスの検査に連れて行ったのは十二月十日、木曜日。結果が陰性と出たのは翌日の金曜日。家族全員が胸をなでおろした。久々にするハグ。土曜日、...

  • 藤井風くんの歌を聴こう。

    ブログを見てくださっている方からコメントをもらって色んなことを教わる。数日前のコメント欄で、藤井風くん、というミュージシャンを教えてもらった。声よし歌詞よ...

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