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俳優座女優・朗読家・歌手 長浜奈津子 〜おとがたり〜 https://blog.goo.ne.jp/boedo

こんにちは!長浜奈津子🌸 朗読ライブ・演劇公演情報・音楽活動のご紹介。朗読教室・アルゼンチンタンゴ歌教室情報など。

俳優座女優、長浜奈津子のブログ/言葉を語り・演じ・歌う。小説・詩・歌のドラマをお届けします。2024年北海道ツアーおとがたり朗読公演 小樽文学館・札幌俊カフェ・函館市民会館・他/朗読レッスンー俳優座朗読教室(対面・リモート)初心者の皆さんには朗読に親しめるように、ご経験者にはより深められるようにレッスンします。発表会もあり。/タンゴ歌教室ースタジオレッスン・個人とグループあります。

長浜奈津子
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出身
北海道
ブログ村参加

2008/10/16

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  • 一穂の海

    函館から小樽まで列車の長旅。公演地である小樽文学館さまへゆき、公演に使う機材を降ろして、現地打ち合わせを済ませると、雨が降ってきた。雨の海岸線を、バスはゆく。観音岩などゆきすぎて、古平町の海が雨模様の中に現れる。白鳥古丹の詩を心に浮かべながら、静かに流れゆく海を眺めていました。「一穂の海」黄金色に輝く海。一穂の海といえば、積丹のコバルトブルーの海です。でもこの日海が見せてくれたのは、輝くばかりの黄金の海でした。あんなに降っていた雨がやんで、いつの間にか夕景が広がってゆき、ハッと息を飲みました。一穂の言葉の、水晶のような美しさをここに感じたのです。ここで、小樽文学館で公演の「白鳥古丹-カムイコタン-」のフライヤーから転載します。<公演に寄せて>望郷は珠の如きものだ。私にとって、それは生涯失せることのなきエメラルド...一穂の海

  • オンライン・レッスンと、タンゴ歌教室の再開

    北海道公演からもう十日以上経っていました。忘れられないとても良い旅でした。北海道の皆さん!ありがとうございました。…さて、大きな公演が終わるとしばらくぼーっとしてしまうのですが、埼玉に帰ってきてからわりとすぐに、レッスンのお仕事が続きました。今週はオンラインレッスンと、行徳のタンゴ教室。市川の規制緩和で少し集まりやすくなって良かったです。もちろん換気など十分に気をつけて行っています。(朗読倶楽部、詩音もまもなくなので、再会を待っています🌸)…オンライン教室では、室内環境にもうひとつ工夫が欲しいなと思いました。相手の声をもっと聞きたいからです。まわりをみると皆さん頑張っているので私も。明日は朝から大森タンゴ教室、新しい曲をやります。朗読倶楽部の花音では、チェコの童話とアイヌのユカラと題材がとても面白かったです。こ...オンライン・レッスンと、タンゴ歌教室の再開

  • 雨の小樽

    函館から札幌、そして無事に小樽へ到着。駅に降り立つと、潮の香りがしました。…なかなか距離があるのですよ、北海道の町から町へは。早朝に出て、昼前頃に到着しました。私は初めての小樽なのです。先日FMおたるの田口さまの番組に出演させて頂いた時にも触れましたが、私は函館と同じ港町の小樽に憧れを持っていました。「港町」なので函館も小樽も「北の玄関」と言われます。開港は函館が先なのですが、津軽海峡に面した函館は、内地からの北の玄関、そして日本海に面した小樽は、世界に開く北の玄関、というところでしょうか。駅につくと小樽文学館へまっすぐいきました。ブログの写真は市立小樽文学館の正面入り口です。3月頃からメールのやりとりをして6月が延期になり、やっと9月を迎えられたのでなんとも眩しく目に映りました。石造りの建物の、古めかしさが良...雨の小樽

  • 徹さんの背中

    早朝の出発。十数年前のこと。函館山の夜景が一望できるホールでコンサートを終えて翌朝早く、コントラバスの斎藤徹さんを見送りに函館駅に来ました。前夜は徹さんのお誕生日で皆で祝杯を交わしたことが思い出に残ります。当時、大きな体の徹さんが、これまた大きな黒いケースに入った獅子頭のコントラバスを抱えて、ホームに1人。ぱあっと手を広げて、にこっと挨拶をすると、私鉄線に乗り込んでいきました。線路の先は果てしなく続いて、徹さんは北海道に吸い込まれていくようです。その後ろ姿を今でも忘れません。「どこにいくんだろう…。」私は思いました。その線路の先になにがあるのか、とても興味をひかれたのです。コントラバスを抱えてひとり、北海道の大地に旅立つ徹さん。その先の街町に徹さんを待っている人たちがいたのですね。そしてつぎの街へ、楽器と共に電...徹さんの背中

  • 札幌 俊カフェ おとがたり札幌公演 漂白の歌人:石川啄木 『啄木といふ奴』 ​A Guy called Takuboku

    9月6日(日)《札幌》18:30開場/19:00開演俊カフェ〒060-0063北海道札幌市中央区南3条西7丁目4Kakuimagination2F011-211-0204(俊カフェ)<俊カフェとの出会い>おとがたり2020年北海道公演、最後の訪問地は、札幌「俊カフェ」。店主、古川奈央さんの心の分身とも言えるこのカフェには、多くの詩人、朗読者や音楽家、作家たちが集まる場所です。谷川俊太郎さんの公認カフェ、俊太郎さんの詩が店内には溢れていて、入り口には俊太郎さんの等身大パネルがお出迎えしてくれます。2018年の5月に、おとがたりで初めて訪れました。この時世の到来など知らない頃です。あのときは小川未明の「港に着いた黒んぼ」を朗読。そして2部は音楽ライブとして上演、今回は半数に決めましたが、このときお店には満員のお客様...札幌俊カフェおとがたり札幌公演漂白の歌人:石川啄木『啄木といふ奴』​AGuycalledTakuboku

  • 白鳥古丹 - カムイコタン - 小樽文学館 2020.9.5(土)

    <小樽文学館>北の港町、小樽文学館。小樽美術館も入っている建物は、石造りでシンプル、レトロモダンとも感じられます。そういう建物独特の、立った時の落ち着き感や匂いが、気持ちを集中させてゆきます。旧郵政省小樽地方貯金局の建物だったそうです。こういった建築物が残っていて素晴らしいと思いました。<共鳴する空間>開演時間を迎える前、がらんとした会場。歩くと靴音がなります。その空間に、静かに身体を馴染ませていました。やがてお一人ずつ、お客様がおみえになり、すーっと潮が満ちるように客席が埋まってゆきました。建物全てがお客様と私たちと馴染んで、音楽と詩とともに響きあっているかのようでした。まるで息をするひとつの生命体のように。おとがたり(公演記録動画より抜粋)白鳥古丹極北の詩人吉田一穂の世界〜マクベス夫人・千一夜〜OTOGAT...白鳥古丹-カムイコタン-小樽文学館2020.9.5(土)

  • 函館公演 「啄木という奴」 芸術ホール Free Room 2020.9.3 (木)

    おとがたり北海道ツアー2020​『啄木と一穂を訪ねて』北海道ツアーの1日目は、函館公演で幕開けでした。ここは私の生まれ故郷なのです。演目は石川啄木のローマ字日記と短歌で作られた作品『啄木といふ奴』は再演です。初演は昨年の4月に四谷茶会記で上演させて頂きました。台本は手を入れずそのまま函館・札幌公演へ。石川啄木のお墓が函館にあるのですが、会場入りをする前にそこへ訪ねました。啄木が函館に住んだという期間は数ヶ月だったそうですが節子と京子とともに暮らした楽しい時間だったようです。函館の新聞社で働いたり、弥生尋常小学校で教員もしていて、ここはいまでも市内に残っています。しかし函館大火に追われて、啄木は札幌へ、またその後、小樽・釧路とゆくのです。節子もまた京子をつれて小樽・函館と。今回の公演は、啄木の足取りを訪ねる旅とな...函館公演「啄木という奴」芸術ホールFreeRoom2020.9.3(木)

  • おとがたり 北海道ツアー2020 ​ 『啄木と一穂を訪ねて』 リハーサルが終わりました。

    漂白の詩人、石川啄木の世界。「ROMAJI日記』と短歌もとりあげて、「啄木という奴」の上演台本を作りました。これは四谷茶会記にて、初演。今回は再演ですが、函館と札幌で上演致します。そして極北の詩人、吉田一穂の世界「白鳥古丹ーカムイコタンー」こちらは代表作品の中から、場面を組み立て、そして童話もとりあげました。リハーサルを終えて、作品を創りました。石川啄木のかつて暮らした(生きた)街での上演が楽しみです。啄木のモノローグとして語りたい。吉田一穂は、詩・短編・童話、それぞれ違った印象が鮮やかに見える作品なので、ヴァイオリンと朗読でどこまで表現できるか楽しみです!いよいよ、この2人の大きな作家を訪ねるツアーに行ってまいります。感染予防対策を、それぞれの会場と連携を取らせて頂いて当日の状況を確認しながら上演させて頂きま...おとがたり北海道ツアー2020​『啄木と一穂を訪ねて』リハーサルが終わりました。

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