chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
甲子大黒天本山のブログ https://onogawa-daikokuten.jp/

ブログで仏教的な生き方を模索しています。日々、大切にしていきたいことを書いています。

副山主
フォロー
住所
米沢市
出身
米沢市
ブログ村参加

2008/09/28

arrow_drop_down
  • 感情の綱引きに疲れたら

    生きることは、つながることだと思うのです。この社会にあって1人で生きていくのではなく、ご縁によって様々な人とつながってかなければなりません。ですが、そのつながりが利害や感情の綱引きになってはいけません。お互いに何かを求めて引き合うのではなく、つながっている安心感を大切にしたいと思うのです。 私は山伏ですが、山伏は山を仏様の体内と考え、その山と一体となることを目指し修行します。打算や悪意のない自然は良いものです。癒しを求めて山や海に出かけるのは良いことだと思います。自然と一体となる感覚は大切にしなければなりません。さらには自分がこの地球の一員であるという気づきが大切なのです。理屈ではなく、この星…

  • すべては心の状態

    久しぶりに高校時代の友人と会い、時の流れを実感しました。私は年を取ることを否定的には考えておらず、これからますます楽しくなると思っています。自分のピークを過去に置いてしまうと、これからの人生に希望を持ちワクワクすることはできません。武勇伝を語り過去を懐かしむのではなく、これからの明るい未来を楽しく語りたいものです。 つまらなそうな人は現在に失望し、未来を信じられなくなっている人です。そうなれば過去に執着するようになります。現在が充実していれば、未来への希望も高まります。大切なのは今なのですが、まずは今をどのように捉えるかがポイントだと思うのです。性格も楽天的な人もいれば、悲観的な人もいます。で…

  • 円満なる道

    世間を騒がせたご送金の事件がありました。妄想の世界ではなく、現実に起こるとは思ってもいなかった事件です。この事件によって、今まで普通に暮らしていたのが、今後は賠償や社会的制裁などがあり、どう考えても割に合わない行為でした。 もちろん欲に負けた本人の責任とはいえ悲しい結末です。通常は行動力が求められますが、今回の場合には自制力が求められました。自分の衝動を抑えることも大切であり、修養が求められます。心が安定している時は制御できるのですが、負の感情に翻弄されている時には思わぬことが起こるものです。 どのような状況でも、心境であっても超えてはならない一線を意識することです。それを「人の道」といいます…

  • プラスの関係

    車は給油することで継続して走行することができます。私達の日々の生活においても継続は大切なことなのですが、難しいことでもあります。そのため継続は力なりという格言があるのでしょう。簡単に得たものは簡単に失うものであり、じっくり時間をかけて身につけたものこそ大事な時に自分を支えてくれる柱になるのです。 家庭、職場、地域と様々な場所で様々な役割を担っています。どれも大切であり変わらずに存在したいと思うのですが、存続のためには「楽しい、学べる、癒される」といったプラスの要素がなければなりません。こういったものを得ることができているうちは続けることができます。それがいつしか「つまらない、負担、ストレス」と…

  • 喜びの輪

    親の子に対する愛を無償の愛といいますが、欲も思惑もない愛とはなかなかに難しいものだと思います。人間の思考や行動は欲望や打算によって支配されているとは言いませんが、大きな影響は受けているものです。しかし、それが人間というものであり、だからこそ、そういったものから距離をとれる人間関係は大切だと思うのです。 自分のことより優先できる相手がいることは、大きな喜びであり、人としての成長の道でもあります。自分のことばかりを考えているよりも、相手のために考えたり尽くすことが日々の充足につながります。自分の喜びよりも、相手の喜びを自分の喜びにできることが尊いのです。自分の喜びを求めることは子供であり、相手の喜…

  • 計らいを捨てる

    不祥事を起こした政治家の出処進退について、責務を全うしたいから続けたいというコメントに批判が集中することがあります。本人は何とか続けたい、ほとぼりが冷めるまで逃げのびたいという気持ちが伝わってしまうから、非難されるのかもしれません。何事にも立場というものがあり、公的な立場にあれば潔さも大切ではないかと思うものです。誰しも地位や特権に執着するものですが、恩恵を受けている立場ならばこそ、日頃から清廉潔白に努めなければなりません。 続けるべきかor辞めるべきか、進むべきかor退くべきか、誰もが経験する苦悩だと思います。ですが、その答えに正解はありません。結局は自分で決めるしかなく、自分で決めたことが…

  • 無私と個性

    仏教では無私といい自分を抑えることで、欲に翻弄されることなく周囲や社会と和合していくことを大切にしています。日本では古来より自分のことは後回しで、まず相手を尊重することを美徳としていました。お互いに相手を尊重するから良好な関係を築くことができるのです。キャッチボールを長く続けるためには、相手の取りやすいところに無理のないスピードでボールを投げることです。人間関係も相手が望む言葉や行動を打算なく届けることが大切であり、そのためには無私の境地が大切になります。 現代は無私とは真逆の個性ということが重視されます。まず自分の想いを主張することが人間関係の基本と考える人も多くなりました。ですが、お互いが…

  • 今日に感謝、明日に渇望

    話題の人物に密着取材する番組に登場した俳優さんが「自分は芝居が下手クソだ」と発言していました。誰もが知る俳優さんであり、演技が下手だとは思いませんし、本人の謙遜にも思えませんでした。本人は本気で下手クソだと思っており、だからこそまだまだ上手になりたいという向上心の塊のような印象を受けました。第一線で活躍している人々は例外なく現状に満足することなく、さらなる高みを目指しているのだと思うのです。 普通は「まあ、このくらいで」と早々に満足や妥協が訪れるものです。ですが、ここを乗り越えたところに成長や成果が伴うものだと思うのです。ある意味、普通ではないところまでいかなければ、普通ではないものを得ること…

  • 最近の学校教育

    参観日に行って驚くのは先生の存在感がないことです。今は授業の主役は生徒であり、先生は授業のサポート役として目立たないようにしているそうです。子供達が自発的に授業を作っていくといえば理想的なのでしょうが、小学生の子供達に必要なのは基礎学力の習得であるようにも思えます。プレゼンする子供達を見ていてすごいと思いながらも、不安が伴うものです。 基礎学力は大事だと思いながらも、自分で考えることのできない若者の増加も不安になります。指示がないと動けないというのでは、主体的に生きていくことはできません。物事を判断する場合には、状況を判断しながら最良の選択肢を作っていかなければなりませんし、選択したならば自分…

  • 扉の鍵は

    コロナ禍にあり何をしても楽しめないという人が増えてきているのかもしれません。楽しめないということは、何をしてもつまらない、不満になるということです。日々の生活において何をしてもつまらないというのは人生の危機的状態であり、見直しが必要なのかもしれません。同じその状況を楽しんでいる人もおり、「楽しいorつまらない」とは状況や相手は関係なく、自分のモチベーションの問題だと思うのです。中学生があほらしいことで盛り上がっているのはテンションが高いからなのですが、それを冷めた目で見ている友人と、どちらが楽しいのでしょうか。 バカをやって盛り上がるのは若者の特権ですが、年を重ねるほど楽しもうとする意欲が必要…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、副山主さんをフォローしませんか?

ハンドル名
副山主さん
ブログタイトル
甲子大黒天本山のブログ
フォロー
甲子大黒天本山のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用