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  • 親子の木工教室終わる

    雨の日曜日となりましたが、遠方からの参加者もあり盛況で子供達も真剣に木工に取り組んでいました。最初はノコやインパクトドライバー、指矩(サシガネ)の使い方に戸惑っていた子供達も徐々に慣れて、完成する頃は上手になっていました。2ウェイスツールは斜め加工が多く、少し難しかったようですが農林事務所の職員や北九州木の家の会の会員の指導もあり、何とか完成しました。じゆう工房の中野さんを始め皆様のご協力に感謝い...

  • 親子木工教室 開催のお知らせ

    遅ればせながら、あけましておめでとうございます。4年振りに木工教室を開催します。じゆう工房の中野さんの指導の下、今回も地元の杉を使って楽しく木工に親しんでください。皆さんのご参加をお待ちしております。...

  • 木造物置

    会の木で物置を建てました。イナバの物置が30年足らずで腐ってしまい穴が開いたので建て替えました。DIYを考えていたのですが、時間的に、体力的に無理だと判断して会員の協力を得ました。イナバの物置より少し広い約3畳の広さです。材工共で40万円ほどです。あと30年は大丈夫だと思います。皆さんも木造物置いかがでしょうか。...

  • 北九州の木

    「北九州 木の家の会」の北九州の木はどこから生まれて来るのか?大まかにいえば平尾台から東に広がる苅田辺りまでの山々が産地です。塔ケ峰、貫山および水晶山周辺に広がっています。そこでは「ハーベスター」と呼ばれる伐採専用の重機で杉を掴み裁断から枝払、そして4m程度の長さに玉切りします。その間数分です。玉切りされた丸太は別の重機で運搬専用車に積み込まれます。作業員は二人です。その後、まとめてトラックに積み込...

  • 平尾台じゆう工房の秋

    平尾台の「じゆう工房」は建設から今年で丁度10年になります。建て主の中野さんがDIYで建てたもので、木造2階建てです。ほぼすべての製材を迫製材所に納入して頂きました。流石に外壁の塗装がはがれて、色あせて来ました。ここで来年春に3年ぶりの親子木工教室を開催する予定です。また、皆様の参加を期待しています。詳細が決定しましたら、お知らせします。...

  • 完了検査終わる

    今年1月に始まった工事も漸く終わり、完了検査が終了しました。木造の事務所でありながら非4号建物のため、検査も普通の住宅とは多少異なり、戸惑うこともありましたが、何とか終わることが出来ました。構造見学会に来て頂いた皆様、ありがとうございました。当会のレパートリーもまた一つ増えて、今後の営業の幅を拡大していきたいと思います。...

  • 完成間近

    基礎工事から半年、V事務所も完成に向け工事が急ピッチで進められています。福岡県産材も含め、ほぼ100%九州産の木材が使用されています。残念ながら住宅ではないため「ふくおか県産材家づくり推進助成金」は活用できません。県産材家づくり推進助成金の制度は賛成なのですが、長期優良住宅とすることが条件になっていますのでハードルが高くなります。例えば、気候風土適応型住宅を建てようとすると、長期優良住宅の基準を満たさ...

  • 大規模木造 その3

    今年1月に紹介した、大規模木造幼稚園が完成しましたので紹介します。本件は当事務所で構造計算を行った案件です。ドローンによる動画をご覧ください。建物の概要は以下のブログをご覧ください。大規模木造見学会 「北九州 木の家の会」BLOG (fc2.com)...

  • 構造見学会終わる

    V社事務所の構造見学会が無事終了しました。会員各位のご協力ありがとうございました。また、見学に来て頂いた方々にもお礼を申し上げます。内装が始まるまのここしばらくは、まだ柱梁が見えていますので見学できます。ご希望の方は「北九州 木の家の会」までご連絡ください。...

  • 構造見学会 2023

    久し振りに会主催の構造見学会を開催します。九州産の杉と桧を使用した木造2階建て軸組み構法の事務所です。会員のツールボックス後藤さんが設計し、製材供給は藤田材木店と迫製材所が行いました。施工は藤田材木店です。比較的大きな空間の床組に一部集成材を使用していますが、他は全て杉材です。鉄骨に比べコスト的に有利な他、大量の九州材を使用しており環境にやさしい事務所です。皆様のお越しをお待ちしております。...

  • 棟上げ

    天候に恵まれ、V社事務所の棟上げが始まりました。今回は2月9日に紹介した基礎工事の続編です。延床300㎡足らずの建物でも大きく見えます。まだ、1階部分の建て方ですが、2階、小屋と姿を表せばより大きく見えると思います。床組みは全て九州産のスギです。土台も九州の檜です。今回の棟梁は数年前まで、藤田材木店の案件に大工見習いとして働いていた若いF君です。「若い木造大工を育てたい」という藤田材木店の情熱が、確実に実...

  • 大規模木造 その2

    1月23日のブログの続編です。棟が上がり、屋根も葺かれました。川と田んぼに囲まれた平地に建つ、この建物は一際目立ちます。中心にある心柱の柱頭には八本の棟が集合します。柱頭の仕口は木組みでは難しいので、金物を使いました。実はこのような寄棟は棟が多すぎるので、私の電算プログラムでは小屋組みのモデル化が出来ません。かと言って、このような構造の解析ができる高級なソフトをこのためだけに購入する訳にも行きません。そ...

  • 事務所建設始まる

    少しずつ春の陽気になって来ました。「北九州 木の家の会」の会員が受注したV社の事務所建設が開始しました。設計から施工に当たっては「会」のメンバーが協力して実施するプロジェクトです。当初鉄骨も考えていたようですが、鉄骨造の建設費高騰の中、木造に変わりました。事務所兼倉庫で2階建て、延床84坪、在来軸組み工法です。大壁造なので木の表しではありませんが、構造材は全て地元材、九州材を使用します。木造事務所の...

  • 大規模木造見学会

    謹賀新年。今年もよろしくお願いします。2023年は大規模木造から始まります。上の画像は木造軸組み平屋の幼稚園で床面積が約1000㎡あります。柱は約500本、小屋束約700本の建物です。屋根は一部しか表していませんが、8本の棟が中央に集まる寄棟方式です。当事務所で構造設計を行った案件です。現在建設中で、軒まで上がったところを見学しました。最大梁せいは600mmでスパンは7.28mです。流石に、存在感は半端ない。左に柱頭金物...

  • 松本城の構造

    突然ですが、松本城を40年振りに見学して来ました。40年前はただの観光客で、日本最古の美しい城の一つで国宝である、位しか知らなかったのですが今回は建築の構造設計者として訪れました。1504年築城ですから筑500年超えです。勿論、修理を何回もやっていますが特に昭和の大修理(昭和25~30年)は興味深いです。詳しくは下記のサイトで記録映画(you tube)が見られます。www.npo-alsa.com/single-post/daishuri500年前もツガの杭...

  • 実証モデル見学会

    「ユニットパネル」展示会のブログアップを本年三月に行いましたが、今回はその続編になります。前回のユニットパネルを利用し、トラスと合板パネルを長スパン梁に使用した実証モデルです。前回同様、ローカルズ55.LLPの代表荒木さんが主催したもので、令和4年度林野庁の補助事業です。今回の特徴は地域材を使って「ユニットパネル」と長スパントラスを組み合わせた点にあり、非住宅建物への応用を想定したものです。最近は中大規模木...

  • 築8年のDIY住宅

    先日久し振りに平尾台のN邸を訪れました。平成26年に竣工して八年が経ち、流石に杉板下見張の外壁は色あせて来ました。しかし、杉板は殆ど傷んでいませんので、塗装補修をすればまた美しい外壁になります。 目の前に広がる草原は、今はヤギの放牧地になっています。ヤギは手が掛からず繁殖力が強いので、どんどん増えて行くそうです。ここからも、数頭のヤギがもらわれて行った...

  • 令和4年度通常総会

    「北九州 木の家の会」第16回総会を開催しました。アドバイザーである県八幡農林事務所からの出席も頂き、例年にない盛況となりました。ただし、会の昨年の活動は新規案件受注の低迷やコロナ感染の拡大もあって、活性化できておりません。今年度は、福岡県の気候風土適応住宅に関する規準が公開され、伝統工法住宅が建設できる条件が整いました。また、会員の努力もあり、新規案件の受注も見込まれています。コロナの再拡大で、...

  • ユニットパネル見学

    先日、添田駅で開催されている杉広幅板を使用した「ユニットパネル」展示会へ行ってきました。「ローカルズ55.LLP」の荒木さんが主催で、添田町ほか地元の材木店などが協力しています。令和3年度の林業成長産業化総合対策補助金を活用した事業で行政の後押しを受けています。このパネルは、大径木から幅広の板材を切り出して、建物の壁材に活用する、いわゆる板倉構法といわれるものです。最終的には、誰でも作れる板倉式ユニット...

  • 気候風土適応住宅

    最近、カーボンニュートラルとかEZHとかSDGsなどという言葉を聞いたことがあると思います。どれも省エネに関係していますが、その中身については私を含め、よく分からないという方も多いでしょう。夫々の内容についてはネット検索に譲りますが、近々、上に述べた省エネ用語に関連した法改正が行われようとしていますので、私たちの生活に大変大きな影響を与えます。2022年現在は、住宅は省エネ基準への適合は求められていませんが...

  • 気候風土適応住宅

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  • 天神ビッグバン

    2022 あけましておめでとうございます。写真は昨年竣工した天神ビジネスセンタービル(地下3階、地上19階、S造)です。...

  • CLTの次はNLT? 日本の林業はどこへ?

    新しい木造パネル構法、CLTが告示化されたのがつい最近の事ですが、今度はNLTが出て来ました。 中堅ジネコンが東京芸術大学国際交流拠点の建築の床にこのNLTを採用するそうです。CLTの時もそうでしたが、NLTが何か新しい構法のように報道されていますが、ツーバイフォーの技術ですから古くからある技術です。 「北九州 木の家の会」は2013年に既に「軸組み構法」に「ランバー材工法」として採用しています。 NLTはカナダ産のツ...

  • 新しい木造耐力壁

    最近は中大規模木造が流行っており、接合金物メーカーがこの流れに沿って新しい商品を販売していますので今回は、九州木質建物協議会の講演会(ZOOM)で得た情報を紹介します。今まで木造耐力壁の幅は、筋交いは900mm、面材は600mm以上と規定されていました。令46条1項の仕様規定で、分かり難いことで有名なあの条文です。令46条2項による構造計算でもこの幅を守っていました。ところが、中大規模木造でなくとも都市の狭小地に建...

  • 第15回 「北九州 木の家の会」 総会

    東京オリンピックの開催日に「会」の通常総会を開催しました。たまたま同じ日になっただけですが、休日となったためアドバイザーの方々は出席できませんでした。しかし、当会も15周年を迎えることになったわけで、よくここまで続いたものだと思います。ここ2年はコロナで満足な活動はできませんでしたが、ウッドショックを追い風?にまた頑張って行きたいと思います。今後とも会員ほか皆様のご協力をお願いします。...

  • ウッドショックと構造設計

    フィンランド 2007年7月最近「ウッドショック」という話を聞きます。設計事務所や工務店などから木造の構造材の値上がりが激しいという悲鳴を聞きます。地元の製材所からも地元材が値上がりして1.5倍になった、と聞きます。受注して建設途中の物件が特に影響を受けてしまいます。15年前に比べれば国産材の使用が増えたとはいえ、木造住宅は殆どが輸入材に頼っていますから、輸入材の値段が上がれば木材の値段は当然に上がります。...

  • 建築設計の近未来

    構造設計を始めて5年ほどになり、今更ですが当事務所も近代化を計ることにしました。この画像は、一般的に使用されている電算ソフトによる画像です。最近は計算条件を入力していくと、このような3D画像が、電算ソフトの中で造られるのが普通です。3Dも驚きですが、このソフトでは建物情報(平面寸法、階高、階数、用途および構造種別など)を入力すると部材のサイズを自動的に決めてくれます。即ち、構造設計があっと言う間に終わ...

  • 完成見学会が終わって日本建築について考える

    当「会」の会員であるFuji工作舎の藤川さん設計による住宅の完成見学会が無事終わりました。杉やヒノキをふんだんに使用し、内壁は漆喰仕上げの贅沢な空間になっています。それだけではなく、日本建築の伝統である外部とのつながりを重視した開放的な間取りが特徴になっています。高気密高断熱が主流の最近の住宅は、「窓」が極端に少なく、熱貫流率UA値の少なさを競って、省エネを売りにするビルダーが増えています。省エネの適合...

  • 完成見学会のお知らせ

    昨年、構造見学会を行った住宅が完成しましたので、見学会を開催します。今回は木造二階建ての建物で、外見は古き良き昭和を思わせる切妻屋根の家です。木組みを見せる内部は、木の香りと共に安らぎを与える空間となっています。それでいて新感覚の間取りは現代的な造りになっています。皆様のお越しをお待ちしておりますので、お気軽に立ち寄りください。...

  • 謹賀新年2021

    あけましておめでとうございます。波乱含みの2021年が始まりました。昨年に続いて、当会の活動は自粛気味です。毎年恒例の人気の「木工教室」は今年も中止せざるを得ない状況で、残念です。...

  • 看板シート

    この度、当会の「看板シート」が完成しました。写真は小倉北区の現場に掲示したものです。この現場は今年12月に完成見学会を行う予定ですから、また直近になりましたら連絡します。皆様も、街のどこかでこの看板を見かけましたら、ちょっと覗いてみてください。その際は、現場の大工さんか監督さんにちょっと声を掛けてくださるようお願いいたします。...

  • 構造見学会終わる

    今年の夏は異常な暑さですが、そんな中、夢を追いかけるご家族が見学に来られました。家の建設に少しでも関わりたいというご夫婦だけに、色々と勉強されていて、具体的な質問を沢山されていました。建設途中の現場に入って、間近に梁組みを見、柱に直接触るのは初めてのご様子で、感激されていました。夢の実現にはまだ時間が掛かりそうですが、是非実現して欲しいと思います。お客様をはじめご協力いただいたFuji工作舎(設計)並...

  • 構造見学会2020のお知らせ

    コロナの第2波と大雨の災害のため、日本全体が元気を失いつつあります。...

  • 北九州 木の家の会 総会

    本日、令和2年度の「会」の総会が行われました。新型コロナの影響で、最近会合などが無かったので、久し振りに新鮮な総会でした。しかも、新規会員が2人も増えるという、近年なかった活況を呈しています。ここに集まった会員は、木の魅力に取りつかれた人間ばかりですが、必ずしも木一筋というわけではありません。鉄骨造や鉄筋コンクリート造も勿論手掛けています。ただ、他の近代建築の素材が持ち得ない「温もり、強さ、美しさ」...

  • 発泡スチロールによる地盤改良

    今年の春は新型コロナで異様な世界になっています。「ペスト」という1940年代にカミュによって書かれた小説をご存じの方もいると思いますが、小説の世界とよく似ています。「北九州 木の家の会」も影響を受けて毎年恒例の木工教室も3月下旬の開催を断念しました。ブログの更新も久し振りです。さて、今回はおもしろい地盤補強の話です。発泡スチロールで建物を支えるというと驚く人が大半でしょう。恥ずかしながら私も今回初めて...

  • 大学セミナーハウス本館

    都合で八王子に行く機会があり、ついでに「大学セミナーハウス」へ行ってきました。国公立私立大学の学生の研修や学術活動を支援する施設として昭和40年(1956年)に開設されたもので、簡単に言えば全国にある現在の「青年の家」の原型みたいなものです。企業や個人、団体でも利用でき、宿泊施設や食堂などを備えています。大学や産業界の協賛を得て実現した施設であることも特徴的です。そのシンボルである本館は建築的にも有名で...

  • 2020 あけましておめでとうございます。

    昨年に続き、令和2年の年明けも暖かい正月となりました。やはり、地球は温暖化が進んでいるようです。今年の初詣も宗像大社に行きました。写真は「第二宮」ですが、毎年お参りする本殿の前にある拝殿に比べ清楚で落ち着いています。節のない檜の柱と梁、垂木は隣の「第三宮」とともに「伊勢神宮」が式年遷宮を行う際に、そのヒノキを移築したものです。神明造りという神社建築様式で建てられていますが、これも伊勢神宮と同じ様式...

  • 素材の美しさ

    前回に続いて今回も「階段の美しさ」がテーマですが、今回は「素材の美しさ」についてです。上の写真は、つい先日完成したリフォームで新たに増設した階段です。前回紹介した鉄筋コンクリート造や鉄骨造の階段と異なり、木造階段は構造材が意匠性を持っていて、仕上げ材になります。ですから、シンプルな階段になりますが、素材そのものの美しさが前面に出ます。しかも、部屋全体が柔らかく、落ち着いた空間になります。この部屋は...

  • 階段の美

    ...

  • 「木の家の会」が取り組む伝統的構法の住宅

    当会の宣伝用パンフレットができましたので紹介します。伝統的構法の住宅の新築、改築、増築または耐震補強などをご計画されている方は、お気軽に連絡ください。...

  • 伝統的構法住宅

    去る8月初めに京都で開催された、「伝統的構法のための木造耐震設計法」の出版記念講演に参加してきました。会場は満員で250名を超える参加者で熱気につつまれていました。やはり関西地区は「伝統的構法」の需要が多いのだなと感じました。なぜ今さら「伝統的構法」かと思われるかも知れませんが、実は遅過ぎたという見方が正しいと思います。姉歯事件の後に「適合性判定」という制度ができて、「伝統的構法」は簡単には建てられな...

  • 限界耐力計算って何?

    突然難しい計算の話か、と思われるかもしれませんが、実は日本の伝統的な木造建築はこの計算法がないと新築も増築も、改修すらできないのです。そんな馬鹿なと思う方が多いと思いますが、実はこれが日本の伝統建築物の悲しい現実なのです。法隆寺や東大寺など多くの文化遺産がありながら、なんでこんなことになったのか大変理解に苦しみます。なぜこんなことになったのか、誰が悪いのかはここでは述べませんが、今年になってこの状...

  • BIMって何だ?

    最近、建築設計の業界ではBIMという言葉が流行っています。私だけが遅れていて、実は随分前からBIMはあったようです。それがパソコンの性能向上と価格低下により我々のような零細設計事務所でも手の届く範囲になったということでしょうか。...

  • 構造見学会終わる

    よく晴れた暖かな日でした。設計事務所を運営しているという若手の女性二人と、別の設計事務所を開設している中堅建築士の方々が見学に来てくれました。小さいながらも「木」の香りが漂い、狭さを感じさせない豊かな空間を体験していただきました。普段あまり見ることのない「木組み」を見ながら様々な質問をしていました。少し施工が進んだところで是非また見学したいとのことでした。今回見学を逃した方も是非来られてください。...

  • 構造見学会2019

    「北九州木の家の会」では施主のご協力により構造見学会を予定しています。小さい家ですが中庭を設けて、狭い敷地を最大限に活かしています。市街地にありながら屋内はロッジのように「木」に包まれた空間になります。家族の成長とともに間取りも変更できるような工夫がなされていて、狭い空間を上手に使う参考になります。興味のある方は事務局まで連絡ください。...

  • 木工教室 盛況でした。

    今回の木工教室は過去最高の参加者となりました。12家族47名の皆様お疲れでした。また、「じゆう工房」の会場を提供し、材料の準備と指導もして頂いた中野先生に感謝申し上げます。さらに、参加者の募集ととりまとめをして下さったお母さんと当日のカレーの準備やかまどでご飯を炊いてくださったお母様お父様方にお礼申し上げます。晴天にも恵まれ、屋外でキャンプ気分も味わえました。子供達は工房の前に広がる「やぎ牧場?」で走...

  • 門司港

    建築士事務所協会の春の研修ツアーへ参加しました。丁度門司港駅がリニューアルオープンしたばかりで、見学して来ました。...

  • 木工教室2019

    昨年、中断していました「木工教室」を今年は再開します。場所は一昨年と同じ「じゆう工房」で、10台程度なら工房前に駐車できます。お母様達のボランティアが可能であれば、カレーなどを作ってもらいます。当会から若干の補助も出します。希望者は氏名、年齢を事務局へメールください。...

  • あれから5年

    久し振りに平尾台の「じゆう工房」を訪れました。昨年は当会主催の木工教室が中止となりましたので2年振りです。当時、工房の前には野菜畑が広がっていましたが今は畑仕事をする人もなく、山羊の放牧地になっていました。しかも、来るたびに山羊の数が増えていました。この工房は施主が自らセルフビルドで建てたのですが、完成から5年を経ても、基本的に当時のままです。因みに外壁はスギ板を下見張りした上に保護塗装をしていま...

  • 2019新年あけましておめでとうございます。

    2019年が始まりました。暖かな日が続き老体にはありがたい正月です。初詣は宗像大社に行きました。一時期宮地嶽に客を奪われていたのですが、世界文化遺産に指定されてまた客足が増えたようです。参道からすでに行列ができて神門を過ぎるとすぐ前方に本殿が見えます。ここで私はなんとも不思議な感覚に襲われます。以前は写真に見るような屋根は無かったのですが、なぜか最近建てられたようです。勿論、屋根を設けることに難癖をつ...

  • 長屋完成

    久し振りにブログを更新です。今年5月に棟上をした平屋の長屋が漸く完成しました。一見すると極一般的な切り妻の建物ですが、構造的には「北九州 木の家の会」が開発した独特の工法が使われています。今まで何回か御紹介した「ランバー材工法」が採用され、更に「貫きブレース」も部分的に使われています。いずれもポリテクカレッジとの共同研究の成果が反映されています。「ランバー材工法」は素人でもDIYで家を建てられる工法...

  • 構造見学会終わる

    今回は構造見学会にしては盛況でした。遠方よりご来場頂きありがとうございました。やはり、木組みで軸組みの三階建てと3層吹抜けというのが珍しかったのでしょうか。3階建てともなると製材の使用量が大変多く、30立米を超えてきます。したがって、中に入ると木の太さや多さ、そして力強さに圧倒されます。「民家」と呼ばれる昔の日本家屋は太い木材を使い、しかも構造表しでした。無垢の木で家を建てるという本来の姿がここにある...

  • 構造見学会 木造軸組み3階建て

    見学会のお知らせです。木造3階建てでは珍しい軸組み工法です。当会の会員である藤田材木店の施工によるものです。町中ですので駐車場がありませんので、見学を希望される方は連絡ください。よろしくお願いします。...

  • サルギナトベル橋

    今日は少しだけ涼しい話です。この写真はスイスにあるサルギナトベル橋です。この変った名前の橋を知る人は相当なオタクといっていいでしょう。その一人である私は事務所を休みにしてこの橋を見てきました。というとお客様に怒られますので、ついでに行ったというのが正しいでしょう。 1930年に土木の構造設計者ロベール マイヤールが設計し、完成たもので、土木の世界では「世界で最も美しい橋」として有名です。当時まだ新...

  • 偽物が本物を超える?

    先日、ある事務所が完成しました。残念ながら木造ではありませんが、今や外見だけからは木造か鉄骨造かあるいはRC造かは我々でも見分けがつきません。この外壁は鋼板サイディングと大理石調のタイル仕上げで、骨組みは鉄骨造です。それでは下の写真はどうでしょうか?RC造の壁と木のフローリングではありません。実は壁紙とビニールタイルの床です。偽物が進化して本物より本物らしくなったのです。最近AI(人工知能)が話題にな...

  • 棟上(ランバー材工法)

    五月のある晴れた日、棟上が行われました。「北九州 木の家の会」によるランバー材工法の家では二棟目です。上の写真からはパット目には分かりにくいですが、柱や梁はランバー材105X35を3枚CN釘で重ね合わせたものです。当初施主がセルフビルドで建てる予定でしたが、事情により工務店が建てました。したがって仕上がり精度が可なり良くなっています。昨年10月にポリテクカレッジで実験を行った「ヌキブレース」も一部に採用し...

  • 基礎工事

    今回は現在進行中の案件から基礎の違いと重要性を紹介します。建物の構造種別には大きく分けると木造、鉄骨造および鉄筋コンクリート造があります。最初の写真は木造の基礎配筋です。この基礎形式はベタ基礎です。ベタ基礎は防湿、防蟻や不等沈下の防止に効果があるため現在主流になっています。この写真は地盤補強や杭工事が必要ない良好な地盤の基礎です。アンカーボルトやホールダウン金物はまだ設置されていません。2番目の写...

  • ウッドインハウス

    最近、「木」が見直されて来て日本の森林資源を有効活用しようと様々な工法が研究されています。CLTなどもその一つですが、これによって本当に日本の林業が活性化するかは不透明です。私達の「会」はもう十年以上前から地元の林業活性化のために活動を続けて来ました。その中で木の弱点をいかに克服するかが大きな課題でした。①木の家らしく外壁に木材を使用する場合は、市街地では防火上の理由から内側に石膏ボードを張るなどの特...

  • 壁柱工法(縦ログ工法)

    遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて今回は少し変った工法を紹介します。「北九州木の家の会」のメンバーが木工事を担当して、現在工事が進められている建物の紹介です。ログハウスといえば皆さんが思い浮かべるのは、丸太を積み上げて壁を造る家ですね。建築基準法でも「丸太組構法」として認められており、「技術基準解説・設計例」が整備されています。今回ご紹介する写真の建...

  • 東京カテドラル

    今回は趣向を変えて「東京カテドラル聖マリア大聖堂」です。丹下健三によって設計され1964年に完成した有名な建物です。東京は目白にあり丁度ホテル「椿山荘」の真向かいにあります。とても53年前の建物とは思えないモダンな教会です。構造は鉄筋コンクリート造です。外壁はステンレスで仕上げられています。丹下健三はコルビジェの門下生ですからRC造は得意でしょう。日本で最初のプリツカー賞の受賞者です。同じプリツカー賞受賞...

  • ヌキブレース実験結果

    予備実験を経て、施工性と耐力に優れたヌキブレース(ビンタ差し)を採用しました。ビンタ差しはヌキを挟み込むタイプではなく「くぼみに落とし込む」ような方式です。上の写真は実験後の筋交い上部ですが筋交いの抜け出し防止のため「帯金物」を釘打ちしています。「帯金物」が変形し釘が抜け出しているのがわかります。筋交いを留めているのは7本のCN90ですがこちらは抜け出していません。また、筋交い材はランバー材1枚分のくぼ...

  • 「ヌキブレース」の開発

    前々回から熊本地震にも耐えられる粘りのある筋交いは実現できるのか?というテーマを取り上げています。粘りのある構造は伝統建築に使われている「貫」構造があることを紹介しました。これに筋交いの剛性を足し算すれば「強くて粘る」構造ができるのではないか?と考えた訳です。そこで「九州ポリテクカレッジ」の協力を得て、今回耐力実験を行うことになりました。この筋交いを「ヌキブレース」と呼ぶことにします。「ヌキブレー...

  • 古民家は強いのか弱いのか?

    古民家は材料も太いし、柱は石の上に載っているだけで免震構造だから地震には強いだろう、と考える人がいれば、一方で全く逆の考え方をする人もいます。 法隆寺は1300年以上も倒壊しないかと思えば阿蘇神社は今回の熊本地震で倒壊しています。一体どっちが真実なのか。この写真は「建物修復支援ネットワーク」さんの写真ですが古民家または伝統建築物の地震に対する対処法をよく表しているので使わせていただきました。古民家は...

  • 古民家は材料が太いから強い?

    久し振りの更新です。先日遠賀郡にある古民家のリフォーム現場に行きました。会員の藤田材木店が手がける物件です。築120年の堂々たる民家で、遠賀川の川沿いにあります。この頃の構造材はとにかく太いのが特徴で、これは遠賀に限った話ではなく日本全国共通です。梁せいは太いもので600mm、柱は200mmを超えています。現代住宅では太い松を入手するのは難しいので杉材は細く、梁は太いもので360mm、柱は120mmがいいとこです。とい...

  • 木工教室 大賑わい

    今回も大勢のファミリーに参加して頂き、ありがとうございました。総勢40名ほどで、そのうち20名が子供たちでした。おにいちゃんおねえちゃんが木工に夢中になっている時小さなお子さん達は外でやぎと遊んだり、2階で遊んだりしていました。ほぼ出来上がってきた絵本ラックです。早い人は手こずっている人を助けるなど余裕のファミリーもいました。このお母さん最初から最後までお子さんをおぶって一人で黙々と作っていました。し...

  • 木工教室2017

    おかげさまで定員に達しましたので募集を締め切りました。早いもので2017年になってすでに2ヶ月が経ちました。遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。さて今年も恒例の「木工教室」の季節になりました。今回は絵本ラックを作ります。ビラの写真はイメージですが出来上がった作品は持ち帰り自由です。こちらで準備する材料は地元の杉材です。また、製作指導は毎回お世話になっている「じゆう工房」の代表、中野様にお願いし...

  • 伝統構法は弱い?

    「伝統的木造構法」のセミナーに参加してきました。「伝統構法」ではなく「伝統的構法」となっているところがミソです。すなわち伝統とは少し違うという意味です。最近わが国では地震が続いています。ご存知のように「伝統構法」の神社や民家が倒壊した報道がなされています。しかし、実は新耐震基準の建物も倒壊しているのです。しかも「長期優良住宅」といわれる耐震性の優れた建物がです。今から7年まえに実物で耐震実験が行わ...

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